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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョー「な・・・・・・っ!?」

カズーイ「な・・・・・何よ。これ・・・・・・。」

二人は物凄い表情で驚く。まるで、見たことのないものを見たように・・・・。

そう。赤いバッテンが変化したのはなんと、【?】であった。

バンジョー「は・・・・?(ハテナ)だって・・・・・??」

カズーイ「矢印ではない・・・・・?では、宝箱は一体どこに・・・・・?」

カンシー「余所見をするな!!!!!!!!!!」

カンシーは赤いハテナを見て、戦うどころではなくなったバンジョーを思いっきり殴った。

バンジョーとカズーイ「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

バンジョーとカズーイはカンシーの打撃で吹き飛んでしまい、

岩場から落とされそうになるが、カズーイはまたも左右の翼を羽ばたかせ、

再び浮かび上がり、ゆっくり飛んで岩場に戻そうとするが・・・・・。

カズーイ「ふふん。何度でも戻っちゃうわよ!」 だが、いつまでもそうは限らなかった。

カンシー「もうさせんわァ!!!!」  カンシーは物凄い横走りで二人に迫る。

今の二人はまだ飛んでいて、岩場に着陸しようとする行く直前。反撃できない。

バンジョー「うわっ!??」  カズーイ「げげっ!?ちょ・・・・ちょっと・・・・・;」

カンシー「ぉらあああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」

カンシーは容赦なくバンジョーを思いっきり殴り、下の方へと叩き落とした。

バンジョー「ぐほっ!!!?」  カズーイ「わああぁぁぁ・・・・・!!!」

ボトルズ「あっ!!!バンジョーとカズーイが海に落ちていく!!!」

エレナ「・・・・でも、海に落ちた時の音がしないわよ・・・・?」

プルレス「確かに、ザプーンと音がしなかったね・・・・・。」

リーキー「岩場の近くの海面が見えるところへ行って見ましょう!!!」

そして、4人は岩場の周りの海面を見ようと海と浜辺の間のところへ走った。

ボトルズ「おお・・・・・っ!!これは・・・・・・!!」

4人の目線には岩場の近くにある砂だけの小島があった。さっきボトルズたちが見た、

岩場の後ろのところに密かにあったので、みんな知らなかっただろう。

その小島にバンジョーとカズーイが倒れていた。しかし、

バンジョーはゆっくり立とうとしていたのだ。カズーイも起きていく。

バンジョー「う・・・・うう・・・・!う・・・海じゃない・・・・・?」

カズーイ「あたいたち、まだ死んでないので・・・・。あっ!!?」

そして、二人は上の方を見て驚く。何故ならそこからカンシーが岩場から飛び降りて来たからだ。

バンジョーは着地したカンシーの前に、堂々と立ち上がった。

カンシー「ククククク・・・・・!どうやらここがお前たちの墓場に相応しそうだなァ。」

バンジョー「どういう事だ!!?」

カンシー「下を見るがいい・・・・。」  カズーイ「下・・・・?あっ!!!」

バンジョー「ま・・・・・またバッテン・・・・・・!??」

二人は下の方を見て、驚く。そう。この小島にも赤いバッテンがあったのだ。

カンシー「どうやら、このバッテンこそが本物かも知れないぞ?」

カズーイ「・・・・・っ。本当にそうなの??」

カンシー「さァ?自分で確かめて見るがいい・・・・・。」

バンジョー「じゃあ・・・。お前を倒してからだ!!!」

そして、バンジョーが走り、カンシーも走った。両者はまた激突する。


一方、ラーティとサリマは数名の同志たちを引き連れて、ニッパーのアジトたる灯台へ目指そうと、

岩山を走っていた。ラーティたちはブラバーからの情報を頼りに進んでいるそうだ。

ラーティ「もうじき灯台へつくハズだ!!」  サリマ「みんな!!気を引き締まって!!!」

同志たち「おう!!!!!!!!!」  そして、一同はひたすら進む。そして・・・・。

ついに灯台のところへとたどり着いた。一同は灯台の前に止まる。

ラーティ「ここが・・・・。グランティ第6海軍のアジト・・・・・。」

サリマ「でも、扉が開いているままだわ。誰かが先に侵入したのかしら?」

ラーティ「とにかく進もう。あのローブの二人も後から来ると聞いたからな。」

その時、灯台の入り口から何者かが吹き飛んできた。一同はこれを見て驚く。

「ぐわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

クラッシャー一同「!!!!!????」

ラーティ「な、なんだ!!??」  サリマ「ダ・・・・ダッタさん!!!!」

そう。入り口から吹き飛ばされたのは、ダッタであった。

ダッタはラーティたちの前に落ちる。サリマがダッタに駆け寄る。

サリマ「ダッタ!!大丈夫!!?」

ダッタ「ぐ・・・・っ!!あの・・・・サザエ貝女ァ・・・・・!!」

ダッタは力のなさそうな声で言った。よく見れば、ダッタの体中には、

傷だらけがある。特にこれはハサミに切られた跡が多い。

ラーティ「サザエ貝女・・・・?まさかっ!!!」  ラーティたちは灯台の入り口から、

何者かが歩いてきた。それは、アルシェルであった。そう。ダッタはアルシェルに、

圧倒されてしまったのだ。アルシェルはそれほどに強そうだからだ。

アルシェル「その・・・・・まさかよ。」  ラーティ「アルシェル!!!!!」

サリマ「あなたが・・・・ダッタを・・・・・・・!!」

アルシェル「そうよ・・・・。こいつは女の敵よ。まァ、仕方がないわよねぇ。

あなたたちクラッシャーはちっちゃな悪者が多そうなテロリストだからねぇ・・・・。」

ラーティ「確かに、俺たちはテロリストかも知れない。だがなァ・・・・・!」

ダッタ「てめーらグランティを滅ぼせるなら、手段は選ばねェから・・・・・!!」

ダッタはそう言いながら、ゆっくり立ち上がる。サリマもアルシェルに銃を構える。

サリマ「あなたたちは必ず、私たちが倒して見せます!!!」

アルシェル「どうかしら?たとえ私が死んでも、ニッパー様には勝てないわよ。誰にもね・・・・。」

ラーティ「なにィ・・・・・?あっ!!」  サリマ「じ・・・・地震!??」

アルシェル「地震ではないわ・・・・・。ついて来なさい!!!」

アルシェルはそう言った後、すぐに右の方へと跳んで行った。下のところへと着地するそうだ。

ラーティ「むっ!??お、追うぞ!!!!」 サリマたち「おう!!!!!」

そして、ラーティは灯台のところより下のところに来た。そこにアルシェルがいた。

よく見れば、彼女の後ろの岩壁には何やら大きなコンクリートのドアがあった。

ダッタ「なんだ!?このドアは!!?」

アルシェル「ふふふふ・・・・。間もなくニッパーが出てくるわ。その瞬間をとくと見なさい!!!!」

アルシェルはそう言いながら、コンクリートのドアに手を向ける。そのドアがギギギギ・・・・と、

音を出しながらゆっくりと開き始めた。そして、ドアが大きく開き、そこから巨大なヤドカリの、

姿をした怪獣が出てきた。そう。そいつこそが、この島を支配する悪の親玉、ニッパーであった。

ニッパー「ガルルルルルルルルルルルルル・・・・・・・・・!!!!!」

クラッシャー一同「おお・・・・っ!!!」  一同はニッパーの姿を見て、驚く。

ラーティ「こ・・・・こいつがニッパーか・・・・・・!!」

サリマ「な、なんて大きいの・・・・!?」

ダッタ「スクリーンで見たぜ。てめぇがグランティ第6海軍のボスだろ?」

ニッパー「ガルルルル・・・・!貴様らが今回、この俺様のシマに来たクラッシャーの、

クズどもか?えぇ?ガルル・・・・。ビーバーに変な布の怪人。後は愚かな人間どもか。

あまり極上じゃねェ組み合わせであるなぁ?おい!ガルルルルルル・・・・・!!」

ダッタ「あぁ?ヤドカリのクセに随分と態度がでけぇじゃねーか?コラ!」

サリマ「私たち愚かな人間を、あまり馬鹿にしない方がいいわよ。

この島はあなたたちだけの物にはさせない!!この島を解放してみせるわ!!!」

ラーティ「グランティ第6海軍ボス、ニッパー水軍長よ。今こそ貴様の首を、

我らが貰い受け、貴様の部隊と野望を必ずや消し飛ばしてみせるっ!!!!!」

アルシェル「残念だけど、ニッパー様は私が防衛いたしますわ。」

ニッパー「ガルルルルル!!アルシェルよ。クラッシャーを倒せ。俺様は、

あの例の熊と鳥、そして邪魔な海賊を排除してみせよう。ガルルルルルルルッ!!!!!」

そして、ニッパーは突然、跳びだして、荒地の方へと向かった。

ラーティ「あ・・・っ!待て!!!」  アルシェル「あんたらの相手は私よ!!!」


バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!!!」

カンシー「ぐあああぁぁぁぁぁ!!?」 バンジョーとカズーイはくちばしアタックで、

カンシーを攻撃し、海の方へ吹き飛ばした。カンシーは海に落ちてしまう。

ボトルズ「これでヤツもスナッカーに・・・・!!えっ!!?」

カンシー「とおぉぉぉう!!!!」 しかし、カンシーは海から飛び出し、小島に着地した。

バンジョーとカズーイ「な・・・・・っ!!??」

カンシー「クククク・・・・!間もなくお前たちの終わりの時が来たのだ。見よ!!!!」

カンシーが海の方にハサミを向けると、二人はそこを見る。その海から、

無数の目のついた黒い戦艦があった。ちなみに、その戦艦の群れの中には、

無数のシャップネルが泳いでいた。ダルシップ艦隊が島に接近してきたのだ。

バンジョー「おのれ、カンシー・・・・・・!!!」  バンジョーはカンシーに顔を向ける。

カンシー「さぁ・・・・。ここからが本当の戦争だ・・・・・!!」

ついにグランティの第6海軍のボス、ニッパー水軍長がその姿を表し、

クラッシャーとバンジョーたちを完全抹殺しようと動き出しました。

そして、同じグランティの部隊たるダルシップ艦隊もついに総攻撃をかけようとします。

この恐怖の総攻撃に、バンジョーとカズーイ、そしてクラッシャーは勝てるのでしょうか?

そして、この島を救える事ができるのでしょうか・・・・!?

次回につづく

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カンシー「おらあぁぁぁっ!!!!」  カンシーはハサミで殴りかかる。

バンジョー「わっ!!!」  バンジョーは間一髪、敵の打撃を避ける。

カズーイ「は、速い・・・・!!!」  カンシー「てやっ!!!」

しかし、カンシーはもう片方のハサミでバンジョーの腹を突いた。

バンジョー「ぐはあぁぁぁ・・・・・っ!!!!」 バンジョーは敵の打撃を受けて、倒れそうになる。

カズーイ「バンジョー!!大丈夫!!??」

バンジョー「うん・・・・。平気さっ!!!」

プルレス「敵は打撃のスピードも速いなんて・・・・!」

リーキー「この勝負・・・!熊さんと鳥さんは勝てるのでしょうか・・・!??」

エレナ「信じましょう!!!あの二人がグランティを倒してくれると言う事を・・・・!!」

エレナの発言に3人は頷く。バンジョーが反撃に出ようと、カンシーに殴りかかる。

バンジョー「うおおおぉぉぉぉぉ・・・・・・!!!!」 カンシー「ふん・・・・!」

しかし、カンシーはバンジョーのパンチを少しだけの横歩きで余裕に避けてしまった。

プルレス「横歩きをほんのちょっとするだけで避けれた!??」

ボトルズ「スピードはもちろん、神経も強いとは・・・・・!!」

カンシー「とぅああぁぁっ!!!」 カンシーはハサミでバンジョーを殴る。

バンジョー「ぐああぁぁぁ!!!!」

カンシー「パンチとはこうするものだぞ?熊よ。」

しかし、敵の打撃を受けて吹き飛びそうなバンジョーはなんとか耐えて、

足に地面を力いっぱい踏みつき、

それと同時に拳に力をいっぱい集中し、それで思いっきりカンシーを殴る。今度こそ命中した。

バンジョー「はああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 カンシーは攻撃を受けた事に驚く。

カンシー「ぐぉ・・・・っ!!!??」 倒れそうなカンシーは足に地面をつけ、強烈な打撃に耐えた。

カズーイ「バンジョーだってパンチくらいは知ってんのよ!!!!」

バンジョー「おおおぉぉぉぉぉ!!!でぁ!!たぁ!!とぉ!!」

そして、バンジョーはパンチニ発、キック一発でカンシーにダメージをあたえる。

カンシー「ぐっ!!くぅ・・・・!そらぁ!!!」 しかし、カンシーも負けずにアッパーで反撃する。

バンジョー「うわっ!!!」 バンジョーはアッパーをくらい、ひるんでしまう。

カンシー「調子に乗るなっ!!!」  カンシーはパンチでバンジョーを殴る。

バンジョー「ぐわあぁぁっ!!・・・とっとっと・・・・。」

バンジョーは倒れそうになると、必死でバランスを取り戻し、なんとか立てた。

カンシー「はああぁぁぁぁっ!!!!」  カンシーは素早い横走りでバンジョーに迫る。

バンジョー「また来る!!!」  カズーイ「かくなる上は、カズーイダッシュ!!!!!」

カズーイはリュックから足を出して、カズーイダッシュ形体となる。カズーイは、

素早い走りでいち早くカンシーから離れる。カンシーはあまりのスピードに、何故か驚かなった。

カンシー「ほう・・・・。これがカズーイダッシュか・・・・。噂通りのサポート技・・・・。」

カンシーは恐れるとは逆にカズーイのサポート技を褒めていった。

エレナ「あいつ・・・・。バンジョー君とカズーイちゃんを認めたっての・・・・!?」

ボトルズ「流石は、隊長と言う事だけはありますね・・・・・。」

そして、カズーイは素早く走り続け、カンシーの周りの走り続けていた。

しかし、カンシーはそんなカズーイに対し、何故か目を瞑り冷静に固まるようにじっと立っていた。

バンジョー「あいつ・・・・。何か止まっているぞ・・・・??」

カズーイ「きっと、あたいのカズーイダッシュに怖気ついたのよ!!!ほらほら!!

もっとスピードを出すわよ!!!どーう?見えないでしょォう??」

カズーイは敵が止まっている事に調子に乗って、さらに走り回る。

確かに、この速さでは普通、目でとらえるのは難しいだろう?しかし・・・・。

カンシー「・・・・・・ふん!!!!」 突然、カンシーの姿が消えてしまった。

バンジョー「なにっ!!!?」  カズーイ「カンシーが消えた・・・・!??」

カンシー「別に消えてなどないが・・・・?」

カズーイ「っ!??」 カズーイは後ろからカンシーの声が聞こえた事に驚く。

バンジョー「・・・っ!?ああっ!!カ・・・カンシー!!!!」

カズーイ「え・・・・?な・・・・・っ!??」  バンジョーは後ろから、

カンシーが物凄いスピードによる横走りで追っているのを見て驚く。カズーイも後ろを見て驚いた。

そして、カンシーはカズーイを追い越してしまった。カズーイはこれを見てさらに驚く。

カズーイ「は・・・・速い!!!速すぎる!!!!!」  そう。カンシーのスピードは、

カズーイダッシュによるスピードを遥かに上回っていたのだ。カンシーはカズーイの前に、

向くように、跳んで自分の体を浮かばせていった。どうやら攻撃する気だ。

バンジョー「カ、カズーイ!!ダッシュの中止を・・・・!!」

カズーイ「い、今とめようとしても、無理なのよ・・・・っ!!!」

カンシー「おォらああぁぁぁぁっ!!!!!」  そして、カンシーはハサミを、

思いっきりカズーイの顔を殴った。物凄い風圧に包まれた拳に殴られたカズーイは、

物凄く飛ばされた。バンジョーとカズーイは再び戦場から落とされてしまうのか?

バンジョーとカズーイ「うわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

プルレス「バンジョーさん!!カズーイさん!!!」 リーキー「負けてしまう・・・!!」

カズーイ「・・・・・っ!!!誰が負けるかァ!!!!」

カズーイはリュックから翼を思いっきり広げる。それにより、バンジョーとカズーイは、

岩場から寸前の外で浮かび上がり、そのまま羽ばたいて、岩場の上へと戻った。

カズーイ「無駄よ!!あたいのこの翼がある限り何度でも落ちやしないわっ!!!!」

カンシー「・・・・・・・っ!!」


アジトでは、アルシェルが通信会話をしていた。

アルシェル「そう・・・・・。また一つの分隊がクラッシャーに・・・・。」

グラントリングの声『はっ!このままでは我が部隊が戦力が削られていき・・・・。』

アルシェル「まだ耐えるのよ!!間もなく援軍が来てくれる。それまでに・・・・!!」

その時、モニターからニッパーの姿が映された。アルシェルはそれに気づいて、彼の方を見る。

アルシェル「ニッパー様・・・・・。」

ニッパー『ガルルルルル・・・・!アルシェルよ。そろそろ援軍の艦隊が到着する。

そろそろ俺様も出陣する事にしよう・・・・・。あの熊と鳥を倒すためにもなァ・・・・。』

アルシェル「えっ!?ニッパー様自らが・・・・!?」

ニッパー『グランチルダ様が決着を着けろと命令していらっしゃった。奴らクラッシャーと、

熊と鳥。それにあの海賊たちもいつまで立っても全滅できぬだろう・・・・。そこで、

俺様自らが奴らを一双しようと言うのだ!!アルシェルよ。お前も出るのだ。

我らの総力をあげて最終戦争を仕掛けて、外敵どもを一気に殲滅するのだ!!

ガルルルルルルルルルルルルルルルルル・・・・・・・・・!!!!」

アルシェル「はっ!全戦力でこの島を完全に支配してみせましょう・・・・・!!!」

ニッパー『うむ・・・・!決戦の時だ!!ガルルルルルルルルル・・・・・!!!』

ダッタの声「ほう・・・・。そいつがお前らのボスのニッパーか?」

アルシェルと部下たち「むっ!!!??」 アルシェルたちはダッタの声が聞こえたため、

敵がどこにいるのかと警戒し始める。すると、出入り口の階段の通路の中に、

ダッタがマシンガンを構えて、モニターの中のニッパーの姿を見ているではないか。

そう。ダッタは既に敵部隊のアジトに侵入していたのだ。アルシェルはその事に驚く。

アルシェル「クラッシャーの戦士・・・っ!!どうやって・・・・・!!」

ダッタ「ケッ!てめーの部下がマヌケだからねェ・・・・w」

ニッパー『ガルルルル・・・・!!アルシェルよ。潜入したクラッシャーの息の根を止めろ!」

アルシェル「はっ!!者ども、かかれェ!!!!」 スピニットたち「へい!!!」

アルシェルの命令にスピニットたちが一斉にダッタに近づいた。

ダッタ「俺に近づくんじゃねええぇぇっ!!!!!」 ダッタはマシンガンを乱射して、

ここにいる全てのスピニットをバラバラに吹き飛ばした。アルシェルは怒り心頭に次に命令する。

アルシェル「おのれっ!!!グラントリング!!射撃しろ!!!」

アルシェルの指令に、グラントリングたちは一斉に銃器を持ち出し、

それぞれテーブルや椅子などに隠れて、それぞれそこから射撃しようとした。

ダッタ「へっ!ようやく銃撃戦か・・・!上等だぜ!!!!」

アルシェル「撃てェ!!!!」  そして、グラントリングたちは、

一斉に射撃して、ダッタを襲うが、ダッタは右の方の階段のところに移動する。

それによって、無数の銃弾がダッタに命中せず、全て壁にあたっていた。

ダッタ「・・・・・っ!おらああぁぁぁっ!!!!」

そして、攻撃が止んだ事に気づいたダッタは、すぐに敵陣の前に出てマシンガンを連射する。

しかし、グラントリングたちは物陰に隠れているので、多くは命中できないが、

隠れに遅れた二人のグラントリングが多くの銃弾に撃たれたので、倒れて死んでしまった。

グラントリング「うわああぁぁぁぁぁ!!!!」 「く・・・っ!このォ!!!」

そして、3人くらいのグラントリングが再び射撃を始めると、

ダッタはそれを避けて、階段から出てとうとう敵陣に突入し、そこでマシンガンを乱射する。

一つの大型コンピューターつきテーブルに隠れた一人のグラントリングが倒され、

ダッタはそこに隠れた。そのテーブルのところにいた二人の敵が別のテーブルへと移る。

多くのグラントリングはダッタを狙うように、彼のいるテーブルに集中射撃を繰り出した。

ダッタ「へ・・・・っ!弾の無駄遣いすんじゃねえぇぇぇぇ!!!!!」

ダッタは隠れながら、マシンガンを連射して少数のグラントリングを撃ち倒した。

残りのグラントリングが射撃を続ける中、一人のグラントリングが、

ダッタを倒してしまおうとテーブルから出て、彼の方に向かって走っていた。

グラントリング「おおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!クラッシャー!!!!!」

そして、グラントリングはテーブルに隠れているダッタに近づき、銃口を向けた。

ダッタ「ふん!!」 しかし、ダッタはそれに気づき、その敵をナイフで突き刺した。

グラントリング「ぐあ・・・・・・っ!!!?こいつ、ナイフまで・・・・!?」

グラントリングはそう言いながら、倒れて死んでしまった。

ダッタ「一人ではしゃぐなって・・・・。むっ!?」

ダッタはまた敵が一斉射撃をしてきた事に気づく。

ダッタ「ケッ!そろそろ・・・決着をつけねェとなああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

そして、ダッタはジャンプして、その時にマシンガンを連射した。上に跳んだダッタの、

攻撃が下に隠れていたグラントリング全てを倒していった。これで射撃部隊も全滅だ。

アルシェル「ちっ!役立たずどもが・・・・・・っ!!!」

ダッタ「その言葉、エロそうなあんたが言うような言葉じゃなくね?」

アルシェル「あんた・・・・。死にたいの?」

ダッタ「死ぬのはお前だろ?まァ、

俺ならあんな事やこんな事をした後でじっくり甚振ってやるけどなw」

アルシェル「こ・・・!このおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」


バンジョーとカズーイ「うわああぁぁぁぁぁっ!!!!」 二人はいきなりカンシーの打撃にひるむ。

カンシー「そら!!もっと行くぞォ!!」 そして、カンシーがハサミでまた殴りかかる。

カズーイ「また来るわよ!!!」  バンジョー「わかってる!!パンチなら・・・・!!」

そして、バンジョーもカンシーに向かって殴りかかる。そして、両者の拳がぶつかり合った。

バンジョー「う・・・・・っ!?」 しかし、カンシーのハサミの手は鋭く、

バンジョーの拳が少しだけ抉られてしまう。そして、バンジョーの拳とカンシーのハサミが、

離れた時、カンシーはもう片方のハサミで攻撃する。

カンシー「もう片方・・・・・!!」 バンジョー「ツメツメパンチ!!!!!」

しかし、バンジョーはいきなり強力なラッシュでカンシーを連続攻撃をした。

カズーイ「続けて、キキツキアタック!!!!!」  そして、ツメツメパンチの後に、

すぐにカズーイがキキツキアタックでカンシーに大ダメージを与えた。強烈なコンボ技だ。

カンシー「ぐおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」  カンシーはあまりのダメージにさがる。

カズーイ「まだまだ!!!タマゴミサイル!!!!!」

さらにカズーイはタマゴミサイルを連射して、カンシーを襲う。

カンシー「っ・・・!!ふん!!せぃ!!はっ!!」 しかし、カンシーは、

ハサミを振り続けて、カズーイのタマゴミサイルを次々と弾き、壊してしまう。

だが、最後の一発が直撃してしまい、カンシーはひるんでしまう。

カンシー「ぐおぉぉ・・・・!!ぬぅぅ・・・!まだァ・・・・終われん!!!!」

カンシーはすぐに気力を取り戻して、物凄いスピードで、また二人を襲う気だ。

バンジョー「こうなりゃ奥の手だ!!!」  カズーイ「ええっ!!」

そして、カズーイはリュックから足を出して、それを地上につく。これは・・・・。

バンジョーとカズーイ「ショックジャンプ!!!!!!!」

カズーイの足が物凄い弾力で、二人は物凄く空高くジャンプした。

カンシー「これは・・・・!新しい技か・・・・!?」

流石のカンシーもバンジョーとカズーイの新しい技を理解し損ねていたそうだ。

バンジョー「ショックジャンプでは、とんぼがえりジャンプの時よりとてもジャンプが強いそうだな。」

カズーイ「ええっ!!これでくちばしバスターを決めてみせるわ!!!」

そして、物凄い上空からバンジョーとカズーイはくちばしバスターを繰り出す。

バンジョーとカズーイ「くちばしバスター!!!!!!」

バンジョーとカズーイのくちばしバスターがカンシーに迫る。

エレナ「くちばしバスターが決まれば流石のカンシーも・・・・!!」

ボトルズ「しかし、ヤツは今までのスピニットより強いと言ったのですから、

あるいはブラックのようにタフな硬さを誇っていたりする恐れも・・・・!!」

バンジョーとカズーイ「くらえええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」

カンシー「ち・・・・!ちいぃぃ!!!」 しかし、カンシーは素早く避けてしまった。

それにより、カズーイの嘴が赤いバッテンの中心に突いた。

バンジョー「あっ!!!」  カズーイ「敵に避けられて、赤いバッテンに・・・・。」

そして、赤いバッテンは光り始めた。そう。変化を始めようとしている。

カンシー「おお・・・・・!バッテンが変わっていく・・・・・・!!!」

バンジョー「でも・・・・。また、矢印に変わってしまうのか・・・・・!??」

カズーイ「もうそんなの嫌よ・・・・!せっかく苦労してここまでたどり着いたのよ?

お願い、今度こそ・・・・!!」

果たして、赤いバッテンはまた矢印になってしまうのか。それとも、

素晴らしき金色の宝箱が出てくるのか。そして、バッテンが完全に変わった。それは・・・・。

つづく

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今回はバンカズファーストの第10、11、12話を収録しました。

おたからザクザクびーちを戦場にグランティ、クラッシャーとの壮絶?な戦いを、

繰り広げる中、ブラバー一味とやらの海賊と仲間として出会います。

そして、カズーイがあのおなじみの新技を披露します。

第10話・閉ざされし翼!カズーイよ空へ!!

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/752/(パート1

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/756/(パート2

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/764/(パート3

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/770/(パート4

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/773/(パート5

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/776/(パート6

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/779/(パート7(終

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/780/(次回予告

第11話・海賊ブラバーはのんびり船長

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/784/(パート1

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/786/(パート2

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/792/(パート3

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/802/(パート4

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/806/(パート5

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/810/(パート6

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/812/(パート7(終

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/813/(次回予告

第12話・砂の城の秘密

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/818/(パート1

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/829/(パート2

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/840/(パート3

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/847/(パート4

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/862/(パート5

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/867/(パート6

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/872/(パート7(終

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/873/(次回予告

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サリマ「夜の時・・・・・・??」

ブラバー「そう・・・!あの夜はとても恐ろしい夜であった・・・・。」


これは、バンジョーたちがこの島に訪れる前の日の夜の出来事である。

その時のブラバーはエレナと二人で海賊船から出て、この島を探検していた。

二人は今、とある荒地・・・・と言うより岩山のようなところにいた。

そこは、この島の頂上に近いところであった。その頂上の中心にある、

灯台が灯りを照らしていた。まるで、何か見張っているかのように・・・・・・。

エレナ「この島には灯台があるみたいですね・・・・・。」

ブラバー「うむ・・・・。やはり、ここはシャークックアイランドであるな。

キャプテンネロスはこの島を支配した記念に灯台を建てたと聞いておる。

しかし、ネロスが死んで灯台から光が出ないようになったと言うのじゃが・・・・?」

エレナ「しかし、灯台から光が出ています・・・・。誰かが使っているのでしょうか?」

ブラバー「ふむ・・・・。恐らく、別の海賊かも知れないのォ・・・・。

そうじゃ!あの灯台に行ってみよう!!もしかすると、そこにまだ、

ネロスは手に入れた財宝が残されているのかも知れん!!運がいい時は、わしの財宝も・・・・。」

エレナ「そうですね・・・・・。」

エレナはブラバーの意見に賛成して、微笑む。しかし、急に真剣な表情に変わった。

エレナ「っ!!?何か聞こえてきませんか・・・・?」

謎の声「ガルルルルル・・・・・・・!」

ブラバー「え・・・・・?うむ!?確かに聞こえる・・・・・。これは怪物の声じゃ!!」

エレナ「・・・・あの方向から聞こえます!!」

ブラバー「うむ!!ゆこう!!」  二人は怪物の声が聞こえる方向へと進んだ。

二人は走り続ける。しかし、目の前から何かを見たように、急に岩場に隠れた。

ブラバー「・・・・っ!!なんじゃ・・・・?あれは・・・・!!」

二人が見たのは、無数のスピニットと彼らの前に君臨するように立っている二人の何者かであった。

その何者かとは、巨大なヤドカリのような怪獣と、背中にサザエ貝が等身大の人間の女性であった。

その女性はアルシェルであった。しかし、その巨大なヤドカリのような怪物は・・・・・。

エレナ「スピニットたちです・・・。それに、あの少女とヤドカリの怪物は・・・・?」

ブラバー「わからん・・・・・。じゃが、もう少し様子を見てみよう・・・・・。」

エレナ「そうですね・・・・・。なんか、このスピニットたち。怯えているそうです・・・・・。」

エレナの言うとおり、アルシェルと怪物の前に立っているスピニットたちは何故か怯えていた。

そう。このスピニットたちは一般のスピニット族で、アルシェルたちに捕まってしまったのだ。

アルシェル「ふふふふふふ・・・・・。諦めなさい。もうじきあなたたちは、

この素晴らしい我らがボス、ニッパー様の手下になるのだから・・・・。」

アルシェルの隣にいる巨大なヤドカリの怪獣。その貝はピンク色で、

顔が緑色。目が黄色く輝いていて、不気味に口が笑っていた。

そう。この怪獣こそがグランティ第6海軍のボス・ニッパーの姿であったのだ。

ニッパー「ガルルルル・・・・!!貴様ら、覚悟はできてんだろうなァ・・・・・!!」

スピニット「い、嫌だ!!!俺はグランティなんかになりたかねェ!!!!」

「俺たちを村に返してくれ!!」  「戦って死ぬなら、自殺した方がマシだ!!」

ニッパー「だが、間もなくお前たちは新たなこのニッパー様の手下としての運命を受け入れるのだ。

ガルルルルルルルルルル・・・・・・・!!!!!」

ニッパーは両目から黄色い怪光を放射し、それをスピニットたちに浴びせた。

スピニット「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・!!!!!!!!」

光を浴びたスピニットは苦しむが、やがてそれを快楽を変えるかのように笑い狂った。

スピニット「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!!!」

ブラバー&エレナ「・・・・・・・っ!!!!」  二人はそれを見て、驚愕する。

ニッパー「この俺様の洗脳光線により、どんなスピニットもあっと言う間に俺の手足に変わるのだ・・・・。」

アルシェル「そして、この島の全ての生き物を貴方の兵器に変えて・・・・。」

ニッパー「ガルルル・・・・!そう。あのネロスが建てた古き灯台をアジトに改築した時と同じように、

この島全体を我らグランティの兵器に改造して、

巨大なる要塞にしてくれるわっ!!!!ガルル・・・・・。」

アルシェル「そう。この島を我々が完全に支配し、要塞にすればグランティの世界征服は、

さらに加速できると言う事はもちろん、クラッシャーや世界政府も我らに勝てなくなる。

つまり、我らがグランティで最強の部隊になれると言う事よ!!あははははははは・・・・!!!」

ニッパー「さァ!ゆけ!!我が同士たちよ!!このおたからザクザクびーち・・・・もとい!

シャークックアイランドを我らの巨大要塞基地にすべく大暴れするのだァ!!!

ガルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!!!」

アルシェル&スピニットたち「おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉう!!!!!!」


そして、現在・・・・。ブラバーは過去の恐怖に震えていた。ラーティやサリマは、

その過去の話を聞き、動揺していた。

ブラバー「わしらはなんと言う恐ろしい島に来てしまったんじゃ・・・・。

ニッパーは光線でスピニットたちを操る事ができるんじゃ・・・・・!!」

サリマ「どうりで一般だったスピニットたちが悪の手先になるワケだわ・・・・。」

ラーティ「それで、ヤツは・・・・。ニッパーは巨大なヤドカリの怪物だって・・・・。」

ブラバー「ああ・・・・。ヤツはそう名乗ったのじゃ。あのヤドカリは凶悪じゃ。

その目的はこの島全体をグランティの要塞にしようなんて・・・・。

なんとも恐ろしや・・・・!このままではわしらも殺されてしまう・・・・。」

サリマ「恐れる事はありません。あなた方は我らが守ります・・・・・。」

ラーティ「ニッパーの野望は必ず我々が阻止してみせます・・・!

そして、この島を救ってみせる・・・・!!」

ブラバー「そうかぁ・・・。じゃが、ヤツはとても凶暴そうじゃ。勝てる自信はあるのかのぉ?」

ラーティ「自信はあるかないかはわかりませんが、我々はあくまで奴を倒す執念は消しませぬ。」

ブラバー「わかった・・・・。この島を救うのは良いが、少しばかりの条件を与えるが、よいかのぉ?」

ラーティ「なんですか?」

ブラバー「・・・・・あの熊と鳥を殺さないでやってくれ。わしから見れば、

あの二人はどう見たってただ戦いに巻き込まれた平凡な動物たちに過ぎない・・・・。

だから。あの二人を殺さないでくれぃ。あの二人は、わしの失った財宝を探してくれると言った、

優しい男女であるんじゃ。わしはあの二人が危険な存在ではない事がわかっておる。じゃから・・・・。」

ラーティ「・・・・・・っ。」  サリマ「・・・どうする?ラーティ。」

ラーティとサリマはブラバーにバンジョーとカズーイを殺さない約束を要求され、

戸惑っていた。二人は黙り込んでいた。まるで、決意を考えているように・・・・・。

そして、ラーティはブラバーに向かって、口から決意を表した言葉を放つ。

ラーティ「・・・・わかりました。約束しましょう。」

サリマ「あの熊と鳥は殺さない事にします。」

ブラバー「ありがとう・・・・。しかし、もし約束を破ってしまったら、

一生・・・・・お前たちクラッシャーを許さないだろう。協力もせん・・・・。」

ラーティ「・・・・別にあなたたちからの協力を得る必要などいりません。

必ず、我らの手でニッパーを倒し、この島を支配する軍団を倒してみせましょう・・・・・。」

素晴らしき金色の宝箱のありかを記した赤いバッテンの描かれた岩場の上では、

バンジョーとカズーイVSカンシー小隊最後の一匹にして隊長クラスのカンシーの戦いが始まった。

カンシー「・・・・・かかって来るがいい。」  バンジョーとカズーイ「何っ!?」

二人はカンシーの言葉に動揺する。余裕なのかカンシーは挑発をしているのだ。

カンシー「どうせ俺がいきなり攻撃して勝ってもつまらぬしなァ。」

カズーイ「じゃあ、ずっと攻撃できなくなるようにしてやるわっ!!!!」

バンジョー「おう!!!いくぞおおぉぉぉぉっ!!!」  二人はカンシーを倒そうと走り出した。

そして、カンシーに近づいたバンジョーが力いっぱい握った拳で敵を倒そうとする。しかし・・・・。

バンジョー「どぉりゃああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

バンジョーの鉄拳がカンシーに命中したと思いきや、カンシーが何故か突然、消えてしまった。

リーキー「な・・・・・っ!?き、消えた・・・・・・!!」

カズーイ「ど・・・どこへ・・・・!!」  バンジョー「あいつ・・・!まさか・・・!!」

ボトルズ「っ!!!バンジョー!カズーイ!後ろ!!!!!」

バンジョーとカズーイ「え・・・・・??」  二人はそう言われて、後ろを向いた。

そこからカンシーがハサミで殴りかかってきた。そう。カンシーは物凄いスピードで、

バンジョーの打撃を避けて、二人の背後につき、既に攻撃準備に入ったのであった。

カンシー「落ちろおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

カンシーはハサミを思いっきり振って、バンジョーとカズーイを殴り飛ばす。

バンジョーとカズーイ「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

二人はカンシーの打撃を受けて、あまりの衝撃に岩場から海面へと飛ばされてしまう。

エレナ「たった一撃でなんと言う威力なのっ!!!?」

プルレス「このままじゃ、二人が海に落ちちゃう!!!」

しかし、カズーイはリュックから羽を思いっきり広げて、その翼を羽ばたかせて、

空へ浮かんだ。それにより、バンジョーとカズーイは海に落ちずに済んだのだ。

カンシー「ほう・・・・。やると思ったよ・・・・。」 そして、バンジョーは岩場の上に着地した。

バンジョー「何が思ったんだ!??」 そして、カズーイが羽をリュックにしまう。

カンシー「戦場から離脱されて落とされそうになった時に、必ずセーフさせるとな。」

カズーイ「そこまで読むなんて。あんた・・・・!一体、何様のつもりよ!!!」

カンシー「俺は第6海軍の中で一番多く戦いの研究をしたいたのでね。もちろん、

貴様らの戦闘データもな。まあ、貴様ら伝説の存在のデータは滅多に少ないがな・・・・。」

バンジョー「く・・・・っ!こいつううぅぅぅぅぅ!!!!!」

バンジョーは怒ってカンシーに再び向かってくる。

カンシー「・・・・ふん!」  しかし、バンジョーが攻撃する前にカンシーは、

また物凄いスピードの横走りで、またバンジョーとカズーイの背後についた。しかし。

カズーイ「同じ手は組まないわよ!!!!!」 カズーイがカンシーが、

さっきと同じ戦法を繰り出そうとするのを読み、後ろから迫るカンシーの方を見る。

バンジョー「今だ!!カズーイ!!!」  カズーイ「キキツキアタック!!!!!」

カズーイはキキツキアタックでカンシーを攻撃した。これを受けたカンシーは地面に扱けた。

しかし、カンシーは余裕な表情で裏返らず地面に着地した。攻撃は効いていないのか。

カンシー「ふ・・・・っ。やるな。だが、痛みはあまりないなァ。」

カズーイ「あ・・・・あたいの技が効かな・・・・!うっ!?」

そして、カズーイも嘴に痛みが感じたらしく、羽で嘴を抑える。

バンジョー「どうした!??カズーイ!!!」

カズーイ「・・・・・っ!!嘴が痛い・・・。きっと、あいつの装甲が硬いせいよ!!!

それも今までのスピニットとは違う・・・・!まさにあいつは最強のスピニットよ!!!!」

バンジョー「今までのスピニットとは違う・・・・。まさか、あいつ・・・・!

ひょっとしたらスピニット・ブラックの戦力を上回っているのでは・・・・!??」

カンシー「くく・・・っ!はあぁぁぁぁっ!!!」  そう。カンシーは、

スピニット・ブラックを越える程の強さを持つ最強のスピニットであるのだ。

その戦力は、カンシー小隊の隊長であるからこそであるのかも知れない。

カンシーは一気に勝負を決めようとバンジョーとカズーイに襲い掛かった。

つづく

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ボトルズ「カズーイの攻撃が効きました!!!」

エレナ「このまま一気に決めれば・・・・・っ!!」

ロックアップ「おのれェ・・・・!なめるなっ!!!!」

ロックアップは怒って、バンジョーに立ち向かう。

バンジョー「来るかっ!!であっ!!!」  バンジョーはミドルキックで敵の動きを止める。

ロックアップ「うわ・・・・・っ!!!」  ロックアップは蹴られて、少しさがる。

カズーイ「お次はこれよ!!!タマゴミサイル!!!!」

カズーイはタマゴミサイルを3発発射し、ロックアップに大ダメージを与える。

ロックアップ「うぶ!!ごは!!のぎゃあぁぁぁ・・・・!!!!」

ロックアップはかなりの攻撃を受けすぎて、瀕死に近いそうだ。

バンジョー「さァ!!降参して、そこを通すんだ!!!」

ロックアップ「うぬうぅぅ・・・・!!この俺様の中にはジグソーがある。

俺の体には、そのジグソーの力が蓄えているハズ!!

貴様らごときに負けるハズがないわあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ロックアップはそう言いながら、バンジョーに襲い掛かる。

カズーイ「ジグソー?聞いた。バンジョー。」

バンジョー「ああ。だとしたら、確かめるのみだなああぁぁぁぁっ!!!!」

そして、バンジョーも走り、ロックアップに跳びかかった。

バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!!!!!」

ロックアップ「ぎゃ・・・・・・・!!!!!」

バンジョーとカズーイはくちばしアタックはロックアップの体を貫いた。

やがて、ロックアップはバラバラに吹き飛んでしまった。

プルレス「やったああぁぁぁぁぁ!!!」  リーキー「熊さんと鳥さんの勝ちですね!!!!」

そして、バンジョーは地面に足をつける。そして、彼の手にはジグソーがあった。

これで、バンジョーたちは11個目のジグソーを手に入れた事になる。

ボトルズ「あっ!それはジグソー・・・・。」

バンジョー「うん。今の奴が自分の中にジグソーがあると聞いて、

本当に奴の体の中にあったなんてなァ・・・・。」

カズーイ「馬鹿だったわよねぇ・・・・。自分から話すなんて。ま、いいけどw」

ボトルズ「とりあえず、先へ進みましょう!!グランティに盗まれる前に!!」

バンジョーたち「おう!!!!」 バンジョーたちは急いで先の方へと走っていった。


バンジョー「おお・・・・!ここは・・・・・!!」

バンジョーたちは目の前にもう足場がないところに来てしまった。しかし、その前には、

複数にある石の塔のような足場があった。その先には赤い矢印の記した方向にある、

大きな石と足場があるのだ。しかし、普通のジャンプでは超えられないだろう。

リーキー「どうやってこえて行けばいいでしょうか・・・・・。」

ボトルズ「普通より数倍のジャンプさえあれば簡単に超えられるんだろう。」

カズーイ「・・・・それならあたいたちにあるわ!!」

エレナ「え・・・・??」  プルレス「まさか・・・・・?」

バンジョー「そう。君たちも見たハズだ。僕らのあの新技を・・・・・。」

ボトルズ「・・・・ショックジャンプ!!!!」

カズーイ「そっ。あたいたちはあの難関を乗り越える力をも得たのよ☆」

バンジョー「でも・・・・。もう君たちを運べないのかも知れない。ごめん・・・・。」

ボトルズ「別に謝る事はありませんよ。」  プルレス「僕らはここで見守る事にするから!」

リーキー「頑張ってください。熊さん。鳥さん。」

エレナ「素晴らしき金色の宝箱を必ず見つけ出して。グランティの手に渡らないためにも・・・・!」

バンジョー「わかった。いこう!カズーイ!!」  カズーイ「OK!!!!」

そして、バンジョーは足場のないところの前に立ち、カズーイがリュックから足を出して、

地面についた。その同時にバンジョーが浮き、カズーイが地面についた足を弾むように跳ばした。

バンジョーとカズーイ「ショックジャンプ!!!!!!!!」

バンジョーとカズーイはショックジャンプを繰り出し、足場のないところから飛び出し、

遠くにある石の足場へと着地した。

バンジョー「よし!!うまくいった!!」

カズーイ「このまま一気に行くわよ!!!」

バンジョーとカズーイ「ショックジャンプ!!!!!!」

バンジョーとカズーイは再びショックジャンプを使い、別の石の足場へと移動した。

そして、別の足場へ着地したとたん、すぐにまたショックジャンプで別の足場へと移動した。

その足場に着地してまたすぐにショックジャンプで別の足場へと移る。

バンジョーとカズーイは大きな岩場へ進むまで、これを何度も繰り返した。

ボトルズたちはこれを見て感心し、ボトルズは拍手をした。

ボトルズ「す・・・・素晴らしい・・・・!これほどの力を身につけたなんて・・・・・!!」

エレナ「ええ・・・・。まるで力を集めているように・・・・・。」

バンジョー「これで最後だ!!!」 そして、バンジョーとカズーイはショックジャンプを、

使い続けて、ついに大きな岩場のところへとたどり着いた。そこに赤いバッテンがあった。

バンジョー「ついに赤いバッテンを見つけた・・・・!」

カズーイ「今度こそ本当に宝の在り処が・・・・・。」

その時、後ろから何者かがバンジョーとカズーイを突然、ハサミで叩きつけた。

バンジョーとカズーイ「ぐはっ!!!!」 二人はあまりのダメージに前に扱ける。

カズーイ「く・・・・っ!誰よ・・・いきなり後ろから・・・・!!」

バンジョーとカズーイは後ろの方に向くと、そこにあのカンシー小隊の隊長にして、

最後の一匹、カンシーがいた。そうカンシーが卑怯にも二人に攻撃したのだ。

バンジョー「おっ!お前は・・・・!!」

カンシー「グランティ第6海軍カンシー小隊隊長、カンシー!!!!」

バンジョー「いつの間に僕たちのところに・・・・・!!」

カンシー「ふん・・・・。もうとっくの昔に来ているわィ。」

バンジョーとカズーイ「な・・・何・・・・・っ!!!?」

カンシー「ここに来れば、お前たちが来ると思ってな。しかも、この岩場に赤いバッテンがあってな。

そこをつけば、お前たちは必ず来るハズであるとも思ったしなァ。」

バンジョー「な・・・・っ!こいつ・・・!まさか、計算していたのか!?しかも、どうやって・・・・!?」

カンシー「ふん。まあ、感って奴かな?言っておくが、俺は今までのヤツとは違うぞ。」

バンジョー「く・・・・・っ!!(これは、今までにない難戦になりそうだ・・・・・っ!!!)」


一方、海賊船の船長室では、ブラバーがラーティとサリマに、真実を語っていたのだ。

ブラバー「バンジョーとカズーイなら今、エレナと一緒に、

素晴らしき金色の宝箱を探しているよ。そろそろいい頃であるのだが・・・・・。」

ラーティ「そうですか・・・・・。やはり、奴らは・・・・・。」

ブラバー「で、それを聞いてどうするのじゃ?わしは知ってるぞ?

お前たちクラッシャーは政府に無所属。そのクセ、グランティ殲滅のためなら、

他の民族を巻き込もうとしそうじゃからのォ・・・・。まるでテロリストのようじゃ。

お前たちはあの親切な熊と鳥をやっつけようってか?」

ラーティ「・・・・そのつもりです。奴らは危険な存在ですから・・・・。」

サリマ「・・・・できれば、殺さずに味方につけたかったのですが・・・・・。」

ブラバー「ほう・・・・。できたら、そうして欲しくもないところじゃのォ・・・・。

それに、お前たちはわしのグランティの情報も欲しいと言ったの?」

ラーティ「はい。あなたたちはグランティの基地の近くに立っています。そうであるなら、

あなたたちは、グランティの暗躍を耳にしているハズです・・・・・。」

ブラバー「ふむ・・・・。確かに、この島にはグランティと名乗る奴らが、

多くいそうじゃからのぅ。・・・・む!そう言えば・・・。あの熊たちが来る前に、

少し騒がしそうな感じがしたんじゃ・・・・。」

ラーティ「むっ!?それは我々が来ていない日でもあったな。一体、その日に何があったのですか?」

ブラバー「あれは夜の時・・・・・わしとエレナの二人でこの島を探検している途中であった。」

つづく

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