忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[119] [120] [121] [122] [123] [124] [125] [126] [127] [128] [129]

バンジョーとカズーイは雄一の手段として、水中へ潜った。

そして、二人は巨大な機械の魚のいる部屋へ迷い込んだ。

魚はクランカー。彼は何故か、泣いているようだが・・・・?

次回、【クランカーの悩み事】。 ボトルズたちとの再会は?

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?バンカズファースト第18話。

今回でついに始まりました。クランカーのどうくつ編。

今回は前に登場した組織・ブレンティが活躍しましたが、

男キャラたち、なんか冷たいみたいでしたな・・・・^^;

女キャラは優しくしましたが・・・。今回の戦闘シーンは、

テラ仮面ライダーSPIRITSに似せるつもりでしたが、

同じくらいには行きませんでした(ぇ

・・・・あと、バンジョー&カズーイとボトルズたちやブレンティが、

分かれてしまったのは、二人だけにクランカーのところへ行かせるためです。

それと、後の話のネタのために・・・。それにしても、フラエも恐ろしい奴ですね。

筋肉を自由に強化できる他、性格がなんか酷そう・・・・w(

ミクスの能力は空気を操る能力でした。あまり神秘的にしたら不味いかと思って・・・(ぇ

次回はついにクランカーが登場します。

それでは。

拍手[0回]

PR

ガムロ「違うっ!!俺たちは最強だ・・・・・!!

クラッシャー最強の部隊・ブレンティなのだ!!!!!!」

ガムロは立ち上がり、再びデジャートに襲い掛かる。

デジャート「ぬおっ!?ぐわ!!!」

デジャートは鬼気迫るガムロに驚き、彼の素早いパンチを受けて、さがる。

ガムロ「もう一度ォ!!!」 ガムロはもう一度殴ろうとする。

デジャート「むぅ・・・・!!でや!!」

だが、デジャートは気力を取り戻し、ガムロを蹴り上げ、さがらせた。

ガムロ「ぐお!?」 デジャート「デジャートアタック!!!!」

デジャートは頭の5つの角を光らせ、それでガムロに突進する。

ガムロ「うわああぁぁぁぁっ!!!?」

ガムロは敵の攻撃を受けて、吹き飛んだ。ボトルズやプルレスのところへ倒れる。

ボトルズ&プルレス「ガムロさん!!!!!」

他のブレンティメンバーたちもガムロさんを心配するように声をかける。

ブレンティメンバー「ガムロさん!!」 「ガムロさん!!!」

デジャート「ふん・・・・。他の4人もそろそろ負けるだろうよ・・・。」

ガムロ「ふっ・・・・。そいつは・・・どうかな・・・???」

デジャート「何ィ・・・・?あっ!!!」

フラエ「おらああぁぁぁっ!!!」 フラエはメガトンパンチでヘルゼンを攻撃。

ヘルゼン「うあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

攻撃に耐えながら、さがったヘルゼンは走る。だが、フラエはこれを待つように立つ。

そして、ヘルゼンが両手を向けると、フラエも両手でその敵の両手を掴んだ。

フラエ「むん!!う・・・・・っ!!?」

だが、ヘルゼンの強い力にフラエが押されていく。が、これが狙いだったのだ。

フラエ「言っとくけど、俺の力はまだこんなもんじゃねェから・・・・!」

ヘルゼン「ぬ・・・・・っ!?」 ヘルゼンはフラエの言葉をまた、理解しない。

この時、フラエは両腕の筋肉を一気に強化して、ムキムキになった。

そのムキムキになった両手でヘルゼンの両手を強く握りつぶした。

ヘルゼン「うぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

ヘルゼンは両手を始め、両腕にも激痛が走る。フラエが両手を放してやる。

すると、敵の両手が潰れ、もはや戦う力をほぼ失っている。

フラエ「どうよ?俺の本当の力を。もっと味あわせてやるよおおおぉぉぉぉ!!!」

フラエはそのまま、物凄い素早さのラッシュを繰り出す。

フラエ「おらあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」

フラエが無数の拳で殴り続け、ヘルゼンの身体がもはやボコボコになっていく。

フラエ「だあぁぁぁっ!!!!」 そして、フラエは最後の一発を敵の顔面に打つ。

ヘルゼンはフラエの猛攻を受けて吹き飛び、水面に落ちてしまった。

ヘルゼンは死んでしまったのだ。次はガンズとグルトンの戦いだ。

ガンズ「く・・・・っ!!軟体を撃っちゃ駄目だ!!

そうだ!!軟体ではない顔を狙おう!!!」

グルトン「それがどうした!!!」 グルトンは両手を伸ばした。

ガンズはジャンプして、避ける。そして、空中から敵の頭を狙う。

ガンズ「そこだァ!!!」 ガンズは渾身の銃弾を放ち、グルトンの頭に迫る。

そう。グルトンの頭は軟体ではない。その頭に今、ガンズの銃弾が貫通する。

グルトン「グエ・・・!?ギャアアァァァァァ・・・・・!!!」

グルトンは頭を撃たれ、倒れる。その同時に軟体の身体が溶けてしまった。

ガンズ「グルトンの最後か・・・・。」 2人の怪人の死にデジャートが驚く。

デジャート「そ・・・・そんな馬鹿な・・・・!?むっ!!」

その時、近くにヨウロンが走ってくる。どうやらピンチな様子だ。

ヨウロン「ウケケケケケケケケ!!!た、助けてくれええぇぇぇぇ!!!」 

ユミ「待ちなさああぁぁぁぁい!!!!」 どうやら、ユミは凄く怒っているようだ。

デジャート「ヨウロン!!何をしているのだ!!早く倒すんだ!!!」

ヨウロン「た、倒せと言われても、こいつ凄く怒って・・・・!」

ユミ「当たり前でしょ!?全裸になったらどうするのよおおおぉぉぉぉ!!!!?」

ユミは服を斬られて、全裸になってしまいそうだと思っていたのだ。

ヨウロン「ウケケケ!!ウケケケケケケケ!!!!」

ヨウロンは覚悟を決めて、ユミに斬りかかる。

だが、彼女はそんなヨウロンの刃を手刀で止める。

ユミ「その手は・・・通じないんだから!!!」 

ユミは片方の手刀でヨウロンの胸を刺す。

ヨウロン「ウケケケケケケケ・・・・・ッ!!!」 ヨウロンは胸を刺されて苦しむ。

そして、ユミはヨウロンから離れる。敵の胸から赤い血が噴出す。

ユミ「さぁ・・・。終わりにしましょ・・・・!」

ユミは某拳法のような構えをとり、すぐに素早く攻撃に入る。

ユミ「はあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

ユミは両手の手刀を素早く動かして、ヨウロンを斬り続けた。

デジャート「目・・・目にも止まらぬスピードで斬り続けている・・・・!?」

ヨウロン「ウケ!!ウケケケ!!!ウケケケケエエエエェェェェェェ!!!!!!」

ユミ「はあぁぁっ!!!」  ヨウロンは身体全体を斬られ続ける。

そして、ユミが両手を左右に広げると、ヨウロンの身体はバラバラに切断され、

吹き飛んでいった。これで敵部隊は残り二人だ。

デジャート「うう・・・・っ!!やれ!!ボビンガ!!残りは俺とお前だけだぞォ!!!」

ボビンガ「ウブウウウウゥゥゥゥゥ!!!!!」

ボビンガは口からの光線でミクスを攻撃。命中はしてしまったが・・・。

デジャート「やった・・・・!これでまずは一人・・・・。っ!?」

だが、光線を浴びたミクスが突然、消えてしまう。

ボビンガ「ウブウウゥゥゥ!?ウブッ!!??」

戸惑うボビンガは、突然動きを止められてしまう。そう。

ボビンガの背後には本物のミクスがいて、空気で敵の動きを封じたのだ。

ボビンガ「ウ・・・ウブウウウゥゥゥゥ・・・・・!!」

ミクス「空気を使った蜃気楼を使って、あなたを騙したのよ・・・・っ!!」

そして、ミクスが敵に向けていた両手を強く握ると、

ついにボビンガの身体が粉々に散ってしまった。残りはデジャートだけになった。

デジャート「し・・・信じられん・・・・!」 そして、ガムロが立ち上がった。

ガムロ「さぁ。どうする?俺は既に力を取り戻したが・・・?」

デジャート「この野郎・・・ふざけるなあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

デジャートは怒って、ガムロに迫る。だが、ガムロが口から赤いエネルギーが放つ。

ガムロ「ガムロンファイヤー!!!!!!!」

ガムロはガムロンファイヤーで止めをさした。

デジャート「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・!!!!!」

これを受けたデジャートは灰となって消えていった。ブレンティの勝利だ。

ボトルズ「す・・・凄い・・・!5人が勝った・・・・!!」

プルレス「バンジョーさんとカズーイさんだったらどうなっただろう・・・??」

フラエ「まあ、無理だろうね。何せ、俺たちは・・・最強の部隊だからなっ!」

ボトルズ(・・・・バンジョーさん。カズーイさん・・・・。)


その頃、バンジョーとカズーイは既に怪人軍団に勝ったそうだ。

ご覧の通り、全ての怪人が倒れている。二人はあまりの連戦に息をしている。

バンジョー「はぁ・・・・はぁ・・・・。や、やっと全部か・・・。」

カズーイ「ったく・・・!こいつら、厄介すぎるわよ・・・・!!

早いところ、さっさと奴等のところへ行かなきゃ・・・・。」

バンジョー「うん・・・・。でも、どうやって・・・・?」

バンジョーとカズーイは悩んでいた。一体、どうすれば、

ボトルズたちに会えるのか・・・。そして、彼らの見えないところで、

ブレンティの強さはとてつもなく強大である事が判明しました。

これから、ブレンティは再びバンジョーとカズーイに会うのでしょうか?

・・・この未知の洞窟である、クランカーのどうくつでの冒険は、

まだ・・・・始まったばかりなのです・・・・。

次回につづく

拍手[0回]

ガムロ「っ!?皆・・・!何か聞こえないか・・・・!?」

ガンズ「っ!!確かに・・・嫌な声が聞こえる・・・!!」

一同は謎の不気味な笑い声を聞いて、恐怖を感じていた。

ミクス「・・・・っ!感じる・・・!!恐ろしい空気がこっちに近づいてくる!!」

ボトルズ「まさか・・・新たな敵じゃぁ・・・・!?」

ユミ「ええ。ミクスは敵の気配を空気で感じ取る事ができるのよ。」

そう。既に新しい敵がこの部屋に潜んでいたのだ。

そして、その天井から何者かが落ちて来て、一同の前に着地した。

フラエ「てめーか?変な笑い声をしたのは!?」

プルレス「例のミューティーズだな!?」

天井から来た者「その通り・・・!貴様たちがここへ来るのを待ってたんだよ。」

そう言った者はもちろん、ミューティーズで人間ではなく、怪人である。

ただ、この者は今までの怪人とは違う。その怪人は、頭の角が5本で、

目が4つ。そして、緑色の肌に白い服装をしていた。手の指の先端が全部太い。

天井から来た者「俺はミューティーズ暗殺部隊の一人、デジャート様だ!!」

ユミ「暗殺部隊!?」 ガムロ「だが、たった一人では我らを倒せんぞ!?」

デジャート「一人ではない!!周りをよーく見んかぃ・・・・!!」

フラエ「は・・・?」 ガンズ「周りをだと・・・!?むっ!?」

その時、左右にあった水面からそれぞれ2人ずつ怪人が出てきた。

ボトルズ「4人の怪人が出てきた!!?」

そう。この新たなに現れた4人も暗殺部隊の一員なのだ。

一人目は色が赤く、顔に粒々が多くある男。

二人目は全身毛で覆われている原始人のような男。

三人目は哺乳類の顔をして身体が軟体生物風になっている男。

四人目は青色で、両手が刃物になっていて、顔では、

目が飛び出そうな感じで、口に鋭い牙が無数に生えている。

一人目の怪人「ボビンガ!!」 二人目の怪人「ヘルゼル!!」

三人目の怪人「グルトン!!」 四人目の怪人「ヨウロン!!」

ガムロ「たった5人だと・・・・!?」

フラエ「面白ェ・・・!まとめてフルボッコしてやるよ!!!」

ユミ「き・・・気をつけて・・・・!この5人・・・なんか強い気が・・・!」

ユミがおどおどしながら言うと、フラエは鬱陶しい感じか怒鳴りだす。

フラエ「黙れ!!!ガキは引っ込んでろよ!!!」

デジャート「グフフフ・・・ッ!!お前たち、ゆけぃ!!!」

ボビンガ「ウブウウウウゥゥゥゥゥ!!!!」

ヘルゼン「うおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!」

グルトン「グアアアアアァァァァァ!!!!」

ヨウロン「ウケケケケケケケケケケ!!!!」

ブレンティメンバー「おらああぁぁぁぁ!!!」 「やっちまえええぇぇぇぇぇ!!!」

複数のメンバーが4人の怪人に襲い掛かる。ミクスがそんな彼らを制止しようと叫ぶ。

ミクス「駄目!!その人たちに近づいては・・・・っ!!!」

ボビンガ「ウブウウウゥゥゥゥゥ!!!」 ボビンガは両手を赤く光らせ、

それで2人のブレンティメンバーを殴り飛ばす。

殴られた二人の顔が酷く潰されている。

ボビンガの赤く光る拳は敵の身体を再生できなくなる程の威力を持っている。

グルトン「グルルルルルルルル!!!」 グルトンは口から不気味な液体を吐き、

3人くらいのブレンティメンバーを攻撃した。彼らの身体が蝕まれていく。

ブレンティメンバー「わああぁぁぁぁ!!何だこれはァ!?」

「か・・・身体が、腐ってい・・・・くふぅ!!!」

3人はそれぞれ血を吐き、倒れていった。そして、彼らの身体が腐ってしまった。

ガムロ「なんと言う奴らだ・・・!今までの怪人たちとは少し強いぞ・・・・!!」

デジャート「少し強いとは、褒めたと思えぬなァ。それで、

よーくぞ、グリム・チョンパの通路を越えたワケだなァ~っ!」

ボトルズ「グリム・チョンパの通路ですって!?」

ガムロ「グリム・チョンパとは一体何だ!?」

デジャート「どうせ、貴様らは死ぬんだよ。教えてどうするんだ?え??」

フラエ「・・・つーか、死ぬのはお前らの方じゃねェのか??」

グルトン「何ほざいてんだ?てめぇ。」

ヨウロン「お前ら全員、俺らが散りにしてやんよw」

フラエ「ほう・・・。お前ら、どうやらマジであの世へ行きてーみたいだなァ?」

ガンズ「貴様らなど、俺が狙い撃ってやろう。」

ガムロ「いや。ここは5人で行こう。他の者は離れるが良い。」

ユミ「仲間をこれ以上失うワケには行かないしね!」

ミクス「・・・・私も、頑張ります。」

フラエ、ガムロ、ガンズ、ユミ、ミクスの5人がデジャートたちの前に立つ。

ボトルズ「ブレンティのエースたちが横に並んだ・・・!」

プルレス「流石に強者が揃うと、なんか鳥肌が立つね・・・・!!」

ここに、ブレンティエース5人VSミューティーズ暗殺部隊5人の戦いが始まった。

デジャート「ククククク・・・・!かかれええぇぇぇぇ!!!」

デジャートの命令で、4人の怪人が跳びかかる。

ヨウロン「俺様の狙いはこの雌豚だァ!!!」

ヨウロンがユミに襲い掛かる。両手の刃物で攻撃するつもりだ。

ユミ「くっ!!はっ!!誰が・・・雌豚よ!!」

ユミは敵の攻撃を避けながら、キックで反撃した。

ヨウロン「ウケケケケケ!!?ウケケケケケケケケケ!!!!!!」

ヨウロンは攻撃に耐えながら、右手の刃物を突き出す。

ユミ「むっ!!たぁ!!」 ユミは左手で受け流し、左腕の肘打ちで攻撃する。

ガンズ「くらえ!!!」 ガンズはグルトンに対し、3発の銃弾を撃つ。

グルトン「グオオオォォォウ!!?」 攻撃を受けたグルトンだが、

なんと撃ちぬかれた身体が元に戻っていくではないか。身体が軟体なだけに。

ガンズ「何っ!?」 グルトン「てめーを腐らせてやる!グアアアァァァ!!!」

グルトンは口から液体を吐く。ガンズは間一髪、後ろにさがって避ける。

ガンズ「ちぃ!!」 ガンズは2発撃つが、軟体の身体を持つグルトンに通用せず。

ちなみに、他のブレンティメンバーは5人の勝利を期待するように立ったままである。

ヘルゼン「であああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ヘルゼンは物凄いパンチでフラエに迫る。フラエもそれを避け、ハイキックで攻撃。

フラエ「ぬっ!!でや!!」 フラエのキックがヘルゼンに決まる。

ヘルゼン「ぐあ!!はあああぁぁぁぁ!!!!」

ヘルゼンは素早いチョップで反撃。フラエは頭を攻撃されてしまう。

フラエ「うわ・・・・っ!!野郎!!!」

フラエが両手で迫ると、ヘルゼンも両手で彼の両手を掴む。両者は強く押し合う。

ヘルゼン「うううううぅぅぅぅぅ・・・・・・!!!!!」

フラエ「くうぅぅ・・・・・!!パワーなら・・・・・!!」

そして、フラエは自分の両腕を強化させ、ヘルゼンを思い切り投げた。

フラエ「負けるかってんだよォ!!!!!」

ヘルゼン「うおっ!??ぬぅ・・・・!!」 

投げられたヘルゼンだが、運良く着地してしまう。

ボビンガ「ウブウウウウゥゥゥゥゥゥ!!!!!」

ボビンガは口から赤い光線を吐き、ミクスを襲う。ミクスは素早く避ける。

ミクス「きゃっ!!!・・・・・っ!?」

そして、ボビンガは両手を赤く光らせ、ミクスを殺そうとしている。

ミクス「っ!!ええぇぇぇぇい!!!!」 ミクスは両目を光らせ、

両手を迫るボビンガに向け、そこに透明の空気のバリヤーを作った。

ボビンガ「ウブッ!!!ウブッ!!!ウブッ!!!ウブッ!!!ウブッ!!!」

ボビンガは殴り続けるが、ミクス本人ではなく、

彼女を守るバリヤーを破ろうとしているのだ。

ミクス「・・・・・っ!!(こ・・・怖い。でも・・・・頑張らなきゃ・・・・!!!)」

ミクスはそう思って、息をしていた。

本当は勇気より恐怖心の方が強かったのだ。

プルレス「ミクスちゃん!!頑張れ!!!!」

ボトルズ「両者とも、なんて互角なんだ・・・・!」

ガムロ「ぬおおぉぉう!!!」 デジャート「むううぅぅん!!!」

そして、ガムロとデジャートは互いに突進して、押し合いに入った。

デジャート「くうぅぅ・・・・っ!!」 どうやら敵は少し苦戦している。

ガムロ「力では俺の方が上だなァ!!!」

デジャート「だが・・・他の仲間はどうかなァ??」

ガムロ「何ぃ!!??」

グルトン「グオオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!!!」

グルトンは右手を伸ばし、その拳をガンズに向ける。

ガンズ「何!?うわ!!!」 

ガンズは敵の伸びるパンチを受けて、倒れそうになる。

グルトン「グアアアァァァァ!!!」  ガンズ「っ!!く・・・・っ!!」

さらに、グルトンは左手のパンチを伸ばして攻撃する。ガンズはこれを避ける。

ユミ「はっ!!やぁ!!えぃ!!」 ユミは素早い格闘で攻撃する。

ヨウロン「ウケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケ!!!!!!!!」

ヨウロンは両手の刃物を伸ばして、ユミを攻撃する。

ユミ「きゃああああぁぁぁぁぁっ!!!??」

ユミは敵の両手の刃物を間一髪避けるが、服が斬られてしまう。

フラエ「おおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

フラエは筋肉を強化した手でヘルゼンに殴りかかろうとする。

ヘルゼン「ふん!!」 ヘルゼンはそのフラエの拳を片手で受け止めた。

フラエ「っ!!俺の必殺の拳を片手で・・・・!?こいつ、

怪力が一番強いってのか!?」

ヘルゼン「ぬううぅぅぅ・・・・!!どりゃああぁぁぁぁ!!!!」

ヘルゼンはもう片方の拳でフラエを殴り飛ばした。

フラエ「うわああああぁぁぁぁぁぁ!!!!?」

フラエは殴り飛ばされ、壁に叩きつけられる。そして、地面に落ちる。

フラエ「く・・・・っ!!ふざけんなよ・・・・・!!

てめーの怪力が俺より上だと?デマカス言うんじゃねェ・・・・っ!!」

ヘルゼン「・・・・・・っ!?」 

ヘルゼンにとってフラエは何が言いたいか理解不能であった。

ボビンガ「ウブッ!!ウブッ!!」 ボビンガはミクスのバリヤーを殴り続けている。

ミクス「・・・・・っ!も、もう・・・・もたない・・・・・。」

ボビンガ「ウブッ!!ウブウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!」

ボビンガはジャンプして、ミクスから離れる。そして、

口から赤い光線を発射して、見事にミクスのバリヤーを破壊してしまう。

ミクス「きゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ミクスはその衝撃で吹き飛んでしまい、扱けてしまった。

プルレス「このままじゃぁ、ミクスちゃんとユミちゃんが危ない・・・・!!

ねえっ!!あの人たちを助けてよ!!!!」

プルレスはユミとミクスがやられそうなところを見て、

一人のブレンティメンバーの女性に頼み込む。だが、彼は拒否する。

ブレンティメンバー「いえ。それは無理よ。ガムロさんが5人で戦うと言ったでしょ?

だから、私達が援護に来たら余計な事だと言って怒られるわよ。」

プルレス「だからって・・・・!たとえ怒られたって、仲間を助けないと・・・!!」

ブレンティメンバー「たとえ、助けなくても私は信じているの!あの人たちを・・・・!!」

プルレス「・・・・・っ!!」 ボトルズ「プルレス・・・・。」

プルレスは心配していた。あの5人で敵部隊を倒せるのだろうかと。

デジャート「デジャートビーム!!!!」

デジャートは両手の指全てから青色の電撃を発射。ガムロはそれを浴びてしまう。

ガムロ「ぐあああああぁぁぁぁぁぁ・・・・・!!!??」

ガムロはそれを浴びて苦しむ、ひるんだ。

デジャート「わはははははは・・・・!!これがクラッシャーの誇る最強部隊だと?

我々から見れば、他のザコ部隊と全然大した事はないねっ!!!」

デジャートは笑った。まるでブレンティをザコ扱いするように。

つづく

拍手[0回]

ミクス「・・・・・・・・。」 ミクスはいつもより凄く落ち込んでいる表情であった。

プルレス「バンジョーさん・・・・カズーイさん・・・・。」

二人はいなくなったバンジョーとカズーイの心配をしているそうだ。

ボトルズ「・・・・心配しないでください。彼らなら生き残れます。」

ユミ「・・・・そうよ。あいつらって強いもんね。」

ボトルズとユミがそんな暗い二人を慰めるように言う。

ガンズ「・・・・ところで、ガムロさん。」

ガムロ「何だ?」

ガンズ「・・・・・この通路、一度も敵が姿を現していないが・・・・。」

ガムロ「我々を油断させるための作戦でも仕掛けたのだろう?

良いか!皆!!いかなる場所でも警戒心を忘れるな!!!

警戒心なければ、敵の不意打ちをくらうだろう!!決して、考えなしで突っ込むな!!!」

ブレンティメンバーたち「おうっ!!!!!」

フラエ「ふん・・・・。(警戒心なくても俺は死なねェって。

それよか、この通路。実は敵がいるって感じがするけど?)」

フラエには気づいていたのだ。この通路に静かなる恐怖の罠がある事が・・・。

ボトルズ、ユミ、プルレス、ミクスの後ろに歩いている、

ブレンティメンバーの男性が突然、立ち止まり、コーラを持ち出した。

ブレンティメンバーの男性「ふぅ・・・。ちょっと喉渇いたぜ・・・。」

男性はそのコーラの缶を開けた。どうやら飲むつもりだ。

彼の横の壁には大きな穴らしい部分があった。

ミクス「・・・・・・っ!?」 その時、ミクスは何か恐怖を感じたように、後ろへ向く。

ユミ「ん?どうしたの??」

ミクス「今・・・・何かが起きた・・・・!」

プルレス「何だぃ?何かが起きたって・・・・・。ん?」

ボトルズ、プルレス、ユミ、ミクスは後ろの方へ向く。だが、

そこには一つのコーラが落ちているだけであった。飲んでなかったか、凄く毀れている。

プルレス「・・・・ただのコーラが落ちているだけじゃないか?」

ミクス「・・・・・ごめんなさい。何か、恐怖を感じた気がしたのけど・・・・。」

ユミ「どんな恐怖だったの?」

ミクス「え・・・・えっと、まるで・・・誰かが殺された気がして・・・・。」

ユミ「そんな事はないない。ここ、敵なんていないし。

簡単に死なないよ、私たちの仲間たちはw」

ミクス「・・・・・そ、そうですね・・・・。」 ボトルズ「さぁ!急ごう!!」

4人は歩いた。ただ、ミクスだけ後ろを少しだけ気にしながら、歩いていたが・・・。

あのコーラを飲もうとしたブレンティメンバーの男は一体、どこへ消えたのだろう?

一同は歩き続ける。そこに異変があるとユミが気づく。

ユミ「・・・そう言えば、ここってなんか穴だらけね・・・・。」

ガムロ「むぅ・・・・。そうだな。」  ブレンティメンバーの男「確かに、そうだなァ?」

ユミの言う通り、この通路の壁には、多くの大きな穴がある。

これは一体、何の意味を表すのだろう。

ボトルズ「・・・・確かに、大きな穴がいっぱいありますね。」

プルレス「・・・・この中に近道とかあるんじゃない?」

フラエ「は?そんなワケねーだろ。お前、頭悪いのか?」

プルレス「な・・・っ!!」 プルレスはフラエに罵られて、怒りそうであった。

ガンズ「・・・・っ?これは・・・・!!」  ガムロ「どうした?ガンズ。」

ガンズが足止まると、ガムロたちも止まって彼に近づく。

ガンズ「見てくれ。この窓を・・・・!!」

ユミ「ああっ!!」 ボトルズ「これは・・・・水面・・・!?」

なんと、この通路に大きな窓があった。そこから青い空間の大きな部屋が見える。

そう。その部屋はなんと、水に満ちた部屋であった。そこに、

黒い魚が複数泳いでいた。さらに、多くの鉄クズまでもが漂っている。

ミクス「な・・・何これ・・・!?」 プルレス「なんか、不気味だね・・・。」

二人はこの窓から見える風景に怯えそうになる。

水中に漂う鉄クズを黒い魚が喰っている。この魚は普通の魚とは違う。

ボトルズ「魚が鉄を食べている・・・!この魚は異形だ・・・・っ!!」

そう。この魚は普通の魚ではない。この黒い魚は何者かが人工的に造った、

生態兵器で、鉄クズ処理のために行うと言う不気味な存在なのだ。

ブレンティの皆さんはこの光景を見ていた。後ろに大きな穴がある事に。

その時、メンバーの一人であるモヒカンの男が、こう言った。

モヒカンの男「・・・・わかったぞ。ここは鉄クズ処理部屋だ!!

誰かが黒い魚にいらない鉄を食べさせているんだ。だから、

この部屋の水は綺麗に見えるんだ・・・・っ!!」

そして、彼の後ろの大きな穴から一瞬だけ光があった。

ボトルズ「そうですか・・・・!つまり、

ここは役に立たなかった鉄を捨てるための、処刑場ですね・・・。ん?」

ボトルズは後ろを向けますが、モヒカンの男がいつの間にかいなくなった。

プルレス「どうしたんですか?」

ボトルズ「・・・・あ。いえ。僕に情報を教えてくれた人がいきなり消えて・・・。」

ブレンティメンバーA「・・・そう言えば、一番後ろに歩いていた奴の姿も見えないな。」

ブレンティメンバーB「モヒカンの奴もいなくなりやがったぞ?どうなってんだ??」

ガムロ「・・・・一体、何があったのだ・・・・・?」

フラエ「・・・この大きな穴のせいだろ?たぶん・・・。」

ユミ「ええ?あの二人が大きな穴に入って、消えるなんて・・・。」

フラエ「お前、馬鹿か?ったく、何で出て来てくれねェんだよ・・・。」

そして、フラエは右腕の筋肉を強化し、大きな穴の方へ近づく。

フラエ「ぬん!!!」そして、フラエはその大きな穴に向かって右手の拳を振り上げた。

そして、その拳を大きな穴に中に入り込んだ。・・・・フラエは拳を穴から離れる。

ボトルズ「ああっ!!こ、これは・・・・・!??」

ボトルズはフラエの右手を見て、驚く。彼の手に何かがついているのだ。

そう。フラエの右手には、まるで血のような赤い液体が塗られていた。

ガムロ「フ、フラエ・・・・!!お前、一体何を・・・・!!!」

ガムロがフラエが何をしたのかと疑うように、恐る恐る彼に聞く。

フラエ「・・・・この穴に何かがいた。そいつが仲間を食べたかも知れねェ。」

ガムロ「な・・・なんだと・・・・・!?」

ガムロは前方の通路の方を見る。そこには、多くの大きな穴がある。

フラエは知っているのだ。その多くの穴には何者かが潜んでいると・・・。

ガムロ「あの大きな穴を警戒しなければ、また仲間が減っていく・・・!!

だが、そこを通れば出口がある!もう後戻りはできない・・・・!!

走ろう!!全速前進で走って、大きな穴の罠を振り切るんだ!!行くぞォ!!!」

ガムロが走ると、他のメンバーも走り出した。走り続けるブレンティメンバーたち。

だが、ミクスだけいきなり疲れ出した。彼女だけ遅れてしまう。

ミクス「はぁ・・・はぁ・・・。わ、私・・・走るの・・・苦手・・・・。」

ユミ「っ!!捕まって!!ミクスちゃん!!!」

ユミがミクスに向かって手を伸ばすと、ミクスがその手を掴む。

そして、ユミはミクスを抱いて、飛び出した。これでミクスも走って疲れずに済む。

ミクス「あ・・・・ありがとう・・・・。ユミさん・・・・。」

ユミ「良いって良いってwこのまま一気に脱出しましょ!!」

走り続けるガムロたち。ミクスを連れて、高速で飛ぶユミ。

・・・・だが、メンバーの中にまた一人が消えてしまう。そして、また一人・・・。

ガムロ「おおっ!!もうすぐ出口だ!!!」 ガムロの目には、

別の部屋が見えて来た。そこがこの通路への出口なのだ。

ガムロ「もうすぐ出口だっ!!走れえええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

メンバーたちは必死に走り続ける。そして、ついに全員この通路から出られた。


通路から出た一同全員は今、何かと暗く少しだけ青い部屋であった。

ここは前の時より凄く広かった。左右にはプールのような水面がある。

ユミは床に着地して、ミクスをおろす。

ボトルズ「や・・・やっと、出られた。」

ユミ「でも・・・何だってのかしらね?今の大きな穴は・・・。」

ガムロ「・・・・今のところ、不明であるが。ここで小休止をとるとしよう。」

こうして、一同はここに、小休止をとった。それぞれ休憩するメンバーたち。

ミクス「・・・・・ねえ。ユミさん。」

ユミ「ん?」

ミクス「あの熊さんと鳥さん・・・。大丈夫かなァ。」

ユミ「大丈夫だと思うよ。」 プルレス「そうだよ!あの二人は強いんだぜ!」

ガンズ「まあ。どちらにしろ、あの二人は生かしてはおけんがな・・・。」

ガンズがそう言うと、ミクスはまた怯えそうになり、こう返事する。

ミクス「っ!!私・・・。あの熊さんと鳥さんを殺したくない・・・っ。」

フラエ「たとえ、お前がそうしなくても、俺は必ず奴等の命(タマ)をとるぜ。」

ガンズ「もし、最悪な事態であったら、奴等はお前を殺す事もあるんだぞ・・・!ミクス。」

ミクス「私を・・・・殺す・・・・・!??」

フラエ「そうさ。あの熊と鳥は罪なき者をも数万人殺したと聞くらしい。

もしかしたら、お前のようなガキも容赦なく殺してしまうかもな。あの二人・・・・。」

フラエは笑みを浮かべて、そう言う。さらに怯えるミクスを庇うように、ユミが怒鳴る。

ユミ「ちょっとォ!!そんな言い方ないでしょ!?」

フラエ「真実を言っただけだよ。文句あるのか?」

ガンズ「俺はただ、ミクスのために言ったんだ。そして、お前のためにもな・・・。」

フラエとガンズはそう言い残して、離れて行った。

ユミ「・・・・気にしなくて良いのよ。ミクスちゃん。

あの熊と鳥なら・・・・きっと、あなたの味方になってくれるわよ。」

ミクス「う・・・・うん・・・・。」 ミクスはそう聞いて、少し落ち着く。

プルレス「それにしても、何さあの二人!!嫌な事言って・・・・!!」

ユミ「仕方がないのよ。あの二人は戦いが好きだから・・・。私もちょっと好きだけど。」

プルレス「そうですか・・・・。けど、ブレンティは、

この世界を守るために戦ってるよね!?グランティと戦うんだから。」

ユミ「・・・・そうかも知れないけど、違うのよ。私たちは・・・。」

プルレス「え・・・・?」 ボトルズ「どういう事ですか・・・・?」

フラエ「俺たちは俺たちのやりたい事のためだけにやってるだけだ。

誰が好き好んで世界の救世主になるかっつーの。この世の中は腐っている。

そんな腐ったもんを守る価値なんてあるのか?」

ブレンティメンバーA「俺は金が貰えるためなら、何でもするけどな。」

ブレンティメンバーB「俺は元犯罪者だから、この組織しか居場所はねーから。」

ガンズ「俺は・・・・戦うためだけにこの部隊に入った。」

フラエ「そうだ・・・・。俺たちは生き残れるためなら、

何でも良い!手段を選ぶな。敵は全て殺す。それが俺の生きる道だ・・・!」

プルレス「そうか・・・・。皆にはこの組織に入る理由があったのか・・・!」

ボトルズ「けど・・・ほとんどの理由が小さい気もします・・・・!」

ユミ「私は・・・何の目標がないから、あえてこの道を選んだ。

ミクスちゃんは家族がいないから、私が育てているわ。」

ガムロ「・・・・私は故郷をグランティに焼かれた。だから、私は復讐のために戦う・・・!」

フラエ「・・・・わかったろ?これで俺たちがブレンティに入ったワケが。

俺たちは世界防衛とかのために戦うんじゃねェ。己の欲望のために戦うんだ!」

プルレス「・・・皆・・・・・。」 ボトルズ(これが・・・ブレンティ・・・・。)

プルレスとボトルズはブレンティの戦う理由を知って、複雑な気持ちであった。

その時、不気味な笑い声が突如、聞こえ始めた。

謎の声「フヒヒヒヒヒヒヒヒ・・・フヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ・・・・・!!!!」

つづく

拍手[0回]

カズーイ「ちょっとォ!!それって差別じゃないの!?」

カズーイはガンズが自分たちを援護してくれない事に怒る。

バンジョー「仕方がないさ!僕らは仲間じゃないから・・・・。たぶん。」

ユミ「でやっ!!はぁ!!とう!!」 ユミは次々と向かって来る怪人たちを、

鋭い格闘で倒していった。倒された敵はそれぞれ切断されたりする事もあった。

ユミ「く・・・・っ!流石にこの数は・・・・・!!」

その時、水面からはまた新たな怪人たちが次々と現れた。

怪人「ビャオオォォォォウ!!!」 「ウピイイィィィッ!!」

ブレンティメンバー「て、敵の援軍!!!!」

ガムロ「ちぃ・・・・!これは長期戦になる・・・・・!!

そうすれば、こちらの数が減るばかり!!それだけ許せん!!!」

ガムロは迫る一人の怪人にメガトンパンチを打ち、倒した。

ガムロ「ふん!!ぬおおおおぉぉぉぉぉぉりゃ!!!!」

ガムロは別の怪人を持ち上げ、水面から出てくる怪人たちに投げつける。

怪人「ヒャアアアアアァァァァァァァッ!!!!!!」

少数の怪人たちがガムロが投げた怪人とぶつかり、水の中に落ちてしまった。

ボトルズ「なんとか、この状況を見つけないと・・・・!!む!?」

その時、ボトルズはある方向に何かがある事に気づく。

そこには緑色に光る穴があった。ボトルズはそれを皆に報告する。

ボトルズ「皆さん!!あそこに通路があります!!!」

ガムロ「何ィ!?」 フラエ「全然聞こえねーよ!!」

ボトルズ「あそこに入れば、この戦場から脱出できます!!!急いで!!!」

ユミ「それはありがたい!!行きましょ!!ミクスちゃん!!プルレス君!!」

プルレス「はい!!」 ミクス「うん・・・・。」

ユミ、プルレス、ボトルズ、ミクスは急いで緑に穴へ入って行った。

ブレンティメンバー「お、俺たちも急ごうぜ!!!」

「おう!もうこんなところで戦ってられねェ!!」 「急げえぇぇ~っ!!」

他のメンバーも急いで緑の穴へと入っていく。

ガムロ「むぅ・・・!このまま戦闘を続ければいかん!!行くぞ!!!」

ガンズ「まあ。残りの弾も大事にしてェしな!!」

ガンズも金色のパイプから降りて、急いで走った。

その間に向かってくる敵を走りながら、撃ち倒したりする。

ガンズも緑の穴に入ったところを見たフラエは納得いかない様子になる。

フラエ「ちっ!俺はもう少し暴れたかったけどなァ!!」

フラエは怪人を一人殴り飛ばして、緑の穴へ入った。

バンジョー「カズーイ!!僕らも!!」 カズーイ「ええ!!!」

バンジョーたちも緑の穴へ入ろうと走る。それを見たフラエはいきなり彼らを睨みつける。

フラエ「ううぅぅ・・・・っ!!!」 物凄い怒りを見せたフラエが、

いきなり緑色の通路の壁を思い切り叩く。そのためか、

緑の穴の入り口あたりが、震動し、崩れ始める。

バンジョー「あっ!!緑の穴の入り口からヒビが・・・・!!」

そう。そこの入り口からの壁ヒビが大きく入った。そして・・・・。

ガラガラガラガラガラ・・・・・。壁が崩れてしまい、

その瓦礫が緑の穴を塞いでしまった。よって、

バンジョーとカズーイはこの部屋から出られなくなってしまった。

これが、フラエの狙いであった。

バンジョー「に・・・逃げ道が・・・・塞がれた・・・・!」

カズーイ「これじゃぁ、一生この部屋から出られないじゃない!!」

バンジョー「くそ・・・・!あのフラエって奴・・・・。っ!?」

バンジョーとカズーイは後ろに怪人が複数いる事に気づく。

怪人「ア”アアアアアァァァァァン!!!!」 「ギチギチギチギチギチ!!!」

カズーイ「こいつらァ・・・・!あたいらが機嫌悪いと言うのに・・・・!!」

バンジョー「こうなれば・・・・!とことんやってみるか!!!」

バンジョーは複数の怪人たちと戦おうと、走った。


緑の通路を通っているブレンティ一同。その時、プルレスは歩を止めて・・・。

プルレス「・・・・あれ?バンジョーさんとカズーイさんは・・・??」

ボトルズ「えっ!?」それを聞いたボトルズは歩を止める。他のブレンティ一同も。

ユミ「そう言えばいないわね・・・・。」  ミクス「熊さん・・・鳥さん・・・。」

プルレス「普段なら遅れるハズないのに・・・・。」

ガムロ「何をしている!お前ら!早く進むぞ!!!」

プルレス「待ってください!!バンジョーさんとカズーイさんが・・・・!!」

そこに、フラエがプルレスの前に来て、拳を構える。

フラエ「ぶっ殺すぞ、お前・・・・!」 プルレス「・・・・・っ!」

ユミ「ちょっと待って。」 怯えるプルレスの後ろからユミが話しかけてくる。

フラエ「・・・・何か?」

ユミ「あんた。さっき、この通路の壁を叩いたそうね。」

フラエ「・・・・そうだけど?」

ユミ「そこで何か揺れていたんだけど、まさか、

ここの入り口を崩して塞いだんじゃないでしょうね?」

フラエ「知らねェよ。また別の道で戻れば良いんだろ?」

ボトルズ「・・・・っ!まさか、あなた!!

バンジョーとカズーイをこの通路を通さないために・・・!」

ボトルズがそう言った瞬間、フラエがボトルズの頭を叩く。

ボトルズ「いったああぁぁ~っ;」

フラエ「あんな糞みてーな熊と鳥なんて知るかよ。あいつらなんか、

あそこで一生戦って死ねば良いんだよ。ククククク・・・・!!」

フラエは醜い声で笑う。プルレスが拳を震えて、フラエにこう言った。

プルレス「どうして・・・・!」 フラエ「あ・・・・?」

プルレスは強張った声でフラエに近づき、彼の服を掴む。

プルレス「どうして、あんな事をしたんだ!!!!」

フラエ「黙れ!!!この出来損ないのジンジョーが!!!!」

フラエはプルレスを殴り飛ばす。ミクスはそれを聞いて、ユミに抱きついて泣き崩れる。

ミクス「う・・・っ!う、うわあああぁぁぁぁぁん・・・・・!!!」

ユミ「く・・・・っ!!フラエ!!あんたって人は・・・・!!」

フラエ「うるせーな!!俺を怒らすなよ?そのチビをなんとかしろ!」

ユミ「チビって・・・・ミクスの事を言ってるの!!?」

ユミはミクスの事をチビと言うフラエに対して怒る。

フラエ「そうだよ。何で熊と鳥がいなくなったくらいで泣くんだよ?

意味のねー事で泣くなんて、ただ五月蝿いだけだ。騒音だ。」

ガンズ「俺も、フラエの意見に賛成だ。」

ユミ「ガ、ガンズ!?」

ガンズ「あの熊と鳥は非常に危険な存在だ。本来なら我々に戦力になるべきじゃぁない。」

フラエ「ククク・・・そうよ。とにかく、俺たちはあの糞熊と糞鳥を許さないんですぅ~っ!」

フラエは嫌味な態度でユミにそう言う。今すぐ殴りたいか、拳を出している。

ユミ「・・・・・っ!!私は・・・・許すけどね・・・・。」

フラエ「はっ。じゃあ、知らねーな。熊と鳥に喰われても。

まあ。お前は妖精だから不味いだろうけどなァ。」

ガムロ「話はすんだか?では、進行を続けるぞ・・・・。」

ガムロが歩くと、他のブレンティメンバーが歩き始める。

ユミ「ミクスちゃん。行こ。」 ミクス「・・・・うん・・・・。」

ユミは泣き止んだミクスの手を繋ぎ、ボトルズもプルレス抱える。

ボトルス「プルレス。大丈夫ですか?」 プルレス「え、ええ・・・・。」

ユミたちも後から歩き始めた。バンジョーとカズーイが戻ってくれる事を信じて・・・。


その頃、ミューティーズのボスであるチャズの部屋では、

チャズ男爵が机の前でパソコンをしていた。

どうやら戦争シミュレーションのフラッシュゲームをしていたそうだ。

チャズ「・・・・で?迎撃部隊の状況はどうなっている?」

チャズは目の前にいる二人の怪人に聞く。

怪人A「はっ。ブレンティ部隊の戦力は予想通り恐ろしいそうです。」

怪人B「増殖部隊も送り込みましたが、何かのトラブルで、逃げられてしまいました。」

怪人A「幸い、あの熊と鳥だけが残されていましたが・・・・。」

チャズ「ふ・・・っ。ブレンティめ。さっそく熊と鳥の力を切り捨てたか・・・。

よろしい!この時を逃さずに、暗殺部隊と突撃部隊をブレンティ部隊にぶつけるのだ!!!」

怪人B「熊と鳥の件はどういたしましょうか?」

チャズ「あいつらにはクランカーのところへ誘き寄せてやろう。

あいつらは気が優しいと言うからな。それを利用して、死なせてやろう・・・・。」

怪人A「おお・・・!流石はチャズ様。悪知恵がよく働いてなさる・・・・。」

チャズ「クラッシャーどもめ。今に見ておれ。

お前らの切り札であるブレンティは全員、俺がハジいてやる。」

チャズはそう呟きながら、ゲームを続けていた。


ブレンティの潜水艦のブリッジでは、ドロシーがレーダーを見ている乗員の女性に聞く。

ドロシー「ガムロたちの状況はどう?」

乗員の女性「はい。現在は敵の迎撃部隊の攻撃を退け、アジトを探索中です。

ただ、バンジョーとカズーイが何かのアクシデントで二人取り残されて戦闘中らしいです。」

乗員の女性はレーダーでブレンテイメンバーたちの行動を見ていたそうだ。

ドロシー「そう・・・。やはり、信用できないのね。あの人たち・・・・。」

乗員の女性「ところで、私たちは大丈夫でしょうか?もし、

敵の部隊がこの潜水艦に接近してしまったら・・・・。」

ドロシー「大丈夫。こんな事もあろうかと。既にガードマン・ザランを配置させたわ。

彼の力は、拠点の防衛に相応しいからよ。」

そう。潜水艦の前には既に一人の男がいた。その男は、

青黒いコートと黒いマスクを身を纏っている巨漢であった。

その男こそが、ガードマンのザランであった。

ザラン「・・・・さぁ、来い。グランティ。この私が相手をしてやる・・・・!!」


一方、進行を進んでいるガムロたちであるが・・・・?

つづく

拍手[0回]



忍者ブログ [PR]
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック