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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョー「た、宝箱が僕たちを食べようとした・・・・・っ!?」

カズーイ「まるで、生きているように・・・・・!」

エレナ「そうよ・・・!この宝箱はこの島の怪物の一匹なのよ・・・・!!」

ボトルズ「まさか・・・・!あの宝箱のモンスター・ミミックでは・・・・っ!!」

エレナ「いえ。確かにそのミミックと言うモンスターに見えるけど、名前が違うわ。」

バンジョー「では、一体この宝箱は・・・・・!?」

宝箱「教えてやろう!俺様はロックアップ!!」

宝箱が喋った事にバンジョーたちは驚く。何故かエレナは驚かなかったが。

カズーイ「た、宝箱が喋ったああぁぁぁ!???」

プルレス「しかも、バンジョーが聞きたい事をいち早く読み取って答えた!!」

エレナ「そう。こいつこそが、人間の頭脳を持ったミミック。ロックアップよ!!」

バンジョー「人間の頭脳を!?」  そして、ロックアップと名乗りし宝箱に、

二つの目が生えてきた。その目は怒っているように見えるが笑っていた。

これは、悪の目だ。そして、殺意の目でもあるのだ。

ロックアップ「その通り。我々はかつて、この島で平和を満喫していたのよ。

しかし、キャプテン・ネロスがこの島を支配した事により、我が先輩たちが、

次々と死亡した。だが、そのネロスが死に時が過ぎ今度はグランティがこの島を支配した。

しかし、彼らは我々の力を必要としてくれた。そこへ我々は喜んで彼らの部下となったのだ!」

バンジョー「じゃあ、お前もグランティか・・・・・っ!!?」

ロックアップ「そうさ!俺たちはグランティ第6海軍の機密防衛工作部隊・・・。

ロックアップ部隊よ!!ちなみに、この俺様の中には、この俺に騙され食べられた、

者たちの死骸・・・・いわば骸骨の山だぁ!!貴様らもその仲間になるだろう・・・っ!

それから、貴様らにこの島を荒らすワケにはいかんしなぁ!!」

ロックアップはその語尾ともに、すぐにバンジョーたちに襲い掛かった。

カズーイ「バンジョー!!」  バンジョー「おおぅ!!」

バンジョーも走り、ロックアップと激突した。バンジョーはロックアップにタックルする。

バンジョー「・・・・・っ!!」  ロックアップ「ぬぅ・・・!俺の力の方がもっと上だぜェ!!!」

すると、ロックアップは自身の力を発揮して、己の体でバンジョーを突き飛ばした。

バンジョー「ぐあぁぁっ!!?・・・・くっ!」

ロックアップに突き飛ばされたバンジョーは、なんとか地面に着地できた。

カズーイ「バンジョー、大丈夫!?」  バンジョー「な、なんとかね・・・!」

ロックアップ「ぐははははは!!こいつが伝説の熊と鳥の力か!?」

バンジョー「いや・・・!こっからが僕たちの本当の力の見せ所だ!!!」

バンジョーは再び、ロックアップを倒そうと走り出した。

ロックアップ「ぬおおぉぉぉぉぉ!!!なら、その本当の力を見せてみろおおぉぉぉぉ!!!」

そして、バンジョーは自身を転がした。これは必殺のローリングアタックだ。

バンジョー「ローリングアタック!!!!」  バンジョーのローリングアタックが見事、

ロックアップに決まった。物凄い打撃にロックアップはひるむが、なんとか耐え抜いた。

ロックアップ「ぐおぉぉ・・・っ!!これが伝説の力か・・・!だが、貴様らを喰うまではあぁぁっ!!」

ロックアップは口を大きく開けて、バンジョーたちに迫る。どうやら捕食する気だ。

バンジョーはそんなロックアップの噛み付きから間一髪、避けた。

バンジョー「くっ!これでは近距離攻撃は無理だ!!カズーイ!!!」

カズーイ「ええっ!タマゴミサイル!!!!」  バンジョーは迫るロックアップから離れ、

カズーイはタマゴミサイル3発でロックアップを攻撃した。

ロックアップ「ぬあっ!?ぅお!!ぐぅ・・・っ!!お・・・おのれ・・・・!!」

バンジョー「今だっ!!」  そして、バンジョーは敵がひるんだところを見て、

地面を蹴って跳び、一瞬だけ自身を回転させ、カズーイが嘴を前に突き出した。

バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!!!」

バンジョーとカズーイはくちばしアタックでロックアップの体を貫いてしまった。

ロックアップ「ぎええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!??」

プルレス「やった!!技が決まった!!」  エレナ「やはり、あの二人は強いわ!」

ロックアップ「お・・・俺様が最後の一匹だと思うな・・・・っ!!我が同胞は、

この島以外の奴等を含め、大勢存在するのだ・・・・・・・!!!!」

そして、ロックアップは大爆発を起こして、死んでしまった。

カズーイ「・・・・・なんだってのかしらね?今の奴・・・・。」

リーキー「・・・・さぁ!緑の塔へ急ぎましょう!!!」

こうして、6人は歩き緑の塔の前へ。緑の塔は浜辺から離れているが、

そこへ行くためのハシゴとそのハシゴの後からある道があった。

6人はそのハシゴから緑の塔へ続くための道を渡り、塔へと目指していた。


同じ頃、ダッタは壁際の細い道を進みながら、サリマと電話をしていた。

ダッタ「あ?素晴らしき金色の宝箱だぁ?」

サリマの声『そうなの。それをグランティや例の熊と鳥が狙っているに違いないわ。

その前に私たちが一早く、その財宝を見つけて保管しなければならないの!

だから、あなたもその宝箱の発掘に強力してくれる?』

ダッタ「はっ!そういうこたァ早く言えってんだよ。おれぁ今よ、

ジグソーをもうすぐ見つける事ができるんだ。ちょっと邪魔せんでくれるか?」

サリマの声『・・・・・わかったわ。じゃあ、ジグソーを手に入れたら、

その時は・・・・お願いね。信じるから・・・・・っ。』  こうして、サリマは電話を切った

ダッタ「カッ!別に信じなくてもいいけどよぉ。まあいい。ジグソーは目前さ。」

ダッタは壁際の細い道を順調に歩いた。海に落ちないようにゆっくりと。

ダッタ「・・・・・うむ?行き止まりか・・・・・!」  そして、ダッタの前に足場がなかった。

しかし、足場のない海に浮かぶ3つの木箱があった。ダッタはその木箱に目をつけた。

ダッタ「へへ・・・・っ!はっ!やっ!とう!!」  その時、ダッタがジャンプした。

そして、ダッタはその3つの木箱を飛び移り続ける。3つ目の木箱に着地したダッタは、

前の方向を見る。実は、そこにはまだ道があったのだ。今度は細くはないようだ。

ダッタ「・・・・ほう!まだ道があったのかよ?たあぁっ!!」

ダッタはジャンプし、その道へと着地して、今度は走ってそこを進んだ。

しかし、その道はときどき足場がないところが多くあるが、

ダッタはそれを何度も飛び越えた。その間には、高そうな壁があったが、

ダッタがジャンプでそれを飛び越え、そこの上にある道を走っていた。

そして、ついにダッタは最後の足場のないところを飛び越え、黄金に輝く物の前に立つ。

ダッタ「へへへへへ・・・・っ!ついに見つけたぜぇ!ジグソー!!」

そう。ダッタの前には既に黄金に輝くジグソーがあったのだ。

ダッタはさっそくそのジグソーを手に取った。ダッタはまたジグソーを奪ったのだ。

ダッタ「はははははははははっ!!!!俺様はジグソー集めの天才だぜっ!!・・・・ん?」

その時、ダッタはふと少し遠く見える緑の塔の近くのところを見る。

そこにある緑の塔へと続く道をバンジョー一行たちが歩いているのが見えていた。

ダッタ「うぬ!!?あれは・・・・あの時の熊と鳥かっ!!何をしてやがる!

どうやらサリマの言うとおり、素晴らしき金色のお宝ってのを探してるみたいだな?

尾行してやるよ・・・・!だが、お前らのやり方次第でそのときゃぁ・・・・・っ!!!」


バンジョー一行はついに緑の塔のところについた。

リーキー「この塔の周りの坂道を登れば頂上のハズです。」

バンジョー「よし!行こう。」  こうして、6人はこの塔の周りの坂道を歩いて登った。

しばらく登り続けると、6人はついにこの塔の頂上についた。

プルレス「やったああぁぁぁ!!!ついに頂上だあぁぁぁぁぁ!!!!」

プルレスはついに頂上に着いた事に喜ぶ。カズーイはここで気持ちよく空気を吸う。

カズーイ「ふぅ・・・・。やっぱ目的地へついた時の空気は美味しいわねぇ~。」

バンジョー「しかし、肝心の赤いバッテンはどこに・・・・??」

エレナ「ええ。なんか何もなさそうなところね・・・・・。」

リーキー「それなら、床の方にあります。」  バンジョーたち「ん?」

リーキーが下を向くと、一同も下を向く。そう・・・・。

一行の下のところ。この緑の塔の頂上の床には、赤いバッテンが描かれていたのだ。

バンジョー「こ、こんなところに・・・・・っ!!」  カズーイ「赤いバツのマークが!!!!」

リーキー「そう!これこそが素晴らしき金色の宝箱のありかたる赤いバッテンなのです!!」

エレナ「では、この赤いバッテンをどうすればいいの!?」

リーキー「う・・・・っ;そ・・・そこまではまだ・・・・・。」

ボトルズ「未だに解明不能ですか・・・。僕もこの謎は初めて見たし・・・・・。」

プルレス「考えなくちゃ・・・・!皆で・・・・・!」

そして、皆はこの赤いバッテンをどう攻略するかじっくりと考え込んでいた。

しかし・・・・短気なカズーイにはそのうち我慢の限界が近づきつつあった。

カズーイ「うぅぅむ!あぁぁもうっ!!いくら考えても思いつかないわっ!!

ブチ破る事しかっ!!!!」  カズーイの発言に皆が驚く。

エレナ「ブ・・・ブチ破るって・・・・!?」

カズーイ「決まってるでしょ!くちばしバスターで、この赤いバッテンを、

砕いてそこの下の中を見てみるのよ!!そこに財宝があるか確かめるの!!!」

リーキー「で・・・でも、もしそうやったら・・・・・!」

ボトルズ「赤いバッテンがなくなって、宝箱の手がかりがなくなるかも知れませんよ!!?」

バンジョー「・・・・たとえ、そうだとしても・・・・っ!カズーイ!!」

カズーイ「OK!!」  どうやらバンジョーはカズーイの発言を認めたそうだ。

バンジョーとカズーイ「とんぼがえりジャンプ!!!!」

バンジョーとカズーイはとんぼがえりジャンプで空高く跳び、

赤いバッテンめがけて、くちばしバスターを発動した。

バンジョーとカズーイ「くちばしバスター!!!!!」

ついに二人はくちばしバスターで、赤いバッテンのところへ急降下していく。

それを見た皆はどうなるかと息を飲んだ。そして、カズーイの嘴は赤いバッテンの中央に刺さる。

プルレス「ほ・・・・本当にやった・・・・・っ!!」  そして、カズーイの嘴は、

バッテンの中央から離れ、そのバッテンから離れたところへ着地していくバンジョー。

その時、赤いバッテンが突然、変化をするように変わり始めた。

ボトルズ「あっ!赤いバッテンが変わっていく・・・・・・!!」

そして、変化が終わると赤いバッテンが赤い矢印になっていたではないか。

バンジョー「あっ!!赤い矢印になった!!」

つづく

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ラーティ「素晴らしき金色の宝箱!?」

テントの中で、ラーティが同士の男からそう聞いていた。

クラッシャー同士「はい。ある一般のスピニットの一匹からそう聞きました。

それに、その宝箱を発掘して手に入れたかつての故人・キャプテンネロス以外にいないそうです。」

サリマ「私も数ヶ月に仲間から聞いたわ。その宝箱の中には、

何億の価値が宿る物が眠っているらしいの。」

ラーティ「もし、それをグランティの手に渡ったら大変な事になりそうだ・・・・・っ!

これより、我々は島の捜索を強化する。素晴らしき金色の宝箱を発掘して、

回収しろ。グランティやあの熊と鳥の手に渡すな。」

同士たち「おうっ!!!」

サリマ「ダッタや・・・・あの子たちの部隊にも連絡しておくわ。」

ラーティ「あの子たち?あのローブの彼らか。いいだろう。」


一方、ダッタはまだスナッカーとの戦いを続けていた。

スナッカー「ザメエエエエェェェェェェ!!!!」

スナッカーはダッタを丸呑みしようと口を大きく開けながら攻めてきた。

ダッタ「むっ!?ふん!!」  ダッタはいち早く敵の攻撃から避けようとジャンプした。

これにより、スナッカーはダッタの足場ではなくなった木箱を噛み砕いた。

ダッタは別の海上に浮かんでいる木箱を足場にしてマシンガンを構える。

ダッタ「くらえっ!!」  ダッタはマシンガンを連射してスナッカーを攻撃した。

スナッカー「ザメザメザメザメ・・・・・ッ!!この程度でぇ・・・・・!!」

スナッカーはダッタの連射にひるみそうになるが、なんとか耐え抜いて・・・・・。

スナッカー「こぉんの俺様が死ぬと思っているのかああぁぁぁぁぁ!!!?」

一気に飛び出して、ダッタを一気喰いしようとした。

ダッタ「っ!!」  ダッタは敵が飛び込んでくるところを知って、しゃがんだ。

スナッカーは木箱・・・・それとダッタを飛び越えてしまい、避けられてしまった。

スナッカー「ザメエェェェ!!おのれぇ・・・!」

スナッカーはダッタから後ろの海に飛び込み、そこからダッタを睨む。

ダッタ「・・・・・っ!てめェの力・・・・ここさえ使えば、ちっとも恐ろしくもねぇな?」

ダッタは頭に指をつんつんとつつきながら、スナッカーに向かってそう言った。

スナッカー「そりゃぁ?頭のいい奴が勝つって事かよ?」

ダッタ「さぁな!ただ、俺のような人間タイプの方は知能がよさそうだろぉがな!」

スナッカー「ちっ!おれぁそういう頭のいい奴が許せねェんだよおおぉぉぉぉ!!!!」

スナッカーは怒って、物凄い泳ぎもう一度ダッタのところへと向かい、口を大きく開ける。

ダッタ「くっ!とあぁ!!」  ダッタは敵の攻撃から避けようと、

ジャンプして木箱から離れた。スナッカーはまたすれ違って木箱を噛み砕いてしまう。

ダッタ「ゲスが!!」  ダッタはジャンプして、空に浮きながら、

マシンガンを連射して、スナッカーを攻撃。無数の弾にスナッカーはひるむ。

スナッカー「ザメザメザメザメザメ・・・・・・!!!」

そして、ダッタはまた別の木箱を足場にして、スナッカーを迎え撃とうとする。

スナッカー「死ねえええぇぇぇぇい!!!」

しかし、スナッカーはすぐにダッタを食い殺そうと飛びかかってきた。

ダッタ「っ!?ふざけんなぁっ!!」  ガキイィィッ

ダッタはそんなスナッカーの顎をナイフで突き、敵を突き飛ばした。

スナッカー「ザメエェェェッ!!!」  スナッカーは突き飛ばされて、海に入った。

ダッタ「くそっ!!刃物なのに刺されねぇのかよ・・・・っ!!」

スナッカー「その通りよ・・・・!俺様の鮫肌は刃をも効かない力を誇っているのさ・・・・っ!!」

スナッカーは海中に潜りながら、ダッタの周りを泳いでいた。

ただし、上のヒレが海上から見えているが・・・。ダッタは警戒しながらそのヒレを見ていた。

ダッタ「ちくしょう・・・・!一体どうすれば・・・・・!っ!?」

ダッタはふと足元の木箱の方を見て気づく。よく見れば、色が赤く、

この木箱の上の部分には、【WAEPON・BOX】と書かれているそうだ。

ダッタ「武器運搬用の箱か・・・・・!こうなりゃァ、イチかバチかよ!!」

ダッタは武器運搬用らしき箱に拳を打ち込んだ。その拳は箱の外側を貫き、

中へと入った。そして、何やら腕を動かしているそうだ。

スナッカー「スキありゃああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

しかし、スナッカーはダッタが箱に手を入れて何かしているスキを突いて、

襲い掛かる。口を大きく開けて食べてしまおうとした。

ダッタ「ゲッ!?早くしねェと・・・・!っ!?これだ!!」

ダッタは敵が襲ってくる事に気づいて、焦りを感じる。

すると、すぐに何か使えそうなのを取り、すぐにジャンプして木箱から離れる。

スナッカーはまたダッタを喰うつもりが、また木箱を食ってしまった。

奴の口には木箱の残骸だけでなく、剣やら銃がスナッカーの鋭い牙に、

噛み砕かれバラバラになっているのが見えている。スナッカーの歯は、

どんな金属でも噛み砕けるらしい。やはり、スナッカーは恐ろしい鮫だ。

スナッカー「ちぃ・・・・!また避けやがって・・・・・!!

チョコマカしてんじゃねーよ!!ブース!!」

ダッタ「けっ!なんとでも言いやがれ!!間もなく貴様は地獄に堕ちるんだからよ!!!」

ダッタはそう言って、木箱から取り出した何かを投げ出した。

その何かとは、少し大きい金属製の四角い形のダイナマイトだった。

そのダイナマイトはスナッカーの歯と歯の間に挟まってしまう。

スナッカー「ガブッ!な・・・なんだ!?これは!!」

ダッタ「死ねぇ!!!」  ダッタはこれをチャンスに、マシンガンを撃った。

その弾はスナッカーの口に挟まっているダイナマイトに命中した。

スナッカー「ザ、ザメエエエエエエエエエエエェェェェェェェェェェ!!!!!」

すると、ダイナマイトは爆発し、スナッカーもその爆発とともに粉々に吹き飛んでしまった。

そして、ダッタは島のある土に着陸した。その土は、緑の壁際の細い道であった。

ダッタ「さーて。これで片付いたぜ。そして・・・・!この近くには・・・・・!!っ!?」

ダッタは何か笑みを浮かべると、携帯電話の音が何所から鳴り出した。

ダッタ「あ?」  ダッタはその携帯電話を取り出し電話をし始める。

サリマ「こちら、サリマ。ダッタ・・・。聞こえる?」  どうやら相手はサリマであった。


一方、バンジョー一行はリーキーの導きで緑の塔の近くに来ていた。

バンジョー「こ・・・・ここが・・・・緑の塔・・・・・!!」

バンジョーたちは目の前に存在する緑の塔のあまりの大きさに動揺する。

リーキー「はい・・・・。この塔を通れば・・・・・!っ!?」

バンジョーたち「っ!!?」  バンジョーたちは目の前に何かがある事に。

その何かとは、紛れもなく宝箱であった。しかし、あまり金色ではなく輝いてもいない。

バンジョー「こ・・・・これは・・・・!?」  リーキー「宝箱だ!違うけど・・・・。」

カズーイ「たとえ、素晴らしき金色の宝箱でなくとも、きっとマシな金物が入っているハズよ!!」

バンジョー「よし!行ってみよう!!」  バンジョーはその宝箱に近づいてみる。

エレナ「っ!?待って!その宝箱に近づいては駄目!!!」

しかし、バンジョーは彼女の声が聞こえず、その宝箱に手を近づけてしまう。

すると・・・・・宝箱が急に口が動くように大きく開けた。

バンジョーとカズーイ「な・・・・・っ!!?」  二人はその宝箱の突然の変異に驚く。

そして、宝箱が口のように無数の牙を生やし、二人を食べようと動き出した。

バンジョーとカズーイ「うわっ!!」

しかし、バンジョーは危うく食べられる前にバック転で、素早く動き出した宝箱から離れた。

つづく

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その追われている者は何やらバケツのような姿をしていた。

その者は悲鳴をあげて、助けを求めていた。

バケツのような者「ひゃあああああぁぁぁぁぁ!!!!助けてええええぇぇぇぇ!!!!!」

そのバケツのような者を追っているのは、スピニットの大群・・・・。

この者たちは、グランティの第6海軍の刺客である。

スピニット「待てええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」

スピニットたちに追われているバケツのような者・・・・それは・・・・。

なんと、リーキーだった。グランティに追われているのは、

前話に登場したバケツのリーキーだったのだ。

リーキー「はぁ!はぁ!な・・・なんで僕がこんな目に・・・・・・っ!!」

スピニット「お前のバケツ族としての力を、我々に渡せえええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

リーキー「僕の力を使って、どうするつもりなんだよおおおおぉぉぉぉぉ!!!!??」

スピニット「知るかコラアアアアアァァァァァァァ!!!!!!」

スピニットたちはリーキーを追っていた。リーキーは必死に逃げるが・・・・。

リーキー「わああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!誰でもいいから、

なんとかしてえええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」


リーキーの叫び声は別の浜辺でも響いていた。そこにはバンジョーたちがいた。

バンジョー「・・・・・・ん?」  バンジョーは遠くからの叫び声が耳に届いていた事に感じていた。

カズーイ「どうしたの?バンジョー。」

バンジョー「うん・・・・。何か声が聞こえたような気がしたんだ・・・・。」

ボトルズ「確かに、僕も聞こえました。まるで、助けを求めているような声でした。」

エレナ「私もそう聞こえたわ・・・・。かすかだけど・・・・・。」

プルレス「僕も・・・・・・。ん?あれは何だ!?」

プルレスが指さしたところを皆が見る。その前方から何か砂煙のようなものが・・・・。

その煙とともに無数の生物が走ってきているような影があった。

バンジョー「な・・・・なんだあれは!!?」

カズーイ「っ!?あ・・・・あいつ・・・・・まさか・・・・・・!?」

その砂煙とともに走る一つの影が姿を表した。その者はリーキーだった。

バンジョー「リーキー!!!!」  エレナ「こんなところに・・・・・!!」

そして、リーキーを追う無数の影の正体。あれはやはりグランティのスピニット部隊だった。

プルレス「グランティ!!!!」

スピニット「早くバケツ族の力をよこせえええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

リーキー「いやだあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

ボトルズ「あいつら!リーキーの力を狙っているのか!?」

カズーイ「なんで狙っているのか知らないけど、行きましょ!バンジョー!!」

バンジョー「うん!!たあぁぁっ!!」  バンジョーはさっそうとリーキーを救うために、

ジャンプして、スピニット部隊の真上へと近づいていた。リーキーはふと彼の方を見る。

リーキー「っ!あれは・・・・・昨日のクマさん・・・・・!?」

バンジョー「最初からいきなり行くぞ!!」

スピニット「あっ!!熊と鳥だ!!!」

敵スピニットたちはジャンプして来たバンジョーを見て、立ち止まる。

リーキー「・・・・・っ!?」  リーキーも立ち止まって後ろのバンジョーの方を見た。

バンジョーとカズーイ「くちばしバスター!!!!!」

スピニットの群れの中心にまで跳んだバンジョーとカズーイはくちばしバスターを発動した。

急降下するカズーイの嘴が地面に突き刺さると、その地面が大きく抉り始め、

それによる衝撃波が周りのスピニットたちを吹き飛ばしては、バラバラ砕いていった。

スピニット「うわああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

リーキー「わっ!!」  しかし、近くにいたリーキーもその衝撃に少し触れたか、

吹き飛んでしまうが、バラバラにならずエレナに受け止められた。

エレナ「よっ!大丈夫・・・・・!?」

リーキー「あ、ありがとう・・・・・。」 リーキーは少し赤くなりながら彼女に感謝した。

バンジョーとカズーイのくちばしバスターを受けたスピニット部隊は、

多くのメンバーが減ってしまい、残りわずかになってしまった。

バンジョー「どうだ!!」  カズーイ「まだやる気?」

スピニット「・・・・っ!引き上げだ!!」

敵スピニット部隊は戦力が足りないか、退いた。

リーキー「ありがとうございます。クマさん。それに・・・トリさん。」

バンジョー「いやいや・・・・w」  カズーイ「それにって・・・・?(--#」

プルレス「ところで、あんでグランティに追われていたの・・・・!?」

リーキー「それが、僕にもわからないんだ・・・・・。」

ボトルズ「きっと・・・・昨日、僕らが見たバケツ族の力が目当てだったんでしょう。」

エレナ「バケツの力・・・・・?はっ!あの時・・・・。」

エレナは昨日の出来事を思い出す。それは、砂の城に入る前の記憶である。

その城を沈めている水をリーキーが超能力でその水を自分の中に取り込んでいた。

これぞ、バケツ族の力である。恐らく、グランティはその力を欲して、リーキーを追っていただろう。

リーキー「ところで、今日は何をしているのですか?」

ボトルズ「素晴らしき金色の宝箱という物を探しているんです。」

リーキー「素晴らしき金色の宝箱?」

エレナ「この島で最も発掘しにくい財宝だそうよ。」

カズーイ「その分、何億の価値かがあるかも知れないわよおぉぉ~wwww」

バンジョー「カズーイ・・・・・;」

リーキー「素晴らしき宝箱かぁ。そういえば、この島の近くにある緑の塔の、

天辺にある赤いバッテンがあったけど。それがそのありかじゃないだろうか?もしかして。」

バンジョー「緑の塔!?」  エレナ「そこは何所にあるの!?」

リーキー「僕が案内します。ついてきてください。」

リーキーがそう言い、ピョンピョンと跳ねて移動すると、一行も彼の後を辿って行った。

素晴らしき金色の宝箱のありかがあるかと思われる緑の塔に向かって・・・。

しかし、スピニットたちの死骸の中に一匹だけ生きているスピニットが、

ひそかにバンジョーたちを見て、呟いていた。今に瀕死になりそうだが・・・。

スピニット「クククククク・・・・・。聞いたぞ・・・・・・。」


一方、島の裏側の近海では、巨大なサメ・スナッカーが突然、海水から出てきた。

スナッカー「シャアアアアアァァァァァァァァ!!!!!」

そのスナッカーの前には、海上に浮かんでいる木箱に乗っている男がいた。

その男は・・・・ダッタ。ダッタは今、凶暴なる鮫と戦っている最中だった。

ダッタ「けっ!随分と馬鹿でけぇ鮫みたいだが、この俺様に勝てるってか?」

スナッカー「あぁ?丸呑みにすんぞ、クズ。まぁ美味しそうだからいいけどw」

ダッタ「・・・・・殺すよ?」


その頃、クラッシャーのラーティ&サリマ部隊の陣地では・・・・?

つづく

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バンジョーとカズーイの大冒険・THE・FIRST   第13話・黄・金・争・奪

バンジョーとカズーイはブラバーの海賊船を宿にしてこの第2のステージたる、

シャークックアイランド。別名、おたからザクザクびーちでの戦いを繰り広げられていた。

そこには、憎き悪のグランティと、それに対抗する新たな勢力クラッシャーが相手となっている。

バンジョー一行は海賊の娘、エレナを仲間に彼女の上司である、

キャプテン・ブラバーの失った財宝を求めて探索をしていたのだ。その間に、

平和を愛するスピニットたちの村でグランティと戦ったり、砂の城の謎に挑戦したりと、

様々な困難が起きていたが、バンジョーたちは決死の団結でそれを乗り越えてきたのだ。

そして、砂の城にいる黒い悪魔、スピニットブラックはグランティの使者ではないが、

とてつもなく強大な力を持ったが、バンジョーとカズーイはオリジナルの必殺技、

リバースバスターで見事撃破した。その後一行は海賊船で一日を終えるのであった。

おたからザクザクびーちに朝が来た。青い海から眩しい太陽が昇ってきた。

しかし、とある荒地より何やら大きな爆発が起きていたのだ。・・・・そう。

既に島ではグランティVSクラッシャーの壮大な喧嘩が始まっていたのだ。

グランティ側ではスピニット数十匹、クラッシャー側では、剣を持つ人に銃器を持つ人、

そして、大きな大砲で砲撃している二人の男がいた。

「えぃやあああああぁぁぁぁぁ!!!!」  「かああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

クラッシャー同士たちは剣でスピニットを斬り付けたり、ショットガンやマシンガンなどで、

スピニットを撃ち殺したりしていた。対するスピニットたちは得意のハサミ攻撃で、

次々と斬り殺していく。たまに体当たりで気絶させている者もいた。

クラッシャー同士A「標準に合わせた!!しかし、弾は残り4発だ!!」

クラッシャー同士B「それでもいい!!発射する!!」

そして、二人の同士は大砲から巨大な砲弾を発射して、スピニット部隊を攻撃する。

スピニットたち「うわあああぁぁぁぁぁぁ!!!?」  ドカアアアァァァァァン

砲撃を受けたスピニット6匹はそれぞれ吹き飛び、バラバラになっていた。

クラッシャー同士A「やったぞ・・・・!このまま一気に・・・・っ!ぐあ!!!」

その時、同士Aが後ろから青い何者かに斬られた。同士Bはそれに気づく。

クラッシャー同士B「なっ!?だ・・・何だてめぇ・・・!!」  同士Bは後ろを向く。

そこには、青い体に赤い目を持つスピニットがいた。その者こそが、グランティ第6海軍の、

カンシー小隊のリーダー、カンシーだ。同士Aを斬り殺したのもカンシーである。

カンシー「俺の名はカンシー・・・・。グランティ第6海軍のカンシー小隊の隊長だぁ!!!」

カンシーはそう言った後、ハサミを素早く振り、同士Bを斬った。

クラッシャー同士B「うわあぁぁぁぁ・・・・・!!!」 同士Bは血を流して倒れて、絶命した。

カンシー「さぁて。早く全滅させて、一般の奴等を収穫しないとなぁ。」

カンシーは笑みを浮かべて、ハサミに敵の血が塗られているので、それを舐めていた。


キャプテン・ブラバーの海賊船の船長室では、この船の長である、

キャプテン・ブラバーはもちろん、その手下のエレナ、主役コンビのバンジョーとカズーイ、

ボトルズにプルレスまでいた。ブラバーは5人に何か話しているようだ。

バンジョー「素晴らしき金色の宝箱!?」

キャプテン・ブラバー「そうじゃ。この島にはかつて誰も発掘されていないお宝が、

存在しておるのじゃ。その昔、キャプテンネロスがそのお宝をやっとの困難で、

発掘したのじゃ。その宝を発掘するのに、大きな苦労をしてきたらしい。」

プルレス「あのキャプテンネロスにも難しい試練があったと言うのですか?」

キャプテン・ブラバー「そうじゃ。特にその素晴らしき金色の宝の発掘こそが、

ネロスにとって最大の難関であったのじゃ。随分と難しかったじゃろうて・・・・。」

ボトルズ「聞いたことあります。キャプテンネロスは死の間際に、

その素晴らしき金色の宝箱をどこかへ隠したと。他の者に見つけぬように・・・・!」

キャプテン・ブラバー「ほほう。お主、知っておったか・・・・。確かに奴は、

死ぬ前にその宝箱をどこかに埋めておった。」

エレナ「船長・・・・!ついにそのお宝を私たちが発掘する時が来たのですね・・・っ!」

キャプテン・ブラバー「そうじゃ。その宝を探すにつれ、運が良ければ、

ワシらの失った財宝も見つかるかも知れんからのぉ・・・・。」

カズーイ「素晴らしき金色の宝箱かぁ・・・・。一体何億の価値があるのかしらねぇ~w」

バンジョー「カズーイ・・・・・;」  カズーイの目には¥のマークが描かれていた。

エレナ「確かに、素晴らしき金色の宝箱には何億の価値があるのかも知れない・・・。

やはり、あの宝箱は我々が発掘して手に入れるべきですっ!!」

キャプテン・ブラバー「そうじゃのぉ。では、気を付けて行っておくれ。」

エレナ「はいっ!!」

カズーイ「あたいたちも行くわっ!!!」

エレナ「えっ!?」  カズーイの言葉にエレナは驚く。

カズーイ「あたいたちがあんたに強力して、あの宝箱を手にいれてやるわよ!うふふふ・・・・w」

カズーイはまた目に¥マークが出てきた。バンジョーも汗を流しながら、笑ってこう言う。

バンジョー「・・・・と、言うわけで僕たちも手伝うよ・・・・・^^;」

エレナ「そう。ありがとう^^」

・・・・・こうして、5人で素晴らしき金色の宝箱の発掘に向かう事となった。


一方、クラッシャーのラーティ&サリマ部隊の陣地。そこの一つのテントの中では、

ラーティとサリマ、数人の同士がいた。サリマはマイクやヘッドホンを使って、

通信機で遠くで任務中をしている同士たちと連絡していた。

サリマ「な・・・・・なんですって・・・・!??」  サリマは何かを聞いて驚愕し、マイクを落とした。

ラーティ「どうした!?」  ラーティが聞くと、サリマが耳に付けていたヘッドホンを外してこう話す。

サリマ「・・・・・・っ!我が隊の工作班が全滅してしまったわ・・・・・っ!!」

ラーティ「な・・・・なんだと・・・・・!!?」

サリマ「彼らを滅ぼしたのは・・・・グランティ第6海軍のカンシー小隊のリーダー・・・・・!!」

ラーティ「そうか・・・・!奴らめ・・・・・!!他の仲間たちはどうなんだ!?」

サリマ「他の人たちもそれぞれ奮闘しているわ。私たちも頑張らなくちゃ・・・・!!」


一方、別の荒地では・・・・・。一人の何者かを大勢の何者かが追っていた。

つづく

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今日もシャークックアイランドでは戦争が起きている。グランティと戦い、

ジグソーを争奪しているクラッシャーの少年少女。一方、バンジョーたちは、

素晴らしき金色の宝箱があると聞いて・・・・・・。

次回、「黄・金・争・奪」!  この島で一番輝く黄金はなんなんだ!?

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?バンカズファースト第12話。

今回は1話完結と行こうと書いてみましたが、どうでしょう?

この話で登場した砂の城と、その入り口を作るカギとなるバケツのリーキーの事ですが、

原作では、湖の水を汲み上げたそうですが。そのリーキーは何もしてないように見えながらも、

湖の水が勝手に減っていって砂の城に入れるようになりましたな^^;

小説では、ちゃんと汲み上げるように見えるようにしようと、

神秘の能力っぽく見える技(いわゆるカービィの吸い込みみたいなもん(ぁ)で、

湖の水を汲み上げてもらいました。そして、平和を望む一般のスピニットの村も、

出しましたが、あれはオリジナルなので原作のゲームでは、

プレイヤーに味方するスピニットもその村も実際ありません。

あと、この話の強敵たる黒いスピニット。私はこいつを、

勝手に【スピニット・ブラック】と名づけたり(爆) 彼は普通のスピニットより、

少し強そうだったので、小説でそれらしさを調教したりしました。あと、彼は、

グランティではありません。あと、口から吐く火炎攻撃は小説だけのオリジナル要素なので、

実際のゲームでは絶対に火炎攻撃はありません。ご了承くださいです(

あと、ブラックの過去も個人的に勝手に描いてみたり(ぁ

次回はおたからザクザクびーち編がヒートアップするかと思います。

あの宝箱の奴も登場したりもします。あと、次回のタイトルですが・・・・。

【黄・金・争・奪】・・・・。ただ簡単に【おうごんそうだつ】と呼べば幸いです・・・・^^;

それでは。

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