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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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おたからザクザクびーち。別名、シャークックアイランドは多くの財宝が眠る恐るべし島だ。

この島で戦争を展開しているグランティやクラッシャーの戦士たちと戦うバンジョー一行。

彼らに協力を求めるキャプテンブラバー率いる海賊団。海賊ブラバーの部下である、

少女エレナがバンジョーたちとともにグランティたちと戦っている。そして、現在。

バンジョーたちは素晴らしき金色の宝箱の情報を聞き、その宝箱を探していた。

素晴らしき金色の宝箱を手に入れると、名の通り、素晴らしい宝が手に入るという。

その宝をめぐってクラッシャー、グランティも動き出していた。

そして、今。バンジョーとカズーイVSダッタによる宝争奪戦が始まった。

ダッタの猛攻に苦しみながらも、バンジョーとカズーイは、空を飛ぶ+くちばしバスターの、

コンボ技で見事逆転勝利を収めた。それと同時に赤いバッテンが、

宝のありかへと記す矢印となった。果たして、そこに金色の宝箱があるのだろうか?

バンジョーとカズーイは赤い矢印をずっと立ったまま見つめていた。

ボトルズ「おおおぉぉぉぉい!!!バンジョー!カズーイ!」

そこに、ボトルズたちが駆けつける。皆、戦いが終わったから笑った顔をしている。

エレナ「やったわね!バンジョー君、カズーイちゃん。」

プルレス「あのクラッシャーのダッタを倒すなんて凄いです!」

しかし、バンジョーとカズーイから何故か反応がない。そして、バンジョーが急に倒れだした。

リーキー「っ!!?クマさん、トリさん!!大丈夫ですか!?」

二人が突然、倒れだした事に驚いたリーキーたちは二人のところに駆け寄る。

エレナ「だ、大丈夫!??」  プルレス「しっかりしてください!!!」

ボトルズ「きっと・・・・あの時、マシンガンの銃弾に身体中を撃たれたから・・・・・。

でも、心臓には命中していので、恐らく死ぬ恐れはないと思いますが・・・っ。」

エレナ「でも・・・・怪我は怪我よ。何か手当てしないと・・・・。」

カズーイ「・・・・あ・・・・あたいたちは・・・・大丈夫よ・・・・・。」

ボトルズたち「っ!!!」  ボトルズたちはカズーイがかすかながら喋った事に驚く。

バンジョー「・・・・ただ、身体が動けなくなっただけなんだ。大丈夫・・・・。

後になったら、また動けるようになれるから・・・・・っ!」

そう。二人は激しい戦いの反動で身体に大きな疲労が出て、動けなくなっていたのだ。

カズーイ「それと、メガネ君。ちょっと赤い矢印の記したところまで、

あたいたちを運んでくれない?もうすぐ眠そうなのよ、あたいら・・・・。」

ボトルズ「メガネ君・・・・?もしかして、僕の事ですか?」

カズーイ「そうそう。わかったら早く運んどいて。そこに宝があるかも知れないから・・・・・。」

バンジョー「・・・・お願いだよ。ボトルズ。」

ボトルズ「・・・・わかりました。今度は僕に任せてください!!!」

ボトルズは倒れたバンジョーを自分の背中に乗せて、抱えた。

エレナ「・・・・でも、何故また赤い矢印が・・・・・。」

ダッタ「どうりで・・・・・発掘するのに難しいみてぇだな・・・・。

素晴らしき金色の宝箱はよォ・・・・・っ!!!」  その時、倒れたハズのダッタの声が。

その声を聞いたボトルズたちは後ろを向く。そこに必死に立ち上がろうとするダッタの姿があった。

ボトルズ「ダ、ダッタ!!!!」  プルレス「まだ生きていたのか!!?」

ダッタ「ケ・・・・ッ!!悪いけど、俺ぁグランティを滅ぼすまで、死ぬ事は許されねぇから・・・・!」

カズーイ「あんた・・・・!まだ生きていたの・・・・!?」

バンジョー「まさか・・・・・僕らが動けなくなったと知って・・・・・っ!」

ダッタ「・・・・そうしてぇところだが・・・・・どうやら俺も・・・・・・。」

立ち上がろうとするダッタ。しかし、何故か、また倒れてしまう。どうやらダッタも激しい戦いで、

バンジョーとカズーイの必殺技を受けて重傷を負うくらいのダメージを受けていたのだ。

エレナ「怪人が倒れた・・・・・っ!」   ボトルズ「恐らく、こいつも物凄い激痛と疲労で・・・・・。」

プルレス「・・・・・・今がチャンスだ。やっかいな事にならないように・・・・っ!」

カズーイ「そうね。さっさと行きましょ!こいつがまた目覚める前に・・・・!」

ボトルズ「はい・・・・・。」  こうして、ボトルズたちは赤い矢印からの方向へと歩いた。

バンジョーとカズーイはボトルズに抱えられながら、眠りについていた。

ボトルズは矢印の方向に従って、池場から出ようとする。しかし、そこに・・・。

ボトルズ「・・・・・っ!?お、お前たちは・・・・・!!」  エレナ「グランティ!?」

ボトルズたちはグランティらしき連中の姿を見て、驚く。そいつらは、

スピニット2匹、ロックアップ一匹であった。恐らくグランティの部隊かも知れない。

ロックアップ&スピニット二匹「ヒッヒッヒッヒッヒッヒ・・・・・・!!」

ボトルズ「一緒に笑っている。本来ならば、スピニット族とロックアップ族は、

ほぼ共存する確率は少ない。・・・・・しかし、グランティなら違う種族といえど・・・・!!」

ロックアップ「その通り。我らがグランティは、時に違う種族を合わせ連合部隊を、

多く結成するのだ。今の俺たちもその部隊の一組って事よ・・・・!」

ボトルズ「こんな時に・・・・っ!バンジョ・・・・!・・・・っ。」

ボトルズはバンジョーに声をかけるが、今の彼とカズーイはまだ眠ったままであった。

ボトルズ「今はまだ・・・・!・・・・・っ!!」  ボトルズは今の二人を寝顔を見て、

前の方へ向いた。ボトルズは無理に彼らに戦わせるワケにはいかなかないのだ。

スピニットA「・・・そういやァ。このモグラが抱えているあの動物。もしやぁ・・・?」

スピニットB「例の熊と鳥ではなかろうなぁ・・・・・?あ?」

エレナ「く・・・・っ!二人をどうする気なの!!?」

ロックアップ「てめーらもろともぶっ殺してやるああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

こうして、ロックアップとスピニット二匹がボトルズたちに襲い掛かった。

リーキー「お、襲ってきた!!!」  プルレス「でも、今の僕たちでは・・・・っ!」

エレナ「私が戦うわ!!!」  エレナが剣を構えて、敵の前に立った。

プルレス、ボトルズ、リーキー「エレナさん!!!」

ロックアップ「かっ!お前のような小娘があの熊と鳥の代わりってかァ!!?」

エレナ「その通りよ!!!」  スピニット二匹「なら、散れええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

二匹のスピニットがエレナに向かって、ハサミで斬りかかろうとした。だが・・・。

エレナ「・・・・・むん!!!!」  エレナは剣を横に一振りして攻撃した。

スピニット二匹「ぎゃっ!!?」  スピニット二匹はエレナの攻撃を受け、

二匹同時が弾かれ、赤い部分がエレナの目から見える様になる。

エレナ「でぃや!!はぁ!!」  そして、エレナは続けて剣を二回縦に振った。

スピニットA「ぎゃっ!!」  スピニットB「ぴゃっ!!」

エレナに斬られた二匹のスピニットは真っ二つとなり、死んでしまった。

ロックアップ「ほぉ・・・!人間のクセになかなかやるなァ?」

エレナ「何故、私たちに襲い掛かる?」

ロップアップ「ニッパー様が指令したのよ!【そろそろ決着をつけろ】となぁっ!!!」

つづく

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ダッタはまだ生きていた。しかし、激しい戦いで動かなくなったバンジョーとカズーイ。

ついに動き出すグランティ第6海軍。果たして二人は立ち上がれるのか!?

そして、グランチルダはこの状況を見て何を企んでいる!?

次回、【グランチルダの野望】! 悪の秘密が少しずつ明らかに・・・・!?

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?バンカズファースト第13話。

今回はあの宝箱のモンスター・ロックアップを登場させました。

・・・まあ原作では全く動きませんでしたがな(

ちなみに、素晴らしき黄金の宝箱とは、金色に輝くあの宝箱の事です。

わかる人にはわかりますが・・・・(

そのありかを記す赤いバッテンが矢印に変わる設定は原作通りです。

今回はバンジョーとカズーイVSダッタの激闘リマッチを描きました。

ダッタ、凄くキレましたな・・・・^^; まあ、バンジョーとカズーイが、

逆転勝利したからええですけど(ぇ)  原作では、空を飛んでくちばしバスターを、

撃つとどうなりますかね・・・・?自分はやったかやってなかったか記憶がなさそうな気が・・・(ぇ

次回はさらに激しくするつもりです。そして、グランチルダが、

少しだけ陰謀を語るかと思います。次回は一体どうなるか私次第!(んな勝手な。

それでは。

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ダッタは逃げるカズーイを確実に殺そうとマシンガンを連射し続ける。

しかし、カズーイは全力で走り続け、避け続けていた。だが、これはいつまで持つのだろうか?

ダッタのマシンガンの弾は無数にある。それに比べ、カズーイは走り続けるたびに、

少しずつ披露が出て行く。もし、不運が起きた場合、カズーイは多くの疲労が溜まり、

疲れきって走る気力を失い、たちまち倒れるだろう。その時、無数の銃弾が、

バンジョーとカズーイを死の世界へと堕としてしまうだろう。

カズーイ「はぁ・・・・はぁ・・・・!・・・・・っ!!」  カズーイはさっそく披露が溜まり始めたか、

息が荒そうになる。カズーイはそれでも全力で走りまくるだろう。

ダッタ「オラオラアァァッ!!!どれだけ走りゃいいんだァ!?ゴルア!!

そろそろ疲れて休んでもいいけどのぁあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

カズーイ「うっさい!!これはあんたのせいでしょが!!!」

ダッタ「では、ハチの巣になりゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

バンジョー「・・・・・・・っ!ダッタ・・・・・・!!」

さっきのダッタの攻撃で大きな傷を負っていたバンジョーには戦う気力があまりにも、

削られていたのでダッタと再び戦う力はまだ足りないだろう。カズーイは、

バンジョーが戦う気力を取り戻すまで、しばらく自分がなんとか持ちこたえようとしていたのだ。

バンジョーは今、気力が少なくともダッタを睨んでいるが、すぐに眠そうなのか目を閉じた。

カズーイ(バンジョーはまだ疲れている。こいつが元気になるまであたいが、

なんとか敵の攻撃を回避し、なんとか奴の攻略法を掴まなきゃ・・・・・っ!!)

ダッタ「いつまでも逃げねェで、ちゃんと戦えええぇぇぇっ!!!!それとも何だ!?

こぉんの俺様に怯えて、そろそろ逃げようとしてんじゃねーだろうなああぁぁぁぁぁ!!!??」

カズーイ「つくづくしつこいわねええぇぇぇ・・・・・っ!!」

その時、この戦場となった池場にとうとうボトルズたちが来た。

ボトルズ「・・・・・っ!?あれは・・・・!!」  リーキー「クマさんとトリさん!?」

エレナ「あのマシンガンを撃っている怪人と戦っている・・・・!??」

プルレス「あいつは・・・・クラッシャーの戦士・ダッタだ・・・・・!!」

3人はバンジョーとカズーイが敵と戦っているところを見て、足を止めた。

カズーイ「っ!?あれは・・・・ボトルズたち!!?」  ダッタ「は?」

カズーイやダッタはボトルズたちが来た事に気づき、彼らの方を見る。

そして、ダッタはそのボトルズにマシンガンを向けた。部外者である彼らを殺すつもりだ。

ダッタ「邪魔じゃボケエエエエエエェェェェェェェェェ!!!!!!」

ダッタはマシンガンを発砲。多くの銃弾がボトルズたちを襲い、彼らはこれに驚く。

ボトルズたち「っ!!!????」  このままでは危ない、この時・・・・。

カズーイ「っ!!やめろおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

カズーイはボトルズたちを庇おうと、いち早く彼らの前に走った。そして・・・・。

カズーイ「ぎゃああぁぁぁぁ・・・・っ!!!」  ほとんどの弾がカズーイに命中した。

しかし、ほとんどの身体がリュックに守られているが、足が無防備だった。

その証拠に彼女の二つの足が敵の銃弾によって傷ついてしまった。 ドサアアァァァ・・・・

ボトルズ「カズーイ!!!!」  リーキー「僕たちを庇うために・・・・・っ!!」

カズーイ「ぐ・・・・・っ!」  カズーイは足を傷つけ、とうとう走る力を失い倒れた。

ダッタ「うけけけけけ!!!ついに移動力を失ったかやw けどなァ・・・・。

そろそろ楽にしてあげるよ。いいよねぇ。もうすぐ天国に行けるんだから^^」

ダッタは動けなくなったカズーイとバンジョーに止めをさそうと二人にマシンガンを向けた。

カズーイ「く・・・・っ!ど・・・どうすれば・・・・・っ!!」

カズーイは諦めかけた・・・。この時、バンジョーは少しずつ目覚め、小さく喋りかけた。

バンジョー「・・・・と・・・・とぶ・・・んだ・・・・・!」  カズーイ「え!?」

カズーイはバンジョーのかすかな声を聞いて、彼の方へ向いた。バンジョーは、

徐々に力を取り戻しつつあるか、目を開いていった。そして、必死に大きく声を出した。

バンジョー「飛ぶんだ!!カズーイ!!!!」

カズーイ「っ!!そうだわ!あたいにはまだ・・・・!!」

ダッタ「死ねええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!」

ダッタはマシンガンを発砲し、二人を襲う。だが、無数の銃弾が襲った寸前に、

二人は突然消え、その弾幕が地面に中る。ダッタはこれを見て驚き、銃撃を止める。

ダッタ「ややっ!?き・・・・消えやがっただとォ!?むっ!!」

ダッタが空から予感を感じたので、上の方を見る。そこに空を飛ぶカズーイとバンジョーが。

カズーイ「これがあったんだわ!!!!」  そう。カズーイにはまだ鳥としての力が、

あったのだ。空を飛ぶ力があったのだ。カズーイは翼を羽ばたかせ、バンジョーとともに、

空を飛んでいる。空を飛ぶ二人を見たダッタはさらに怒りを込み上げ、怒声をあげる。

ダッタ「てめえぇぇらァ!!降りて戦え!!!この卑怯者ども!!」

バンジョー「何言ってんだ!!お前こそ関係のない者たちまで手をあげたじゃないか!!!」

ダッタ「黙りやがれええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

ダッタは二人を撃ち落そうとマシンガンを発砲する。しかし、空を自由に飛びまわるカズーイは、

敵の連射を素早く避ける。カズーイは空を飛ぶスピードが凄く速いそうだ。

ダッタ「このヤロオォォォォ!!!ちょこまかとおおぉぉぉ・・・・・っ!!!」

カズーイ「さて・・・。飛べたのはいいけど・・・。どう攻撃しよう?」

バンジョー「えっ!?空を飛ぶ時の攻撃技がないって事!?」

カズーイ「さァ?昔はあったかも知れないけど・・・・・。そうだ!!いい事思いついたわ!?」

バンジョー「え!?何を!?」

カズーイ「もっと空を飛び上げって、そこからあの急降下攻撃で・・・・・っ!」

バンジョー「っ!そうか・・・・。よし!やろう!!!」

こうして、二人はさらに上へと飛び、ついには見えなくなるように高い方へ飛んだ。

ダッタ「あぁぁぁ!!ずりィぞ!!降りろっつってんのに、もっと上にあがんなよォ!!!」

そして、とてつもなく高い空へあがったバンジョーとカズーイは下を見上げた。

二人の目にはあのおたからザクザクびーちの全体が見えていた。

バンジョー「すっげえぇぇぇ・・・!僕たち、もうこんなに飛んでるよ・・・・。」

二人はあまりの高さから見える光景に感動した。

カズーイ「そうねぇ・・・。よーし!では、行くわよ!!」  バンジョー「おう!!」

そして、カズーイは下の方に嘴を向け、二人はこの高さから物凄いスピードで急降下した。

バンジョーとカズーイ「おおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」

そして、ダッタは空から何かが落ちていくのを見て、驚愕する。それが二人だとも知らずに。

ダッタ「な・・・・なんだ・・・・・!?」  そして、ボトルズたちも空から二人が落ちていくのを見た。

リーキー「何かが怪人のいる岩場に落ちて行くみたいです!!」

エレナ「まるで、怪人を攻撃するつもりみたいね・・・・!」

そして、次第に落ちて行く何かが見えるようになる。それはバンジョーとカズーイだ。

プルレス「あっ!バンジョーさんとカズーイさん!!」  ボトルズ「しかも、あの体勢は・・・!」

ボトルズは今、バンジョーとカズーイが何をしているか気づいた。そう。二人は今、

高い空からくちばしバスターを繰り出して、ダッタを攻撃しようとしたのだ。

バンジョーとカズーイ「おおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!

くちばしバスタアアアアアアアァァァァァァァー!!!!!!!!!!」

しかも、これはただのくちばしバスターとは違う。これは、今までよりも最も高くあがった、

高空から急降下して、それによって威力が数倍に増した強力なくちばしバスターなのだ。

ダッタ「ちぃ・・・・っ!こっち来るなよおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

ダッタはマシンガンで向かってくる二人を攻撃するが、全く命中していない。

バンジョーとカズーイ「ぇいやあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

ドオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォン

そして、ついにバンジョーとカズーイの今までより超強力なくちばしバスターが、

ついにダッタに直撃、さらに巨大な岩場に突き刺し、その岩場を揺るがす程であった。

ダッタ「ぎゃあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

強力な必殺技を受けたダッタは思い切り吹き飛び、池場のところへ落ちた。

ボトルズ「やったあぁぁぁぁ!!!」  プルレス「クラッシャーの戦士を倒したぞッ!!」

エレナ「勝ったんだわ!!あの二人は!!」  リーキー「やっぱりあの二人は強いですね!!」

バンジョーとカズーイ「・・・・・むっ!?」  この時、バンジョーとカズーイは、

目の前の物を見て驚く。これは赤いバッテンの部分であった。そう。二人は、

ダッタを倒したと同時に、この岩場の赤いバッテンをも突いたのだ。

バンジョーとカズーイはそのバッテンから離れて、地面に着地する。

この赤いバッテンはたった今、くちばしバスターの衝撃により、形が変わり始めた。

その赤いバッテンは素晴らしき金色の宝箱のありかを記す矢印に変わったのだ。

バンジョー「ま・・・・また矢印だ・・・・・っ!!」

カズーイ「・・・この矢印の先に、宝箱があるって言うの・・・・!?」


一方、グランティ第6海軍のアジトではアルシェルがモニターに移っている、

大幹部ニッパーと会話していた。

ニッパー「ガルルル・・・・そうか。素晴らしき金色の宝箱を求めて、

クラッシャー・・・・それにあの熊と鳥が動き出したか・・・・。」

アルシェル「はっ。我々もそれを阻止しようと動こうとしています。」

ニッパー「ガルルルル・・・・。それでは、今日はかなりの大激戦になりそうだ・・・・!

これでは我々の部隊とクラッシャーの部隊・・・・いずれかがやられる事になるそうだなァ・・・。

ガルルルルルル・・・・・・!!我々に幸運が来れば良いのだが・・・・。ガルル・・・・!」

アルシェル「はっ。では、これより我が部隊のメンバーに、

総員戦闘配置をさせ、一気にクラッシャーとあの熊と鳥を叩いてご覧に入れましょう。」

ニッパー「うむ。間もなくダルシップ艦隊も到着するぜ。彼らの援護が来るまで、

お前たちだけで奴等と戦えぃ!今日は失敗は許さん・・・!ガルルルルルルル・・・・・!!

そして、グランチルダ様が俺様にこう伝えなさった。」

アルシェル「えっ!?グランチルダ様が・・・・・っ!?」

ニッパー「ああ・・・・!そろそろ決着をつけろ・・・・となァ・・・・・!ガルル・・・・!!」

グランティの大魔女・グランチルダがニッパーに伝えた言葉。【決着をつけろ】。

それは一体、何を意味するのでしょうか・・・・?ついに、この島の戦いに、

ピークを迎える時が来たのでしょうか?そして、ダッタを倒したバンジョーとカズーイは、

素晴らしき金色の宝箱を求めて大きな傷を負ってしまいました。次第に戦火をあげていく、

グランティとクラッシャー・・・・そして、バンジョーたちの大いなる喧嘩。

果たして、勝ち残るのはどちらでしょうか・・・・?

次回につづく

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ダッタ「やろォ!!」  ダッタはそんなバンジョーに回し蹴りを繰り出す。

バンジョー「ぐぇ!?」  ダッタの蹴りは見事バンジョーの顔に命中した。

このまま右の方に飛ばされようとする・・・・ハズだが?

バンジョー「く・・・・・っ!ぬぅん!!」  バンジョーは右足に力を入れて、

その足を地面につけた。そして、左足も地面につけて、なんとか倒れずに耐え抜いた。

ダッタ「な・・・・・っ!俺の蹴りをくらって、ギリギリ立っただと・・・・!?」

バンジョー「ぬぅ・・・・たあぁぁっ!!!」

そして、バンジョーはすぐにカウンターパンチを繰り出す。その拳はダッタの顔面に直撃した。

ダッタ「ぐはあぁぁっ!!?」  ダッタは顔を殴られ、後ろの方に扱けた。

カズーイ「どう!?ちっとはマシな戦いになるんじゃない!?」

バンジョー「でも・・・・敵の攻撃は相変わらず強いな・・・・。」

バンジョーはさっきの敵の打撃のダメージが強かったか、蹴られた部分に手で触れ、

足も今に崩れそうで、倒れそうだったが持ちこたえているつもりであった。

ダッタ「・・・・っ!お、おのれえぇぇぇ・・・・・!!」

ダッタはゆっくりと立ち上がり、マシンガンを構えた。さっきの攻撃で怒りが爆発寸前だろう。

カズーイ「どうやら本気の喧嘩はこれからって言ったそうね・・・・!でもね、

ダッタ!!あたいたちはあんたと再び会うたびにね、幾多の強敵たちと戦い強くなったわ!!

あんたはどうかしたねェ?どうせ大した事なさそうな奴等と戦って来たんじゃない?」

カズーイは相手を侮辱してるか自分たちが強くなった事を自慢してるかいやみに笑いながら、

ダッタにそう言っていた。ダッタは彼女の言葉にブチッとカンニンの尾が切れた。

ダッタ「てめえぇぇぇ・・・・・!!調子乗ってんじゃねーぞ!!

このヤキトリャアアアアアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!!」

怒り爆発したダッタはマシンガンを勃発した連射攻撃を繰り出してきた。

カズーイ「誰が焼き鳥よッ!!タマゴミサイル連射!!!」

カズーイはタマゴミサイルを連射し、敵の連射攻撃と相打ちした。

ダッタ「相打ちだとォ!!?」

バンジョー「どうだ!!」  カズーイ「あんたの射撃ってこんなもんだったかしら?」

ダッタ「なめんじゃねぇっ!!俺にはよぉ・・・こいつがあるって事を忘れんじゃねえぇぇぇぇ!!!」

ダッタはナイフに持ち替えて、二人のところへ走ってきた。接近戦を展開するつもりだ。

バンジョー「マシンガンも相変わらずの弾幕だったが、ナイフも相変わらずの鋭さだな!!」

ダッタ「ほざきゃあああぁぁぁぁ!!!!」  ダッタはそのナイフでバンジョーに斬りかかる。

バンジョー「ふん!!」  しかし、バンジョーはそんなダッタのナイフを持つ腕を掴む。

これで、敵はナイフで攻撃できない。バンジョーはこのまま打撃を開始しようとした。

バンジョー「でぁ!!!」  バンジョーはボディブローでダッタの腹を打った。

ダッタ「ぶは・・・・っ!!いい加減に・・・・しろよおぉぉっ!!!」

ボディブローに耐えたダッタは渾身のハイキックで、バンジョーを蹴り上げた。

バンジョー「うわっ!!!」  蹴られたバンジョーはダッタから離れてしまう。

しかし、バンジョーはなんとか耐えようと両足に力を入れて、地面につけようとするが・・・・?

ダッタ「もらったあぁぁ!!!」  だが、ダッタはそんなヒマの与えず、

一足お先にナイフを振り回し、バンジョーの体を思いっきり斬った。  ズバアァァァッ

バンジョー「ぐあああぁぁぁぁぁ!!!??」  カズーイ「バンジョー!!!」

ダッタ「ケッ!どうだよ!ナイフの切れ味も忘れられねぇだろうなァ!!!」

カズーイ「くっ!黙りなさぁい!!」  カズーイは嘴攻撃でダッタの顔を突いた。

ダッタ「くぁ!!」  ダッタはカズーイの攻撃にひるみ、二人からさがる。

バンジョー「く・・・・うぅ・・・・!!」  バンジョーは斬られた部分を押さえ、必死に立つ。

カズーイ「バンジョー!しっかり・・・・!!」

バンジョー「い・・・一応・・・・ね・・・っ!でも、やはりダッタは強すぎる・・・・・!!」

カズーイ「けど・・・・あたいたちは、もっと強くなったハズよ・・・・!!」

バンジョー「ああ・・・!そうかも知れないねっ!!」  バンジョーは立ち上がる。

ダッタ「へぇ・・・。まだ立てるのかよ。じゃあ・・・・・もう二度と立てねぇようにしてやらぁ!!!」

ダッタが再びバンジョーを斬りつけようと走った。バンジョーも痛みに耐えながら走った。

バンジョー「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」  そして、バンジョーは、

力の込めた拳でダッタに殴りかかる。ダッタもナイフを突き出してバンジョーを殺そうとした。

ドゴオォッ  ザクウゥッ  ダッタのナイフがバンジョーの左肩に深く刺さり、

バンジョーの拳がダッタの顔に強く打ち込んだ。これは相打ちか?いや・・・・。

バンジョー「・・・・・・っ!!」   ダッタ「・・・っ!ぶほぁ・・・・・っ!!!」

バンジョーの打撃を受けたダッタはその激痛に耐えられず、体が浮いていき、

手に持つナイフがバンジョーの左肩から抜け、離れていく。そして・・・。

ダッタ「のあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

ダッタはまるで大ダメージを受けたかのように吹き飛んだ。そう。バンジョーの打撃が見事、

ダッタに大ダメージを与えたのだ。まさに、【肉を切らせて骨を断つ】である。

ダッタ「うは・・・・っ!」  ダッタは壁に叩きつけられて、ぐったりしていた。

カズーイ「やった!効いたわ・・・・・っ!!」  ダッタ「ぐふぅ・・・・!や、やろぉ・・・・・!!」

ダッタはゆっくり立ち上がり、ナイフからマシンガンへと持ち替えた。

バンジョー「ちくしょう・・・・・!まだか・・・・っ!!」

バンジョーはそう言いながら、ダッタのナイフに刺された左肩を痛めたか、そこを抑えていた。

カズーイ「バンジョー!敵はまたマシンガンを使う気よ!!」

バンジョー「ああ・・・・!そろそろォ・・・・決着をつけなければなぁ!!!」

バンジョーは左肩の痛みに耐えながら、ダッタに向かって走った。

ダッタ「蜂の巣になれやああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ダッタはマシンガンを連射し、向かってくるバンジョーを攻撃した。

しかし、バンジョーは一歩も退かず、敵の放った弾幕の中に入った。

バンジョーとカズーイ「うおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

バンジョーは弾幕の中を走った。そして、多くの弾がバンジョーの体中に命中した。

バンジョー「ぐ!・・・っ!ぬぅ・・・・!おおおぉぉぉぉっ!!!」

体中を撃たれたバンジョーはその激痛に耐えながら、地面を蹴り跳んだ。そして、

さらなる多くの弾を避けるごとく自身の体を一瞬だけ回転し、カズーイが嘴をダッタに向けた。

バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!!!」  ガチイイイィィィィン

バンジョーとカズーイはくちばしアタックを繰り出し、見事、ダッタにヒットした。

ダッタ「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」  くちばしバスターをまともに受けたダッタは、

弾かれたように吹き飛び、近くにあった池に落ちていった。 ザプウゥゥゥン

バンジョー「や・・・・や・・・・った・・・・か・・・・・。」

その時、敵の銃弾に撃たれすぎたか、バンジョーはズサァ・・・と地面に倒れる。

カズーイ「っ!!バンジョー!!!大丈夫!!!?」

バンジョー「あ・・・・ああ・・・・。心臓には・・・・命中しちゃ・・・・ぃない・・・・から・・・・・・っ。

ところで・・・・・ダッタは・・・・・・どうした・・・・・??」

カズーイ「ええ・・・・・。あいつなら、池に落ちていったけど・・・・倒せたかしら・・・?」

確かに、ダッタは二人の必殺技を受けて池に落ちた。もう倒したとも言えるが、そう甘くなかった。

ダッタ「・・・・・おおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!」

突然、池からダッタが飛び出して来た。まるで、怒れる怪人が復活したように。

バンジョーとカズーイ「な・・・・・っ!!」  二人はダッタがまだ生きていた事に驚いた。

そして、ダッタは赤いバッテンのある巨大な岩場に着陸し、二人にこう怒鳴った。

ダッタ「ざけんじゃねェぞ!!!このクソどもごぁああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

ダッタは物凄い怒りでマシンガンを構える。どうやら怒りが頂点を越えてしまったそうだ。

その証拠に、目が赤くなっている。まるで、狂気と悪意に満ちた恐怖の赤である。

ダッタ「マジで俺に勝てると思ってんのかよ!!バアァァァァカッ!!!死ね!!!

調子乗んなこのカス!!てめーらなんかがこの俺を倒せるワケねぇんだよ、ボケナスがァ!!

人の機嫌も知らねェで勝手に喧嘩売ってんじゃねぇぞ、ゴミがぁ!!!こっちは今、

イライラしてキレやすいんだよコラァ!!!誰かを殺さなきゃこのイライラは、

治まらねーんじゃオルァ!!!だったら、てめぇらで解消してやるよ!!!!

覚悟しろオラアアァァァァ!!!!死んだら天国行かずに地獄に堕ちろ、クーズ!!!!!」

カズーイ「こ・・・・こいつ・・・・・っ!!狂ってるわ・・・・・・!!!」

バンジョー「きっと・・・・・さっきの攻撃で理性を失って暴走しているんだ・・・・・っ!!!」

ダッタ「死ねええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!

バカヤラアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!」

ダッタはついにマシンガンを連射し、動けないバンジョーとカズーイを攻撃しようとした。

しかし、バンジョーはさっきのダメージで動けそうにない。大ピンチだ。その時・・・・。

カズーイ「カズーイダッシュ!!!!!!」  カズーイが両足を出して地面につき、

バンジョーの足の代わりとなって走り出した。これにより、ダッタの攻撃は避けられ、

カズーイに運ばれているバンジョーは攻撃を受けずに済んだ。これを見たダッタはさらに発狂する。

ダッタ「クソ鳥がああぁぁぁぁぁ!!!なんで足なんか生えとんじゃボケエエエェェェェェ!!!」

あるなら最初からあるって言えよコラ!!!!ないと思ったろが、

コラアアアアアアアァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」

ダッタはさらに連射し二人を襲うが、カズーイは物凄い走りで、その弾幕から逃げていた。

カズーイ「五月蝿いわねぇ・・・・!あの時の戦いでも一度見たでしょが!!!」

ダッタ「うっせーんじゃコラアアアアアアアァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!」

つづく

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カズーイ「でも、衝撃を与えたら形が変わるなんて変なバッテンよねぇ。」

ボトルズ「恐らく、それがこの赤いバッテンの仕掛けでしょう。」

エレナ「そして・・・・・この矢印の指しているところには・・・・・っ!」

プルレス「素晴らしき金色の宝箱があるかも知れない・・・・・!!」

赤いバッテンが変わった赤き矢印の指している先には、

バンジョーたちのいる緑の塔から見えるこの島の右辺の何処かであった。

リーキー「しかし・・・・なんか遠そうですね・・・・。」

カズーイ「だったら、あたいたちが空を飛んで、矢印から指してあるところまで、

ひとっとびしてあげるわっ!!久しぶりに羽を動かしたいしね!」

バンジョー「そうだね!そうすれば、速いかも知れないけど・・・・。」

バンジョーはその語尾とともに、心配そうにボトルズたちを見る。

どうやら、バンジョーとカズーイが空を飛ぶと、

残りのボトルズたちが地上で歩かなければならないのだ。

ボトルズ「ま、まあ。僕たちならなんとかするので、君たちは構わず飛んで良いですよ・・・・^^」

バンジョー「そうか・・・・。じゃ、行くか。カズーイ!」

カズーイ「ええっ!それではァ・・・・!それっ!!!」

カズーイは左右の翼をバサァと出して広げ、その翼を思いっきり振る。

すると、バンジョーとカズーイは空に浮かび始めた。二人は空中を飛び始めた。

カズーイ「よォし!!行くわよ、バンジョー!!!」  バンジョー「うん!!」

こうして、バンジョーとカズーイは矢印からの方向へと飛んでいった。

エレナ「私たちも彼らについていきましょ!できるだけ見失わないで!!」

プルレス、ボトルズ、リーキー「はいっ!!!」

エレナたちもバンジョーとカズーイに続こうと緑の塔を降りて、地上を歩こうとした。


ダッタ「・・・・・・あ?」   ジグソーを回収し、細い道から戻り、

壁に階段があるところに来たダッタはふと空を見上げた。そこには何者かが飛んでいた。

ダッタ「っ・・・・・・!?あれは・・・・・・!!」  ダッタはその何者かをよく見た。

その何者かは・・・・・空を飛んでいるバンジョーとカズーイであった。

ダッタ「・・・・・あの野郎・・・・・!!空を飛びやがっているのか・・・・・・!!!

卑怯な手を使っても、宝箱を探すつもりか・・・・・!!そうはさせるかっ!!!」

ダッタはそう言いながら、階段へと上って行った。


一方、グランティ第6海軍のアジトでは、アルシェルが一匹のスピニットと会話していた。

アルシェル「なんですって?クラッシャーどもが素晴らしき金色を求めて動き始めた!?」

スピニット「はっ。奴ら、その宝箱を我々が狙っているかと思って、

いち早く探索して奪い取るつもりです。その素晴らしき金色の宝箱は、

我々すら発掘できません。いかがなさいましょうか?アルシェル兵長。」

アルシェル「ふん!奴らがあの宝箱を発掘するなら話は早い・・・・!

もし、奴らが発掘して入手したと云うのなら・・・・横取りしちゃえばいいんだわ。」

アルシェルはそう言いながら、美しくも恐ろしい悪魔の笑みを浮かべた。

スピニット「・・・・・ははっ。では、さっそく・・・・・!」

アルシェル「あとで、ニッパー様にも報告しておくわ。ところで、

カンシー小隊の様子はどう?前に2匹倒されたし・・・・。」

スピニット「はっ。カンシー小隊は今、クラッシャーの殲滅を行っています。

ただし、カンシー小隊長は一般のスピニットの村を襲撃する予定なのですが・・・・。」


カンシー小隊のリーダー、カンシーは今、遠くから一般のスピニットの村を見ていた。

数匹のスピニットを手下にしているが、何故か襲撃せず動かないでいた。

本来ならば、すぐにでも襲撃できるハズであったが、何故か動く事ができなかったのだ。

カンシー「ぬぅ・・・・・・!」  カンシーは少しだけ振るえ、少しだけ汗を流していた。

スピニット「・・・・小隊長。今回はどうなされるのでしょうか?」

カンシー「・・・・だが、あの村には、あの忌まわしい熊と鳥がいるのかも知れない。

もし、仮にもこの村に奴らがいなく、今のうちに襲撃しても後から奴らが駆けつけて、

我が部隊のメンバーが多く始末してしまう。うかつに襲撃できん・・・・!!」

どうやらカンシーは前の戦いのせいかこの村を襲撃したら、

またバンジョーとカズーイが駆けつけ、多くのメンバーが犠牲になるだろう。

カンシーはこの事を考え、万一に警戒しているため村にはなかなか襲撃できないそうだ。

カンシー「おのれ・・・・熊と鳥め・・・・・!!」  そこに、もう一匹のスピニットが来た。

スピニット「小隊長。アルシェル兵長からの伝令です・・・・。」

カンシー「何・・・・・?」


一方、空を飛んでいるバンジョーとカズーイは矢印からの方向を進んでいた。

エレナたちもそんな二人を見ながら、浜辺を走っていた。

バンジョー「よし!ボトルズたちもしっかりついているようだ。」

カズーイ「確か、この先のハズね。そこに宝箱があるといいけど・・・・。」

バンジョーとカズーイは宝箱のあるところへ目指して、空飛ぶ速度をあげた。

しかし、そんな二人を見ながら動いていたのは、ダッタであった。

ダッタ「逃がしはしねェ・・・!貴様らも素晴らしき金色の宝箱を狙うのであれば、

俺様が貴様らを始末し、その宝箱を我らクラッシャーの手に収めてくれるわ・・・!!」

ダッタはそう言いながら、マシンガンを空飛ぶ二人に向けながら動いていた。

しかし、この事にバンジョーとカズーイは気づく事など全くなかった。

バンジョー「・・・・・あっ!あれは・・・・・!!」   カズーイ「っ!?」

二人は島の池場から少し離れた岩のような巨大な足場があった。

その巨大な足場と島の池場はハシゴで繋がっているようだ。しかし、その巨大な足場には、

さっきの緑の塔でもあった赤いバッテンと全く同じものが描かれていた。

カズーイ「あれは・・・・・さっきの緑の塔であった赤いバッテンだわ!!」

バンジョー「な、なんだって!!?もしや・・・・あそこの中に宝箱が・・・・!!」

カズーイ「・・・・あるかも知れないわね!!だったらさっそく・・・・・!」

バンジョー「このまま、くちばしバスターで一気に決めよう!!!」

バンジョーとカズーイは赤いバッテンのある巨大な岩の足場へ飛んだ。

バンジョーとカズーイ「・・・・・・うわあぁぁっ!!!??」

その時、謎の弾幕が二人を襲った。二人は慌てて、これを避ける。

カズーイ「な、何よ!今のは・・・・・!!」  バンジョー「一体誰が・・・・!むっ!?」

バンジョーとカズーイは謎の無数の弾を撃ってきた者の姿を見る。

その者はダッタ。前に戦った事のある男、クラッシャーの暴徒・ダッタであったのだ。

バンジョーとカズーイ「クラッシャーの戦士・ダッタ!!!!」

ダッタ「おのれェ!!!」  ダッタは再びマシンガンを連射し、二人を撃ち落そうとした。

バンジョーとカズーイ「く・・・・・っ!!!」  二人はその弾幕を間一髪避けた。

しかし、これによって、空中を飛ぶバランスを崩してしまい、

巨大な岩の足場のところへと着地した。ちなみに、ダッタは池場のところにいた。

バンジョー「再会したのに、いきなり不意打ちなんてやってくれるじゃないか・・・・!!」

カズーイ「なんかムカつき度がアップしたんじゃない・・・・・??」

二人は久しぶりに会ったダッタの行為に怒りを感じた。

ダッタ「あの時、言ったよね?ここで俺とまた会う事になったら、

今度こそ負けてねと。つまりね、死ねっていう事なんだよ?」

バンジョー「だが、僕らは負ける気は全くない。この島で、

僕らに救いを求めている人たちがいるからだ!」

カズーイ「と、いうワケで。この喧嘩、勝たせて頂くわよ。包帯君w」

ダッタ「包帯君だァ?それ馬鹿にしてるつもりで言ってんのか?

それとも・・・・俺に殺されたいつもりでワザと怒らせるため?」

カズーイ「ふん!どっちもよ!!!」

ダッタ「へぇ・・・!ならば、今すぐ殺してやるぁああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

ダッタは怒りを爆発させ、マシンガンを乱射して二人を殺そうとした。

バンジョーとカズーイ「とんぼがえりジャンプ!!!!」

バンジョーとカズーイはとんぼがえりジャンプして、敵の攻撃を避け、池場へ。

ダッタのの後ろへと着地した。ダッタは後ろの方を向き、二人を迎え撃とうとする。

バンジョーとカズーイ「行くぞオォォ!!!」  二人は走り、ダッタに格闘戦を仕掛けた。

つづく

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