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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ルビイ「何アルか?」

ゴビ「・・・・この砂漠を去ろうと思うんだ。」

ルビイ「え!?どうしてアルか!?

この砂漠には君が必要なハズアル!」

ゴビ「・・・・大丈夫。既にこの砂漠はもう、

ゴビがいなくても大丈夫だよ。

それに、この砂漠の全てを愛する者なら、

誰だってゴビになれるんだ。」

ルビイ「そうなのかぃ?」

ゴビ「・・・・だから、ルビイ。

今から新しいゴビになってくれないかな?」

ルビイ「僕が!?」

ゴビの言葉にルビイは驚く。

ルビイ「どうして・・・僕アルか?」

ゴビ「だって、君はこの砂漠の皆さんを全員、

愛せるでしょ?僕以上に。

それから、僕がこの砂漠を去る理由を教えてあげるよ。

それは・・・・僕にこの砂漠の皆さんを愛せなかったからだよ。」

ルビイ「え・・・・?」

ゴビ「気まぐれで我儘でめんどくさがりでひねくれ者。

それが、本当の僕なんだ。トランカーと言うヤシの木が、

水を欲しがって、僕がそんな彼の前にいたけど、

僕は彼を助けなかった。・・・助けたくなかったんだ。」

ルビイ「ほ、本当アル!?」

ゴビ「本当さ。僕はトランカーなんてどうでも良かったんだ。

彼は今でも、僕を憎んでいるだろうな・・・。」

ルビイ「・・・そのトランカーだけどさ。

もう元気になっているアルよ。」

ゴビ「え・・・!?」


ゴビとルビイはトランカーのいるオアシスに来た。

トランカー「あの熊と鳥がいなければ、僕はもう駄目だったよ。

・・・・あ!でも、一番はゴビだよ。」」

トランカーは笑顔で言うが、ゴビは不安そうな表情でこう言う。

ゴビ「僕が一番?・・・でも、

僕は君なんて助けるつもりなかったけど・・・。」

トランカー「でも、君は僕に水をくれたじゃないか。

あの鳥さんが出させたけど、

それでも君も僕を助けた事になるよ。」

ゴビ「・・・あっそ。」

ルビイ「凄いアルね!やはり、君は最高アルよ!!」

トランカー「・・・ねェ!君はこの砂漠の王なんでしょ?

これからも、僕らの事を見守ってくれる?」

ゴビ「・・・・駄目だよ。

僕にこの砂漠にいる資格などない。

僕に、君たちの面倒を見る力は全くないし・・・。

そもそも僕、ゴビになる事を否定していたし。

めんどくさいから・・・。

だから、ゴビの座はルビイに譲るよ。」

ルビイ「・・・それも悪くないけど、君はこの砂漠から去った後、

一体どうするつもりアルか?」

ゴビ「・・・どこか静かなところに行って、

のんびりする事にする。

元々僕は一匹狼的な感じに近いと理解してるしね。

その、群れるには・・・あまり好きじゃないんだ。」

ルビイ「・・・・そっか。でも、僕は君の事、

友達だと思ってるアルよ。」

ゴビ「・・・ありがとう。どこかで一人で過ごしながら、

心を鍛えるような事もしておくよ。」

ルビイ「・・・僕は君に、

この砂漠にずっといて欲しかったけど。

君が本気で望んでいる事なら、僕は否定しない。

・・・頑張ってね。」

ゴビ「ごめんね。僕、最後まで我儘で・・・。」

ルビイ「・・・でも、いつかは必ず戻って来てね。僕ら、

いつまでも君を待っているから。」

ゴビ「・・・・・うん。」


とある暗い林で、マンボが一人立っていた。

彼の周りには多くの怪物たちの死骸があった。

その怪物たちは、

某メタルヒーローの敵キャラたちに似ていた。

マンボ「はぁ・・・はぁ・・・。」

マンボの姿は傷だらけであった。

顔に複数のヒビが入り、そこから血が流れている。

マンボ「・・・・っ!流石、グランティ第72大隊。

数、多すぎた。マンボ、流石に辛かった・・・・。」

謎の声「・・・まあ、俺がいたから、

勝率は高かったけどな。」

マンボ「・・・・そうだな。ベス。」

マンボの後ろには、

あのグラブリンの少年であるベスが立っていた。

どうやら彼は、何故かマンボと共に、

グランティと戦っていたらしい。

マンボ「・・・・この道、真っ直ぐ進めば、

ブクゲコ沼。そこで新たな仲間、作る。」


そして、次の日。

今、ゴビは多くの者たちに見送られながら、旅立とうとした。

ルビイ「・・・本当に行っちゃうアルね。」

ゴビ「うん。」

ルビイ「・・・もし、急に気が変わって、

この砂漠の戻る事、ないアル?」

ゴビ「・・・ないね。僕はこう言う時に関して、

決心が固いんだよね。ごめんね。

こんな変な事しかできない僕で。」

バンジョー「いや、それは変な事じゃあない。

むしろ、立派なものだよ。」

ゴビ「え・・・・?」

カズーイ「だって、あんた。冒険しようとしてるでしょ?」

ゴビ「冒険・・・?」

つづく

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カルーゼル「ゆぴっ!!?」

バンジョーたち「っ!!?」

カルーゼルが突然、倒れたところをバンジョーたちは驚く。

バンジョー「い、今のは・・・一体・・・?」

カズーイ「だ、誰か助けたの・・・?」

ボトルズ「僕らは何もできなかったけど・・・・。」

ボトルズたちは倒れたカルーゼルに近づく。

ゴビ「ひっ!?こ、こいつ・・・。死んでる・・・・!」

バンジョー「何だって!?」

そう。カルーゼルは死んだのだ。何者かの不意打ちによって。

ターシュー「そういた、銃声っぽいのが聞こえたな?」

ボトルズ「もしかすると、誰かが狙撃したかも知れませんね。」

ゴビ「この砂漠にスナイパーがいるって言うの!?」

ボトルズ「恐らく・・・。カルーゼルが撃たれたのが、

その証拠ですし・・・。一体、何故、このカルガモを?」

プルレス「もしかすると、僕らも狙われたりして!?」

クリグミ「こ、恐い!!」

ボトルズ「・・・いえ。恐らく、僕らは狙われないでしょう。」

アシナガ「何で!?」

ボトルズ「あの狙撃した者は僕らを助けたと思うんです。

そうでないなら、バンジョーを殺す寸前で撃たなかったし・・・。

むしろ、殺した後で狙撃したかも知れません・・・・。」

ターシュー「ならば、安心しても良いってワケ?」

ボトルズ「そうだと思います。」

バンジョー「あの狙撃した人・・・。本当に味方だろうか?」


スナケツのピラミッドの頂上。そこにある人影があった。

その影には銃らしい物があった。もしかしたら、

その影の者はカルーゼルを狙撃したのかも知れない。


あるオアシスでパーティが行われていた。

ゴビたちはもちろん、

バンジョーたちやレリッカー探検隊も多くいた。

多くの者たちが豪華な食事を楽しんでいた。

ゴビ「さァ!皆。大いに喜んで!

もう戦いは終わったんだから!!」

ルビイ「ゴビ。まだまだ水さんはあるアルよ!」

ゴビ「ありがとう。ルビイ。」

ゴビはルビイが持ってきた大きな壺にある水を飲む。

探検隊の男性「あのゴビってラクダ、太っ腹ですね!!」

レリッカー「ああ。しかし、彼は、

この前はひねくれていたらしいのだが・・・。」

バンジョー「もぐもぐ!このスイカ、美味しいな!」

カズーイ「ええ!最高だわ!!」

バンジョーとカズーイはスイカを食べていた。

プルレス「美味しい?クリグミ。」

クリグミ「うん!美味しい!!」

プルレスとクリグミはぶどうを食べていた。

カズーイ「この砂漠で初めてオアシスって奴を感じたわ!」

その時、地面からグラッバが出てきた。

グラッバ「我はグラッバ!我は1000年後に、

またレースを仕掛けたい!お前たちも参加するか?」

バンジョーとカズーイ「しません。」

グラッバ「我はグラッバ!ちょっと残念・・・・。」

グラッバは落ち込みそうに、地面に潜った。

バンジョー「それにしても、あのテルとミル。

どこに行ったのかな?」

カズーイ「もうほっときなさいよ。あんな二人。」

アシナガ「俺ァミルちゃんともっと遊びたかったなァ。」

ボトルズ「二人が何故、

デスブラザーを憎むか知りたいですしね。」

ターシュー「それに、もうこの砂漠に用はねェしな。

・・・これから、お前たちと共に旅するわ。」

バンジョー「本当かぃ!?ありがとう!!」

カズーイ「これからも頼りにしてるわよ。シューズ君!」

ターシュー「ああ。だが、油断しちゃいけない。

俺らはこの砂漠を去り、

次の冒険の地を選ばなきゃいけない。」

ボトルズ「そうですね。その地によっては、

出会う人も、展開も、結末も、戦うべき相手も違いますからね。

最悪、恐ろしい結果が待っているのかも知れません・・・。」

ボトルズ「何より、カルーゼルを射殺した謎の人ですよね。

あの人とは、どこで出会っていくのか・・・。

敵になるのか、味方になるのか・・・・。」

アシナガ「なーに難しい事をごちゃごちゃ考えてんの!

んな事ァ後でじっくり考えりゃ良い!

今はパーティを楽しもうぜ?」

カズーイ「そうね!何かあったら、

すぐに解決すりゃ良いし!」

ターシュー「ったく。呑気な奴は良いもんだぜ。

その呑気さをよこして欲しいわ。」

レリッカー「そうだ。今は喜ぶべきなんだ。

こうして、我々は目的を果たし、戦いを終えたんだ。

それを今こそ祝すべきなのだよ。」

ボトルズ「そうですね。」

ボトルズたちは大いにパーティを楽しんでいた。

その様子をゴビとルビイは見ていた。

ルビイ「皆、とっても喜んでいるアル。

見てるだけで幸せになれるアルね。」

ゴビ「・・・・・っ。」

ルビイもヒスタップも笑顔であった。しかし、

ゴビは何故か少しだけ暗そうな表情をしていた。

ルビイ「ん?どうしたアル?ゴビ。」

ゴビ「・・・・ルビイ。実はね・・・。」

つづく

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カズーイ「何やっとんじゃ!?このカルガモ!!!」

バンジョー「やめるんだ!!」

カルーゼル「てめェらがジグソーと命を、

俺様に差し出せば、このラクダを解放してやんよ。」

カルーゼルはネギをカルーゼルの首筋につける。

ゴビ「ひぃ!!?」

ボトルズ「あのネギは剣です!

このままでは、ゴビの首が切断されちまいます!!」

ルビイ「何だって!!?」

ゴビ「た、助けてェ!!」

カルーゼル「さァ!全部、渡さんか!!」

バンジョー「く・・・っ!ゴビの命には代えられない。」

カズーイ「まさか!あんた・・・ジグソーを!?」

バンジョー「渡すよ。カルーゼルに。」

バンジョーはリュックから多くのジグソーを出しては、

目の前の地面に落とす。そして、全てのジグソーが落ちた。

カルーゼル「これが全部だな!?」

バンジョー「・・・うん。」

カルーゼル「だが、まだ全部かどうかは信用できん!

リュックそのものをよこせ!その中に、

まだジグソーがあるか、確かめてやる!!」

カズーイ「ふざけないでよ!この変態!!」

カルーゼル「安心しろ。鳥の裸に興味ない!!」

カズーイ「そこを軽々しく言うなァ!!」

その時、地面が突然揺れる。これにたじろぐ一同。

バンジョーとカズーイ「わわっ!!?」

カルーゼル「な、何だ!!?」

ゴビ「こ、この気配は・・・・!」

そして、カルーゼルとゴビの後ろの地面から、

グラッバが現れた。

グラッバ「おおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」

カルーゼル「はぁ!?」

ゴビ「っ!?グラッバ!!」

グラッバ「我がグラッバ!助太刀に来た!!!」

グラッバはその巨大な手による張り手で、

カルーゼルを突き飛ばした。

カルーゼル「きゃああぁぁぁぁ!!?」

ゴビ「ありがとう。グラッバ。」

グラッバ「我はグラッバ。ゴビはこの砂漠の主。

その主を守るのが当然だ!」

カルーゼル「く・・・っ!貴様らァ!!!」

カルーゼルはネギを構え、ゴビとグラッバに斬りかかる。

バンジョー「とあ!!!」

バンジョーは横から出てきて、カルーゼルを殴る。

カルーゼル「べはっ!!?」

カズーイ「カルーゼル!!!」

カズーイは嘴を突き出すが、カルーゼルはネギで防ぐ。

カルーゼル「デスブラザー・・・!おおぉぉぉ!!!」

一旦離れるカルーゼルはバンジョーに斬りかかろうとする。

カズーイ「キキツキアタック!!!」

カズーイはキキツキアタックで攻撃する。

カルーゼル「ぐあ!!?」

カルーゼルは倒れそうになる。

バンジョー「もうやめるんだ!!何故、

そこまでして、ジグソーと僕らの命を欲しがるんだ!!」

カルーゼル「復讐してェからよ!

俺様を虐げた世の中にな!!幼い頃、

故郷のために善行を尽くそうとした俺様を、

何の理由もなしにいじめた連中をぶっ殺したいんだ!!

だから、多くのジグソーを手に入れて!

俺様があの故郷を支配して、

そこにいる奴らを虐げてやるぜェ!!!」

バンジョー「それが君の戦う理由か・・・!」

カルーゼル「死ねおらあああぁぁぁぁぁ!!!!」

カルーゼルはネギを大きく振るい、斬りかかろうとした。

バンジョー「・・・・・っ!」

バンジョーはそのネギを拳で受け止める。

バンジョー「・・・・わかったよ。ジグソー・・・あげるよ。

でも、流石に僕らの命は取らないでくれよ・・・。」

カズーイ「ちょっと!バンジョー!?」

カルーゼル「はははっ!!わかってくれたじゃあねェか!

・・・だが、お前らはデスブラザーだ・・・。

どんな罠を仕掛けるかわからん。だから・・・・。

まずはてめェらの命を取る。」

カルーゼルはその語尾と共にネギを振るう。

バンジョーとカズーイ「っ!!?」

ボトルズ「危ない!!!!」

ネギがバンジョーの首に急接近する。

カルーゼル「ひゃははははは!!!」

バンジョー(よ、避けれない・・・・っ!)

その時、謎の銃声が響き、

カルーゼルの頭から血が噴出した。

つづく

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カズーイは見ていた。ゴビの仲間たちの近くに、

カルーゼル部隊の面々とテルとミルが倒れているところを。

カズーイ「何でこいつらがいるワケ??」

ルビイ「駆けつける途中で倒れてるところを見て、

ついほっとけなくて、助けたアルよ。」

ゴビ「それに、この人たちは僕に優しくしてくれたしね。」

カズーイ「あのヤシの木君には優しくなかったクセに?」

ゴビ「う!?」

バンジョー「まあまあ。事件は解決したし・・・。」

カルーゼル「・・・・っ!うう・・・。」

カルーゼルたちはゆっくりと起き始めた。

ミル「う~ん!あれ?ここはどこ?」

テル「どうやら、砂漠みてェだな。」

ルビイ「ふぅ。ようやく復活してくれたか。」

クラッシャーの戦士A「ん?ひゃあっ!?

モンスターがいっぱい!!」

クラッシャーの戦士B「こ、こんなにたくさん!?」

カルーゼル「お前ら・・・!

俺らを拉致してやがったのか!?」

ゴビ「違うよ!・・・僕らは君たちを助けただけなんだ。」

カルーゼル「・・・っ!?お前は、あの時のラクダ・・・。」

ゴビ「君たちは僕に優しくしてくれただろう?

だから、その恩返しとして・・・・。」

カルーゼル「優しく・・・?違うね。俺らは、

お前からどうしても、この砂漠の事を聞きたくて・・・。

それに、あのキングのジグソーも取らなければ。」

ゴビ「スナケツはとっくに倒されて、

奴の持つジグソーは熊に渡したよ?」

カルーゼル「何!!?そ、そうなのか・・・?」

ルビイ「そうアル。もう君たちが、

この砂漠で戦う理由はなくなったアルよ。」

カルーゼル「・・・・っ。」

テル「デスブラザー・・・・!」

テルはバンジョーとカズーイを睨んでいた。

カズーイ「何よ?やる気?」

バンジョー「こっちはもう、

体力の限界に近づいているのに・・・!」

バンジョーとカズーイはスナケツのピラミッドでの連戦で、

既に体力はほぼなかったのだ。

テル「・・・うっ!?」

テルは突然、苦痛を感じる。

ミル「無理は駄目よ。テル。

あの時の攻撃を受けた傷は相当らしいわ。」

ミルはそう言いながら、右腕を強く握っていた。

テルとミル。そして、カルーゼルたちも、

あのデスブラザーの不意打ちを、

受けた時の傷が癒えてなかった。

ミル「・・・っ。それに、あの時の攻撃をしたのは、

熊君と鳥ちゃんのものじゃなかったらしい。」

テル「何・・・・っ!?では、誰なんだ?」

ミル「・・・・バンジョー君に似た姿をした、

邪悪な存在・・・・。そう見えたわ。」

カズーイ「そうよ!!そいつが、デスブラザーよ!!

あたいらは決して、デスブラザーではないわ!!」

ミル「・・・そうだと良いわね。」

バンジョー「テル。・・・それでも、君は。

ここで戦うつもりかぃ?

少なくとも、僕は嫌だよ。戦うなんて。」

テル「・・・・ちっ!わかったよ。今回は戦いなしだ。

だが、次会った時はそうはいかんぞ。」

ミル「・・・あ!待ってよ!」

テルは去っていき、ミルも後を追う。

カルーゼル「・・・・ゴビ。もうジグソーはないのか?」

ゴビ「う~ん。ここで、

争奪戦を繰り広げても、困るしなァ。」

カルーゼル「・・・・大体わかった。」

その時、カルーゼルがゴビの首を掴んだ。

ゴビ「わわっ!!?」

そして、カルーゼルはゴビの顔にネギを向ける。

ゴビ「な、何をする気!!?」

ルビイ「やめるアル!!!」

カルーゼル「動くなァ!!!このラクダの命が欲しけりゃ、

今すぐジグソー全てを渡せぃ!!」

つづく

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バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST

 第99話・世を見るために

ついにゴビたちと共に、

キング・スナケツを倒したバンジョー一行。

この砂漠での戦いがついに終わったのだ。そして。

グランチルダの部屋で、グランチルダがいきなり怒声をあげた。

グランチルダ「ぬぁ~~~~にぃ~~~~っ!!!??

オグフの部隊~~~~も壊滅したぢゃとっっっっっ!!?」

クランゴ「ハッ。ディングポッドカラノ映像ニヨリマスト、

オグフハ熊&鳥ニ倒サレマシタ。シカモ、

アノキング・スナケツモ倒サレタソウデス・・・!」

グランチルダ「あの~~~~キング・スナケツもかっっっ!?

奴~~~はわしに近~~~~い程の、

力を持っっっったハズぢゃ!!」

チューティ(お兄ちゃん。勝ったのね!良かった・・・・。)

カプセルの中のチューティが会話を聞いていた。

クランゴ「恐ラク、ゴビノ仕業デショウ・・・。

イズレニシロ、熊共、ジグソー、集メ続ケテオリマス。

逆ニ我ラグランティノ誇ル特命隊、

オグフ部隊マデ壊滅シ、サラニ減ッテシマイマシタ。」

グランチルダ「う~~~~~む!!!ぢゃが、

安心せ~~~~い!!特命隊は必ず熊共を倒~~~~す!!!」

4つの赤い目の者「そうだ。グランチルダ様。

あなた様にはまだ我々がございます。」

謎の黒い衣装の女「だが、油断はできない。あの熊共は、

デスブラザーだ。グランチルダよ。

奴の力はもしかしたら、

お前に近い程の力を持っていると思うぞ。」

グランチルダ「恐れるでは~~~~い!!

わしは強いんぢゃゃゃ!!

お前ら上級~~~~の特命隊はこれま~~~で、

敵の勢力を~~~合わせて、

2000万も葬っっっっった!!!お前~~~らなら、

あの熊&鳥を倒せ~~~~~~る!!!」

チューティ(2000万も殺し続けたって事!?

そんな・・・!お兄ちゃんたちが危ない・・・・っ。)

謎の黒い衣装の女「・・・それでも、

デスブラザーを倒せるかどうか・・・・。」

4つの赤い目の者「まあ、心配するな。

お前の特命隊が本気を出せば、デスブラザーを、

追い詰める事ができるかも知れん。まあ、

あの第1特命隊リーダーの男には及ばないがな。」

謎の黒い衣装の女「そうだな。できれば、

あの男に熊共を殺してもらいたいものだ。」

クランゴ「奴ニカカレバ、3分デ倒セルダロウ。」

チューティ(グランチルダの手下の中に、

とっても強い人がいるなんて・・・!ど、どうしよう・・・。)

その時、謎の黒い衣装の女はチューティの方をちらっと見た。

謎の黒い衣装の女「・・・・・・・。」

グランチルダ「いず~~~れにしろ!

熊共は次にど~~~~んな次なる地に、

進む~~~~~かぢゃ!!そこ~~~~~で、

今度の作戦~~~~~~が決まるっっっっっ!!!

各員!!!それぞ~~~れ、デスブラザーへの迎撃に、

備え~~~~~て待機するのぢゃゃゃゃゃゃゃ!!!」

クランゴたち「ははっ!!!」

チューティ(・・・お兄ちゃん・・・・。)

チューティは笛を吹いて、静かに演奏する。

そこから、金色のオンプが複数浮かび、どこかへ飛び去る。

それをグランチルダたちは気づいていない。


キング・スナケツのピラミッドから出たバンジョーたち。

バンジョー「・・・ついに終わったわね。」

カズーイ「ええ・・・。でも。」

つづく

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