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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ボトルズは銅色をした甲羅の10個を見て、驚いていた。

屋台のカメ「どうだぃ?大昔のカメの戦士たちが被っていた、

伝説の甲羅なんだ。それぞれ、戦いの傷があるのが見えるだろう?」

10個の甲羅はそれぞれ斬られたり抉れたりと傷ついた部分があった。

屋台のカメ「と言っても、これは俺の爺さんが、

大昔に再現させて作った作り物だがね。」

ボトルズ「でも、価値があると思います。だって、

大昔の戦士がいたって証明させるための存在ですもの。」

屋台のカメ「そうかぃ?他にも、一族が一番最初に造った大剣や、

魔獣の肉で造った壺、若いタンクタップ様が描いた絵図。

他にもいっぱいあるよ。いっぱい見てくれや。

100円で買っても良いんだぜ!」

ボトルズ「わかりました。でも、見るだけにします。」

バンジョーとカズーイは何かを屋台を求めるように歩き回っていた。

バンジョー「どこかにハチミツ売ってる店ないかなァ?」

カズーイ「もしかして、ないんじゃない?それより、

あたい。タマゴ焼きが食べたいわ。」

バンジョー「ああ。タマゴ焼きか。それなら、

あるって聞いてるけど、ハチミツがないんじゃなァ・・・。ん?」

その時、バンジョーとカズーイの前に、身体が少し大きく見えるが、

優男な表情をしているカメの青年であった。

右手にタクトらしき物を持っている。

優男なカメ「君たちだね。コッパ君を助けてくれたのは。」

バンジョー「そ、そうだけど・・・。あなたは?」

優男なカメ「僕はティップタップ。カメ族の音楽団のリーダーで、

近々行われるコンサートを発表する者です。」

カズーイ「ティップタップ?もしかして、

あんたがティップタップコーラス団!?」

ティップタップ「ええ。私がコーラス団の長にして、

指揮をやらせていただいています。私の指揮で、

子供たちは美しき歌声をあげる事でしょう。」

バンジョー「そうですか・・・。楽しみにしています!」

カズーイ「・・・・ねえ。あんた。確か、ティップタップって言ったわよね?」

ティップタップ「はい。それが何か・・・?」

カズーイ「その・・・タップって名前。タンクタップって、

じいさんの名前と同じ感じがしているんだけど?」

バンジョー「ちょっと失礼だぞ!?カズーイ!」

カズーイ「だって、気になるんだも~ん。」

ティップタップ「僕がタップの名を持っているのは、

僕が・・・タンクタップ様の息子だからです。」

バンジョーとカズーイ「む、息子・・・・!?」 二人はその発言に驚く。

そう。ティップタップはタンクタップの子供であったのだ。

カズーイ「で、でも・・・!親と子なのに全然、姿が違うじゃない!?」

確かに、茶色で4足のタンクタップと緑で2足のティップタップ。

親と子のハズなのに、容姿が違うのだ。

ティップタップ「心配なさらないでください。僕のお母さんは、

僕と全く同じ容姿をしていましたから、その遺伝子の方が大きくて、

こうなられたでしょう。でも、

そのお母さんが戦争に巻き込まれて・・・。」

ティップタップは悲しそうな表情をし始める。カズーイはそれに慌てる。

カズーイ「あっ!ご、ごめん。変な事を聞いちゃって・・・。」

ティップタップ「良いんですよ。僕は戦争で大切な者を失った者、

戦争で傷ついた者、戦争で荒んだ者。

そういった者たちをいやすために、

コンサートを開こうと思います。できれば、他の種族にも、

聞かせてあげたいです。それでは。僕は忙しいので・・・。」

ティップタップはゆっくりと歩いて去って行った。

バンジョーとカズーイは彼の背を切なそうに見ていた。

バンジョー「あのティップタップと言うカメさん。僕らと同じ、

この沼を平和にしたいと言う気持ちを持っていたんだな。」

カズーイ「音楽で全てが救えたなら、

あんな戦争はなかったかも知れないわね。」

ユミ、ミクス、ティックの3人はどこかへ向かおうと歩いていた。

ミクス「これから、どこへ行こうと言うのです。」

ティック「病院です。そこに、コッパ君がいるのですから。」

ユミ「大量のドラ焼きを持っているのは、彼にあげるため。」

ユミはワニ焼きを食べながら、そう言った。

ティック「ええ。コッパ君はドラ焼きが大好きだからね。

ワニ焼きとかよりも、ドラ焼きが良いと彼自身も言ったわ。」

ユミ「そう・・・。でも、コッパ。昨日はあれだけの激戦で、

傷ついたからね。今でもぐっすり眠ってるでしょうね。」

ティック「そうよね。ちょっと起こすなら大丈夫かな。」

そして、3人は病院へと入って行った。


病院の中では、

傷ついた戦士たちがそれぞれベッドの上で眠っていた。

コッパはベッドの中で横になっていたが、眼が開いている。

つまり、コッパは既に目覚めているのであった。

そこに、ティック、ユミ、ミクスの3人が入って来た。

ティック「おはよっ!コッパ。」

コッパ「ん!?ティックか・・・。って、お前らも来たのか。」

ユミ「ちゃお!コッパ君。」 ミクス「し、失礼します・・・。」

ティック「はい。ドラ焼きよ。いっぱい食べて、元気になりなさい!」

ティックはコッパの近くに複数のドラ焼きを置く。

コッパ「ちっ!余計な事をすんじゃねーよ。」

コッパは怒りそうに言うと、ティックは頬を膨らませそうに言う。

ティック「こーら。傷ついているあなたのために買ってやったのよ。

それに、今日は年に一度のお祭りよ?祭りくらい、

昔のように私と遊ぼうよ。・・・久しぶりね。コッパ。」

ティックは言ってる間に、

微笑んでいく。コッパは一つのドラ焼きを食べる。

コッパ「・・・・何が祭りだよ。戦争の最中だってのによ。

この沼はなァ。戦争しなきゃなんねーだろ?だったら、

祭りなんてしてるヒマはねェハズだ。それに、

他のカメたちが祭りってのを楽しめるかは不安だぜ。」

ティック「コッパ。クラッシャーとかに入っても相変わらずね。

そのひねくれたような感じは。でも、わかるわ。

あなたはこの沼の戦争が嫌いだって事が・・・。むしろ、

この沼の住人達が全員仲良くなって欲しいって事が。」

コッパはそれを聞きながら、ドラ焼きを食べ終える。

ユミ「そう。コッパって優しいのね。」

コッパ「あ?優しくねーよ。俺は。」

ミクス「優しいですよ。だって、この沼から、

戦争をなくして、全ての種族が仲直りになって欲しいんですよね。」

コッパ「・・・・・・っ。」 コッパはそのまま別のドラ焼きを食べる。

ティック「なのに、残酷な現実が多すぎて。あなたは昔、

それに負けて、この沼を去っちゃったんだよね。」

コッパ「こんなクソみてーな沼。誰が住んでたまっか。

わかったら、出て行ってくれ。俺は機嫌が悪いんだ。」

ユミ「あんた。ちょっと言い過ぎじゃ・・・!」

ティック「わかったわ。じゃあ、出て行くけど。もし、

良くなったら、好きな屋台に行っても良い。でも、

もしコンサートが始まったら、私が連れて行く。良いわね?」

コッパ「ちっ!勝手にしとけ・・・。」

ミクス「相当、荒んでますね・・・。」 ティック「・・・・行きましょ。」

こうして、3人は病院から出た。

ベッドで横たわるコッパの眼から一粒の涙が出る。


病院から出たティック、ユミ、ミクスの3人。

ユミ「何よ。あいつ。せっかく親切にしてるのに・・・!」

ユミはコッパの態度に苛立っていた。

ティック「良いのよ。あれで。本当はコッパ。

少しだけ嬉しそうだったから。」

ミクス「わかるのですか?」

ティック「ええ。私、コッパの気持ちを知る事ができるの。だって、

彼も私の気持ちを知ってるから。そう。あれは幼い頃・・・。」

つづく

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アカ「と、トンボ族が・・・・っ!?」

ミズイロ「一体、どうして!?カエル族は、

どうやって今まで見つからなかったトンボ族の住み処を、

発見できて攻撃できたんだ・・・・!!?」

ミドリ「わかんない!?一体、奴らはどんな方法で・・・!」

マンボ「恐らく、グランティとの協力、あったから。」

アカ「グランティだって!?」

オレンジ「まさか、例の暴力組織じゃ・・・!?」

マンボ「そう。グランティ、カエル族と手を組んだ。

グランティ、カエル族をサポートする事、装って利用している。」

ミドリ「酷い話だ・・・!カエル族自身だけではなく、

グランティがやった事なんだ・・・!戦争に水をさすなんて!!」

アオ「もし、カエル族が勝ったら、

この沼がグランティに乗っ取られるんじゃないの!?」

アオは不安そうに言う。他のクロコタスたちも不安そうになる。

ミズイロ「もしそうなったら、どうなるんだろう・・・?」

ミズイロは涙目で怯えながら言う。

ワニB「けど、トンボ族はまだ壊滅したワケではない。

生き残りが大勢、どこかに散らばっていると聞いているぜ。」

ワニC「マジか?・・・・それにしても、

トンボ族が負けちまったとなると、いつかは、

他の種族も全滅するんじゃないのか?戦争はいよいよ、

最終局面に近づきつつあるみてーだな?おい。」

マンボ「確かに、戦争。終わりが近い。」

ワニD「それじゃ、俺らワニ族がこの沼の物になれるのか!?」

マンボ「それ、違う。」

ワニE「じゃあ、俺たちが全滅になるってのか!?」

マンボ「わからない。だが、感じる。終わり、近い。」

ワニG「ワケわからん事を言うんじゃねーよ!この髑髏野郎!!」

ミドリ「本当なの?マンボさん・・・。」

ミドリの発言にワニたちに怒りを向けられるマンボは少し頷く。

オレンジ「ところで、バイルさん。どうしてるかな?

こんなに騒いでいると言うのに・・・。」

アカ「他のワニが伝えに来て、納得してんじゃない?」


同じ頃、ワニ族の長が眠っている場所では、

ミスターバイルがその長を見ながら、1匹のワニの話を聞いていた。

ミスターバイル「そうか。カエル族がトンボ族を・・・。と言う事は、

初めてこの沼に住む種族の一つが負けたワニな。さがって良いワニ。」

ワニ「はい・・・・。」 こうして、1匹のワニはどこかへ去った。

ミスターバイル「・・・・聞いたワニか。長よ。残るは、

カエル、カメ、ピラニアだけとなったワニ。敵は減ったワニ。

だが、あなたからは恐ろしき何かを感じるワニ。長よ。

あなたはお怒りをしておられるのかワニ?」

バイルは切なそうに問うが、ワニ族の長は眠っているそうだ。


沼の中。そのとても暗い緑色な光景の水中でラミジャが泳いでいた。

ラミジャ「この沼・・・。実はとても深かったのか・・・!?

前は浅いところがあったと言うに・・・。待てよ。

このとても深い部分があると言う事は・・・・!?」

ラミジャはこの深い水中の下の部分へと泳ぎ続けていた。

泳げば泳ぐほどに深くなり暗くなりつつある。だが。

ラミジャ「むっ!?こ、これは・・・・!!」

ラミジャが見たのは、緑色に光る大きな物であった。それは、

まるで都市のようなところであった。その都市には、

無数のピラニアが泳いでいる。

そう。ここはピラニア族の住み処であったのだ。

ラミジャ「まさか、ここがピラニア族の住み処だったとは・・・!

ククク・・・!調度良い。これで敵はまた一つ減るワケだ!!」

ラミジャは都市へ向けて素早く泳いだ。


その頃、カメ族の住み処では、まさに祭りであった。多くの屋台があり、

その屋台のほとんどがそれぞれ食べ物を売っていた。

参加しているカメたちは、

そのそれぞれの食べ物を食べながら楽しんでいた。

プルレス「おおっ!この魚、美味いね!おじさん!この魚、何なの!?」

プルレスは何だか焼けた魚らしいのを食べながら、

それを売っている屋台の中年のカメに聞く。カメは喜作に答える。

中年のカメ「ああ。これはね、ピラニア焼きってんだ。」

プルレス「ぴ、ピラニア焼き・・・・!?」

プルレスは自分が食べているのはピラニアと聞いて、驚愕する。

ユミとミクスは丸太の椅子で一緒に座っていた。

ユミは手に持つドラ焼きの一つをユミに近づける。

ユミ「はい。ミクス。あーん。」

ミクス「あーん。むぐむぐ・・・。美味しい。」

ドラ焼きの一部を食べたミクスは嬉しそうになる。ユミもそのドラ焼きを食べる。

ユミ「ええ。とっても美味しいわ。このドラ焼き。」

そして、近くにいたティックもドラ焼きを食べている。

ティック「うふふ。これはね、カメ族特製のドラ焼きなの。

このドラ焼きはとっても美味しいわ。あなたたちも、

美味しく食べて、私も嬉しい。」

ユミ「そう。でも、この祭りにたこ焼きがないのは残念ね・・・。」

ミクス「食べたかった・・・。」

ユミとミクスはたこ焼きがない事に不満する。

この祭りにはたこ焼きが全くないらしい。

ティック「ごめんね。近くに海とかがないから、

ピラニア以外の魚は取れないの・・・。代わりに、

ピラニア焼きやカエル焼き、トンボ焼きにワニ焼きがあるから!」

ユミとミクス「えぇ・・・・・。;」

ユミとミクスはそれを聞いて、冷や汗を流す。

アシナガはチャラい雰囲気をしているカメと一緒に、

テレビゲームをしていた。そのゲームは、どうやら格ゲーらしいそうだ。

カメはコントローラを両手に持っているが、

アシナガは手がないので、

地面についたコントローラのボタンを踏み続けていた。

チャラい雰囲気のカメ「ぬっ!!むん!!でぃ・・・!!」

アシナガ「ぅお!!でや!!そぃや!!」

カメA「おい!!凄いぞ!!ながぐつの奴が使ってるカラミティ。」

カメB「ああ!一流ゲーマーのグラビティを圧倒してやがる・・・!」

画面では、カラミティムーンが、

グラビティベースを圧倒的に斬り続けていた。

ボトルズは古い品が売ってそうな屋台にいた。

ボトルズ「おお・・・・!!こ、これは・・・・。」

つづく

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バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST 

第36話・音楽の癒し。戦争の荒み。

ブクゲコ沼での戦争に巻き込まれたバンジョーたちは、

ワニ族やカエル族に追われて大ピンチとなる。

そのピンチを何とか切り抜けて、カメ族の住み処に来た。

そして、一行はその住み処で休息を取る事になった。

クラッシャーの陣地であるテントの中で、

眠り続けているバンジョーとカズーイ。だが。

ユミ「二人とも。起きなさい。」

ユミがそう言うと、バンジョーはゆっくりと起き上がる。

バンジョー「ん・・・っ。ふああぁぁぁ・・・・。」

バンジョーはあくびをしながら、起き上がる。カズーイも。

カズーイ「ふぁ・・・。おはよう。皆。」

バンジョー「おはよう・・・。でも、まだ暗そうだけど。」

ユミ「時間を見なさい。」

ユミはどこからともなく持って来た小さい時計を二人に見せる。

時間は午前9時45分である。時は朝を迎えたのだ。

ボトルズ「他の皆は既に起きています。」


テントの外に出たバンジョーとカズーイ、ユミ、ミクス、ボトルズ。

バンジョー「う~ん。何だか暗いなァ。

もしかして、まだ朝じゃなかったりして・・・。」

ボトルズ「この沼地の木々によって太陽の光が見えないのです。

この沼は朝も昼も夕日も夜も暗いままなんです・・・。」

カズーイ「何だかややこしいわよねェ。時間的に。」

バンジョー「おっ。あれはクラッシャーの皆さんだ。」

バンジョーは別のテントの近くにいるクラッシャーの皆さんを見る。

ヘビが食材らしいのを運び、2匹のトカゲがたき火をしている。

テントの中では少数が武器の調整をしているそうだ。

トカゲ「おお。君たちも起きたか。

今日はワニの肉をご馳走しようと思うんだ。」

バンジョーとカズーイ「わ、ワニの肉・・・・・!?」

ヘビ「ああ。昨日、俺たちワニ族の連中を狩ってね。そいつらの、

肉を食材にしているんだ。まあ。

俺たちヘビ兵もカエル族を捕食してるから。」

バンジョーとカズーイ(弱肉強食だ・・・・っ!;こいつら・・・。)

バンジョーとカズーイはクラッシャーの者たちを案外容赦ないと思った。

カズーイ「ところで、他の奴らの姿が見えないけど?」

ボトルズ「プルレスとアシナガはカメ族の祭りで遊んでいます。」

カズーイ「お祭り?」 バンジョー「どんなお祭りだぃ?」

ミクス「トカゲさんから聞きましたけど、このカメ族の住み処では、

1年に一度のお祭りを行うそうです。それが、今日かと・・・。」

トカゲ「そのお祭りは、戦争で傷ついた者たちを癒すためにあり、

さらにティップタップコーラス団と言う合唱団による、

コンサートがあるらしく、それが1番の人気イベントなんだ。」

ヘビ「俺たちも去年に行ったけど、あれは凄く良かった・・・。」

カズーイ「でも、それって本当に良いのかしら?」

バンジョー「でも、祭りと言ったらハチミツはあるかなァ・・・。」

バンジョーは祭りにハチミツがあるかと期待して笑みを浮かべる。

カズーイ「・・・でも、テルやミルはどうしてるの?」

ユミ「テルとミルなら住み処の外に行くと言ったけど?」

ボトルズ「でも、あの二人ならきっと何とかしてくるハズです。

僕らは祭りを楽しみましょう。祭りなら既に始まっていますから。」

バンジョー「そうだね。今までは戦いばっかりだったから、

その疲れを思い切り癒さないとね。」

カズーイ「そうそう。だから、早く行きましょうよ。」

ミクス「はい。とっても楽しみになりました。」

ユミ「じゃ、行こっか!」

こうして、5人は祭りを楽しもうとカメ族の村へと走る。


その頃、他種族が争っている戦場の沼の中では。

つづく

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バンジョーたちはカメ族における年に一度のお祭りに訪れる。

そこで行われるコンサートはとても平和で癒される程。

だが、カエル族とグランティが徐々に迫っているのだ。

次回、【音楽の癒し。戦争の荒み。】

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?バンカズファースト第35話。

今回はバンジョーたちがカメ族に訪れる話で、

原作に出てきたジグソーが入った卵を出しました。ですが、

連続で割るのも何かあれなので、

2回割れば出てくると言う設定にしました。マンボは、

バンジョーたちと別れて、ワニ族側につきました。

どのような関係にしようかは、まだ未定ですが、

バンジョーとマンボが戦うのも・・・悪くないかしら(ぇ

前の話に出していたブクゲコ沼にもクラッシャーがいると言う設定を、

現実にしようと、クラッシャーのキャラを登場させました。

トンボのバズボムたちの住み処がグランティに襲われましたが、

まだ全滅ってワケではありません。また登場させようと思います。

女のカメであるティックはオリキャラです。はい(

コッパの恋人かどうかはわかりません(ぇ

次回はブクゲコ沼におけるカメのコンサートを出そうと思います。

それでは。

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異形の怪物「だが、いつまでものんびりしてる場合じゃねェぞ。

クラッシャーの奴ら、徐々に我らグランティの戦力を、

削っていきやがる。このままでは、グランチルダ様。

あんたも本部全員も滅びる日も近いかも知れん。」

異人の青年「そうだよねェ。既にワーラ率いる、

第8特命隊が全滅してるからね。もしかして、

特命隊で全滅したのは、あの狼男が初めてかしら?」

グランチルダ「ケッ!あああぁぁぁぁぁぁの狼が、

ただ役に立てなかっっっっっっだけじゃろ!!

心配するでなああぁぁぁぁい!!特命隊は基本、

全滅する事はなあああぁぁぁぁぁいのぢゃ!!!!!」

その時、暗いところで4つの赤い目が輝いた。

その者の姿は全く見えないが、不気味に声を出す。

4つの赤い目の者「その通り、既に我ら第3特命隊は、

既にフランス全土を攻略した。第9、第5の特命隊も、

今でも各地で政府とクラッシャーを攻撃しているハズだ。」

異形の怪物「ほぉう。ならば、俺ら第6特命隊も、

ゴビバレーさばくへの攻略を急がねェとな・・・。」

グランチルダ「思いっっっっっきり行け!!!特命隊よ!!!

この世界の全てをわあぁぁぁぁぁぁれらの手にいいぃぃぃ!!

わしもじきいいぃぃぃぃぃに、

真の美しさを手に入れるううぅぅぅぅ!!!

そうすりゃ、好きなもん食べ放題いいいいいぃぃぃぃぃ!!!!!」

グランチルダはそう言いながら、ハンバーガーを食べつくしていた。

異形の怪物と異人の青年(あんたは既に食べ放題じゃないか・・・。)

2大幹部が心の中でツッコミを入れた。

グランチルダ「ディングポットよ!!!!!」

グランチルダがそう叫ぶと、鍋のディングポットが出てきた。

ディングポット「な、何でしょうか!?グランチルダ様・・・。」

グランチルダ「れええぇぇぇぇいのシステムはああぁぁぁぁと、

何日で始まるううううぅぅぅぅぅぅ!??」

ディングポット「そ、それがまだ、たった一週間だけでして、

システム作動までまだ長い月日が必要かと思います。」

グランチルダ「・・・・クランゴ!!他の部隊にいぃぃぃぃぃ!!

つたあぁぁぁぁえろ!!もおぉぉぉぉし!!あの熊と鳥が、

ブクゲコ沼から去っっっっった時は、即座に集中うぅぅぅ的に、

抹殺しろとなああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

クランゴ「イェッサー!!グランチルダ様!!!」


テントの中で眠っているバンジョーたち。だが、

テルとミルの姿がない。そう。二人は外にいたのだ。

ミル「どうして眠れないのかしら?テル。」

テル「・・・お前も何故眠らん?」

ミル「・・・ふふっ。だって、テルが気になるもの。

もしかして、あの熊君や鳥ちゃんの事、まだ許せない?」

テル「無論だ。奴らはデスブラザーだ。デスブラザーはいずれ、

俺たちが滅ぼさなきゃいけない・・・!お前もそのつもりのハズだ。」

ミル「そうだよね。デスブラザーは許せない。けど、私。思うの。

あの熊と鳥はデスブラザーじゃないって気がするわ。」

テル「だが、俺から見ればデスブラザーそのものを感じる。

いずれ俺はあの熊と鳥を殺すつもりだ。

お前も協力してもらうからな。」

ミル「・・・・うん。だって私、テルの相棒だから。

・・・・じゃ、そろそろ寝るわね。テルはどうする?」

テル「・・・・まだ眠れる気がしない。ちょっと、

カエル共のところへ行ってくる。」

ミル「そう。じゃ、お休み。一人でどっか行くとか、駄目だよ?」

ミルがテントの中へ入ると、テルは静かにどこかへ歩いた。


その頃、ここはトンボ族の住み処。トンボのバズボムたちが、

無数に飛び交うところである。この住み処は、

高く大きい木が無数にあり、その木にはドアや窓がある。

バズボムたちはそれぞれ、その木の中に住んでいるのだ。

大勢のバズボムが集まり、会話をしていた。

バズボムA「なぁなぁ。このままじゃ、不味いんじゃねーのか?」

バズボムB「そうだよなァ。俺らトンボ族の数が、

一番多く減っていきやがる。

これ以上戦えば、全滅しちまう恐れがあるぜ。」

バズボムC「けど、降参すれば他の種族に虐殺されちまう。

ジグソーも全て取られてしまう・・・・!」

バズボムD「だが、まだ勝機はある。

この住み処さえ落ちなければ、まだ勝てる自信がある。

俺たちの住み処は誰にも見つかった事はないからな!」

バズボムE「そうだ!!まだ逆転の時が来るかも知れない・・・!」

その時、1匹のバズボムが慌てるように飛んで来た。

バズボムG「た、大変だああああぁぁぁぁぁ!!!!」

バズボムA「ど、どうしたんだぃ!?」

バズボムG「か、カエル族の大部隊が・・・・!

このトンボ族の住み処に来ちまった!!!!!」

バズボムGの言葉に、大勢のバズボムが驚く。

バズボムたち「な、何だって!!!??」

バズボムA「そ、そんなハズでは・・・!あっ!!!」

バズボムたちはある方向に向かう。そこには、

無数の赤いフリビッツとイエローフリビッツが大勢いて、

それぞれ葉っぱの船に乗っていた。その先頭には、

エスメラルダの一の手下であるラミジャもいた。

バズボムA「か、カエル族!!??

それに、何だ!?あの怪人は!!」

ラミジャ「これより、このトンボ族の住み処は我らグランティと、

カエル族が占領する!!!貴様たちは我らの虐殺を受け、

その命と全てのジグソーを我が手中に落ちるのだ!!!

かかれええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

ラミジャの言葉に、無数のフリビッツが一斉に跳びかかった。

フリビッツたち「ゲコゲコゲコゲコオオオオォォォォォォ!!!!!!」

バズボムたち「ぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

バズボムたちの悲鳴と共にカエル族は、

ついにトンボ族の住み処を攻撃した。

ついに、ブクゲコ沼の種族の一つ、トンボ族が、

カエル族とグランティの連合の襲撃に敗れてしまいました。

残るは、

カエル族、ワニ族、ピラニア族、カメ族となってしまいました。

他の種族の拠点攻略を手に入れたカエル族とグランティに、

バンジョーたちとカエル族はどう立ち向かうでしょうか。

そして、マンボとワニ族は。ブクゲコ沼の戦争が、

いよいよ終盤を迎える事になったのです。

次回につづく

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