忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100] [101]

コッパ「よくわかってるじゃん。お前は俺を眠らせると言うが、

俺はお前もマジでぶっ殺すぜええぇぇぇぇ!!!」

コッパはマンボに斬りかかるが、マンボは杖を光の剣に変える。

マンボ「マジックソード!!!」 コッパ「うるぁ!!」

コッパの二つの剣とマンボの一つの剣がぶつかる。

マンボ「・・・・っ!だぁ!!」

一瞬押されそうになるマンボは剣を思い切り振るう。

コッパ「ぉわ!!」 コッパは弾かれて、さがる。

マンボ「お前の剣、壊す・・・!」

コッパ「ふん!!剣の腕は上手そうだが、俺には勝てると思ってるか!?」

こうして、マンボとコッパの剣同士の戦いが始まる。

ミスターバイル「ワニイイイイイイィィィィィィィ!!!!!!」

バイルは口を大きく開けて、バンジョーを喰おうとする。

バンジョーとカズーイ「とんぼがえりジャンプ!!!!」

バンジョーとカズーイはとんぼがえりジャンプでバイルの攻撃を避ける。

ミスターバイル「ワニッ!?」 バイルは上の方を向く。

バンジョーとカズーイ「くちばしバスター!!!!!」

このままバンジョーとカズーイはくちばしバスターでバイルを攻撃する。

ミスターバイル「ワニイイィィィ!!!」

だが、バイルは間一髪、それを避ける。

バンジョーとカズーイはこれに驚く。

バンジョー「技を避けた!?」

ミスターバイル「ワニ族のエースをなめちゃ駄目ワニね!!」

カズーイ「ちょっとォ!!必殺技だから、ちゃんと受けなさいよ!!」

ミスターバイル「受けろと言われて、受ける馬鹿はどこにいるワニ!!」

バイルは走って、バンジョーを襲う。

バンジョー「ぬぅ・・・!ツメツメパンチ!!!!!」

バンジョーはツメツメパンチ連続でミスターバイルを迎え撃つ。

ミスターバイル「ワニ・・・・ッ!!ワニィ!!!」

攻撃を受けたバイルは耐え抜いて、尻尾で反撃する。

バンジョー「うぁ!!」 カズーイ「ええぇぇい!!」

カズーイは嘴でバイルを突き飛ばす。

ミスターバイル「ワニィ!?」 バンジョー「うらぁ!!」

バンジョーはバイルを殴り飛ばす。だが、バイルはまだ倒れない。

マンボとコッパはまだ剣の戦いをしていた。その時。

コッパ「たあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

コッパは二つの剣を振るい、マンボの剣を弾く。

マンボ「ぐぅ・・・・・っ!!」

これを受けたマンボはコッパから離れて、剣を杖に戻す。

マンボ「マジックショット!!!!」

マンボは魔法の弾を連射して、コッパを襲う。

コッパ「むっ!ぬっ!!遠距離攻撃を使うか!!けど、負けるかよ!!」

コッパは二つの剣で迫る無数の魔法の弾を弾き飛ばし続ける。

4人の激しい戦いを見守る他の一同。

ミクス「ど、どうしよう・・・!ユミさん。」

ユミ「何とか助けたいけれど・・・。」

ミル「無理ね。私たちが出れば、余計な事が起きるわ。

他の皆の方を見なさい。彼らは加勢する事を我慢している。」

テル「ワニ族の方もそうだ。恐らく、皆はあの二人には、

早くこの戦いを終わらせて、

カエル族との戦いに備えてもらいたいと思ってる。

無論、俺たちやカメ共もそうだ。まあ。俺にとっては、

熊も鳥も魔術師も死んでもらいたいところだがな・・・・。」

バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!!!」

マンボ「マジックスパーク!!!!!」

バンジョーとカズーイはくちばしアタックでバイルを攻撃。

マンボはマジックスパークでコッパを攻撃した。

ミスターバイル「ワニイイイイイイイィィィィィィィィ!!!!!!!」

コッパ「ぐああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

バイルとコッパはそれぞれ強烈な技を受けて、倒れた。

カメたち「コッパ!!!!!」 ワニたち「ミスターバイル!!!!!」

コッパ「く、クソが・・・!!なめやがって!!!」

ミスターバイル「こうなれば、必殺技で決着をつけてやるワニ!!!」

マンボ(まさか・・・!来るのか!!!)

バイルは口を大きく開けて、走る。

コッパは剣以外を甲羅の中に引き込めて、

回転した。そう。二人とも、それぞれ必殺技を出す気だ。

ミスターバイル「クロコファング!!!!!!」

コッパ「タートルスピンスラッシュ!!!!!!」

バイルのクロコファングがバンジョーとカズーイに直接し、

コッパのタートルスピンスラッシュがマンボに命中した。

バンジョーとカズーイ、マンボ「うあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

バンジョーとカズーイ、マンボはそれぞれの攻撃を受けて、倒れた。

ボトルズたち「バンジョー!!カズーイ!!!」

バンジョーとカズーイ、マンボが倒れると、

コッパとバイルがすぐに互いを睨み合う。

コッパ「うらあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

ミスターバイル「ワニイイイイイイイィィィィィィィィィィィ!!!!!!」

コッパとバイルは激突しようと走る。

ユミ「また始める気だわ!!エース同士の戦いが!!!」

アシナガ「もう止められねーのかよ・・・・!!」

そして、コッパとバイルが互いに近づき合い、戦おうとした。その時。

コッパ「ぬっ!?」 ミスターバイル「ワニッ!?」

突然、二人は攻撃を止めた。何故なら、

コッパの前にはバンジョーとカズーイ、バイルの前にはマンボがいるからだ。

それを見た全ての一同は驚いていた。

ボトルズ「戦いが止まった・・・・!」

テル「あんな傷だらけになっても、戦いを止めようとしたのか!?」

ミスターバイル「貴様・・・・!何故、止めるワニ??」

コッパ「どけよ・・・。どかないと斬るぞ!?」

カズーイ「あんたたちねェ・・・。このままやり合っても良いの?」

バンジョー「カズーイの言う通りだよ。僕たちは、

カエル族を倒すために来たんだろ?こんなところで、

傷つけ合っちゃ意味がないじゃないか・・・・!」

コッパ「意味が、ねーだと!?」

マンボ「そう。カエル族、滅ぼすには。ワニ族とカメ族。

その二つの戦力を合わせる必要、ある。カエル族。

二つの戦力と同じ戦力、持ってる。一つだけでは勝てない。」

ミスターバイル「もし、そうだとしたら・・・!恐ろしいワニ!」

バンジョー「わかってくれ・・・!今は協力し合ってくれないか?」

カズーイ「カエル族を倒したら、また戦えば良いじゃなくて?

この沼の支配権をかけてね?それで文句ないでしょ??」

コッパ「・・・・おい。バイル。言いたくねーけどよ。

その・・・。確か、カエル族を倒す目的。

それは、俺らはもちろん、お前らも持っているよな?」

ミスターバイル「確かにそう思うワニ。だとすれば・・・。

本当はやりたくないが、

俺たちワニ族とお前らカメ族で手を組むワニ!!」

コッパ「ああ。ただし、カエル族を倒す時だけな・・・。」

それを聞いた一同は喜びそうになる。特にバンジョーたち。そう。

ついにカメ族とワニ族は同盟を結んだのだ。宿敵のカエル族を倒すために。

コッパ「てめーら!!よく聞きな!!俺たちカメ族は一時的に、

ワニ族と手を組み、カエル族の殲滅にかかる!!!」

ミスターバイル「今はカメ族と喧嘩はするな!!

一緒にカエル共を皆殺しにするワニ!!!」

一同「おおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」

バンジョー「良かった・・・。本当に良かった・・・・!」

バンジョーは嬉しさのあまり、涙が出そうであった。

マンボ「喜ぶのはまだ早い。ワニ族とカメ族、カエル族を倒したら、

また戦う事になる。その時、最後の戦争・・・。」

ミクス「ワニ族とカメ族が仲良くなったんですね・・・。」

ユミ「ええ。このままうまく行けば、きっと・・・。」

アシナガ「よっしゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!

皆でカエル族とグランティをぶっ倒そうぜェ!!!」

テル「信じられん・・・!こんな事が起きようとは・・・。」

ミル「でも、良いんじゃない?一緒にカエル族倒すんだし。」

ボトルズ「これで、カエル族と互角に戦えるようになりました・・・!」

プルレス「これなら勝てるかも知れない!!」

バンジョー「よーし!!行こう!!カエル族を倒すために!!!」

こうして、カメ族とワニ族は手を組み、

カエル族に対して総攻撃を開始しようとした。


その頃、カエル族の住み処。イエローボスのアジトでは。

つづく

拍手[0回]

PR

カズーイ「まっ。チンピラなあんたでも、女の子には弱いってもんね。」

コッパ「弱かねーよ。ただ、あいつと・・・。

ティックともう一度、愛し合いたいと思ってよ。悪いか?」

カズーイ「全然?」 バンジョー「悪くないよ。」

ティック「そうか・・・。むっ!?お前ら!!止まれ!!!」

ティックの言葉に一同は進行を止める。そして、

彼らの前には、マンボとバイル率いるワニ族の大軍勢がいた。

アシナガ「わ、ワニ族だ!!!」

ボトルズ「どうして、こんなところに・・・・!?」

マンボ「ミスターバイル。カメ族の軍勢、現れた。」

ミスターバイル「ワニ!?もしかして、妨害に来たのかワニ!?」

コッパ「おい!!ワニ共!!貴様たちが何故、ここにいる!?

もしかして・・・!俺たちの行動を知って・・・!」

ミスターバイル「お前らこそ、何故ここに来たワニ!?

邪魔しようと言うなら、容赦しないワニよ!!」

コッパ「あぁ!?」 バンジョー「待ってくれ!コッパ!!」

マンボ「ミスターバイル。言い争いをすれば、無駄な争い、起こる。

ここはマンボに任せる。だから、さがれ。」

ミスターバイル「ワニ・・・!わかったワニ。」

バンジョー「コッパも落ち着いて。僕が話し合いをしてみるよ。」

コッパ「わかった・・・。じゃ、頼んだぜ。」

こうして、バンジョーとマンボが互いに近づき合い、話し合う。

マンボ「熊と鳥。やはり、カメ族についたか。」

カズーイ「まっ。目の前の野蛮な爬虫類よりはマシだけど。」

ミスターバイル「ワニィ!?」 バイルはそれを聞いて、怒る。

バンジョー「こら!!カズーイ!!・・・・カメ族は、

カエル族の住み処への道を知った!!彼らはこれから、

そのカエル族の住み処を攻撃するつもりなんだ!!」

マンボ「ワニ族も、カエル族の住み処への道、知った。ワニ族、

カエル族の住み処、攻撃する。」

カズーイ「同じ目的ってワケね・・・。」

バンジョー「じゃあ、一緒にカエル族を倒そう!!カメ族とワニ族、

二つの力を合わせれば、奴らを倒せるに違いない・・・!!」

ミスターバイル「ふざけるなワニ!!」 バイルの叫びにバンジョーは驚く。

バンジョー「っ!!?」 マンボ「っ!?み、ミスターバイル・・・・!!」

ミスターバイル「カメ族と力を合わせろワニ!?

馬鹿も休み休み言うワニ!!

今更、俺らワニ族とカメ族が仲良くできるワケないワニよ!!俺たちは、

敵同士のハズワニ!!!貴様たちもカエル族も必ず倒すつもりワニ!!」

バンジョー「ま、待ってくれ!!僕らが争い合えば、

カエル族を倒す事など不可能になっちまう!!」

コッパ「・・・・バンジョー。やはり、俺らカメ族とワニ族は、

敵同士なんだ。奴の言う通り、今更仲直りなんて通じねーよ。」

マンボ「ミスターバイル。一度だけで良い。カメ族との共闘を・・・。」

ミスターバイル「黙るワニ!!ここで奴らを叩かなければ、

後の戦争に後悔が起きるワニ!!俺様は戦うワニ!!まず、

今ここにいるワニ共をぶっ殺すために!!ワニワニイイイィィィ!!!」

バイルは怒り心頭に走りだし、カメたちの方へ向かう。

ミクス「ち、近づいて来ます!!」

ユミ「何で話し合いにのる気が起きないのよ!!」

ミスターバイル「ワニイイイイィィィィィ!!!!」

バイルがコッパに襲いかかる。その時、バンジョーが跳びかかってくる。

バンジョー「であ!!」 バンジョーはそんなバイルを思い切り殴る。

ミスターバイル「ワニ!?」 

殴られたバイルは倒れたが、すぐに立ち上がる。

カズーイ「全く。こいつのような戦いしか能のない奴には、

ちょっとお仕置きが必要かしらね・・・?」

バンジョー「ミスターバイル・・・!まだ、戦う気かぃ?」

ミスターバイル「当たり前ワニ!!まずは、お前たちを喰い殺すワニ!!!」

ミスターバイルは跳びかかって、バンジョーに突進する。

ミスターバイル「ワニィ!!」 バンジョー「がはっ!!」

カズーイ「このォ!!」 カズーイは嘴でバイルの頭を突く。

ミスターバイル「ワニッ!?」 バイルは頭を突かれて、さがる。

バンジョー「はああああああぁぁぁぁぁ!!!」

バンジョーはバイルを思い切り蹴り上げる。

ミスターバイル「ワニ!!!」 カズーイ「キキツキアタック!!!」

カズーイはキキツキアタックでバイルの身体を突き続けた。

ミスターバイル「ワニイイイイイィィィィィィ!!!!」

バイルはまたも倒れる。これを見たカズーイは。

カズーイ「あら。ワニ族のエースでも、この程度なのね。まっ!

今のあたいたちの姿と力なら、差が変わるってワケね。」

ミスターバイル「ワニィ・・・!ならば、本気で行くワニ!!

ワニイイイイイィィィィィィ!!!!」

バイルがまたも跳びかかる。そして、バンジョーも走る。

バンジョー「くらえ!!ローリングアタック!!!」

バンジョーはローリングアタックでバイルを攻撃する。だが。

ミスターバイル「ワニッ!!」 バイルはいきなりジャンプした。

これにより、バンジョーのローリングアタックは避けられる。

バンジョー「何っ!?」

ミスターバイル「いつまでも、

お前らにやられるミスターバイル様じゃねーワニ!!」

バイルはバンジョーの背後へと走って、攻撃しようとする。

バンジョー「ぐっ!!とぉ!!」 バンジョーは回転キックで迎え撃とうとする。

だが、バイルはそれを避けて、尻尾でバンジョーの顔を叩く。

ミスターバイル「ワニイィィィッ!!!」 バンジョー「ぶふっ!!」

バンジョーは顔を叩かれて、ひるむ。バイルの攻撃はまだ続く。

ミスターバイル「ワニワニ!!!」 バイルは頭突きでさらに攻撃する。

バンジョー「うああああぁぁぁ・・・!!」

バンジョーはさがり、バイルはそんなバンジョーを追い詰めようとする。

カズーイ「タマゴミサイル!!!」 カズーイはタマゴミサイルを連射。

だが、バイルはそんな攻撃を全て避けてしまう。

ミスターバイル「ワニ!ワニ!ワニ!ワニ!ワニイイイィィィ!!」

バイルはジャンプして、頭突きでカズーイを攻撃する。

カズーイ「うぁ・・・・っ!!」 コッパ「バンジョー!!カズーイ!!」

コッパは二刀流を構えて、バンジョーを助けようと走る。だが、

そんなコッパの前にマンボが立ち上がった。

コッパ「うむっ!!て、てめーは・・・!!」

マンボ「お前、バイルを本気で殺そうとしている。本気で殺すなら、

マンボ。お前を痛めつけて眠らせる。」

つづく

拍手[0回]

ミスターバイル「確かに誰が送ったかはわからないワニ。

だが、これは信じるべきだと思うワニ。何せ、

せっかく、あの忌まわしいカエル族を倒せるからなワニ!!」

マンボ「・・・・バイルの言う通り。この手紙、

真実を感じる。その真実、従うべし!」

ミドリ「では、行くんだね・・・・!」

マンボ「もちろん!バイル!皆を集めろ!!」

ミスターバイル「言われなくても、わかっているワニ!!

いよいよカエル族を全員ぶっ殺せる時が来たんだワニ!!!」

ワニ族の戦士たちも、カエル族の住み処に、

総攻撃をかける準備をしていた。こうして、

カメ族とワニ族はカエル族に大決戦を挑もうと進んだ。

しかし、その前にとんでもない事が起きる事を、

カメ族とワニ族は知らなかった。


そして、カエル族の住み処では、無数にいるフリビッツの前に、

イエローボスとエスメラルダ&ラミジャがいた。

イエローボス「ゲロゲロ!!よく聞け。貴様たち!

我々はカメ族とワニ族の住み処への道を既に知っている。

これも皆、我がカエル族と同盟してくださったグランティのおかげである!

我々はカメ族とワニ族をいつまでも襲えると言うワケだ!これから、

その二つの種族に対して、総攻撃を開始する!!今日こそ、

我らカエル族の勝利の日にする!!わかったか!!貴様たち!!!」

フリビッツたち「ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロ!!!!!!」

イエローボスの言葉に、フリビッツたちは賛成の声をあげた。


アジトである家に入ったイエローボスとエスメラルダ。そして、ラミジャ。

エスメラルダ「イエローボス。」

イエローボス「ゲコ!?何だ?エスメラルダ。」

エスメラルダ「住み処のガードはしてないみたいだけど、良いの?」

イエローボス「はっはっはっはっ!!何を言う?我らカエル族の住み処は、

どの種族にも発見されておらん。

だから、攻撃される心配はこれっぽっちもないさ。

逆に、俺たちはいつでも、カメ族とワニ族を葬れるワケだ。それにしても、

お前の副官はもはや元気いっぱいになってるな?回復が早いのか?」

イエローボスはラミジャの事を聞く。ラミジャはピラニア族との戦いで、

怪我をしていたが、今日ですっかり回復していた。

身体中の包帯が消えている。

ラミジャ「はっ。これも、エスメラルダ様が看病してくださったおかげです。」

エスメラルダ「違うわよ。ラミジャ。

あなたの種族は回復が早いだけじゃなくて?」

ラミジャ「ですが、もし。フリビッツ共が助けてくださらなければ、

私は今頃、どうなっていたのかわかりません。ただ、残念なのは、

我が第7特命隊で残る幹部はあなたと私だけになったとの事です・・・。」

エスメラルダ「・・・そうね。でも、感じるのよ。このカエル族の住み処に、

何か恐ろしい事が起きるって。警戒した方が良いわよ?」

ラミジャ「はっ。」

イエローボス「恐ろしい事?まあ。どんな事が起きようとも。

解決してくれるだろうに。君たち第7特命隊と俺らカエル族の、

力を合わせればなァ・・・・。ゲコゲコゲコゲコ・・・!」

エスメラルダ「・・・・ラミジャ。念のため、この住み処の入り口を防衛なさい。」

ラミジャ「了解!私はあなたの手足。そして、愛する者として・・・!」

エスメラルダ「その意気よ・・・・!」

ラミジャは家から出て、一人だけカエル族の住み処のガードをした。


この沼のとある場所で、あの赤き目の熊がいた。

熊「グフフフフ・・・・!ついに動いたか。さて、実行するか・・・!!」

そう言うと、熊はどこかへ歩き出した。


そして、別の場所では、大勢のカメたちが進行している。

その先頭には、コッパがいて、その近くにはバンジョーたちがいた。

バンジョー「・・・・ねェ。コッパ。」

コッパ「何だよ?」

バンジョー「その・・・。ティックちゃんとは話してのかぃ?」

コッパ「・・・・ああ。したぜ。あいつは住み処で応援してくれるハズよ。」


これは、カメ族がカエル族の住み処へ襲撃する前の出来事である。

ティック「・・・・行っちゃうのね?カエル族のところへ。」

コッパ「ああ。ついに奴らを倒せる時が来たんだ・・・!」

ティック「そうね。でも、住み処にはとても多くのフリビッツがいる。

もしかしたら、とっても危険かも知れないわ。」

コッパ「大丈夫だって!俺はもう逃げやしねーよ。お前は、

ここで俺たちを応援してろ。そうすりゃ、俺だけでも生き残れるかもよ。」

ティック「・・・・そうね。頑張ってね。コッパ君。

そして、絶対に生きてね?死んじゃ嫌よ・・・?」

コッパ「馬鹿な。俺が簡単に死ぬワケがないじゃねーか。心配すんな。

俺は絶対に生き残る。そして、お前の元へ必ず戻ってやらァ。」


そして、現在。コッパは笑顔でこう言う。

コッパ「俺ァ誓ったんだ。ぜってーにあいつのところへ戻るって。」

バンジョー「そうか・・・。君は良い愛人を持ったんだね。」

つづく

拍手[0回]

ボトルズ「えーと・・・。『カメ族諸君に告ぐ。今日は絶望に覆われている、

君たちのために偉大なる勝利への道を与えよう。カエル族の住み処への、

ルートを絵に描いてやった。これで、君たちは簡単に、

カエル族の住み処を攻略できるようになった。だが、これで、

勝ったと思わないで欲しい。ワニ族にも同じヒントを与えた。

カエル族の本拠地へ辿り着く前に、できるだけ、

ワニ族とはぶつけ合って欲しくないところだ。

はっはっはっはっはっはっ!!!』・・・だそうです。」

アシナガ「カエル族の住み処へ行けるだと!?」

ユミ「いよいよ、カエル族を倒せるってワケね・・・。」

バンジョー「でも、カエル族の住み処と言う事は、

そこには何万匹ものフリビッツがいるだろうね・・・。」

カズーイ「けど、その住み処は必ず攻略しなきゃいけないじゃない?

あのバイルとか言うめちゃ強いワニのいるワニ族よりマシよ。」

ボトルズ「そうですね。カエル族は僕らの住み処を知ってますし、

まずは、僕らの住み処を知っているカエル族を倒すのが優先かと。」

プルレス「そうだね。このまま奴らを放っておくと、

いつ攻めてくるかわからないしね・・・。」

ミクス「これ以上、カメたちには悲しい目に会って欲しくない。」

ミル「そうね。最初にカメ族を倒した方が良いし、

ワニ族も来るそうだから、彼らとも決戦しそうな感じがするわよね。私。」

テル「だとしたら、ついにこの沼の戦争は最後を迎えるらしいな。」

バンジョー「そうだね・・・。さっそく、タンクタップに伝えよう!!」


こうして、バンジョーたちはタンクタップの元へ行き、

彼に手紙に記していたカエル族の住み処へのルートを教えた。

それを知ったタンクタップは多くのカメを集めて、会議を行う。

タンクタップ「本当にこのルートを通れば、奴らの住み処へ行けるのだな?」

ボトルズ「はい。嘘ではないかと思います。ただ、

この手紙を出した者が誰なのかわからないのですが・・・。」

タンクタップ「うむ。では、案内役はボトルズ。あなたに任せたい。」

ボトルズ「はい。お任せください・・・。」

カメA「でも、本当に手紙に従って良いのかね?」

カメB「わからんぞ?罠かも知れねーし・・・。」

カメたちは手紙の書いてる事が本当かどうか疑っていた。

ユミ「けど、信じた方が良いんじゃない?」

ミル「このまま疑って立ち止まるワケにはいかないしね。」

コッパの声「俺もそう思うぜ!」 一同「っ!!?」

コッパの声に驚く一同。そう。ここにコッパが来たのだ。

バンジョー「こ、コッパ・・・・!?」

コッパ「このままいつまでも立ち止まっては、

カエル共がこの住み処を襲っちまう・・・!そうなる前に、

俺は今すぐにでもカエル族の住み処を叩き潰してェ。だったら、

手紙とやらが教えてくれたルートを信じようじゃねーか。

俺は行くぜ。今すぐに。良いな?タンクタップ様!!」

タンクタップ「そうだ。コッパの言う通り、今すぐにでも、

カエル族は倒さねばならぬ!戦士たちを全員、集めよ!!

今日でいよいよカエル族との決戦に入る!!コッパを先頭に、

手紙に記したルートを辿って、カエル族の住み処を攻略する!!

メンバーは2万匹とする!!では、諸君!!!

カエル族の住み処へ急行せよ!!!」

一同「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

カズーイ「あたいたちも行くわよ!!」 バンジョー「良いね!コッパ!!」

コッパ「・・・・・ああ!!」


同じ頃、ワニ族にも同じ手紙が届いていた。その手紙を、

マンボが読んでいて。その近くにはバイルや5匹のクロコタスがいた。

ミスターバイル「この手紙には、

カエル族の住み処へと道が記してあるワニな。」

マンボ「そう。この手紙に書いてるのは、全て真実。」

ミドリ「一体、誰が書いたのかな?」

マンボ「名前。書かれてない。誰が送ったかわからない。」

つづく

拍手[0回]

バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST 

第38話・喧嘩は止めろ。団結はしろ!

ワニ族の住み処もカエル族の攻撃を受けてしまった。

カエル族はカメ族とワニ族の住み処へと道を知っているため、

いつでも攻撃できる。逆に、ワニ族とカメ族は、

カエル族の住み処を見つける事はできず、反撃不能。

だが、たった一度のチャンスが到来されようとしていた。

カメ族の住み処にあるクラッシャーの陣地では、

バンジョーたちがたき火で焼いた肉を食べていた。

カズーイ「美味いわァ。このカエル焼き。バンジョーはどう思う?」

バンジョー「う~ん。ハチミツを付ければ、

もっと美味しいと思うけど・・・。」

ユミ「ヘビさんからもらったけど、使う?」

その時、ユミがハチミツの入った缶をバンジョーに見せる。

バンジョー「おおっ!ありがとう。」

バンジョーはその缶を開けて、ハチミツを肉に付ける。

アシナガ「肉にハチミツを付けるとか・・・。

美味しいのか?普通よ・・・。」

テル「何せ、熊だからな。熊はハチミツ系の、

食べ物なら何でもいけるだろうよ。」

バンジョーはハチミツの付いた肉を食べる。すると。

バンジョー「もぐもぐ・・・。ん!美味い!!」

バンジョーはとびきり笑顔でそう言う。

ミル「本当かしら?どれどれ・・・。あん!」

ミルも缶からハチミツを出して、肉に付けて、その肉を食べる。

ミル「むぐむぐ・・・。ん!美味しいぃぃぃい!!」

ミルもとびきり笑顔で言う。すると、テルが怒ってこう言う。

テル「ミル!奴に続くな!!奴はまだ・・・。」

ミル「でも、このハチミツ肉。美味しいもん。」

ミクス「私も・・・食べてみようかな。」 プルレス「僕も食べたい!」

ユミ「ん?じゃあ、一緒に食べようか。ミル。ちょっと貸して。」

ミル「ん?良いわよ。」  ミルはユミにハチミツ缶を渡す。

そして、ユミもミクスもプルレスもハミツミ肉を食べた。

ユミ「ううん!美味しい!!」

ミクス「こんなの初めて!」 プルレス「最高!!!」

3人もハチミツ肉を食べて、喜ぶ。カズーイもハチミツ肉を食べていた。

アシナガ「おお!結構、美味いじゃねーか!」

アシナガもハチミツ肉を食べているが、テルだけは食べてないらしい。

カズーイ「わお!!確かに美味しいわね。このハチミツ肉。」

ボトルズ「こんな美味しい肉は滅多にありません。

バンジョー。あなたのオリジナルであるハチミツ肉は、

世間に教えたら、きっと有名になると思いますよ。」

バンジョー「まあ。偶然、発想しただけだからね・・・。」

テル「だが、このままで良いのか?貴様たち。カエル族は、

いつまた、ここを襲撃するかわからん。こうして、

暢気にやっていると、後々大変な事になるぞ?」

ミル「まあ、良いじゃん。勝てば良いし。」

カズーイ「そうそう。あたいたちには強い武器があるしね。」

その時、1匹のトカゲが慌てて走って来た。バンジョーたちはそれに驚く。

トカゲ「た、大変だああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

バンジョー「ど、どうしたんですか?」

バンジョーたちは立ち上がって、トカゲに近づく。

トカゲ「こ、この手紙を見てくれよ!!」

トカゲは謎の手紙をバンジョーたちに見せる。

カズーイ「な、何よ?この手紙は・・・。」

トカゲ「誰が送ったかはわからないが、とりあえず、

内容はとってもすげーぞ!?」

ボトルズ「内容が?読んでみます!」

ボトルズはその手紙をゆっくりと読んでみた。

つづく

拍手[0回]



忍者ブログ [PR]
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック