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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ワニ族とカメ族の住み処に、それぞれ一通の手紙が送られた。

その手紙にはカエル族の住み処を記すヒントが描かれていた。

だが、ワニ族とカメ族は一つになれるだろうか。

次回、【喧嘩は止めろ。団結はしろ!】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか。バンカズファースト第37話。

今回はカメ族のドラマを多くして、カエル族による、

ワニ族の住み処侵略を描こうと思った回です。前回では、

カメ族の住み処が襲われたので、ワニ族の住み処にも襲わせようと・・・(

マンボとバイルが共闘しているところや、

フリビッツたちがワニの住み処で大暴れをしているところとかを、

それらしい場面を描いてみました。・・・何だか適当ですね。言い方が(

マンボの使うマジックソードは格闘用の魔法として扱わせるつもりです。

遠距離用の基本ではマジックショットと言う魔法の弾丸にしました。

そして、コッパを少し立派にしようと、

ティックタップに説得させました。どんな荒んだキャラでも、

何かのきっかけで良い方向へ行くもんですな。ダッタやベスのように(

次回はカメ族とワニ族がカエル族に決戦を挑むそうです。

それでは。

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ミドリ「それええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

4匹のクロコタス「えええええええぇぇぇぇぇぇい!!!!!!」

5匹のクロコタスはそれぞれイエローフリビッツに噛み付き始める。

イエローフリビッツA「うわああぁぁっ!?」

イエローフリビッツB「な、何だ!?お前らは!!!」

イエローフリビッツC「ぐぁ!?は、放せェ!!」

ミドリ「坊やたち!!逃げるんだ!!!」

ミドリの叫びに、子供のワニたちは一斉に逃げ出した。

子供のワニたち「わあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

子供のワニたちは逃げ出し、イエローフリビッツたちから離れた。

マンボ「マジックソード!!!!!」

マンボは杖を光の剣に変え、クロコタスたちに襲われている、

イエローフリビッツたちを全て切り裂いた。

イエローフリビッツたち「ゲロオオオオオォォォォォ!!!??」

ワニA「人質はいなくなった!!」

ワニB「形勢逆転だ!!やっちまええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

ワニたち「おおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

ワニたちは一気に動き出し、フリビッツたちへの攻撃を再開し始めた。

フリビッツ「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

フリビッツたちはワニたちの攻撃に次々と死んでいく。

マンボ「イエローフリビッツ。ほぼいない。外の方、行く!」

マンボは外の方へ行こうと走っていた。


バイルとその手下たちが抑えている住み処の入り口に来たマンボ。

バイルは今でも戦い続けている。だが。

マンボ「・・・・・っ!ミスターバイル。」

バイルの身体は傷だらけになっていた。

イエローフリビッツ「ゲロォ!!」 ミスターバイル「うっ!?」

イエローの攻撃を受けるバイルだが、何とか耐えて反撃する。

ミスターバイル「ワニイイイィィィ!!!」 イエローフリビッツ「ぐぁ!!」

ミスターバイルは突進で1匹のイエローを倒す。

ワニA「っ!!おい!!何だ!?あれは!!?」

ワニB「むっ!?あれは・・・カエル族の援軍だ!!!」

そう。この住み処の近くに、

物凄く大勢の数を誇るフリビッツたちが来ていたのだ。

赤いフリビッツが3000匹、イエローフリビッツが1000匹もいる。

マンボ「敵の数。とても多い。4000くらい。」

ワニA「そんなに多いのかよ!?」

ワニB「どうすんだよ!?一体・・・・!」

ミスターバイル「ワニ・・・!ワニワニイイイィィィ!!!!」

カエル族の新たな軍勢に恐怖するワニたちをよそに、

バイルは1匹だけでその軍勢を倒そうと走る。

ワニ「み、ミスターバイル!!無茶だ!!今のあんた1匹じゃ・・・!!」

イエローフリビッツ「ワニ族のエースを狙え!!!」

何十匹の赤いフリブッツたちが一斉にバイルを狙う。

ミスターバイル「クロコファング!!!!!!」

ミスターバイルはクロコファングでその何十匹のフリビッツ全てを倒す。

イエローフリビッツたち「ゲロオオオオオォォォォォォ!!!!!」

だが、次に10匹くらいのイエローが一斉にバイルに体当たりする。

ミスターバイル「ワニイイイイイィィィィィ!!!」

それを受けたバイルは吹き飛んだ。マンボの近くに倒れるが、

まだ諦めていないか、ゆっくり立とうとしている。

ミスターバイル「ま、まだワニ・・・・!まだ行けるワニ。」

マンボ「いや。もうお前の出番。ない。」

ミスターバイル「ワニっ!?ど、どう言う事ワニ!?」

マンボ「マンボ。魔法で決着、付ける。」

ミスターバイル「ワニッ!?まさか、お前一人で・・・・!!」

マンボは迫るフリビッツ軍団の前に立ち、杖を上に向ける。

マンボ(さっきの戦いで魔力、減った。恐らく、

この魔法、使う確率、低いかも。だが、懸ける!!)

そして、杖の先端から物凄い光が出る。

ミスターバイル(こ、これは・・・!何か凄い事が起きそうワニ!!)

マンボ「マンボ・ビッグ・サンダー!!!!!」

マンボがそう叫ぶと、フリビッツたちの真上から何か巨大な光が落ちてくる。

それはとても巨大な雷であった。その雷が大勢のフリビッツを襲う。

フリビッツたち「ぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

雷がフリビッツたちを焼き、消滅させていく。

ワニA「す、凄い・・・!」 ワニB「あんなに多いカエル共が・・・。」

ミスターバイル「これが・・・不死の魔術師の力・・・・!!」

バイルたちはマンボの強大な強さに驚いていた。そして、

雷が消え、残ったフリビッツは一気に少なくなった。

イエローフリビッツA「い、今のすげー雷・・・!あの骸骨が!?」

イエローフリビッツB「な、何て強ェ奴なんだ・・・!!」

イエローフリビッツC「今ので不味い状況になった!!撤収だ!!!」

残ったフリビッツたちはマンボに恐怖を感じ、一斉に逃げ出した。

ワニA「やったあああああぁぁぁぁぁ!!!!」

ワニB「あの骸骨が俺らを救ったぞおおおぉぉぉぉ!!!」

マンボたちの必殺魔法によって、敵軍は消えた。それにより、

ワニたちは大いに喜んだ。バイルは微笑んでマンボに感謝する。

ミスターバイル「お前のおかげで住み処は守られた。感謝するワニ。」

マンボ「だが、今の魔法で魔力、全部なくなった。

魔力は完全に戻るには、明日かかる。」

ミスターバイル「それまでは魔法が使えないワニか。何とかして、

奴らの住み処を探し出し、反撃する方法を考えないとワニ・・・・。」

マンボ(そう。明日になったら何としてもカエル族の住み処。探さねば。

この戦争。必ず止めなければ・・・・!)


ワニ族の住み処の攻防戦が終わり、夜になった。

カメ族の住み処では、とても静かな雰囲気であった。

一人歩くコッパの前にティックが歩いてきた。

ティック「コッパ君・・・。」 コッパ「ん?お前か・・・。」

ティックとコッパは互いの前に立つ。

ティック「・・・言いたい事があるの。言い?」

コッパ「さっさと言えば?」

ティック「あのね・・・。一緒にこの沼から逃げない?」

コッパ「は・・・?」

ティック「カエル族はまた、この住み処に攻めてくるかも知れないわ。

もしかしたら、もうこの住み処は滅びちゃうかも知れない。だから、

私とあなただけでも生き残るために、どっかへ逃げよ?そうすれば・・・。」

コッパ「二人だけで幸せになれる・・・か。それも良い。けど。」

ティック「けど・・・?」

コッパ「何かよ。この沼にいなきゃなんねー気分なのよ。

もう一度、この沼の戦争を止めるために戦おうと思うんだ。」

ティック「コッパ君・・・・。」

コッパ「そして、お前は俺を応援してくれ。お前の応援さえあれば、

俺はやる気がいっぱいになって、いつでも戦えるから。」

コッパの言葉に、ティックは笑顔で言い返す。

ティック「・・・・ええ。私。あなたを応援するわ。」

コッパ「・・・・・ああ。」 コッパは微笑んで、頷く。


クラッシャーたちの陣地にある一つのテントの中では、

バンジョーたちが眠ろうと、それぞれベッドで横になる。

カズーイは床に置いたリュックの中から顔を出している。

カズーイ「・・・・今日は珍しく戦ってなかったわね。」

バンジョー「うん。こんな日は初めてだよ。けど、

明日は物凄い戦いの数々が待っているに違いない・・・!」

ボトルズ「そうですね。カエル族は明日、総攻撃を仕掛ける事もあります。」

アシナガ「だよなァ。そうすりゃ、俺らとカメ族全員が合わせても・・・。」

プルレス「敵わない・・・か。どうやって防げば・・・。」

ユミ「残念だけど、いっぱい対策を考えたけど、無理だったわ・・・。」

ミクス「防衛戦を続けても、こちらの数が減るだけですし。

やはり、敵の本拠地を探さないとなりません。それも無理ですけど・・・。」

ミル「あーあ。何か奇跡とか起きないかなァ。」

テル「だが、俺たちは戦い続けなければならん。それまでは・・・。」

バンジョー「今はいっぱい寝よう。それじゃ、お休み・・・。」

バンジョーはそう言うと、すぐに眠りにつく。

カズーイ「早っ。ま、良いか。あたいも寝るから。」

カズーイを始め、他の者たちも眠り始めた。


カメ族の住み処の前では、謎の手が何かの紙を持っていた。

カエル族はワニ族の住み処にも攻撃を仕掛けました。ですが、

マンボの強大な魔法でその攻撃を防ぎました。カメ族とワニ族。

それぞれの本拠地を知ったカエル族に対して、

どう倒すのでしょうか。カエル族を倒すヒントを与える者は、

いるのでしょうか。

次回につづく

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エスメラルダ「ついにワニ族への攻撃を開始するのね。」

イエローボス「ゲコ。お前のラミジャはどうしている?」

エスメラルダ「ごめんなさい。彼はまだ治療を受けているわ。

もし、あんな怪我をしてなかったら、協力できたのに・・・。」

イエローボス「そうか。だが、心配する事はない。俺らカエル族は、

まだ数万匹も存在しているゲコ。これから、援軍として、

イエロー1000匹。通常3000匹を出そうと思う。」

エスメラルダ「そ、そんなに多くを出すの・・・!?」

イエローボス「昨日のカメ族攻撃では、先攻隊100匹くらい出した。

だが、カメ族にはあの熊と鳥がいたと判明したか、油断したかで、

失敗してしまった。あの熊と鳥のせいで、多くの兵を無駄にするワケにはいかん。

だから、今日はワニ族を本気で叩き潰そうと思ってな。ゲコゲコ。」

エスメラルダ「そう・・・。では、私はラミジャのところへ行くわ。」

イエローボス「ゲコ!明日までに治すように言っておけよ。」

エスメラルダ「・・・・・・・・っ。」

エスメラルダは部屋を出た。


カエル族の住み処を歩くエスエメラルダは周りを見て、歩いていた。

ここでは、一般の赤いフリビッツたちが平和を満喫していた。

例えば、親子が仲良くピョンピョンと移動したり、

数匹の子供が楽しそうにはしゃいだり、1匹の若者がゲーム機で遊んだり、

1匹のギャルっぽい者が携帯をしていたり、他のカエルもそれぞれ楽しんでいた。

エスメラルダ(こんなに平和に見えるのに、ここ以外は地獄だなんてね・・・。

もし、ここを他の種族が知ったら、きっと、ここのカエル族が悲しむわ。)

フリビッツA「あっ!!グランティの人間だ!!」

フリビッツB「離れろ!!何されるか、わからんぞ!!」

エスメラルダに近づいたフリビッツたちは恐怖を感じて、逃げた。

エスメラルダ「私ってそんなに恐ろしいのかしら・・・;まあ、

仕方がないわよね。私には・・・・。」


ワニ族の住み処の前では、既に大勢のカエルたちがいた。

イエローフリビッツも普通のフリビッツもそれぞれ無数にいる。

フリビッツたち「ゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコ!!!!!!」

イエローフリビッツ「ゲロゲロ!!ここに、ワニ族の住み処があったとは・・・!

だが、その住み処ももはや御終いよ!!野郎共!!!

一気に奴らを皆殺しにしやがれええええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

1匹のイエローの叫びに、全てのフリビッツが一斉に跳びかかる。

その時、そんなフリビッツの前に、いきなり大勢のワニが跳びかかって来た。

その先頭には、ミスターバイルがいた。

ワニたち「ぐおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

イエローフリビッツ「何っ!?いきなり、そう来るか・・・!!」

ミスターバイル「野郎共!!俺様に続けワニイイイィィィィ!!!」

バイルはそう言って、1匹のイエローを噛み付き、倒す。

複数のワニたちも複数のフリビッツを喰い殺し始めた。

イエローフリビッツA「ゲロオォォ!!」

イエローフリビッツB「ざけんじゃねええぇぇぇぇ!!!」

イエローたちがワニたちを多く倒していく。イエローの突進で、

ワニは致命傷になって倒れて行く。だが、それをバイルが許せない。

ミスターバイル「ワニワニイイイイィィィィィィ!!!」

バイルは3匹のイエローを突進で吹き飛ばす。

イエローフリビッツたち「うわああああぁぁぁぁ!?」

その時、右の方から1匹のイエローフリビッツがバイルに突進をする。

イエローフリビッツ「このォ!!」 ミスターバイル「ワニィ!?」

突進を受けたバイルはひるむが、すぐに反撃を開始する。

ミスターバイル「ワニイイイイィィィィィ!!!」

バイルは尻尾を思い切り振って、そのイエローに打撃する。

イエローフリビッツ「ゲコオオオォォォ・・・・ッ!!」

打撃を受けた1匹が倒れるが、他のイエロー数匹がバイルを囲む。

イエローフリビッツA「俺たちでワニ族のエースを抑えろ!!!」

イエローフリビッツB「大勢でかかれば、流石に敵わんだろうよ!!」

ミスターバイル「ワニイィィ・・・・!!」

ワニ「ミスターバイルを援護しなきゃ・・・!うわ!!!」

バイルの援護に向かおうとしたワニたちが、

多くのフリビッツの攻撃を受けて、倒れる。

フリビッツ「今だ!!ワニ族の住み処へ突入しろおおおおぉぉぉぉ!!!!」

そして、多くのフリビッツたちがワニ族の住み処へと進んでしまう。

ミスターバイル「しまったワニ!!!おのれええぇぇぇ!!!」

バイルは1匹のイエローを突進して、住み処へ進む敵部隊を止めようと走る。

イエローフリビッツ「悪あがきすんな!!ボケ!!!」

2匹のイエローがバイルに体当たりする。バイルはこれの苦痛する。

ミスターバイル「ワニイイィィ・・・・!!」


ワニ族の住み処へと入ってしまった大勢のフリビッツ。

その恐怖に怯えながら逃げ惑う一般のワニたち。そして、

住み処に残っていた多くの戦士のワニたちがフリビッツたちと戦っていた。

ワニA「くそったれええええぇぇぇぇぇ!!!!」

ワニB「この住み処を荒らさせてたまっかああああぁぁぁぁぁ!!!」

この攻防戦でフリビッツたちが複数に倒れるが、ワニは多く倒れて行く。

逃げ惑うワニたちの中には、クロコタスたちがいた。

アオ「どうしよう・・・!ついにカエル族がこの住み処に来ちゃったよ。」

アカ「このままじゃ、壊滅しちゃう!!どうしよう!!」

恐怖を感じる4匹だが、ミドリは何故か勇気を見せるようにこう言う。

ミドリ「諦めちゃいけない!!この住み処には彼がいるんだ!!」

そう。この住み処には、不死の魔術師であるマンボがいたのだ。

マンボは今、ワニたちと一緒にこの住み処を守ろうと戦っているのだ。

マンボ「マジックソード!!!!」

マンボは杖を光の剣に変えて、多くのフリビッツを斬っていく。

イエローフリビッツA「おい!!何だ!!このふざけた怪人はよ!!」

イエローフリビッツB「構わん!!ぶっ殺しちまえ!!!」

複数イエローフリビッツがマンボに襲いかかる。

マンボ「むっ!?とあああぁぁぁぁ!!!」

マンボは2匹のイエローを斬る。だが、残った1匹がマンボに突進する。

マンボ「くあぁ・・・・っ!?」

イエローフリビッツ「もういっちょォ!!!」

マンボ「ぐっ!!はぁ!!!」 マンボは攻撃に耐えて、その1匹を斬る。

イエローフリビッツ「ぐああぁぁ・・・!!こ、このォ!!!」

攻撃に耐えたイエローはまたもマンボを襲う。だが。

マンボ「せぃ!!!」 マンボはそのイエローを光の剣で突き飛ばして倒す。

だが、他のフリビッツがマンボを狙うようになる。

マンボ「むっ!!マジックソードビーム!!!!」

マンボは光の剣を思い切り横に振るう。すると、杖を包んだ、

光の剣が、光の三日月上のカッターとなって、

複数のフリビッツを一気に斬る。

フリビッツたち「うぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

そして、マンボは他のフリビッツたちの方に杖を向ける。

マンボ「マジックショット!!!!」

その杖の先端から、光の弾が次々と出てきて、

遠くのフリビッツたちを倒していく。

フリビッツたち「ゲロ!?」 「ぎゃ!?」 「ぶぎ!!」 「あげ!!」

光の弾を受けたフリビッツは血を吐いて倒れる。

マンボ「おおおおおおおぉぉぉぉぉ・・・・!!!」

マンボは次々と無数の光の弾を連射して、遠くのフリビッツを倒していく。

ワニA「す、凄ェ・・・!!何だ?あのゾンビ野郎。」

ワニB「ほ、本気で俺たちを助けているぞ・・・・!」

ワニC「もしかしたら、救世主かも知れねーぞ!!こいつぁ!!」

マンボ「このまま行けば、カエルども。全滅。いける・・・!」

イエローフリビッツの声「そこまでだあああぁぁぁぁぁ!!!!」

マンボ「むっ!?ああ・・・・っ!!」

マンボはある方向を見て、驚く。そこには、

多くのワニの子供たちが複数のイエローフリビッツに人質にされていた。

イエローフリビッツ「ゲコゲコ!!全ての戦士たちよ!!

これ以上、戦ってみろ!!

そうすりゃ、このガキ共をぶっ殺してやる!!

良いか!?ゲロ!!!」

子供のワニたち「ううぅぅぅ・・・・・っ。」

ワニA「ひ、卑怯だぞ!!てめーら!!!」

ワニB「それでも、この沼の住人か!!!」

マンボ「この住み処の一般人、人質にする。

その滅多にない方法を使えば、

その一般人を守る戦士たち、戦えない・・・!考えたな・・・!!」

マンボは人質のワニたちを殺せないために、動けない。

イエローフリビッツ「ぎゃははははは!!!見ろ!!多くのワニ共が、

人質のせいで、動きを止めちまったぞ!!今のうちに、

こいつらを一斉に地獄に落としちまええええぇぇぇぇ!!!」

1匹のイエローの叫びに、

多くにフリビッツが動きを止めたワニたちを攻撃する。

ワニA「うわっ!!!」 ワニB「ぎゃああぁぁぁ!!」

イエローフリビッツ「はははは!!やれ!!やれ!!」

その時、人質をとっているイエローたちの後ろから、

ミドリたち5匹のクロコタスが跳びかかって来た。

つづく

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ティップタップ「ここで、何を落ち込んでいるのです?」

コッパ「け・・・っ!別に落ち込んじゃいねェよ。」

ティップタップ「そうですか。僕は結構、落ち込んでるけどね。

・・・話は聞ききました。コッパ君。この沼から、

この戦争から逃げても良いのですよ?それが、望みなら。」

コッパ「っ!?何故、それを・・・・!?」

ティップタップ「知ってるのですよ。あなたが、

今すぐにでも、この戦争から逃げたいと言う事を。そして、

ティックちゃんもそう思っているハズですから・・・。私も、

今すぐにこの戦争から逃げ出したい。でも、私は弱いから、

私には愛すべき弟子たちを見捨てられず、逃げれませんでした。

ですが、あなたは見事に逃げ切りました。ですが、

どうして、ここに戻って来たのです?」

コッパ「・・・俺を拾ったクラッシャーのボスが、

グランティがこの沼に対して本格的な侵略を始めたっつーからよ。

本当はこの沼なんざどうでも良かったけど、

ボスがその故郷を守れっつーから仕方なく戻ってやったのよ。」

ティップタップ「クラッシャー。では、あなたは、

前に我々の味方になってくれた組織の一員だったのですね。

どうして。その組織に入ったのですか?」

コッパ「この沼から出て数日。俺は一人旅をしていた。

それで、俺はあらゆる敵を二刀流で倒し続けた。それを、

クラッシャーって奴らがそんな俺を評価して、その一人のエゥーラが、

俺をクラッシャーに入れたんだ。クラッシャーの戦士になった俺は、

グランティと言う悪の組織と戦ったんだ。その戦いは、

この沼での戦争よりはマシだった。食事も遊びも悪くない。

俺はこのまま、クラッシャーとして生きようかと思っていた。

この沼の戦争がなくなる日まではな・・・。」

ティップタップ「そうですか。

私も弟子たちと一緒に外の世界に行きたかったですね。

そうすれば、私は別のコーラス団で静かに暮らしていたでしょう。」

コッパ「じゃあ、勝手にそうすりゃ良いじゃねーか。」

ティップタップ「言ったハズですよ?私は弱いと。とても、

この沼から逃げる気が持てません。それに、私がいなければ、

誰がカメ族を癒してくれるだろうか・・・・。コッパ君。

あなたは・・・あなたの思いたい事をやりなさい。この戦争は、

他のカメはもちろん、他のクラッシャーたちに任せましょう。」

コッパ「・・・わかったよ。そうするわ。」

コッパは立って、ゆっくりとどこかへ歩いた。

ティップタップ(そうです。あなただけはこの戦争から逃げてください。

そして、必ず生きてください。

あなたはカメ族最後の1匹となる存在だから。)


ワニ族の住み処では、多くのワニたちが不安そうにしていた。

ワニA「俺たち・・・。もう終わりなのか?」

ワニB「もうすぐ、奴らがこっちに来ちまう。」

ミドリ「皆・・・。凄く落ち込んでる。まあ、無理もないよね。

誰も見つからないこの住み処がついにカエル族に見つかったから。

・・・・そう言ったよね。マンボ。」

マンボ「ああ。マンボ、確かに予言した。カエル族、

グランティと一緒にこのワニ族の住み処、攻撃してくる。」

ミドリ「もし、それが本当だったら。僕らワニ族は、

どうやって迎え撃てば良いんだ・・・・!!避難しようにも、

待ち伏せで余計な被害が増えるに違いないし。僕らは、

このまま負けてしまうのかな?」

ミドリは不安そうに切なくそう言い、他のワニたちも、

絶望に満ちているのか、恐怖に怯えたり、泣き崩れたりしていた。

その時、さらなる絶望を与えるかのように悲劇が起きる。

1匹のワニが慌てて走って来て、叫ぶ。

1匹のワニ「大変だ!!!!避難しようとしたワニたちが、

黄色いカエル共に虐殺されちまったぞおおぉぉぉ!!!」

それを聞いた多くのワニたちはさらなる絶望でショックする。

ワニA「も、もう駄目だ・・・!俺たち、逃げられない!!」

ミドリ「ど、どうしよう。マンボさん!何とかならないの・・・・!?」

マンボ「マンボの魔法なら、カエル族、倒せると思う。だが、

ワニたち、元気にする事、できないかも知れない・・・。」

ミドリ「それでも良いから、お願いだよ!僕らを助けるつもりで・・・。」

ワニA「そんな奴、ほっとけよ!!クロコタスの緑目!!」

ワニB「そうだ!!大体、こんな髑髏の奴が変な事を言うから、

こんな悲劇を生んだじゃないか!!どうしてくれるんだ!!!」

ワニC「ま、まさか!お前がカエル族を呼んだんじゃないのか!?」

ワニD「もしかして、あんた!!グランティだったの!?」

ワニE「そんなのやだ!!嘘だと言ってよ!!!」

ワニF「そして、助けろ!!俺たちを・・・・!!」

多くのワニが一斉にマンボに怒鳴る。その時。

ミスターバイルの声「静まれ!!!偉大なる民たちよ!!!!!」

バイルの怒声に驚き、静まるワニたち。マンボとミドリの隣に、

ミスターバイルが歩いて来た。バイルはマンボの隣でこう叫ぶ。

ミスターバイル「カエル族とグランティが、

この住み処を知ったからと言って、何になるワニ!?

まだ住み処を発見された時点で負けたワケではないワニ!!!

俺たちには力があるワニ!!熱い心があるワニ!!それを持てば、

いくらカエル族が何十匹攻めて来ようが負けるハズないワニ!!!

必ず生き残れるワニよ!!!さァ!!戦闘準備ワニ!!

勇敢なるワニの戦士たちよ!!

共にこの住み処と民を全力で守るワニ!!!!!」

ワニたち「おおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」

バイルの言葉により、ワニたちは一斉に元気を取り戻し、叫び続けた。

マンボ「凄い・・・!ワニたち、バイルの叫びで元気になった・・・!」

マンボはバイルの偉大さに驚き、ミドリは笑顔でその偉大さを語る。

ミドリ「ミスターバイルはワニ族の中で最も慕われている存在なんだ。

誰もが彼を信頼している。その信頼がミスターバイルの強さでもあるんだ。

多くのワニたちがミスターバイルから勇気を分けてもらっているんだ!」

マンボ「そうか。バイル。やはり、お前はワニ族のエース。」


その頃、カエル族の住み処では、イエローボスが、

2匹のイエローフリビッツからの報告を受けていた。

イエローフリビッツA「ゲコゲコ!!先攻部隊!!

いよいよ、ワニ族の入り口で戦闘準備を完了しました!!」

イエローフリビッツB「後は、攻撃命令を待つだけです!!ゲコ!!」

イエローボス「うむ!!では、即座に攻撃をさせろ!!今すぐに、

ワニ族を全滅させるのだ!!ゲコゲコ・・・・!」

2匹のイエローフリビッツ「ははっ!!!」 2匹は離れる。

そして、今度はエスメラルダが歩いて来た。

つづく

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バンジョー「な、何だって・・・・!?」

アシナガ「そんな事できるワケねーだろ!?

この沼はまだ戦争中だろが!!

それにカエル族はお前らを狙って、滅ぼそうとしてやがる!!!

俺はほっとけねーよ!!お前らの事をよォ!!」

コッパ「去れっつってんだろ!!うんざりなんだよ!!

てめーらのせいで、俺らはもう御終いだ!!!俺らは滅びる!!

お前らのせいだ!!お前らが余計な事をしなけりゃ・・・!!」

プルレス「じゃあ、僕らがこの住み処を守ってあげるよ!!

そして、必ずこの戦争を終わらせるから・・・・っ!」

コッパ「できっこねェよ!!カエル族とワニ族は強い!!!

俺らは絶対に負ける!!やっぱり、この沼に戻るべきじゃなかったんだ!!!!」

コッパは泣きそうになりながら、走り去って行った。

カズーイ「・・・何よ。あのヒステリーなカメは。」

ティックの声「ごめんね。コッパがあんなので・・・。」

バンジョー「っ!?ティックちゃん・・・。」

バンジョーたちの近くに、ティックが歩いてきた。

ティック「コッパ。昔はあんな怒りっぽくなかったのよ。」

バンジョー「戦争のせいでだんだん荒んだ事はわかっているよ。

コッパはこの戦争が終わらないせいで、去ったんだろ?」

ティック「ええ。でも、

本当にこの沼を去る気になったのは、別の理由にあるの。」

カズーイ「別の理由・・・・?」

ティック「ええ・・・。あれは、彼がこの沼を去る日・・・。」


数年前、コッパとティックはタンクタップのところに来ていた。

コッパ「タンクタップ様・・・!この沼の戦争は・・・・。

いつになったら終わるんだ・・・!?」

タンクタップ「それはわからない。我らカメ族が無数にいると同じく、

他の種族も無数に存在しているからだ。」

コッパ「それじゃ、永遠に終わらないではありませんか!!

他の種族の住み処はどうやったら見つかるのです!!!」

タンクタップ「残念ながら、他の種族の者たちは、

それぞれの住み処を別の場所に移した。君が戦争を終わらせたい気持ちは、

私と同じだ。私もすぐにこの戦争を終わらせたい・・・・。だが、

現実はそう甘くない。戦争が終わる日はまだ遠い・・・。」

コッパ「じゃあ、一生戦争するってのかよ!?このままじゃ、

俺ら全員、滅びるんだぞ!?戦争のせいで、大切な者を失った奴が、

多く出ている!!そんな奴が増えて嬉しいのかよ!!もう良い!!

そのまま戦争し続ければ良いんだよな!!

もうあんたなんか頼りにしねェ!!」

コッパは怒って去ると、ティックが慌ててコッパの後を追う。

タンクタップの右目から少しだけ涙が出ようとしていた。


コッパとティックは病院にいた。そこには、負傷したカメが、

多くいた。死んだカメもいて、そのカメの親戚が泣いていた。

コッパ「くっそ!!いつまで続きやがるんだ。こんな悲劇がよ。」

ティック「恐らく、どちらかが最後まで生き残るまで・・・。」

コッパ「何!?お前まで何て事を言うんだ!?」

ティック「だって、他の種族の事・・・何か気づいてない?

私、聞いたわ。ワニ族では噂の紅のワニが、

またも数匹を喰い殺した事。カエル族なんて、どこかの暴力組織と、

手を組んで戦力を増加したと聞いてる。トンボ族やピラニア族も、

負けてない。だとすれば・・・・。」

コッパ「一番、戦力を整えてねーのは・・・俺らだけか!?」

ティック「・・・そうみたい。でも、安心して!?いつか、

私たちにも奇跡が来るわ!私たちは必ず生き残れる!!

あなたたちならきっと勝ってくれる!!」

ティックが必死に説得しようとする。だが。

子供のカメ「ねェ。お母さん。次は僕たちも死んじゃうの。」

母親のカメ「そうかも知れないわね・・・。」

男のカメA「俺・・・戦士になるの、止めようかな。」

男のカメB「そうだな。戦うと死んじまうしよ。」

女のカメ「あたし!!嫌よ!!絶対に死にたくないわ!!」

他人の声を聴いていたコッパは徐々に恐れと共に震えていた。

老人のカメ「どうせ皆は死ぬんじゃ。

この沼に生まれた者はそう覚悟するしかない。」

少年のカメ「じゃあ、この沼から去れば、命を落とさずに済むのかな・・・。」

少年の言葉を聞いたコッパに異変が起きた。

コッパ「・・・・あ。あは・・・。あははははははははは・・・・!!」

ティック「こ、コッパ・・・?何を言い出すの?」

コッパ「そうだ・・・。この沼から去れば良いんだ。

俺はまだ死にたくない!!

このまま戦い続けて、死ぬなんかもうやっだ!!!もうこんな沼は、

やだ!!今すぐ!!今すぐに逃げてやる!!!

俺の全てがおかしくなる前に、

今すぐに逃げる!!逃げるんだああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

コッパは狂ったかのように叫びながら、この病院。いや、

この沼から去ってしまった。


そして、現在。ティックは切なそうにこう言う。

ティック「それから、コッパは昨日までこの沼に戻る事はなかった。

この沼の戦争が彼に絶望を与えすぎたせいね。きっと・・・。」

バンジョー「そうか・・・。あとは、何故コッパは、ク

ラッシャーに入ったか・・・だな。」

カズーイ「そうね。戦いが嫌なのに、何故クラッシャーとして戦ったのかしら。」

ティック「ごめん。それは流石に、私もわからないわ。」


誰もいないところで、コッパは座り込んでいた。そこに、ティップタックが来る。

つづく

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