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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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タンクタップ「あの熊と鳥はとても強いのか?」

テル「うむ。強いて言うなら、奴らはデスブラザーだ!」

カメA「デスブラザー!?」 カメB「デスブラザーだって!!?」

テルの発言に多くのカメが驚く。

トカゲ「デスブラザー!?あの伝説の熊と鳥の事か!?」

ミル「・・・・まあ、そうかも知れないわね。でも、

安心なさい。私たちと一緒にいる熊と鳥はとても優しいわよ。」

ミクス「そうです。あの二人はブラックだにの住人たちを、

救ってくれました。そして、この沼を救ってくれるかと思います。」

ヘビ「ブラックだに!?あの危険な谷に行った事あるのか!?

けど、その谷は谷の主と言う巨大怪獣がいる・・・!」

ユミ「その谷の主をバンジョーとカズーイが倒したわ。」

タンクタップ「あの噂の谷の主をか!?だとすれば、頼もしそうだ!」

ユミ「ええ。その頼もしい二人に特命隊を倒させてもらうのよ。」

カメA「ならば、あのワニ族のエースの対処もやらせたらどうだ?」

テル「そうだな。あのバイルはとても強い。だが、バイルだけではない。

ワニ族には髑髏の顔をした恐ろしい魔法使いがいるからな。」

カメB「あの髑髏の怪人なら見た事あるぞ!奴は、

俺の同胞を大勢殺した許されない野郎だ!!」

タンクタップ「ワニ族には恐ろしい者が2匹いる事がわかった。だが、

最も恐ろしい存在は、そのワニ族の長である事を忘れてはいけない。」

ユミ「ワニ族の長・・・!?」 ユミたちはその発言に反応する。

タンクタップ「うむ。その長はとても巨大でとても凶暴だ。

その圧倒的なパワーで数百匹が滅んだと言われる程だ。もし、

あの長が目覚めたら、大変な事になろう。その対策を考えねば・・・。」

タンクタップたちは他種族への対策を会議し続けていた。


バンジョーたちは静かな感じで歩いていた。その前に、コッパがいた。

コッパ「・・・・・・・・・・・。」

バンジョー「あっ!コッパ!!」 カズーイ「もう治ったのかしら?」

バンジョーは嬉しそうにコッパに近づこうとする。だが。

コッパ「っおぁ!!!」 コッパがいきなりバンジョーの顔を殴る。

バンジョー「うわっ!?」 バンジョーは倒れた。

カズーイ「ば、バンジョー!!?」 アシナガ「てめェ!!何しやがる!!!」

コッパ「おっみぇえええぇぇぇのせいっだ!!!このクソ熊!!!!!」

コッパは醜く大きく怒鳴る。バンジョーたちはそれに驚く。

バンジョー「こ、コッパ・・・・?」

コッパ「そうだ!!お前らだ!!お前らのせいで・・・・!

俺らの住み処が、あのボケカエル共に見つかっただろが!!お!!?」

カズーイ「な、何を言ってるの!?あたいたちが悪いって言うの!?」

ボトルズ「一体、どんな理由で言ってるのですか!?」

コッパ「お前らがこの住み処に来なけりゃ、こんな事にはならなかった!!

お前ら・・・!カエル族にも喧嘩を売ったよなァ!?もしかしたら、

カエル族の奴らは密かにお前らを追跡したのかも知れねェ・・・!!

そのせいで、奴らはお前らを使って、

この住み処を見つけたんじゃねーの!?」

カズーイ「ちょっと!あんた!!そこまで考えているワケ!?

もっと具体的に考えなさいよ!!

あたいたち、この住み処に来る前に、

後ろを見ていたわ!

カエル族の気配なんて一度も感じた事もないわ!!」

アシナガ「そうそう!!別に俺ら、悪い事はしていないぞ!!?」

ボトルズ「それに、

カエル族は昨日ばかりにこの住み処を初めて見つけた様子です。

恐らく、カエル族はグランティとの共同作戦による方法で、

この住み処を何とかして見つけたのでしょう・・・!」

コッパ「うるせーよ!!!どっちみち、お前らのせいで、

沼がメチャクチャになって、こうなっちまったじゃんかよ!?

熊と鳥!!!貴様たちはデスブラザーだ!!!

貴様たちはやはり、周りの者たちを、

不幸にする疫病神だ!!!

とっととワニ族に喰われりゃ良かったんだ!!!!」

プルレス「い、言い過ぎだよ!!」

カズーイ「そうよ!!あたいたち、

この住み処をカエル族から守ったのよ!?」

ボトルズ(コッパ・・・。相当、怒っていますね。恐らく、説得も通じない。一

体、何がコッパをここまで荒れさせたのだろうか・・・・。)

コッパ「貴様たち・・・・!この沼を去りやがれ・・・・!!」

つづく

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バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST 

第37話・襲われるワニ族

カメ族の住み処に泊まる事になったバンジョーたちは、

その住み処で行われる祭りに参加して、

日々の戦いの疲れを癒していた。だが、

そこにカエル族の部隊が襲撃して来た。それを知った、

バンジョーたちはその部隊を撃破した。一方、

グランティ第7特命隊のラミジャはピラニア族を見事に壊滅。

この沼における種族は残り3つとなった。その3つが、

カエル族、ワニ族、カメ族である。今、ブクゲコぬまは、

最終戦争へと向かいつつありました。

カメ族の住み処では、大勢のカメたちが何故か、

とても暗そうな感じをしていた。まるで絶望したかのように。

それを見たバンジョーとカズーイ、ボトルズとプルレス、

アシナガは少しだけ悲しそうな表情になりそうであった。

バンジョー「・・・凄く絶望してる感じだね。昨日は、

あれだけ嬉しくて楽しかったのに。一体、どうなったら・・・。」

カズーイ「前にも言ったじゃない。カエル族の奴らが、

この住み処を発見したと。奴らはいつでも、この住み処に、

襲撃できるようになっていたワケなのよ。」

ボトルズ「敵がいつ、この住み処を襲ってくるかわからない。

その圧倒的な恐怖が民を苦しめているのです・・・。

昨日に得た癒しが今日に全て砕かれたのは、そのせいです。」

アシナガ「けど、それだけじゃねーぜ?カエル族の奴ら、

トンボ族やピラニア族をも撃破したんだってよ!つまり、

残りはカエル族、ワニ族、カメ族の3つになったワケだぜ!」

プルレス「カエル族はグランティがいるから、めちゃくちゃ強いし、

ワニ族もとても強い。このままだと、カメたちが・・・。」

プルレスはカメ族が滅ぼされる事に不安する。

バンジョー「そんな事させない・・・!必ず止めて見せる。この戦争を。」

謎の声「止められるワケありませんよ。」

バンジョーたち「っ!?」

バンジョーたちは後ろの方を向く。そこにはティップタップがいた。

ティップタップ「この戦争はどちらか一つの種族が生き残るまで、

絶対に止められない・・・。これは決まった事なのです。

誰もその決まりを変えられる事はできない。」

カズーイ「あんた、何を言ってるの?そんな決まり、

破っちゃえば良いじゃない?あんた、そうして来たでしょ?」

ティップタップ「確かに僕は戦争で傷ついた者たちを癒していました。

ですが、この程度で戦争は止められません。それにこう思っているのです。

いつかは、このカメ族も滅びるって。僕らカメ族の戦力は小さい。

もう御終いですね。僕らも・・・。」

ティップタップは悲しそうに歩いて行く。

バンジョー「ティップタップ・・・・。」


その頃、カメ族の長であるタンクタップは、

自分のいる場所で、多くのカメ族の戦士、クラッシャーの戦士、

ユミ、ミクス、テル、ミルの4人が集まって来た。

タンクタップ「・・・コッパはどうした?」

カメ族の戦士A「それが、行きたくないと・・・。」

カメ族の戦士B「あいつはかなりの捻くれ者です。

もはや戦士としては失格です・・・・っ!」

タンクタップ「そうか・・・。では、諸君。本日集まってもらったのは・・・。」

テル「このカメ族の住み処の防衛を強化するため・・・だろ?」

タンクタップ「そう。いよいよ我らもカエル族に侵略させる時が来た。

クラッシャーの者たちの言うように、カエル族には、

グランティと言う巨大組織が味方になっているそうだね?」

トカゲ「はっ。我々クラッシャーは確かに、それを確認しました。」

ユミ「しかも、奴らは特命隊と言うとても恐ろしい戦力の一つを、

カエル族側に付けています。特命隊はカエル族より強い者が多くいます。」

ミル「その特命隊にはあの熊君と鳥ちゃんにやられた方が良いわね。」

ミクス「そうですね。あの二人はとても強いですし・・・。」

つづく

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カエル族の侵略に恐怖するカメ族の民。ついに怒るコッパ。

コッパがこの沼を拒む理由が見えて行く。そして、

カエル族とグランティがついにワニ族に襲いかかる。

次回、【襲われるワニ族】

あとがき

どうも。ゆー1です。いかがでしかた。バンカズファースト第36話。

今回はブクゲコぬまにおけるイベント、

ティップタップコーラスを出しました。・・・と言っても最後のところでですが。

いやいや、話の事情に合わせようと思いましてね・・・。

何を言ってるんだ私は(

ピラニア族は沼の中にいますので、そのアジトは沼の中にしました。

ピラニア族はどの種族はもちろん、バンジョーたちでも倒せないそうなので、

水中の行動が得意のラミジャにやらせますた。

今回の戦闘シーンはやけに短いですが、そのつもりです。はい(

ちなみに、ティップタップはタンクタップの息子と言う設定にしました。

だって、名前が同じタップですし。そのタップを、

苗字である事を考えたのです。はい(

次回はカエル族とワニ族の戦いです。カメ族のドラマも多く書こうかと。

それでは。

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カズーイ「カエル族!!祭りの邪魔は許さないわよ!!!」

イエローフリビッツA「ゲコ!?あれは、例の熊と鳥だ!!」

イエローフリビッツB「クラッシャーの連中もいやがるゲロ!!」

イエローフリビッツC「やっちまえ!!!」

数匹のイエローフリビッツがバンジョーとカズーイに襲いかかる。

バンジョー「ぐぅ・・・・っ!!」

バンジョーは両腕で、数匹の突進からガードするが、衝撃でさがる。

カズーイ「キキツキアタック!!!!!」

カズーイはキキツキアタックでイエロー数匹を弾き飛ばす。

イエローフリビッツたち「ゲアアアアアァァァァァ!!!!」

バンジョー「どらぁ!!!」

バンジョーは1発のパンチでそのイエロー数匹で殴り飛ばす。

バンジョー「大丈夫かぃ!?テル!!」

テル「黙れ!!誰が貴様たちなどに感謝するか!!ふん!!!」

テルは光のエネルギーを纏った拳で1匹のイエローフリビッツを倒す。

ミル「全く・・・!素直じゃないわね。えい!!!」

ミルは光の塊で数匹のイエローフリビッツを包み、その数匹が倒れる。

イエローフリビッツたち「うぎゃああああぁぁぁぁぁ!!!!!」

だが、2匹が生き残っていてミルに襲いかかる。

生き残ったイエローフリビッツ「この雌豚あああぁぁぁぁ!!!」

ミル「むん!!えぃや!!」

ミルはエネルギーを包んだ手によるチョップで、

その2匹の身体を切断させる。

ユミ「私たちを忘れちゃ困るわよね!!!

ユミは素早い手刀とキックで連撃で、多くの赤いフリビッツを斬る。

イエローフリビッツ「んなろォ!!弩砲部隊!!奴らを削除しろ!!!」

弩砲部隊が無数の矢を飛ばし、バンジョーたちに迫る。だが、

その無数の矢が急に止まった。ミクスが空気の金縛りで止めたからだ。

ミクス「お返しよ・・・・っ!!えええぇぇぇぇい!!!!」

ミクスは空気の力で無数の矢を弩砲部隊の方へ向けて、飛ばした。

弩砲部隊のフリビッツたち「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!??」

無数の矢によって、

多くの弩砲とそれを使ったフリビッツたちが全て倒される。

カズーイ「タマゴミサイル!!!!!!」

カズーイはタマゴを無数に連射して、次々とフリビッツたちを倒した。

フリビッツたち「ぎゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

イエローフリビッツ「これ以上、

戦力を減らすワケにはいかん!!撤収だ!!!」

こうして、残ったフリビッツたちは急いでどこかへ逃げ去った。

カエルたちとクラッシャー同士たち「やったあああああぁぁぁぁぁ!!!!」

それを見たカエルたちとクラッシャーの皆さんは喜びに叫ぶ。

バンジョー「これでカメ族の住み処は守られた・・・。」

カズーイ「へへん!!当然の結果よ!!」


かくして、祭り中の住み処に戻ったバンジョーたち。そこに。

プルレス「おおおおぉぉぉぉぉい!!!皆ああぁぁぁぁ!!!」

プルレス、ボトルズ、アシナガの3人が近づいて来た。

バンジョー「ん?どうしたんだぃ?3人とも。」

アシナガ「いよいよ始まるってよ!!例のイベントがよ!!」

カズーイ「例のイベント・・・・?」

ボトルズ「そうですよ!この祭りで一番人気だと聞く、

ティップタップコンサートが始まるのです。会場は、

巨大な甲羅の建物だって・・・・。」

バンジョーとカズーイ「ええっ!?」


このカメ族の住み処のある場所で、とても大きな甲羅があった。

その甲羅の中では、何故かコンサートの会場のような部屋になっていた。

そこで、大勢のカメが集まっていた。中には、クラッシャーの者たちもいる。

バンジョー「うわぁ・・・。すっげー集まってるなァ。」

ボトルズ「・・・と、言うか。ここに集まってくるのは、

カメ族の全員なんです。恐らく、一人も外にはいないでしょう。」

カズーイ「そこまで人気なの!?」 カズーイはボトルズの発言に驚く。

ユミ「コッパ君やティックちゃんもいるわね。」

バンジョーたちから離れたところには、コッパやティックもいた。

ティック「・・・どうして、ここに来たの?」

コッパ「は?だって、カメ族の祭りの大イベントだろ?」

ティック「そう。でも、この沼の事を嫌ってるでしょ?

そのせいで、てっきり来ないかと思ったわ・・・。」

コッパ「ふん。俺はここに来てェ気分で来た。ただ、それだけさ。」

ティック「やっぱり、このカメ族の事を・・・。」

コッパ「喋んな。気が失せる・・・。それに、

あの爺の息子がどんな事になったか、見てみてーもんだ。」

コッパはある方向に向きながら言う。そこにはタンクタップがいた。

タンクタップ(息子よ・・・・。)

そして、観客たちの前の場所に、天井にある複数のライトの光が照らす。

そこには、ティップタップと多くの小さなカメがいた。

その小さなカメたちはそれぞれ甲羅の色が異なり、

その甲羅には全て、黒い音符のマークが刻まれていた。

ティップタップ「お静かに!

かの有名なティップタップコーラスの発表の時間です!」

ティップタップがそう言うと、全ての客が静まる。

ティップタップ「皆さん。今年も我が会場に来てくれて、

ありがとうございます。私はそれだけで大変嬉しく思います。」

小さなカメたち「嬉しく思います!」

ティップタップ「今まであなたたちは他の種族たちとの抗争で、

大変傷ついたでしょう。ですが、私の音楽で、

その傷ついた心を少しでも癒せれば・・・。そのために、

我々ティップタップコーラス団は激しい練習に励みました。

私たちも戦っているのです。他の種族が与えた悲劇から、

あなたたちを救うために・・・。」

バンジョー(何かと切なそうな男だ。戦争からカメたちを救うために、

それ程に頑張って来たんだな。

僕がチューティを助けようとしているのと同じように。)

ティップタップ「それでは、聞いてください。そして、癒してください。」

コッパ(そんな簡単に癒せるかよ。音楽なんかで、

俺の心が癒えてたまっかてんだ・・・。)

ティップタップ「準備は良いね?子供たち。」

小さなカメたち「はいっ!!」

ティップタップ「それでは、行きます・・・。」

そして、ティップタップはタクトを振るい始める。すると、

小さなカメたちが天使のような歌声を発し始めた。

その歌声を聴いた者たちは穏やかな気持ちになり始める。

バンジョー(何て良い歌なんだ・・・・。)

カズーイ(ふーん。悪くないじゃない・・・。)

ミクス(心が癒される。凄く気持ち良い・・・・。)

ユミ(何だか。昔とても良かった事を思い出すわ・・・。)

ボトルズ(これが、カメ族最大のイベント。納得できます。)

プルレス(何だか、久しぶりだよ。こんな優しい気持ち。)

ミル(ふふっ。こう言うの。やっぱり良いわ。)

テル(何だ・・・?この心地よい感じは・・・。)

アシナガ(何だか極楽な感じがするぜ・・・。)

コッパ(・・・・・・っ。) ティック(コッパ・・・・。)

ティックはコッパの手を密かにゆっくりと繋ぐ。

タンクタップ(ティップ・・・。やはり、お前の音楽は素晴らしい・・・。

妻よ。私たちの息子は今回も立派にやってくれてるよ。)

ティップタップの美しいコーラスが続き、

客たちは次第に癒えていく。その癒しの音楽は2時間も続いていた。


そして、数時間が過ぎ。夕方となった。だが、

このブクゲコ沼はとても暗いため、朱色の夕日が見えない。

カエル族の住み処にあるエスメラルダのアジトでは、

エスメラルダがイエローボスと会話をしていた。

エスメラルダ「カメ族の本拠地への攻撃が失敗したわ・・・。

今日は攻撃を止めた方が良いと思う。」

イエローボス「そうか・・・。だが、嬉しい情報もある。

お前の副官であるラミジャが、

ピラニア族の本拠地を一人で壊滅させたそうだ。」

エスメラルダ「本拠地を一人で!?まさか、無茶をして・・・。」

イエローボス「心配する事はない。大きな傷を負ったが、

今は我が部下が救出して、治療を受けている。明日には治るハズだ。」

エスメラルダ「そう・・・。良かった。」

エスメラルダは安心してほっとするが、すぐに真剣になる。

エスメラルダ「それにしても、トンボ族に続き、

ピラニア族も壊滅になったわね。

これで、残るは二つ。ワニ族とカメ族ね・・・!」

イエローボス「だが、ワニ族にはエースのバイル。

カメ族にはエースのコッパがいる。

生き残った部隊の報告で、例の熊と鳥やブレンティの連中も、

そのカメ族にいるらしい。別働隊がワニ族の住み処を襲おうとしたが、

その前に、ミスターバイル率いる部隊がそれを全滅させました。

その戦争で、

異常な現象も起こって、それが全滅のきっかけとなったそうだ。」

エスメラルダ「カメ族側の戦力が熊と鳥のせいで、

大きすぎると考える。

では、まずはワニ族の多くの戦力をぶつけた方が良いと思うわ。」

イエローボス「そうだな。では、そうしてみよう・・・!」


とある建物の中にある部屋では、

ベッドで身体中に包帯を巻かれながら、

横になって眠っているラムジャがいた。このラミジャが一人で、

ピラニア族の住み処を壊滅させ、ピラニア族を敗者にしたのだ。

ラミジャ「・・・・エス・・・メラルダ・・・様・・・・・。」

カエル族の侵略からカメ族を守ったバンジョーたちは、

ティップタップコーラス団による癒しの歌を聞いていました。

そして、エスメラルダの一番の手下であるラミジャも、

ピラニア族を壊滅させました。この沼の戦争を行っている種族はあと、

カメ族、ワニ族、カエル族の3つとなりました。果たして、

この3つの中でどの種族が生き残るでしょう。

ブクゲコ沼での冒険もついに佳境を迎えつつあるのです。

次回につづく

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ユミ「幼い頃に・・・何があったの?」

ティック「ええ。その頃のある日が、私とコッパの出会いだったの。

その日、私の家族は旅行に行こうとしてる最中に、

ワニ族とトンボ族の戦争に巻き込まれたの。それで、

両親は死んでしまって、私は一人ぼっちになった。けど、

私だけじゃなかった。私の他に泣いているカメがいたの。

そのカメが幼い頃のコッパだった。コッパも、

同じ戦争に巻き込まれて親を失ったそうよ。」

ミクス「コッパさんもティックさんも戦争で親を失ったんですね・・・。

わかります。私も両親を戦争でなくしてしまったんです。」

ユミ「戦争は大切な何かを壊すんだからね。改めて忌まわしいわ。」

ティック「そうね。戦争のせいで私たちのような子供が、

何十匹もできたんだから。中にはとても荒れていて、

屈強した凶暴な戦士に育ったカメもいる。今のコッパのように。

けど、昔のコッパは違った。戦争で親をなくしたばかりの、

私とコッパはその戦場の跡地ですぐに出会った。それから、

不思議な事に私とコッパはよく一緒にいたの。それで、

コッパはあんな事を言ったの・・・。」


過去の映像。少し成長した頃。コッパがティックにこう言った。

コッパ「この沼に戦争なんかなければ良いのに・・・。」

ティック「そうよね。戦争のせいで悲しいカメが多すぎるし。

いつになった戦争が終わるかしら・・・。いつになったら・・・。」

コッパ「だったら、俺が止めてやるよ・・・!」

ティック「え!?こ、コッパ・・・・!?」

コッパ「俺も戦士になって、戦争を早く終わらせる!」

コッパの発言に驚くティック。

コッパ「そうさ!そのためには強くならねーと。それには、

普通の剣じゃ駄目だ。だったら、剣を二つ持てば良い!」

ティック「む、無茶よ!二刀流をいきなり扱うなんて・・・!」

コッパ「やってみなきゃわかんねーって!!二刀流なんて、

早く慣れれば扱えるハズさ!!ティック。俺はな、

この戦争を止めてーんだ。・・・・お前を守るために。

お前のような可哀想な存在を増やさんために。」

ティック「コッパ・・・。わかったわ。あなたの望みだもんね。」

コッパ「ああ。いつか、お前の望みも叶えてやるよ。」


そして、現在。

ティック「それでコッパはカメ族のエースとして成長した。でも、

その成長でだんだんと荒んでいくようになったの。」

ユミ「けど、あんたを想う気持ちは変わらないでしょ?」

ティック「ええ。今でもコッパは私を愛しているんだから。でも、

コッパがエースとして戦っても、戦争は続く。その終わらない戦争で、

不満を頂点に立たせたコッパはついにこの沼を去ってしまった。

激しい怒りのせいか、私を置き去りにしてしまった・・・・。」

ミクス「戦争がここまで心を荒らすなんて・・・。」


住み処の近くである地点では、

少数のカメや少数のクラッシャーの戦士たち。

テルやミルもいた。ミルは退屈そうに言う。

ミル「あーあ。私も祭りを楽しみたかったなァ。」

テル「クラッシャーの戦士にそんな楽しみはいらん。それに、

お前も自らここにいるだろ?」

ミル「だって、この住み処をガードしないと、後が大変じゃない?」

テル「そうだな。だからこそ、我々がここにいなければわからない。」

カメA「まあ。楽しみたいなら楽しめよ。

どうせ、俺らが見張ったって。

他の種族に見つからねーさ。この住み処の入り口は。」

カメB「だよな。俺、ちょっとドラ焼き買ってくる。」

笑顔なカメBが歩こうとした、その時。一つの矢が飛んで来て。

カメB「ぎゃっ!!!」 カメBがそれに貫かれて死んだ。

ミル「えっ!!?」 テル「何ィ!?」

他の者たちがそれに驚く。1匹のトカゲが何かを見て驚く。

トカゲ「っ!?お、おい!!見ろ!!カエル族だ!!!」

カメA「何だって!?ああっ!!!」

そう。テルとミルたちの前には、カエル族の部隊が現れたのだ。

複数のイエローフリビッツが先頭に立っていて、

赤いフリビッツが無数にいて、数人が複数の弩砲を構えていた。

カメC「そ、そんな!!今まで見つからなかったのに・・・!?」

カメD「一体、どうやって見つかったんだ!?」

テル「グランティの仕業か!!!」

ミル「グランティの誰かが密かに、この住み処の入り口を探して、

カエル族の戦力に、そこをぶつれようとする作戦が成功したそうね!」

イエローフリビッツ「ゲコゲコ!!ついに見つけたぞ!!

カメ族の本拠地!!!カメ族諸君!!いよいよ貴様たちも、

地獄へ落ちる時が来たのだ!!

先攻部隊!!かかれええぇぇぇぇ!!!」

フリビッツたち「ゲコゲコオオオオォォォォォォ!!!!!」

大勢のフリビッツが突撃して、複数の弩砲も無数の矢を飛ばす。

イエローフリビッツA「ゲロ!!」 イエローフリビッツB「おら!!」

2匹のイエローフリビッツが少数のカメを体当たりで吹き飛ばす。

カメA「うわ!!」 カメB「がは!!!」

トカゲA「この野郎!!」 トカゲB「させっかよ!!」

トカゲAが剣で赤いフリビッツを斬り、

トカゲBが弓矢で別に赤いフリビッツを倒す。

ヘビ「どうよ!!」 赤いフリビッツ「ぐえええぇぇぇ・・・・!!」

ヘビも赤いフリビッツの身体を巻き付け、強く締め付ける。

テルとミル「ストレンジガトリング!!!!!」

テルとミルは両手から連続で発する無数のエネルギー弾で、

複数のイエローフリビッツを倒して行く。

イエローフリビッツ「ぐあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

だが、他のイエロー1匹がテルに突進して来た。テルはこれを受ける。

イエローフリビッツA「このォ!!」 テル「ぐあ!!」

ミル「て、テル・・・!?きゃっ!!!」 イエローフリビッツB「はっ!!」

ミルも別の1匹のイエローの突進を受ける。そして、

他のフリビッツもカメやクラッシャーの戦士たちを倒して行く。

ミル「このままじゃ、不味い!!ちょっと!!あいつらを呼んで来る!!」

テル「あいつらって祭りにいる同士たちの者か!?もしや、

あの熊と鳥をも呼ぶんじゃないだろうな!?」

ミル「もちろんよ!

カメ族がせっかくつかの間の楽しみに癒えてるもの。

それに私だって祭りを楽しみたい!!だから、あいつらを呼ぶ!!」

ミルはそう言って、住み処の方へ戻った。

テル「ミル!!くっ!!おのれえええぇぇぇぇ!!!!」

テルは光を纏った拳で3匹の赤いフリビッツを殴り飛ばす。


住み処にいるカメたちは祭りを楽しんでいる最中であった。

バンジョーとカズーイは、ユミ、ミクス、ティックの3人に会う。

カズーイ「あら。あんた。確か、昨日会った。雌カメね。」

ティック「ティックよ。忘れたの?名前。」

バンジョー「ごめん。ティックさん。ハチミツを売ってる店ってあるかな?」

ティック「え?ハチミツを売ってる店なら・・・。」

その時、ミルの叫び声が響いて来た。これに驚く一同。

ミルの声「みんなあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ミクス「っ!?あれは、ミルさんの声です!!」

そして、ミルが走って来るところを一同は見た。

カズーイ「どうしたの?急に慌てたような感じだけど。」

ミル「か、カエル族がこの住み処に攻めて来たの!!!」

バンジョー「な、何だって!!?」

ティック「そ、そんな!?今までそんな事はなかったのに・・・。」

ティックはミルの発言を聞いて、物凄く驚く。

ミル「けど、この住み処の近くでカエル族が攻撃しているわ!!」

カズーイ「それって本当かしら・・・?」

バンジョー「戦争の音なんて聞こえないんだけど・・・?」

その時、一つの矢が飛んで来て、バンジョーの近くに刺さった。

カズーイ「げっ!?」 バンジョー「うわわ!!こ、これは・・・!?」

バンジョーとカズーイは近くに矢が刺さった事に驚く。

ミル「恐らく、カエル族が撃った矢でしょう。わかる?

カエル族はこの住み処を狙っているのよ・・・!!」

ユミ「どうやら、本当の事らしいわね・・・!」

ミクス「はい。入り口の方で戦争の空気を感じます・・・!」

バンジョー「だとしたら・・・!行こう!!カズーイ!!」

カズーイ「OK!!

あんなゲコゲコ五月蠅い奴らをぶっ飛ばしましょ!!!」

ユミ「ティック。安心して。すぐに奴らを倒して来るわ。」

こうして、5人は急いで戦場へと走った。

ティック「皆・・・・。」


イエローフリビッツ「ゲロオオオオオォォォォォ!!!!!」

3匹のイエローがテルに突進する。

テル「ぐあああああぁぁぁぁぁぁ!!!?」

テルはそれを受けて倒れるが、すぐに立ち上がる。

テル「くそ・・・っ!このままでは・・・・!!」

トカゲ「敵の数が多すぎる。

このままでは住み処が侵攻されちまう!!!」

その時。バンジョーたちが走って来た。

バンジョー「みんな!!大丈夫かぃ!!?」

つづく

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