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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ボトルズ「や・・・・・やった・・・・・!ついに・・・・・・!!バンジョーとカズーイが、

勝ったぞおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

チンピー「ウッキイイイィィィィ!!!やったやったあああぁぁぁぁぁ!!ウッキウッキ!!!」

ボトルズとチンピーはバンジョーとカズーイがコンガを倒した事に喜びの声をあげていた。

プルレス「凄い・・・・!凄いや!!あの恐ろしいグランティの一人を倒したなんて!!」

プルレスも喜ぶ。ベスも喜んでいたが、3人みたいにはしゃいではなく、ただ静かに微笑んだ。

ベス(ありがとう・・・・・・!バンジョー。カズーイ。お前たちは我がグラブリンに続いて、

チンパンジー族をも救ってくれた。本当にありがとう。コンガを倒してくれて・・・・・!!)

バンジョー「やったあぁぁぁっ!!勝ったぞ!!」

カズーイ「ええ!あのグランティをあたいたちが倒したなんて・・・・・!

あたいたち、英雄になりそうだわ!!」 二人も自分たちでコンガに勝ったので、喜んだ。しかし・・・。

コンガ「ウ・・・・ウホ・・・・・・ッ!!」 倒れたハズのコンガの身体が少しだけ動き、

少し目覚めて、バンジョーとカズーイを見た。二人はそれに気づき、コンガの方を見る。

カズーイ「ま・・・・まだ生きていたの!!?」

コンガ「ウハ・・・・ッ!お前たち、見事、コンガを倒した。しかし、グランティの戦士、

コンガだけじゃない。他の世界、コンガの仲間、わんさかいる・・・・・・!これ・・・・やる・・・・・・・。

コンガ、もう駄目だ・・・・・・。だが、お前たちと戦えて・・・・満足・・・・・・・・・。」

コンガはそう言いながら、ポケットから持ち出してジグソーをバンジョーに見せ、

目を閉じて、意識を失い、完全に倒れた。バンジョーは彼のジグソーをゆっくり手に取った。

バンジョー「コンガ・・・・・!君は凄い戦士だった・・・・・・!これを貰うよ。」

バンジョーはコンガからジグソーを奪い、カズーイがそのジグソーをリュックに入れた。

カズーイ「これで8個目になったわ!!」 そこに、突然、マンボがバンジョーたちの前に出てきた。

ボトルズ&ベス「ふ、不死の魔術師!!」 いきなり、マンボが出てきたのを誰もが驚いた。

プルレス&チンピー「こ・・・・・この怪人が不死の魔術師・・・・・・!!!」

プルレスとチンピーは不死の魔術師の姿を見るのが、これが始めてであった。

マンボ「お前たち、よくぞコンガを倒した。これでこのジャングルは平和になるだろう。」

バンジョー「おお!よかったな!チンピー!!」

チンピー「ウッキー!ありがとうございます!!」 チンピーはサルのようにはしゃいで喜んだ。

カズーイ「で?あんた、何を伝えに来たの?」

マンボ「これで、この山での戦いは終わり、お前たちは次の冒険に旅立つ。」

バンジョー「つ・・・・次の冒険・・・・・・!?」

マンボ「そう。お前たち、新たな戦場へ向かい、さらなる戦い、始まるだろう・・・・・・!」

ボトルズ「どういう事ですか!!?」 カズーイ「それがあたいたちの未来のつもり!!?」

マンボ「そう。グランティがお前たちを倒そうと大勢の戦士を送り込むだろう・・・・・。

しかし、お前たちは負けない。マンボ、信じる・・・・・。」 マンボはそう言うと、自然に消えた。

バンジョー「消えた・・・・・・。」 カズーイ「どうやら幻影魔法だったのね。」

ボトルズ「その魔法で・・・・僕たちに何か言いたかったそうですね・・・・・・。」


その後、ウッキージャングルは平和を取り戻し、チンピーを初め、多くのチンパンジーたちが、

この森から出ようとするバンジョーとカズーイ、ボトルズ、ベス、プルレスたちに感謝をしていた。

チンピーの母「皆さん・・・・・。我が息子のチンピーを守ってくれて、ありがとうございました。」

チンピーの父「彼は、私たちを助けるためにグランティに入ったフリして、

助けるチャンスを待っていたのです。あなたたちの次にチンピーにも感謝しないと・・・・。」

オレンジ「チンピー君、素敵だわ^^あなたはこの森を救ったのよ!」

チンピー「いや、これは僕だけじゃないんだ。バンジョーさんたちがコンガを倒してくれたんだ。」

オレンジ「そう。よかったわ。じゃあ、あたし、これから故郷のフルーツの国に帰るわ。

また会いましょうね。」

チンピー「うん!また会おうね。」

オレンジ「ばいばーい♪」 オレンジはそう言うと、ピョンピョン跳ねて、この森から出た。

チンピー「・・・・・バンジョーさん。カズーイさん。ありがとうございます。」

バンジョー「うん。でも・・・・・・。」 カズーイ「あたいたち二人だけじゃ無理だったかもね・・・・。」

チンピー「いえ。あなたたちのおかげでこの森は救われたんです。これをお受け取りください。」

チンピーはそう言うと、どこからともなくジグソーを持ち出し、バンジョーに見せた。

バンジョー「おお!ジグソーだ!!」 カズーイ「あんたも持っていたなんて・・・・・・!」

チンピー「僕たちチンパンジー族からのお礼の印です。」

バンジョー「うん!じゃあ、貰うよ!」 バンジョーはそう言うと、チンピーからのジグソーを手に取った。

そして、カズーイがそのジグソーをリュックに入れた。

ボトルズ「凄い!これで9個目ですよ!!」

ベス「いや、本当の9個目はこれだろ?」  ベスはバンジョーにジグソーを見せる。

バンジョー「うん!そうだったね・・・・・!」 バンジョーはベスからジグソーを受け取り、

カズーイがそのジグソーをリュックに入れた。これで本当に9個目がそろった。

チンピー「グラブリンのベスさんも、助けてくれて、ありがとうございました。」

ベス「ああ。俺はグラブリンの大戦士・グバルの息子だからな。」

プルレス「でも、グラブリン族って他の種族を信用しない種族では?」

ベス「確かにそうだったな。でも、今は違う。俺は・・・・いや、俺たちグラブリン族は、

これから他の種族と仲良くしようとするつもりだ!」 ベスはそう言いながら微笑んだ。

プルレス「これでチンピーはこれで幸せに暮らせるね!家族と一緒に。」

チンピー「ウッキー!僕はこれからお父さんとお母さんと昔と同じ暮らしをするつもりです。

バンジョーさん、カズーイさん、本当にありがとうございました!!」

バンジョー「うん。」 カズーイ「おかげで強くなれたしね。」

ボトルズ「それに、僕たちは平和であればそれでいいんですよ。」

ベス「よし!帰ろう!グラブリン村へ!!」

バンジョー「うん!じゃあ、僕らはここで!!」 カズーイ「縁があったらまた会いましょ!」

プルレス「僕も旅に出まーす!!」 ボトルズ「お世話になりました!!」

チンピー「さよぉぅぅぅならあぁぁぁぁぁぁ!!!ウッキイイイイイィィィィィィ!!!!」

「ウッキー!!」 「ウキキー!!」 「ウキー!!」 「ウキーウキー!!」

チンピーたちチンパンジー族は去っていく5人に向かって叫び、手を振った。

チンピーたちに見送られた5人はウッキージャングルを後にした。


かくして、バンジョーはウッキーシャングルから出る事はできたが・・・・・。

カズーイ「ねえ、ベス。ティッカーとコンガのいない今、グラブリン族はどうするつもり?」

ベス「ああ。まず、ジュジュの言葉を聞かないと・・・・・・・。む!?」

ボトルズ「こ、これは・・・・・・!!?」  5人は何かを見て、驚いた。

その何かとは、ジャングルから次々と複数のジープと一台のトラックが出てきて走っていた。

ジープにはコンガの手下たちが乗っていた。トラックの中には倒れたコンガが眠っていた。

プルレス「グランティのコンガ隊だ!!!」

コンガの手下「我らのコンガ様がやられた!!奴らが来る前に逃げなければっ!!!」

バンジョー「何か逃げていくみたいだけど・・・・・?む!?なんだ!!」

バンジョーはグランティの部隊とは違う別のジープ隊を見て、驚く。

しかし、そのジープ隊の複数のジープにはそれぞれ銃や弓を持っておる人間が乗っていた。

あまつさえ、その隊のジープには一台一台に「CRASHER」と派手なロゴが描かれていた。

そして、ジープ隊の人たちが銃や機関銃、バズーカなどで、グランティのジープ隊を攻撃し始めた。

銃や機関銃の撃たれた手下たちはジープから落ちたり、運転手が撃たれ、ジープが止まった。

さらに、他のジープもバズーカに撃たれ、爆発したが、その数は二台ほどであった。

人間側の一つのジープでは、中型の銃を持つエゥーラがいた。エゥーラは敵のトラックを狙っていた。

エゥーラ「・・・・第37攻撃部隊長コンガ・・・・覚悟!!」 銃口はコンガの眠るトラックを向けた。

そして、エゥーラの中型の銃から、大きな火薬弾が撃ち出された。 ドゥン ドカアァァァァァァン

エゥーラが打ち出した大きな火薬弾によって、トラックは爆発し、コンガもその中で吹き飛んだ。

バンジョー「す・・・・凄い・・・・・・・!!」

ボトルズ「ま・・・・まさか・・・・・。この部隊は・・・・・・!!」


夕日。バンジョーたちは無事、グラブリン村に戻った。彼らはジュジュのところにいた。

グラブリンたちはベスの帰還に喜んでいた。ベスは今日の事を皆に話していた。

チャック「そうか・・・・・・。ついにコンガを倒せたんだな!」

エルマー「これでウッキージャングルのチンパンジーたちは平和になったって事か。」

ニラ「ベスはん。ええ事したなぁ。」

スコット「我々グラブリン族はいずれ、彼らと共存する事だろう。」

ベス「ああ。でも、まだ俺たちのやるべき事はある。そうでしょ?ジュジュ!」

ジュジュ『グラブリンの諸君。ティッカー亡き今も、君たちの戦いは終わっていない。

君たちはこれから他の種族との共存をして生きていく事だろう。それを妨害せり者と戦う。

それが、これからの君たちの戦いだ!!』

チャック「はい!我々グラブリンは戦士として、新たな誇りと共に戦いましょう!!」

ベス「・・・・バンジョー。カズーイ。色々ありがとう。俺たちは他の種族と共に生きていくよ!」

バンジョー「うん!こちらも色々ありがとう!!」

エルマー「君たちとは今日でお別れだってな?」

ニラ「別れは辛いけど、また会えると嬉しいな?」 ニラは少し寂しい表情で微笑んだ。

スコット「君たちにはまだ、使命があるのだな?」

チャック「妹をグランティから救う・・・・・だろ?」

バンジョー「うん!じゃあ、僕たちはこれで旅に出ます!」

ベス「本当にありがとう。君たちのおかげで、俺たちは変わった。それじゃ、またな!!」

バンジョー「ああ・・・・・・。」 プルレス「僕も一緒に旅に出ます!」

ボトルズ「それでは、皆さん。行きましょう!!」 カズーイ「それじゃ、あたいたちはこれで!!」

かくして、4人はグラブリン村を後にした。ベスたちは去っていく彼らに手を振り、お見送りをした。


プルレスを仲間に加えたバンジョーとカズーイとボトルズはこの山から出ようと歩いていた。

すると、彼らの前に一つのジグソーと金色の音符が置いてあった。

プルレス「あ!こんなところにジグソーが!それに、この音符の形をした物は・・・・・?」

そこに、4人のところにマンボの声がした。マンボはテレパシーで彼らに話しかける。

マンボ『マンボ、予言する。君たちはこれから新たなる戦いの地へ進む。』

バンジョー「マンボ!!!」 カズーイ「さっきもそう言ったけど、あんたはこれからどうするつもり?」

マンボ『・・・・・マンボ、お前たちとは違う。マンボ、これからもこの山にいるつもり。』

ボトルズ「・・・・そうですか。・・・そうだ!僕たちの前に置いてあるシグソーと謎の音符が・・・・。」

マンボ『それはマンボが最後に君たちに贈るプレゼント。きっと、役に立つ・・・・・。

それでは、マンボ。ここでお別れする。またいつか、会う日まで・・・・・・・。』

バンジョーはジグソーを持ち、カズーイがそのジグソーをリュックに入れた。

プルレスは金色の音符を持っていた。

バンジョー「これでジグソーは10個目となった。

そして、最初に手に入れたジグソーを含めては11個だな。」

カズーイ「でも、その音符・・・・・一体なんなのかしら?」

ボトルズ「ええ。なんか謎に包まれた音符らしいですが・・・・・。一応、この山から出てから考えましょう。」

かくして、コンガとの戦いに勝利し、マンボまうんてんでの大混戦はついに終わりました。

グラブリン族とチンパンジー族はこれから共存して生きていく事でしょう。

ですが、まだ安心してはいけません。不死の魔術師・マンボが残した一つのジグソーと、

金色の音符。その音符には一体どんな力が秘められているのでしょうか?

このマンボまうんてん編が終わっても、戦いはまだまだ始まったばかりです・・・・・・。

バンジョーたちが向かうのは新たなる戦場かも知れません・・・・・。

次回につづく

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バンジョー「ぬううう・・・・・・っ!!」 バンジョーは走る。コンガに近づけて攻撃を仕掛けるつもりだ。

コンガ「無駄だ。ウホッ!!」 コンガはそう言うと、バンジョーめがけ溶解オレンジを投げる。

カズーイ「来るわよっ!!」

バンジョー「っ!!」 バンジョーはカズーイにそう言われ、右の方に避け、溶解オレンジを避けた。

溶解オレンジは地面に落ちて、その地面がオレンジもろとも溶けていった。

コンガ「ウハッ!!」 しかし。コンガは再び溶解オレンジをバンジョーめがけ投げつける。

バンジョー「っ!?く!!」 バンジョーは回転して、後方に避けた。しかし、敵はまたも投げつける。

バンジョーは左の方に跳び、溶解オレンジ攻撃を避けた。しかし、避けてばかりでは勝ち目はない。

カズーイ「バンジョー!とんぼがえりジャンプよ!!」

バンジョー「おう!見てろよ!コンガ!!」

バンジョーがしゃがみ、カズーイが両方の羽を広げた。とんぼがえりジャンプを使う気だ。

バンジョー&カズーイ「とんぼがえりジャンプ!!!!」 二人は大きく宙返りジャンプし、

コンガの真上にとんだ。そして、カズーイは嘴をコンガに向けて鋭くした。

ボトルズ「くちばしバスターでいち早く決着を付ける気だ!!!」

カズーイ「くちばしバスターッ!!!」 そして二人は急降下し、カズーイの嘴がそのままコンガに迫る。

コンガは空から自分に迫るバンジョーとカズーイを見た。二人は激しく怒りの表情をしていた。

そして、なんとコンガはくちばしバスターを受け止めるべく、両手を広げ構えた。

コンガ「ウホッ!!!」 コンガは勢いよく激しく両手を合わせるように叩いた。

それにより、カズーイの嘴が奴の両手に挟まれ、二人は技を発動せず捕まってしまった。

コンガ「ウッ!ウホ・・・・!?」 だが、くちばしバスターの力が残ってるせいか、

コンガはその重さに少しひるみ、彼の両足が少し地面に沈みかかった。

カズーイ「ぐ・・・・・!ううう・・・・・・!!」 バンジョー「くちばすバスターを受け止めただとぉ・・・・!?」

コンガ「ウ・・・・ッホ!!!」 コンガはそのまま両手を前に出し、バンジョーとカズーイを、

地上に叩きつけた。

バンジョーとカズーイ「ぐふううぅ・・・・っ!!!」 二人は地上に叩きつけられ、苦痛を感じた。

コンガが両手を放すと、バンジョーはゆっくり立つ。

コンガ「ウホ!貴様、くちばしバスターでコンガに近づく。凄い事、考えたな。」

カズーイ「あんたなんかに褒めてもらいたくなんかないわよっ!!!」

バンジョー「ツメツメパンチ!!!!」 バンジョーはツメツメパンチでコンガに攻撃をしかけた。

コンガ「ウホ!ウハ!ウホ!ウハ!ウホ!ウハ!」 バンジョーは凄まじいラッシュを繰り出すが、

コンガは冷静にそのラッシュを全て自身の手で受け止めていた。

プルレス「バンジョーのラッシュが敗れた!!」

カズーイ「キキツキアタック!!!!」 今度はカズーイがキキツキアタックで攻撃を開始。

コンガ「ウハ!ウホ!!」 コンガはその連続攻撃を避け、さらにカズーイの嘴を掴んだ。

カズーイ「っ!!」 チンピー「キキツキアタックも敗れた!!?」

コンガ「ウホ!!」 そして、コンガは再び拳でバンジョーの腹を殴った。 ドゴオオォッ

バンジョー「うはあぁ・・・ああ・・・っ!!!!」 バンジョーは再び腹を殴られ、ふき飛んでしまう。

しかし、カズーイが両方の羽を羽ばたかせて、なんと地面に叩きつけられるのを止めた。

カズーイ「バンジョー!しっかり!!」

バンジョー「ぐう・・・・・・!まだ攻撃のチャンスはある・・・!!」 バンジョーはなんとか地上に立つ。

しかし、彼は二度もあれほど強烈なパンチをくらったため、うまく立ってないらしい。

バンジョー「っ・・・・!ローリング・・・アタック!!!!」 それでも、バンジョーは走り、

ローリングアタックを使って、コンガを攻撃した。 ドゴオォッ

コンガ「ウホッ!?」 コンガはローリングアタックを受けた。しかし、コンガは、

その攻撃に耐えたが、自身の両足が少しさがっていた。

コンガ「ウホ!流石、例の熊と鳥・・・・。しかし!!」 コンガをそう言った後、アッパーを繰り出す。

バンジョーは敵のアッパーにアゴを殴られ、吹き飛んでいった。

バンジョーとカズーイ「うあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

コンガのパンチを受けた二人は今度こそ地面に叩きつけられてしまった。

コンガ「ウホウハ!!見事な攻め技。だが、それでは、コンガ、倒せない!!!」

コンガはそう言うと、両手に複数のオレンジがある。コンガはついにあの技を発動する気だ。

チンピー「っ!来る!!!」

ベス「まさか・・・・・あの技か・・・・・・・!!!?」

コンガ「ウホウホウホウホウホウホウホウホウホウホウホ!!!!!!!!!」

コンガが両手を素早く動かして、無数の溶解オレンジをバンジョーめがけ投げつけた。

チンピー&ベス「溶解オレンジ連続投げ!!!!!!!」  そう、今のコンガの技こそが、

溶解オレンジ連続投げであった。無数の溶解オレンジがバンジョーに迫る。

プルレス「ああっ!!バンジョーが危ないっ!!!」 その時、突然、溶解オレンジが、

次々と破裂していった。コンガの投げた無数のオレンジがどんどん破裂していく。 パンパパンパンパン

コンガ「ウホ!?我がオレンジ・・・・マシンガンの弾に・・・・!?」

そう、ボトルズがマシンガンを連射して、敵の溶解オレンジ連続投げと相打ちしたからだ。

ボトルズ「これでバンジョーとカズーイは死なずに済む!!」 ボトルズはマシンガンを連射し続けた。

すると、敵の投げた溶解オレンジは全て消えた。その同時にマシンガンの弾も全て使い果たした。

バンジョー「ボ・・・ボトルズ・・・・・!!」 カズーイ「あんただって役に立つことあるじゃない・・・・。」

ボトルズ「は、はい・・・・。でも、この、マシンガンの弾はもう切れてしまい、使えなくなりました・・・・。」

コンガ「ウホウハ!無駄だ!溶解オレンジ、無数にある!!今度の相手、グバルの息子!」

コンガは目線をベスに向けた。ベスは険しい表情で、ヤリを構えていた。

ベス「父の仇・・・・・・・!ここで取る・・・・・・!!覚悟はいいな・・・・・!?」

コンガ「元より覚悟の上。いざ、勝負!!」 コンガはそう言った後、いきなり溶解オレンジを投げた。

ベス「ふん!ぬおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」 ベスはそのオレンジをヤリで叩き落し、

その次の瞬間、いきなりコンガに跳びかかってきて、ヤリを突き出す。

コンガ「ウホ!!ウハ!!」 コンガはベスのヤリ攻撃を避け、彼を思いっきり殴りかかる。

ベス「っ!!!」 ベスはヤリを横に構え、コンガの拳をヤリで受け止める。その次にヤリを回すと、

コンガの拳が弾かれ、コンガはひるむ。そのスキにベスがコンガを刺そうとかかる。

ベス「へああああああぁぁぁぁ!!!!」 ベスのヤリがコンガの胸に。しかし・・・・・・。

コンガ「ウホッ!!!」 コンガは自身の心臓を守るため、右腕でベスのヤリに刺された。

ベス「み・・・・・右腕を代わりに・・・・・・・!!」

コンガ「ウホウハ!グバルとの戦いでも、こうした・・・・・!ウホ!!!」 コンガはそのままベスを殴った。

ベス「ぐああぁぁ・・・・・!!」 ベスはコンガに殴られ、後ろに扱けた。

コンガ「ウホホ・・・・!ウハッ!!!」 コンガは右腕に刺さっていたヤリをベスに投げつける。

しかし、ベスに当たらず、彼の近くに刺さっていた。どうやらコンガはベスに渡す気らしい。

ベス「っ!!?き・・・・貴様・・・・・・!???」

コンガ「コンガ、溶解オレンジ使う。貴様、ヤリ使う。どちらが強いか勝負する!!」

どうやらコンガは正々堂々な戦いを望んでいた。ベスはその敵の意思に納得する。

ベス「へっ!なかなかの武人さんだな・・・・!だが、父を殺した事は許さん!!!」

ベスはそう言った後、すぐコンガを刺そうとかかった。コンガもオレンジを投げる体勢をとる。

ベス「ぅおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」

ベスは物凄い表情で跳びかかる。しかし、コンガがいち早く溶解オレンジを思いっきり投げた。

ベス「はぅっ!!!???」 ベスの腹に溶解オレンジが命中してしまった。ベスは後ろに扱けた。

そして、溶解オレンジが溶け出すと、ベスの腹も溶け始めた。

ベス「うっぎゃあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」

ベスはこの激痛に耐えられず、悲鳴をあげた。ベスは心の中で呟き、父の名を静かに呼んだ・・・・・。

ベス(や・・・・やられた・・・・・・!!もう・・・・駄目かも知れん・・・・・!父さん・・・・・・・。)

コンガ「溶解オレンジ、勝ち。とどめだ・・・・・・!」

コンガが今一度ベスにオレンジを投げつけようとした時、彼の前に何かが一瞬で横切った。

コンガ「ウホ!?今のは・・・・!?」 コンガは今の何かを見て驚く。その何かとは・・・・。

そう、カズーイダッシュ状態のバンジョーとカズーイであった。

カズーイはひたすらコンガの周りを走って、油断させようとしていた。

カズーイ「さあっ!ゴリラ君!!スピードの速いあたいに目で追いつける!??」

カズーイはひたすら走り続けた。コンガはカズーイの俊敏な走りに惑わされていた。

コンガ「ウホ!ウハ!なんて・・・・速い・・・・・・!!」 そして、カズーイがコンガに近づいた時、

カズーイは両足を引っ込め、バンジョーがコンガに向かって殴りかかる。

バンジョー「この近距離ならあぁっ!!!」 バンジョーはコンガに殴りかかる。しかし・・・・・。

コンガ「ウホォッ!!!」 コンガはそんなバンジョーを殴り飛ばしてしまった。

バンジョーは殴られ、またも地面に叩きつけられた。バンジョーはさっきの攻撃で激痛を感じている。

バンジョー「ぐ・・・・うう・・・・!!」 カズーイ「バンジョー!!大丈夫!!??」

ベス「バ・・・・バンジョー・・・・・!カズーイ・・・・・!!」

ボトルズ「あわわわわわ・・・・・!!このままでは・・・・・・・!!」

コンガ「ウホウホ・・・・・!お前たちも、これ、仕留める!!」 コンガは胸を叩いた後、

両手に複数の溶解オレンジを持ち出す。再び連続投げを繰り出す気だ。

バンジョー「く・・・・っ!もはやここまで・・・・・・・・!!」 バンジョーはあきらめかけた。

カズーイ「ここまでじゃないわっ!!!」 カズーイが強く叫ぶ。バンジョーはそれを聞いて驚く。

バンジョー「カ・・・・カズーイ・・・・・・・!」

カズーイ「まだ・・・・冒険は始まったばかりよ!!あたいはあきらめない・・・・・・・!!

こんなところであきらめるもんかあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

カズーイは口を大きくして叫んだ。すると、彼女の口から青い何かが出てきた。

コンガ「ウホ!!??」 その青い何かはコンガに命中すて破裂した。コンガは痛そうだ。

カズーイ&バンジョー「え????」 二人は今、何が起こったか理解できなかった。

ボトルズ「い・・・・・今・・・・・。カズーイの口から何かが・・・・・・!?」

プルレス「何かが出てきたような気がする・・・・・・・!」

チンピー「も・・・・もしや・・・・・・!!!カズーイさん!もう一度口を大きくして何か叫んでください!!」

カズーイ「え?わ・・・・わかったわ・・・・・。」

コンガ「ウハッ!コンガにダメージ、与えるとは・・・・!だが・・・・そろそろ決着、付ける!!!」

コンガはそう言うと、溶解オレンジを投げつけた。カズーイは大きく口を開けて叫んだ。

カズーイ「ああああああぁぁぁぁぁ!!!!」 その時、カズーイの口からまた青い何かが出てきた。

バンジョー「っ!!また出た・・・・・!!」

カズーイ「え・・・・・?でも、これって・・・・・・・!!」  カズーイの口から出てきた青い何か。

その正体はなんとタマゴだった。さっき、コンガにあたり、破裂したのもタマゴだったのだ。

ボトルズ「たっ・・・・!」  プルレス「たま・・・・・・っ!?」   ベス「たまごおぉ!??」

バンジョーとカズーイ、ボトルズにプルレスにベスもこれに驚いた。

もう一つのタマゴがコンガの溶解オレンジと相打ち。二つとも破裂してしまった。

バンジョー「あの溶解オレンジがタマゴと相打ちになって消えた!!??」

コンガ「ウハウホ!何故だ!何故、鳥の口から、タマゴ、発射できた!??」

チンピー「ウッキー!これぞ、光る卵の呪いです!!!」

カズーイ「の・・・・呪い!!???じゃあ、あたいがさっき食べたあの光る卵が・・・・!!」

チンピー「そうです!その卵を食べた者は口や尻からタマゴを出せるようになります!

あなたは口からタマゴを出して、敵を攻撃する事ができるんです!!!」

カズーイ「なっるほど・・・・・・・!新技の誕生って事ね・・・・・・!!」

バンジョー「うん・・・・・!これで、コンガと同じ遠距離の技を持てた!行くぞ!コンガ!!」

カズーイ「くらいなさい!!【タマゴミサイル】!!!!」 カズーイは再び口からタマゴを吐く。

コンガ「ウハアァ!!??」 コンガはカズーイのタマゴ攻撃を受け、ひるんだ。

ベス「す・・・・すごい・・・・・!!あのコンガが大ダメージを受けたぞ!!?」

コンガ「ウホォ・・・・・!凄い痛み・・・・・!これぞ、タマゴの力か・・・・・・!!

だが、我が溶解オレンジ、負けられない!!!」 コンガは再びオレンジを投げつけた。

バンジョーは避けるが、その途中に左足がオレンジに当たり、溶けかかった。

バンジョー「うがあぁぁ・・・・・っ!!」 バンジョーは溶かされかかっている左足を痛がり、手で抑えた。

コンガ「今度こそぉ!溶解オレンジ連続投げ!!!!!」

コンガは再び溶解オレンジ連続投げで無数のオレンジを投げ続けた。

ボトルズ「バンジョー!カズーイ!!」 無数のオレンジがバンジョーとカズーイに迫る。

だが、バンジョーとカズーイにはあたっていなかった。カズーイはコンガを集中的に狙っていた。

カズーイ(この一撃で、仕留めてみせる・・・・・・!!) しかし、ある程度のオレンジが、

バンジョーやカズーイの腕や足、肩などに少しあたり、溶けかかる。だが、二人はその激痛に耐えた。

バンジョー「・・・・・行け!カズーイ!!!」 カズーイ「はっ!!!!」

カズーイはタマゴミサイルを発動。口から吐いた一つのタマゴはあまりにも速い。

そのタマゴはコンガの胸に命中し、破裂した。コンガはその攻撃を受けて大ダメージを受けた。

コンガ「ウキャアアァァッ!!!・・・ウホッ!!!」 コンガはひるんだ。その後、急に飛び出した。

プルレス「飛んだ!!!??」 そして、コンガはバンジョーとカズーイの後ろに。

バンジョーとカズーイ「っ!!???」 二人は後ろに敵がいる事に気づく。

コンガ「ウホ・・・!コンガをここまで追い詰めたの、褒める。しかし、後ろからでは・・・・・!っ!!?」

コンガはいきなりカズーイが尻を見せた事に驚く。

カズーイ「チンピーが言ってたわ・・・・・!タマゴは尻からも出せるってね・・・・・!!

・・・・なんかいろんな意味でいやらしそうだけど・・・・・・・;」

チンピー「ウッキー!タマゴは確かに尻からも出せます・・・・・!」

カズーイ「・・・・【オケツタマゴ】!」 そして、カズーイの尻からタマゴが出てきた。

そして、そのタマゴはコンガの顔に直撃、破裂した。コンガはこれを受けて、顔を痛がる。

コンガ「ウホホホホホホホ!!??お・・・おのれ・・・・!まだ・・・・・!!」

そして、バンジョーとカズーイはコンガの方に向けた。

バンジョー「これでとどめだ!!!!!」

カズーイ「タマゴミサイル!!!!!!」 カズーイは口からタマゴを吐き、

渾身のタマゴミサイルを発動。パアァァン  コンガをこれを受け、吹き飛んだ。

コンガ「ウハウホオオオオオオォォォォォォォォォォォ!!!!!!?????」

コンガは地面に叩きつけられ、ついに倒れた。かくして、

バンジョーとカズーイはとうとう勝利したのであった。二人は立ち上がる。

つづく

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ベス「凄い!あのグランティの恐ろしいトラップが熊と鳥によって潰えるなんて・・・・!

バンジョー・・・・・カズーイ・・・・・。君たちはなんて頼もしい奴らなんだ・・・・・・。」

コンガの手下「ウギギギギギギ!!!我々の仕掛けが敗れるなど・・・・!許さん!!かかれえぇ~!!」

「ウキイイィィィ!!!!」 残った手下たちがトラップを潰された怒りと共に一斉にバンジョーに襲い掛かる。

カズーイ「来るわよ!!」

バンジョー「わかってる!!!」 バンジョーもコンガの手下たちに向かって走った。

カズーイ「敵の数があと5匹くらいよ!!一気に叩きましょ!!!」

バンジョー「ならばこれだぁ!!ローリングアタック!!!」 カズーイがリュックに引っ込め、

バンジョーが自身を転がしてローリングアタックを発動し、残り5匹の手下を一気のぶっ飛ばした。

コンガの手下「ウキイイイイィィィィィ・・・・・!!!!!」 かくして、収納所での敵は全て倒された。

戦いが終わったので、バンジョーたちは牢屋に近づいた。

チンピー「父さん!母さん!今助けるからね!!」

チンピーの両親「チンピー・・・・・・・。」  両親は息子にそう言われて、彼に目線を向けた。

ベス「この鍵を壊せば牢屋は開けるハズだ。ふん!!」

ベスはヤリで牢屋の真ん中にある鍵を叩き壊した。すると、牢屋のオリが左右に開いた。

これによって、捕らわれたサルたちが開放された。チンパンジー達は喜んでオリの開いた牢屋から出た。

サルたち「やったああぁぁぁ!!!」 「ウキャアアァァ!!!」 「ウキキイイィィィ!!!」 「ウキイィー!」

サルたちは嬉しさや喜びに満ちた声をあげ、そして、チンピーの両親は息子のチンピーの元へ。

チンピーの母&父「チンピイイイィィィィー!!!」

チンピー「父さん!!母さん!!」 チンピーと両親はやっと会えて、泣きながら抱き合った。

チンピーの母「大きくなったね!チンピー。偉いわ・・・・・。」

チンピーの父「息子がこんなに成長したとは、父さんも母さんもお前の事を誇りに思っているぞ・・・・!」

チンピー「ウキィ・・・・ウキィ・・・・・・。父さぁん・・・・母さぁん・・・・・。」

ベス「よかったな・・・・。」

バンジョー「うん。」   バンジョーたちはチンピーと両親の戯れを見て微笑んだ。

カズーイ「これで後はコンガを倒す事だけね・・・・・!」

ボトルズ「しかし、彼の溶解オレンジは恐ろしい武器です。」

プルレス「なんとか奴の武器を攻略しなきゃっ!!」 そこに、チンピーが皆のところに来た。

チンピーはさっきと違う勇敢な表情でバンジョーたちにこう言った。

チンピー「コンガの居場所は僕が案内します!」

バンジョー「チンピー!?」

カズーイ「コンガのアジトへ案内してくれるのね!!」

ボトルズ「でも、チンピー。両親は?」  チンピーの後ろから彼の両親がバンジョーたちに近づく。

チンピーの父「私たちは大丈夫です。チンピーは自らあなた方を助けたいとおっしゃったのです。」

チンピーの母「息子のチンピーは立派に成長しました。息子の事を宜しくお願いします。」

バンジョー「はい!」

プルレス「・・・・・・あれ?こんなところに倉庫があるけど・・・・・・。」

プルレスの目線に鼠色の四角くて大きな物があった。皆はその大きな箱のような物を見る。

チンピー「これは、コンガの攻撃部隊が僕たちの食料を盗んだ食料倉庫ですね。」

バンジョー「さっそく開けてみよう。」 バンジョーは大きな箱のような食料倉庫に近づいた。

そして、ドアのような物に付いている鍵があるので、カズーイが嘴でそれを突いて壊した。

すると、ドアが開くようになり、バンジョーがそのドアを開けた。すると、倉庫の中が見えた。

中にはオレンジやバナナがたくさん入っていた。バンジョーたちはそれを見て驚いた。

バンジョー「あ!バナナ!!」

カズーイ「それに、オレンジまで!??」

ボトルズ「バナナはともかく、何故オレンジまで・・・・・?」

チンピー「ウッキー!僕たちマンボまうんてんのチンパンジー族は、

バナナはもちろん、オレンジも好物なんです。」

ベス「聞いた事ある。このジャングルはオレンジはどのオレンジよりも美味しいって噂だからな。」

ボトルズ「コンガの手下はそのオレンジを食料にしようとこの倉庫を作ったんですね。」

食料倉庫の中から一つのオレンジが生きているように飛び跳ねてきた。

プルレス「あっ!オレンジが動いてる!!!」 プルレスはオレンジが動いているところに驚いた。

バンジョーたち「っ!!?」 それを見たバンジョーたちも驚いた。普通ならオレンジは動かないだろう。

だが、このオレンジは何故か目と口が生えて、生きているように動いていたのだ。

オレンジ「わーい!助けてくれてありがとう!」

ベス「げげっ!!オレンジがしゃべった!!!!」

ベスは喋るはずのない果物がしゃべる事に驚いた。果物が喋る事などとても有り得ない事だからだ。

バンジョー「君・・・・・果物なの?生きている様だけど・・・・・。」 バンジョーが恐る恐るオレンジに聞いた。

オレンジ「そうよ。あたしはおいしーいオレンジよ!!」

カズーイ「ってか、なんであんたも捕らわれたわけ?」 カズーイがはっきり言って聞く。

オレンジ「それが、あたしが美味しいって自慢してたら急にゴリラに捕まっちゃって・・・・・。」

ベス「まあ。自慢しすぎも良くないかも知れないな・・・・・;たぶん;」

チンピー「ウキャ!オレンジちゃん。君もよかったね^^」

バンジョー「ええ!?チンピー。このオレンジと知り合い?」

オレンジ「ええ。チンピーとはとても仲良しよ^^」

チンピー「僕とオレンジちゃんは昔から良く遊んでいたんだ。ウッキー!」

ベス「そうか。チンパンジーと果物が共存するなんて・・・・・いいかもな。」 ベスは微笑んだ。

チンピー「オレンジちゃんは生きているから、食べられたら死んでしまう。

でも、生きているし、目も口もついているから誰も食べないからね^^」

オレンジ「まあ。そーいう事ね・・・・^^;」 オレンジは自分が食べられそうにないと聞くと汗が流れた。

バンジョー「僕達はこれからチンピーと一緒にコンガを倒そうと思うんだ。君はどうする?」

オレンジ「うーん・・・・・。あたし・・・ちょっと戦うの苦手だから・・・・・・。」

カズーイ「でも、相手は溶解オレンジを投げるのよ。同胞のあんたを馬鹿にしているみたいよ!」

オレンジ「そんな事は私も知ってる。でも、あいつは強いから・・・・・。」  オレンジはヘナヘナになる。

チンピー「大丈夫。バンジョーさんたちが必ずコンガをやっつけてくれるよ!」

バンジョー「うん!だから僕達に任せて!!」

オレンジ「はい^^では、私はチンピー君たちが帰ってくるのをここで待つわ。」

チンピー「ありがとう。オレンジちゃん!」

ベス(・・・・俺達(グラブリン)も・・・・・こいつらのように仲良くしてみたい・・・・・・。)

オレンジ「・・・・そーだ!熊さんと鳥さん、助けてくれたお礼にこれをあげる!!」

オレンジはジグソーを出して、バンジョーに見せた。

バンジョー「あ!ジグソーだ!!!」 カズーイ「あんたも持ってたのね!!」

オレンジ「ええ。食糧倉庫に閉じ込められて偶然あったから・・・・。あたしには向いてないし、あげる!」

オレンジはそう言ってジグソーをバンジョーに投げつける。バンジョーはジグソーをうまく取り、

カズーイがジグソーを口に加え、リュックに入れた。

バンジョー「これで7個目だ!!」

チンピー「では、皆さん。行きましょう!!コンガのところへ!!!」

バンジョーたち「おう!!!!」 バンジョーたちはチンピーに導かれコンガのアジトへ進んだ。

チンピーの父「チンピイイィィィィー!!男として負けるなよおおおおぉぉ!!!」

チンピーの母「必ず生きて帰っていらっしゃあああぁぁぁぁい!!!チンピイイイィィィー!!」

チンピーの両親は息子のチンピーを見送っていた。


コンガのアジト。コンガは木の上から手下を見下し、彼の話を聞いた。

コンガ「何?熊と鳥ども、全ての捕虜、救った?」

コンガの手下「申し訳ございません・・・・・・!!」

コンガ「我が部隊の誇るオレンジパネル、打ち破ったとは・・・・・・!

ウホホホホホ!!例の熊と鳥、そしてグバルの息子。やはり戦う必要、ある・・・・!」

コンガの手下「ところで、コンガ様。奴らはそちらに向かっていきますが・・・・・!手下の配置を・・・・・!」

コンガ「その必要、ない。」

コンガの手下「え?」

コンガ「部下たち、ここに集めよ。ここで奴らと決着、つける!ウホウハ!!」

コンガはそう言いながら胸を叩いた。


バンジョーたちはチンピーの導きでコンガのアジトへ向かって行った。

チンピー「このまま真っ直ぐ行けばコンガのアジトです・・・・・!」

カズーイ「それにしてもサングラスのサルども、出てこないわね・・・・・?」

ボトルズ「きっと、彼は僕達と戦うのを待っているんですよ。」

ベス「コンガ・・・・・!必ず倒してみせる・・・・・・!!」

バンジョー「なんとかあの溶解オレンジを破らねば・・・・・!!」

チンピー「間もなく奴のアジトです・・・・・!気を引き締めて・・・・・・!!」


ついにバンジョーたちはコンガのアジトにたどり着いた。

バンジョーたちはヤシの木の上を見る。そこに、自分達を見下している様に胸を叩いているコンガがいた。

コンガ「ウホウハ!ウハ!ウホホ!!待っていたぞ!例の熊と鳥・・・・そして、グバルの息子よ!!!」

ベス「コンガ!!ついに・・・・俺達がお前を倒す時が来たぞ!!」

コンガ「ウハウホ!!良い心意気!!だが、今、コンガと戦うの、まだ早い!!」

バンジョー「どう言う事だ!?」  コンガが「ウホウハ!!」と胸を叩きながら叫ぶと、

無数のコンガの手下が跳びかかってきて、バンジョーたちをあっと言う間に囲んだ。

チンピー「コンガの手下達!!まだこんなにいたなんて・・・・・!!」

コンガ「その通り!裏切り者、チンピーよ!やはり、グランティ、嫌だったか!?」

チンピー「ウッキー!!当たり前だろ!!僕はお前達のような悪行を行う奴らは許さない!!!」

コンガ「ウハウハ!!よかろう!では、まず、お前達の力、試すとしよう・・・・・。攻撃開始!!!!」

コンガの手下「ウキイイイイィィィィイ!!!」 「ウキキイイイイィィィィィィ!!!!」

コンガの手下達は一斉にバンジョーたちに襲い掛かった。

ベス「来るぞ!!!!」

カズーイ「よし!あたいたちもやるわよ!!!!」

バンジョー「行くぞおぉ!!!」 バンジョーとカズーイ、ベスは無数の敵たちに挑んだ。

コンガの手下「ウキイイィィィ!」 「ウキャアアアァァァァ!!!!」

バンジョー「む!?とう!はあぁっ!!!」

手下たちがジャンプしてバンジョーに近くに着地。一匹が殴りかかるとバンジョーが拳でそれを受け止め、

バンジョーがもう片方の拳でその一匹を殴って倒した。迫るもう一匹は後ろ蹴りで倒した。

また二匹が迫り、バンジョーはパンチとキックの連続コンボでその者たちを倒した。

ベス「たああああっ!!おりゃ!!えぃやあああぁぁぁ!!!はあああぁぁぁ!!とあぁっ!!」

ベスはヤリで叩いたり突き刺したりと次々とコンガの手下を倒していった。

ベス「とりゃああああぁぁぁぁぁ!!!」 ドスウゥゥッ ベスは一匹を突き刺した。

コンガの手下「ウギイイィィ・・・・・!」 コンガの手下が目を閉じて死ぬと、ベスはヤリを抜いた。

しかし、コンガの手下達はまだまだ沢山いた。

コンガの手下「ウキキキキキキキキキ・・・・・・!!!」

ベス「くそう!これではキリがない・・・・・・・!!まだまだ無数にいやがる・・・・・!!」

コンガ「どうした!諸君!!その程度、コンガ、倒せない!!ウハッ!!」

カズーイ「言ったわねえええぇぇ~!!バンジョー!必殺技よ!!!」

バンジョー「よぉし!!行くぞ!カズーイ!!!!」 バンジョーが走ると、手下達も一斉に走る。

カズーイ「キキツキアタック!!!!!」

カズーイはキキツキアタックで向かってくる手下達を次々と突き飛ばしていった。

バンジョー「ツメツメパンチ!!!!!」 バンジョーはツメツメパンチで、

さらに向かってくるコンガの手下達を次々と殴り、ぶっ飛ばしていった。

バンジョーとカズーイ「とんぼがえりジャンプ!!!!」 バンジョーはしゃがみ、

カズーイが羽の力で大きく宙返りジャンプ・・・とんぼがえりジャンプをした。

カズーイ「くちばしバスター!!!!!」 その後すぐにカズーイはくちばしバスターを発動。

急降下で、嘴が地面に刺すと、その地面が少し大きくクレーターのように抉れ、

周りの手下達がその衝撃により、一斉に吹き飛んだ。

コンガの手下「ウギャアアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!」

ベス「うぅぉおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」

ベスはヤリをグルグル回して、コンガの手下を殴り飛ばしたり突き刺したり次々と倒していった。

バンジョー「ローリングアタック!!!!」

バンジョーはローリングアタックで、コンガの手下を次々とぶっ飛ばした。

コンガの手下「ウギャギャギャギャギャギャアアアアアアアアアアァァァァァァァ!!!!!!!」

これでここのコンガの手下達は全て倒した。コンガはそれを見て胸を叩いた。

コンガ「ウホ!ウハ!ウホ!ウハ!見事!!やはり、お前達、コンガと戦う刺客、あり!!!」

コンガはそう言うと、ヤシの木からジャンプし、ついに地上に着地した。

ベス「っ!!とうとう戦う時が来たなっ!コンガ!!!」

コンガ「さあ、来い!!コンガを倒せるものなら、倒してみろおぉー!!」

バンジョー「最初は僕達から行けと言うのか!!?」

カズーイ「痛い目に合っても知らないからね!!バンジョー、行くわよ!!!」

バンジョー「よぉし!!」 バンジョーがしゃがみ、カズーイが顔を前に出した。

そして、バンジョーが跳ぶと、全身が一瞬だけ回転して、コンガに迫る。

バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!!!」  ドカアアァァァァン

バンジョーとカズーイのくちばしアタックがコンガに命中。・・・と、思いきや。

カズーイ「っ・・・・・・・!!」 バンジョー「な・・・・に・・・・・・!!?」

なんと。コンガがカズーイの嘴を左手で掴んで、くちばしバスターを阻止してしまったのだ。

コンガ「そんな突撃系の技、コンガ、通じない。ウホッ!!!」

コンガはそう言うと右手の拳でバンジョーの腹を思いっきり殴った。

バンジョー「ぅぐ・・・・・・!があああああぁぁぁぁぁ!!!!」

腹を殴られたバンジョーはさらに敵のパンチの衝撃に吹き飛び、後ろの地面に叩きつけられた。

カズーイ「くっ・・・・・!なんて力なの・・・・・!!」

コンガ「ウホ!ウハ!!溶解オレンジ、くらえええぇぇぇ!!!」

コンガは溶解オレンジを持ち出し、それをバンジョーに投げつけた。

カズーイ「バンジョー!!!」 バンジョー「っ!?でぃっ!!!」

バンジョーは溶解オレンジを間一髪避けた。しかし、

それにより溶解オレンジは地面に落ち、その地面が溶解オレンジと一緒にドロドロに解けた。

ベス「くそ!溶解オレンジ・・・・・・・!相変わらず恐ろしい武器だぜ・・・・・!!」

つづく

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バンジョー「あっ!!これって・・・・・・・!」

カズーイ「ゴールデン・ジグソーじゃないの!??」

プルレス「はい・・・・・・。このジグソーは昔、グランティに追われている途中で偶然あったので、

それを拾ったんです。でも、これは災いを齎す物でもあると聞いていたので、

もし、ここから脱出できたら、これをどこかに封印するつもりです。」

ボトルズ「封印ですか・・・・・・・。では、僕たちにそれを預けてくれませんか?」

プルレス「え?」

カズーイ「あたいたちはね、ジグソー。別名、ミスタージギーってのを集めているのよ。」

ボトルズ「ジグソーを集めて、その力を解明できれば、グランティは壊滅できる・・・・。

僕はそう思う・・・・いえ、そう思いたいです。」

バンジョー「うん。このジグソーを手に入れた者は大いなる力を得るって聞いたしね・・・・・。」

プルレス「でも、間違った事に使ったら、世界の破滅に導くことも・・・・・。」

バンジョー「大丈夫!僕たちはシグソーを悪いことに使わないよ!!」

カズーイ「あたいたちはジグソーの力でグランティをやっつけようってわけ!

どう、いい事に使ってると思わない?」 カズーイは自身を持ってるような笑顔で言った。

プルレス「・・・・・わかりました。では、お願いします。」 プルレスはバンジョーにジグソーを渡した。

バンジョー「よし!カズーイ。」 ジグソーをプルレスからもらったバンジョーはすぐに、

そのジグソーをカズーイに見せる。すると、カズーイはそのジグソーを自身の口に加える。

そして、ジグソーをリュックに近づいて口を開けて、ジグソーをリュックに入れた。

カズーイ「はい。回収完了♪」

ボトルズ「これでジグソーは・・・・・6個・・・・ですかね?」

カズーイ「いえ。一個目はさっきの入り口で写真をはめたから、今は5個でしょう?」

ベス「そして、俺からのジグソーがまた6個目ってわけだな?」

バンジョー「うん・・・・・。」

カズーイ「それと、もう一つ。プルレス・・・・って言ったわね?あんたのその青いの・・・・・。

まさか・・・・・・・・!?」 カズーイはプルレスの持つ青い光の玉を見て、何故かよだれを垂らした。

プルレス「え?ああ・・・・この青い光の玉ですね。でも、玉と言っても・・・・・・・。

そうですね・・・・・。光る卵ですね。この卵は・・・・・・ただの卵ではありません・・・・・。」 

プルレスの持つこの青い光の玉は、なんと卵であった。何故、卵が光るのだろうか?

バンジョー「卵が光ってるなんて・・・・・・。何か効果でもあるの?」

カズーイ「それは食べてみなきゃわからないでしょおおぉぉぉぉぉぉ!!????」  カプッ

カズーイがそう言うと、勢いよく口を思いっきり開けてプルレスの持つ、光る卵を食べてしまった。

プルレス「あああああっ!!!?」 プルレスはいきなり卵をカズーイに食べられたので焦った。

カズーイ「もぐもぐもぐもぐもぐ^^あぁ~美味しい美味しいw」 カズーイは卵を美味しく味わっていた。

ボトルズ「美味しいじゃありませんよ;いきなり人の物を食べるなんて・・・・・。」

ボトルズは呆れたように言う。カズーイは今食べている卵を完全に飲み込んだ。

プルレス「な、ななななな;何故、光る卵をいきなり食べたんですか!??」

カズーイ「だって美味しそうだったんだもん。」

プルレス「あなたが今食べた卵は美味しいだけじゃありません。

食べた者に呪いをかけると言う恐ろしい卵なんですよ!??」

カズーイ「え?そうなの?あたいはそう感じないけど・・・・・・。」

バンジョー「・・・・・・ってか、なんでそもそも、呪いの卵とか・・・・・;」

プルレス「えーと・・・・・。これも元々僕が拾った物でこれが呪いの卵だった事を知って・・・・・。」

ベス「危険な物をだと判断した物をすぐ他人にやるなよ;」

プルレス「ごめんなさい・・・・・;悪気はありませんが・・・・・。」

チンピー「ウキッ!さあ、一刻も早くもう一つの収納所へ向かいましょう!」

ボトルズ「ちょっと待ってください。助けたサルたちはどうするのです。」

チンピー「・・・・・それなら自分たちがなんとかしてくれるよ!ね?みんな。」

「うん!!」 「俺たちは大丈夫。」 「あなたたちはコンガを倒してください。」

チンピーの仲間たちは笑顔でバンジョーたちを応援し、自分で脱出する決意をした。

チンピー「と、言うわけで僕の仲間たちは自分たちでこの森から非難しようとしています。

僕たちもそのサルたちの分まで頑張らないと。ウッキー!」

バンジョー「よ~し!いこう!!」 こうして、バンジョーたちはチンピーの案内で別の収納所へ向かい、

助けられたチンピーの仲間たちは一斉に跳んだり走ったりでこの森から脱出を開始した。


バンジョーとカズーイ、ボトルズ、ベス、チンピー、プルレスの6人は走っていた。

さっきのように木々に隠れながら進行はせず、真っ向から道を走っていたのであった。

チンピー「っ!来ますよ!!!」 チンピーが言った通り、彼らの前にコンガの手下たちが迎撃に来た。

コンガの手下「ウキイイィィィィ!!!」 「ウキャァァァ!!」 「ウッキキイイィィィィ!!!!」

4匹の手下たちが襲い掛かる。バンジョー、カズーイ、ベスは構えをとって戦いに挑む。

ベス「うぉらああああぁぁぁぁぁ!!!!」 ベスはヤリで二匹の敵を貫いた。

コンガの手下「ウキイイィィィィィィ!!!」 一匹の手下は右手で剣でバンジョーに斬りかかった。

バンジョー「ふん!でぃ!!」 バンジョーはチョップで敵の右手を叩き、剣を落とした。

そして、アッパーでコンガの手下を殴り飛ばして倒す。しかし、もう一匹がすぐに襲い掛かる。

コンガの手下「ウキャキャアアアアァァァァァ!!!!」 敵はバンジョーを後ろから襲おうとした。

カズーイ「っ!バンジョー、後ろ!!!」  バンジョー「っ!!」  ズバン

カズーイの言葉を聞いたバンジョーは後ろの敵に気づき、敵から奪った剣で、

後ろから迫るコンガの手下を斬り捨てた。

コンガの手下「ウギイイイィィィィ・・・・・・!!」 腹を斬られた手下は後ろに扱けて倒れた。

ボトルズ「よし!進みましょう!!このマシンガンは決戦にとっておきます!!」

チンピー「もう一つの収納所は真っ直ぐです!!」

バンジョー「よし!急ごう!!」 6人は進んだ。バンジョーは敵から奪った剣を持ったまま走っていた。


ここは、グランティ第37攻撃部隊の隊長・コンガのいるところである。

コンガは一番高そうなヤシの木の上にいて、前の風景を見ていた。

コンガの目の前には一見平和そうな自然の風景に見えるが、

本当は平和などいらぬ自分の占領地に過ぎなかった。コンガは叫びながら胸を叩いていた。

コンガ「ウホ!ウハウホ!!ウホ!ウホッ!!」 そこに、一匹の手下が来て、

ひざまつき、ヤシの木の前でコンガを見ながら、彼にこう言った。

コンガの手下「ウキィッ!!大変です!!グラブリン族の一人と例の熊と鳥が潜入したもようです!!

彼らの猛攻で我がメンバーが次々とやられています!!」

コンガ「ウホッ!彼ら・・・・やはり来おったか・・・・・!」 コンガは胸を叩くのを止めて、笑みを浮かべた。

コンガの手下「それに、奴ら!このジャングルの住人どもを閉じ込めた収納所に奴らが攻めて来て、

捕虜たちを解放したそうです!奴らは調子に乗って、もう一つの収納所を・・・・・・!!」

コンガ「ウハウホ!!よろしい・・・・・・。では、その収納所、多くの手下を配置し、

オレンジトラップ、仕掛けるがいい。奴ら、どのように戦うか見せてもらおうではないか・・・・!」

コンガの手下「はっ!では、さっそく・・・・・・。」


バンジョー「おおおおっ!!」 バンジョーは剣で一匹のコンガの手下を斬った。

コンガの手下「ウギ!!」 斬られた敵は倒れ、6人はさらに進んだ。

そして、ついにバンジョーたちはもう一つの収納所へ来た。

チンピー「ここです!ここが僕の両親が閉じ込められているもう一つの収納所です!!」

ここの収納所にある牢屋は一つだけだが、さっきのところよりもとても大きかった。

そして、その中にいるチンピーの父と母の目線にチンピーがいた。この二人は牢屋に、

閉じ込められているせいで、暗かったが、チンピーを見て、気力を取り戻したように彼に叫ぶ。

チンピーの父「チンピー!チンピーだな!?お前はチンピーだな!!??」

チンピーの母「チンピー!あなたは私の可愛い息子のチンピーなのね!!」

チンピー「母さん!!父さん!!」 チンピーも牢屋に閉じ込められている両親の呼び名を叫んだ。

カズーイ「バンジョー!さっさとあの牢屋をぶち壊しちゃって!!」

バンジョー「よぉぉぉぉし!!!」  バンジョーは牢屋を壊し、皆を救おうと走った。

しかし、その途中、バンジョーの右足が地面にある謎のオレンジのパネルを踏んだ。

その時、そのパネルからオレンジ色の液体が噴出した。 プシュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

バンジョーとカズーイ「うわあああぁぁぁぁっ!???」 バンジョーはいきなり、

自分の踏んだパネルからオレンジ色の液体が噴出したので、それに驚いてさがった。

バンジョー「ぐふっ・・・・・・!!」 バンジョーは何か痛みを感じたか後ろに扱けた。

カズーイ「なっ!?バンジョー・・・・・・!あっ!!」 カズーイはバンジョーの右足を見て驚いた。

彼の右足がオレンジ色の液体によって溶けかかっていた。そこから血も少し出ていた。

バンジョー「くぅ・・・・っ!!」 バンジョーは右足を痛がって、そこの近い部分を押さえていた。

チンピー「このパネルは・・・・・・オレンジパネル!!!」

プルレス「オレンジパネル!?」

チンピー「そのパネルを踏んだ者はそのパネルから溶解オレンジの果汁が噴水のように噴出して、

その者を一瞬で溶かしてしまう、第37攻撃部隊専用の恐ろしい戦略トラップです!!」

ボトルズ「すなわち・・・・・・!グランティが作った特殊な地雷ですね・・・・・!」

ベス「くっ!バンジョー!大丈夫か!?」 ベスはバンジョーに駆け寄る。

バンジョー「う・・・ぬ・・・・・っ!」 バンジョーは右足の痛みに耐えながら立ち上がった。

カズーイ「気をつけて!他にオレンジパネルが多く置かれているかも知れないわ。」

バンジョー「くっ!!避け切れなかったら完全に溶けちまう・・・・・・!!」

コンガの手下「ウキイィィィ!!!」 「ウキャウキャアアァァァァァ!!」 「ウキャキャアァァッ!!」

そこに、コンガの手下たちが複数現れてバンジョーたちを囲んだ。

ベス「くそっ!!チンピラザルどもがぁ・・・・・!!」 ベスは敵が来たのでヤリを構える。

コンガの手下「かかれぃ!!!」 「ウキイイィィィィイ!!!!」 敵のサルどもが一斉に跳びかかる。

バンジョー「ちいい・・・・・!でえぃっ!!たあっ!」 バンジョーは剣を振り回し手下を3匹斬った。

ベス「とぅああぁぁっ!!であああっ!!」 ベスはヤリで敵を貫き、その後抜いて、もう一匹を叩いた。

コンガの手下「ウキャ・・・ッ!キィ・・・!」 ヤリに叩かれた手下は後ろに回転し、ベスから遠ざける。

ベス「ぬっ・・・・・!おわああぁっ!!?」 ベスはその手下を追うが、その先にはオレンジパネルが。

ベスの左足がそのパネルに踏んだので、そこからオレンジ色の溶解液が噴出した。

プシュウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥ ベスは危うく後ろにさがり、その溶解液の噴出から避けた。

ベス「うぐっ!!??」 ベスの左足もパネルからの溶解液で溶けかかっていた。しかし、

ベスはその痛みに耐え、目の前に迫るコンガの手下の胸にヤリを突き刺した。 ザクウゥッ

コンガの手下「ウキャ・・・・・・・!」 ベスがヤリを抜くと、胸を刺されたコンガの手下は倒れた。

バンジョー「うぅりゃあああぁぁぁぁぁ!!!!」 バンジョーは剣で次々とコンガの手下を斬り続けていた。

ズバ ズバ ズバ ズバ ズバ 次々と倒れていく手下たち。そして、剣を持った手下が立ち向かう。

コンガの手下「ウ~キィアアアァァァァ!!!!」 手下は剣を思いっきり振ってバンジョーに斬りかかる。

カキィィン バンジョーも斬りかかるが、それによって自身の剣と敵の剣の押し合いが始まった。

バンジョー「ぐううぅぅぅ・・・・っ!??」 コンガの手下「ウギギギギギギ・・・・・!!」

カズーイ「バンジョー!しっかり!!」 カズーイはバンジョーを応援した。

バンジョー「っ!?むぅん!!」 バンジョーは強く剣を押さえ、敵の剣を弾いた。

コンガの手下「ウキャ・・・・・!?」 コンガの手下は敵の剣に押され、ついに自身の剣が弾かれた。

バンジョー「でぇやああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 バンジョーは思いっきり剣を振って、

斬りかかったが、なんと、手下に避けられる。しかし、剣の勢いが止められず、

剣をオレンジパネルについてしまった。 カン プシュウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥ

パネルからオレンジ色の溶解液が噴出したので、剣がそれによって、溶けてなくなってしまった。

バンジョー「くっ!!剣が・・・・・・!ちくしょう!!」 バンジョーはそう言ってさっき避けた敵を殴り倒した。

コンガの手下「ウキキキイイィィィィ!!!」 さらに後ろから別の手下が襲い掛かり、

その後ろに気づいたカズーイは嘴でその敵を弾き飛ばした。 ガチイィ  弾き飛ばされた手下は、

オレンジパネルのところに叩きつけられる。すると、パネルからオレンジ色の溶解液が噴出した。

コンガの手下「ウギャアアアアアァァァァァァ・・・・・・!!!!!」 プシュウウウウウウゥゥゥゥゥゥ

オレンジの溶解液によって、コンガの手下は物凄い勢いで溶かされてしまった。

ボトルズ「ちぃ!!」 ボトルズもマシンガンで応戦し、手下たちを撃ち殺した。しかし、

その弾の一発がオレンジパネルにあたり、そこからオレンジの溶解液が噴出していた。 プシュウウゥゥゥ

ボトルズ「まただ・・・・っ!!!」

プルレス「一体何個設置されているんだ・・・・・・!!?」

バンジョー「それに、この敵の数も多すぎる!どうすれば・・・・・・!!」

カズーイ「きいいぃぃぃ・・・・!こうなったら・・・・・・!!!」 カズーイは両足を出して、地面についた。

バンジョー「わわっ!!何をするんだ!??」

カズーイ「カズーイダッシュ!!!!!」 カズーイは物凄い走りで、収納所中を走り回った。

プルレス「うわっ!!カズーイって走ると早いんですね!」

ボトルズ「でも、カズーイってば何を考えているんですか!?敵を倒さずに、走り回ってるだけで・・・・。」

カズーイはとにかく走り回り続けた。カズーイの前にオレンジパネルが。

しかし、カズーイは早い走りでそのパネルを踏み越え、そのパネルを通り過ぎた。

すると、パネルからオレンジの溶解液が噴出した。早い走りでパネルを踏んだ後で、

そのまま速く走れば噴出する溶解液を簡単に避けられる。それがカズーイのアイデアであった。

バンジョー「凄い・・・・・!カズーイのハイスピードでトラップを避けれた・・・・・!!」

カズーイ「へへーん!どんなもんよ!!」 カズーイは調子にのって、さらに走り回ると、

次々とパネルを踏み越える。多くのパネルからオレンジの溶解液が次々と噴出するが、

カズーイはそれを次々と避けた。ベスにチンピーやボトルズたちもこれに感心した。

ベス「す・・・・・すげえぇ・・・・・・!」

チンピー「あの恐ろしいトラップを破ったなんて・・・・・。」

プルレス「これで敵の作戦が敗れたわけですね!」

ボトルズ「す・・・・・すごい!すごすぎます・・・・・・!!」

カズーイ「これで全てトラップは消えたはず!!」

カズーイはそう言うと、両足を引っ込め、バンジョーが再び立つ。

つづく

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木々から隠れたバンジョーたちが見たのは、チンピーの仲間たちを収納した所であった。

そこには何個か大きな四角い鉄の牢屋があり、そこにそれぞれサルたちが捕まっていた。

ボトルズ「警備してる奴もいます・・・・・・!」

ベス「見張りか・・・・・。助けたいけど、コンガと戦うのにあまり力を使うわけにはいかないし・・・・・。」

収納所には複数のコンガの手下のサルたちが銃や剣を持ちながら、

周りから敵が来るかわからないので、念のため警備をしていた。

カズーイ「ちっ!本当なら今すぐ一匹残らずやっつけたいけどね・・・・・!」

ボトルズ「でも、この基地のボス、コンガはティッカー族総統以上に凶暴です。

もし、君たちがここで暴れまわったら、奴がすぐ来て、攻撃を仕掛けますよ?」

バンジョー「奴が来たなら僕たちにとって好都合。返り討ちにすればいいさ・・・・・!」

チンピー「いけません・・・・・!奴の溶解オレンジは協力です。

何万個もある溶解オレンジは当たったら身体の一部を溶かしてしまうほどの威力なんです。」

ベス「それに、近距離攻撃を得意とする君たちでは、

遠距離攻撃を得意とする奴には勝つ確立は少ないかも知れない。それは悔しいけどよ・・・・。」

カズーイ「でも、ボトルズ。マシンガン持ってるんじゃない?」

ボトルズ「え!?も・・・・持ってますけど・・・・・・;」

ボトルズは確かにマシンガンを持っている。しかし、ボトルズは汗を流し、チンピーはこう言った。

チンピー「何ヶ月前かとあるレジスタンス軍が銃器を武装した者による部隊を編成し、

このアジトに襲撃したんです。彼らは一斉射撃でコンガを攻撃しましたが、

コンガは大技、溶解オレンジ連続投げで一瞬で無数の溶解オレンジを投げて、

レジスタンス部隊の銃弾全てが全ての溶解オレンジに当たり、コンガに届かなくなりました。

一斉射撃を封じたコンガは反撃に、続けて溶解オレンジ連続投げで部隊を全滅させました。」

ベス「溶解オレンジ連続投げ・・・・・!いかに恐ろしそうな技だぜ・・・・・!!」

バンジョー「普通の銃器では敵わないって事か・・・・!」

カズーイ「じゃあ、あたいたち、勝ち目ないって事!??」

ベス「いや・・・勝ち目なくても俺たちは奴を倒さなきゃいけない。」

ボトルズ「ですが、奴には溶解オレンジがあるんでしょ!?」

ベス「それを防ぐ方法を考えなければならないんだろう?」

ボトルズ「確かに・・・・・。」

チンピー「その前に仲間の救出が先です。でも・・・・警備員たちが・・・・・・。」

収納所では、複数のコンガの手下が警備をしていた。

「はぁ~あ。見張りって暇だなぁ。」 「当分、敵来ねーから、警備する必要なくね?」

「でもよ。万が一って事もあるんだろ?」 「うーん・・・・・・・。」

カズーイ「何よ。敵ならもうとっくに来てるのに・・・・・・。」

バンジョー「しっ!バレたらどうするんだ!??」

コンガの手下たちは警備が暇であった。その時、一匹の手下が収納所に来た。

コンガの手下「ウキッ!!」 「ウキィーッ!!」 一匹が敬礼すると、他の手下たちも敬礼した。

いわゆる挨拶と言っていいかも知れない。

「大変だ!我々の仲間が何故か次々と倒れていったんだ!!」

「ええっ!??」 「まさか、敵が潜んできたんじゃないだろうな・・・・・!?」

「怪しい奴がどこかに潜んでいるかも知れない。お前たちも探すの手伝ってくれ!!」

「おうっ!!!」 コンガの手下たちは侵入者らしき者を探そうと収納所から離れて行った。

バンジョー「敵はいなくなった!今だ!!」 バンジョーが木々から出てくると、

ベスやボトルズ、チンピーも木々から出てきて、収納所に来た。

牢屋に捕らわれたサルたちはバンジョーたちを見て、彼らに声をかける。

「だ・・・・誰ですか!あなたたちは!!」 「グランティの連中なのですか!??」

バンジョー「違う。僕たちはあなたを助けに来ただけです!」

カズーイ「グランティじゃないわ。正義の味方よ!!」

牢屋の中で、子供たちがチンピーを見て、彼に声をかけた。

「あ!チンピーだ!!」 「君はチンピーなんだろ!!」

チンピー「え?あ!うん、そうだよ!!君たちを助けようとしたんだ!!」

ベス「俺はグラブリンの戦士ベス!君たちを助けに来た!!牢屋は3つあるな・・・・・!」

ボトルズ「皆さん!さがってください!今、バンジョーたちが助けます!」

バンジョー「よぉし・・・・・!ローリングアタック!!」 バンジョーは一つ目の牢屋に近づき、

ローリングアタックでオリを壊した。一つ目の牢屋に閉じ込められたサルたちは開放された。

バンジョー「よし!次っ!!」 バンジョーはすぐさまに二つ目の牢屋に向かって走った。

カズーイ「キキツキアタック!!!」 牢屋に近づいたバンジョーとカズーイ。

カズーイはキキツキアタックでオリを壊した。二つ目の牢屋に閉じ込められた捕虜は解放された。

ベス「はああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 ベスはヤリを突き出して、オリの棒を一つずつ突き刺した。

そして、ヤリを回転させて、思いっきりオリを叩くと、オリは吹き飛んだ。

これで全ての牢屋のオリは壊され、サルたちは開放されました。

「やったああぁぁぁぁ!!」 「俺たちは救われたぞぉ~!!」 「ウキ~ウッキ~!!」

サルたちは開放されたので喜んだ。バンジョーたちも喜んだ。

ベス「よかったな。ベス。」

カズーイ「後はコンガを倒すのみ!!」

チンピー「・・・・いえ!実は収納所はもう一つあります!そこに僕のママとパパが・・・・・。

それに、僕たち大好物のオレンジを初めとする食べ物もそこにいっぱいあるのです。」

チンピーは落ち込みながら言った。

バンジョー「よし!次はさっそくそこへ向かおう!!」

ボトルズ「そのもう一つの収納所はどこにあるんですか!?」

チンピー「ウキッ!そこは・・・・・・・。」 チンピーが言おうとした途中、

複数のコンガの手下たちが戻ってきた。手下たちは捕虜たちが開放されたところを見てキレる。

コンガの手下「なんだ貴様らぁ!!ウキー!!」 「喜ぶ声が聞こえたと思ったら、

誰かに助けられたわけだなぁ!!」 「またオリ作らなきゃならんのか!ちっきしょー!!」

サルたちはコンガの手下たちの怒声に怒った。しかし、チンピーは勇敢に手下たちの前に立つ。

チンピー「ウッキー!そろそろこのジャングルを返してもらうよ!!」

チンピーは手下たちに指を指して言った。コンガの手下たちは怒って一斉に飛び掛る。

「やろおおぉぉぉぉ!!!ウキッ!??」 すると、一匹がバンジョーに殴られて、倒れた。

「ウキャッ!??」 バンジョーに飛び掛ろうとしたもう一匹が、カズーイは嘴でその者を突き飛ばした。

カズーイ「・・・・そう言えば、ここはグランティの基地だったね・・・・?」

コンガの手下「ウキィィィィ・・・・・!それがどうした・・・・・・!?」

カズーイ「じゃ、このグランティ基地の奴らははあたいたちの第1の犠牲者たちと言う事ね^^」

ベス「そして・・・・お前達のボス、コンガを倒して、父と母と弟の仇を取るっ!!!」

バンジョー「行くぞ!グランティ!!!」

コンガの手下「許さ~ん!かかれえぇっ!!!」 「ウキィィィィ!!!」 「ウキキイイィィィィィ!!!!」

コンガの手下部隊は一斉にバンジョーたちに向かって飛び掛った。バンジョーたちも迎え撃つ。

コンガの手下「ウキィ!!」 手下がバンジョーに手刀をくらわせようとする。

バンジョー「む!はっ!!」 しかし、腕で敵の手刀を受け止め、敵の腹を殴り、頭にチョップした。

コンガの手下「ウキ・・・・・!?」 一匹目が倒れた。次は3匹がそれぞれ剣を持って攻撃を仕掛けた。

「ウキキキイイイイィィィィィィィ!!!!」 3匹は斬りかかろうとする。次はカズーイが攻撃する時だ。

カズーイ「キキツキアタック!!!!」 カズーイはキキツキアタックで、嘴を連続で突き出す。

3武器の敵は剣を振って、カズーイの嘴と弾きあいながらも戦い続けた。

キンキン カキン キィン カン カキン そして、カズーイは思いっきり嘴を突き出した。

キイィィン カズーイの嘴攻撃によって3匹の剣は弾き飛ばされた。カズーイは続けて攻撃する。

カズーイ「キキツキアタック!!!!」 カズーイは再度キキツキアタックで3匹を倒した。

「ウギャアアアアァァァァ・・・・・・!!」 ベスは既に他のコンガの手下たちと戦っていた。

ベス「でやあぁ!!はっ!!おぅらあああぁぁぁ!!!」 バシン バシン ザクウゥゥゥッ

コンガの手下「ウギッ!?」 「ウギャ!?」 「ウキィィ・・・?!!」

ベスはヤリを振り回し、二匹を手下を叩き倒すと、別の一匹を突き刺した。

しかし、また一匹が後ろからベスに襲い掛かる。それを気づいたベスはヤリを抜いて、

その敵を突き刺し、その敵から素早く抜いた。敵は倒れた。

コンガの手下「ウキャアアアァァァァァ!!!!」 今度は二刀流の手下がベスに挑む。

コンガの手下は二つの剣で素早くベスに斬りかかる。ベスは走って、その者に攻撃を仕掛ける。

ベス「ぬぅ・・・・!ふん!!」 ベスの走りの方が早く、ヤリで二刀流の敵を突き刺した。

「な・・・・はや・・・・・!!」 ベスがヤリを抜くと、手下は血を吐いて、倒れた。

一方、ボトルズは4匹の敵の前に腰を抜いていた。

ボトルズ「あわ・・・・あわわわわわわわわ;」 4匹は恐ろしい形相でボトルズを睨んでいた。

コンガの手下「ウキキキキキ・・・・・!こいつ弱そうやなぁ・・・・・!!」

「やっちまおうぜ!!」 「ウキイイィィィィィィ!!!!」 4匹はボトルズに襲い掛かった。

ボトルズ「ひっ!く・・・・来るなああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 ボトルズは怖さのあまり叫んだ。

しかし、その恐怖心がボトルズに武器を使わせた。マシンガンを発砲し、4匹を撃った。

「ウギギギギイイイイィィィィィ!!?????」 「バ・・・・・馬鹿・・・な・・・・!!」

4匹はボトルズのマシンガンに撃たれ、倒れた。しかし、ボトルズはまだ恐怖心が残ってるせいで、

まだ発狂してマシンガンを連射し続けて、他のコンガの手下を撃ち続けた。

ボトルズ「ああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」

コンガの手下たち「ウキイイィィィィィィィ!??」 「ウキャキャキャキャ!!!」 「ウッギイイィ!!」

ボトルズ以外の者たち「す・・・・・すげぇ・・・・・・。;;;」

バンジョーたちは発狂しまくるボトルズが次々と敵を倒しているところを見て、複雑であった。たぶん(

コンガの手下「ちぃ・・・・!ウキッ!!」 最後に残った一匹はすぐさま逃げた。

チンピー「ウキャ!?最後の一匹がコンガに報告しようとしている!!!」

バンジョー「そうはさせるかぁ!!!」 バンジョーがそう言った後、

カズーイはリュックから自分の両足を出し、地面につく。

カズーイ「カズーイダッシュ!!!!」 カズーイは物凄い速さで走り、

あっという間にコンガの手下の前に着いた。手下は驚く。

コンガの手下「鳥が物凄いスピードで走っただとぉ・・・・・!??」

カズーイは両足をリュックに引っ込め、バンジョーがまた地面に立った。

バンジョー「とおぅ!!」 バンジョーはコンガの手下の顔面を思いっきり殴った。

コンガの手下「ウ・・・・キ・・・・・・・!!」 ついに最後の手下も倒れた。他にも手下はわんさかいるのだ。

なんとか戦いは終わり、一安心した一同。

バンジョー「ふぅ・・・・・・。なんとか片付いた・・・・・・。」

ベス「ああ・・・・・・・。コンガがここにいるうちになんとか非難させてあげなきゃ・・・・・・。」

カズーイ「そうね。また捕らわれたら面倒なもんね!」

ボトルズ「ええ・・・・・・。あれ?なんだ?あの小さい牢屋は?」

ボトルズはある緑の牢屋を見つける。その中にいるのは、サルではなかった。

身体が青くて、頭がかわいらしい動物のような顔をしていた。

しかし、この者は何故か暗かった。閉じ込められたら誰だって暗いが、その者はさらに暗かった。

チンピー「ウキ・・・・!?あ!そういえば、こいつがいたんだ!!!」

ベス「こいつ?」

チンピー「うん。緑色の牢屋に捕まっている変な生物だけど・・・・・。」

バンジョー「・・・・よし!助けてあげよう!」

バンジョーはそう言うと、緑の牢屋に近づく。

バンジョー「はっ!!」 バンジョーは回転蹴りでオリを壊した。

青い変な生物「っ・・・・・・!?」 青い生物は自分を閉じ込めたオリが壊れたので、

その前を見る。そこに、笑顔のバンジョーとカズーイがいた。

バンジョー「さあ。もう大丈夫だよ^^」

カズーイ「感謝しなさいよね♪」 二人にそう言われた青い生物はいきなり青く輝きだし、

すぐに牢屋から飛び出し。バンジョーとカズーイの周りを嬉しそうに飛び回った。

青い生物「ジンジョオオォォォ――ウェェェ―――――イ!!!!!」

そして、二人の真上で手足を広げたポーズすると、二人の前に着陸した。青い輝きは消えたそうだ。

青い生物「ヤッホー!ボク、ジンジョー!!」

バンジョー「ジ・・・・ジンジョー・・・・・!?;」

カズーイ「あんた・・・・凄い喜びすぎね;まあ。いいけど。」

ジンジョー「うん!僕はジンジョー族!助けてくれてありがとう!!」

バンジョー「うん。どういたしました^^」

ジンジョー「はい!ちなみに僕はブルージンジョーのプルレス・ブルーです!」

バンジョー「ジンジョー族にも名前があるのか・・・・。僕はバンジョー!」

カズーイ「あたいはカズーイよ!ちなみにこのモグラはボトルズね。」

ボトルズ「よろしくお願いします。」 ボトルズは礼儀正しくプルレスに挨拶した。

ベス「急に明るくなったな。でもいいか。喜んでるしw」

チンピー「ところで、なんでこんなところで捕らわれたんだい?」

プルレス「実は去年・・・・僕たちジンジョー族が皆グランティの奴隷にされてしまったんです・・・・。」

ボトルズ「去年・・・・・!?もしかして、一年前のファイナリック・ミレニアム・バトルの事ですか!!??」

チンピー「ファイナリック・ミレニアム・バトル!そう言えば、この戦争はグランティが起こしたんだと・・・!」

ボトルズ「・・・・どうりで今年でほとんどのジンジョーが蒸発してしまったわけですね・・・・・!」

バンジョー「たしか、ジンジョー族って人間に近い平和を愛する怪人類だって・・・・・?」

カズーイ「ええ。ぬいぐるみらしい可愛らしさで女性に人気があるらしいって。」

プルレス「僕の仲間は各地でグランティに捕らわれているはずです・・・・・・。

僕たちジンジョーを助けて!これ、あげるから・・・・・。」

プルレスはそう言うと、ゴールデン・ジグソーと青い光の玉をバンジョーたちに見せた。

つづく

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