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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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グラントリング「き・・・貴様は・・・・・・!!ク・・・・・・。」

一人のグラントリングがそう言ってる途中に、少女が一瞬で、ピストルを連射した。

ダダダダダダダダダダダダン  彼女の連射によって、グラントリングたちが、

左から次々と撃たれて倒れた。少女は銃の名手であるらしい。

プルレス「す・・・・凄い・・・・・・!敵部隊が一瞬に・・・・・!」

ボトルズ「ピストルの弾が一瞬で数十発くらい出た・・・・!普通の人間では難しいかも知れない・・・・!

彼女はそれを簡単に・・・・・・・!!」

カズーイ「・・・・・ちょっと!あんた、何者?」

少女「っ!?」

少女は後ろからカズーイに聞かれたので、後ろに向かって、カズーイを見た。

少女「・・・・・大丈夫?」 すると、少女は急におとなしい表情で言った。

いきなり現れた時は戦う女らしいクールな表情であったのだ。

バンジョー「・・・・うん。平気さ。でも、君は・・・・一体誰なんだい?」

カズーイ「いきなりプールから出てきては、一瞬で敵部隊を掃討したので、普通じゃないと見えるけど?」

少女「・・・・私は、サリマ。グランティを追う者よ。」

ボトルズ「グランティを追う者・・・・!?もしかして、奴らと戦っていると言うのですか!?」

サリマ「ええ。でも、私だけじゃない。私には多くの仲間がいる・・・・。」

ボトルズ「多くの仲間・・・・・。まさか・・・・・あなたは・・・・・・・CRASHER??」

サリマ「・・・・・そうよ。でも、その事はあまり聞かない方がいいわ。

私たちは政府とは仲が悪いの。彼らにこれ以上、私たちの活動を明かしてはいけないのよ・・・・・!」

プルレス「・・・そうだ!グランティと戦うと言うのなら、僕たちと一緒に旅をしようよ!!

仲間が増えればいつか、グランティなんて怖くなんか・・・・・・!」

サリマ「・・・・・それはできない。」

バンジョーたち「え?」

サリマ「・・・・貴方たちと・・・・あまり関わりたくないの。」

バンジョー「でも、君はさっき、僕たちに気遣ってくれたじゃないか!?」

サリマ「ごめんね・・・・。でも、今は・・・・ある任務を遂行しなければならないのよ・・・・・!」

カズーイ「ある任務って何よ?」

サリマ「・・・・・・・おたからザクザクびーちを占領しているグランティを倒す事・・・・・。」

バンジョー「ええ!じゃあ、君もおたからザクザクびーちへ行くのかい!?」

サリマ「ええ。私はその島で、グランティ第6海軍のニッパー部隊を倒すわ。」

カズーイ「ニッパー!?グラブリン族のベスから聞いたけど・・・・・・。

そのニッパーってどんなヤツなの・・・・・・・!?」

サリマ「詳しくは、私にもわからない・・・・・。でも、私は必ず奴を倒してみせる・・・・・!!」

サリマはそう言うと、いきなりジャンプして、下の深いところにある入り口の前に着地した。

そして、サリマはそのまま入り口に入っていた。

カズーイ「入り口に入ったわ!」

バンジョー「よし・・・・!僕らもっ!!」

ボトルズ「よし!では、あの大きなパイプ?を登って、川を越えましょう!」

バンジョー「よし!!」 4人は大きなパイプを登って、川を越えた。

そして、別のところについたバンジョーたちは下の入り口のところに向かうように進む。

しかし、これ以上いった落ちるので進めず、4人は足を止めた。

プルレス「この下のところをどう着地すれば・・・・・・。」

バンジョー「カズーイのはばたきで僕とカズーイはすぐに着地できるけど、

ボトルズやプルレスを放っておくわけにはいかないし・・・・・。」

ボトルズ「・・・・・っ!緑のロープがある!!」

ボトルズは目の前にロープがある事に気づく。このロープを使えば、下のところへ行けるのだ。

バンジョー「なるほど・・・・・!これで誰でも下のところへ行けるなんだね!」

ボトルズ「では、さっそく皆でこのロープを使いましょう!!」

かくして、4人は緑のロープで深いところへ降りた。

バンジョー「よし!ついにサリマが入った入り口の前に着いたぞっ!!」

4人はついに謎の青い布の青年やサリマが入った入り口の前に立った。

ボトルズ「さあ、行きましょう!!」 そして、4人は歩いて、その入り口に入っていった。


こうして、4人は新たな部屋に来た。そこはまるで、海の世界であった。

床が少し水浸しなのは、その海のイメージのためであろう。

さらに、奥のところに巨大な宝箱があり、その宝箱は何故か開いていた。

バンジョー「ここは・・・・一体・・・・・・!?」

プルレス「なんか海の世界に来たようだね・・・・・・。」

4人は今、立っているのは、階段のようだった。そして、4人はゆっくりと歩き、

やがて水浸しの床に足を踏み入れる。それにより、彼らの足は浅い水に入っていた。

さらに、4人の後ろには、なんと巨大な海賊船のようであった。

それでは、まるで4人が海賊船の中から来た事になる。4人はゆっくり歩いた・・・・。しかし・・・・?

バンジョーたち「・・・・・っ!!?」 4人は何かを見て、いきなり驚いて足を止めた。

彼らの前には、無数のグラントリングの死体があったのだ。

彼らは何者かによって、銃に撃たれたように死んでいて、

それぞれ体から血が流れ、その血が水と混ざっているようだった。

カズーイ「グ・・・・グランティの戦闘員!!でも・・・・何故・・・・!?」

4人はグラントリングたちの無数の死体のところに来た。

プルレス「一体誰が、こいつらを倒したんだろう・・・・・?」

ボトルズ「もしかして、CRASHERが・・・・・・・!?」

バンジョー「・・・・もしや、サリマって人が・・・・・?」

謎の声「わーっはっはっはっはっはっはっは!!!!!」 その時、謎の笑い声が部屋中に響いた。

バンジョーたち「っ!!???」 4人はその笑い声を聞いて驚いた。

カズーイ「ど・・・どこからこの笑い声が・・・・っ!!?」

ボトルズ「っ!!あそこです!!」 ボトルズが指さしたところに、皆が向く。

そこは、海賊船の上であった。そこに、マシンガンを持っていた青い布の青年がいた。

その青い布は渋い成人が着そうなコートを着て、両手が緑の手袋をしていた。

バンジョー「だ・・・・誰だ!?君は・・・・・!」

青い布の青年「うるせぇよ。熊のクセによぉ・・・・。」

ボトルズ「このグラントリングたちが死んでいるのは、あなたの仕業ですか!?」

青い布の青年「は?あたりまえじゃん。グランティの連中は死んで当然だろうよ。」

プルレス「じゃあ、僕たちの仲間に・・・・・・。」

プルレスは青い布の青年が自分たちの仲間になろうかと思っていた。しかし、それは間違っていた。

青い布の青年「誰がてめーらのようなバカどもの仲間になるか。バーカ!」

カズーイ「バ、バカですってえぇ!!?ちょっと、あんた一体何様なのよっ!!」

青い布の青年「ああ、バカだね^^俺はそのバカが生きているのがムカつくんだよ!!」

青い布の青年はそう言うと、バンジョーたちに向かってマシンガンを構える。

バンジョー「っ!!僕たちを殺すのか!!?」

青い布の青年「そうだよ・・・・・!」

ボトルズ「っ!まさか・・・・あの時、魔法のナベの部屋で僕たちを撃とうとしていたのは・・・・・・!!」

ボトルズは気づいた。あの時の魔法のおなべの部屋で、いきなり何者かが、

不意をついたように、自分たちに攻撃を仕掛けた。その者が・・・青い布の青年ではないかと。

青い布の青年「あの時・・・・?ああ、俺だよ。」

プルレス「なんで・・・・!どうして僕たちに攻撃を仕掛けたんだ!?」

カズーイ「あんた、一体何者なのよぉ!!そして、その青い布外しなさいっ!!!」

青い布の青年「けっ!うるさいなぁ・・・・・。俺の名前は、ダッタ。

そして、この青い布は外さねぇ。絶対。」

ボトルズ「あなたは・・・・・何故、ここにいるのですか?」

ダッタ「けっ!冥土の土産に教えてやるよ・・・・・!

あの巨大な宝箱が見えるだろ?お前らの後ろの奥だ。」

ダッタにそう言われた4人は後ろの奥を向いた。そこに、巨大な宝箱がある。

その宝箱は既に開けてあり、さらに、【おたからザクザクびーち】という白い文字が描かれていた。

プルレス「た・・・・宝箱・・・・・・!?」

ボトルズ「しかも、おたからザクザクびーちという文字が・・・・!」

ダッタ「そうよ。この宝箱は実は、

グランティ専用のおたからザクザクびーちに行くための転送装置だったのさ!

だが、何故か俺らが侵入したせいか、閉じちまった。そこに、てめーらが、

おたからザクザクびーちの写真のジグソーを完成させたから、また宝箱が開けて、

おたからザクザクびーちに行けるようになったのさ。サリマの奴が、

これをチャンスに、いち早く、この宝箱の中に入って、おたからザクザクびーちに行きやがった・・・・。」

バンジョー「え!?君は・・・・・サリマと仲間だったのか・・・・!?」

ダッタ「ああ。同じCRASHERの同士としてな・・・・・。」

プルレス「じゃあ、僕たちの仲間に・・・・・・!」

ダッタ「なるわけねーだろボケエエエエェェェェェ!!!!!!」

ダッタはいきなり怒り狂ってマシンガンを発砲した。無数の弾がバンジョーたちに迫る。

バンジョーたち「うわあああぁぁぁぁ!????」 4人は間一髪避けた。

カズーイ「ちょっとおぉ!!何すんのよ!!!」

ダッタ「お前らのような俺らより優れた力を持つ奴はなぁ・・・・・。

存在してるだけで喧嘩売ってるんだよ。ばーか!」

ボトルズ「っ!?」

ボトルズはダッタの言葉に何かを思い出していた。そう、ブレンチルダのあの言葉である。

ブレンチルダ『私の仲間は皆、壮大な力を持ったあなたたちを警戒していると思うわ。』

ボトルズ(ブレンチルダさんの言うとおりだとしたら・・・・・・!

あのダッタと言う青年も・・・・バンジョーとカズーイの秘めた力を警戒してるというのか・・・・・!!?)

ダッタ「てめーら熊と鳥が最強の力を取り戻す前によぉ・・・。ここで消してやんよっ!!」

ダッタはそう言いながら、バンジョーとカズーイにマシンガンの銃口を向けた。

バンジョー「ちぃ・・・・っ!」

カズーイ「バンジョー!どうやらここは戦うしかないようね・・・・・!!」

バンジョー「うん・・・・・・!!」

ダッタ「死ねええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」 ダッタはマシンガンを発砲し、連射する。

バンジョーとカズーイは無数の弾を間一髪避けた。

バンジョー「くっ!あいつは遠距離攻撃が得意か・・・・・!」

カズーイ「でも、こっちだって遠距離攻撃があるわよ・・・・・・!

見てなさい!!バンジョー、距離を・・・・・!!」

バンジョー「よーし!」  バンジョーは海賊船から少し距離をとったところへ走った。

ダッタ「逃げんじゃねぇよ!!!」 ダッタはバンジョーを逃がさんとマシンガンを連射した。

しかし、一発も当たらず、ダッタが攻撃を休めたときに、バンジョーは急に止まった。

そして、バンジョーがダッタの前に向き、カズーイがダッタに向かって口を大きく開いた。

カズーイ「タマゴミサイル!!!!」  そして、カズーイの口からタマゴが発射された。

そのタマゴはミサイルのごとき速く、ダッタに向かってくる。

カズーイ「このまま直撃を受けてしまえ!!!」

ダッタ「・・・・・・へっ。」  間もなく、タマゴがダッタに近づきつつあった。しかし、ダッタは避けなかった。

それどころか、何処か余裕があるように笑みを浮かべているように見える。

ダッタはコートの中に手を入れた。

ダッタ「かあぁぁっ!!!」 すると、そこからナイフみたいなのを出して、

それを一瞬で振って、カズーイのタマゴを斬った。斬られたタマゴは破裂してしまったが、

その衝撃はダッタにとどいていないようだ。ダッタは銀のナイフでタマゴミサイルを防いだのだ。

カズーイ「な・・・・・・っ!!?」

バンジョー「カズーイのタマゴミサイルが通じないだとっ!!?」

ダッタ「けっ!いつまでもマシンガンだけだと思ってんじゃねぇぞ!!」

ダッタはそう言った後、ジャンプして、海賊船から降りて、水浸しの床に着地した。

ダッタの着陸のせいか、彼の周りの水が一瞬に飛び散った。

バンジョー「くっ・・・・!こいつ・・・・!銀色のナイフで戦うというのか・・・・!?」

ダッタ「マジ勝負はこれからだぜ・・・・・・!!」

つづく

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バンジョー「グ・・・・グランチルダの妹!!?」

バンジョーはいきなり優しそうな女性が妹をさらった憎きグランチルダの妹だと聞いて驚く。

カズーイ「すると、あなたもグランティの手先ね!!??」

グランティを憎むカズーイはブレンチルダを敵として睨む。

ブレンチルダ「いえ・・・・。私はグランティの戦士ではないわ・・・・・。」

バンジョーとカズーイ「え・・・・・・?」 二人はグランティではないと聞いて少し落ち着く。

プルレス「でも、あなたはグランチルダの妹だって・・・・・・。」

ブレンチルダ「確かに、私はグランチルダの妹よ。でも、彼女の行いは、

とてつもなく残酷だった。私はその姉のやる事を許せなく、グランティと戦う決意をしたわ。

だから、貴方たちがグランチルダを倒そうとするのを助けるためにここで待っていたのよ。」

ボトルズ「しかし、何故、僕たちを待っていたのですか?

僕らはただ、バンジョーの妹のチューティを救おうと・・・・。」

ブレンチルダ「確かに、あなたたちはそうしようよしてますね。・・・バンジョーとカズーイ!」

バンジョーとカズーイ「っ!!!!」

二人はブレンチルダが自分たちの名前を知ってる事に驚いた。

カズーイ「ど・・・どうしてあたいたちの名前を知ってるのよ!??」

ブレンチルダ「・・・・私は魔法のナベを使って予言していたのです。

恐るべし力を持った熊と鳥が全ての敵を滅ぼそうとと言う事を・・・・・。

その熊と鳥があなたたちなのです。バンジョー。カズーイ。」

バンジョー「ちょ・・・・ちょっと待ってくださいよっ!僕たちはそんなに危険な力は・・・・・。」

ブレンチルダ「いえ。あなたたちの力は十分に強大よ。まだ魔女には及ばない程度だけど。

私は魔法のナベで、マンボまうんてんの様子を見ていたわ。

あなたたちの必殺技によって、ティッカー族はほぼ壊滅。グランティのコンガも瀕死に陥ったわ。

あの強豪たちを倒したあなたは強い。でも、あなたたちが次々と力を身につけてくるたびには、

いつかは必ず、あのグランチルダと互角、いえ、彼女を上回るほどの最強になるわっ!」

プルレス「バ、バンジョーさんとカズーイが・・・・!?まさか・・・・・?」

ブレンチルダ「そのまさかは必ず起きるかも知れない・・・・・。

だから、私はそんなあなたたちの力を必要なの!

今こそ、あのイジワルオババにお仕置きが必要よ!!!」

ボトルズ「協力とかしてくれんですか?」

ブレンチルダ「もちろん。でも、私に仲間たちがあなたたちを許せるかどうか・・・・・?」

ブレントルダはその語尾とともに少し落ち込んでいく。カズーイはその言葉に疑問を感じる。

カズーイ「え?あんたの仲間が・・・・どうかしたの・・・・?」

ブレンチルダ「・・・・・・まだ教える事はできないわ。私の仲間は皆、

壮大な力を持ったあなたたちを警戒していると思うわ。でも、これだけは教えてあげるわ。

【CRASHER】。その名を持つ者こそが、私の仲間よ。」

ボトルズ「CRASHERですって!!?」 ボトルズはCRASHERと聞いて、驚く。

バンジョー「知ってるの?」

ボトルズ「は、はい・・・・・。確か、CRASHERは・・・・グランティと戦う組織だと・・・・・・。」

ブレンチルダ「そうよ。でも、彼らの中でも恐ろしい事を考える者もいるの。」

プルレス「僕もちょっとかえ知ってる。確か、他の紛争にも手を出したりとか・・・・・。」

ブレンチルダ「ええ。でも、そんな彼らにも優しい人は必ずいるわよ。

あなたたちが次に向かうおたからザクザクびーちでは、CRASHERの戦士たちがいる。

それに、私はグランチルダの秘密をたくさん、知っているわ。」

バンジョー「そのおたからザクザクびーちという場所に、

チューティが捕らわれているところがあるのですか!?」

ブレンチルダ「いえ・・・・・。あなたの妹は・・・・・この砦の最上階にあるかと思うわ。

ですが、そこに行くにはとても難しい・・・・・。この砦を攻略するのはまず、

おたからザクザクびーちに行って。そこには、この砦の謎を解く手がかりがあるかも知れないわ。

それでは、次の機会にまた会いましょう。では!」

ブレンチルダはそう言うと、星型のステッキを振る。すると、ブレンチルダは一瞬で消えていった。

バンジョー「き・・・・消えた・・・・・。」  カズーイ「何者だったのかしら・・・・あの女・・・・・・。」

ボトルズ「ブレンチルダさん・・・・・。あのCRASHERとはどんな関係なんでしょうか・・・・・。」

プルレス「僕の同胞たちの事も知っていればいいんだけど・・・・・。」

プルレスは自分の仲間を探していた。彼は今も、仲間たちの心配をしている。

バンジョー「・・・・よし!おたからザクザクびーちに行ってみよう!!」

カズーイ「そこに行けば、何かがわかるかも知れないわ!!」

ボトルズ「そうですね!行って見ましょう!!」

プルレス「そこに・・・・・僕の仲間がいるというのなら・・・・・!」

ボトルズ「まず、中心の床にある大きな丸い盤に行って、その盤から続いている坂道があります。

その坂道を渡って、上に登っていき、あの別の部屋への入り口に入りましょう!」

バンジョーたちは中央のグランチルダの顔が描かれた盤の上に立った。

バンジョーたちはしばらく自分たちの足に踏まれているグランチルダの顔を見ていた。

その顔はまるで、自らの悪意を表すような表情であった。

4人はそんなグランチルダの顔を見て、怒りを感じた。

バンジョー「グランチルダめ・・・・・っ!よくもチューティを・・・・・・!!」

カズーイ「ひっどい顔だわ・・・・・・!」

プルレス「ジンジョー族、僕たちの仲間を不幸のどん底に落としたグランチルダ・・・・!

僕はお前を必ず許さないぞ・・・・・・っ!!!」

ボトルズ「っ・・・・!さあ、進みましょう!!!」 ボトルズがそう言った後、

一行は坂道を走り、上に登る。そして、一行はついにこの部屋でもう一つの入り口へと入り込んだ。


一行はまた新たなる部屋へとたどり着いた。

そこはさらに暗く、彼らの前には、右の大きなパイプから流れる川のごとく水が流れていた。

バンジョー「ここが次の階・・・・・・?」

ボトルズ「それにしても、おたからザクザクびーちへの道はどこにあるのでしょうか・・・・。」

一行は前へと歩き、川のようなところの前で止まって、また警戒する。

プルレス「・・・・・あっ!!前方にオンプドアが!!」 プルレスが叫んで指刺したところを皆は見た。

川を越えたところの右辺には山のようなところがあり、

その上にオンプドアがあった。それこそが、次の階へと道を防ぐ物でもあろう。

バンジョー「おお!オンプドアがあるのか!でも・・・・・・。」

残念ながら今のバンジョーにはオンプを持っていなかった。

カズーイ「おたからザクザクびーちに行けば、オンプとか見つけれるんじゃない?」

ボトルズ「しかし・・・・・そこへの道はどうやって・・・・・ああっ!!」

ボトルズは左の方向を見て、驚く。他の3人も彼の声を聞いて、左の方向を見た。

そこはなんと、谷のように深いところあって、パイプから流れた水が滝のように流れていた。

谷のように深いと言っても怪獣の身長でいうと、8メートルくらいである。

バンジョー「あんな下のところに入り口があるのか・・・・・・?っ!?」

バンジョーの言うとおり、確かに下のところに、入り口があった。

しかし、そこに青い布の青年がいて、その青年がいきなりその入り口に入り込んだ。

バンジョーはその青年を見て、何かを感じただろう。

ボトルズ「どうしたのですか?」

バンジョー「今、青い布の男が入り口に入ってきた・・・・・!」

カズーイ「っ!待てよ・・・?ひょっとしたら、その入り口、おたからザクザクびーちの入り口かも!?」

プルレス「だとしたら、僕たちも・・・・・・!」 一行が入り口に向かおうとする途中に、

川からいきなり複数のグラントリングが出てきた。 バシャアァァン バシャシャアアァァァン

グラントリング「ガアァァァウ!!」 「ぉらあああぁぁぁぁ!!!」 「ぎゃおおおおぉぉぉ!!!」

バンジョーたち「っ!!!?」 バンジョーたちは、いきなり川から、複数のグラントリングが、

出てくるとは思わず、驚くばかりであった。グラントリングたちがバンジョーたちの前で着地する。

カズーイ「ちっ!また敵のお出ましね・・・・・!」

バンジョー「さっきと同じ、グラントリング部隊か・・・・・!」

グラントリング「グフフフフフフ・・・・・!よくぞ我が戦友を倒したらしいな・・・・・!

たかが熊と鳥のくせによぉ~!!かかれぇっ!!!」 「わああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

グラントリングたちは一斉にバンジョーに迫る。バンジョーとカズーイも戦闘に入る。

グラントリング「ゴルァ!!」 一人目のグラントリングが拳を振り上げ、殴りかかる。

バンジョー「っ!ふん!!」 しかし、バンジョーは冷静にそれを避け、ハイキックで一人目を倒した。

グラントリング「おおおおぉぉぉっ!!!」 二匹目がバンジョーと組み合いに入った。

バンジョー「んぐっ!くぅ・・・っ!」 バンジョーはグラントリングとの組み合いに力を入れている。

そこに、別のグラントリングが後ろからバンジョーを襲い掛かろうとするが・・・・。

カズーイ「後ろからの奇襲でも通じないわよっ!!!」

グラントリング「ギャゥ・・・・ッ!!」 カズーイはそんなグラントリングを嘴攻撃で突き倒した。

バンジョー「おぉりゃあああぁぁぁぁぁ!!!!」

一方、バンジョーもグラントリングを、思いっきり投げて、下の滝のあるプールへ落とした。

グラントリング「うわあああああああぁぁぁぁぁ・・・・・・・!!!」 バシャアァァァン

今度は剣を持ったグラントリングが剣を振り回して、バンジョーとカズーイに猛攻を仕掛ける。

グラントリング「ぅやあああぁぁぁぁいっ!!えぃっ!!えぃっ!!」

バンジョー「うわっ!!くっ!つっ! バンジョーは敵の剣を避け続けていた。

カズーイ「くっ!こうなれば・・・!キキツキアタック!!!」  キキキキキキキキキキ

カズーイはキキツキアタックで剣を持ったグラントリングを攻撃した。

グラントリング「あぐっ!あっ!あぎゃああぁぁぁぁぁ・・・・・っ!!!」 ヒュウゥゥゥゥ・・・バシャアァァン

カズーイの最後の一突きで、グラントリングは突き飛ばされ、下のプールに突き落とされてしまった。

グラントリング「がああああぁぁぁぁぁ!!!」 また、別のグラントリングが走ってきた。

カズーイ「突進してくる気よ!!」 バンジョー「くっ!どえぃ!!」

バンジョーは向かって来て近づいてきたグラントリングの突進を間一髪避け、

その間にそのグラントリングの背中を一瞬に手で押さえた。すると、グラントリングは走りが止まらず、

謝って下のプールに落ちてしまった。バンジョーはパンチでまた別のグラントリングを倒した。

グラントリング「ぐあ・・・・・!!」 そのグラントリングはバンジョーのパンチ一発でノックアウトした。

バンジョー「どうだっ!!」 バンジョーは勝てる気がしそうで少し微笑んだ。

グラントリング「はっはっはっはっはっはっは・・・・・・・・!!!」

しかし、別のグラントリングの笑い声が聞こえて、バンジョーは再び真剣な表情に。

バンジョー「なんだ・・・・・!?ああっ!!」 バンジョーは川を越えたところを見て驚く。

そこに、ガトリングガンを構えたグラントリングがいたからだ。

グラントリング「ふふふ・・・・・!これで終わらせてやるわぃ!!!」 ドドドドドドドドドドドドド

そして、グラントリングはガトリングガンを発砲。無数の弾がバンジョーとカズーイを襲う。

バンジョー「くっ!!遠距離攻撃だなんて・・・・・・!!」 バンジョーはなんとか避けた。

カズーイ「こっちだって遠距離攻撃があるわっ!!!」

バンジョー「遠距離攻撃・・・・・・!よし!頼むよ、カズーイ!!」

カズーイ「OK!タマゴミサイル!!!」 カズーイは口からタマゴを発射した。

そのタマゴはミサイルのように速く飛び、川を越え、銃器を持つグラントリングに命中し破裂した。

グラントリング「ぎゃあぁっ!!!」 カズーイのタマゴ攻撃を受けたグラントリングは倒れた。

そう、このタマゴはただのタマゴではない。カズーイの必殺技であるタマゴミサイルの弾丸なのだ。

カズーイ「どう?あたいのタマゴミサイルの味は?」

しかし、安心するのはまだ早い。川からまたも複数のグラントリングが出てきた。

バンジョー「また出てきた!!?」 ボトルズ「別の部隊もいたなんて・・・・!」

グラントリング「ぬん・・・・・!構え!!!」

その複数は川を越えた場所に着地し、一斉に遠くのバンジョーたちに向かって銃を構えだした。

プルレス「あいつら!一斉に遠距離攻撃を仕掛けるつもりだっ!!!」

カズーイ「流石にタマゴミサイルでも全滅は難しいわね・・・・・・!!」

このままでは、バンジョーたちが危ない。その時、下のプールからいきなり何者かが出てきた。

その者はバシャアァァァァンと出てきた瞬間から高くジャンプし、バンジョーたちのところに着陸した。

バンジョー「っ!!!?」 カズーイ「だ、誰よ!あんた!」 二人はその者の突然の出現に驚く。

その者の正体はなんと栗色の髪でピンクのスカートに緑のブラウス?を着た少女であった。

その少女はピストルを持ち、グラントリングの射撃隊に向かって構えた。

つづく

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カズーイ「おお!金のオンプが描かれているオンプドアが消えてしまったわ!!」

ボトルズ「そうか!このオンプドアはオンプの力でなくては開けられなかったのですね!

しかし、このオンプドアは一体誰が作ったのでしょうか・・・・・?」

バンジョーの持つオンプの力によってオンプドアは消えて、その先に道はできた。

しかし、そのオンプも力を使い果たしたためか消えてしまった。

バンジョー「っ・・・・。不死の魔術師がくれたオンプが消えた・・・・・・。」

カズーイ「恐らく、オンプはオンプドアを開けるために、全てのエネルギーを使って、

消えてしまったのね・・・・・。」

ボトルズ「でも、オンプは【僕ら】って言ったので、オンプは他にもいっぱいあるんじゃないかと・・・・。」

プルレス「でも、どっち道この先を進めるようになったから、早く先に行きましょう!!」

カズーイ「そうだったわね!行きましょ、バンジョー!早く妹を助けたいんでしょ!?」

バンジョー「あ。うん。そうだね・・・・・。」

バンジョーは少し落ち込みながらも、カズーイに励まされて、少し元気を出した。

そして、一同はオンプドアが消えて通れるようになった入り口を通っていった。


バンジョーたちはついに見知らぬ洞窟に来た。

カズーイ「なんか変な洞窟に来たみたいね。オンプドアは特殊なドアだったから、

その先にはすぐにグランティのアジトかと思ったのに・・・・・。」

カズーイが言うように、この洞窟には変なところがあった。

一つはあるところで、海も水もないのに、浜辺みたいな砂場があるところ。

しかし、そこにジグソーパネルがあり、壁にはまだ未完成の写真が。

どうやら、小さな島のような物が写っているようだが・・・・?

そして、中心の床には大きな丸い盤があり、その盤にグランチルダの顔が描かれて、

ある部分からは坂道があり、その坂道は続くにつれ、上にあがっていて、

その先には通り道の通路があった。他にもあるところに別の入り口もあった。

ボトルズ「・・・・どうやら道は二つあるそうですね。それに、

あの浜辺のようなところにもパズルのように未完成の絵がありますね・・・・。」

バンジョー「うん・・・・!まるで、前のマンボまうんてんのと同じらしいね・・・・。

ちょっと近づいてみよう。」 バンジョーたちはまず、浜辺のようなところに近づいた。

カズーイ「おお!ジグソーパネルがあるわ!!」 カズーイが驚くのも無理はない。彼女の言うように、

浜辺のようなところにもジグソーパネルがあったのだ。ジグソー型の足場、ジグソーパネルがあるから、

壁に張り付いてあるシグソーのように未完成の絵もあるそうだ。

プルレス「よく見ると、この写真、ジグソーのように欠けているところが二つあるな・・・・。」

ボトルズ「このジグソーを完成すれば、何かが起こるかも知れませんね・・・・・。」

カズーイ「・・・そうだ!バンジョー。マンボまうんてんでジグソーいっぱい集まったでしょ?」

バンジョー「え?ああ。そうだな・・・。」 バンジョーは10個のジグソーを持ち出して、それを見つめる。

カズーイ「だったら、この写真のパズルも早くも完成できちゃうかも!」

バンジョー「よし!やってみよう・・・・・・!」 バンジョーはさっそく、ジグソーパネルに立つ。

そして、右手に持つ10個のジグソーが輝き、バンジョーが左手にそのジグソーを二つ持った。

バンジョー「ジグソーセット!!」 そして、左手を写真の前に出し、二つをジグソーが、

写真に向かって飛んでいき、二つのジグソーがそれぞれ二つの欠けているところにはめ込んだ。

こうして、写真のジグソーが完成し、写真が突然光った。

光がやむと、その写真に海に囲まれた島が写されていた。

プルレス「やったっ!写真を完成させた!!」

カズーイ「でも・・・・・。おかしいわ・・・・・。」 しかし、カズーイは何故か少し不満だった。」

プルレス「え?どういう事ですか?」 プルレスはそう聞くと、少し不安そうに聞く。

バンジョー「写真は完成できた。でも、何も起こらないらしいんだ。」

ボトルズ「恐らく・・・・・どこか別のところに影響があったのでは・・・・?」

一同が悩んでいる最中に、グランチルダの声が聞こえた。

グランチルダの声『アッヒャハハハハハハ!!!実はもう既に何かが起こっていたのぢゃゃゃゃ!!』

一同は魔女の声に気づく。バンジョーは強張った声で姿のない魔女に声をかける。

バンジョー「その声・・・・!グランチルダだな!?」

グランチルダ『ほぉぉぉぉ~う?わしの名と声を覚えていたとは・・・・・!大した記憶力っっっっ!!』

カズーイ「既に何かが起こっていたって言ったわよね!?答えなさいよっ!!!」

グランチルダ『実は、お前たちはこの部屋のジグソーをはめたので、

この部屋の上に続きし、次の階にて、【おたからザクザクびーち】への道が開かれていたのさ!!

しかぁぁ~しっ!!お前たちにはそこへは行かせないよ!!

これ以上、このグランチルダのとりでで好き勝手にさせるわけには行かんよ!!!』

バンジョー「グランチルダのとりでだと!!??」

ボトルズ「では、この洞窟は・・・・・!!」

グランチルダ『そう!この洞窟もわしが占領したんぢゃゃゃゃ!!まあ、とりでと言っても、

本当にわしの砦はまだまだ遠くにあるがのぉぉぉぉぉ~。簡単に言うなら、

この部屋を含むこの洞窟のほとんどは我がグランティが作り出した史上最大のダンジョンとでも、

言ってもらおうかのぉぉぉぉぉぉ~!!!これより、我がグランティの戦闘員が、

貴様らを相手するだろうっっっ!せいぜい遊んでやるんぢゃゃゃな!あはははははははは!!!!』

ボトルズ「グランティが作り出したダンジョン・・・・・!!?」

プルレス「っ!?見て!!」 プルレスの指差したところを一同は見た。

そこに、赤いゴリラのようなモンスターが二匹いた。彼らは怖い顔でバンジョーたちを睨んでいる。

ボトルズ「グ、グラントリング!!!」

カズーイ「グラントリング!!??」

ボトルズ「グランティの一般兵で部隊によって戦力が違う事もあります・・・・・!たぶん・・・・!」

グラントリングA「貴様らが我がグランティのコンガ隊を壊滅に追いやった、あの例の熊と鳥か・・・!」

バンジョー「だ・・・・だからなんだ・・・・・!?」 カズーイ「あたいたちとやろうっての!!?」

グラントリングB「当然だ!ここで死んでもらうぞおぉっ!!」

すると、グラントリング二匹は走り出し、バンジョーたちに攻撃を仕掛ける。

カズーイ「来るわっ!!」 まず、グラントリングAが唸り声をあげながらバンジョーに殴りかかる。

グラントリングA「ガウッ!!!」 グラントリングAの攻撃を、バンジョーはそれをスラリとかわした。

バンジョー「むん!!」 今度はバンジョーの攻撃。グラントリングAの顔面を殴った。

グラントリングA「うぐ・・・・っ!!」 グラントリングAはひるむ。今度はグラントリングBが攻めて来た。

グラントリングB「でやあああぁぁぁぁ!!!」  グラントリングBがパンチを仕掛けるが、

それに気づいたバンジョーが両手でその敵のパンチを受け止めた。

グラントリングB「俺のパンチが止められた!!?」

カズーイ「ふん!!」 そして、カズーイは嘴でグラントリングBの顔を突き刺した。

グラントリングB「ギャウッ!!」 グラントリングBは顔を突き刺され、その激痛に倒れた。

グラントリングA「や・・・・やろぉ・・・・!!」 グラントリングAはまだ倒れず、

またもバンジョーに襲い掛かる。バンジョーも決着をつけようと攻撃を仕掛けた。

バンジョー「ツメツメパンチ!!!!」 バンジョーはツメツメパンチを繰り出す。

グラントリングA「ぐっ!ぐふぅっ!うぎゃはああぁっ!!」 凄まじいラッシュがグラントリングAを襲う。

そして、バンジョーが最後の一発を打ち込むと、グラントリングAはぶっ飛び、後ろに扱けて倒れた。

プルレス「やった!グラントリングの部隊を倒したぞ!!」

ボトルズ「っ!?いえ、違います!あれを見てください!!」

ボトルズは、上から続く坂道の通路から出てきた者に指を指した。

その者はもう一匹のグラントリングが。グラントリングはなんと、この坂道からジャンプし、

バンジョーに向かって跳び蹴りを繰り出した。

グラントリング「とりゃああぁぁぁぁっ!!!」 グラントリングの跳び蹴りがバンジョーに決まった。

バンジョー「ぐはぁっ!!」 バンジョーは敵のキックを受けて、その苦痛で後ろに扱けた。

カズーイ「くっ!もう一匹出るなんて・・・・・っ!!」

グラントリング「ガアアァァァッ!!!」 グラントリングはそのまま襲い掛かる。

バンジョーはすぐに立ち上がり、グラントリングと組み合いに入った。

グラントリング「ぐうぅぅぅ・・・・・!力なら負けんぞおおぉぉぉぉ・・・・!!」

バンジョー「くぅ・・・・っ!ぬぅぅぅぅぅ・・・・・ぅあっ!!!」 激しい力の押し合いで、

バンジョーは思いっきりグラントリングを投げ飛ばした。力ではバンジョーの方が上らしい。

グラントリング「うわぁぁぁぁ~!!ぎゃへッ!!」 グラントリングは地面に叩きつけられてひるんだ。

カズーイ「今よ!バンジョー!!」 バンジョー「おおおう!」

バンジョーはフラフラしているグラントリングに向かって跳び、体を一瞬だけ回転させ、

カズーイが嘴を前に出した。

バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!!」 バチイイイィィィン

バンジョーとカズーイのくちばしアタックが見事、グラントリングに直撃した。

グラントリング「ギャァァウッ!!!!」 くちばしアタックを受けた敵は後ろに扱けて、倒れた。

カズーイ「よっし!これでグランチルダの戦闘員とやらは倒したわ。」

バンジョー「うん。これで次の階で、おたからザクザクびーちに行ける・・・・・!」

ボトルズ「そうですね。でも、その前に別の通路を通ってみませんか?」

カズーイ「どう言う事?」

ボトルズ「あの盤のある部分から坂道があって、そこを上って上の通路を通れば、

次の階ですね?でも、他にもあるところに別の入り口もあったのです。」

バンジョー「つまり、まずは次の階に行く前に、その別の入り口へ向かえって事?」

ボトルズ「ええ。僕の感によれば、あそこに何かあるかも知れないんだ・・・・。」

カズーイ「何かあるかもって・・・・。あたいは今すぐ次の階へ進みたいんだけど・・・・・。」

プルレス「でも、何かあるかも知れないって言ったから、オンプとかがあるかも・・・・・。」

バンジョー「よし!じゃあ、そこに向かってみよう・・・・・。」 一行は次の階へ進む道とは違い、

別の通路へと入った。しかし、そんな彼らを監視しているような謎の人影があった。


一行が通っている通路の階段は下まであるので、一行はその階段で、

ゆっくりと下っていった。そして、通路を通り抜けると、そこは、大きな部屋で、そこに置いてあるのは、

中央に眠っている目と口が生えたナベだけであった。一行はそのナベを見てきょとんとした。

そのナベは茶色?で、ただ、笑顔で小さくいびきをかきながら寝ていたのだ。

プルレス「・・・・・あ・・・・・あの・・・・・。」 プルレスは恐る恐る声を出すと、

ナベは目をパッチリ開けて、色も赤に変わる。中野液?も温まったかのようにそこから煙も出た。

ナベ「パチクリ、おはよう!!オイラは魔法のおなべ!」

バンジョー「お・・・・おなべなら知ってるけど・・・・・;」

カズーイ「なんであんたがこんなところで眠っているわけ?」

魔法のおなべ「このグランチルダの砦には、僕たちナベがたくさん住んでるんだ。

それでね、同じ色のナベを二つ見つけたら、そのナベからナベまでワープできるんだよ!つまりね、

近道ができるんだよ!どうだ!凄いだろ!」 魔法のおなべはウィンクしながら楽しそうに言った。

プルレス「そうなんだ・・・・。そうだ!グランチルダの砦に住んでるんだから、

グランティやグランチルダの事は知ってるよね!?」

魔法のおなべ「うーん・・・・。オイラ、グランチルダの事はあまり知らないかも・・・・・。」

ボトルズ「そうですか・・・・・。では・・・・・うわっ!!!」

バンジョー「あわわわわっ!!??」  ドドドドドドドドドドドド

突然、上の階段の通路から謎の無数の銃弾が出てきて、彼らを襲っていた。

バンジョーたちは慌てて避けた。その無数の銃弾は、魔法のおなべには届いてないが、彼の少し驚く。

魔法のおなべ「わわっ!;何があったんだ!?」 そして、銃弾の嵐は止んだ。

ボトルズ「さ・・・さっき、僕らが通ってきたところから誰かが撃ってきたんだ・・・・・!!」

プルレス「まさか・・・・!グランティ!!??」

カズーイ「だとしたら、ちょっと思い知らせてやらないとね・・・・・!」

バンジョー「グランティめ・・・・!許さん!!行こう!!」 バンジョーがそう言うと、

一行はさっき下った階段を上って、自分たちに攻撃を仕掛けた者を追おうとした。

それにより、またひとつとなった魔法のおなべは、何故か空しい気分だった。

魔法のおなべ「・・・・でも、おいら。グランティをやっつけようとする人たちなら知ってるけど・・・・。

って、もういないか・・・・・・・。・・・・・また寝ますか。」 魔法のおなべは再び眠ろうとした。


大きな部屋では、バンジョーたちを撃とうとした青年がいた。

その青年はマシンガンを持ち、顔は青い布に包まれていた。しかし、目は見えていた。

青い布の青年「ちっ・・・!外したか・・・・・!!」 青年は悔しがっていた。

その青年のところに謎の女性が来た。

謎の女性「あの者たちなら私に任せなさい。あなたは例の任務を・・・・!」

青年「はいはい。わかりましたよ。」 青年はそう言うと去って行った。

そして、ついに通路から階段を急いでのぼっていたバンジョーたちが現れた。

バンジョー「むっ!?だ・・・誰ですか?いきなり、僕たちの前に現れて・・・・。」

ボトルズ「あ・・・・あなたは・・・・・・?」 一行は目の前にいた女性がいたので、足を止めた。

その女性の衣装はピンク色で、妖精のような羽を持ち、右手には星型のステッキを持っていた。

眼鏡らしい物までもかけていた。その女性は優しそうに笑っていながら、こう言った。

女性「こんにちわ。おチビちゃんたち。私はブレンチルダ。グランチルダの妹よ。」

つづく

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グランティのボス、グランチルダにさらわれたチューティを救うために、

バンジョーとカズーイとボトルズが彼女をグランチルダを追うための旅に出た。

まず、捕らわれたチューティの手がかりを探そうと最初の冒険の地、

マンボまうんてんに来た一行。しかし、一行はグラブリン族とティッカー族の戦争に巻き込まれ、

二大種族と戦ったが、グラブリン族と和解し、バンジョーとカズーイは彼らとともに、

不死の魔術師・マンボの力を借りて、ティッカー族を倒した。さらに、

ウッキージャングルにグランティの基地があると聞き、バンジョーたちはグラブリンの少年、

ベスとともに、グランティ第37攻撃部隊の隊長、ゴリラのコンガと対決。

凄絶な戦いの中、カズーイは新必殺技、タマゴミサイルで見事、勝利したのであった。

そして、現在、バンジョー一行はジンジョー族のプルレスを仲間に加え、

平和を取り戻したマンボまうんてんを後にしようとしているのだが・・・?


夜のマンボまうんてんで、一同は、バンジョーの手に持つ金のオンプを見ていた。

皆、このオンプの事、まだ理解できてないようだ。

カズーイ「・・・・ちょっと、モグラ君。あんた、物知りだからこのオンプの事さえ・・・・。」

ボトルズ「うーん・・・・・。でも、このオンプ、初めて見たし、どの辞書にも、

このオンプの事は書かれていません・・・・・。これは一種の未知のアイテムらしいですね。」

プルレス「未知のアイテム・・・・。このオンプ、一体なんのために使うんだろう?」

バンジョー「わからないな・・・・。でも、念のため、持っておこう。」

ボトルズ「うん。では、さっそくこの山から出ましょう。」


ここは、グランチルダの部屋。薄暗く、普通の家具も置いてあるが、

中には髑髏に壷など、壊れた複数の小さな鍋など、不気味な物までもがあった。

グランチルダはディングポットの緑の液を入っている部分をじっくりと見ていた。

ディングボットの緑の液の部分に、バンジョーとカズーイがコンガを倒したところが映っていた。

グランチルダ「ほうぅぅ・・・・・!あの熊と鳥・・・・!あ~の悪の武人コンガを倒すとはなぁぁぁ・・・・!!

やはり、あの二匹はっっっ!!あんんの黒い熊と何か関連があるに違いない。

しばらくあの二匹の様子を見るとするかのぉぉぉぉ~。」

そこに、クランゴが慌てて、この部屋に入ってきて、グランチルダに報告してきた。

クランゴ「大変デス!!グランチルダサマ!!コンガガ謎ノ熊ト鳥ニ、ヤラレマシタ!!」

グランチルダ「ふん!その事なら、こちらもとっくにディングボットでお見通しぢゃゃゃゃゃゃ!」

クランゴ「ソレダケデハアリマセン!生キ残ッタ手下達ハ、奴ラノ攻撃ヲ受ケ、全滅シマシタ!!」

グランチルダ「奴らぁぁぁぁ?ああぁぁ~。あの【CRASHER】の事かい?」

クランゴ「イエッサー・・・・・・!」

グランチルダ「あいつらなら適当に我が部下どもに任せればよい。

ワシは今、今までより強そうな敵を見つけそうなのぢゃゃゃゃゃゃ!!!」

クランゴ「エ・・・・・・?」


バンジョーたちはようやくトンネルを通り抜け、マンボまうんてんから出た。

彼らは今、壁が平和な昼の山のような光景が描かれている部屋にいた。

ここは、マンボまうんてんのエントランスエリアにいたのであった。

カズーイ「ふぅ・・・・・。やっとマンボまうんてんでの戦いが終わったわ・・・・。」

プルレス「でも、あの山の入り口って・・・・何か部屋っぽいところですね。」

バンジョー「恐らく、ここは、魔女が作ったあの山を侵略する部隊の前進基地のつもりらしい。」

ボトルズ「ふむ。では、もう一度、急な坂のあるあの通路に行って見ましょう。」

プルレス「急な坂の道?」 プルレスは第1話でのあの坂道を知らなかった。

バンジョーたちは第1話(プルレスは見ていない。)で来た事のある、急な坂道の通路のところに来た。

バンジョー「ついにこの道を乗り越えるしかなかった・・・・・・!

マンボまうんてんには、チューティがいなかった。この坂道を越えなければ、

チューティを助けることができない・・・・!!」 バンジョーは目の前の坂道を登れない事に悔やんだ。

カズーイ「でも、まだ登ってみなきゃわからないわ・・・・・・!バンジョー・・・・・・。」

バンジョー「そうだね・・・・・。よーし・・・・・・!!」 バンジョーが走ろうとすると、ボトルズが止めに入る。

ボトルズ「待ってください!!」

バンジョー「っ!?」 カズーイ「何か思いついたの?」

ボトルズ「カズーイダッシュで越えればいいじゃないですか?

マンボまうんてんでやった事のように・・・・。」

バンジョー「え・・・・?あ!そういえば・・・・・・!!」

カズーイ「・・・・そうだ!あたい、マンボまうんてんで確かに坂道を走れたわ!!」

ボトルズ「そうです!カズーイダッシュなら、この坂道でさえも越えられるはずです。」

プルレス「でも、ボトルズさんと僕はどうなるんですか?」

ボトルズ「あ!そこまでは・・・・・・;」

バンジョー「・・・・・・よし!僕が君たちを抱えてあげるよ。」

プルレス「え?僕たちを抱えて・・・・・?」  プルレスは今のバンジョーの言葉に少しこう思った。

バンジョーは自分たちを抱えると言ったので、まさか、力持ちではないかと・・・。

バンジョー「本当はできるかどうかわからないけど・・・・。やってみるさ!」

ボトルズ「バンジョーの言うとおりかも知れません。やってみましょう!」

プルレス「はい!じゃあ、お願いします。」

バンジョー「うん。さあ、二人とも。」 バンジョーは両手をひろげて、ボトルズとプルレスを誘った。

二人はバンジョーを抱き、バンジョーは両手で二人を放さないように、しっかりつかまっていた。

カズーイ「準備はいいわね?」

バンジョー「うん!頼む!!」

カズーイ「よ~しっ!カズーイダッシュ!!!!!」 カズーイはリュックから両足を出し、

その両足が床に着く。そして、カズーイは全速で走り、坂道を走った。

プルレス「うひゃあぁぁ~!!速い~!!」

プルレスはあまりの速さに放れそうなので、そうはさせまいとバンジョーの体にくっついていた。

バンジョー「しっかり捕まって!!」 カズーイは走った。そして、ついに坂道を越え、あるところに来た。

カズーイ「よし!!坂道を越えたわ!!!」 カズーイは坂道を越えた後のところで、

走るのを止め、両足をリュックに引っ込め、バンジョーが再び立った。

バンジョーはボトルズとプルレスを放した。

ボトルズ「なんとか坂道は越えましたね・・・・・。」

プルレス「ん?あ!見て、このドア。なんか変です。」 一同は、プルレスの指さしたところを見る。

そこは、大きなドアでそこに金のオンプが描かれていた。

バンジョー「な・・・・なんだ・・・・・?ここは・・・・・・!?」 カズーイ「オンプが描かれている・・・・?」

ボトルズ「あれ?でも・・・このドアに描かれてるオンプ。僕たちが持っているオンプと似てるような・・・?」

バンジョー「え・・・・・?それって・・・・・。」 ボトルズの言葉を聞いたバンジョーは、

何かに気づいたように、金のオンプを持ち出し。ボトルズに見せる。

バンジョー「これの事・・・・・・?」 すると、いきなりオンプに目が生えて、一同はそれに驚いた。

オンプ「ララン♪僕らオンプは♪グランチルダに捕らわれたチューティという娘の持つ、

笛の音色から出てきて、生まれたんだ♪」 オンプは歌っているようにしゃべった。

バンジョー「ええ!?君が・・・チューティの笛の音色から?」

カズーイ「でも、あたいたちは、チューティが笛を吹いている時に、あんたら出てこなかったじゃない?」

オンプ「初めはそうだった♪でも、今、グランティに捕らわれているチューティが笛を吹いている時、

その音色が世界中に飛び散り、何者かの力で、僕らが生まれたんだ♪」

バンジョー「そうか・・・・・。チューティは今でも笛を吹いて、僕たちに助けを求めているのか・・・・。」

オンプ「僕らを集めていけば、チューティの手がかりに近づく事もある♪

それに、僕らは君たちの前に立ちはだかるオンプドアを開ける鍵にもなれるんだ♪」

オンプはそう言った後、目が消えた。それからしゃべらなくなったそうだ。

バンジョー「そうか・・・・・。よし!さっそく使ってみよう!」

バンジョーはさっきのオンプの言葉を信じて、オンプを握っている手をオンプドアに近づいた。

バンジョー「オンプ・オープン!!」 バンジョーがそう言うと、オンプが光り、

オンプドアが光とともに消えていった。すると、オンプも光とともに消えていった。

つづく

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ついに、マンボまうんてんから出る事ができたバンジョーたちは、

ジンジョー族のプルレスを仲間に加え、新たなステージへ進もうとした。

しかし、彼らの前に謎の集団が現れる?そして、謎のオンプの秘められし力とは!?

次回、「グランティを追う者たち」!彼らは、敵か?味方か?

あとがき

どうも、ゆー1です。と、いうわけで今回でマンボまうんてん編は終わり、

次回からは「おたからザクザクびーち」編に入ります!(`・ω・´)

思えば、マンボまうんてん編・・・・・なんか色々突っ込みどころが多いほどに壮大だったかなぁ・・・・^^;

グラブリンは元々、バンジョーの敵でしたしね。(この小説では、次第に仲間になったそうです。)

あと、ゲストのオレンジですが、ゲームでもしゃべったので、この小説でもしゃべらせたり(

そして、バンジョーに倒されて逃げるグランティの部隊を追撃した謎の集団の事。

彼らは次回で、バンジョーと対面するつもりです。どうするかは作者の私次第ですがね(ぁ

それでは、次回は「おたからザクザクびーち」編に突入します。

それでは。

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