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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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プルレス「くちばしバスターの威力に耐え抜いた・・・・!!?」

ボトルズ「あのビーバー・・・・!コンガと及ばないけど凄く強い・・・・!!」

バンジョーたちはラーティがくちばしバスターを受けても倒れない事に驚いた。

ラーティ「や・・・・やるな・・・・・!やはりお前たちは恐ろしい・・・・・!!」

カズーイ「恐ろしいから何!?またやる気!??」

バンジョー「僕とカズーイのくちばしバスターでも効かない君も・・・・・!!」

ラーティ「いや、俺はそんなに恐ろしくはな・・・・・ぶふうぅぅっ!!」

ラーティが言ってる途中で、いきなり血を吐いて膝をついた。どうやら技が少し効いているようだ。

サリマ「ラーティ!!!!」 サリマがラーティを庇い、バンジョーたちに銃を向ける。

カズーイ「今度は彼女が相手みたいね・・・・・!!」

サリマ「・・・・・そうよ。次は私があなたたちを・・・・・・・!!」   サリマは怒りにこもった声で、

バンジョーに銃を向ける。その時、ラーティに肩を触れられる事に気づく。

ラーティは既に立っていて、彼女の横に立つ。そして、バンジョーたちにこう言った。

ラーティ「・・・・・今回は俺たちの負けにしてやるよ。」 サリマ「え!?」

その言葉にサリマはもちろん、バンジョーたちも動揺する。

バンジョー「ど、どういうことだ・・・・・・!?」

ラーティ「・・・・・・だが、この次はこうはいかないぞ。必ずお前達を止めてやるぞ・・・・・!」

ラーティはそう言いながら、バンジョーたちから離れていく。サリマもラーティについていった。

さらに他の同士たちもそれぞれ倒れた者たちを抱えて二人についていって去って行った。

バンジョー「・・・・・・行ってしまった。でも、彼らは一体・・・・・・。」

カズーイ「・・・・・なんとか勝てたけど、なんか調子よくないわ・・・・・。」

バンジョー「・・・・・うっ!!」 バンジョーは戦いのダメージのせいか急に膝をついた。

そして、ラーティに傷を負わされた右肩に痛みが残っていそうなので、そこを押さえる。

カズーイ「っ!?バンジョー!しっかり!!」

カズーイがバンジョーを心配する。すると、バンジョーは立ってカズーイにこう言った。

バンジョー「・・・・大丈夫だよ。これくらい・・・なんともないさ・・・・!さあ、荒地へ行こう!」


かくして、ラーティ部隊はバンジョーたちから去り、別の浜辺を歩いていた。

ラーティ「・・・・・うっ!」 ラーティはまだダメージが残っているか、倒れそうになる。

その時、サリマが彼を抱えて、優しそうに慰めるように言う。

サリマ「・・・・大丈夫?・・・・あの熊と鳥。相当危ない奴らね・・・・・。」

ラーティ「ああ。だが、まだ完全な力を発揮したわけではない。特にあの鳥は・・・・。」

サリマ「ええ。彼らはまだ全ての力を出し切ってそうにないけど、あの鳥はって一体・・・・?」

ラーティ「・・・・何故、あの鳥、カズーイが熊のバンジョーのリュックに入っている?」

サリマ「・・・・・わからないけど、あの【デスブラザー】と呼ばれし者も・・・・・。」

ラーティ「噂ではそうかも知れんな。だが、彼らがその者とどんな繋がりを持つかわからない。

それに、俺はあの鳥について疑問を持っているのだ。」

サリマ「疑問?」  そして、部隊は徒歩を止める。そして、ラーティはサリマたちに向かって語る。

ラーティ「・・・・何故、あの鳥が翼を持ってとしても空を飛んでないと思う?」

サリマ「っ!?確かに・・・・・。あの鳥が翼を使って空を飛んでいるところを見てないわね・・・・。

とんぼがえりジャンプを使った時は高く跳んだように見えたけど・・・・。」

ラーティ「・・・そうだ。あの鳥が空を自由に飛べない限り、彼らは完全なる力に近づけない。

俺たちはこれより休憩できる場所へ進む。そこへ負傷者の治療を行おう。」


バンジョーとカズーイ、ボトルズとプルレスはようやく荒地に入った。

4人はこの通り、荒れていて地面が何故か浜辺と同じくらいの砂でできていた。

しかし、ヤシの木が複数にあって、その木だけが緑の部分と言っていいかも知れない。

バンジョー「・・・・・なんとか荒地についたけど・・・・・。」

ボトルズ「噂では、この島のスピニット族がここら辺に住んでいるかと思います。」

プルレス「・・・・・バンジョーさんとカズーイさんは連戦続きだから、これ以上戦ったらまずいかも・・・。」

カズーイ「確かに、流石のあたいたちでも激しい戦いが続けては疲れるかも・・・・。」

バンジョー「だったら安全地帯へ今すぐ行けそうな方法を考えなければ・・・・・。」

ボトルズ「そうしましょう!敵が来る前に早く・・・・・・。」

そして、4人はうーんと考え込んだ。いち早く安全な場所を探せる方法を。

しかし、全員はあまりひらめけない。ゆっくりと時間は進み、プルレスはついにひらめく。

プルレス「っ!そうだ!!!」  3人「えええっ!?」

プルレスの声に3人が反応する。プルレスがひらめいた事とは何なのか・・・・・?

バンジョー「どんな方法を思いついたんだ!?」

プルレス「それは・・・・・・。カズーイさんが空を飛んで皆を運べばいいんですよ!!」

カズーイ「あたいが飛んで!!??」 カズーイがいきなりプルレスに叫ぶ。

プルレス「うわわっ!?な・・・・なんですか、カズーイさん・・・・;」

カズーイ「・・・・あ!ご・・・ごめん・・・・・・。つい・・・・・。」

プルレス「で・・・・でも、カズーイさん、一応鳥ですし・・・・・^^;」

カズーイ「た、確かにあたいは鳥よ!でも・・・・・・・あたい・・・・・。」

カズーイは言いづらかったのだ。確かにカズーイは鳥である。鳥なら空を飛ぶことも夢ではないはず。

しかし、カズーイではどこか鳥らしくないところがあるらしいが・・・・・?

カズーイ「・・・・あたい・・・・実は、飛べないの。」

ボトルズとプルレス「え!!!!!!???」 カズーイの発言にボトルズとプルレスは驚く。

なんと。カズーイは空を飛べないといった。しかし何故だ。カズーイは鳥なのに、

何故か飛べないのだ。その事に二人は驚くのだが、バンジョーだけ驚かなかった。

プルレス「で、でも・・・・・。カズーイが空を飛べないって一体どういう事ですか・・・・!?」

ボトルズ「・・・・確かに、今までカズーイが空を飛んだところを一切見てませんからね・・・・。」

バンジョー「・・・・・・・・・・・・・・。」 バンジョーは辛い表情で黙り込んでいた。

まるで、何かを言えないように。カズーイも辛い顔して黙り込んでいた。

プルレス「・・・ねえカズーイさん。ちょっと聞くけど・・・・・。」

カズーイ「・・・・あたいが何故空を飛べないと聞きたいんでしょう?」

プルレス「はい。あなたは・・・・どんな理由で空へ飛べないと言うんですか?」

カズーイ「・・・・・・それは・・・・・・。」  カズーイは言おうとした時、ボトルズが突然、悲鳴をあげた。

ボトルズ「うわあああああぁぁぁぁぁぁ~!!!!!」  その声に皆がボトルズを見る。

バンジョー「どうした!?・・・・ああ!!」 バンジョーはボトルズを襲う何かを見て驚く。

それは、大きな緑色の二枚貝の姿で目が二つもあり、その目は貝の外から出ていた。

その二枚貝が大きな口?でボトルズに襲い掛かっていた。

ボトルズ「な、何するんだよおおおぉぉぉ~!!!??」

大きな二枚貝の生物「オヤツだオヤツだ!オヤツをよこせ!!オイラ、【ヤム・ヤム】!!!」

プルレス「ヤム・ヤム!?まさか、二枚貝のヤム・ヤム族!!?」

バンジョー「ヤム・ヤム族?」 カズーイ「そいつもグランティに所属してるの?」

ヤム・ヤム「オイラ、グランティじゃない!とにかく、モグラ!オヤツオヤツ!!」

どうやらグランティに入っていないというヤム・ヤムはボトルズが、

オヤツ・・・すなわりお菓子を隠している事を知っていたらしい。匂いによって・・・らしいが。

ボトルズ「・・・うーん。そこまで言うならあげますよ・・・・・。」

ボトルズは仕方がなくポーチから一個の飴玉を出して、それをヤム・ヤムに見せる。

ヤム・ヤム「わーい!オヤツだオヤツだw・・・ヤム!!!」 オヤツを見て嬉しがるヤム・ヤムは、

勢いよく口を大きく開けて飴玉を食べた。しかし、ボトルズは彼の勢い過ぎる食べ方に驚き、

間一髪飴玉を手から放して、ヤム・ヤムにその手を食べさせないように避けた。

ボトルズ「うわっ!危ないなぁ~もう・・・・・。」

ヤム・ヤム「もっと!もっとオヤツくれ!!!」 そう聞いたボトルズは嫌がるように言う。

ボトルズ「ええぇぇ~!?残りは・・・・ちょっとなぁ・・・・・;」

ヤム・ヤム「くれ!くれ!!くれ!!!くれ!!!!」  ヤム・ヤムはしつこく強請る。

バンジョー「なんなんだこの貝のお化け・・・・;」 カズーイ「とっても口五月蝿いわ・・・・。」

そして、ヤム・ヤムはバンジョー(特にリュック)の方に目を向けた。そして、彼にこう叫んだ。

ヤム・ヤム「お前、オヤツ持ってる!匂いでわかる!お前のオヤツもオイラにくれ!!」

ヤム・ヤムはまた匂いで知ったのだ。バンジョーのリュックには実は、

多くもないが少なくもない数のハチミツが入っていたのだ。カズーイもそれを知っていたのだが、

あまり多くは食べず、ちょこっとだけつまみ食いする程度であった。

バンジョー「・・・いや。流石にこれはあげられない。」 ヤム・ヤム「は!?」 ヤム・ヤムは少し怒る。

カズーイ「ってゆーか、あんたにあげるオヤツなんてないんだけどねぇ~。」

ヤム・ヤム「こーなりゃ力ずくでも奪ってやる!!ヤム!ヤム!」

ヤム・ヤムはオヤツを奪おうとバンジョーに襲い掛かる。また戦いの始まりだ。

バンジョー「く・・・・っ!こっちは疲れているというのに・・・・・!!」

カズーイ「でも、やらなきゃハチミツが・・・・!!」 そう言われたバンジョーは仕方がなく構えをとる。

ヤム・ヤム「ヤム!ヤム!ヤム!ヤム!」 ヤム・ヤムはピョンピョン跳ねながら襲い掛かる。

バンジョー「ちぃ・・・・!はあぁぁっ!!」 バンジョーは左ストレートで応戦する。しかし・・・・・。

ヤム・ヤム「ヤム!!!」 ガブゥ ヤム・ヤムはバンジョーの左手を噛んでしまう。

バンジョー「うぐぅ・・・・!離せえぇっ!!」 バンジョーは右手チョップで敵を叩き込んだ。

そして右手はヤム・ヤムにあたると、バンジョーは突然右肩と右腕に激痛を感じる。

バンジョー「うがあああぁぁぁ・・・・・!!!?」 ヤム・ヤム「ヤム!!?」

ヤム・ヤムがチョップをくらって口を開けると、バンジョーは自由になった左手で痛む右腕を押さえる。

バンジョー「ああ・・・・・!!」 カズーイ「バンジョー!大丈夫!?右腕の痛みがまだ・・・・・!!」

バンジョーの右肩がラーティの攻撃で大きな傷を負わされたので、今でも痛みが残っているだろう。

だから今、右手で物を叩いたので、その影響が右腕から右肩までに影響を及んだらしい。

ヤム・ヤム「ヤム!ヤム!!」 ヤム・ヤムが再び襲い掛かる。

バンジョー「・・・・っ!てぃ!!」 バンジョーは左ハイキックでヤム・ヤムを蹴り飛ばす。

しかし、ヤム・ヤムはまだ倒れずにまだ殺気を残す。逆にバンジョーは疲れて息をしている。

ボトルズ(・・・・やはり、バンジョーはさっきの激しい戦いとその疲労で、

戦いでの気力が少なくなっているんだ・・・・!今の戦いで最悪な場合だったら負けるかも知れない。)

ヤム・ヤム「お前(バンジョー)、疲れている!ならば、オイラでも倒せる!!ヤム!!」

バンジョー「く・・・・っ!!」 カズーイ「まだよ!!タマゴミサイル!!!!」

カズーイは口からタマゴミサイルを一発飛ばした。見事ヤム・ヤムに命中した。

ヤム・ヤム「ヤム!??」 攻撃を受けたヤム・ヤムは離れたところに扱けた。

そして、ヤム・ヤムは一瞬気を失いかけるが、また起き上がるかも知れない。

ボトルズ「よし!今のうちに逃げましょう!!」 こうして、4人はヤム・ヤムから離れようと走った。

つづく

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セイリー「エゥーラ様・・・!これはやはり・・・・・・!!」

エゥーラ「ああ。間違いない・・・・。これは、【グラン・トラップ】!!別名、魔女スイッチ・・・・!」

グランチルダの顔が描かれているスイッチはグラントラップと呼ばれていた。

別名の魔女スイッチと呼んでも構わないそうだ。しかし、このスイッチには一体何の意味があるかしら?

クラッシャーの同士「グランティの奴らめ・・・・!こんなところにも魔女スイッチの設置を・・・・・!!」

一人の同士がこのスイッチを見て、グランティのやり方だと思って腹を立てる。

セイリー「このスイッチは気楽に押してはいけません。万が一の事があっては、

大きな被害が出る事もあります。」

エゥーラ「そうだったな。前に俺たちが活動していたママエフシティーにも、

これと同じスイッチがあった。そのスイッチを押したら、巨大な爆発が起きて、

一つの都市が壊滅してしまった・・・・・!」   エゥーラの脳裏に、魔女スイッチを押した後に、

大きな都市が巨大な爆発に襲われるイメージが浮かんだ。その都市がママエフシティーであった。

クラッシャーの同士「でも、魔女スイッチは他にも色んな仕組みのものもじゃないよな?」

セイリー「ええ。・・・・確かに魔女スイッチによっては仕掛けが違う事もありますが・・・・。」

エゥーラ「だったらなおさら・・・・・!」 エゥーラは魔女スイッチに右手を触れる。

セイリー「エゥーラ様・・・まさか・・・・・!」

セイリーはエゥーラがスイッチを押すのではないかと予感する。しかし、その予感はあたった。

エゥーラ「悪いな。グラン・トラップの効果は押すまで一切わからないからな。

ならば・・・俺は覚悟を決めて押してやるぜ・・・っ!!」 そして、エゥーラは右手に力を入れて、

ついに魔女スイッチを押した。その時、グラン・トラップの起動が始まった。が・・・・?

クラッシャーの同士「・・・・・あれ?」 セイリー「・・・何も変化がありません。」

エゥーラ「・・・・・おかしいな。グラン・トラップが発動したのに、何も起きんとは・・・・。

いや、もしかしたら、別の場所に異変が起きたのだろうか・・・・・!?」

しかし、そこに別のクラッシャー同士の女性が来た。彼女はあわてて走っていたそうだ。

クラッシャー同士の女性「大変です!!エゥーラさん!!!」

エゥーラ「んぬ!?君は・・・グランチルダの砦からのエントランスゾーンで見張りを、

担当しているはず!何故来たのだ!?もし、グランティどもが通ってきたら・・・・・!!」

クラッシャー同士の女性「それどころではありません!!そのエントランスゾーンで、

今、異変が起きたのです!」 女性の言葉にエゥーラたちが驚く。

エゥーラ「な・・・なんだと!?よし!確かめに行こう!!」

かくして、エゥーラはマンボまうんてんのエントランスゾーンに行く事になった。


ここが、マンボまうんてんのエントランスゾーンである。バンジョーたちもマンボまうんてんい入る時、

ここに来たのであった。エントランスゾーンとは、グランティの兵士たちが、

目的の地へいつでも行ける様に作った、目的地へ繋がるワープエリアのところの事である。

現在、このエントランスゾーンにはエゥーラ隊のメンバーの女性が3人いた。彼らは見張り班である。

グランティの兵士がいつ来てもおかしくないように警戒しているそうだ。ここに、

エゥーラとセイリー、見張り班の女性が来た。

エゥーラ「ここで何が起こったのだ?」

見張り班員「はい!あの山より金色に光が発しているそうです。」

セイリー「金色に輝く光・・・・・!?」 セイリーたちは出入り口でるトンネルのある山の方を見る。

その山のてっぺんから確かに金色の光が輝いている。そのてっぺんにあるのは、

なんと、ジグソーであった。しかし、今まではここにジグソーはなかったはず。

ここで説明しよう。ウッキージャングルでエゥーラに押されたグラントラップの仕掛け。それは、

この山のてっぺんに隠されたジグソーを出現させるためであったのであった。

エゥーラ「・・・よし!俺がこの山のてっぺんに登って、光の正体をさぐってやる!はあぁっ!!!」

エゥーラは高くジャンプして、山のてっぺんに到着した。あまりの輝きにエゥーラは手で目を隠す。

エゥーラ「うむ!眩しい・・・!っ!こ・・・これは・・・・・。」 エゥーラは手をさげて、

目線を光の正体の物に向ける。それこそが、ジグソーであった。

エゥーラ「ジグソーだと!??しかし、ここにはなかったはず・・・・。そうか・・・・!

マンボまうんてんでの魔女スイッチによる仕掛けとはここに隠れたジグソーを出す事だったのか・・・!!」

エゥーラはそう思いながら、ジグソーを手に取る。すると、ジグソーの光は弱めになった。

これで、エゥーラはジグソーを一つ手に入ったという事だ。エゥーラはそれをセイリーたちに見せる。

エゥーラ「諸君!魔女スイッチの仕掛けによってここにジグソーが現れた!

俺はたった今、このジグソーを手に入れた!!今回もジグソーの回収に成功したのだぁ!!!」

エゥーラは勝ち誇るように言った。4人の女性とセイリーはただ黙ってそれを見ているだけであった。

セイリー「・・・・エゥーラ様・・・・・。」


一方、おたからザクザクびーちのある浜辺では、

バンジョーとカズーイVSラーティとサリマの激戦が続いていた。

ラーティ「おおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」

ラーティはやっと立ち上がったバンジョーに迫る。

カズーイ「行ける!??」 バンジョー「なんとかね・・・・・っ!!」 バンジョーは構えを取る。

ラーティ「とりゃああぁぁぁっ!!!」 バンジョー「っ!むらあぁぁぁ!!!」

ラーティは左手で殴りかかり、バンジョーは右手で殴りかかった。両者の拳はぶつかり合った。

バンジョー「うぐぅ・・・・っ!!」 しかし、バンジョーは何故か痛がる。そう。

バンジョーの右肩はラーティの破壊前歯によって大きな傷を負っている。だから、

バンジョーの右手が衝撃を受けた時にその右肩に影響を及ぼしてしまう事があるのだ。

バンジョー「くぅ・・・・っ!」  ラーティ「俺の破壊前歯による痛みがすぐに治る思うなよ・・・・!」

カズーイ「・・・・っ!(ラーティの奴、何よ!あんたのせいでバンジョーが弱ってるじゃない!!

・・・・このままあたいたちはまた負けてしまうの・・・・!そんな事は・・・・・!!)」

ラーティ「もう一度・・・・・。俺の必殺技を味わうがいい!!!!」

ラーティは勢いよくバンジョーを押し倒した。そして、またも口を大きく開けた。

ラーティ「破壊前歯!!!!」 ラーティは次にバンジョーの顔を狙って、前歯を思いっきりあげた。

カズーイ「っ!!」 どうやら殺す気でいくようだ。しかし、カズーイがそうはさせんと、嘴を突き出した。

ラーティ「ぐあっ!!」 ラーティはカズーイの嘴に突かれ、痛みのせいかバンジョーから離れた。

バンジョー「ごめん!カズーイ・・・・!」 カズーイ「こうなったらあの必殺技で行くわよ!!」

ラーティ「く・・・・っ!あの鳥が・・・・!!」 サリマ「チームワークなら良さそうね・・・・。けどっ!!!」

サリマは銃弾を二発撃って、バンジョーを攻撃する。しかし、バンジョーは突然しゃがんだ。

バンジョーとカズーイ「とんぼがえりジャンプ!!!!」

バンジョーとカズーイはとんぼがえりジャンプを繰り出した。それによりサリマの銃弾二発は、

命中できず砂地にあたり、バンジョーとカズーイは高い空へ。サリマはその空に銃を向ける。

サリマ「大きくジャンプができてもあたりさえすればっ!!!」 バキュン バキュンキュン

サリマは次々と銃弾を撃つ。しかし、バンジョーとカズーイは次第に空に浮かび、

次々と迫る銃弾が外されていくのであった。

プルレス「この高いジャンプ・・・・!ついに来るんですね!!」

ボトルズ「ええっ!くちばしバスターが!!!!」  ラーティ「ちいぃ・・・・・!!」

そして、バンジョーとカズーイは真下にいるラーティの方に顔を向いた。

特にカズーイは嘴を向けながら。くちばしバスターは必ず発動する気だ。

カズーイ「あたいはこれ以上・・・・負けたくない・・・・・・!!!」

サリマ「あの二人・・・・何を・・・・。ま、まさか・・・・・!!ラーティ!逃げて!!」

ラーティ「なんだと!!?」 ラーティはそう聞いて、真上を見る。しかしもう遅い・・・・・。

カズーイ「くちばしいいぃぃぃ・・・・・!!」 バンジョー「バスタアアアアアァァァァァァー!!!!!!」

バンジョーとカズーイはくちばしバスターを発動した。カズーイが嘴を鋭く突き出し、

二人はラーティのいる真下へ物凄い速さへ降下する。

ラーティ「ぐあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!????」

ラーティはくちばしバスターをまともに受けて吹き飛んだ。バンジョーは着地して、その様子を見る。

バンジョー「やったか!!?」 カズーイ「当然よ!くちばしバスターは超強力だから!!」

ラーティ「く・・・・・!!」 しかし、ラーティは砂地に何故か着地した。

本来ならば壁か地面に叩きつけられるはずだが、ラーティは苦痛に耐えて着地したのだ。

バンジョーとカズーイ「な・・・・なに・・・・・!!?」

つづく

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バンジョーとカズーイの大冒険・THE・FIRST  第10話・閉ざされし翼!カズーイよ空へ!!

おたからザクザクびーちにたどり着いたバンジョーたちの前に、

グランティの精鋭・スピニット部隊が立ちはだかった。しかし、そんなグランティと戦っている、

謎の組織があった。その組織はCRASHRE(クラッシャー)。そのクラッシャーの戦士たちである、

ラーティとサリマがバンジョーたちを苦戦させたスピニットたちを蹴散らし、

さらに、伝説の力を取り戻させまいとバンジョーたちをも襲い掛かってきた。

同じ頃、平和となったマンボまうんてんのジャングルにもクラッシャーの部隊が活動していた。

エゥーラとセイリーもクラッシャーの同士であった。そして彼らは奇怪なスイッチを見つけたのだった・・・。

そして、今・・・・。バンジョーとカズーイはクラッシャーとの戦いを繰り広げていたのだ・・・・。

バンジョー「おおおおぉぉぉっ!!!」 バンジョーはストレートパンチを繰り出してラーティを襲う。

ラーティ「うぬうぅぅ!!」 しかしラーティは、右手を前に出して、バンジョーのパンチを受け止めた。

バンジョー「僕のパンチを受け止めるとは・・・・・!!」 カズーイ「でも、まだあたいがあぁ!!」

ラーティ(くっ・・・・。この熊の拳、こんなに重いとは・・・・!!そして、今度はまた鳥が・・・・・!!)

今度はカズーイが嘴でラーティを突き刺そうと、彼の顔に迫る。しかしそれを見たラーティは・・・・。

サリマ「ラーティ!!」 ラーティ「わかってらぁ!!」 ラーティは左手でカズーイの嘴を掴んだ。

カズーイ「んぐ!!(あたいの嘴を・・・・!!)」 カズーイは嘴を掴まれて攻撃できない。

ラーティ「これでは打撃ができん・・・・!でも・・・まだ前歯が残っている!!」

そう言ったラーティはバンジョーの左手を掴んでいる右手をさげて、顔をバンジョーに近づける。

サリマ「来る・・・・・・っ!!!」 ラーティ「ああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

そしてラーティは口を大きく開けて、必殺の前歯でバンジョーを噛み殺そうとした。しかし・・・・。

バンジョー「まだ右手が残っている!!でっ!!」 バンジョーは残った右手で、

ラーティの腹を殴った。ラーティはひるんで、二人を放した。

カズーイ「今よ!!」 バンジョー「うむっ!!」 バンジョーはラーティに攻撃を繰り出そうとするが・・・。

ラーティ「ぐ・・・っ!この・・・やるおおおぉぉぉぉぉ!!!!」 ラーティは左足で地面を踏みつけ、

右手のハイキックでバンジョーを蹴り飛ばした。バンジョーは右の方に扱けた。

バンジョーとカズーイ「ぐはああぁ・・・・・っ!!」 しかし、二人はまだ立ち上がる。

プルレス「ビーバーのクセになんて凄い格闘なんだ・・・・!!」

ボトルズ「格闘ならバンジョーも負けてません。問題なのは両者の技です・・・・!!」

バンジョー「く・・・・っ!!やるなぁ・・・・!!」 カズーイ「っ!来るわよ!!」

カズーイの言うように、ラーティが走って、バンジョーとカズーイに近づいた。

ラーティ「こらああぁぁぁぁ!!!」 ラーティはバンジョーに殴りかかる。

バンジョー「っ!はっ!!」 バンジョーは素早いバック転で、敵の打撃を避けた。

そして、バンジョーがラーティの前に出て、カズーイが攻撃をしかけた。

カズーイ「キキツキアタック!!!!」 カズーイは嘴を連続を突き出して、ラーティを攻撃した。

ラーティ「うわあああぁぁぁぁぁ・・・・・!!!!」 ラーティはカズーイの必殺技、

キキツキアタックを受けて、大ダメージを受ける。痛みのあまり、後ろに扱けそうになった。

ボトルズ「やった!!カズーイの必殺技が見事ヒットした!!」

サリマ「でも、かろうじて急所をガードできた・・・・。ラーティは負けないわ・・・!」

カズーイ「敵は弱ってるわよ!!」 バンジョー「よおぉぉぉ~し!!!」

バンジョーはひるんだラーティを倒そうと近づいた。しかし、ラーティは何故か笑みを浮かべた。

ラーティ「へ・・・っ!この時を待っていたのさ!!」 

すると、ラーティは両手で、バンジョーの両腕を掴んだ。そして、顔を近づけて口を大きく開けた。

バンジョー「しまった!!」 バンジョーは両腕を掴まれ、打撃を繰り出せない。

サリマ「出るわ!ラーティの必殺前歯・・・・・!!」

ラーティ「破壊前歯!!!!!」  破壊前歯。それはラーティの必殺技の名前である。

前回で、スピニットどもに繰り出した必殺の前歯。その必殺技の名前である。

ラーティのその必殺前歯でバンジョーの右肩を噛んでしまった。 ガブウゥッ

バンジョー「うぐぁあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・!!!!!!」

ラーティの前歯はバンジョーの右肩を奥まで深く刺し込んでいった。

バンジョーはラーティの必殺前歯の威力を激しい苦痛とともに感じていたのであった。

バンジョー(ぐ・・・・・っ!い・・・痛すぎ・・・・・!!戦車の装甲でも簡単に砕ける前歯の力・・・・。

本当だったのかぁ・・・・・・!!!) 大ピンチのバンジョー。カズーイは、それを見逃せなず。

カズーイ「やめろおおおぉぉぉぉぉ!!!!!!」 ラーティ「ん!?」

カズーイが嘴で、今にもバンジョーの右肩を噛んでいるラーティを倒そうとする。

ラーティ「あおぅ!!」 ラーティは間一髪、バンジョーから離れてカズーイの攻撃をかわした。

よって、バンジョーの右肩は敵の前歯から放れたが、右肩には惨い傷を負ってしまう。

まるで抉れているようだ。バンジョーは右肩を左手で抑えて苦痛に耐える。

カズーイ「大丈夫なの!?バンジョー!!」

バンジョー「く・・・・っ!なんとかね・・・・・。ラーティ・・・・・!!君の破壊前歯、確かに強かったよ・・・・。」

ラーティ「・・・・バンジョー・・・だったな。お前の肩の筋肉は強かったぞ。

もし、筋肉が弱かったら、簡単に千切れていたところであったぞ!」

カズーイ「むっ!何ふざけた事言ってんのよ!!たまごサイル!!!!」

カズーイはたまごミサイルを3つ発射し、ラーティを攻撃する。だが・・・・。

バキュバキュン パン パンパン  何者かの銃弾3発がたまごミサイル3発と相打ちになった。

ラーティは守られたのだ。そう・・・。サリマが銃を撃ってカズーイのたまごを消したのだ。

バンジョー「この銃弾は・・・・サリマか!!??」

カズーイ「ちょっとぉ!!痛い目に会いたくなかったら邪魔しないでよっ!!!」

サリマ「邪魔などしてない!!仲間を守っただけよ!!」

サリマはそう言うと、銃口をバンジョーとカズーイに向ける。サリマも戦う気だ。

バンジョー「ようやくサリマも戦う気か・・・・・!!」

サリマ「・・・っ!」 バキュバキュン サリマは銃弾を撃ち続けてバンジョーに迫る。

バンジョー「ち・・・・いぃ!!」 バンジョーは素早いバック転を繰り返してサリマの銃撃を避け続けた。

そして、バンジョーがラーティとサリマから遠く離れると、バック転をやめて、苦痛する右肩を抑える。

バンジョー「くううぅ・・・・・っ!!!」

カズーイ「バンジョー!?」

バンジョー「大丈夫さ・・・・。それより・・・!敵たちが迫ってくる!!」

カズーイ「・・・・っ・・・!!」 二人の前にサリマとラーティが走ってくる。容赦なく襲うつもりだ。

プルレス「あの二人・・・・・!そこまで戦うと言うのか・・・・!??」

ラーティ「サリマ!援護射撃、頼むぞ!!」 サリマ「ええ!!」

カズーイ「うーぬっ!!こうなったら、タマゴミサイルをいっぱい出して、

二人まとめて倒してやるううぅぅぅぅぅ!!!!!!」

カズーイは口からたまごミサイルを連続で出した。5発・・・・10発・・・・・。

そしてなんと、30発以上も発射してきた。それ程の数なら、

ラーティとサリマをまとめて倒せるはず。しかし、クラッシャーの二人はそんなに甘くなかった・・・。

サリマ「たまごミサイルを多く撃ったみたいね・・・・!でも、これくらいの数ならっ!!」

サリマは足止めして、銃弾を連射した。その弾の数も30発以上だ。

そして、カズーイのたまごとサリマの弾が次々とぶつかり合い、両者の弾が次々と消えていった。

プルレス「な・・・・・っ!また相打ち・・・・・・!!」

ボトルズ「サリマさん・・・!銃弾を早くも連射できるなんて・・・・・!!」

カズーイ「くっ・・・・!あの二人を止められる術は他には・・・・・・!!」

サリマ「今よ!ラーティ!!」 ラーティ「おぉう!!!」

ボトルズ「っ!!ラーティが迫ってきます!!」

バンジョー「ぬぅ・・・・!!」 ラーティが一直線にバンジョーとカズーイの方へ近づく。

バンジョーは右肩を痛がりながらも、ラーティと戦おうと立ち上がる。


一方、マンボまうんてん・ウッキージャングルでは、

エゥーラとセイリー、一人の同士がグランチルダの顔をしたスイッチを見ていた。

つづく

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グランティと戦う組織・クラッシャーの刺客、ラーティ&サリマを相手に、

バンジョーとカズーイは悪戦苦闘。その一方、エゥーラ部隊は謎のスイッチを起動するが・・・・?

そして、カズーイが何故、空を飛ばない理由が明らかに・・・・・!?

次回、「閉ざされし翼!カズーイよ空へ!!」 赤き鳥の真の力が今・・・・・!

あとがき

どうも、ゆー1です^^いかがでしたか?バンカズファーストの第10話。

今回はオリジナル勢力、クラッシャーがついに本格的な行動を見せようとしつつあります。

スピニットを一度裏返してもう一回攻撃して倒さなければならないのは、

原作どおりです。クラッシャーはグランチルダ率いるグランティと戦う組織ですが、

彼らはバンジョーたちとも敵対しています。この小説のバンジョーとカズーイは、

自分でも気づかない強大な力が秘められているという設定ですので、

クラッシャーの皆さんは、彼らがよからぬ事をしないうちにやっつけてしまおうかと・・・・・。

他にもクラッシャーの中にはダッタのような性格の悪そうな人が多そうかも^^;

あ、優しい人もいろいろいるつもりですよw(ぁ) ラーティはゆー1オリジナルのキャラで、

たぶん、ビーバー族で前歯を武器に戦っていると思います。サリマは生身の人間なので、

銃器を使って戦います。ローブの少年とローブの少女もクラッシャーですが、

未だに謎に包まれています。人間ですがね(ぇ)当時、この二人はどの組織に所属しているか、

まだ決まってなかったり^^;(ぁ)エゥーラも人間です。セイリーはメイドです。(

次回は、カズーイはついに空を飛ぶかと思います。カズーイが空を飛ぶのも、

原作どおりのつもりです。

それでは。

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カズーイ「サリマ・・・・・・!!」 バンジョー「まさか・・・・・っ!君も・・・・・!!」

サリマ「・・・・・本当ならこうしたくなかったけど、この戦いで、負傷者が出た・・・・・!

だから、私があなたを食い止める!!」 サリマはそう言うと、ピストルを強く構えた。

ラーティ「お前だけじゃ奴らにゃ太刀打ちできないだろ?」 サリマの横にラーティが歩いてきた。

サリマ「ラーティ・・・・・。そうね。じゃあ、二人で・・・・・・!!」

バンジョーとカズーイ「く・・・・・っ!!!」 バンジョーは迫り来る二人から少し歩をさげた。

ボトルズ(バンジョーたちは知っているんだ・・・・・・!サリマさんは、

銃の名手。そのガンプレイに勝てるかどうかわからないときっと思っているんだ・・・・・!!」

プルレス「そして、ラーティの前歯は戦車の装甲でもいとも簡単に砕くという・・・・・!!

だとしたら、もしバンジョーさんやカズーイさんも彼の前歯にやられたら・・・・・っ!!」

バンジョー「・・・・っ!この場合は・・・・どうする・・・・・・!?」

カズーイ「どうするもないわ・・・・・・・。奴らが攻撃する前に・・・・・・!」

バンジョー「うん・・・・・・。・・・・・一気にカタをつける!!!!」 バンジョーがそう言うと、

いきなり走り出して、サリマとラーティの方へ向かった。先制攻撃を仕掛けるつもりだ。

クラッシャー同士「させるかぁ!!!」 しかし、一人の男がそんな二人に殴りかかってきた。

カズーイ「どきなさいっ!!!」 が、カズーイは嘴で、その男を攻撃した。

クラッシャー同士「うわあぁぁ・・・・っ!!」 男が倒れると、他の同士が少しだけさがる。

ラーティ「っ!?来るぞ!!」 サリマ「・・・・・っ・・・・!!」 バキュン 

サリマは正面から向かってくるバンジョーに銃を向けて、いち早く撃った。しかし、

バンジョー「ぬん!!」 バンジョーは砂地を蹴って、跳びだして彼女の銃弾を避けた。そして、

体を一瞬だけ回転させて、カズーイの顔を前に出す。一気に決着をつけるつもりだ。

カズーイ「くちばしいぃ・・・・・!!」 バンジョー「アタアァァック!!!!」

バンジョーとカズーイは、くちばしアタックでサリマとラーティに迫る。

プルレス「決まった・・・・・・・・!!」 バンジョーとカズーイの攻撃が間もなく、

ラーティとサリマに届く。しかし、サリマは素早くジャンプ。ラーティはなんと・・・・。 ガシイィィィ

ラーティ「むぅん!!!」 両手でカズーイの嘴を掴んで、くちばしバスターを受け止める。

ボトルズ「くちばしバスターを受け止めた!?あのビーバーは怪力なのか??!」

バンジョーとカズーイ「うおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・・・・・!!!!!」

しかし、バンジョーとカズーイは技の発動をやめなかった。

ラーティ「ぐっ!ぬうぅぅぅぅ・・・・・・・!!!!」 本来、くちばしバスターの威力が強いせいか、

ラーティはバンジョーとカズーイに逆に押されているように、足が後ろにさがっていた。

しかし、ラーティも負けずに、バンジョーとカズーイを必死に止めようと力を強くした。だが・・・・・。

ラーティ「う・・・うぬ・・・・・・っ!おおおお・・・・・・・!!!!!」  ラーティの手が、

カズーイの嘴から離れつつある。これも技の威力の強さのせいかも知れない。

サリマ「このままでは、攻撃を受けてしまう・・・・・・!そんな事は・・・・・!!」

サリマは遠くから、バンジョーとカズーイに銃を向ける。その標準に向けられているのは、

バンジョーの横腹であった。サリマは技を発動している最中のバンジョーを撃つつもりだ。

サリマ「・・・・・・・させないっ!!!!」 ドキュン そして、ついにサリマは銃を撃った。

その銃弾はバンジョーとカズーイに迫りつつある。しかし、二人はその銃声を聞き・・・・・。

バンジョーとカズーイ「っ!!??とう!!!」 バンジョーとカズーイはいち早く、

銃撃を避けようと後方にジャンプした。しかし、ラーティは・・・・?

ラーティ「ぬあああぁぁぁっ!??」 バンジョーが後方にジャンプした時のせいか、

一瞬だけ風圧が出て、ラーティを後ろの方に吹き飛ばした。サリマは射撃を外してしまったのだった。

サリマ「くっ!!・・・・ラーティ。大丈夫?」

ラーティ「気にすんな!それより・・・・・っ!奴らのくちばしアタック・・・・・・。

なんという威力なのだ・・・・・!あの突進技による風圧で、俺の両手が離れちまうんだ。

もし、受け止められず、まともにくらったら、致命傷になる確率が高かっただろう・・・・・!」

カズーイ「ちっ!あたいたちのくちばしアタックを受け止められるとは・・・・・!!」

バンジョー「かなりの強者だね・・・・・・っ!!」

ラーティ「褒め言葉などいらない!・・・・・お前達のくちばしアタック。

とてつもなく恐ろしい威力だった。やはり・・・・・・お前らは倒さなければいけない!!!」

ラーティはそう言うと、いきなりバンジョーに襲い掛かろうと走り出す。

カズーイ「技が強くてもあたいたちを襲う理由になるわけっ!!?」

バンジョー「ちいぃ・・・・っ!!」 バンジョーもラーティに迎え撃とうと走り出す。

ラーティ「おらあぁぁっ!!!」 ラーティがいきなり殴りかかる。

バンジョー「っ!てりゃあ!!」 バンジョーはそれを避けて、ラーティの顔を殴った。

ラーティ「ぶふっ!だあ!!」 ラーティはバンジョーに殴られてひるむが、

なんとか気力を取り戻し、ハイキックでバンジョーを攻撃した。

バンジョー「くはっ!!どらあぁ!!」 バンジョーは右手で横チョップで反撃しようとする。

ラーティ「でっ!はあぁっ!!」 ラーティが左腕で受け止め、バンジョーの顔面を殴った。

バンジョー「ぐああぁ・・・・・!!!」 バンジョーは今の攻撃でさがってしまう。

ラーティ「・・・・でぃや!!」 そして、ラーティが近づいて、ひるんでいるバンジョーを右手で殴りかかる。

バンジョー「っ!てあ!!」 しかし、バンジョーはラーティのその右手を左手で掴み、

一瞬動けないラーティの横腹に蹴りを入れ、顔を殴った。そして、カズーイも攻撃に出る。

カズーイ「このぉ!!」 カズーイは嘴でラーティの額を突いた。

ラーティ「ぐおぉぉ・・・・・!!!」 ラーティは嘴に突かれた額を痛がり、さがった。

ボトルズ「これは凄い格闘戦だ・・・・・・・っ!!」

サリマ「なんて互角なの・・・・・!しかし、問題はお互いの必殺技・・・・・!!」

ラーティ「くっ!こうなれば・・・・・やるしかないな・・・・・・!!」

カズーイ「バンジョー・・・・・!気を抜かないでよ・・・!」 バンジョー「うん・・・・!わかってる・・・・!」

バンジョーとカズーイVSラーティVSサリマ。熊と鳥VSビーバーと人間の、

壮絶なる戦いは一体誰が生き残るのだろうか・・・・・・?


一方・・・・。ここは、マンボまうんてんのウッキージャングル。

ここはかつてグランティのコンガが支配していたが、今はサルたちが平和に暮らしていた。

そのジャングルにエゥーラとセイリー、そして、無数の人間たちがいた。

エゥーラ「B班はここの住人であるチンパンジーたちよりグランティに関する情報を聞き出せ。

我々A班はコンガ部隊が置いた仕掛けや危険物の駆除にあたる。では、作戦初め!」

クラッシャー同士「ははっ!!」 かくして、エゥーラ、セイリーたちA班と、B班に分かれ、

それぞれ行動を始めた。その様子を見たチンピーたちサルは?

「なんだろ?あの人間たちは?」 「ちょっと調べるだけだからって入れてみたんだけど・・・・。」

チンピーの母「怖いわぁ・・・・。武器を持ってる人がたくさんいて・・・・・。」

チンピーの父「心配ないよ。彼らは我々に危害を加えるつもりはないよ。」

チンピー「・・・・・僕、あの人たち・・・・知ってる気がする・・・・・。」

チンピーの両親「ええ!?」

チンピー「・・・・オレンジちゃんから聞いたんだけど、たぶん、アンチ・グランティ・・・・・。」

エゥーラとセイリーたちはチンピーたちを閉じ込めていた牢屋の場所にいた。

まだ、牢屋は残っているが、今は平和であるため、使われてはいないようだ。

エゥーラ「ここが・・・・グランティがここのサルたちを捕らえた場所だと?」

セイリー「はい。見てのとおり、牢屋がいっぱいあります。ですが、コンガは消えたので、

今は住人たちが自由になったので、もうこの牢屋には何もないと思います。」

エゥーラ「ふん。これより、この牢屋はここのサルたちにとって邪魔となるだろう。

破壊しろ!!」 クラッシャー同士「はい!!」 エゥーラの命令に複数の同士たちが、

銃やバズーカなどで牢屋を破壊しようとした。その時、一人の同士がエゥーラに声をかける。

クラッシャー同士「エゥーラさぁ~ん!!!」 その男は別の場所から来たらしい。

エゥーラ「どうした?」

クラッシャー同士「大変だ!!今すぐコンガのアジトだった場所に来てくれないか!?」

エゥーラ「よし!俺とセイリーで行こう!他の者に破壊を続行させる。案内しろ!!」

クラッシャー同士「わかった。こっちだ。」  かくして、男の案内で、エゥーラとセイリーは、

かつて、コンガのアジトだった場所に来た。奴が登っていた木は今でもあるようだ。

エゥーラ「ここがコンガのアジトだった場所だと・・・・・!?」

クラッシャー同士「うむ。コンガの奴、ここの一番大きな木の上に立って、

手下たちに指令を送っていやがったんだ。今はもういないんだが・・・・・。」

セイリー「それで、大変な事とはなんですか?」

クラッシャー同士「そうだった!これを見てくれ!!」 男は遠くの方に指をさした。

エゥーラ&セイリー「・・・・・・・・・・・。っ!!???」

エゥーラとセイリーはその遠くの方に近づく。すると、二人は何かを見たように驚き、足を止める。

セイリー「こ・・・・・・このスイッチは・・・・・・!!??」

エゥーラ「グ・・・・グランチルダの顔が描かれているだとおぉ・・・・・??!!」

そう。二人が見たのは、地面にあるグランチルダの顔が描かれていた、

大きなスイッチであった。しかし、何故、コンガはこのスイッチを作ったのだろう・・・・・?

しかし、コンガはもういない。このスイッチは何を意味するのだろうか・・・・・?

エゥーラ「なるほど・・・・・!このスイッチこそ・・・・・・・。

我々クラッシャーにとってもっとも危険だと聞いたが・・・・・やはりな・・・・・・!!」

そうです。エゥーラとセイリーも実はクラッシャーの戦士だったのです。

そして、彼らの前にあるグランチルダの顔が描かれていたスイッチとはなんでしょうか?

そして、おたからザクザクびーちで繰り広げられし、

バンジョーとカズーイVSラーティとサリマ率いるクラッシャー第15中隊の、

清算なる戦い。かくして、クラッシャーの登場により、この物語はどう動いてくるのでしょうか・・・・・・・?

果たしてバンジョーたちは無事、このおたからザクザクびーちを攻略できるでしょうか?

次回につづく

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