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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ローブの少女「・・・・・ねえ。」

ローブの少年「・・・・なんだ?」

ローブの少女「もし、あの熊と鳥が本当に恐ろしい力を持ったら、

グランティは奴らを利用したら、どうなっちゃうのかな・・・・・・?」

ローブの少年「もし、そうなったのであれば、地球全体がグランティの支配下に落ちるかもな。

しかし、あの熊と鳥がグランティと戦っているとの噂もあるらしいぜ。」

ローブの少女「でも、彼らの力は、我々クラッシャーから見れば、悪魔のような力・・・・。」

ローブの少年「そうだ・・・!だが、幸い彼らは力を失いつつある。

もし、完全なる覚醒を齎したら大変な事になる。今のうちに彼らを叩く必要がある!」

ローブの少女「そうだね・・・・・・。でも、私たちはニッパー軍の基地を探さなければならない!

ラーティやサリマさんの班もきっとそうしているはずよ!私たちも頑張らないと!!」

ローブの少年「うむ・・・・・。・・・・むっ!止まれ!」 ローブの少年は右手を横に出すと、

ローブの少女や後ろのクラッシャーの皆さんが止まる。ローブの少年の前には、

無数のスピニットの死骸があった。ほとんどがバラバラであった。それを見た同士たちは呟く。

クラッシャーの同士「あいつら・・・スピニットだ・・・・・!」 「グランティだな、きっと・・・・・。」

ローブの少女「ニッパー軍の一班だわ。どうやら私たちの同士と戦ったそうね。」

ローブの少年「どうやら、ラーティたちかダッタがやったそうだな。・・・・・っ!?」

ローブの少年は気づいた。無数の死骸の中に一匹のスピニットが、

瀕死でありつつも、何か必死に呟いていた。

スピニット「う・・・・あ・・・あの・・・・っ!あお・・・・・い・・・・ぬ・・・・のの・・・・・・・!

男め・・・・・・・・っ!!」 どうやら、スピニットは【あの青い布の男め!!】と言ってるつもりらしい。

ローブの少年「青い布の男だと・・・・?!」 ローブの少年と少女もしっかり聞いていた。

ローブの少女「まさか・・・・・。ダッタ!!?」 そう、これはダッタの仕業であった。


一方、ダッタはこの島のある一ヶ所にいた。足場がレンガ?でできていて、

壁が緑色らしかった。そこには池のようなところもあった。ここをこの島の池場と呼ぼう。

ダッタはそこで、無数のスピニットたちと戦っていた。

ダッタ「うぉりゃあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」  ダッタはナイフを振り回して、

無数のスピニットを攻撃した。しかし、そのスピニットが裏返る。

ダッタ「けっ!この蟹は硬ぇな!けど、裏返りゃ動けねーだろが!!」

そして、ダッタは裏返ったスピニットたちのところへ走って、再び彼らに切りかかった。

ダッタ「えやあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 ダッタが次々とナイフで切ると、

スピニットたちが次々と死に、真っ二つにされた者、バラバラに砕けた者がいた。

ダッタ「おぅ~い!!もっとかかってこいおやぁ!!!」 一匹のスピニットを、

一刀両断にしたダッタは他のスピニットにそう言う。いわば挑発である。

スピニット「く・・・・くっそぉ~!グランティをなめやがってぇ!!!」 一匹のスピニットが、

ダッタの挑発に乗ったせいか、一匹だけでダッタにかかってくる。それを見たダッタがナイフで切りかかる。

ダッタ「おいこらあああぁぁぁぁぁぁ!!!」 ダッタは素早い振りを何度も繰り返して、

一匹のスピニットを切りつけまくった。そして、ダッタはそれを終えると・・・・・。

スピニット「・・・・・きょぱっ!!!!!!」 その一匹が粉々に破裂して、死んでしまった。

他のスピニットはそれを見て怯えた。そして、ダッタはナイフからマシンガンに持ち替えた。

ダッタ「けっ!わかってたけどよぉ、貴様らスピニット族は、

通常の攻撃では、裏返ってしまうがよぉ・・・・・。強烈な攻撃や連続攻撃なら、

裏返ってないてめぇらでも・・・・へへへへへへへへ・・・・・!!!」

ダッタは不気味に笑いながらマシンガンをスピニットたちに向けた。

スピニット「ひぃ・・・・っ!!ま・・・待ってくれ!!!」 「命だけはぁ!!!」

ダッタ「ふざけんなああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

ダッタは怒り狂ってマシンガンを連射して、他の複数のスピニットを撃った。

無数の弾がスピニットたちを襲い、一匹が何発の弾に撃たれ、バラバラに砕け、

そして次々と無数の弾によって、粉々になる。そして、ついにこの辺のスピニットたちは全滅した。

ダッタ「ひゃはははははははははははは!!!!!!ざまぁwwww・・・・まったく。

グランティのクソどもめ。こんな蟹まで兵に仕立て上げっとはよぉ~。・・・っ?」

ダッタは隙間のところに誰かが隠れている事に気づいた。そこからもう一匹のスピニットが出た。

ダッタ「あぁ?」 しかし、そのスピニットは臆病な人らしい表情で、悪意はないらしい。

スピニット「ひっ!」 ダッタはその一匹に近づいてみる。しかし、そのスピニットは怯えていた。

ダッタ「隠れるなんざ、いい度胸じゃね?グランティの手先さんよぉ~。」

スピニット「はひ!い・・・・いえ!違いますっ!わ・・・・わたくしは、

グランティなどに入ってない一般のスピニットにございますぅ~^^;」

ダッタ「嘘付けぃ!!お前はどう見たってグランティだろーが!グ・ラ・ン・ティ!!!」

スピニット「だから違いますってば;私はこの島の住人でありまして・・・・;

ってゆーか私はグランティが大嫌いでして、平和を愛していますぅ~ww」

ダッタ「そう言って、俺を騙して奇襲攻撃をかけたいの?」

スピニット「ほほほほほほほほ本当ですってば!信じてください!!

ただ、私たち一般のスピニットとグランティ所属のスピニットはほとんど同じでして・・・・・;っ!!??」

スピニットは怯えながらもダッタに説得した。そう。このスピニットは本当に一般のスピニットである。

グランティに所属していない平和なスピニットであるのだ。しかし、ダッタは、

そんなスピニットの甲羅(頭?)にナイフを突き刺した。ドスッ

ナイフに刺された部分から徐々にヒビが入る。スピニットはショックでしゃべる事すらできない。

ダッタ「人を騙すなら、もっと戦略的に考えた方がいいよ?」

ダッタはそう言うと、そのままナイフで突きたてたままスピニットを持ち上げた。

スピニット「わ・・・・・わたくしは・・・・・・。グランティに・・・・はいってな・・・・・・。」

ダッタ「入ってるね?てめーはグランティつってんだろうが・・・。」 ダッタはそう言うと、

ナイフを持つ右手を、思いっきり振り、そのままスピニットを地面に叩きつけた。

すると、スピニットは顔が砕け、バラバラになり、粉々となった部分が散らばっていった。

ダッタの鬼畜な攻撃によって、戦いを好まぬ一般のスピニットまでもが死んでしまった。

ダッタ「何が一般っつーんじゃ。カス。・・・・・それにしてもこの島のこの場所・・・・・。

これも、昔キャプテンネロスって奴が基地として作ったんじゃねーの?

だとすれば・・・・・。この辺にジグソーが眠ってるって事もあるかもなぁ・・・。」

ダッタはここにジグソーが眠っていると思って笑みを浮かべた。


一方、バンジョーとカズーイはラーティとサリマの手下?と戦い始めている頃であった。

クラッシャー同士「ぬおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」

ラーティ「ゆけ!!第15中隊の力を見せてやるのだぁ!!!」

カズーイ「バンジョー!!」 バンジョー「ちぃ!!」

クラッシャー同士「ぬああぁぁ!!!」 一人の同士が剣で斬りかかるが・・・・・。

バンジョー「っ!とう!!」 バンジョーは敵の両手を掴んだ。これで同士は剣を振る事はできない。

そして、バンジョーは片方の手で一人の同士を殴った。すると、敵が一人倒れた。

クラッシャー同士「てめえぇぇっ!!!」 さらに、2、3人が剣や斧などで襲い掛かる。

バンジョー「くっ!てやっ!!とあっ!!」 バンジョーは一人の同士を二回殴って倒すと、

もう一人が剣を振るう。しかし、バンジョーはそれを避け、アッパーで返り討ちにする。

クラッシャー同士「やろぉ!!」 今度は後ろから斧で襲い掛かる。しかし・・・・・。

カズーイ「っ!はっ!!」 後ろにはカズーイがいた。カズーイは嘴で、

斧を持ったクラッシャー隊員を弾き飛ばして、倒した。

クラッシャーの同士「ぐあっ!!」 その時、正面からは、ヤリを持ったクラッシャーの同士が、

バンジョーに迫る。しかし、バンジョーは蹴り上げて、敵のヤリを弾き飛ばした。

クラッシャーの同士「お・・・・俺のヤリが・・・・・・!うわあぁっ!!!」

バンジョーは思いっきり武器を失った敵を殴り倒した。遠くから機関銃を構えた男もいた。

クラッシャーの同士「死ねぃ!!!」 そう言うと、同士は機関銃を撃ってバンジョーに迫る。

ボトルズ「バンジョー!!カズーイ!!」 プルレス「敵の銃弾が!!」

バンジョーとカズーイ「っ!!とんぼがえりジャンプ!!!!」  バンジョーとカズーイは間一髪、

とんぼがえりジャンプで敵の銃弾を避け、機関銃を持つ者に攻撃をしかける。

バンジョー「はあああああぁぁぁぁぁ!!!!!」 バンジョーは空中キックで、

男に攻撃し、機関銃を放させた。しかし、男はすぐに立ち、着陸したバンジョーに襲い掛かる。

クラッシャー同士「このおぉ!!!」 同士はバンジョーと組み合うが・・・。

バンジョー「ふん!であ!!」 バンジョーはそんな同士を殴り、蹴り上げた。

しかし、もう一人の男が剣でバンジョーに斬りかかるが、バンジョーは攻撃を避け、横チョップで倒す。

バンジョーは再び機関銃を持っていた男と戦う。男が殴りかかる。

バンジョー「っ!とあぁ!!」 バンジョーは、手刀でそれを止め、メガトンパンチで敵を倒した。

サリマ「このままでは全滅してしまう・・・・・・・!!」

カズーイ「キキツキアタック!!!!」 カズーイはキキツキアタックで、

二人の剣を持っていた男を弾き飛ばして倒した。

クラッシャー同士「うわあああぁぁぁぁぁ!!!!」 「でやあぁぁぁっ!!!」

今度は素手で格闘が得意そうな同士がバンジョーに蹴りかかる。しかし、避けられる。

クラッシャー同士「うらっ!!てぃや!!」 男は殴りかかるが、カズーイは嘴でそれを弾く。

バンジョー「はっ!でっ!!」 カズーイ「むん!!!」 バンジョーは同士の両肩を掴み、

腹に膝蹴りを打ち、頭を両手を組んで叩くと、カズーイが嘴で敵の頭を突いた。

クラッシャーの同士「あ・・・・・っ!!」 また一人クラッシャー同士が敗れる。

バンジョー「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

バンジョーは他のクラッシャー同士のところへ走ろうとするが、突然、銃弾が飛び出してきて、

バンジョーの前の地面にあたる。バンジョーはこれに驚き、止まる。

バンジョー「この銃弾・・・・・!もしや・・・・・・っ!!」

バンジョーは銃弾の放ったところに目線を向く。そこにピストルを構えているサリマと、

ラーティがいた。どうやら、ピストルを撃ってバンジョーを止めたのはサリマであった。

サリマ「・・・っ・・・・・・!次は私たちが相手よ!!」

つづく

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バンジョー「ど・・・・同士だって・・・・・?!」

サリマ「そう。強いて言うなら、アンチグランティと言ってもいいわね。」

ボトルズ「しかし・・・廃人に障害者とかって・・・・・・。彼らも戦っているのですか?」

サリマ「ええ。彼らも中には自分の大切なものを壊したグランティに、

復讐を果たそうとする者が多くいるわ。それだけではなく、自分のやるべき事を見つけるため、

だと言って戦う事を望んだ者もいたわ。」

カズーイ「というか・・・・。数万人って・・・・多すぎじゃない?」

サリマ「どの組織だって数が多すぎるわ。グランティのメンバーだって、

何十万人かいる。私たちも数万人でないと奴らとは互角に戦えないわ・・・・。」

プルレス「でも、元軍人って、軍隊の人もいるの?」

サリマ「確かに彼らは元政府の軍に所属していたわ。けど、軍のやり方に嫌気がさした者、

またグランティに所属した部隊を壊滅させられた者がほとんど私たちの同士になったのよ。

嫌気がさした者たちでは、特にその軍を倒してしまおうという者も多かった・・・。

逆に部隊を壊滅させられた者はその部隊の人たちを想っている者もいたわ。」

バンジョー「ぐ・・・・軍を倒してしまおうって・・・・・・!まさか・・・・・・!!」

サリマ「そう。我々はグランティと戦う事だけではない。我々の行動を、

妨害する者たちなら、たとえ政府の者でも殺してしまうわ。

グランティはなんとしても私たちが倒す・・・・・!それがいかに酷い事であろうとも!」

サリマがそう言った後、浜辺の砂が少しずつ海の塩水に、浸かっていった。

ボトルズ「そ・・・・そこまでして、グランティを倒したいのですか・・・・・!?」

サリマ「・・・・・・クラッシャーは政府に所属しない、非公式の組織。

しかし、政府から見れば、私たちをただのテロリストだと思っているわ。」

プルレス「どうしてテロリストって思われるんですか・・・・・!?」

ラーティ「・・・・・俺たちクラッシャーがどんな生活をしていると思う?」

バンジョー「え・・・・?え・・・えっと・・・・・・。わからないなぁ・・・・・。」

サリマ「・・・・・・ほとんどの同士は、他の国の食物や家具を盗んで、自分のものにしていたわ。」

バンジョー「他の国から食べ物とか家具を盗んだだって・・・・・?」

カズーイ「それよ!そうやったから、テロリストって呼ばれるんじゃないの!?」

サリマ「確かにそうね。でも、私たちみたいに金でちゃんと買って自分のものにする人もいるわ。

仕方がないじゃない・・・・・!私たちだって生きている。生きるためにも、食べ物とかが必要じゃない。」

ラーティ「鳥ちゃんの言うとおり、俺たちはテロリスト扱いかも知れない。だがテロリストだからこそ、

自分たちが生活できるために、武器も食物も・・・そして、大金も構わず奪ってやるのだ・・・・・!!」

ボトルズ「どうりで政府とは仲が悪いというわけですね・・・・・!」

バンジョー「テロリストと呼ばれたからって・・・・そんな事していいはずが・・・・・!!」

ラーティ「だが、貴様らもいずれ、テロリストと呼ばれる日も近いぞ?」

バンジョー「えっ!?」 カズーイ「ちょっとぉ!それ、どーいう意味?」

ラーティ「我々は知っているのだ。かつて、全てを破壊するほどの恐ろしき力を持つ、

伝説の熊と鳥がいたとな。お前たちはその熊と鳥に似てそうだからよ。」

カズーイ「またそれぇ!?いい加減にしなさいよ!あたいたちは違うっての!!」

ラーティ「しかし、政府の連中は、伝説の熊と鳥の存在を許さないだろう。

もし、奴らにお前たちの存在に気づいたら、間違いなくお前たちに襲い掛かるだろう・・・・・。」

バンジョー「政府の人たちが人違いで襲い掛かるなんて・・・・・!ありえない・・・・・。」

ラーティ「まあ、言っても無駄だろうがな。俺たちも貴様たちを狙っているのだからな!」

カズーイ「だからあんたたちねぇ。だから、人違いだってば。」

バンジョー「一つ聞くけど、どうして僕たちを狙うんだ?グランティはいつか、

僕たちを戦力にしてしまうからなのか?」 バンジョーがそう聞くと、ラーティは笑みまがら返事した。

ラーティ「ふっ。確かにそうかも知れねぇな。しかし、それだけではない。

言ったはずだ。お前たちは完全なる力を取り戻した時が問題なのだ。」

バンジョー「完全なる力を?僕たちが?」

サリマ「そうよ。彼女の予想では、その完全なる力を取り戻した時、

伝説の熊と鳥は蘇り、多くの命を奪い取ってしまうと・・・・・。私たちはそうさせないためにも、

熊と鳥を探していたわ。それがあなたたちだったなんて・・・・・・!!」

バンジョー「・・・・・でも僕たちも、多くの命を弄ぶのが嫌なんだ。それなのに・・・・!」

カズーイ「あんたらはあたいたちの事を伝説の熊と鳥だとか呼んじゃって・・・・!!」

サリマ「私も、本当ならあなたたちを傷つけたくない。でも・・・・・・。」

ラーティ「これはミッションなのだ!お前らを捕まえれば、任務は完了する。」

ボトルズ「でも、あなたたちはニッパーを倒し、ゴールデンジグソーを・・・・・!!」

ラーティ「もちろんグランティの戦士は倒すさ。だが、お前たちも我々の標的の一つ。

標的は必ず倒す!!」 ラーティがそう言うと、小さな波が出て、浜辺がその塩水に浸かった。

カズーイ「ちっ!戦う気らしいわよ、奴ら。どうするの?バンジョー!」

バンジョー「く・・・・っ!」 バンジョーは悩んでいたのだ。クラッシャーはもし、

仲良くできれば仲間になれるかも知れない。しかし、彼らはテロ行為のようなものも行い、

また自分とカズーイを捕まえようと襲い掛かるラーティたちに対し、どうすればいいか悩んでいた。

バンジョーはいつかは仲間になるやも知れぬクラッシャーと戦う事に苦悩した。

サリマも同じく、バンジョーたちが自分の仲間になりそうだと思っていた。

しかし、彼女の仲間であるラーティは、バンジョーたちを敵だと思っていた。

ラーティは右手を上にあげると、銃器を持った男が4人、横に並んでバンジョーたちの前で構えた。

バンジョー「・・・・っ・・・・・!!僕と・・・・戦いたいというのか・・・・・!!?」

ラーティ「戦えばお前を倒せる。」

バンジョー「違う!まだ結果が見えていないのに、簡単にそんな余裕な事を言うなっ!!」

サリマ「あなたの言うとおりかも知れない。戦う時点で勝てるとは思えないところもある・・・・・。」

ラーティ「だが、それでも俺はお前たちを倒してみせる・・・・・!!」

プルレス「く・・・・っ!やはり、ここは戦わなきゃいけないのか・・・・・!!」

バンジョー「くそ!なぜ・・・・・・。」 カズーイ「とにかく、こっちが勝たなきゃ危ないわ!!」

サリマ「っ・・・・・!やっぱり、こうするしかないんだね・・・・・。」 サリマも銃を構える。

バンジョー「・・・・っ・・・・・!!」 バンジョーは悔しかったのだ。

味方になってくれると思ったクラッシャーが、今はわけもわからず敵になってしまった事に。

ラーティ「・・・・ようやく戦う気になったな。射撃開始!!!」 ダダダダダダダダダダダダダ

ラーティの言葉に4人の男が一斉にマシンガンを撃ち出し、バンジョーたちを攻撃する。

カズーイ「来るわ!バンジョー!!」 バンジョー「ちいっ!!」

バンジョーは右辺に避けて、敵の一斉射撃から逃れた。

ボトルズとプルレス「あわわわわわわわわわ!!;;;;」 ボトルズとプルレスは、

焦りながら必死に走って、敵の一斉射撃から逃げ切ったようだ。

ラーティ「敵は右辺に逃げ込んだ。撃ち落せ!!」 ラーティの命令に従った男たちは、

マシンガンをバンジョーの方に構え、再び一斉射撃を始めた。無数の弾がバンジョーを襲う。

バンジョー「っ!!」 バンジョーはまた右辺に避けて、敵の一斉射撃を避けた。

そして、その後すぐに、体を回転させて、銃を持った男たちに迫る。

バンジョー「ローリングアタック!!!!!」 バンジョーはローリングアタックで男たちを倒した。

男たち「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

サリマ「っ!!同士が・・・・!!仲間たちが・・・・・・!!」

ラーティ「やるな・・・・・っ!!もう少し小手調べと行くか。クラッシャー同士よ!ゆけぇい!!」

クラッシャー同士「おうっ!!ぬおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

ラーティの命令を聞いた同士たちは一斉にバンジョーに襲い掛かる。

ボトルズ「来ますよ!バンジョー!カズーイ!」

バンジョーとカズーイ「くぅ・・・・・・っ!!!」

サリマ「っ・・・・・・。(こんな展開になるなんて・・・・・・・・。他のみんなはどうしてるのだろうか・・・・・?)」


一方、おたからザクザクびーちの別のところでは、他のクラッシャーのメンバーが行動していた。

その中にもローブの少年とローブの少女がいた。

ローブの少女「ダッタってば、一人でどこかへ行っちゃったわね。」

ローブの少年「あの熊と鳥を倒すってさ。まあ、あいつは単細胞だから、

きっと、今頃は、あの熊と鳥を見つけて戦っている最中だろう。」

しかし、今バンジョーとカズーイと喧嘩しているのは、サリマとラーティたちであるが・・・・。

つづく

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バンジョー&カズーイ「き・・・・っ!君は・・・・・・!!」

サリマ「・・・・・・やはり、来たんだね・・・・・。」

ボトルズ「グランティを追う者・・・・・!サリマ!!!」

大きなビーバー「グランティの追う者なら他にもこんなにいるが?」

プルレス「・・・・っ!?あ!よく見れば、武器を持ってる人たちがたくさんいる!!!」

スピニット「ちぃぃぃっ!!また来やがったか!CRASHER!!!!」

バンジョー「CRASHER!??やはり・・・・君たちが・・・・・・!!」

サリマ「そうよ。CRASHERとは・・・・・いわば、破壊者!」

ビーバー「俺もその破壊者の一人。俺様の名前はラーティー。」

サリマ「私たちがここに来た目的はこの島を支配しているグランティを滅ぼす事。」

ラーティ「・・・・・このようになぁっ!!!」 ラーティはそう言うと、スピニットたちの方へ走った。

バンジョーとカズーイ「っ!!??」

スピニット「わわっ!こっちに向かってくる・・・・・!?うべっ!!」

そして、ラーティは一匹のスピニットを殴り、それによって裏返った敵の体を掴んだ。

ラーティ「見ろ!!これがビーバーの力だ!!!!」  ラーティがそう言うと、

一番突き立っている2本の前歯でスピニットの赤い部分を思いっきり噛んだ。

すると、スピニットの赤い部分にヒビが大きく入った。ラーティの前歯に噛まれた部分からだ。

スピニット「ぴ・・・・・・ぴぎゃああぁぁぁぁっ!!!!!」 そのヒビはますます大きくなり、

スピニットの体全体に広がった。(ただし、両方のハサミと足は除く。)

パアアァァァン そして、スピニットは断末魔とともに、爆発したような勢いで粉々に吹き飛んだ。

バンジョー「す・・・・・凄い!!!」

カズーイ「噛んだだけで倒せるなんて・・・・・!なんて最強なビーバーなの・・・・・・!!?」

ボトルズ(ビーバーは木をよくかじるので、よほろ歯が強いだろう・・・・・。

ラーティというビーバーはその特性を生かして、今のように敵を倒した・・・・・・!

その彼はかじるだけで簡単にスピニットを倒してしまった。ただのビーバーではない・・・・・・!!)

プルレス「このビーバー、強い・・・・!これで敵部隊は約4匹くらいとなったぞ!!」

スピニット「く・・・・っ!今の戦力では勝つのは難しい・・・!!」

「だが!俺は一人でも殺らにゃぁ収まらねーよ!!」 一匹がそう言うと、

いきなり走り出して、サリマの背後についた。サリマを襲う気だ。

バンジョー「あ!サリマ!危ない!!!」 バンジョーが彼女を救おうと走る。

サリマ「え・・・・・っ!?」 サリマは後ろを向いた。しかし、スピニットがハサミで襲い掛かる。

しかし、横からバンジョーが来た。バンジョーは渾身のパンチでスピニットを殴り飛ばす。

スピニット「ぐあ・・・・・・!!」 スピニットはサリマから離れたところに扱けて裏返る。

サリマ「くっ!!」 サリマはピストルを構えて、自分を襲おうとしたスピニットを二発撃った。

スピニット「ぎゃ・・・・・・っ!」 彼女の銃弾により、スピニットは粉々に吹き飛んだ。

バンジョー「・・・・・大丈夫かい?」

サリマ「・・・・・・・ありがとう・・・・・。でも・・・・・・。」 サリマはバンジョーの前で真剣な眼差しをした。

カズーイ「なんて言ってる場合じゃあなおわよ!!他のスピニットどもが!!」

バンジョーとサリマ「っ!??」 今度は二匹のスピニットがバンジョーたちに襲い掛かる。

スピニット「このやらあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

プルレス「二匹同時に襲い掛かってくる!!!」

カズーイ「く!タマゴミサイル!!!!」 カズーイはタマゴミサイルを二発発射した。

ラーティ「っ・・・・・!!」 ラーティも走り、一匹のスピニットと激突する。

スピニット「ぷっ!あっ!!!!!」 一発目のタマゴミサイルをくらった一匹が裏返り、

その後すぐに二発目のタマゴミサイルが命中し、スピニットはバラバラに吹き飛んでしまった。

もう一匹がラーティと戦い、両手のハサミで攻撃するが、そのハサミがラーティの両手に掴まれた。

このままでは、スピニットはハサミで攻撃できず、身動きもとれない。

ラーティ「どああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」  そして、ラーティは口を大きく開けた。

そして、前歯を突きたて、それで、まだ裏返ってない状態のスピニットをこのまま噛み付いた。

スピニット「ぐ・・・・ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

しかし、緑の装甲のように硬い部分が噛まれた部分からヒビが大きく入り、

やがて、ハサミと足を除く全体にヒビが入り、その体が爆発するようにバラバラに吹き飛んだ。

バンジョー「おお!裏返らなくても前歯で簡単に・・・・・・!!」

サリマ「ラーティの前歯は戦車の装甲でもいとも簡単に砕けるわ。

スピニットでも彼の前では単なる砕きやすい骨董品に過ぎない。

それに、この小鳥ちゃんの口から吐くタマゴも恐ろしいものね。」

カズーイ「何よ!恐ろしいって!!」 カズーイは馬鹿にされたと思って怒った。

スピニット「ちくしょう!覚えておれ!!」 残った一匹は戦う事なく逃げ出した。

プルレス「あ!最後の一匹が逃げていく!!」

ラーティ「恐らく、基地に帰って幹部に報告にゆくつもりだろう?」

バンジョー「それはともかく、ありがとう。助けてくれて。」

サリマ「こちらもありがとう・・・・・。私からは・・・・・・。」

ボトルズ「え?どういう事ですか?」

ラーティ「お前たちが・・・・・恐るべし力を持った伝説の熊と鳥だな?」

バンジョー「え・・・・・?!」 バンジョーはラーティの言葉を聞いて、違和感を感じた。

カズーイ「だから、あたいたちは一般の動物だってば・・・・・・。」 カズーイは呆れながら返事する。

ボトルズ「・・・・・僕たちはグランティと戦うけど、かなりの力が必要らしいのです・・・・。」

バンジョー「っ!そうか・・・・・。君たちなら・・・・僕たちに強力してくれるよね?

君たちは・・・・・僕たちを助けてくれたし。それに、頼もしそうだし・・・・・っ!」

サリマ「私も・・・・・・あなたたちとなら・・・・・・・。」

サリマとバンジョーはお互いに手をのばす。どうやら握手をしようとしているようだ。

ラーティ「待て、サリマ!お前の優しさがどれほど愚かな事になろうかわからんのか?」

サリマ「っ!?ご・・・・ごめんなさい・・・・・。」

サリマはそう聞いて握手をやめる。バンジョーはこの様子を見て、手をさげた。

バンジョー「え・・・・・?何故・・・・・??」

ラーティ「見よ!我がCRASHREの精鋭たちを!!!」

バンジョーたち「え!!????」 その時、バンジョーたちはあるものを見て、驚く。

そのものとは、ラーティとサリマの後ろに来た人間たちの集団であった。

メンバーはそれぞれ、剣や銃器、棒やヤリに弓など他にも様々な武器を持っていた。

バンジョーとカズーイ「こ・・・・・こいつらは・・・・・・・!!!」

サリマ「・・・・・・私たちの仲間よ。我々はCRASHREの第15中隊。」

ラーティ「だが、これらのメンバーは我が中隊メンバーの数名の半分に過ぎん。

他の奴らはこの島を探索しているだろう。ニッパーを倒すためにな。」

サリマ「それだけではない。ニッパーを倒す同時に、

この島に眠るゴールデン・ゾグソーを発掘して集めなければならない。そして・・・・・・!!」

プルレス「ちょ・・・・・ちょっと待って!!そしてって・・・・・・まさか・・・・・・!!」

ラーティ「・・・・・恐るべし力を持つ熊と鳥を・・・・・抹殺する事・・・・・!!」

ボトルズ「な・・・・・・っ!!そ・・・・それは・・・・まさか・・・・・!!」

カズーイ「だから違うって言ってるじゃない!!あたいたちは普通の動物だって・・・・・!!」

ラーティ「確かに普通の動物だと言い張れるだろう。だが、お前たちはどう見ても・・・・・!!」

バンジョー「・・・・・恐るべし熊と鳥だって言いたいだろう?」

カズーイ「バンジョー・・・・・!!」

バンジョー「確かに、僕たちはツメツメパンチやキキツキアタックなどで、

ニガイ連合に、ティッカー族やコンガ軍団を滅ぼした。君たちから見れば、

壮大な力かも知れない。でも、僕たちだって好きでこんな力を持ったわけじゃない!!

ただ・・・・・持たされてしまっただけなんだ・・・・・・。」

サリマ「そうだね・・・・・。あなたたちだって好きであんな事をしたくなかった・・・・・わよね?」

ラーティ「だが・・・・・。俺にとっては・・・・・倒すべき敵だ・・・・・・!!」

バンジョー「・・・・・ちょっと待って!あのダッタも・・・・君たち中隊の一員なのか!?」

サリマ「いえ。彼は単独。一人だけで行動しているわ。

CRASHREの中には隊に属さずとも、一人だけで行動する者も数多く存在するのよ。

まあ、金目当てで戦う者や職を失った者、自分の怒りを思い知らせようとする者たちもいるけど・・・・。」

ボトルズ「待ってください!CRASHREはグランティと戦う組織だとは聞いています。

ですが、あなたは言ってましたよね?政府とは仲が悪いって・・・・・・。

政府に所属する機構もグランティと戦っています。なのに、なぜ・・・・・。

あなたたちはそんな機構を嫌いながら、グランティと戦うのですか!?」

ラーティ「ほう。・・・・お前は、俺たちのCRASHREの本当の恐ろしさを知らぬとは・・・・・。

サリマ。冥土の土産に教えてやれ。」

バンジョーたち「え・・・・・????」

サリマ「わかったわ・・・・・・。じゃあ、そろそろ教えてあげなくちゃいけないわね。

我々CRASHREのメンバーは、一般人、元軍人、ヤクザ、盗賊、格闘家、賞金稼ぎ、

廃人、孤児、障害者、魔術師、その他・・・・・・・以下、これら数万人以上が我々の同士よ。」

つづく

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バンジョー「ス・・・・スピニット族!!?」

カズーイ「この変なカニたちがそのスピニット族ってわけ!?」

スピニット「変なカニじゃねーよ!!むしろ、お前らが変だろ!!」

スピニットは人間語を話せるのであった。しかし、カズーイに変だと言われて怒ったそうだ。

バンジョー「うっ!こいつら・・・しゃべれるぞ!?」

ボトルズ「スピニットは知能を持ったカニです!」

プルレス「ところで、僕たちに何か用なの?」

スピニット「ククククククク・・・・・!お前たちの首をとりに来たのさ!!

我々グランティ第6海軍の守衛A班の誇りをかけてなぁ!!」

プルレス「グランティ第6海軍!!?」

ボトルズ「まさか・・・・・。サリマっていう人が言ってた・・・・・!」

スピニット「サリマだ?もしや貴様ら!奴らの仲間になったわけではあるまいなっ!?」

バンジョー「奴ら!?CRASHERの事か・・・・。」

カズーイ「まだ友達にもなってませんけど?」

スピニット「では、お前たちはCRASHERのあの小娘とはどんな関係だ?」

プルレス「うーん・・・・。でも、あの子は僕たちと関わりたくないと・・・・・。」

スピニット「なにぃ!?あの娘とその仲間たちは我が同士を次々と殺してしまったんだぞ!??」

ボトルズ「ちょっと待ってください!スピニット族は浜辺や海に暮らす、

カニの種族・・・・・。それが何故、グランティの手下などに!?」

スピニット「確かにスピニット族は元より浜辺や海には平和に暮らしている。

だが、俺たちのような多くのスピニットはこうやってグランティの兵士として戦っているのさ!

まあ、そんなグランティに属さないスピニットたちも何万匹いるがな・・・・・。」

バンジョー「じゃあ、なんで君たちはグランティに属しているんだ!?」

カズーイ「グランティに入んなきゃ誰かさんにやられないのにねぇ~?」

スピニット「何を~!?かかれぃ!!!」 「ははっ!!!!」

班長がバンジョーたちの前で横姿を見せると、他の6匹くらいスピニットたちも横姿を見せた。

バンジョー「むむっ!!急に横姿でハサミを構えたぞ!?」

カズーイ「横姿・・・・・!もしや、カニ歩きで突撃する気ねっ!!?」

スピニット「その通り!!突撃いぃぃぃっ!!!」 「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

班長がそのままの姿で走ると、他のスピニットたちも走り始めた。

バンジョー「わわ!!早い!!」 バンジョーの言う通り、

このスピニットたちのカニ歩きは何故か人間が走ってる時と同じ速さをしていた。

普通のカニのカニ歩きは少し遅いかも知れないが、このスピニットのカニ歩きは凄く速い。

スピニット「我がスピニットのカニ歩きは物凄いスピードだよぉぉぉぉぉぉぉ~ん!!!!」

カズーイ「バンジョー!敵は何をしでかすかわからない!!先制攻撃を!!」

バンジョー「おう!ローリング・アタック!!!!」 バンジョーはローリングアタックを繰り出した。

スピニット「うわあああぁぁぁぁぁぁ!!!??」 バンジョーの回転体当たり攻撃によって、

4匹のスピニットがふっ飛んで、裏返った姿になり、下の赤い部分をさらした。

プルレス「バンジョーさんのローリングアタックが決まった!」

ボトルズ「敵は数名立てなくなりましたぞ!!蟹は裏返るとあまりうまく動けないはず!!」

確かに、カニは裏返ればうまく立てないかも知れない。しかし・・・・・・。

スピニット「っ!でえぃ!!」 「はっ!!」 「とぉ!!」 「ひゃはぁ!!」

なんと。4匹のスピニットが立った。スピニットは蟹なのに、何故か急に立てたのだった。

ボトルズ「た・・・立った!?そんな馬鹿な・・・・・!!っ!?そうだった・・・・・!!

スピニット族は蟹でも、たとえ裏返っても自ら立てるんだった・・・・!!」

スピニット「ふふふふっ!その通り!!」 「やわな格闘では我らには勝てぬ!!」

「行くぞぉ!!!」 そして、スピニットたちは一斉に走り出した。

バンジョー「させるかあぁっ!!!」  バンジョーも走りだし、カズーイも顔を前に出した。

そして、バンジョーは一瞬で回転して、物凄いスピードでスピニットたちに襲い掛かる。

バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!!」

バンジョーとカズーイはくちばしアタックでスピニットを一双してしまおうとした。

しかし、先行のスピニット2匹がそれぞれ左右に分かれて走り、攻撃をかわした。

バンジョー「っ!?くちばしアタックが!!」 カズーイ「かわされた!?」

そして、一匹がバンジョーとカズーイの前で正面を見せて、左のハサミで攻撃を仕掛けた。

スピニット「きいぃっ!!」 しかし、バンジョーはチョップで敵のハサミを弾いた。

バンジョー「むん!でやあぁっ!!」 そして、左手のパンチでスピニットの顔面を殴った。

スピニット「ぶご・・・・っ!!ひゃぁっ!!」 殴られたスピニットは一度裏返るが、再び立った。

カズーイ「よーし!今度はあたいが・・・・っ!!」 カズーイも攻撃に参加しようとする。

しかし、先行で攻撃をかわした2匹のスピニットがカズーイの後ろに来た。

カズーイ「な・・・・・・っ!?」 カズーイは敵に感づかれて、後ろを見るが・・・・・。

スピニット「ごるあぁっ!!!」 そして、2匹はハサミで一斉にカズーイの背中を突き刺した。

カズーイ「ぐはあぁ・・・っ!!」 ザクザクッ カズーイは背中を突かれ、激痛を感じた。

バンジョー「っ!?カズーイ!!」 バンジョーはカズーイが攻撃を受けたので、

後ろのカズーイを見て、心配する。しかし、一匹のスピニットがそんなバンジョーを襲う。

スピニット「余所見してんじゃねーよ!バーカ!!!」

バンジョー「っ!?ぐあぁはっ!!」 ドスウゥッ バンジョーは前の方を見るが、

既に遅く、スピニットはハサミでバンジョーの胸を突いた。バンジョーも激痛を感じた。

ボトルズ「バンジョー!!」 プルレス「カズーイさん!!」

そして、後ろの2匹がカズーイから離れ、一匹もバンジョーから離れて、集団のところに戻る。

バンジョー「う・・・・・!っ・・・・!!」 バンジョーは大ダメージを受けるが必死に立つ。

カズーイ「バンジョー・・・・・!やってくれるわねぇ・・・・っ!!」   カズーイも背中を攻撃され、

少し苦しんだ表情であるが、怒りの表情を強くして、スピニットを睨んだ。

スピニット「けっ!こいつらがあのコンガを倒した熊と鳥だぁ?」

「コンガは俺たちと強かったんだぜ~?そんな強い戦士を倒した奴が、

下っ端の俺らに負けそうでどうすんの?」 「待てよ。そーいや、コンガを倒した奴が、

俺に負けそうこたぁ・・・・。俺ら、コンガと同じ強さを持ってね?w冗談だけどよぉw」

「いやいや、こやつらインチキしたに違いねーぞ?あのチンケな熊と鳥が、コンガに勝てたわけねーしw」

カズーイ「インチキじゃないわよっ!!!!」 カズーイの大きな叫びによって、

馬鹿にするように笑っていたスピニットたちが一瞬にビクつく。

スピニット「ちっ!まだ戦おうってか?あん?」 「班長、どうバラしましょっかねぇ~?」

バンジョー「そ・・・・そうだ・・・・・!僕たちは・・・・本当にコンガを倒したんだ・・・・・!!」

スピニット「コンガを倒したってんなら、俺たちをもやつけてみろよおぉ!!!」

そして、スピニット部隊がうまく立てないバンジョーに一斉に襲い掛かる。

カズーイ「ええ。もちろん、あんたらを八つ裂きにしてあげるわ・・・・・!

コンガを倒したこの技でねええぇぇっ!!!!」 そして、カズーイは、

口からミサイルのように速いタマゴを吐き飛ばした。そのタマゴは一匹のスピニットに命中した。

スピニット「くあっ!!」 そして、タマゴは破裂し、一匹が後ろに扱けて、裏返った。

「なに!?」 「この鳥・・・・!口からタマゴを!!」 「どうやらまだあきらめとらんようだなっ!!」

カズーイ「どう!?少しは痛かったでしょ!これがコンガを倒した・・・・・・!

タマゴミサイルよ!!!!」 そして、カズーイは次々とタマゴミサイルを繰り出し、

無数のタマゴがスピニットたちに襲い掛かる。

スピニット「わっ!!」 「ぎゃ!!」 「くはぁ!!」 「うわあぁぁっ!!」

そして、次々とスピニットが裏返っていく。しかし、一匹が走って、攻撃をかわした。

スピニット「やろおおぉぉ!!!」 その一匹が素早い横歩きもとい横走りで、

バンジョーの右のところについた。そこに止まって、ハサミでバンジョーを攻撃しようとするが・・・・。

バンジョー「っ!たああぁぁぁぁっ!!!!」 しかし、バンジョーはそれに気づいて、

そのスピニットを右ハイキックで蹴り上げた。しかし、その一匹は裏返ってまた立った。

スピニット「ぴぎっ!・・・・・っ・・・・けあぁっ!!!」

そして、カズーイの攻撃で裏返ったスピニットたちも次々と立ち上がる。

カズーイ「くぅ・・・・っ!しぶといわね・・・・・!っ!?」 その時、カズーイは、

少し遅れて立とうとしたスピニットを見た。そのスピニットはどうやら慌てているようだ。

スピニット「くっ!早く立たねば・・・・・っ!!」

カズーイ「ふん!見つけたわよぉ!!!」 そして、カズーイはタマゴミサイルで、

まだ裏返っていたスピニットを攻撃した。タマゴはスピニットに直撃。すると・・・・・?

スピニット「ぎゃぴゃああぁぁっ!!!!」 タマゴが破裂すると同時に、

スピニットも体が爆発するようのバラバラになった。カズーイはスピニットの弱点をついたのだ。

スピニット「な・・・・なにぃ!?」 「この鳥・・・・!やっちまったのかよぉ・・・・!!」

バンジョー「す・・・凄いぞ!カズーイ!!」 カズーイ「へへっ。まあねw」

ボトルズ「カズーイは気づいたんですね!スピニットは裏返る間では立つ以外何もできない。

しかも、そのまま敵に激しい攻撃されるとバラバラになる。それがスピニットの弱点だ!!」

プルレス「凄いやカズーイさん!!でも、スピニットは強力な攻撃を叩き込まれ続けると、

裏返られなくても死ぬんですよね!?」

ボトルズ「ええ・・・・・・!!バンジョー!カズーイ!反撃です!!」

バンジョーとカズーイ「よーし・・・・!行くぞおおぉぉぉぉ!!!」

スピニット「たとて弱点を知られてもおぉぉぉ!!」 「戦ってやるああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

バンジョーとカズーイ、そしてスピニット軍団。両者は死闘を繰り広げんと激突する。

バキュバキュバキュン  しかし、謎の無数の銃弾が一匹のスピニットに命中。

スピニット「っ!いっ!いがあぁぁぁぁっ!!!!」 連続で撃たれ続けたスピニットは突然、

体をバラバラに吹き飛ばされてしまった。その様子を見た他のスピニットたちはもちろん、

バンジョーとカズーイ、プルレスにボトルズも驚く。一体誰がスピニットを撃ったのか?

そこに、ピストルを構えているサリマと謎の大きなビーバーがいた。

つづく

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バンジョー「ス・・・・スナッカーだと!?」

スナッカー「そうよ!俺様は生きているもんの肉がだーいすきなのよw

だからよぉ・・・・・!お前らの肉をも食わせろよぉぉぉぉザメエエエエェェェェェ!!!!!」

スナッカーはそう言うと、海から飛び出してきて、バンジョーたちに襲い掛かる。

プルレス「あっ!僕たちを食べる気だっ!!!」

バンジョー「ちぃ!!」 バンジョーもスナッカーに立ち向かおうと、跳びかかった。

ボトルズ「っ!バンジョー!いけません!!」

スナッカー「ザメエエエェェェェェェェェ!!!!!」

スナッカーは口を大きく開けて、バンジョーとカズーイを食べようとした。

カズーイ「むん!!」 しかし、カズーイはそうはさせまいと、両方の翼を右の方を振った。

それにより、風がバンジョーを左の方へ浮かせ、スナッカーの横のところへ。

カズーイ「くらえっ!!」 ガチィィィン カズーイの嘴がスナッカーの頬に直撃した。

プルレス「やったか!?」  ボトルズ「いえ・・・・。違います・・・・・!」

カズーイの嘴攻撃は直撃したはずだった。しかし、スナッカーは余裕の表情であった。

カズーイの嘴はスナッカーの頬には突いたが、傷がなかったのだ。

バンジョー「カズーイの攻撃が効かないだと!?」 カズーイ「なんて硬さなの・・・・・!?」

スナッカー「お前ら・・・・・。俺に勝とうってか?んなもんできっかよ!!ザメエエェェッ!!」

スナッカーはそう言うと、自分の顔を振って、バンジョーを叩き落した。

バンジョーとカズーイ「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!??」

バンジョーとカズーイはスナッカーの攻撃によって、浜辺に叩きつけられた。

スナッカーも海上に落ちて、再び、海からバンジョーたちを睨む。

プルレス「あのサメ・・・・っ!顔で殴ったように見える・・・・・・!!」

ボトルズ「鮫肌の力を使っていますね・・・・・!」

プルレス「鮫肌(さめはだ)!?」

ボトルズ「鮫肌とは、ザラザラして荒れている肌の事を言っていますが、

実際の鮫も触るとザラザラする事は常識かも知れない・・・・・。ですが!

あのスナッカーの鮫肌は、どのサメ種の肌よりも強力で、

手で触っただけで傷を負ってしまうのです・・・・・・!!」

プルレス「ええ!?じゃあ・・・・スナッカーには勝てないって事ですか!?」

ボトルズ「わかりません・・・・・・・!でも・・・・・あの二人なら・・・・・・・!」

バンジョー「くぅ・・・・っ!叩かれただけで、この痛みとは・・・・・・っ!!」

バンジョーはゆっくりと激痛に耐えながら立ち上がる。カズーイは翼で嘴を触っていた。

カズーイ「っ・・・・!ちょっと嘴が痛いわ・・・・・・!!」

スナッカー「グフフフフフ・・・・・!俺様の鮫肌は強力なのだ。単なる打撃では俺様に勝てねーよ!」

バンジョー「やってみないと・・・・わからないだろ!!」  バンジョーはスナッカーの方へ走る。

プルレス「もう一度、打撃を繰り出す気だ!!」

そして、バンジョーは飛び出して、スナッカーの顔に近づいて、必殺連続パンチを打とうとした。

バンジョー「くらえ!!ツメツメパンチ!!!!」  ドガガガガガガガガガガ

凄まじい強力ジャブの連続がスナッカーの顔に次々と叩き込んでいく。しかし・・・・・。

スナッカー「・・・・・グフッ。俺から見りゃぁマッサージしてくれてる感じだぜ・・・・・・・。」

スナッカーは余裕で笑った。バンジョーのツメツメパンチもスナッカーには効かなかったのだ。

バンジョー「ちぃ・・・・・!うがっ!!?」 バンジョーは突然、両手に激痛が走った。

カズーイ「バンジョー!?」

バンジョー「な・・・・っ!手が・・・・痛い・・・・・!!」 バンジョーの両手には、

それぞれ血が出ていた。これもスナッカーの鮫肌の仕業である。

バンジョーはスナッカーから離れたところに着地した。

バンジョー「く・・・・・っ!打撃技じゃぁ相手には効かないというのか・・・・・・!!」

カズーイ「バンジョー!こうなったらアレよ!!」

バンジョー「アレ・・・・・?よーし・・・・・っ!!」  何かに気づいたバンジョーは急にしゃがみ込んだ。

スナッカー「ザメザメザメザメ!!なんだぁ?もう降参か・・・・・!?」

バンジョー「違うね・・・・・。」 バンジョーがそう言うと、カズーイは大きく口をあけた。

カズーイ「タマゴミサイル!!!」 カズーイの口から青いタマゴが出てきた。

そのタマゴは青い光に包まれように、ミサイルのごとく速くスナッカーに迫る。

スナッカー「なっ!?青い弾丸だと・・・・・・!?・・・ザメェッ!!?」

そして、青いタマゴがスナッカーに直撃し、破裂。スナッカーはタマゴミサイルをくらって、

少し、さがった。スナッカーは打撃以外の技には効くらしい。

カズーイ「どう!?あたいのタマゴミサイルは!!」

スナッカー「うぬぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・!!少しは効いたわい・・・・・!

だが、これくらいの遠距離攻撃でもこの俺様の鮫肌には勝てんぞぉ!?」

バンジョー「ちっ!タマゴミサイルだけでもダメージを与えるだけで倒せないって事なのか!?」

スナッカー「俺様は死なねぇぞおぉ~!この鮫肌がこの身にある限りなぁ・・・・・!!」

ボトルズ「バンジョー!カズーイ!ここは一旦逃げましょう!!」

バンジョー「っ!悔しいけど・・・・・・!!今は・・・・・・・!!」

バンジョーはスナッカーに勝てないとわかって、スナッカーから逃げ出した。

カズーイ「くっ・・・・・!また勝利を掴めなかった・・・・・・!!」

カズーイはダッタ戦に続いて、また勝利を掴めなかった事を悔やんでいた。

プルレス「急ぎましょう!!」 こうして、バンジョーたち4人は、

別の浜辺に非難するべく走り去った。しかし、スナッカーは追わなかった。

いや、追えなかった。スナッカーは鮫。鮫は魚。魚は地上で走ることができないのだ。

だから、スナッカーはバンジョーたちを追えなかったのだ。

スナッカー「グルルルルル・・・・・・!逃しちまったぜ・・・・・。

だが、俺様はこのくらいではこりねぇぜ・・・・・!今の奴らは美味しそうだからよぉ・・・・・!!」


こうして、バンジョーたちはスナッカーのいない浜辺についた。

4人は随分と走ったので、結構疲れていて進むのをやめて、少し座り込んで休んでいた。

プルレス「ふぅ・・・・・。やっと逃げ出したか・・・・・。」

カズーイ「ねえ、モグラ君、あの鮫、スナッカーをやっつける方法ない?」

ボトルズ「そういわれましても・・・・;まだ奴を倒せる方法はまだ解明できてませんよ・・・・・。

超科学による武器や爆発力の高い火薬を使った武器なら倒せましたが、

今の僕たちにはそんな武器がなく、あの鮫を倒すのはとても難しい事でしょう・・・。」

バンジョー「・・・・・あの鮫やダッタ・・・・・・。マンボまうんてんで戦った敵よりも、強すぎた・・・・・。

そして、この島で出会う様々な戦士たちも、それ以上の戦力を持ってるかも知れない・・・!」

カズーイ「あたいたちがそいつらに勝てばいいのよ!!」

ボトルズ「確かに、僕たちもチューティを助けるために勝たねばなりません。

ですが、今の我々では、戦力が少なすぎる・・・・・!」

プルレス「だから、さっき強くなるためにまず、水中での修行をしてたのですが・・・・・・。」

カズーイ「あの鮫めえええぇぇぇぇ~!!!」

ボトルズ「しかし、この海に近いところでは、またスナッカーが現れるでしょう・・・・・。

よし!では、この島の一番高い山に近い荒地へ向かいましょう。」

バンジョー「うん・・・・。でも、この島って・・・・ヤシの木はあるけど、

ジャングルのような緑の場所はないの?」 バンジョーの言うとおり、

このおたからザクザクびーちは、何故か、ヤシの木があるが、

緑と言っていいほどの森はほとんどないのであった。

ボトルズ「恐らく、ネロスたちが緑を荒らして、何かに使ったのでしょう・・・。

でも、スナッカーが見つからないのがまだマシかも知れませんので、行って見ましょう。」

バンジョー「そうしよう・・・・・。」

カズーイ「そろそろ宝とか集めたい気分だし。」

プルレス「ジグソーもあるかも知れないね。」

バンジョーたちは荒地に向かって歩き出そうとした。その時、何か音がした。

バンジョー「あれ?何かカチカチしてる音がするけど・・・・・?」

プルレス「何かカニが歩いている音のようだけど・・・・・・。」

プルレスの言うとおり、カニの歩いているような音であった。

そして、バンジョーたちの周りにいきなり、プルレスの予測威した?カニたちが現れた。

カズーイ「げげっ!!変なカニがいっぱいいるわ!!」

ボトルズ「こいつら・・・・・!スピニット族だ!!」

そう。バンジョーたちの前にいるのは、上部分が緑色で、下部分が赤い姿であった。

少し大きなハサミと左右に3本くらいある足も緑色であった。

そう、この奇妙なカニこそが、スピニットであったのだ。

つづく

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