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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョーとカズーイの大冒険・THE・FIRST 

第22話・必殺!!ワンダーウィング!!

クランカーの体内に入ったバンジョーとカズーイは、

恐るべしミューティーアニマルと戦い、これを辛くも勝利する。

同じ頃、マンボはデスブラザーの真実を探すため、旅立った。

物語は着々と進みつつあった。

フラエとガンズはバンジョーたちを追うために、

無断でクランカーの中に入る。二人は今、廊下へを歩いた。

フラエ「ち・・・っ!何が生物だ。まるで潜水艦に入っているみたいだ。」

ガンズ「グランティはこのクランカーを改造してしまっているだろう。

奴らを倒して、あの熊と鳥を止めなければ・・・・っ!」

フラエ「そうだなァ。けど・・・そうはいかんみてーだ。」

フラエがそう言ってると、急に止まる。そして、ガンズも。

そう。二人の前に、グラントリングとスピニットが数人いるからだ。

スピニット「クラッシャーのブレンティか・・・っ!」

グラントリング「気を引き締めてかかれ・・・・!!」

フラエ「は?お前らはミューティーズより弱い連中だろ?」

ガンズ「命が惜しいなら、今のうち引き返した方が良いがなァ?」

グラントリング「ククク!!そうつはどうかな?

俺にはまだ奴がいるんだぜ!!」

グラントリングは指をパチンと鳴らすと、連中の後ろから巨大な怪物が現れる。

フラエ&ガンズ「むっ!!?」 二人はその怪物に警戒するように構える。

その怪物はネコを中心とした姿であった。だが、顔が三つもあり、

どれも一つ目。尻尾も3つある。背中から無数のトゲがある。色も黒い。

まるで、ネコ版のケルベロスみたいな怪物であった。

グラントリング「ミューティーキャットが貴様らを粉砕してくれるぜ!!!」

フラエ「ほう・・・!少しは殺り甲斐があるなァ・・・っ!」

ガンズ「ああ・・・。恐ろしそうな力がありそうだ。」


ミューティーアニマルと遭遇したのは、フラエとガンズだけではない。

ユミとミクス、プルレスもミューティーズの開発室にて、

ミューティーオクトパスと遭遇していたのだ。

ミューティー・オクトパス「ウ”アアアアアァァァァァァァン!!!!!」

ミューティーオクトパスは数本の触手でミクスを巻きついてしまう。

ミクス「きゃあああぁぁぁぁっ!!!」 プルレス「ミクスちゃん!!!」

そして、怪物はそのままミクスを縛り付ける。

ミクス「く・・・っ!あああ・・・・!!」 ミクスは身体が潰れそうで苦しむ。

ユミ「はああああああぁぁぁぁぁっ!!!!!でやっ!!とう!!」

ミクスを助けるために飛んだユミは、チョップやキックの連続で、

ミクスを縛った触手を切る。落ちそうになるミクスはユミに助けられる。

ユミ「大丈夫!?」 ミクス「え、ええ・・・・。」

ミューティーオクトパス「ウ”アアアアアァァァァァァン!!!!」

怪物は触手を切られて怒ったか、口から黒い溶解液を吐いた。

ユミ「危ない!!!」 ユミはミクスを抱えてジャンプ。敵の溶解液は、

床を溶かしてしまった。その床に穴ができる。ユミは着地し、ミクスをおろす。

その時、ミューティーオクトパスが一本の触手を振るう。

ユミ「きゃああぁぁぁっ!!」 ユミはその触手に打たれ吹き飛ぶ。

ミクス&プルレス「ユミさん!!」 そして、ユミは、別の一本の触手に捕まる。

ユミ「う・・・っ!!?はっ!!!」 そして、彼女に複数の触手が迫る。

ミューティーオクトパスが笑みを浮かべている。どうやら、

恐ろしい事をするつもりだ。だが、それを阻止しようとミクスが両手を向ける。

ミクス「えええええぇぇぇぇぇぇい!!!!!!」

ミューティーオクトパスの動きがミクスの強大な空気の力で止まった。

ミクス「今ですっ!!ユミさん!!」 ユミ「OK!でやあぁぁぁっ!!」

ミューティー・オクトパス「ウ”アアアァァァ・・・・!!!」

ユミはチョップで一本の触手を切り、怪物から離れて飛ぶ。やがて、

猛スピードでミューティーオクトパスに迫りながら、両手をクロスする。

ユミ「くらえええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

ユミは敵と衝突する寸前に、両手を左右に広げた。それにより、

ミューティーオクトパスは巨大な身体を切断された。

ミューティー・オクトパス「ウ”アアアアアァァァァァァァン!!!!!!!」

つづく

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恐るべしミューティーアニマルに苦戦するバンジョーとカズーイ。

そして、またも現れるローブのコンビ。彼らの正体が明らかに。

その時、奇跡の必殺技がついに。

次回、【必殺!!ワンダーウィング!!】 最大の技を見せるのだ。

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?バンカズファースト第21話。

今回はマンボが主役の回で、バンジョーたちの活躍が少ない。

マンボが旅立つ理由をあまり思いつけない事もありましたが、

できるだけ想像を駆使して書きました。え?マンボの家に、

家具なんてなかった?すみませんねェ・・・。

やはり、人が生活するには、まず家具とか必要ですからね・・・^^;

マンボが1面以降、

4面まで姿を現してない理由を勝手に想像した回でもあります(

ミューティーアニマルと今回マンボが戦った敵はオリキャラであり、

・・・思えば、クランカーのどうくつ編。あまり進んでない気がしますね・・・・(

あと、マンボが使った必殺技の一つである、マジックスパーク。

あれは、バンカズ2でマンボが使った技そのものに名前をつけたもんです。

次回はついに無敵の技が登場します。

それでは。

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マンボ「・・・・マンボ。今、悟った。」

ベス「何を・・・?」

マンボ「真実は・・・自分で探す。そのために、マンボ、旅立つ。」

チャック「・・・・じゃあ、もうこの山を去るつもりか?」

マンボ「・・・・・そうだ。」

それを聞いたグラブリンたちは動揺する。そう。マンボは、

デスブラザーの事を自分で探そうと、旅に出るのだ。

エルマー「どうして、ジュジュに真実を聞かないんだぃ?

俺たちも、その真実を知りたいけど?」

マンボ「デスブラザーの正体、皆に知ってもらいたくない。」

スコット「知ってもらいたくない?」

マンボ「知ったら・・・お前たち、あの熊と鳥を襲いに行く。

マンボ、できれば無駄な血、流したくない・・・・。」

ニラ「あの熊と鳥って、バンジョーはんとカズーイはんの事かぃな?」

マンボ「そうだ。もし、デスブラザーの正体、そうであったら、

間違いなく、君たち悲しむだろう。だから、マンボ。旅に出る。」

ニラ「そんなのありえへん!!この村にはマンボはんがいてくれたおかげで、

平和なんや!!もし、あんたがいなかったら・・・・!!」

ニラは悲しそうなそう言う。マンボにこの村から去って欲しくないのだ。

マンボ「その時、君たちが村を守れば良い・・・。」

エルマー「俺たちで・・・?」

ニラ「もし、強い奴が出たらどないすんねん!?」

マンボ「大丈夫。お前たちなら、あらゆる敵も倒せる。」

スコット「つまり、我々はあなたの意思と共に、

愛すべき者たちを守れと言うワケか。」

マンボ「・・・・・ああ。」

チャック「任せてくれよ。これからは、

俺たち自身が俺たちの村を守り切ってやるよ!!」

チャックや数人のグラブリンたちが張り切ってそう言う。

マンボ「ありがとう。これでマンボ、旅立てる・・・。」

ニラ「マンボはん・・・・。」 ベス「お前・・・・。」

ニラとベス、数人のグラブリンは寂しそうにマンボを見る。

マンボ「心配するな。マンボ、必ず帰ってくる。それまで、しばらくお別れだ。

・・・・ジュジュ。デスブラザーの事、グラブリンに話さないでくれ。」

ジュジュ「・・・・承知した。マンボよ。お前の旅は、

とてつもなく、困難となるじゃろう。命を捨てるつもりで行くが良い。」

そう聞いたマンボだが、汗一つも流していない。覚悟はできているそうだ。

マンボ「・・・・わかった。マンボ、戦う。命の限り。」

スコット「つまり、恐ろしい敵と戦って死んでしまう事もあると言うのか。」

エルマー「・・・・・今のうち、やめた方が良いんじゃない?」

マンボ「いや、やめない。マンボ、旅立つと決まったのだ。」

ベス「・・・そうか。そこまで言うなら、仕方がないや。だろ?皆。」

マンボの意見を受け入れたベスは他のグラブリンたちに聞く。

チャック「・・・・良いだろう。」 スコット「それが、あなたの望む道とあらば。」

ニラ「・・・・絶対、帰ってきてや。」 エルマー「死んだら承知しないよ。」

エルマーが笑顔で言い、

ニラは涙目で言った。チャックとスコットは真剣であった。

マンボ「・・・・そのつもりだ。ベス。」 ベス「マンボ・・・・・。」

マンボと見詰め合うベスの表情には、少しだけ寂しさがあった。

ベスは本当はマンボと別れたくなかったが、男として彼の旅を、

見送ろうとしているのだ。マンボはベスの肩に触れて、こう言う。

マンボ「心配するな。マンボ、必ず生きる。だから、お前も生きろ。

グラブリンの皆。感謝する。マンボ、お前たちと別れ、旅に出る。」


そして、マンボはついにグラブリン村から離れて、歩く。

それを見送るグラブリンたちは、それぞれマンボに別れの言葉を叫ぶ。

グラブリンたち「さようならああぁぁぁぁ!!!」 「元気で!!!」

「お土産買って来いよおぉぉ~っ!!」 「死なないでねェ~っ!!!」

ニラ「絶対、生きて帰ってやああぁぁぁぁぁ!!!!」

エルマー「尻尾巻いて逃げて来んなよおぉぉぉぉ!!」

スコット「戦え!!!その命がある限り!!」

チャック「負けるなよおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

ベス「勝てよ!!!!マンボ・ジャンボ!!!!!!!」

マンボ(皆・・・。ありがとう。マンボ、お前たちの意思を乗せて、

デスブラザーの真実、必ず暴いてみせる・・・・っ!!)

こうして、マンボはグラブリン村から去っていった。


一方、クランカーの体内では、バンジョーとカズーイが、

ミューティードッグと戦っていた。だが、そろそろ決着がつく。

ミューティー・ドッグ「ワオオォォォォウ!!!」

バンジョーとカズーイ「ぐあぁぁっ!!!」 二人は敵の打撃を受けてさがる。

ボトルズ「バンジョー!!カズーイ!!」

バンジョー「くっ!!とりゃああぁぁぁ!!!」

バンジョーはアッパーでミューティードッグの顎を殴り、さがらせた。

ミューティー・ドッグ「キャウゥゥゥン!!」

バンジョー「今だ!!」 カズーイ「よっし!!」

バンジョーが跳び、カズーイが嘴をひるんだミューティードッグにとどめをさす。

バンジョーとカズーイ「くちばしバスター!!!!!!」

二人はくちばしバスターでミューティードッグを攻撃した。

ミューティー・ドッグ「キャアアアアアァァァァァァァン」

強烈な必殺技を受けたミューティードッグは、吹き飛んだ。

そして、壁に叩きつけられて倒れていった。ミューティードッグは死んだ。

バンジョー「や・・・やった。」 カズーイ「手強い敵だったわね。」

ボトルズ「・・・・大丈夫ですか?」 ボトルズは疲れた二人に近づく。

カズーイ「あーんな犬、大した事ないわよ!!」

バンジョー「・・・行こう!このクランカーから、

グランティの連中を追い出すために・・・っ!!」

そして、バンジョーたちは走った。クランカーの体内を・・・。


そのクランカーの事だが、実は彼の上で、フラエとガンズがいた。

ガンズ「あの熊と鳥がお前の中にいるのは本当か?」

クランカー「そうだけど・・・?」

グルウプ「もしや、あの二人を倒すつもりか!?ブクブク!!!」

グルウプはフラエとガンズに怒ってそう聞く。

フラエ「当たり前だろ!?俺たちはあいつらを倒すためなら、

この馬鹿でかい魚野郎の中で大暴れだってできるから!!」

グルウプ「ブクブク・・・!!クランカー!!この二人を入れるな!!!」

クランカー「む、無理だよおおぉぉぉぉ・・・!!背中のネジが、

飛んだ瞬間に、奴らが入ってしまったよおおぉぉぉぉぉ!!!」

グルウプ「何っ!!?」クランカーが泣きそうに言うと、グルウプは驚く。

そう。クランカーの背中のネジを飛ばした穴の中を、

フラエとガンズが素早く入り、クランカーの体内に入ったのだ。

こうして、マンボは旅出しました・・・・。ですが、

復活したフラエとガンズもクランカーの体内に入ってしまったのです。

ミューティーアニマルと戦うブレンティの戦士たち。

果たして、バンジョーたちはクランカーを救い、

チャズ男爵を倒せるでしょうか?

次回につづく

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グラブリン族はの迎撃一斉射撃に次々と倒れるグラントリングたちは、

数が多いためか、次々と攻めていく。

グラブリンA「畜生!!奴ら、どんどん攻めて来るぞ!!!」

ニラ「あきらめるんやない!!!踏ん張れや!!!」

ボルゼイラたち「おらああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

マンボ「ボルゼイラの言う通り、敵部隊、命、捨てるつもりだ。」

スコット「ち・・・・っ!まるで爆弾でも抱えるつもりか!?」

グラントリング「おりゃあぁぁぁっ!!!」 「けえぇぇぇぇ!!!!」

そして、複数のグラントリングが手榴弾や爆弾をグラブリンの陣に投げつけた。

それにより、迎撃射撃をしていたグラブリンや、

待機していたグラブリンが複数、爆発により吹き飛んだ。

エルマー「ぐっ!!や、野郎!!!!」 エルマーは爆風に耐えて射撃を続ける。

一人のグラントリングが撃ち殺されるが、それでも敵の突撃はやめない。

ボルゼイラ「そんなもんで俺らを消せると思うなや!?

ボルザバニッシャー!!!」

ボルゼイラは両目から無数の光線を発射した。その無数の光線で、

多くのグラブリンたちが命中され倒れていく。

ニラ「ややっ!!あいつ!!目からビームぎょうさん出しおったで!!!」

エルマー「もう押されちしまう!!!さがるぞ!!!」

ニラとエルマー、5、6人のグラブリンが後退した。

これを見たボルゼイラはさらに進む。

ボルゼイラ「最初の防衛ライン突破じゃ!!行けえええぇぇぇぇい!!!!!」

そして、ボルゼイラを先頭に、無数のグラントリングが村に突入を始めた。

チャック「迎え撃て!!!!グラブリンの戦士たちよォ!!!!」

グラブリンたちもそれぞれの剣で、ボルゼイラ部隊と戦う。

こうして、戦争が始まってしまった。多くが剣と剣をぶつけ合い、

たまにヤリや棍棒などの違う武器までも。

さらにあらゆる方向から飛び交う銃弾と矢。

グラブリン「撃てえええぇぇぇぇぇ!!!!!」

村の入り口に残った4人のグラブリンが大砲を担当し、

一人が指揮し、二人が砲撃をする。その砲撃が民家に命中し、爆発する。

近くにいたグラブリン2名が吹き飛ぶ。

そして、また砲撃が始まり、別の民家が爆発する。

スコット「はああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

スコットは斧を振るい、周囲のグラントリングを一瞬で切り倒した。

グラントリング「ぎゃああああぁぁぁぁぁっ!!!!」

チャック「はっ!!でや!!とぅ!!おら!!」

チャックは素早い剣裁きで次々とグラントリングを斬っていく。

チャック「負けるなっ!!グラブリンの誇りを見せてやれ!!!」

ニラ「せや!!この村は絶対に渡してはならんのや!!!」

ニラは民家の中に隠れ、

窓辺から矢を連射して、グラントリングを多く倒していく。

エルマーもライフル連射で次々と倒していく。

エルマー「俺に楯突こうたって、そうはいかない・・・・ぜっ!!!」

エルマーは後ろから斬りかかるグラントリングを素早く撃ち倒す。

グラブリング「ぐわ!!!」 そして、ベスは自慢でヤリで大勢の敵と戦う。

ベス「たぁ!!!えい!!とあ!!せええぇぇぇぇい!!!!」

ベスは突き刺したりはもちろん、ヤリを振るって打ち倒したりで、

グラントリングたちを次々と倒していく。そんな彼の近くに砲撃が迫る。

ドカアアァァァァン ベスの近くで爆発が起き、ベスがこれに驚く。

ベス「く・・・っ!!・・・む!?マ、マンボは??」

ベスは周囲を見回すが、そこにマンボの姿がなかった。

そこに、一人のグラブリンが来る。

グラブリン「大変だ!!敵部隊がジュジュの場へ向かっている!!!」

ベス「な、何だって!!?くそぅ!!敵の数が多すぎるせいかっ!!!」


村では激しい戦争が続いているのに対し、とても静かなジュジュの場では、

既にボルゼイラと6人のグラントリングが来ていた。

ボルゼイラ「ククク!!こいつが村のシンボルか・・・。」

ボルゼイラがジュジュの前に立つ。ジュジュは4つの顔を怪人の前に止める。

ジュジュ「わしらはジュジュ。貴様たち、グランティの戦士たちだな。」

ボルゼイラ「ほーう!では、俺が何をするか、知ってるなァ?」

ジュジュ「もちろん。お前たちは恐怖の猿人・コンガに代わり、

グラブリンたちを全て虐殺。さらにこの村を占領して、

この山を再びグランティの支配下にする事・・・。だが、

お前たち邪悪な心を持った者たちにそれは叶わない。後ろを見よ。」

ボルゼイラ「後ろだァ?うっ!!?」 ボルゼイラは後ろを見て、急に驚く。

何故なら、そこに全てのグラブリンが炎に包まれて倒れた。そこには、

マンボが立っていた。そう。マンボが魔法で敵を一双したのだ。

マンボ「この村、お前たちに渡さない・・・・っ!」

ボルゼイラ「げっ!?て、てめェは不死の魔術師か!!?」

ボルゼイラはマンボを不死の魔術師を見て、驚く。

マンボ「・・・・・・・っ。」

ボルゼイラ「ほう!俺を倒すつもりか!?だが、

そうはさせんぞォ!!!ボルザバニッシャー!!!!!」

ボルゼイラは両目から無数の光線を発射して、マンボに迫る。

マンボ「・・・・ふん!!」 マンボは一瞬だけ杖を振る。すると、

マンボの周囲に青いドーム状のバリアが現れ、彼を包む。

マンボ「バーリヤ。」 ボルザイラの無数の光線が青いドーム状の、

バリアによって防がれてしまい、マンボは無傷となる。

ボルゼイラ「何ぃ!?」 ボルゼイラはこれに驚き、マンボはバリアを解く。

マンボ「さぁ。今度はマンボの番だ。」 マンボは攻撃しようと歩く。

ボルゼイラ「やろォ・・・・っ!!」

ボルゼイラは剣を出した。だが、マンボは動じずに歩く。

ボルゼイラ「ふふふふふ!!ゆくぞおああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

怪人はすぐに走り出し、

マンボに斬りかかる。そして、マンボは杖を空へ掲げる。

マンボ「・・・・マジックソード!!!」

そして、マンボは魔法で杖を光に包み込み、光の剣にした。

ボルゼイラ「おらああぁぁぁぁっ!!!」 マンボ「むん!!!」

ボルゼイラが剣を振るうと、マンボが魔法の剣で受け止める。

マンボ「・・・・はっ!!」 ボルゼイラ「うぉ!?でああぁぁぁ!!!」

マンボは光の剣を振り、ボルゼイラの剣を弾く。怪人は剣を持ったままさがる。

だが、ボルゼイラは負けずに再び斬りかかる。マンボはまたも剣で防ぐ。

マンボ「・・・・でや!!」 そして、また剣を振って、弾く。

ボルゼイラ「うわっ!!?」 ボルゼイラはまたさがる。

マンボ「・・・・とあああぁぁぁぁっ!!!」

さらにマンボは今度は地震から剣を振るう。

ボルゼイラ「・・・・っ!!おわっ!!!!」

ボルゼイラが剣で防ごうとするが、マンボの剣がその剣を砕いてしまう。

マンボ「マンボ、本気でお前、倒す。」

ボルゼイラ「ちいぃぃぃっ!!こうなれば、奥の手だァ!!」

ボルゼイラは口を大きく開けて、そこから赤い炎が燃え始めた。

ボルゼイラ「ボルザファイヤー!!!!!!!!」

怪人は口から巨大な火炎を放射した。マンボはその火炎に呑み込まれる。

そして、火炎が消え、ボルゼイラの前のところは焼け跡となり、

そこには何もなかった。もしかすると、マンボも灰となって・・・。

ボルゼイラ「ははははははっ!!俺の炎はあらゆる物を蒸発できるのだ!!!」

マンボの声「でも、マンボ。死んでない。」

ボルゼイラ「むっ!?・・・あっ!!!」 怪人は後ろを向くと、

そこにマンボがいる事に驚く。マンボは魔法で瞬間移動をして、避けたのだ。

ジュジュ「勝負あったな。今よりここから去ると約束するなら、命は助けよう。」

ボルゼイラ「けっ!!冗談!!戦士は死んでもおかしくねーのよ!!!」

ボルゼイラは怒って、マンボに殴りかかる。だが・・・。

ボルゼイラ「う・・・・っ!?」 敵は急に止まった。マンボが、

ボルゼイラの胴体に杖を突いた。

その杖からきっと恐ろしい力を感じているからだ。

マンボ「残念だ。命、一つしかないと言うのに・・・。」

そして、杖の先端の髑髏から強烈な電が放たれた。

ボルゼイラ「ぐぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

それにより、ボルゼイラは強烈な電撃に襲われ、身体を焼かれる。そして、

怪人は骨になり、粉々に崩れ落ちた。

ボルゼイラはマンボの魔法の前に死んだ。

マンボ「マジック・スパーク。」

ジュジュ「ボルゼイラの魂は多くの罪と共に地獄に落ちて、

永遠に苦しむだろう。

マンボよ。お前は命の重さを十分にわかっているな。」

マンボ「・・・命、無駄にしてはならない。」 マンボは悲しげに言う。

そう。命は簡単に奪ってはいけない。マンボはそれをよくわかっていたのだ。

そこに、ベスたちが走って来て、マンボの前に止まった。

マンボ「グラブリン共・・・・。」

ベス「へへっ!どうやら、ボルゼイラは倒したみてーだな。」

チャック「残りの兵も全て倒した。我々の勝利だ。」

マンボ「そうか・・・。」

ジュジュ「うむ。それでは、デスブラザーについての話の続きを聞けるな・・・。」

マンボ「いや、その必要はない・・・。」

ジュジュ「何?」 ベス「どう言うこった??」

つづく

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ベス「デ、デスブラザーが復活した!?」

グラブリンたと「デスブラザー!?」 「デスブラザーだ?」

グラブリンたちはデスブラザーと言う言葉に動揺し、少しだけ恐怖する。

スコット「そ、それは真か!?不死の魔術師よ・・・!」

マンボ「・・・・マンボの勘。」

エルマー「もし、あんたの勘が正しいなら、一大事かも知れねーな。

何せ、デスブラザーは伝説の黒い熊と呼ばれ、

世界中に恐れられたと言うからな。」

ニラ「それに、その熊は凶暴な人食いの鳥をパートナーにしとると聞いてますわ。

・・・・・っ。あのバンジョーはんにカズーイはんとちゃうとええんやけど・・・。」

ベス「当たり前だろ!?あいつらは俺たちを救ってくれた救世主だ!!

あいつらがデスブラザーなワケないハズだ!!」

ベスは皆にそう言う。それを聞いた皆はデスブラザーが、

バンジョーとカズーイではないと少しずつ考えるようになる。

マンボ「その真実、わからない。熊と鳥が一緒になっているのは、

世界中、いない。マンボ、考えていた事がある。

あの二人、デスブラザーではないのかと。」

ベス「何っ!?お前!!あの二人を疑っているのかよ!?」

ベスはマンボにヤリを向ける。

マンボがバンジョーとカズーイを疑っていると思うからだ。

ベス「バンジョーとカズーイはよォ!!俺たちのために、

どれだけ苦戦したと思ってんだ!!?」

チャック「よさねェか!ベス!!」 チャックが止めに入ろうと声をかけるが、

ベスはそれを無視して、マンボに語り続ける。

ベス「始めは敵意していた俺たちを、あいつらは助けてくれたんだぜ!?

あいつらがデスブラザーなワケじゃねェ!!!あいつらは、

ヒーローだ!!皆だって、そう思うだろ!?不死の魔術師はもちろん、

俺たちグラブリン族が心を開き、他の種族と和解できるようになったのも、

全て、バンジョーとカズーイのおかげだって!!!」

マンボ「・・・・だが、もし、その救いのヒーロー、実は、

デスブラザーの覚醒前かも知れない。あの熊と鳥、

デスブラザーの技に似ている技、持っている・・・。」

チャック「・・・・俺も、あの二人を伝説の熊と鳥だと思った事がある。」
ベス「チャック!?お前まで・・・っ!」

チャック「確かに、俺たちはあの二人に救われた。感謝している。でも、

あの力は伝説の力に近そうな感じがしていた・・・・と思う。」

スコット「俺もあの二人がデスブラザーであると察した事がある。

あの二人から危険な力を感じていた。もしかしたら、あの二人は・・・。」

ベス「違う!!あの二人はデスブラザーなんかじゃない・・・・!!」

ニラ「せや!!わいもあの熊と鳥が伝説の存在なあらへんと思うでェ!!」

ニラもベスと同じ気持ちで、そう必死に叫んだ。

マンボ「・・・・マンボも、あの熊と鳥、デスブラザーだと思いたくない。」

ベス「じゃあ、何であんな事を語ったんだ・・・・!?」

マンボ「・・・・それが、真実かも知れないからだ。だから、マンボ、

ジュジュにその真実、聞きたい・・・・。」

チャック「・・・・・そうか。それでこの村に来たのか。」

ベス「じゃあ、そのジュジュのところに連れていってやるよ。

俺は信じたいから、バンジョーとカズーイがデスブラザーである事を。」

マンボ「・・・・すまない。」 そして、ベスとマンボは一緒に歩き始める。

この村のシンボルである、トーテムポール・ジュジュのところへ。

それを見守るグラブリンたちは黙り込んだままであった。

エルマー「・・・もし、あのデスブラザーが実際にいたとしたら・・・。」

スコット「あの熊と鳥こそが、やはり・・・。」

ニラ「僕は信じる・・・。あの二人じゃないと言う事を。」


マンボとベスが、トーテムポールが複数あるところに来た。

ここが、ジュジュの場である。そこの中央には顔が四つも縦に並び、

クルクル回っているトーテムポールがある。顔では口が大きく開いてあり、

目が赤かった。色は青かった。これこそが、村のシンボルのジュジュである。

ベス「・・・・・ジュジュ。聞こえるかぃ。」

ベスはそう言うが、ジュジュは回り続けいるだけである。

マンボ「・・・・もし、聞いているなら、マンボの質問、答えて欲しい。」

そして、ジュジュは4つの顔をマンボとベスの前に向けて、動きが止まった。

ジュジュ「・・・・わしらはジュジュ。この村のシンボルじゃ。

不死の魔術師、マンボ・ジャンボよ。汝の問いに答えよう・・・。」

マンボ「デスブラザーの事を知りたい。」

ジュジュ「デスブラザー。それは、かつて世界中に絶望を与え続けた、

伝説の熊と鳥。政府の科学はもちろん、グランティの力でも、

倒せなかったと言う、恐るべし存在である。」

マンボ「それは知っている。そのデスブラザーの正体、知りたい。」

ジュジュ「デスブラザーの正体をか?」

ベス「そうだ!例えば、本当の名前とか・・・。あのバンジョーとカズーイは、

デスブラザーじゃないよな!?ジュジュ!!」

マンボ「そうだ。あの熊と鳥、デスブラザーではないのか?答えよ。ジュジュよ。」

ジュジュ「・・・・残念だが、そのデスブラザーの正体は・・・・・。」

ジュジュがデスブラザーの正体を語ろうとする。その時。

ドカアアァァァァン 突然、謎の爆発の音が起きた。

ベス「な、何だ!!?」 マンボ「この村、何かの爆撃を受けた!!」

ジュジュ「そうらしい。マンボ。ベス。行け。この村を守るのだ。」

ベス「・・・・っ!ああ!!」 マンボ「承知!!」

二人はジュジュから離れ、爆発がしたところへと走った。


グラブリン村の入り口に、何やら恐ろしい集団が近づいていた。

その集団の先頭に立っているのは、目が黄色で、モヒカンで肌が紫色な、

人間タイプの怪人であった。怪人の後ろには、グラントリングが無数にいた。

怪人の隣には、大砲がある。

その大砲からの砲撃で、一つの民家が爆破されたのだ。

怪人「ひゃはははははは!!!俺様はグランティ第79中隊の隊長、

ボルゼイラだァ!!ふがいなきコンガに変わり、今日からこの山は、

俺様が仕切ってやるぜ!!!お前らグラブリン族は奴隷となるのだァ!!!」

怪人たちを見たグラブリンたちは恐怖に怯える。だが、勇気を持つ者も複数いた。

その代表であるチャックが、怪人ボルゼイラの前に立ち、こう叫ぶ。

チャック「俺はグラブリン族のチャック!!

グランティの外道よ!!ここから立ち去れぃ!!」

ボルゼイラ「は?いきなりそう言われて、去るワケねーだろうが!ボケェ!!」

チャックの言葉に、ボルゼイラはいきなり怒り出す。

チャック「お前達グランティが戦うのであれば、俺たちは一切手加減しない!!

だが、できれば多くの命を失いたくはないっ!!!」

ボルゼイラ「命だァ?知らねェし、んなもん!!俺らは命なんざいらねーっ!!

俺たちを動かしているのは、力!!グランティのための力なんだよォ!!!!」

エルマー「まるで、グランティのために死ぬつもりみたいだね。」

スコット「だが、その者から邪悪な感じがする。」

ニラ「そんな邪悪な連中から、この村を守らなあかんのや・・・・っ!」

ボルゼイラ「俺たちは気が短いんでなァ!!さっさと始めようぜ!?

戦争って奴をよォ!!おらぁ!!お前ら!!侵攻じゃああぁぁぁぁ!!!!」

グラントリングたち「おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

そして、ボルゼイラ部隊が一斉に、グラブリン村へ突入しようと侵攻する。

スコット「く、来るぞ!!!」 チャック「ちっ!!射撃隊!!迎撃せよ!!!」

ニラ「皆!!一斉射撃や!!!」 エルマー「村に入らせるな!!!」

そして、弓矢や銃器など、あらゆる飛び道具で迎撃に出る。

グラブリンたち「うわ!!!」 「ぐああぁぁぁ!!」 「ぎゃ!!!!」

無数に飛ぶ矢と銃弾で、複数のグラブリンたちが倒れる。

つづく

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