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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST 

第48話・テル激怒!貴様は俺が抹殺する!!

デスブラザーに倒されたバンジョーとカズーイは、

クリグミと呼ばれる緑色のジンジョーとの人間の女性であるカズサに、

助けられる。だが、そのカズサとクリグミの住んでいる村には、

あのクラッシャーのエゥーラ部隊もいたのだ。その時、

最強の悪魔であるデスブラザーが、

あのボトルズたちにも牙を剥こうとした。だが、

ボトルズたちはこの聖なる山を支配している、

グランティの基地を攻撃しようとしているのだ。

その基地を支配しているペンギンのインフェロンの部屋では、

インフェロンがリョナゲーをしながら、多くのお菓子を食べていた。

インフォロン「がつっ!がつっ!むしゃ!むしゃ!」

その時、何者かが来た。今度はセイウチのフォーサではない。

1匹のサー・スラッシュであった。

サー・スラッシュ「インフェロン様。ご報告がございます。」

インフェロン「あ?今、良いところなんだよ?話しかけんなや。」

インフェロンは怒りに近い声で言う。サー・スラッシュは、

それに怯えそうになりながら、恐る恐る語り始める。

サー・スラッシュ「・・・・わ、我がサー・スラッシュ隊は、

クラッシャーの戦士によって、数名死亡しました・・・。」

インフェロン「ふーん。・・・何か食べる?」

サー・スラッシュ「・・・報告はそれだけではありません・・・。

今、大変な事が起こりました・・・・!」

インフェロン「大変な事ォ?・・・・ん?ああぁぁっ!!!」

サー・スラッシュの話を聞こうとしたインフェロンは、

パソコンの画面の方を見て、何かあったかのように驚く。

サー・スラッシュ「デスブラザーと呼ばれし者が・・・。っ!?」

その時、インフェロンがコーラの缶をサー・スラッシュに投げつける。

サー・スラッシュはそれに驚き、少しだけ痛がる。

インフェロン「うるせーんだよおおおぉぉぉぉ!!!!!」

インフェロンは急にサー・スラッシュの方に跳びかかり、

腕を振るい、そのサー・スラッシュを思い切り斬る。

サー・スラッシュ「ぐあっ!!?」

インフェロン「てめーがくだらねェ事を喋ったせいで、

ゲームオーバーになっただろうが!?セーブしてねーんだぞ!?

ふざけんなよ!!!俺様の快楽の邪魔をしやがってェ!!

死ね!!死んじまえ!!!俺様の邪魔をした罪は重いんじゃ!!!!

責任取れよ!!この下等生物!!!!!」

インフェロンはそう語りながら、サー・スラッシュを蹴り続けた。

サー・スラッシュ「で、ですが・・・!デスブラザーが、

この雪山を・・・狙っています・・・・!こ、この雪山は、

あ、あなた様のす・・・・・・!」

インフォロン「黙れえええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

インフェロンは腕を思い切り振るい、サー・スラッシュをまたも斬る。

サー・スラッシュ「ぐあああぁぁぁぁぁ・・・・!!!」

サー・スラッシュは切断されそうに痛がる。その時、女性の声が響く。

女性の声「お止めください!!!」

インフェロン「ああぁぁぁ・・・・?」

インフェロンは部屋の出入り口の方を見る。そこには、

浴衣を着ている女性であり、人間の女性に見えるが、全く違う。

女性「雪女のオギソです。サー・スラッシュの報告通り、

デスブラザーがこの山に現れたそうです。」

インフェロン「ふーん。デスブラザーとなァ。もし、

本当だったらムカつくなァ。せっかく築いた、

この俺様の支配する国が台無しになってしまうわ。」

オギソ「ですから、

そのデスブラザーの対処を優先すべきかと思われます。」

インフェロン「うん。わかったよ。その前に・・・・!」

そして、インフェロンはサー・スラッシュを睨む。

サー・スラッシュ「ひっ!?ぎゃあああぁぁぁぁっ!!?」

その時、サー・スラッシュの身体が燃え上がり始めた。

恐らく、インフェロンは何かの能力で燃やしたのだろう。

オギソ「・・・・・・っ!!?」

つづく

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あの残忍なデスブラザーが、ボトルズたちに迫る。その時、

テルが超絶な怒りを見せる。そして、バンジョーとカズーイは、

カズサから一つのプレゼントを受け取るが。

次回、【テル激怒!貴様は俺が抹殺する!!】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか。バンカズファースト第47話。

今回から、プルレスの仲間である緑色のジンジョーが初登場します。

名前はクリグミで、最初は女性にしようかと思いましたが、

色々考えて、男の子にしました。ただし、

プルレスのように元気はなく、とっても暗く気弱な感じにしました。

女性のジンジョーは必ず登場させようかと思います。

そのクリグミを保護しているカズサは、オリキャラで、

人間のお姉さんです。敵キャラの方では、

原作からは雪玉を投げまくるサー・スラッシュです。

オリジナルの方では、フローズンズンやまで暗躍している、

グランティの幹部を登場させました。幹部はインフェロン。

最初はマグマ系なキャラにしようかと思いましたが、

せっかくの雪系のステージですので、ペンギンにしました。

ただし、炎を使います。多分、冷凍も使うと思いますが・・・(

そして、セイウチのフォーサ。あの熊を愛せない奴と、

何か関係があるようにしました。

あと、テルとミルに初めてベールを脱がせました。

二人とも、露出が高いと言う設定は前から考えていました。

今まではローブだと思いましたが、ベールでした・・よね(ぇ

次回はマンボたちがデスブラザーと対決します。

それでは。

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カズサ「何かしら?」

クリグミ「・・・・・ごめんなさい。」

カズサ「何で謝るの?あなたは何も悪い事してないわよ。」

クリグミ「でも・・・。僕、お姉ちゃんに色々とやってもらってるし。

いつも僕の我侭を聞いてくれて、い

つも側にいてくれて、守ってくれた。

それなのに、僕はお姉ちゃんにうまく恩を返せない・・・。

ちょびっとだけしか手伝えない。それに、僕。戦いが怖いし、

悪い奴から、お姉ちゃんを守れそうにない・・・。だから・・・。」

カズサ「くすっ。良いのよ。それで。」

カズサはクリグミの頭を撫でる。

クリグミ「っ!?お、お姉ちゃん・・・。」

カズサ「無理しなくて恩返ししなくても良いわ。それに、

戦いが怖ければ戦わなくても良い。あなたは十分に、

私を愛している。それだけで十分よ。」

カズサの手はクリグミの頭から離れる。

クリグミ「お姉ちゃん・・・・・。」

カズサ「それから、あなたは何もできないワケじゃない。

さっき、あの熊と鳥を見つけて、助けてくれたじゃない?」

クリグミ「あっ!」

その時、クリグミは思い出す。自分がさっき何をしたのかと。

それは、数時間前の出来事。

外で倒れているバンジョーとカズーイの前に、

クリグミが立っていた。そして、

カズサを呼び、二人を助けてもらったのだ。

そう。バンジョーとカズーイを救ったのは、クリグミであったのだ。

カズサ「あなたには優しい心がある。その優しさが、

あの熊さんと鳥さんを救ったのよ。」

クリグミ「うん・・・。そうだね。」 クリグミは少しだけ微笑む。

カズサ「じゃ、シチューを食べようか。冷めちゃうわ。」

クリグミ「うん。」

こうして、カズサとクリグミはシチューを食べ始めた。

カズサ(そうよ。あなたは私がずっと一緒にいてあげる。だから、

あなたも私とずっと一緒にいて欲しい。私は・・・。)

その時、クリグミの脳裏に、何かが浮かび上がった。

それは異なる色の4匹のジンジョーであった。

クリグミ「・・・・・会いたいよ。」


その頃、ユミは焼いた魚を持っていき、ミクスや、

3匹の白熊の子供たちと一緒に、その魚で食事をしていた。

グロッギー「むぐむぐ・・・。美味しい!」

ソギー「相変わらず焼いた魚の味は素敵だわ。」

ミクス「・・・・ちょっと熱いけど、確かに美味しいわ。」

ユミ「そうね・・・。焼いただけで、美味しく食べられるなんてね。

あなたたち。いつも、これを食べているの。」

モギー「うん。パパがいつも焼いてくれてるんだ。それに、

その焼いた魚による料理が得意なんだぜ。」

ソギー「焼いた魚カレーとか焼いた魚のサラダとか、焼

いた魚のラーメンとか!」

グロッギー「どれも美味しかったなァ・・・。」

ミクスとユミはソギーが言った事を想像してみる。

そのままの料理らしい。ただし、焼いた魚カレーは、

ご飯の米ではなく、魚そのものにカレールーを付けた物らしい。

ミクス「美味しい・・・のかなァ・・・・。」

ユミ「まあ、白熊は魚を食事としているしね。基本的に・・・。」

モギー「もし、パパが帰ってきたら、お姉ちゃんたちにも、

食べさせるように何とかしてもらってみるわ。」

ユミ「あははははは・・・。あ、ありがとう・・・・。」

ユミは苦笑して、そう言う。その後、すぐに心でこう呟く。

ユミ(けど、あの時のヘリ部隊。一体、何だってのかしら?

グランティかな?それとも、別の勢力かしら・・・。わからないけど、

凄く嫌な予感がする・・・。もし、グ

ランティと同じ戦力を持つ勢力が、

あったとしたら・・・。まさか!?)


ボトルズたちはプレゼント工場へと歩き続ける。その時。

ボトルズ「・・・・・っ!!?」

その時、ボトルズは目の前に何かがあったかのように、立ち止まる。

アシナガ「おう。どうした?」

ボトルズ「ば、バンジョーとカズーイだ・・・・!」

そう。ボトルズが見たのは、バンジョーとカズーイに近い影であった。

その影をボトルズ以外の者たちも見えるようになる。

テル「何!?あの熊が・・・・!!?」

ミル「とうとう見つかったわね・・・。」

プルレス「カズーイさんも一緒だ!やっぱり、

あの二人は生きていたんだよ!わああぁぁぁぁい!!」

プルレスはバンジョーとカズーイらしき影に近づこうと走る。その時。

マンボ「・・・っ!待て!!この影、バンジョーとハネハネじゃない!!」

プルレス「え・・・!?」

マンボは焦ったような声でプルレスを呼び止める。

そう。実はその影は似ているが、バンジョーとカズーイではなかった。

その影の正体は、そう。デスブラザーとヘルシスターであった。


そして、ある高い場所から、

この山に聳える巨大な雪だるまを見ている者がいた。

それも二人。一人は頭の左右にネジが付いたような異形の少年。

一人は銃器に足と目が付いたような生物であった。それはまさに、

フラエとガンズであった。

あの二人がこの聖なる山に来てしまったのだ。

フラエ「・・・・感じるぜ。奴らにまた会えそうな気がする。」

ガンズ「ああ。俺もだ。その時が・・・決戦!」

瀕死のバンジョーとカズーイを、プルレスと同じ仲間である、

緑色のジンショー、クリグミが救いました。ですが、

ボトルズたちの前に、

あのデスブラザーとヘルシスターが現れました。

とっても強力なデスブラザーを相手に、マンボ、テル、ミルは、

どう立ち向かうのでしょうか。そして、久しぶりに登場した、

フラエとガンズ。彼らはここで何をしようと言うのでしょうか。

つづく

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サー・スラッシュ「クククク・・・・!!我らは、

特命隊程の戦力は持ってはいないが。インフェロン様なら、

貴様たちを必ず倒してくれるだろうよ・・・!

うはははははははははははははは・・・・・・!!」

サー・スラッシュは笑いながら、どこかへ移動して去った。

ボトルズ「テルさん・・・。インフェロンと言うのは・・・。」

テル「ああ。地獄の業火を持つと言われる恐ろしい奴だ。」

ミル「100万度の炎を武器とすると言われているわ。けど、

元々はこの山に住んでいたそうよ・・・。

アシナガ「そうか・・・。けど、この山に住んでいたって・・・。」

ミル「そこまでは私にもわからない。けど、

奴はこの山を狙う意味が、少しだけわかる気がするわ・・・。」

マンボ「この山のプレゼント、独り占めにする気か。」

テル「それが近いかも知れんな。だが、グランティに、

入っている者は誰だろうと容赦しない・・・!」

ボトルズ「けど、インフェロンと言う者はプレゼントを独り占めに、

していると聞けば、ますます大変だ・・・!急いで、

プレゼント工場へ向かわなきゃ・・・・っ!!でも・・・。」

ボトルズは倒れているプルレスの方を見る。

ミル「プルレス君・・・。頭を強く打たれたからね。」

マンボ「マンボ、回復魔法で助ける・・・。」

マンボはプルレスの傷ついた頭に杖を向ける。その杖の先端から、

光が出て、その光によってプルレスの頭の傷が消える。

プルレス「う、ううん・・・。」

そして、プルレスは目覚めす。回復は成功したのだ。

アシナガ「良かったァ。これで安心だな。」

プルレス「あれ?僕は何を・・・。」

マンボ「詳しい事情。後で言う。

それより、急いでプレゼント工場、向かう!」

ボトルズ「ですね。急ぎましょう・・・・!」

こうして、

ボトルズたちはグランティが占領しているプレゼント工場へと走る。

この山を支配しているグランティの幹部、インフェロンとは何者か。

その謎の一部だけを見てみよう。


ボトルズたちからとても遠い距離にある、不思議な建物があった。

その建物は、まるで、複数の巨大なプレゼントの箱が、

積み木のように合体しているような感じであった。その、

プレゼントの塊こそが、噂のプレゼント工場であるのだ。

その内部の一つである部屋は少しだけ大きく、

パソコンが多くあり、一人だけそれを使っている物がいた。

その者はまるで、太っているような巨大なペンギンであった。

顔がとても醜く、目が赤かった。見るからに邪悪な感じがする。

そのペンギンは、

近くにある大量のお菓子を荒れるように食べ続けていた。

ちなみに、パソコンでは娯楽用のネットで、

二次元系のエロがほとんどであった。

だが、一つのパソコンの画像では、このフローズンズンやまにおける、

状況のデータが映されていた。その画面では、

大勢のサー・スラッシュがテルとミルに倒され、

1匹残ったサー・スラッシュが逃げていた。

太っているペンギン「ち・・・っ!逃げやがったか。

あの役立たずが・・・・!!はあああぁぁぁぁ・・・・!!!」

そのペンギンの口から出た吐息が、一瞬だけ火炎に変わった。

そう。この醜く太った巨大ペンギンこそが、インフェロンであったのだ。

その時、モヒカンをした1匹の青いセイウチが部屋に来る。

セイウチ「インフェロン様。フォーサにございます。」

セイウチの名前はフォーサと言うらしい。

インフェロン「あぁ?」

フォーサ「新たなプレゼントが10個完成いたしました。

確認次第、持ってきます。」

インフェロン「あっそ。じゃ、早くね。」

インフェロンはそう言って、ポテチの袋をフォーサの近くに投げる。

フォーサ「かしこまりました。ただちに・・・。」

フォーサはそのインフェロンの行為に何も文句もつけず、

部屋から出た。

インフェロン「ふぅ・・・。リョナゲーでもやろうか・・・。」


そして、カズサとクリグミの住む家では、

カズーイがバンジョーにこの村の説明を終えたばかりであった。

バンジョー「そうか・・・・。この村を作った人間たちは、

元々この山に住んでいるんだね。それもずっと昔から・・・。」

カズーイ「ええ。ここでは皆、

ほとんど幸せな家庭を送っているそうだから、

善人がとても多いの。だから、あたいたちを疑わないワケよ。」

バンジョー「しかも、毎月の24日になると、

この村に住む子供たちは必ずプレゼントを受け取るそうだね。

それも、個人が望んだ物を・・・。

確かに幸せらしいね。この山に住む人たちは。

あの緑色のジンジョーもこの村の人たちとは仲良くなるかもね。」

カズーイ「それがね、あのジンジョー。誰とも仲良くなってないの。

ただ怯えているだけ。雄一、カズサだけには心を開いているわ。

あのジンジョーの子供。よっぽろ何かあったらしいわね。」

バンジョー「けど、一番驚いたのは、あのクラッシャーも、

この村に来ている事だよ。しかも、

エゥーラの部隊だったなんて・・・。」

カズーイ「そうね。外ではクラッシャーの連中がうじゃうじゃいそう。

あたいたちがこの家から出たら、大変な事が起こりそうだわ。

幸い、カズサがあたいたちの事を、

奴らに話していなかったそうだけど・・・。」

そう。カズーイの言う通り、この村ではクラッシャーの者たちも、

多くいた。だが、この村にバンジョーとカズーイが来た事は、

誰も知らない。もし、知ったら必ず抹殺する者が出るらしい。

バンジョー「でも、ボトルズたちも心配だ。彼らは今でも、

この山に住むモンスターたちと戦っていると思う。

何とかしなければ・・・。」

その時、カズサがこの部屋に入って来て、シチューを持って来た。

カズサ「食事ができたわ。」

そのシチューは二人分あり、

それをバンジョーとカズーイの近くに置く。

バンジョー「おお。シチューか!」 カズーイ「美味しそうだわ。」

カズサ「冷めないうちにどうぞ。クリグミは自分の部屋で、

シチューを食べているわ。

私もクリグミの部屋でシチューを食べるよ。」

カズサはそう言って、部屋から出ようとする。その時。

バンジョー「ちょっと待って!」

カズサ「・・・っ?何かしら?」

カズーイ「・・・・あたいたち。後でこの村を出たいんだけど。

あたいたち、クラッシャーに狙われているかも知れないのよ。」

バンジョー「僕らは彼らとは戦いたくない。

できるだけで良いけど・・・。

この村には、秘密通路とかないのかぃ?」

カズサ「悪いけど、そのような物はないわ。けど、

私が何とかしてあげる。私も彼らに恩があるから・・・。」

カズサはそう言って、部屋から出た。

バンジョー「カズサさん。

クラッシャーに助けてもらった事があるのだろうか。」

カズーイ「うーん・・・。でも、本当にお腹が減ったわ。早く食べましょ。」

バンジョー「うん。そうだね。いただきます!」

カズーイ「いっただっきまーす!!」

バンジョーとカズーイがシチューを食べ始めた。

バンジョー「うん!美味しい。身体が温まるみたい・・・。」

カズーイ「ええ。こんな物、久しぶりだわ。」


雪の降る場所で、エゥーラとセイリーは歩き続けた。

エゥーラ「くそ・・・っ!デスブラザーめ。

どこへ行きやがった・・・・!!」

セイリー「間もなく、夕日となります。ここは、

一旦、村に戻りましょう。あなたは相当、

疲れているハズです。それに、

カプセルの数も多く減っているハズですわ・・・。」

エゥーラはセイリーにそう言われて、銃の方を見る。

エゥーラ「・・・・だな。じゃ、村に帰るか。デスブラザーの奴は、

まだこの山を去ったワケじゃねェ気がするからな・・・・。」


カズサの家では、別の部屋でカズサとクリグミが、

テーブルの上にあるシチューを食べていた。

カズサ「美味しい?クリグミ。」

クリグミ「・・・・・うん。」

クリグミはゆっくりとシチューを食べる。その時。

クリグミ「・・・・カズサお姉ちゃん。」

つづく

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サー・スラッシュ「ぐわあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

テルとミルのストレンジナックルを受けたサー・スラッシュは、

全身を焼かれ、粉々になって吹き飛んでいった。

ボトルズ「す、凄い・・・・!テルとミルの、

光のパワーは雪タイプのモンスターにとっては弱点ですね!」

ミル「まっ。このパワーを応用した術でとても寒い氷山を、

平気で歩いた事があるからね。氷漬けなりそうな人をも助けられるわ。

けど、とても強い氷の能力を持つ奴にはちょっとね・・・。」

テル「・・・どうやら、

サー・スラッシュとやらは1匹だけではないらしいな。」

その時、ボトルズたちの前に、複数のサー・スラッシュが現れる。

サー・スラッシュは1匹だけではなかったのだ。

サー・スラッシュA「ほう・・・!まさか、一人倒されるとはなァ。」

サー・スラッシュB「だが、所詮は一人。数分で倒されて当然だろう。

だが、我ら複数が一斉にかかれば、恐れる物などない!」

アシナガ「さ、さっきの奴がいっぱい出やがった・・・・!?」

ボトルズ「いくらテルとミルでもこれは・・・・!!」

テル「勝てないと思っているのか?確かに、

俺やミルもこの複数は流石に勝てそうにないかもな。」

マンボ「なら、マンボに任せる。炎の魔法で、全て倒す・・・!」

ミル「いえ。あなたの魔法は後にとっておいた方が良いわ。

大丈夫。怪人たちを一気に倒す策はあるから。」

ボトルズ「その策とは・・・!?」

テル「俺たちの力を完全にする事だ。」

ボトルズ「完全ですって・・・・!?」

ミル「ええ。今まで私たちが使ったパワーはまだ完全じゃないの。

でも、今から見せてあげる。私たちの完全なパワーをね。テル!」

テル「ああ・・・!行くぞ!!」

そして、テルとミルは自分の体を包んでいるローブを脱ぎ捨てた。

ボトルズ&アシナガ「おお・・・・・っ!!」

そして、テルとミルの隠れた衣装が見えるようになる。

二人とも、露出度が高かった。二人とも、

胸に布のような物を巻いているみたいだが、

下半身ではテルは短いズボン、ミルはスカートを履いていた。

そして、二人の身体から凄まじいエネルギーが放出した。

サー・スラッシュA「な、何だ!?このエネルギーは!!?」

サー・スラッシュB「あ、熱い・・・!高熱に近い程だ・・・・!!」

テル「見せてやるぞ。俺たちの完全パワーを・・・!」

ミル「覚悟なさい。あんたたちなんか一瞬よ!!」

そして、テルとミルの手から物凄い光が出た。

その二つの手を複数のサー・スラッシュたちに向ける。

テル&ミル「ストレンジガトリング!!!!!!!」

二人の手から物凄いエネルギー弾が無数に出てきて、

全てのサー・スラッシュを襲う。

サー・スラッシュ「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!???」


一方、ボギーの子供たちの家では、ユミが、

ミクスや3匹の白熊の子供たちの側で絵本を読んでいた。

ユミ「・・・こうして、正義のシロクマンは、

悪のユキダルマンを懲らしめ、雪の国の平和を守りましたとさ。

めでたし。めでたし・・・。どう?」

モギー「うん!面白かった。」

ソギー「ユミお姉ちゃん。読み方上手いわ。まあ、

パパには及ばないけど・・・。でも、お姉ちゃんの声は可愛いよ。」

ユミ「まあ、自分はそんなつもりはないけどね・・・。」

ミクス「でも、久しぶりです。こうして、

ユミさんに本を読んでもらったのは、1年前くらいかな・・・。」

ユミ「そうね。それ以来は、

クラッシャーとして戦い続けて・・・。時間って早いものね。」

グロッギー「ねェ。お腹減った。ご飯が食べたいよ。」

ユミ「そうね。食材とかあれば、それなりの物は、

作ってあげらるんだけど・・・。何が食べたい?」

モギー「僕、魚焼き!!」 ソギー「私も!!」

グロッギー「僕は大きいの!食べられる魚は冷蔵庫にあるよ。」

ミクス「わ、私も・・・・。」

ユミ「そう。じゃ、ちょっと待ってて。」

ユミは立って、冷蔵庫の方に向かい、

その冷蔵庫を開けて、複数の魚を取り出す。

モギー「パパは外で焚火を使って、魚を焼いていたよ。」

ユミ「わかったわ。じゃ、焼いてあげるから、良い子にしててね。」

ユミは複数の魚を持って、外へと出た。

モギー「ユミお姉ちゃんって、何だかミクスのママみたいだね。」

グロッギー「もしかして、本当の母親だったりして!」

ミクス「ううん。違うの。違うけど、確かに、

ユミさんは私にとっては母親に近い存在なの。

ユミさんと出会うまで、

私はパパもママもいない一人ぼっちだったから・・・。その私を、

今でもユミさんは育ててくれて、

一緒にいてくれて・・・。そんな感じよ。」

ミクスが切なそうに微笑んでそう語る。

それを聞いた3匹の白熊の子供たちは少しだけ感動する。

グロッギー「そう。ユミお姉ちゃん。優しいんだね・・・。」

ユミ「うん・・・・。」


白熊の家の近くの多くの木を枝を集めて、それで焚火をした。

その火の周りには複数の魚が地面に刺している木に刺され、

その火に焼かれつつある。これが、魚焼きの作り方らしい。

ユミ「この家の近くに木の枝が無数にあるなんてねェ。

あと数秒で出来上がるんじゃないかな?・・・っ!?」

その時、ユミは空の方を見る。まるで、

そこに何かがあるかのように。

その空では、3機くらいの輸送ヘリが飛んでいた。

ユミ「何・・・!?あのヘリは!!?もしかして、

グランティの・・・!?けど、今は襲いかかってはいけない・・・。

無茶をすれば、後でどうなるかわかったものじゃないから。」

ユミは魚を焼いている焚火の方を見る。


場面はボトルズたちにいる場所へ戻る。そこには、

既に大勢のサー・スラッシュが粉々になっていった。

テルとミルのストレンジガトリングが一瞬で、多くの敵を倒したのだ。

だが、サー・スラッシュが一人だけ生き残っていた。

ミル「流石に全ては倒せなかったわね・・・!」

サー・スラッシュ「ぐ・・・っ!?貴様ら!俺たちに、

喧嘩を売りやがって・・・・!!こうなったら、

俺らのボス、インフェロン様が黙っちゃいねェぜ・・・・!!」

テル「インフェロン!?まさか、貴様たち。第12番特殊部隊か!!?」

つづく

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