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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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サー・スラッシュ「ぐわあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

テルとミルのストレンジナックルを受けたサー・スラッシュは、

全身を焼かれ、粉々になって吹き飛んでいった。

ボトルズ「す、凄い・・・・!テルとミルの、

光のパワーは雪タイプのモンスターにとっては弱点ですね!」

ミル「まっ。このパワーを応用した術でとても寒い氷山を、

平気で歩いた事があるからね。氷漬けなりそうな人をも助けられるわ。

けど、とても強い氷の能力を持つ奴にはちょっとね・・・。」

テル「・・・どうやら、

サー・スラッシュとやらは1匹だけではないらしいな。」

その時、ボトルズたちの前に、複数のサー・スラッシュが現れる。

サー・スラッシュは1匹だけではなかったのだ。

サー・スラッシュA「ほう・・・!まさか、一人倒されるとはなァ。」

サー・スラッシュB「だが、所詮は一人。数分で倒されて当然だろう。

だが、我ら複数が一斉にかかれば、恐れる物などない!」

アシナガ「さ、さっきの奴がいっぱい出やがった・・・・!?」

ボトルズ「いくらテルとミルでもこれは・・・・!!」

テル「勝てないと思っているのか?確かに、

俺やミルもこの複数は流石に勝てそうにないかもな。」

マンボ「なら、マンボに任せる。炎の魔法で、全て倒す・・・!」

ミル「いえ。あなたの魔法は後にとっておいた方が良いわ。

大丈夫。怪人たちを一気に倒す策はあるから。」

ボトルズ「その策とは・・・!?」

テル「俺たちの力を完全にする事だ。」

ボトルズ「完全ですって・・・・!?」

ミル「ええ。今まで私たちが使ったパワーはまだ完全じゃないの。

でも、今から見せてあげる。私たちの完全なパワーをね。テル!」

テル「ああ・・・!行くぞ!!」

そして、テルとミルは自分の体を包んでいるローブを脱ぎ捨てた。

ボトルズ&アシナガ「おお・・・・・っ!!」

そして、テルとミルの隠れた衣装が見えるようになる。

二人とも、露出度が高かった。二人とも、

胸に布のような物を巻いているみたいだが、

下半身ではテルは短いズボン、ミルはスカートを履いていた。

そして、二人の身体から凄まじいエネルギーが放出した。

サー・スラッシュA「な、何だ!?このエネルギーは!!?」

サー・スラッシュB「あ、熱い・・・!高熱に近い程だ・・・・!!」

テル「見せてやるぞ。俺たちの完全パワーを・・・!」

ミル「覚悟なさい。あんたたちなんか一瞬よ!!」

そして、テルとミルの手から物凄い光が出た。

その二つの手を複数のサー・スラッシュたちに向ける。

テル&ミル「ストレンジガトリング!!!!!!!」

二人の手から物凄いエネルギー弾が無数に出てきて、

全てのサー・スラッシュを襲う。

サー・スラッシュ「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!???」


一方、ボギーの子供たちの家では、ユミが、

ミクスや3匹の白熊の子供たちの側で絵本を読んでいた。

ユミ「・・・こうして、正義のシロクマンは、

悪のユキダルマンを懲らしめ、雪の国の平和を守りましたとさ。

めでたし。めでたし・・・。どう?」

モギー「うん!面白かった。」

ソギー「ユミお姉ちゃん。読み方上手いわ。まあ、

パパには及ばないけど・・・。でも、お姉ちゃんの声は可愛いよ。」

ユミ「まあ、自分はそんなつもりはないけどね・・・。」

ミクス「でも、久しぶりです。こうして、

ユミさんに本を読んでもらったのは、1年前くらいかな・・・。」

ユミ「そうね。それ以来は、

クラッシャーとして戦い続けて・・・。時間って早いものね。」

グロッギー「ねェ。お腹減った。ご飯が食べたいよ。」

ユミ「そうね。食材とかあれば、それなりの物は、

作ってあげらるんだけど・・・。何が食べたい?」

モギー「僕、魚焼き!!」 ソギー「私も!!」

グロッギー「僕は大きいの!食べられる魚は冷蔵庫にあるよ。」

ミクス「わ、私も・・・・。」

ユミ「そう。じゃ、ちょっと待ってて。」

ユミは立って、冷蔵庫の方に向かい、

その冷蔵庫を開けて、複数の魚を取り出す。

モギー「パパは外で焚火を使って、魚を焼いていたよ。」

ユミ「わかったわ。じゃ、焼いてあげるから、良い子にしててね。」

ユミは複数の魚を持って、外へと出た。

モギー「ユミお姉ちゃんって、何だかミクスのママみたいだね。」

グロッギー「もしかして、本当の母親だったりして!」

ミクス「ううん。違うの。違うけど、確かに、

ユミさんは私にとっては母親に近い存在なの。

ユミさんと出会うまで、

私はパパもママもいない一人ぼっちだったから・・・。その私を、

今でもユミさんは育ててくれて、

一緒にいてくれて・・・。そんな感じよ。」

ミクスが切なそうに微笑んでそう語る。

それを聞いた3匹の白熊の子供たちは少しだけ感動する。

グロッギー「そう。ユミお姉ちゃん。優しいんだね・・・。」

ユミ「うん・・・・。」


白熊の家の近くの多くの木を枝を集めて、それで焚火をした。

その火の周りには複数の魚が地面に刺している木に刺され、

その火に焼かれつつある。これが、魚焼きの作り方らしい。

ユミ「この家の近くに木の枝が無数にあるなんてねェ。

あと数秒で出来上がるんじゃないかな?・・・っ!?」

その時、ユミは空の方を見る。まるで、

そこに何かがあるかのように。

その空では、3機くらいの輸送ヘリが飛んでいた。

ユミ「何・・・!?あのヘリは!!?もしかして、

グランティの・・・!?けど、今は襲いかかってはいけない・・・。

無茶をすれば、後でどうなるかわかったものじゃないから。」

ユミは魚を焼いている焚火の方を見る。


場面はボトルズたちにいる場所へ戻る。そこには、

既に大勢のサー・スラッシュが粉々になっていった。

テルとミルのストレンジガトリングが一瞬で、多くの敵を倒したのだ。

だが、サー・スラッシュが一人だけ生き残っていた。

ミル「流石に全ては倒せなかったわね・・・!」

サー・スラッシュ「ぐ・・・っ!?貴様ら!俺たちに、

喧嘩を売りやがって・・・・!!こうなったら、

俺らのボス、インフェロン様が黙っちゃいねェぜ・・・・!!」

テル「インフェロン!?まさか、貴様たち。第12番特殊部隊か!!?」

つづく

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