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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST 

第55話・主役なき戦場

政府のエリート戦士の一人であるデグスが、

罪のない白熊の村を襲い始めた。そこには、

ユミとミクスがいるため、彼女たちを消そうとしていた。

そして、迎え撃つユミとミクス。だが、

鬼畜なデグスは、モギーたちを人質にとる。

モギーたちに醜い現実を叩きつけるデグスに、

ユミは怒り爆発して、パワーアップ。

激闘の末、ついにユミはデグスを倒したのだ。

政府の拠点では、エゥーラやセイリーも、

脱出しようと大暴れするが、拠点に待機していた、

エリート戦士であるビランの攻撃を受けて、苦戦する。

だが、マンボとボトルズ、そして、

クラッシャーの戦士たちが駆け付ける。

この政府の拠点での戦いにも決着の時が来るそうだ。

エゥーラ「お、お前たち。これは一体・・・!?」

フラエ「クククク・・・!ついに突入したぜ。

このムカツク政府の拠点によ!!」

ガンズ「ああ。お前がエゥーラとやらか。」

エゥーラ「あ、ああ・・・。」

セイリー「フランケンに銃・・・!?もしかして、

あなたたちはブレンティの戦士!!?」

フラエ「それで?何か言いてーのかしら?」

テル「全く。準備もろくにできてねェ奴が、馬鹿やりやがって。」

ミル「でも、安心して。後は私たちが戦うから。」

大尉「な、何をしている!?ビラン!!

早くこいつらを全て始末しろ!!!」

ビラン「は、はっ!!かかれえええぇぇぇぇ!!!」

兵士たち「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

ビランの命令で多くの兵士たちがそれぞれの武器で襲いかかる。

テルとミル「ストレンジガトリング!!!!!!」

テルとミルはストレンジガトリングで、

その兵士たちの半数を倒してしまう。

クラッシャーの戦士「今だ!!行けえええぇぇぇぇ!!!」

そして、クラッシャーの戦士たちが一気に、

ひるんだ兵士たちに襲いかかる。

フラエ「はあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

フラエはいきなり肉体を強化して、

物凄く屈強した右腕の拳でビランに殴りかかる。

だが、ビランは盾でそれを防ぐ。

ビラン「ちいいぃぃぃ・・・・っ!!」

ガンズ「ふん!!!」

そして、ガンズが複数の銃弾を連射して、ビランを襲う。

ビラン「っ!?でやああぁぁぁぁぁ!!」

ビランはジャンプで避ける。フラエとガンズはビランを追う。

フラエ「逃がすかよおおおおぉぉぉぉぉ!!!」

ビラン(奴らはブレンティと言われたそうじゃのォ・・・!

ブレンティと言えば、クラッシャーの中で最強と言われる。

長期戦はいかん!!ここは一気に勝負をかけるき!!!

俺の体内にある火薬はまだ残っている・・・!それを全て!!)

ビランは急に止まり、フラエとガンズが一気に急接近する。

フラエとガンズ「もらったあああぁぁぁぁ!!!」

マンボ「・・・っ!?ま、待て!!」

ビラン「今や!!どああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ビランは口から火炎を吐いた。それも、今までより2倍のようだ。

フラエとガンズはそれを浴びてしまった。

フラエとガンズ「ぐああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!??」

ミル「・・・っ!?ブレンティの二人が!!」

テル「あの人間・・・!口から炎を吐いただと!!?」

ビランの火炎を浴びたフラエとガンズは倒れた。

大尉「おお!!あのブレンティの戦士を二人も倒すとは!!

良いぞ!!ビラン!!君を少尉に格上げしてやるぞ!!!」

ビラン「おお。これは良いですのォ。ですが、

格上げは、この馬鹿共全員を葬ってからですわ・・・!」

そして次に、テルとミルがビランに襲いかかる。

つづく

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エゥーラとセイリーを救出するために、

政府の拠点で大戦争が起きる。その間に、

インフェロン部隊がついに出撃する。

次回、【主役なき戦場】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか。バンカズファースト第54話。

今回はユミとミクスVS政府の戦士であるデグスとの戦いです。

もちろん、デグスと言う人物もオリキャラです。

デグスは勝ち組系鬼畜キャラの一人で、

ボギーの息子たちをいじめさせてみました。

こう言うキャラは、

子供さえ容赦せずに迫害する事がありますからね。

勝ち組は負け組なら子供でさえ手加減しませんからねェ。

最後にビランと言うオリキャラも登場しました。

ビランの能力は超能力系とかにしようとしましたが、

それだけアレな感じがしそうなので、

口から炎を吐くと言う能力を持たせました。

一応、人間と言う設定ですがね(

何かバンカズらしくないオリジナル展開が、

多いですね^^;一応、バンカズ系の小説ですが(

次回はビランが大暴れします。

それでは。

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エゥーラとセイリーはこの部屋に入って、すぐに攻撃を始めた。

兵士A「く、クラッシャーだ!!!」

兵士B「脱出してしまったぞォ!!」

エゥーラ「ファイヤー弾!!!!」

エゥーラは銃器から黄緑色のカプセルを取りだし、

オレンジ色のカプセルを入れて、ファイヤー弾を発射した。

兵士たち「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?」

複数の兵士たちが強烈な炎を浴びて、倒された。

セイリー「ふん!!せい!!たぁ!!」

セイリーは得意の格闘で次々と兵士たちを貫き、倒していく。

大尉「ええい!!たかが二人の人間だぞ!?

もっと大勢で迎え撃たんか!!!」

兵士たち「は、はっ!!」

そして、多くの兵士たちが一斉に銃を構えて、一斉射撃をする。

だが、エゥーラとセイリーはこれを避けて、反撃に出る。

エゥーラ「おらあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

エゥーラはファイヤー弾で多くの兵士たちを燃やす。

さらに、セイリーも一人の兵士をキックで貫く。

大尉「おのれ・・・!本当に人間か!?こやつらは!!

こうなれば・・・・!ビラス!!ビラスはおらんか!?」

大尉がそう叫ぶと、この部屋に、少しだけ体が屈強していて、

髪がリーゼントであった。髪の色は紫。

もちろん、軍服は着ている。

そして、剣と盾をも持っていた。

この男がビラスと呼ばれる軍人である。

ビラン「ここにおりますがな。」

大尉「調度良い!!

クラッシャーの二人がここで暴れているんだ!!!

速く、この二人を始末したまえ!!!」

ビラン「おう。この神聖な軍議の場で暴れるたァ、

良え度胸しとるのォ!

があああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ビランは口から火炎を吐きだした。

その火炎がエゥーラとセイリーに迫る。

エゥーラとセイリー「うわっ!!?」

エゥーラとセイリーはこれに気づき、慌てて避けた。

セイリー「こ、これは・・・!もしや!!」

エゥーラとセイリーはビランの方を見て、驚く。

エゥーラ「貴様!!人間のクセに、何故口から炎を吐ける!?」

ビラン「ククククク!!それが、俺の超能力や!!

俺様は雄一、口から火炎を吐く能力を得ているんど!!!」

ビランはそう言うと、またも口から火炎を吐きだした。

エゥーラ「く・・・っ!!ファイヤー弾!!!!」

エゥーラはファイヤー弾で迎撃。

二つに火炎がぶつかり、押し合う。

セイリー「二つの火炎が激突しましたわ!!!」

大尉(ここに、ビランを待機させて良かった。

奴はとても強い。もはや、

このクラッシャーの二人は完全に死んだだろう・・・。)

エゥーラ「ぬおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

ビラン「だああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

だが、ビランの火炎が徐々に押して来る。否、

エゥーラの出した火炎の力が徐々に弱まっているだけだ。

エゥーラ「く・・・っ!!ファイヤー弾のカプセルのエネルギーも、

間もなくなくなっちまうか・・・・!!」

そして、ビランの火炎がエゥーラの火炎を一気に押していく。

セイリー「エゥーラ様!!避けてください!!」

エゥーラ「ちぃ・・・!!」

エゥーラはいち早く避けて、ビランの火炎攻撃から離れた。

その後すぐにセイリーがビランに殴りかかる。

セイリー「はあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

だが、セイリーの拳がビランの盾に塞がれる。

セイリー「な・・・・っ!?」

ビラン「女がそんな物騒な拳を出しちゃいかんやろ?

むん!!!」

ビランは剣を思い切り振って、セイリーを斬る。

セイリー「くあ・・・・・っ!!?」

エゥーラ「セイリー!!野郎・・・・!!!」

エゥーラは銃器からオレンジ色のカプセルを取りだし、

黄緑色のカプセルを入れて、ガトリングレーザー弾を発射した。

エゥーラ「ガトリングレーザー弾!!!!」

だが、ビランはその複数のレーザーを盾で防ぎながら、

エゥーラに向かって走る。

ビラン「とおおおぉぉぉぉぉう!!!」

そして、ビランは剣でエゥーラをも斬る。

エゥーラ「がああぁぁぁぁぁ!!?」

エゥーラは倒れるが、すぐに立ち上がろうとした。

エゥーラ「ぐ・・・っ!まだまだァ!!!」

エゥーラは再びガトリングレーザー弾を発射した。

ビラン「何っ!?ぐおおぉぉぉぉ!!?」

ビランは油断したのか、

複数のレーザーを受けてしまい、倒れた。

エゥーラ「や、やったか・・・・!?」

だが、倒れたハズのビランが急に元気になって立ち上がった。

ビラン「何でこんなチンケなレーザーに、

倒さねばあかんねん!!!」

セイリー「ふ、復活した!!?」

エゥーラ「な、何で効いてねーんだよ!??」

ビラン「俺の身体はボルン程じゃねェが、少々タフでのォ。

俺に傷を負わせた以上、もはや生かすワケにはいかんわぃ。」

エゥーラ「くそ・・・!ガトリングレーザー弾のエネルギーも、

今のでなくなっちまった・・・・!!」

ビラン「それでは、

行かせてもらおうかああああぁぁぁぁい!!!!」

ビランはまたも走った。エゥーラは黄緑色のカプセルを取りだし、

濃青のカプセルを入れて、ホーミング弾で迎え撃つ。

エゥーラ「ホーミング弾!!!!」

ビラン「ふん!!たった1発のビーム弾など・・・!!」

ビランは盾で防御する。

だが、ビーム弾が向きを変え、ビランの盾から離れる。

ビラン「むっ!!?」

そして、ビーム弾がビランの背後に移動し、

そこでビランを攻撃した。

ビラン「ぎゃっ!!!?」 攻撃を受けたビランがひるむ。

エゥーラ「どんどん撃つぜ!!!」

エゥーラは次々とホーミング弾を連射した。その数は3発。

ビラン「こがいな動く弾に負けるもんかぃ!!!」

ビランは口からの火炎で迎撃するが、

全てのビーム弾はこれを避ける。

そして、2発がビランに直撃する。

ビラン「ぐふううぅぅぅ!!この野郎!!」

ビランは迫る最後のビーム弾で剣で斬ろうとするが、

ビーム弾はこれを避けて、ビランの背後についた。

ビラン「くっ!!そこかああぁぁぁぁぁ!!!」

ビランは今度こそビーム弾を打ち消そうと剣を振るうが、

ビーム弾がビランの剣を持つ手に命中し、

その剣が弾き飛ばされてしまう。

ビラン「おおおぉぉぉぉぉ!!?」

セイリー「今ですわ!!ええええぇぇぇぇぇい!!!」

セイリーはパンチでビランの身体を突き刺した。

ビラン「ごああああぁぁぁぁ!!?」

強烈な打撃を受けたビランはセイリーから離れる。

エゥーラ「ああ・・・!

ホーミング弾のカプセルのエネルギーも切れちまった・・・!!」

セイリー「奴はまだ倒れていません・・・!!」

エゥーラ(畜生・・・!あれだけ多くの兵士たちと戦っていたんだ。

そのせいで、俺とセイリーの、

戦力も体力も減っちまっている・・・!

本来なら簡単に倒せるハズだったのによ・・・!!)

ビラン「おどれらああぁぁぁ・・・!!もう許さへんでェ・・・!!

死にさらせええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

ビランは口から火炎を吐いた。

このままでは、エゥーラとセイリーが危ない。

エゥーラとセイリー「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

その時、マンボの叫び声が聞こえる。

マンボの声「マジック・バーリヤ!!!!」

突然、エゥーラとセイリーの周囲に青いドームが現れ、

そのドームが二人を包み、ビランの火炎から守った。

エゥーラ「な、何ィ・・・・!?」

セイリー「あ、あなたは・・・・!!?」

そう。二人の前にマンボが現れ、間一髪助けたのだ。

ビラン「な、何やて・・・・!!?」

大尉「う、うわあああああぁぁぁぁぁぁ!!!?」

大尉は物凄い驚いた。何故なら、マンボを始め、

多くのクラッシャーの戦士たちやボトルズが、

この政府の拠点の中に入って来たからだ。

テル「ここが政府の拠点の中か・・・。」

ミル「さて、暴れるとしますかね!」

政府のデグス部隊に襲われた白熊の村は、

ユミとミクスの活躍により、守られました。そして、

ついに、政府の拠点に来たクラッシャーの戦士たち。

軍の強者であるビランの攻撃にひるむエゥーラとセイリーを、

マンボがかろうじて救いました。ここに、

クラッシャーVS政府の部隊の大戦争が始まろうとしています。

次回につづく

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モギーたち「やったああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

モギーたちは喜んだ。ユミたちが自分を救ってくれた事に。

そして、ユミに近づいて、こう言う。

モギー「助けてくれてありがとう!」

ソギー「一時はどうなるかと思っちゃった・・・。」

グロッギー「怖かったよぅ・・・。」

ユミ「そうね。無事で良かったわ。」

ユミとミクスもモギーたちの無事に喜び、笑顔になる。

ミクス「あの連中はここを去ろうとしています。

もう襲われる心配はないと思います。」

ユミ「そう・・・。良かった。さっ。家に戻りましょ。」

モギーたち「うん!!」

こうして、ユミたちはモギーたちの家に戻った。

この白熊たちの村に、再び平和が訪れるだろう。


そして、ボトルズたちはエゥーラたちを救うために、

政府の拠点へと目指し続けた。そして。

マンボ「・・・・っ!近い・・・・!!」

マンボは何かの気配を感じて、急に止まる。

ボトルズ「どうしたんですか!?ボトルズさん。」

マンボ「・・・・感じる。この近く、

政府の拠点、あるかも知れない!」

テル「そいつぁ本当だろうな?」

マンボ「わからない。でも、そんな気がする。」

ミル「どの方向にあるか、わかる?」

マンボ「・・・・正面だ。」

テル「正面にあるのか・・・!うむ。では、ゆくぞ!!」

ボトルズたちは正面を真っ直ぐに歩き続ける。


カズサの家では、ある部屋でアシナガとプルレスとクリグミが、

テレビゲームをしていた。

星のカービィWIIのミニゲームで遊んでいるそうだ。

クリグミ「勝った・・・。」

クリグミはどうやら勝利をし、喜んだ。

クリグミ「あ・・・。また負けちゃった・・・。」

アシナガ「いやぁ。ゲームには強いんだなァ。君。」

アシナガはクリグミにそう言って、褒める。

クリグミ「別に強いワケじゃないよ。普通に、

勝ったり負けたりしてるよ。多分・・・。」

プルレス「よし!もう一度やろう!!」

アシナガ「おっし!!」 クリグミ「うん!」

プルレスたちはゲームを遊び続けていた。


その間に、カズサは別の部屋にいた。

カズサ「・・・・あの熊と鳥。本当にデスブラザーだのだろうか?

いえ、そんな事はないわ。あの2匹は私たちを助けてくれた。

あの2匹には正義の心を感じていたわ。もしかして、

デスブラザーは・・・・。っ!?」

その時、カズサは近くの机にある写真立てに気づく。

その写真には、雪山にそびえる巨大な雪だるまがあった。

カズサ「もし、帰ってきたら、教えた方が良いかしら・・・?」


数十分後。ついにボトルズたちは、

政府の拠点となっている洞窟の近くへと来た。

ボトルズたちは全員、近くに岩に隠れていた。

テル「あれが政府の拠点・・・。だよな?」

マンボ「気配、この洞窟から感じる・・・!」

ミル「もし、そうだとしたら、

今すぐ突撃した方が良いわね・・・!」

ボトルズ「待ってください。政府の軍人はほとんどが、

強者が多いと聞きます・・・!その強者の多くが、

洞窟の中にいたら、勝ち目はないと思います!」

テル「ふざけるなよ。その時は俺とミルと完全パワーで、

一斉に叩き潰すまでだ・・・!」

マンボ「マンボ、強力な魔法、持っている。今すぐ、

突入しても悪くない・・・!」

ミル「そう言う事ね。皆!!今より突入を始めるわよ!!」

クラッシャーの戦士たち「おう!!!!!」

その時、フラエとガンズの声が聞こえる。

フラエの声「うるせーなァ。何だよ。一体。」

ガンズの声「もしや、新たな連中か!?」

ボトルズたち「っ!!?」

ボトルズたちは二人の声を聞いて、驚く。そして、

その近くにフラエとガンズが歩いて来た。

フラエ「・・・・・っ!て、てめーら!!こんなところに!!?」

ガンズ「お前たちもここに飛ばされていたのか!?」

フラエとガンズは、ボトルズたちと再び出会った事に驚く。

そして、ボトルズたちも驚く。

ボトルズ「ふ、フラエにガンズ・・・!?」

ミル「やはり、あなたたちはここに飛ばされたと言うワケね・・・。」

フラエとガンズ、そして、ボトルズにテルにミル。

この者たちはクランカーのどうくつでの大爆発を受けて、

それぞれ別の場所へ飛ばされたが、

この聖なる山へついに再会を果たしたのだ。

ガンズ「テルにミル。お前らは無事だったのか・・・。

で、他のブレンティの連中は見つかったか?」

テル「ユミとミクスはある白熊の家にいる。」

フラエ「ある白熊の家?何で、そんな家にいる必要がある。」

ボトルズ「その家の子供たちの親が帰って来ていないからです。

親が来るまで、彼女たちが保護をしています。」

ミル「ちなみに、ガムロさんの居場所はまだわからない。

つまり、彼はまだ行方不明であるそうよ。」

ガンズ「そうか・・・。ブレンティの再集結の時はまだ遠いか。」

フラエ「おい。あのデスブラザーはどうしてんだ?」

ボトルズ「デスブラザーって、

バンジョーとカズーイの事ですか?」

フラエ「他に誰がいんだよ?」

マンボ「バンジョーとカズーイ。行方不明。

エゥーラとの戦いで、突然、大吹雪、起こった。

バンジョーとカズーイ、

その大吹雪に飛ばされて、いなくなった・・・。」

ボトルズ「あの二人。一体、どこにいるのだろうか・・・。」

フラエ「まっ。

せいぜい地獄である事を祈るわ。・・・むっ!?」

その時、フラエはマンボの姿に気づく。

フラエ「何だ?てめーは。クラッシャーの新入りか?」

ガンズ「それとも、このクラッシャーの部隊の隊長か?」

マンボ「・・・・いや。ミーはマンボ・ジャンボ。

クラッシャーのメンバーではなく、不死の魔術師。」

フラエとガンズ「不死の魔術師!!?」

フラエとガンズは不死の魔術師と聞いて、物凄く驚く。

ガンズ「不死の魔術師と言えば、恐ろしい魔法を持つ、

醜悪な怪物の魔術師ではないか!?しかも、

マンボまうんてんに住んでいたハズ・・・!」

フラエ「そのお前が何で、ここにいるんだァ!!?」

フラエはいきなりマンボに殴りかかる。

フラエとガンズはマンボの事を敵ではないかと思っているらしい。

ミル「ま、待ちなさい!!!」

フラエ「おらあああぁぁぁぁぁ!!!」

フラエはマンボに殴りかかる。

だが、マンボは静かに魔法を唱える。

マンボ「マジック・バーリヤ。」

マンボの周囲に青いドーム状のバリアが現れ、彼を包む。

そして、マンボはそのバリアにフラエの拳から守られる。

これが、マジック・バーリヤだ。

フラエ「く・・・・っ!野郎!!」

フラエはマンボからさがる。

ガンズは銃弾を3発撃つが、弾かれてしまう。

マジック・バーリヤの前では、どんな攻撃も通じないそうだ。

マンボ「・・・・マンボ。ボトルズと共に行動、している。」

マンボがそう言うと、バーリヤが解ける。

フラエ「・・・・・は?」

マンボ「そして、今。クラッシャーの戦士たちと協力している。

この戦士たちのリーダー、エゥーラ、助ける。」

ガンズ「エゥーラだと!?

まさか、あのエゥーラがこの洞窟に!?」

ガンズは政府の拠点の洞窟を見る。

そこに、エゥーラとセイリーがいるのだ。

ボトルズ「そうです。マンボさんも正義の心を持っています!」

クラッシャーの戦士「エゥーラさんを助けるには、

多分。この骸骨の力が必要だと思うんだ・・・。」

フラエ「だが、信用できんぞ!?不死の魔術師は、

恐ろしい奴だ。どんな事をするかわかったもんじゃねェ・・・!」

マンボ「心配するな。マンボ、お前たちの味方、なる。」

テル「フラエよ。俺もお前と同じく、

この骸骨野郎を信じていないし、

仲間だと思いたくない。だが、

一応は必要になっているらしいからな。」

フラエ「・・・・そうか。」

その時、政府の拠点である洞窟から爆発音らしき音が聞こえた。

テル「むっ!!?」 ミル「何か凄い音がしたわ!!」

ボトルズ「爆発しているような音・・・。まさか!?」

マンボ「・・・この洞窟の中、戦闘、行っている。」

クラッシャーの戦士A「つまり、エゥーラさんとセイリーさんが、

拠点から脱出するために、政府の連中と戦っているんだ!!」

クラッシャーの戦士B「助けにいかなくては!!」

フラエ「へへっ!!どうやら、政府のクソ共を倒せるのは、

今しかねーようだなァ・・・・!!!」

ガンズ「今こそ好機!!突撃しよう!!!」

テル「今こそ、エゥーラとセイリーを助ける時だ!!」

ミル「行くわよ!!皆!!!!」

クラッシャーの戦士たち「おう!!!!!」


政府の拠点である洞窟では、

自由の身となったエゥーラとセイリーが大暴れしていた。

エゥーラ「ボンバー弾!!!!!」

エゥーラは既に茶色のカプセルを銃器に入れて、

ボンバー弾を発射した。それが、複数の兵士たちに迫る。

兵士「うわっ!!ま、まただ!!ぎゃあああぁぁぁぁ!!!」

兵士たちはボンバー弾による爆発を受けて、倒れた。

セイリー「はああぁぁぁっ!!!」

セイリーは二人の兵士をパンチで一気に貫いて倒した。

二人の兵士「うぼあああぁぁぁぁぁ!!?」

そして、二人の前に複数の兵士たちが一斉に銃を構える。

兵士「撃てええええぇぇぇぇぇぇ!!!!」

複数の兵士が銃弾を一斉に連射する。だが、

エゥーラとセイリーはその銃弾を全て避ける。その間に、

エゥーラは銃器から茶色のカプセルを取り出し、

黄緑色のカプセルを入れる。

エゥーラ「ガトリングレーザー弾!!!!」

エゥーラはガトリングレーザー弾で一気に兵士たちを倒した。

兵士たち「うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!??」

エゥーラ「突撃だ!!!」 セイリー「はい!!!」

エゥーラとセイリーは脱出のために走り続けた。


そして、ついにエゥーラとセイリーは、

政府の兵士たちが多く集まっていて、

複数のコンピューターが設置され、

食料や金、武器など多くある。

つまり、このダンクたちがいた場所は、司令室に来たのだ。

エゥーラとセイリー「うおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

つづく

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ユミ「それって、悪人になるって言いたいワケ!?」

グロッギー「僕は悪い子じゃないよぅ!」

デグス「いや。お前。悪い奴だろ?何かデブく見えるし。

もしかして、我侭で食べ物いっぱいもらったか?」

グロッギー「食べた事以外はあまり覚えていないいぃぃぃ!!」

ユミ「何が何だかわからないけど、私から見れば・・・。

この白熊の子供たちは悪者とはとても思えないわ!!」

ミクス「そ、そうです!この子たちは少なくとも、

良心はあると思います!!いつかは、

立派で善良な白熊さんに成長するかも知れません!!」

デグス「ふん!!そんな理想・・・。叶えるものか!」

ソギー「そんな事ないもん!!

パパがきっと、私たちを良い白熊に、育ててくれるわ!!

ママだって私たちの事、見守ってくれるよ!!」

デグス「じゃあ、そのパパとママはどこにいるんだよ?」

モギー「パパは僕らのプレゼントを探しに行ったまま行方不明で、

ママは友達と一緒に旅行に行っちゃって・・・。」

デグス「ははははははは!!!

それでは、父親はお前らの我侭でいなくなって、

母親はそんな我侭なお前らの事を見捨てて行ったワケだな!?

お前らも俺らが見てきた負け組と一緒だな!?おい!!」

ユミ「何が負け組よ・・・・!?」

デグス「俺が負け組と言ったら、こいつらは負け組なんだよ?

なら、証明させてやろう。お前ら。自分の過去を振り返るが良い。」

3匹の白熊の子供たち「・・・・・・・・・っ。」

3匹の白熊の子供たちは自分たちの過去を脳内に浮かべる。

その脳内で、幼いグロッギーが店から食べ物を密かに持って来て、

勝手にその食べ物を食べていた。

もちろん、店員にバレて怒られる。

幼いモギーがいじめっこに、一万円を渡せと脅され、

家から密かに持って来て、本当に渡した。

その一万円はもちろん、彼の小遣いではない。

幼いソギーが家で大切にされている壺を事故で壊してしまい、

その壺を破片全てを地面の中に埋めた。

もちろん、見つかって怒られる。

3匹はその過ちに気づき、さらに涙を流し、泣き続ける。

デグス「この様子、やはりクズらしい事をしているなァ。」

3匹は図星を感じて泣いている。そして、3匹は、

良い行いはあまりやっていないそうであった。むしろ、

他の白熊の子供たちにいじめられたり、迷惑かけたり、

親に我侭ばかり言った記憶がほとんどである。

デグス「な?この白熊のガキ共。悪者に向いてるだろ?

これからも、他の連中には迷惑かけるだろうなァ?うん。

悪は決まって滅びる。だから、こいつらも例外じゃねーのよ。」

兵士たちは3匹の白熊の子供たちに一斉に銃を向ける。

グロッギー「ごめんなざあぁぁぁい!

もう悪い事なんてじまぜんがらァ。」

ソギー「ごれがら良い子にじますゥ!!

だがら殺ざないでええぇぇぇ!!」

モギー「僕たちだって、パパとママの役に立ちだかった!!

でも、どうじてもでぎないんだ!!でも、僕たち!!

死にたくないよおおぉぉぉぉ!!!

昔はいじめられたり迷惑かけていたけど、

それでも生きたいよォ!!!」

デグス「ふん。無駄無駄。

お前らのような役に立たん下衆は消えるんだよ。

下衆は、昔から何も良い行いもできずに、誰にも愛されず。

うじうじと世間に怯えて切なく生きてきた。むしろ、

悪い行いは何でもできて、誰にも嫌われる事は容易い。

そう言った下衆を狩るのが俺の趣味でなァ。無論、

お前らクラッシャーもその中の側さ。」

ミクス「・・・・・・っ!!」

デグスはユミとミクスにそう言う。

それを聞いたミクスは急に怯える。

そして、デグスはかまくらの家に目をつける。

デグス「さて、この世で、下衆共には何も必要なものはないだろう。

おい!バズーカ兵!!あの雪の塊をぶっ壊してみろよ。」

バズーカを持った兵士「はっ!!」

デグスに命令された兵士は笑顔で、

モギーたちの家にバズーカを向ける。

モギー「あっ!!僕らの家が!!」

ソギー「やめてええぇぇぇぇぇ!!!壊さないでえぇぇぇぇ!!!」

グロッギー「家がないと、何もできないよおおぉぉぉ!!

お昼寝ができないよおおおぉぉぉぉぉ!!!!」

ミクス「お願い!!白熊さんたちの家を壊さないであげて!!!

父親と母親の帰るところもなくなるのよ!!?」

デグス「ふん。その親には、このクソガキ共が、

勝手にぶっ壊して自殺したと言っておくよ。

負の感情に操られて暴走したとなァ!!

あははははははははははははははははは!!!!!」

デグスが笑うと、全ての兵士たちも笑った。その時。

ユミ「ふざけるな・・・・・・!」

ユミが物凄い怒りに震えていた。

そして、両腕と翼を思い切り広げる。

ユミ「ふざけるな!!!!!!」  

ユミがそう言うと、急に消えてしまう。

バズーカを持った兵士「ぐえっ!!?」

そして、

バズーカを持つ兵士が見えない何かに斬られて、倒れる。

兵士たち「ぎゃああああぁぁぁぁぁ!!!?」

ミクスとモギーたちを捕まっている兵士たちも、

同じく斬られて倒れる。

これで、ミクスとモギーたちは自由になり、デグスはこれに驚く。

デグス「な、何いいいぃぃぃ!!?」

そして、モギーたちの前にユミが着地する。そう。

ユミは怒りと共に、高速で兵士たちを倒したのだ。

ミクス「ユミさん・・・。」 モギー「お姉ちゃん・・・。」

ユミ「・・・・もう大丈夫よ。怖かったね。」

ユミはモギーたちに向かって、笑顔で優しくそう言った。

モギーたち「う、うわああああああぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!」

モギーたちはユミに抱き着いて泣いた。

近くでミクスももらい泣きしている。

デグス「何をくだらん事をしてんだよああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

デグスは素早く走り、ユミの背中をパイプで打とうとする。だが。

ユミ「・・・・・最低。」

ユミは手刀を素早く振るい、迫るデグスを斬り付けた。

デグス「ぐえっ!!?な、何だと・・・・!?」

デグスはいきなり攻撃を受けた事に驚き、さがった。そして、

ユミが立ち上がり、デグスに手を向けてこう言う。

ユミ「あんた。最低ね。

散りになるまで切り刻んであげるわ・・・!」

デグス「なめんなよ・・・?クソ妖精がああああぁぁぁ!!!」

ユミ「・・・・・・・・っ!!」

デグスとユミはそれぞれ速く走り、手刀とパイプが衝突する。

デグス「ぬううぅぅぅぅ!!でや!!」

デグスはキックを繰り出すが、ユミは素早くそれを避ける。

ユミ「ふん!!はあああぁぁぁぁぁ!!!」

そして、素早いキックでデグスを斬る。

デグス「うわあああぁぁぁぁ!!?」

ユミ「とう!!!」 ユミは手刀でデグスを突く。

デグス「おおおおぉぉぉぉ!!?(こ、こいつ・・・!?)」

デグスはユミからさがろうと、素早くバックして走る。だが、

ユミがそれ以上のスピードでデグスに急接近して、

再び手刀で攻撃する。

ユミ「せいっ!!!」 デグス「ぐおっ!!?」

グロッギー「す、すごい・・・・!」

ソギー「お姉ちゃんが強くなっているみたい。」

モギー「やっぱり、女って怒ると怖いんだね・・・!」

ミクス(ユミさんは怒りでパワーアップして、

スピードが強まっているんだわ。)

デグス「ちぃ・・・・っ!!」

デグスは物凄いスピードで走り、ユミから離れる。

ユミ「逃がさない!!!」 デグス「兵士共!!!」

兵士たち「ははっ!!!」 

残った兵士たちがユミを射殺しようとする。

だが、ミクスは空気の金縛りでその兵士たちの動きを止める。

兵士たち「うわっ!!動けない!!?」

ミクス「ユミさんの邪魔はさせない!!!」

ユミ「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

ユミは速く飛び、手刀でデグスをまたも斬る。

デグス「くううぅぅぅっ!!おるぁ!!!」

デグスはパイプでユミを打撃するが、ユミはまたもこれを避ける。

デグス「ざけんなよ!!!てめーなんかより、

俺の方は速いんだよ!!!

おらああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

デグスは今までよりとても凄いスピードで走り、

まるでユミを囲むように、周囲を走り続ける。

デグス「ははははははははは!!!どうよ!?」

ユミ「く・・・・っ!!」

デグス「うははははは!!そこだああぁぁぁ!!!」

デグスはユミの背後で止まり、

さらに速度をあげてユミに襲いかかる。

ユミ「っ!?そこか!!!」

ユミはすぐに気づき、手刀を繰り出す。だが。

デグス「とおおおおぉぉぉぉぉう!!!」

デグスはジャンプして、

またユミの後ろに着地。しかも、すぐ近く。

デグス「これで終わり・・・・!うぉ!!?」

デグスはパイプで殴りかかるが、

何故か急に動きが止まってしまう。

デグス「う、動きが・・・!?もしや!?」

デグスはミクスの方を見る。そう。

ミクスがデグスに空気の金縛りを発したのだ。

ミクス「やっと捕えました・・・!」

デグス「こ、このクソチビ・・・・・!!!」

ユミ「終わりよ・・・・!フェアリーフライガトリング!!!!!!」

ユミはとても素早い連続キックをデグスに浴びせる。

そして、デグスの身体中が多く斬られ、多く突き刺された。

デグス「ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

デグスは倒れた。それを見た生き残りの兵士たちが驚く。

兵士A「で、デグス様が倒された!!?」

兵士B「やはり、ブレンティの戦士はとても強い!!」

ユミ「どうする?次はあなたたちの出番よ?」

兵士C「ひっ!?に、逃げろおおおぉぉぉぉぉ!!!」

残った兵士たちは怯えて、逃げて行った。二人くらいが、

倒れているデグスを背負っている。こうして、ユミとミクスは、

政府の強者の一人であるデグスを倒したのだ。

つづく

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