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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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プルレス「その場所は!?」

カズサ「白熊の村から少し遠くある、

少し小さな会場。そこで、ソリレース大会を行うそうよ。

地図を渡すから、それを参考にして大会に行って頂戴。」

カズサはどこからともなく、地図らしき物をボトルズに渡す。

カズサ「・・・・なお、ソリレースは、

この山のほとんどの地域を走って競争するから、

大変らしいけど、この聖なる山の地域をほとんど、

把握できるかも知れないし、ちょうど良いかも。」

ミル「へぇ・・・。それは、大変なレースね。

迷ったら、御終いって感じですわ・・・。」

バンジョー(セイウチ)「そうですか。では、行ってきます。」

カズサ「ええ。気をつけて。」

ボトルズ「ボギーさんに、

白熊の子供たちの事を教えなきゃ・・・!」

クリグミ「カズサお姉ちゃん。僕もソリレース大会に行きたい。」

カズサ「ええ。しっかりと、熊さんたちを応援しましょ。」

こうして、バンジョーたちは村を出て、

ソリレース大会の開かれる場所へと向かった。


そして、インフェロンのアジトでは。

インフェロン「お前ら・・・。

今日は何年何月何日か知っているか?」

フォーサ「はっ。それは、3000年12月24日にございます。」

インフェロン「そうだ・・・。今日はサンタクロースが来る日・・・。」

フォーサ「サンタクロースが子供たちに、

プレゼントを運ぶ日ですな?」

その時、インフェロンがお菓子の箱をフォーサに投げつける。

フォーサ「うっ!?」

インフェロン「あぁ?あのクソジジイが俺らにプレゼントを、

運ぶワケねェだろ。むしろよ。俺らがサンタになるんだよ。

罪なき子供たちに、

絶望をプレゼントする悪魔のサンタによォ・・・!

けけけけけけけけけけけ・・・・!!そして、

俺にもプレゼントしろや。美しい女の奴隷たちを。なァ?」

インフェロンはオギソに向かって、言う。

オギソ「・・・・・・っ。」

オギソは何故か少しだけ苦しそうな表情をしていた。

インフェロン「この日で、この聖なる山を完全に攻略しろ・・・!

できなかったら・・・てめーら皆、死刑だぜ・・・・!!!」

フォーサとオギソ「はっ!!」


廊下を歩くフォーサとオギソ。

しかし、オギソが急に倒れそうになる。

オギソ「あぅ・・・・!」

そのオギソをフォーサが支える。

フォーサ「大丈夫か!?オギソ・・・!いや、無理もないか。

昨日、複数の拷問を受けたからな。お前は。」

オギソ「けど、休むワケにはいかないわ・・・!

私は戦い続ける。

グランティの栄光のために。・・・ところで、

あなたの手下であるソリックは?」

フォーサ「ああ。奴なら、既に別の作戦をやらせている。

成功できれば、

我らグランティの計画はさらに進めるからな・・・。」


バンジョーたちは、地図を頼りに移動し、

ソリレース大会の開かれる場所に来た。

その場所は、少しだけレース大会らしい作りになっていて、

複数の人間やセイウチたちが観客として、

客席らしき氷のオブジェにいた。

そして、中央では、複数のソリがあり、

その一つのソリを、あのボギーが乗っていた。ボギーこそ、

このレース大会の主催者であるのだ。

ボギー「ヘーイ!!そこの皆!!レースをやらないか!?

その気になったら、そこのソリの上に乗ってくれ!!!」

ボギーに言われて、複数の参加者がそれぞれソリに乗る。

もちろん、バンジョーも一つのソリに乗る。

さらに、マンボ、テル、ミル、フラエ、ガンズも乗っていた。

他の者たちは客席にいて、応援するつもりだ。

ボトルズ「バンジョー!!カズーイ!!

頑張ってくださああぁぁぁい!!」

バンジョー(セイウチ)「うん!!しっかりとやってみせるよ!!」

ボギー「おっ。そこのセイウチ君。

何だか凄そうな感じがするね?」

ボギーはバンジョーに向かって、そう言う。

バンジョー(セイウチ)「・・・・あなたが、ボギーさんですね?

あなたに言いたい事があって、会って来ました。」

ボギー「この私に会いたいとは・・・。

一体、どんな理由だぃ?」

バンジョー(セイウチ)「・・・・あなたの子供たちが、

あなたをずっと待っています。プレゼントと共に・・・。」

ボギー「・・・・っ!そうか・・・。そんな事があったね。

けど、この大会は正々堂々とした勝負で終わらせたい。

子供たちに会うのは、その後だ。」

バンジョー(セイウチ)「本当ですね・・・!?」

ボギー「・・・約束する。」

プルレス「・・・・ところで、

何でマンボさんたちも参加しているんだろ?」

カズサ「さぁ・・・?何故でしょう・・・?」

マンボ(マンボ。前から、ソリレース、やってみたかった。

いよいよ、実現の時・・・!)

テル(この熊野郎・・・。セイウチなどに化けやがって・・・。

本当にグランティの手下か確かめてやる・・・!)

ミル(この者たちが、どんな別の脅威か、知りたいわ・・・。)

フラエ(クククク・・・!このレースに乗じて、

あのデスブラザーを抹殺してやるぜ・・・!!)

ガンズ(できるだけ人気のないところで、

暗殺するんだ・・・。)

マンボ以外は、

バンジョーとカズーイを警戒するために参加したそうだ。

フラエ「ククク・・・!ん?ああっ!!てめーわ!!」

その時、フラエは何者かを見て、驚く。その者は、

ソリそのものの生命体。

この者はグランティのソリックであった。

ソリック「ククク・・・!久しぶりじゃあねェか。てめーら。」

カズーイ(リュック)「バンジョー!!あのソリは・・・!!」

バンジョー(セイウチ)「グランティの怪物だったね・・・!

一体、何でこのソリレース大会に・・・!?」

マンボ「貴様。何故、このレース、参加する?」

ソリック「そう睨むんじゃねーよ。俺はよ、

グランティとか関係なく、この大会を楽しみに来たのよ。

一つのソリとしてね。俺は確かにグランティの戦士だが、

このソリレースは、

そのグランティの使命よりも一番楽しみてェんだ。

俺はこのソリレースで一位になるのが夢なのよ・・・。

だからよ、今回は皆で楽しもうや。皆でなァ・・・。

いひひひひひひひひひひ・・・・!!」

マンボ(このソリ。何か怪しい予感、する。)

その時、ボギーはマイクを持ち出して、こう叫ぶ。

ボギー「皆さん!!

今回もこの大会に来てくれてありがとうございます!!

私はこの大会の主催者、ボギーにございます!!

今回のソリレースも一緒にワイワイと楽しみ、

誰が一位か決めちゃいましょう!!」

その時、観客であるセイウチがこう言う。

セイウチ「何を言ってるんだ!!

どうせ、あんたが一位に決まってるだろ!!」

人間の男性「そろそろ、他の奴を一位にせんかぃ!!」

ボギー「うんうん!良い声してますね。でも、

私は今回も負けませんよ!!よーし!ルールは簡単だ!!

赤い旗のルートを順に潜ってゴールを目指すだけ!!

では、用意は良いかぃ!?」

そして、バンジョーたち参加者の皆さんが威勢良く叫ぶ。

参加者たち「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉう!!!!!!」

ボギー「よおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉい・・・・!

ドン!!!!!!!!!!!」

そして、ついに。全てのソリが動きだし、レースが始まった。

その先頭をボギーが走っていた。

ボギー「わへえええぇぇぇぇぇぇい!!!」

カズーイ(リュック)「何て速いのかしら!?

あの白熊のソリは!!」

バンジョー(セイウチ)「追い抜かなきゃ・・・!!」

多くのソリが走り、

その先には赤い旗が二つ横に並んでいた。

その二つを潜れば良いそうだ。ほとんどのソリが潜ったが、

一つのソリが二つの旗を潜れず、抜いてしまう。

人間の少年「し、しまった・・・!失格だ・・・!!」

その時、少年の乗ったソリが急に壊れた。

このソリはレース用に作られて、

赤い旗を潜れなかった場合は、

自動的に壊れてしまうシステムを搭載しているのだ。


多くのレーサーが次々と赤い旗のルートを潜り続ける。

だが、その中で少数の者たちが潜れずに失格になる。

ボギーは徐々にバンジョーたちから離れつつあった。

ボギー「遅いぜ!!モタモタすんなよ!!」

カズーイ(リュック)「く・・・っ!!言いたい事を言って・・・・!」

マンボ「勝つ・・・・!!」

バンジョーのソリがボギーに近づきつつある。

同時にソリックも。

ソリック「よう。セイウチ君。

一緒に、あの白熊野郎を追い抜こうや・・・!」

バンジョー(セイウチ)「いや。君とは一緒に走りたくないや。」

ソリック「ほう。結構、強そうな奴だから、

勝負してみたかったけどね。

まっ。良いや。どうせ、俺様が一位になるんだからよ・・・。

お前らはいずれ、

失格するかも知れないらしいしな。クククク・・・!」

マンボ「あの怪物、何か企んでいる。気をつけねば・・・。」

バンジョーやソリックもボギーに近づき、他の者たちが、

ボギーたちから遠ざかって行くのを感じる。

ガンズ「くそ!!こいつら、速過ぎじゃねェか!!」

フラエ「ふざけやがって・・・!!

もっとスピードを上げろよ!!この馬鹿ソリ!!」

フラエは自分のソリを殴って、怒鳴る。

ミル「今回も一位から三位は、

こいつらかも知れないわね・・・。」

テル「そんな事、させるか・・・!!」

そして、ソリックは後ろの方を見て、

不気味な笑みを浮かべる。

ソリック(この距離なら・・・そろそろ良いだろう・・・・。)

つづく

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ガンズ「何と・・・・!?」

カズサ「こ、このセイウチさんがバンジョーとカズーイ・・・!?」

マンボ「・・・・土竜の言う通り。このセイウチ、

マンボの魔法により、バンジョーとカズーイ、変身したもの。

クラッシャー、欺くために・・・。」

バンジョー(セイウチ)「・・・・そうだ。僕がバンジョーなんです。

すみません。こうでもしないと・・・。」

カズーイ(リュック)「クラッシャーの奴らが、

あたいたちを容赦なく襲うからねェ。」

カズサ「・・・・くすっ。わかったわ。

とり合えず、入ってらっしゃい。」

バンジョー(セイウチ)「ありがとうございます。」

バンジョーとカズーイは笑顔で、

カズサの家に入る事ができた。


クリグミたちの部屋に入ったバンジョーとカズーイ、

ボトルズ、マンボ。

ボトルズはクリグミたちにバンジョーが、

セイウチになった事を話す。

アシナガ「じゃあ、このちっちゃいセイウチが、

バンジョーって事か!?」

カズーイ(リュック)「ええ。こうすりゃ、

クラッシャーに見つからないってワケだわ。」

クリグミ「本当に・・・あの時の熊さんと鳥さん?」

クリグミは不安そうに言う。

バンジョー(セイウチ)「うん。僕がバンジョーだよ?

声が同じように感じるだろう?」

プルレス「確かに、バンジョーさんの声だ。」

バンジョー(セイウチ)「しばらくの間、

この姿でいようと思うんだ。」

カズーイ(リュック)「まっ。この山での冒険が終わったら、

すぐに戻るけどね。」

プルレス「そっか・・・。でも、良かったよ。

バンジョーさんとカズーイさんが無事で。

てっきりどこかへ去ったかと。」

アシナガ「そうでェ!心配したんだぞぅ!?」

バンジョー(セイウチ)「あははは。ごめんごめん・・・。」

カズーイ(リュック)「そう言えば、この緑色のジンジョー。

久しぶりに見た気がするわ。」

プルレス「・・・・あっ!そうだった。実は、

この緑色のジンジョーであるクリグミと僕は友達なんだ。」

カズーイ(リュック)「ええっ!?と、友達ですって!?」

クリグミ「うん・・・。

僕とプルレス君は同じ村へ育った友達なんだ。

でも、グランティのせいで、離れ離れになって・・・・。」

クリグミは暗そうに話す。余程、過去が恐ろしいのだろう。

バンジョー(セイウチ)「そうだったのか・・・。」

クリグミ「でも、プルレス君とこうして会えたから、

もう元気になったよ。」

クリグミは急に明るくなって、そう言う。

こうして、バンジョーたちは色々と会話して、

数時間がついた頃には、眠りについた。


その深夜。プレゼント工場の内部で。

インフェロン「ヴアアアアアアアァァァァァァァァァ!!!!!!」

インフェロンはオギソとフォーサを容赦なく打撃し続けた。

オギソ「ぐっ!!あうっ!?ああぁぁ・・・!!」

フォーサ「ぬっ!?ぐあ!!おおぉぉ・・・!!」

インフェロン「オギソ部隊では、トーブを倒されて、

フォーサ部隊では、

ジグソーを集め損ねただとおおぉぉぉ!!?

ふざけるんじゃあねえええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

インフェロンは嘴でオギソとフォーサを突き飛ばす。

オギソとフォーサ「うわあああああぁぁぁぁぁ!!!!??」

インフェロン「ち・・・っ!まあ、良い。フォーサのおかげで、

ジグソーは複数ゲットした。それは許してやるよ。

だが、オギソ。てめェ、

クラッシャーのエースを一人も殺してねーみたいだなァ!」

インフェロンはそう言って、倒れているオギソを踏みつける。

オギソ「・・・・・・っ!!」

インフェロン「本来なら死刑だが、てめーは俺のとって大切な、

戦力だ。拷問だけで許してやるよ・・・!

ぐふふふふふふふふ!!!」

オギソ「くううぅぅ・・・・・っ!!」

フォーサ(・・・・耐えるのだ。オギソよ。明日に頑張れば良い。

我らはインフェロン様のために、

戦わなければならんのだ・・・!)


そして、別の部屋。ここは工場らしく大きな部屋で、

ここでプレゼントが多く造られていた。それを、

2匹のグラントリングが見ている。

グラントリングA「この多く造られたプレゼントが全て、

インフェロン様に捧げるのだ。」

グラントリングB「このプレゼントが、

あの方のストレスを抑える事ができるのだ。」


そして、次の日。朝となった。カズサの村では、

前よりさらに賑やかな感じがしていた。

カズサの家では、朝食を皆が一斉に食べていた。

バンジョー(セイウチ)「ううぅぅぅぅん!!

このパン、美味しいや。」

カズーイ(リュック)「確かに美味いわね。」

カズーイの姿はリュックだが、

その姿でも食事ができるらしい。

ミル「・・・そう言えば、外が何だか騒がしい気がするわね。」

テル「一体、何があったんだ?」

カズサ「それが、村の外で開かれるらしいの。

この山で恒例のソリレース大会が。」

アシナガ「ソリレース!?誰が何のために・・・。」

カズサ「理由は知らないけど、

主催者はボギーと言う白熊らしい。」

バンジョーとカズーイ、ボトルズ、マンボ「ボギー!!!??」

4人はボギーと聞いて驚く。

バンジョー(セイウチ)「ボギーって、もしかして、

あのソギーたちが言ってた・・・!」

カズーイ(リュック)「あのソギーたちの父親じゃない!!?」

ボトルズ「もしや、大きいレースとは、あのボギーさんが・・・。」

クリグミ「ボギーさんって、

この山のソリレースで有名な白熊さんでしょ?」

プルレス「うん・・・。

僕たちが探していた白熊なんだけど・・・。」

フラエ「俺らが見つけたら、

レースとか言って、すぐどっかに行きやがった。」

ガンズ「まさか、ソリレースの大会を開こうとは・・・。」

マンボ「そのソリレース、

参加する価値、ある。ボギー、再び会える。」

バンジョー「そうだね・・・。

行ってみなくちゃ。ソリレース大会に。」

カズサ「そうね。場所は既に聞いておるわ。」

つづく

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マンボ「さぁ。行こう。村へ・・・。」

バンジョー「・・・・でも、僕とカズーイはまだ、

この村には・・・・。」

カズーイ「そうね。クラッシャーがどっかに行けば、

話は別だけども・・・。」

フラエ「は?」

マンボ「それなら、マンボ。変身魔法で、助ける。」

バンジョー「ええ!?」 

バンジョーとカズーイはマンボの言葉に驚く。

カズーイ「また、変身するの!?」

そう。マンボはブクゲコ沼編と同じく、

またもバンジョーとカズーイを何かに変身させる気だ。」

マンボ「変身魔法で、クラッシャー、欺く。」

バンジョー「そうだね・・・。村に戻る為なら、

そうするしかないね。お願いするよ!」

マンボ「わかった。マンボマジックスタート!!」

マンボはステッキの先端の髑髏を光り、

何かを唱えながらそれを振り回していた。

マンボ「インガボンガインガボンガ・・・・ホンバハホホンバハホ・・・。」

そして、マンボはステッキをバンジョーの前に突き出した。

マンボ「マンボ・マジック・メタモルフォーゼ!!!!!」

魔法を受けたバンジョーはいきなり光となり、姿が変わる。

ガンズ「こ、これは・・・・!?」

フラエ「ぷっ!?何だこりゃ!?」

ボトルズ「せ、セイウチ・・・!?」

ガンズとボトルズは驚き、フラエは少し笑いそうになる。

そう。バンジョーの姿は変わったのだ。

そう。バンジョーは小さなセイウチとなったのだ。

バンジョー(セイウチ)「こ、これが今回の姿か・・・。」

マンボ「バンジョー、デブデブ!大きな牙、御似合い。」

バンジョー(セイウチ)「・・・って、

マンボが変身させたじゃないか・・・。」

カズーイ(リュック)「できるなら、

もっと可愛い物に変身して欲しかったけれど・・・。」

マンボ「セイウチ族。この山の住人、似合うと思う。

セイウチなら、村の連中、気づかれない。多分・・・。」

バンジョー(セイウチ)「何だかわからないけど、

信じてみよう・・・。」

ボトルズ「それでは、村へ入りましょう。」

フラエ「まっ。俺が皆にバラすけどな。」

ガンズ「いや、待て。フラエ。ここでバラしたら、

村は戦場となる。そうすれば、

多くの村人が犠牲になってしまうかも知れん!」

フラエ「ぬっ!?確かにそうだな・・・。じゃ、黙っとくか。」

こうして、バンジョーはセイウチとなり、一同は村へと入った。


カズサの村へ向かうバンジョーたち。そこに。

男の子「あっ!あそこにセイウチさんがいるよ!」

母親「本当だわ。

青いリュックをしているなんて、結構オシャレね。」

クラッシャーの男A「セイウチ族か。ま、害がねーから良いや。」

クラッシャーの男B「それより、

タルゲッチュのゲームをやろうぜ。」

バンジョー(セイウチ)「凄いや・・・。

僕がデスブラザーだと気づいていない。」

カズーイ(リュック)「元々、

あたいらはデスブラザーではないけどね。」

ボトルズ「便利ですね。マンボの魔法。」

マンボ「マンボの魔法、最高。

これからも、マンボに頼ると良い。」

カズーイ(リュック)「何か偉そうって感じね。」

マンボ「マンボ。そんなに偉くない。

間もなく、カズサの家、近づいた。」

バンジョーたちはついにカズサの家へと来た。


カズサの家に帰って来たバンジョーたち。

ボトルズ「ただいま戻りました!」

カズサ「お帰りなさい。皆。・・・あら?

このセイウチさんは一体、誰かしら?」

バンジョー(セイウチ)「え!?あぁ・・・。僕は、

旅の者で、チンカーに襲われているところ、

この人たちに助けてもらいました。」

フラエ(あ。こいつ、嘘をついた。)

カズーイ(リュック)「バンジョー。

カズサはあたいたちの味方でしょ!?

そんな彼女に嘘をついてどうするのよ!?」

バンジョー(セイウチ)「でも、

もし彼女が僕がバンジョーである事を知ったら、

驚いちゃうよ!?最悪、村の人たちに広まったら・・・。」

バンジョーとカズーイはカズサに聞こえない程度で会話する。

ボトルズ「実は、このセイウチ。

バンジョーとカズーイなんです。」

バンジョーとカズーイ「ええっ!!?」

つづく

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バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST 

第58話・ソリのレース!?どんなソリが一番速いのか

ダンクの部隊とフォーサの部隊の戦いに巻き込まれた、

ボトルズたち。2大戦力に苦戦するが、

それを救う者たちが現れた。それは、

バンジョーとカズーイ。この物語の主人公である。

二人の活躍により、二つの勢力を退く事ができたのである。

青いプレゼント「ブルブル・・・。おお!寒い!!

リュックに入れて欲しいな・・・。」

どうやら、このプレゼントは寒がっているそうだ。

バンジョー「このプレゼントはきっと、

白熊の子供の一人が欲しがった一つなんだ!」

バンジョーはそう言うと、

プレゼントをリュックの中に入れる。

青いプレゼント「ああ。このリュック。温かいや。」

カズーイ「半分はあたいの体温によるけどね。

それよりも、早く届けなきゃ!」

フラエ「もしかして、またあの村へ行くのか?」

カズーイ「決まってるでしょ?このプレゼントを、

あの村にいる白熊の子供に渡すのが、

今回のあたいたちの目的の一つだから。」

フラエ「そんな事したら、

また新しい敵が襲ってくるかも知れねーけど?」

ガンズ「そうだ。我々は既に戦う力が少ない。

また新たな敵が現れたては・・・。」

マンボ「では、マンボが届ける。

お前たち、先に村へ戻れ。」

ボトルズ「ええ!?マンボ一人でですか!?」

マンボ「マンボ。魔力、多く残っている。

色んな魔法で何とかできる。だから、安心。」

カズーイ「そう?気をつけて行きなさいよ?」

カズーイはそう言うと、青いプレゼントをマンボに渡す。

青いプレゼント「うっ!!また寒くなって来た・・・。」

マンボ「では、マンボ。急いで、届ける。」

マンボは走ってプレゼントを持ちながら白熊の村へ急ぐ。

ボトルズ「・・・僕らも村へ行きましょう。」


そして、数分が過ぎる。ボトルズたちは、

カズサの村の近くへと来た。

カズーイ「げっ!?また、この村なの・・・!?」

ボトルズ「この村で何かあったのですか?」

バンジョー「・・・・実は僕たち、

この村にいるクラッシャーに村を追い出されたんだ。

また、僕とカズーイがこの村に入ったら、

クラッシャーの皆が怒り狂うかも知れない・・・。」

フラエ「はっ。要わデスブラザーとして迫害されたろ?

良い気味だぜ。じゃあ、エゥーラたちに伝えて、

この村の近くに、デスブラザーが現れたと報告するか。」

ガンズ「そうだな。こんな奴らが村にいても困るしな。」

ボトルズ「あなたたち・・・!!」

ボトルズはフラエとガンズの態度に怒りを感じた。

バンジョー「この村にクラッシャーがいる限り、

どうにか隠れながら留まる方法を考えなきゃ・・・。」

フラエ「そんなもんわありえねェよ。

ずっと、このクソ寒い場所で眠ってな。

まあ、凍え死ぬがな。」

笑みを浮かべたフラエとガンズが村へ向かう。その時。

マンボ「だったら、マンボに任せる。」

カズーイ「うわっ!?骸骨!!?」

フラエ「っ!?貴様!いつの間に!!」

バンジョーたちの近くに、マンボがいた。

ボトルズ「そんな・・・!あの距離なら、

あと5分くらいで、来るハズなのに・・・。」

マンボ「マンボ。白熊の子供にプレゼント、

渡した時点、瞬間移動魔法、使った。」

バンジョー「そんな魔法もあったあんて・・・。」

ガンズ「何て恐ろしい奴なんだ・・・!」

つづく

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バンジョーとカズーイがカズサの村へ留まるために、

マンボの変身魔法が発動する。そして、村では、

噂のソリレース大会があると聞き、その賞品は・・・。

次回、【ソリのレース!?どんなソリが一番速いのか】

どうも、ゆー1です。いかがでしかた。バンカズファースト第58話。

今回は主人公のバンジョーとカズーイが、

久しぶりに再登場する回です。多分、4話ぶりだと思います(

今回の敵はフォーサ&ソリックとダンクです。

この話の戦いは、2大勢力と同時に戦うと言う感じで、

三つ巴の戦いってワケですな。

三つ巴の戦いって、色々と激しそうだから、

誰と誰を戦わせるべきかを考えますね。

ダンクは普通のピストルによる射撃で戦います。

まあ、普通の人間ですから、これが当然でしょう。

フォーサは自慢の怪力で戦いますが、

他の攻撃方法も出そうか出さないか迷ってます。

ソリックはソリなので、そのソリを刃物のように扱って、

敵を斬ります。しかも、

フォーサを乗せて移動します。ソリなだけに(

次回は、ソリレースの話で、バンジョーがまた変身します。

それでは。

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