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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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これでは、バンジョー一行がジグソーをゲットした事にはならない。

ガンズ「さァ。行くぞ。白熊の村にあの二人がいるんだろう?」

ボトルズ「・・・・・ええ。行きましょう。」

ボトルズたちは白熊の村へと進もうとする。その時。

マンボ「・・・・・・っ!!?」

マンボは急に止まった。何かを感じたかのように。

ボトルズ「どうしたのですか!?」

マンボ「殺気、感じる・・・・!」

フラエ「もしや、また敵が来たってワケじゃねーよな?」

ガンズ「残念だが、フラエ。その通りだぜ・・・。」

ボトルズたちの近くに、オギソの部隊が現れた。

ボトルズ「・・・・っ!!?ぐ、グランティ!?」

フラエ「もしや、インフェロンの手下か?」

オギソ「私の名はオギソ。その通り、インフェロン様の手下よ。

やっと見つけたわ・・・。我らの敵・・・・!」

ガンズ「俺たちを抹殺するつもりか!?」

オギソ「ええ。私はあなたたちのような連中を、

殺すために送り込まれたの。

我らがインフェロン様にとって邪魔だからね・・・。」

フラエ「俺らが邪魔?邪魔なのは、お前らだろが?

特に女。その可愛さ、グランティにはもったいねェと思うぜ?」

トーブ「っ!?貴様!!オギソ様を悪く言うつもりか!!?」

オギソ「およしなさい。トーブ。

この者たちなど殺せば済むの事。」

マンボ「皆。気を付けろ!あの女。人間じゃない。雪女だ!」

オギソ「そう・・・。しかと受けなさい。私の吹雪を!!」

オギソは自身の周りから吹雪を起こし、

その吹雪でボトルズたちを襲う。

マンボ「うっ!!?」 ボトルズ「さ、寒い・・・・!!」

ガンズ「まるで凍ってしまうような感覚だ・・・!」

フラエ「畜生・・・・!!」

オギソ「ふっ。このまま凍らせてあげるわ・・・・!」

オギソはさらに吹雪を起こし、

ボトルズたちの身体を凍らせようとする。だが。

フラエ「この俺様を・・・なめんじゃねえええぇぇぇぇ!!!!」

フラエは両腕の筋肉を強化して、物凄いスピードでオギソに近づく。

そして、ガンズもジャンプでオギソに接近する。

オギソ「何ですって・・・・・!!?」

ガンズ「俺らブレンティの戦士はこの程度に敗れはせん!!」

オギソ「ちぃ・・・・!!行きなさい!!」

ブルーグラントリングたち「おおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」

オギソがそう言うと、

4人のブルーグラントリングがフラエとガンズに襲いかかる。

フラエ「おらあああぁぁぁぁ!!!」 ガンズ「ふん!!!」

フラエは強烈なパンチで二人のブルーグラントリングを殴り飛ばす。

ガンズは正確な射撃で、

二人のブルーグラントリングの頭を撃ち抜いた。

フラエ「ブルーグラントリングなど、

俺らにとっては雑魚に過ぎん!!」

その時、右の方向から巨大な火炎が出て、フラエとガンズを襲った。

フラエとガンズ「うわあああああぁぁぁぁぁぁ!!!??」

フラエとガンズはオギソから離れたところで倒れた。

だが、二人はすぐに立ち上がった。

オギソの近くにトーブが来た。

トーブ「大丈夫ですか!?オギソ様!!」

オギソ「ええ。ご覧の通り。けど、ブレンティ。恐ろしい奴らね。」

トーブの熱を出す部分から煙が出ていた。そう。

火炎を出したのはトーブで、それでオギソを守ったのだ。

よく見れば、このトーブは石油ストーブ型で、対流形となっている。

フラエ「ぐ・・・っ!?このストーブ野郎が出したのかよ・・・!!」

トーブ「俺の名はトーブ。オギソ様の部下だ。

貴様たちを燃やしてやるわぃ!!!」

ガンズ「燃やせたらの話だがなァ!!」

フラエとガンズは立ち上がり、トーブに近づく。

フラエ「おらあああぁぁぁぁぁ!!!」

フラエの拳がトーブに決まる。だが。

トーブ「ぐっ!!?・・・・にや!」

フラエの拳はトーブの熱を出す部分にあたっている。

トーブはこのまま熱を発生させる。

そして、フラエの拳から煙が出る。

フラエ「ぐおおおおぉぉぉぉ・・・・!!?」

フラエは拳が焼けたところに苦しみ、トーブから離れる。

ガンズ「大丈夫か!?フラエ!!」

フラエ「ぐ・・・っ!このストーブの熱さ。

半端じゃねェ感じがしたぜ。」

トーブ「俺様は普通のストーブと違い、

最大999万度の熱を出す事ができるのさ。

その熱を武器とする。その武器の一つを見せてやろう・・・!」

トーブは熱を最大限に発生させる。前の部分から煙が出る。

ボトルズ「け、煙が出た・・・・!?何が起きるんだ!?」

トーブ「999(トリプルナイン)ファイアー!!!!!」

トーブから強大な火炎を放射した。

その火炎がフラエとガンズを襲う。

マンボ「気をつけろ!!!

この火炎、999万度の熱さ、持っている!!!」

フラエ「ぬうううぅぅぅぅ・・・・!!」

ガンズ「おのれ・・・・っ!!」

フラエとガンズはその火炎から離れて、回避する。

トーブ「逃がさん・・・・!むっ!?」

その時、トーブは左の方向から、

マンボが襲いかかってくる事に気づき。

マンボ「マジックソード!!!」

マンボは魔法の剣でトーブを斬る。

トーブはこれを受けてひるむ。

トーブ「ぐあああぁぁぁ・・・・!!?」

これにより、トーブの火炎は消え、フラエとガンズは助かった。

ガンズ「た、助かったのか・・・・!?」

フラエ「あの骸骨!余計な事を・・・・!」

攻撃を受けたトーブだが、まだ立っている。

トーブ「き、貴様は・・・・!?」

マンボ「ミーはマンボ・ジャンボ。不死の魔術師!」

つづく

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フラエ「ボギーだァ?」

ガンズ「この白熊の事を知っているのか?」

ボトルズ「いえ、この白熊さん自体は初めて見ますが・・・。

まさか、この白熊さんがボギーだったとは・・・。」

マンボ「ボギー、マンボたちが探している白熊。

ボギー、あの3匹の白熊の子供の父親。」

ボギー「そ、そうだァ・・・。私がボギーだ・・・。」

ボトルズ「それで、一体どうなさったのですか!?」

ボギー「ソリに行く途中、偶然キラキラとした物を見つけて、

ちょうどお腹が減ったから、それを思わず食べてしまったんだ・・・。

それで、急にお腹が痛くなってしまって、

ここ数日。ここから動けないんだ・・・。」

フラエ「・・・このおっさん。すげェ食いしん坊だな。」

ガンズ「・・・それで、そのキラキラした物とは何だ?」

ボギー「うーむ・・・。多分、

ジグソーピースのような形をしたような・・・。」

フラエ「ジグソーだと!!?本当にそんな形なんだな!?」

ボギー「あ、ああ・・・。そうだが・・・。」

フラエ「そうか。では・・・・!」

その時、フラエの両腕の筋肉が強化していく。

ボトルズ「っ!?な、何をする気ですか!?」

フラエ「吐かせるんだよ。

この白熊の腹からジグソーをよ・・・!」

ボトルズ「けど、あなたの筋肉強化による拳は強すぎます!!

最悪、ボギーさんからジグソーが吐かれるどころか、

彼の内臓をも潰されてしまう恐れがあります!!!」

ガンズ「確かに、それは危険だな・・・。」

フラエ「だが、俺はジグソーが欲しいんだ。この白熊1匹など、

どうでも良い・・・・!

こいつを殺してでも、ジグソーを手に入れてやる!!」

マンボ「待て!!白熊のお腹のジグソー、マンボが出す。」

フラエ「何・・・・!?」

ガンズ「もしかして、魔法を使う気か?」

マンボ「ああ。マンボ。この白熊、殺さずに、

ジグソーを吐かせる魔法、持っている。」

ボトルズ「できるのですか・・・・!?」

マンボ「マンボに任せろ。フラエ、さがれ。」

フラエ「ちっ・・・・!ジグソー出せなかったら、殺すぞ?」

そして、マンボはボギーの前に立ち、杖の先端を光らせた。

その杖をボギーの腹につける。その時。

マンボ「マジックインパクト・威力低下バージョン!!!」

マンボがそう叫ぶと、杖

が一瞬だけ発光し、ボギーの腹が抉った。

ボギー「うっ!!!??」

ボトルズ「っ!?ボギーさんのお腹が抉られた!!」

そして、ボギーの口から金色に輝く物体が飛び出た。

地面に落ちたその物体はジグソーであった。

ボギー「うううぅぅぅ・・・わああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ボギーは悲鳴と共に思い切り立ち上がる。

ボトルズ「あっ!!立った!!」

ガンズ「つまり、無傷と言うワケか・・・!?」

フラエ「何て野郎だ・・・!骸骨野郎!白

熊を傷つけずにジグソーを吐かせるとは・・・・!!」

マンボ「・・・・大丈夫か?ボギー。」

ボギー「・・・あぁ。楽になった・・・。」

ガンズ「・・・・ん?何だ?これは。」

ガンズは偶然、ボギーの近くにソリがある事に気づく。

ボギー「おお。それは私のソリなんだ。大きいレースがあるんで、

練習に行ってくるよ!」

ボギーはそう言いながら、ソリに乗る。

ボトルズ「あっ!!待ってください!!」

ボギー「君たちも私のレースに参加すると良い!!

それじゃ!!」

ボギーはそう言うと、ソリを動かして、どこかへ去った。

ボギー「・・・・行っちゃった。

子供たちの事を話そうと思ったのに・・・。」

マンボ「また、いずれ会える。その時、待てば良い。」

フラエ「そう言うこった。このジグソー、俺が貰って良い?」

フラエはそう言うと、ボギーの吐いたジグソーを手にする。

マンボ「マンボたち、そのジグソー、

欲しいと言ったらどうなる?」

フラエ「危険な争奪戦になるね。どちらが死ぬまでの・・・。」

ボトルズ「・・・ここで無意味な争いを起こすワケにはいかない。

このジグソーだけは、あなたにお譲りします・・・。」

フラエ「わかれば良い。」

こうして、ジグソーはフラエがゲットしてしまった。

つづく

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バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST 

第56話・999万度のストーブ

ボトルズとマンボはクラッシャーの戦士たちと共に、

エゥーラとセイリーを救うべく、

政府の拠点に突入する。だが、そこに、

ビラン軍曹が立ちはだかり、マンボたちを苦しめる。

だが、力いっぱいの総攻撃で、ついにビランを倒し、

エゥーラとセイリーを救出する事に成功した。

そして、新たに交流したフラエとガンズを、

カズサの村へと連れて行ったが、

その二人から何か良からぬ感じをしていた。


セイウチの住み処。そこでは、

ウォーザが楽しそうに散歩をしていた。

ウォーザ「いやぁ。熊が全くいない日は、

本当に平和だなァ。まっ。いつもの事か。」

その時、謎の声がウォーザを呼ぶ。

謎の声「ウォーザ。」

ウォーザ「ん?誰だぃ?僕を呼ぶのは。」

ウォーザは後ろの方を向く。そこに、フォーサがいた。

声の正体はグランティの戦士であるフォーサであった。

そのフォーサの姿を見た、ウォーザは。

ウォーザ「君は・・・フォーサ!!」

ウォーザは笑顔でそう言う。そして、フォーサも微笑む。

フォーサ「久しぶりだな。ウォーザ。多分、3年前くらいかな?」

ウォーザ「うん!一体、どこに行ってたんだよぅ!

すっごく心配したんだよ!?」

フォーサ「悪いな。あれから、俺。ある職場に入ってよ・・・。

その職場による仕事が過酷で、

ここに戻ってくる機会があまりなかったからな。」

ウォーザ「そっか・・・。でも、どんな職場なの?」

フォーサ「・・・・ある軍事組織さ。それより、

しばらくの時間まで、ゆっくり話でもしないか?」

ウォーザ「うん!それじゃ、僕の家においでよ!!」

フォーサ「ああ。・・・・っ。」

フォーサとウォーザは親友同士であった。だが、

ウォーザは知らない。フォーサがグランティの一員である事を。


降り注ぐ雪の中で、

ボトルズ、マンボ、フラエ、ガンズの4名が歩いていた。

辺りが暗くなりつつある感じなのは、今は夕日の時であるからだ。

フラエ「まだかよ?白熊の村は。」

ボトルズ「・・・まだ時間はかかりますが、

確実にこの方向を歩き続ければ、必ず辿りつけると思います。」

ガンズ「・・・・まあ、無駄な戦いが起きなければ良いがな。

今回はユミとミクスが無事なのか、確かめるだけだからな。」

マンボ「大丈夫。二人とも。ちゃんと、この山にいる。」

ボトルズ「・・・・それより、ボトルズさん。魔力の方は?」

マンボ「心配するな。数時間休んで、70%は回復した。」

フラエ「本当かァ?たった数時間で大幅に回復とか、

何か適当な感じで言ってるんじゃね?」

マンボ「・・・確かにそうだ。でも、魔力、確実に回復している。」

ガンズ「・・・・っ!?おい!!あれを見ろ!!」

ボトルズ、マンボ、フラエ「・・・・・っ!?」

4人の前に、何かがいた。その何かとは、

お腹が大きい白熊の1匹が倒れていた。

その白熊の首にはマグラーが巻かれていた。

ボトルズ「何だろう?この白熊の男は・・・。」

マンボ「何か、苦しそうに見える。」

その白熊の男は、実は何故か苦しそうな感じをしていた。

そして、白熊は静かにこう呟く。

白熊の男「ぐうぅぅ・・・!お腹が痛い・・・。

あんなキラキラした物を食べるんじゃあなかった。

誰かこの哀れな私、

ボギーを助けてくれええぇぇぇ・・・・っ!!」

ボトルズ「ぼ、ボギーですって!!?」

ボトルズはこの白熊がボギーと知って、驚く。

つづく

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白熊の村へ向かおうとするボトルズたちの前に、

1匹の白熊の男が倒れていた。そして、

彼らの元にオギソ部隊の魔の手が。

次回、【999万度のストーブ】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしかた。バンカズファースト第55話。

今回はエゥーラとセイリーの救出を完了させる回でした。

今回の敵であるビランがマンボたちの総攻撃で倒されますが、

実はまだ生きています。他の4人の政府の戦士たちと共に、

再びバンジョーたちかグランティたちと戦う予定です。

さらに、新キャラも2匹登場させました。

もちろん、オリキャラでグランティのメンバーであす。

1匹目はストーブのトーブで、オギソの手下です。

冷蔵庫タイプのキャラでも良さそうな気がしますが、

そのキャラは後のステージでの回に出そうと思います。

2匹目はソリのソリックで、フォーサの手下です。

ソリックはフローズンズンやまにおける、

あの要素に出そうと思います。

雪女であるオギソの技は雪を使った必殺技にしました。

スノーバーストは雪玉型の中級に見える弾と思ってください(

次回はあの白熊の父親が登場します。

それでは。

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アシナガ「何ィ!?もしかして、

てめーら!!グランティか!!?」

プルレス「違うよ。アシナガさん。

この二人はブレンティの戦士たちなんだ。」

アシナガ「ぶ、ブレンティの戦士!?すると、

ユミとミクスちゃんの仲間だってのかよ!?」

フラエ「まあ。そうだ。あと、

もし。俺らの事をグランティだと思ったら殺すわ。」

ガンズ「そう言うワケだ。我らはグランティ呼ばわりする事を許さん。

例え、子供でもな。できるだけ、俺たちを怒らせない事だ。」

アシナガ「・・・・なァ。こいつら、味方なのか?」

アシナガはプルレスの耳に近づいて、

他人に聞こえない程度の声で聞く。

プルレス「・・・・味方だと思いたいけど、

バンジョーさんとカズーイさんを、

容赦なく襲った事があると聞いたんだ・・・。」

プルレスも他人に聞こえない程度も声で答える。

クリグミ「・・・・・・・っ。」

クリグミはフラエやガンズの姿を見て、怖がっている。

プルレス「あ。この二人は味方だから、

安心しても良いよ。多分・・・。」

クリグミ「う、うん・・・・。」

フラエ「・・・・ま。罪のねェ子供を殺す気なんてないしな。」

ガンズ「ここでは、無暗に暴れん方が良いな。

それでは、失礼する。」

こうして、フラエとガンズは部屋から出た。

アシナガ「何でェ!あいつら。何かむかつくみたいだぜ・・・。」

プルレス「そう言う奴らなんだよ。

でも、あの二人。この山にいたなんて・・・。」


フラエとガンズは廊下を歩く。そこに、カズサが立っていた。

カズサ「勝手にくつろぐのは結構だけれど・・・。

あの緑ジンジョーの子供には手を出さないで頂戴?」

フラエ「もし、手を出したら・・・?」

カズサ「許さないわ。」 

カズサは冷静そうに言うが、怒っているように見える。

フラエ「ふーん。安心しなよ。殺す気なんて全然ねーから。

・・・つーか、そもそもこの村なんぞどうでも良い。」

ガンズ「俺たちは俺たちのためだけに戦う。

それが、クラッシャーだ。

あんたたちがどうなろうとも、俺たちには関係ない。」

そして、フラエとガンズはカズサのところを通り抜けて、

移動した。

カズサ「・・・・・・・っ。」

カズサは後ろのフラエとガンズを快く思えない感じで見ていた。


ボトルズたちのいる部屋に戻ったフラエとガンズ。

テル「・・・これでユミ、ミクス、フラエ、ガンズと揃い、

後はガムロ一人だけになったか・・・。」

ミル「ねェ。二人とも、そのガムロさんはどこにいるの?」

フラエ「知らねーよ。俺らに聞くなよ。」

ガンズ「そもそも、

ガムロさんについては俺たちも全く知っていない。

つまり、あの人はまだ、行方不明と言うワケだ。」

フラエ「・・・・で、そのユミとミクスはどこにいんだよ?

あの二人、全然いねーぞ?見つかったんじゃなかったのか?」

ボトルズ「ユミさんとミクスちゃんは今、白熊の村にいるよ。」

フラエ「白熊の村だ?・・・ちょっと教えろよ。」

ガンズ「何か事情でもあるのか?」

ボトルズ「うん。それがね・・・・。」

ボトルズはフラエとガンズに、ユミとミクスが今、

白熊の子供であるソギー、モギー、グロッギーの家にいて、

あの3匹の子供の世話をしている事を教えた。

ガンズ「そうか。

あの白熊の子供たちの父親とやらは行方不明なため、

あの女たちがその子供たちの親代わりと言うワケ?」

フラエ「それに、プレゼントが欲しくて泣いてるとねェ?

まっ。ガキだから仕方がねーか。」

ボトルズ「うん・・・。そうだ!

後で、彼女たちの様子を見に行ってみよう。」

ガンズ「調度良い。

その白熊の村に本当にユミとミクスがいるか確かめてみようか。」

フラエ「もし、嘘だったらぶっ殺すだけじゃ済まねーぞ?」

ボトルズ「嘘じゃありませんって・・・;」

マンボ「土竜の言った事、真実。でも、マンボも今。

ユミとミクスの事、心配して来た・・・。」

ボトルズ「そうですね。(それより、最も心配なのは、

バンジョーとチキンちゃん(カズーイ)だ。あの二人は一体、

どこにいるんだ・・・?あの二人がいないと、

何だか心細い感じがするよ・・・。

そうだ。ついでに、あの二人を探そう。

きっと、見つかるかも知れない。)」


政府の拠点。そこにあるメディカルルームでは、

負傷していたパーシィ、ボルン、デグス、チェリア、

そして、ビランがそれぞれベッドの上で眠っていた。

パーシィとボルンは意識が戻ったらしいが、

デグスとチェリアはまだ眠っているらしい。

パーシィ「くそ・・・っ!まさか、

あのモンスター共に負けるなんてね・・・!」

ボルン「あのクソコンビめ・・・!!

今度、会ったらタダじゃおかねェ・・・・!!」

ダンク「仕方があるまい。君たちが戦ったのは、

クラッシャーの中で最も最高クラスの戦士だったからね。

君たち軍曹レベルでは、勝つ事は難しかったのだよ。」

パーシィ「ふざけんなよ・・・・!!強さと階級わ関係ねェ!!

今度こそ、

俺様の手でクラッシャーのクズ共を抹殺してみせる!!」

ボルン「明日はリベンジしてやるぜえぇぇぇ・・・!!うっ!?」

ボルンは立ち上がろうとするが、体の苦痛に襲われて倒れる。

ボルン「いでででででで・・・・!!」

ダンク「無理するな。まあ、心配する事はない。

明日までにゆっくり眠れば完全に回復するハズ。

それまで待てば良い。

私は、君たちに無駄な事で死んで欲しくはないのだよ。」

パーシィ「ああ。そうかよ。・・・で、

何でさっきの戦いで俺を援護要請しなかった?

司令室にクズ共が暴れた事は知ってたんだぜ?」

ボルン「あの激しい戦いの音を聞いて、動き出してーが、

体の痛みが邪魔しやがってよォ。うまく戦えなかったぜィ。」

ダンク「君たちは私の大切な部下なんだ。

君たちが死んだら、私は悲しいのだ。

だから、ゆっくりと眠ってくれたまえ。これは命令だ。」

パーシィ「・・・・わかりました。ダンク曹長。」

ボルン「曹長の命令なら、実行しねーとなァ・・・。」

ダンク「それで良い。では、お休み・・・。私は、

前の戦いでめちゃくちゃになった、

司令室の片づけをしないといけないのでね・・・。」


そして、数時間が過ぎた。セイウチの住み処の前には、

フォーサの部隊がいた。フォーサの近くにいる、

帽子の被ったソリが話しかける。

その帽子から目が見えている。そのソリも生命体なのだ。

帽子の被ったソリ「フォーサ様。

ここが、セイウチの住み処ですな?」

フォーサ「ああ。ここで、俺は生まれ育った。」

グラントリング「・・・一気に荒らして、ジグソーを探しますか?」

フォーサ「いや。ここは俺1匹で行く。」

サー・スラッシュ「ええっ!?

フォーサ様1匹だけでですか!!?」

ブルーグラントリング「多分、危険かと思います・・・!」

フォーサ「心配するな。俺が市民の抵抗ごときで死ぬハズがない。

ソリック。部隊の待機命令を頼むぞ。」

帽子の被ったソリの名前はソリックであるそうだ。

ソリック「わかりました。フォーサ様。」

フォーサ「では・・・。」

フォーサはゆっくりと、セイウチの住み処へと入り込んだ。

政府の軍団から無事にエゥーラとセイリーを救出できた、

ボトルズたち。そして、その中で交流したフラエとガンズ。

戦いは一応、静まりましたが、

この後すぐに激しい戦いが、

始まらん事をボトルズたちは予想していました。

ですが、この山にバンジョーとカズーイが存在しません。

主役のいない戦場で、ボトルズたちはどう戦うでしょう。

バンジョー。カズーイ。早く戻ってきて。

ボトルズは心の中で何度も切なくそう叫んでいました。

次回につづく

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