忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[2344] [2343] [2342] [2341] [2340] [2339] [2338] [2337] [2336] [2335] [2334]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ユミ「それって、悪人になるって言いたいワケ!?」

グロッギー「僕は悪い子じゃないよぅ!」

デグス「いや。お前。悪い奴だろ?何かデブく見えるし。

もしかして、我侭で食べ物いっぱいもらったか?」

グロッギー「食べた事以外はあまり覚えていないいぃぃぃ!!」

ユミ「何が何だかわからないけど、私から見れば・・・。

この白熊の子供たちは悪者とはとても思えないわ!!」

ミクス「そ、そうです!この子たちは少なくとも、

良心はあると思います!!いつかは、

立派で善良な白熊さんに成長するかも知れません!!」

デグス「ふん!!そんな理想・・・。叶えるものか!」

ソギー「そんな事ないもん!!

パパがきっと、私たちを良い白熊に、育ててくれるわ!!

ママだって私たちの事、見守ってくれるよ!!」

デグス「じゃあ、そのパパとママはどこにいるんだよ?」

モギー「パパは僕らのプレゼントを探しに行ったまま行方不明で、

ママは友達と一緒に旅行に行っちゃって・・・。」

デグス「ははははははは!!!

それでは、父親はお前らの我侭でいなくなって、

母親はそんな我侭なお前らの事を見捨てて行ったワケだな!?

お前らも俺らが見てきた負け組と一緒だな!?おい!!」

ユミ「何が負け組よ・・・・!?」

デグス「俺が負け組と言ったら、こいつらは負け組なんだよ?

なら、証明させてやろう。お前ら。自分の過去を振り返るが良い。」

3匹の白熊の子供たち「・・・・・・・・・っ。」

3匹の白熊の子供たちは自分たちの過去を脳内に浮かべる。

その脳内で、幼いグロッギーが店から食べ物を密かに持って来て、

勝手にその食べ物を食べていた。

もちろん、店員にバレて怒られる。

幼いモギーがいじめっこに、一万円を渡せと脅され、

家から密かに持って来て、本当に渡した。

その一万円はもちろん、彼の小遣いではない。

幼いソギーが家で大切にされている壺を事故で壊してしまい、

その壺を破片全てを地面の中に埋めた。

もちろん、見つかって怒られる。

3匹はその過ちに気づき、さらに涙を流し、泣き続ける。

デグス「この様子、やはりクズらしい事をしているなァ。」

3匹は図星を感じて泣いている。そして、3匹は、

良い行いはあまりやっていないそうであった。むしろ、

他の白熊の子供たちにいじめられたり、迷惑かけたり、

親に我侭ばかり言った記憶がほとんどである。

デグス「な?この白熊のガキ共。悪者に向いてるだろ?

これからも、他の連中には迷惑かけるだろうなァ?うん。

悪は決まって滅びる。だから、こいつらも例外じゃねーのよ。」

兵士たちは3匹の白熊の子供たちに一斉に銃を向ける。

グロッギー「ごめんなざあぁぁぁい!

もう悪い事なんてじまぜんがらァ。」

ソギー「ごれがら良い子にじますゥ!!

だがら殺ざないでええぇぇぇ!!」

モギー「僕たちだって、パパとママの役に立ちだかった!!

でも、どうじてもでぎないんだ!!でも、僕たち!!

死にたくないよおおぉぉぉぉ!!!

昔はいじめられたり迷惑かけていたけど、

それでも生きたいよォ!!!」

デグス「ふん。無駄無駄。

お前らのような役に立たん下衆は消えるんだよ。

下衆は、昔から何も良い行いもできずに、誰にも愛されず。

うじうじと世間に怯えて切なく生きてきた。むしろ、

悪い行いは何でもできて、誰にも嫌われる事は容易い。

そう言った下衆を狩るのが俺の趣味でなァ。無論、

お前らクラッシャーもその中の側さ。」

ミクス「・・・・・・っ!!」

デグスはユミとミクスにそう言う。

それを聞いたミクスは急に怯える。

そして、デグスはかまくらの家に目をつける。

デグス「さて、この世で、下衆共には何も必要なものはないだろう。

おい!バズーカ兵!!あの雪の塊をぶっ壊してみろよ。」

バズーカを持った兵士「はっ!!」

デグスに命令された兵士は笑顔で、

モギーたちの家にバズーカを向ける。

モギー「あっ!!僕らの家が!!」

ソギー「やめてええぇぇぇぇぇ!!!壊さないでえぇぇぇぇ!!!」

グロッギー「家がないと、何もできないよおおぉぉぉ!!

お昼寝ができないよおおおぉぉぉぉぉ!!!!」

ミクス「お願い!!白熊さんたちの家を壊さないであげて!!!

父親と母親の帰るところもなくなるのよ!!?」

デグス「ふん。その親には、このクソガキ共が、

勝手にぶっ壊して自殺したと言っておくよ。

負の感情に操られて暴走したとなァ!!

あははははははははははははははははは!!!!!」

デグスが笑うと、全ての兵士たちも笑った。その時。

ユミ「ふざけるな・・・・・・!」

ユミが物凄い怒りに震えていた。

そして、両腕と翼を思い切り広げる。

ユミ「ふざけるな!!!!!!」  

ユミがそう言うと、急に消えてしまう。

バズーカを持った兵士「ぐえっ!!?」

そして、

バズーカを持つ兵士が見えない何かに斬られて、倒れる。

兵士たち「ぎゃああああぁぁぁぁぁ!!!?」

ミクスとモギーたちを捕まっている兵士たちも、

同じく斬られて倒れる。

これで、ミクスとモギーたちは自由になり、デグスはこれに驚く。

デグス「な、何いいいぃぃぃ!!?」

そして、モギーたちの前にユミが着地する。そう。

ユミは怒りと共に、高速で兵士たちを倒したのだ。

ミクス「ユミさん・・・。」 モギー「お姉ちゃん・・・。」

ユミ「・・・・もう大丈夫よ。怖かったね。」

ユミはモギーたちに向かって、笑顔で優しくそう言った。

モギーたち「う、うわああああああぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!」

モギーたちはユミに抱き着いて泣いた。

近くでミクスももらい泣きしている。

デグス「何をくだらん事をしてんだよああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

デグスは素早く走り、ユミの背中をパイプで打とうとする。だが。

ユミ「・・・・・最低。」

ユミは手刀を素早く振るい、迫るデグスを斬り付けた。

デグス「ぐえっ!!?な、何だと・・・・!?」

デグスはいきなり攻撃を受けた事に驚き、さがった。そして、

ユミが立ち上がり、デグスに手を向けてこう言う。

ユミ「あんた。最低ね。

散りになるまで切り刻んであげるわ・・・!」

デグス「なめんなよ・・・?クソ妖精がああああぁぁぁ!!!」

ユミ「・・・・・・・・っ!!」

デグスとユミはそれぞれ速く走り、手刀とパイプが衝突する。

デグス「ぬううぅぅぅぅ!!でや!!」

デグスはキックを繰り出すが、ユミは素早くそれを避ける。

ユミ「ふん!!はあああぁぁぁぁぁ!!!」

そして、素早いキックでデグスを斬る。

デグス「うわあああぁぁぁぁ!!?」

ユミ「とう!!!」 ユミは手刀でデグスを突く。

デグス「おおおおぉぉぉぉ!!?(こ、こいつ・・・!?)」

デグスはユミからさがろうと、素早くバックして走る。だが、

ユミがそれ以上のスピードでデグスに急接近して、

再び手刀で攻撃する。

ユミ「せいっ!!!」 デグス「ぐおっ!!?」

グロッギー「す、すごい・・・・!」

ソギー「お姉ちゃんが強くなっているみたい。」

モギー「やっぱり、女って怒ると怖いんだね・・・!」

ミクス(ユミさんは怒りでパワーアップして、

スピードが強まっているんだわ。)

デグス「ちぃ・・・・っ!!」

デグスは物凄いスピードで走り、ユミから離れる。

ユミ「逃がさない!!!」 デグス「兵士共!!!」

兵士たち「ははっ!!!」 

残った兵士たちがユミを射殺しようとする。

だが、ミクスは空気の金縛りでその兵士たちの動きを止める。

兵士たち「うわっ!!動けない!!?」

ミクス「ユミさんの邪魔はさせない!!!」

ユミ「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

ユミは速く飛び、手刀でデグスをまたも斬る。

デグス「くううぅぅぅっ!!おるぁ!!!」

デグスはパイプでユミを打撃するが、ユミはまたもこれを避ける。

デグス「ざけんなよ!!!てめーなんかより、

俺の方は速いんだよ!!!

おらああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

デグスは今までよりとても凄いスピードで走り、

まるでユミを囲むように、周囲を走り続ける。

デグス「ははははははははは!!!どうよ!?」

ユミ「く・・・・っ!!」

デグス「うははははは!!そこだああぁぁぁ!!!」

デグスはユミの背後で止まり、

さらに速度をあげてユミに襲いかかる。

ユミ「っ!?そこか!!!」

ユミはすぐに気づき、手刀を繰り出す。だが。

デグス「とおおおおぉぉぉぉぉう!!!」

デグスはジャンプして、

またユミの後ろに着地。しかも、すぐ近く。

デグス「これで終わり・・・・!うぉ!!?」

デグスはパイプで殴りかかるが、

何故か急に動きが止まってしまう。

デグス「う、動きが・・・!?もしや!?」

デグスはミクスの方を見る。そう。

ミクスがデグスに空気の金縛りを発したのだ。

ミクス「やっと捕えました・・・!」

デグス「こ、このクソチビ・・・・・!!!」

ユミ「終わりよ・・・・!フェアリーフライガトリング!!!!!!」

ユミはとても素早い連続キックをデグスに浴びせる。

そして、デグスの身体中が多く斬られ、多く突き刺された。

デグス「ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

デグスは倒れた。それを見た生き残りの兵士たちが驚く。

兵士A「で、デグス様が倒された!!?」

兵士B「やはり、ブレンティの戦士はとても強い!!」

ユミ「どうする?次はあなたたちの出番よ?」

兵士C「ひっ!?に、逃げろおおおぉぉぉぉぉ!!!」

残った兵士たちは怯えて、逃げて行った。二人くらいが、

倒れているデグスを背負っている。こうして、ユミとミクスは、

政府の強者の一人であるデグスを倒したのだ。

つづく

拍手[0回]

PR


忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック