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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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センは一度、落ち着こうとする表情になるが、

怒りが収まらないような感じであった。

短足が生えた炎の塊「俺っちは生きる方ね!」

赤い岩石の怪人「俺は死ぬ方やけぇ。」

短足が生えた炎の塊がモエゾ、

赤い岩石の怪人がファイロックである。

ザーギン「よーし。明日が楽しみだ。では、

ビッグサイズのケーキでも食べるか!!」

ザーギンたちは喜びに満ちていたが、

センは逆に憎しみに支配されつつあった。

だが、センはこれに耐えながら、去っていった。


そして、次の日となった。バンジョーとカズーイは、

再びオニマンたちから酷い拷問を受けて、物凄く傷ついていた。

もちろん、ターシューもいる。

バンジョーたち「ぐああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

バンジョーたちが痛めつけられる映像を、

ザーギンとレミリャ、モエゾとファイロックが、

笑いながら見ていた。それも、和食やお茶を楽しみながら。

ファイロック「死ねぃ!!死んでしまうんじゃ!!

デスブラザー!!」

モエゾ「いや、生きろ!!耐えるのだ!!

俺のために、生きながら苦しむんだ!!」

レミリャ「・・・・ってか、私とモエゾ。

何か熊と鳥の味方をしてるって感じね・・・。」

ザーギン「でも、お前ら。そいつらが生きながら、

物凄い地獄で苦しむ様を見るのが望みなんだろ?

だったら、お前らも熊共の敵で良くね?」

レミリャ&モエゾ「ですよね~っwww」

バンジョーたちは地獄で苦しみを受け続けていた。

その拷問は今日も長く、夜になるまで終わらなかった。

レミリャ「・・・・午後23時30分。拷問終了。

熊と鳥、生存確定。・・・よって、私とモエゾの勝ちね。」

モエゾ「やったああぁぁぁ!!勝ったぞおおぉぉぉ!!!」

ザーギン「仕方がねェ。やるよ。俺の金。」

ファイロック「明日こそは、

あの熊と鳥が死ぬ事を望むけんのォ!」

ザーギンとファイロックは、レミリャとモエゾに金を渡した。

レミリャ「あの熊と鳥はタフすぎるから、

明日も生き残っちゃうかもね。」

モエゾ「そんで、

またあのデスブラザーが苦しむのを見る事ができる!

これ程、楽しいもんはねェぜ・・・!」

ザーギン「ああ。あの世界一の悪には、

思いっきり地獄の苦しみを味わって死んでもらいたいものだ。

明日はどうなるか、期待だぜ。」

今日もバンジョーたちの長い地獄の一日が終わった。

もちろん、ボトルズたちもこの一日で、

長い地獄を味わい苦しんだ。

一行は明日もその地獄を味合わなければならないのだ。


次の日にまた地獄に苦しむバンジョーたち。

だが、死ななかった。また次の日。

今日もバンジョーたちは地獄を受けても死ななかった。

そして、また次の日も・・・。

レミリャ「うふふ・・・。あれから一週間。」

モエゾ「俺っちら、勝ちに勝って、超金持ち~っ♪」

ファイロック「おおおぉぉぉ!!あの熊共、タフすぎやろ!!?

おかげで、俺の金が多く減っちまったぜ・・・。」

ザーギン「ふむ。奴らめ。それ程、強い生命力を持ってるとはな。

・・・だが、あまりの拷問にほぼ死ぬ寸前の状態だ。

よし。最後のゲームだ。」


牢屋では、バンジョーとカズーイの体は、

既にとてつもない程のボロボロであった。全身が酷い傷である。

バンジョーとカズーイ「ひゅー・・・ひゅー・・・。」

ターシューも既に完全に破れそうな感じであった。

ターシュー(くそ・・・!このままじゃ、

俺ら、マジで死んぢまうぜ・・・。もう、声すら出せねェ・・・!)

そして、牢屋に近づく者が現れた。

ターシュー(ちっ。もう来やがったか。オニマンめ。

そろそろクソ軍隊に殺されるってワケね・・・。)

だが、牢屋に近づいたのは、軍の兵士ではなかった。

それは、クラッシャーのセンであった。

セン「やっと見つけた・・・。デスブラザー。」

ターシュー(っ!?だ、誰だ!?この女・・・!

もしかして、この火山を管理する部隊の奴か?・・・っ!?)

ターシューは見た。センの後ろには、

兵士とオニマンが倒れている事を。

囚人A「兵士共がやられてる・・・?」

囚人B「もしかして、あんた、助けに来てくれたのか?」

セン「わからん。・・・にしても、まさか、

この火山のクソ共にやられるとはね。

デスブラザー・・・。っ!!」

センは一瞬だけオーラを発し、牢屋を破壊した。

囚人A「おお!!牢屋が壊れた!!」

囚人B「今なら逃げられるぞ!!」

囚人たちは喜びに満ちて、脱走しようと動く。

センはボロボロで動けないバンジョーとカズーイに近づく。

ターシュー(この女。熊と鳥に何するつもりだ・・・!?)

セン「・・・・どうやら、ボロボロらしいわよ。ダタンカ。」

センがそう言うと、近くに、少し大きな蜘蛛が来た。

その蜘蛛の色は赤く、顔が極悪面に近い人間に似ていた。

この蜘蛛がダタンカである。

ダタンカ「や~や~っ。これは酷いねェ。熊君。鳥君。」

セン「・・・このデスブラザー、

本当に助けてやっても良いの?」

ダタンカ「良いとも。・・・ちょっと手を加えてな。ぐふふふ。

このターボシューズも利用し甲斐があって良いな。」

ダタンカはターシューの方を見た。

ダタンカ「このデスブラザーとターボシューズを、

俺らクラッシャーの戦力として利用しようじゃないか。」

セン「用済みだったら言って。殺すから。」

ダタンカ「うむ。その時を楽しみに待て。」

ターシュー(こ、こいつら・・・!クラッシャーなのか!)

そこに、目の生えたピッケルと、

不細工な怪物の顔をした大きな鉄球が走って来た。

ピッケル「隊長!!軍の奴らが来やす!!」

鉄球「俺らの事に気づいたそうです!」

ダタンカ「ちっ!こいつァやべーな。」

そこに、大勢の兵士たちが走って来た。銃を構えながら。

兵士「おのれ!クラッシャー!!」

ダタンカ「俺様に任せろ!!はあああぁぁぁぁ!!!」

ダタンカは口から糸を吐く。兵士たちはその糸を浴びる。

兵士A「うわ!?」

兵士B「何だ!!?」

すると、兵士たちが浴びた糸が急に燃え始めた。

兵士たち「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!??」

ピッケル「流石は隊長!!燃える糸はやっぱ最強っす!!」

ダタンカ「ちっ!最強なんかじゃねェよ!その証拠に。」

今度はオニマンが多く襲いかかってくる。

オニマン「うおおおおぉぉぉぉぉ!!!」

ダタンカ「ふっ!!」

ダタンカは糸を吐き、

その糸がオニマンを包み、奴らを燃やす。

オニマンA「がはははははは!!!」

オニマンB「こんなもん、効かんわぃ!!」

鉄球「ああ、やっぱ駄目だァ。」

ダタンカ「やはり、火に強いオニマンには無効だぜ・・・!」

セン「・・・・じゃあ、私がやる。」

オニマンA「ああ?何だ?この雌豚。」

オニマンB「ボッコボコにされてーかァ!!?」

セン「ボッコボコは・・・・やっ!!!!」

センはその語尾と共に、オーラを大きく発した。

オニマンたち「ぎっ!!?」

オニマンたちはこのオーラを浴び、動きを封じられた。

センは素早くパンチやキックの連撃で、

複数のオニマンを倒す。

セン「・・・さァ!今のうちに逃げるよ!!」

ダタンカ「オーラが切れるのか?」

セン「うん。」

ダタンカ「よし!素早く撤収だ!!」

ダタンカたちはバンジョーたちを連れて、逃げた。

オニマン「ま、待て・・・・!」

オニマンたちは追おうとするが、

オーラによって動けなかった。


ザーギン「あのクソ反逆者共めェ!!!」

ザーギンはあまりの怒りに壁を強く蹴る。

つづく

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バンジョーとカズーイ「ぐああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

バンジョーとカズーイは今、

鬼の姿をした者たちに一斉に袋叩きされていた。

手足や凶器などで物凄く痛めつけられていた。

鬼の姿をした者A「おらおら!!反撃してみろよ!!」

鬼の姿をした者B「デスブラザーなら反撃してみんかぃ!!コラ!!」

カズーイ「ぐ・・・っ!本当なら、

こんな奴ら、今すぐにでもぶっ飛ばせるのに・・・っ!!」

バンジョー「む、無理だよ・・・!だって、

力を封じ込められてしまったんだもん!この装置のせいで・・・!」

バンジョーとカズーイの首には、機械的な首輪がはめられていた。

その首輪は最新科学の技術により、

はめた者の力を大幅に奪っていくのだ。これにより、

バンジョーとカズーイは力を封じ込められてしまったのだ。

バンジョー「この鬼の姿をした者・・・!オニマンには、

このような技術を持っていたなんて・・・!」

オニマン「おらああああぁぁぁぁぁ!!!」

鬼の姿をした者、改め、

オニマンが強烈なキックでバンジョーを蹴り飛ばす。

バンジョー「ぶへぁ!!?」

その時、巨大なトゲ棍棒を持ったオニマンが、

バンジョーに近づき、それで打撃を繰り出す。

巨大なトゲ棍棒をオニマン「ぐへへへ・・・!おら!!!」

バンジョーとカズーイ「うぎゃ!!?」

アフロをしたオニマン「けっ!こりゃ、

もうただの熊と鳥だな。おい。」

アフロをしたオニマンがバンジョーの頭を強く踏んだ。

カズーイ「ば、バンジョー・・・!」

眼鏡をしたオニマン「お前もォ!!」

眼鏡をしたオニマンが棒でカズーイの頭を強く押す。

さらに、ターシューも、

多くのオニマンたちに様々な方法で痛めつけられていた。

ターシュー「ぐあああぁぁぁ・・・!!!」

ターシューは今でも破れそうな感じで苦しんでいた。


バンジョーとカズーイが苦しんでいるところを見たザーギンは、

まさに愉悦を感じるかのごとく、コーラを飲んでいた。

ザーギン「・・・ぷはぁ。ぬははははは!!

まさに傑作だぜ!!これは!!

あのオニマンたち。相当にデスブラザーを許せなかったな!」

レミリャ「世界を混沌に陥れた大悪党の末路、楽しみだわ。」

ザーギン「そうだな・・・。よし。

オニマンたちに伝えろ。あのデスブラザーには、

死に至る程の拷問を行い続けろと。

奴らが死ぬまでやり続けろとなァ!」

レミリャ「お任せくださいな。」

ザーギン「・・・・あのターボシューズ野郎も、

くたばりそうだな。素直に苦しんでさえすれば、

軽い地獄に行けたものを。

ま、どっちみち殺すけどね。あははははは!!」


バンジョーたちがそれぞれ苦しんでいる間に、時間が大きく過ぎていく。

もう深夜になったのだ。それぞれ拷問を続けたオニマンたちは、

ほとんど眠りにつくために、戻っていったらしい。

だが、拷問された囚人たちは逃げられないように、

牢屋に閉じ込められていた。

牢屋はそれぞれ各地獄にある。

バンジョーとカズーイ「・・・・・・・っ。」

バンジョーとカズーイ、ターシューは既にボロボロになっていた。

ターシュー「・・・・よォ。すっげー傷ついたな・・・。おい。」

カズーイ「そう言う・・・あんたも・・・・ね。

しかし・・・あの糞鬼っ!よくもバンジョーを・・・!!」

バンジョー「・・・・・・・・。」

カズーイ「・・・・こら。しっかりしなさい・・・!

・・・眠てる。こんな時でも、のんびり寝れるなんて・・・・。

良い・・・わね・・・・。」

カズーイも眠り始めた。

ターシュー「ちっ。お前も寝たじゃんか・・・。

こんままじゃ、脱出は無理かしら。

黙って死を待つしかねェらしいな。これは。」


ボトルズは牢屋の中で頭を抱えて震え続け、

アシナガは牢屋の中で気持ち悪そうな表情で倒れ、

プルレスもクリグミもそれぞれ牢屋で泣き続けていた。

だが、バンジョーたちは明日も苦しまなければならないのだ。

また同じ地獄で。


一方、ザーギンたちは広い部屋で贅沢すぎる宴を行っていた。

ジュースにお菓子、高級な食事で楽しんでいた。

囚人たちとは違い、ザーギンたちは幸せな笑顔であった。

ザーギン「いやぁ!今日も楽しかったなァ!」

レミリャ「ええ。特に今日はデスブラザーを、

捕まえて拷問できるとは思えなかったわ!まさにラッキーね!」

ザーギン「よーし・・・!では、もっともーっと凄い拷問で、

あのデスブラザーをやっつけるとしよう!」

その時、赤い岩石の姿をした怪人と、

短足が生えた炎の塊が出てきた。

赤い岩石の怪人「その前にゲームとかせん?」

ザーギン「ゲーム?」

短足が生えた炎の塊「あのデスブラザーが、

一日の地獄で生き延びるか死ぬか、

そのどちらかに賭けると言うギャンブルさ!」

ザーギン「ギャンブルかァ。良いねェ。じゃあ、

勝った奴には賞金をやるってのはどうだぃ?」

レミリャ「良いわね。それ。私は生きる方に賭けるわ。」

ザーギン「俺は死ぬ方だな。」

窓側から何かが見えていた。それはセンであった。

センはこっそりとザーギンたちが宴をしている様子を見ていた。

そのセンの表情はあまりにも歪んだ怒りに満ちていた。

セン(羨ましい・・・!相変わらず勝ち組は、

余裕でこんな事をしやがる!・・・けど、

ここで暴れてはいけない。

まだ様子を見た方が良いわね・・・・。)

つづく

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その暗い場所では、プルレス以外誰もいなかった。

プルレス「皆ァ・・・どこにいるのォ?

誰か・・・いないの?寂しいよォ・・・。」

プルレスは震えながら泣き続けていた。

プルレス「誰か・・・僕のところに来てよ・・・。

寂しいよォ。ねェ・・・・。う、うえええ・・・・。」

プルレスは怖がった。この暗闇の世界に一人だけいる事に。

プルレス「ぶえええええぇぇぇぇぇん・・・!!

助けて・・・。助けてええぇぇぇぇ・・・・!!!」

この独りぼっち地獄で、プルレスは一人で泣き続けていた。


子供たち「えええぇぇぇぇん!!!

えええええぇぇぇぇぇん!!!!!」

ある場所で、小さな子供たちが、

多くの鬼の姿をした子供たちにいじめられていた。

鬼の姿をした子供A「や~い!!犯罪者の子供ォ~っ!!」

鬼の姿をした子供B「お前らなんか幸せになる資格はねェんだよ!!」

鬼の姿をした子供C「おらおら!!死ね死ね!!」

鬼の姿をした子供たちはそれぞれ、

殴ったり蹴ったりしたり、物を投げつけたり、

髪の毛を引っ張ったり、オナラやウンコをかけたり、

悪口を浴びせたり、汚い物を見せたり、食べさせたりで、

囚人である小さな子供たちを容赦なくいじめたのである。

その中には、クリグミがいた。

鬼の姿をした子供D「ジンジョーのクセに汚ェの!!」

鬼の姿をした子供E「弱虫がいきがってんじゃねーよ!!

馬鹿!!」

鬼の姿をした子供Eがクリグミの頭を掴む。

クリグミ「やーだ!!やーだ!!」

鬼の姿をした子供E「やーだじゃねェ!!このウンコが!!」

鬼の姿をした子供D「お前に幸せになる資格なんてねェ!!

ここで不幸のままで死ぬんだよ!がはははははは!!」

がクリグミをゲシゲシを蹴り続けていた。

鬼の姿をした子供Dがゲシゲシとクリグミを蹴り続ける。

クリグミ「痛い!!痛いよォ!!」

鬼の姿をした子供D「うるせェっち!!」

鬼の姿をした子供E「ゴミなんだよ!お前は!!」

鬼の姿をした子供Eがクリグミの頭を殴る。

クリグミ「ゆ!?う、うえええぇぇぇぇぇぇん!!!」

鬼の姿をした子供F「おーい。持って来たぞォ!」

その時、別の鬼の姿をした子供が、

何か汚そうな物が入っているバケツを持ってきた。

鬼の姿をした子供D「ようし!

このジンジョーに投げろ投げろ!!」

鬼の姿をした子供F「OK!!それ!!」

鬼の姿をした子供Fがクリグミに向かって、

バケツの中身を投げつけた。

クリグミに汚そうな物がかかってしまう。

クリグミ「わあああああぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」

クリグミはさらに泣き出す。

鬼の姿をした子供E「うわ!!きったねェ!!

こんな汚いジンジョー、初めて見たぜェwww」

鬼の姿をした子供D「これから、

こいつの事をゲヒンジョーと呼ぼうぜ!」

鬼の姿をした子供たち「や~い!

ゲッヒンジョー♪ゲッヒンジョー♪」

鬼の姿をした子供がクリグミを囲みながら、歌っている中、

この地獄に、何と赤子がいた。その赤子が、

別の鬼の姿をした子供たちに罵倒されたり、

木の枝でつつかれたりしていた。

当然、その赤子は酷く泣いていた。

この地獄では、確かに罪を背負った子供が堕ちていく。

だが、その中には全く罪もなく、

無意味で堕とされた子供もいるのだ。

ここでは、そんな子供たちが虐げられて、

醜く五月蝿く泣いているのだ。


それぞれの地獄が映されているスクリーンが多くある部屋で、

ザーギンとレミリャは嘲笑いながら見ていた。

ザーギン「わはははははははは!!相変わらず、

面白いねェ!虐げられる者たちのウンコ臭ェ姿はよ!」

レミリャ「ええ、全くですわ。特に、

土竜やあしながぐつ、2匹のジンジョーの方が愉悦よ。

今、そいつらが苦しんでいるところを撮影させているわ。」

ザーギン「ほう。では、その撮影したものをテレビ局に送り、

俺の親友がプロデュースしている、

カチンコチン!のコーナーにするんだな。

放映日が楽しみだぜ・・・!そうそう。

あの熊と鳥はどうなっている?」

レミリャ「ええ。あのデスブラザーなら、

今頃、阿鼻叫喚地獄で苦しんでいるハズよ。

他の連中よりもっとも~っとね・・・。」

ザーギン「ふふ。それで良い・・・。」


この火山の地底の深い部分で、とても悍ましい場所があった。

その場所こそ、まさに地獄と言って良い場所であった。

今、バンジョーとカズーイはそこにいた。

つづく

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ザーギンはターシューの脳内を映したスクリーンを見る。

そこでは、ターシューが物凄い走りで、世界中を旅していた。

物凄い笑顔で走っていた。

まるで、自身の幸せを表現するかのように。

ザーギン「これがお前の望みか・・・。」

レミリャ「じゃ、走れなくしましょう。」

レミリャがターシューの脳内を改悪し、

ターシューは無表情で、

狭すぎる檻に閉じ込めるイメージとなった。

ザーギン「・・・どうよ?このずっと走れない感じになるは。」

ターシュー「・・・・別に良くね?止まったままでも。」

ザーギン「あぁ?・・・じゃあ、嫌になる程、走らせてやるよ。

ターシューの脳内はまた改悪された。

ターシューはさらに物凄いスピードで走り続けていた。

だが、ターシュー自身はそろそろ止まりたいが、

勝手に走っているので、止まらずに泣いていた。

ターシューは無理やり、地獄の中を走らされていた。

ザーギン「・・・・・どうだ!?」

ターシュー「ふむ。これはこれで、

スリリングな感じがして、面白そうじゃね?

俺はね、脳内の事で苦しむ程、愚かじゃないから。」

レミリャ「この靴、ムカツクわね・・・!」

ザーギン「・・・・くくくっ!うははははははは!!!」

その時、ザーギンは大声で笑い、レミリャはこれに驚く。

レミリャ「ざ、ザーギン・・・!?」

ザーギン「・・・面白い。面白いよ。お前。

俺らの精神拷問によく耐えた。」

ターシュー「別に耐えてねェし。」

ザーギン「・・・お前には特別に、

阿鼻叫喚地獄へ連れてってやろう。

そこでじわじわと嬲って、醜く殺してやるぜ・・・!」

ターシュー「・・・好きにしな。」


そして、バンジョーたちはそれぞれ地獄へと送られてしまった。

ある大きな牢屋の中では、多くの人たちが、

のたうち回り、物凄い悲鳴をあげていた。

その中にボトルズがいた。

ボトルズ「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ボトルズは頭を両手で押さえながら苦しんでいた。

ボトルズの脳内には、様々なイメージが浮かんでいた。

あるツイッターのユーザーからのリプで、

お前が○○になって○○になった○○に、

○○されるんやでと言われたり、

好きな女性キャラの顔が下品な男となったり、

ある者に○○さいとか、○○ろとか言われたり、

下品な男同士がキスをしたりとしていた。

ボトルズはこれに苦しんでいた。

ボトルズ「えれえれえれえれえれえれえれえれ!!!」

ボトルズは嘔吐をしてしまう。天井では、

脳みその形をした発光器官があり、それが緑色に光っていた。

これがこの牢屋に、

閉じ込められた者たちの脳内を改悪したのだ。

窓側からレミリャが見えていた。

レミリャ「望まぬイメージで苦しみなさい。

決して受け入れる事のできない悪の幻想をね。」


場所は変わる。ある洞窟では、

不細工な男たちが囚人たちに襲いかかっていた。

それは物理的な暴力ではなく、

性的な拷問のためにやっているのだ。

これに怯える者たちは必死に逃げ回るが、

ある一人の者が不細工な男に捕まり、全裸となれていく。

アシナガ「いやああぁぁぁぁぁ!!

来ないでええぇぇぇぇ!!!」

不細工な男A「逃げるなよォ?お前。」

不細工な男B「お前、可愛いのォ!」

不細工な男C「俺と結婚しろよォ。」

アシナガ「やだあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

アシナガが不細工な男たちに捕まってしまう。

アシナガ「離せェ!!」

不細工な男A「わしらと良からぬ事をしようやァ?」

不細工な男B「気持ちよくしてやる。」

アシナガ「いやらしく、

触っちゃいやああぁぁぁぁぁ!!!!」

不細工な男たちは徐々にアシナガの精神を汚していく。


プルレスは一人、暗い場所にいた。

つづく

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ザーギンの部隊に捕まったバンジョーたちは、

彼らに自身らの脳内を探られてしまっていた。

ボトルズたちを狂わせ、次にバンジョーとカズーイに、

牙を剥けるザーギンであるが。

ザーギン「デスブラザー。いよいよ貴様らの脳内を見れる時が、

訪れるとはな。クククク・・・・!貴様らの、

これまでの幾千もの悪行の記録。ぎっしりと見てやるぜ。」

カズーイ「あたいたちはそんなに悪い事してない!!」

バンジョー「でも・・・。ちょっと悪いかな?と、

思った事をした事もあったかな・・・。」

カズーイ「そんな事、言ってる場合じゃないでしょ!」

ザーギン「ふん。覚悟しろ。お前らの真実を見てやる!」

ザーギンはバンジョーとカズーイの脳内が、

映されたスクリーンを見る。


バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST

 第104話・正義の

 

ザーギン「さァ。見せてみろ。

デスブラザーの悪しきイメージを・・・!」

バンジョーの脳内では、

幼いバンジョーが両親やチューティと共に、

楽しく暖かな森へ冒険に出かけていた。

次に、親から自立して旅をしているバンジョーとチューティが、

怪我をしたビーバーの子供を助けていた。

ザーギン「・・・・これがデスブラザーの過去か?

何か平和っぽくね?」

だが、その瞬間。スクリーンでは、

いきなり全体が真っ赤に染まり、その赤が溶けるように、

下っていく。ザーギンはこれに驚く。

ザーギン「っ!?な、何だ・・・!?これは!」

そして、辺りが黒い荒野となり、

そこにバンジョーが一人だけ立っていた。

彼の真下には、大量の血が溢れていた。

ザーギン「これが・・・真実なのか!?」

その時、映像が全く逆に変わった。

バンジョーが大量のハチミツを食べながら、

寝転がっているところである。今にも眠そうに、

ハチミツをゆっくりと食べている。

ザーギン「ちっ!これが、熊が望んでいるイメージか。

・・・鳥の方はどうだ?」

ザーギンはカズーイの脳内が映っているスクリーンを見る。

その脳内では、カズーイの故郷である森が、

物凄く焼かれているところであった。

そこで、カズーイは空を飛びながら赤く光り、

黒い戦闘機の軍団に向かっていった。

ザーギン「デスブラザーの鳥の正体は赤い鳥の一族だと言うのか?」

そして、映像が変わる。カズーイが、

バンジョーのリュックから出て、自由自在に、

空を飛び回り、故郷の者たちと再会するイメージである。

レミリャ「・・・・どうしまして?ザーギン。」

ザーギン「・・・悪鬼には悪鬼らしいイメージをさせろ。」

バンジョーとカズーイの望んだイメージが改悪された。

バンジョーは寝ようとしながら、血に染まった人間の顔を喰らっていた。

カズーイは赤い光を発し、

その光に触れた故郷の者たちが破裂して死んだ。

ザーギン「お前らは本当はこれがやりたいんだろ?」

バンジョーとカズーイ「わああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ザーギン「ククク・・・!このまま発狂するが良い。ん?」

ザーギンはターシューの方を見る。

ザーギン「最後はお前だ。ターボシューズよ。」

ターシュー「・・・俺は他の奴らとは違う。」

ザーギン「は?」

ターシュー「・・・俺は別に脳内の事とか何とも思わねェし。

変なイメージが出ても、どうって事ないわぃ。」

ザーギン「・・・じゃあ、どんな事があっても、叫ばないでね?」

つづく

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