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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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グランティのボス、グランチルダにさらわれたチューティを救うために、

バンジョーとカズーイとボトルズが彼女をグランチルダを追うための旅に出た。

まず、捕らわれたチューティの手がかりを探そうと最初の冒険の地、

マンボまうんてんに来た一行。しかし、一行はグラブリン族とティッカー族の戦争に巻き込まれ、

二大種族と戦ったが、グラブリン族と和解し、バンジョーとカズーイは彼らとともに、

不死の魔術師・マンボの力を借りて、ティッカー族を倒した。さらに、

ウッキージャングルにグランティの基地があると聞き、バンジョーたちはグラブリンの少年、

ベスとともに、グランティ第37攻撃部隊の隊長、ゴリラのコンガと対決。

凄絶な戦いの中、カズーイは新必殺技、タマゴミサイルで見事、勝利したのであった。

そして、現在、バンジョー一行はジンジョー族のプルレスを仲間に加え、

平和を取り戻したマンボまうんてんを後にしようとしているのだが・・・?


夜のマンボまうんてんで、一同は、バンジョーの手に持つ金のオンプを見ていた。

皆、このオンプの事、まだ理解できてないようだ。

カズーイ「・・・・ちょっと、モグラ君。あんた、物知りだからこのオンプの事さえ・・・・。」

ボトルズ「うーん・・・・・。でも、このオンプ、初めて見たし、どの辞書にも、

このオンプの事は書かれていません・・・・・。これは一種の未知のアイテムらしいですね。」

プルレス「未知のアイテム・・・・。このオンプ、一体なんのために使うんだろう?」

バンジョー「わからないな・・・・。でも、念のため、持っておこう。」

ボトルズ「うん。では、さっそくこの山から出ましょう。」


ここは、グランチルダの部屋。薄暗く、普通の家具も置いてあるが、

中には髑髏に壷など、壊れた複数の小さな鍋など、不気味な物までもがあった。

グランチルダはディングポットの緑の液を入っている部分をじっくりと見ていた。

ディングボットの緑の液の部分に、バンジョーとカズーイがコンガを倒したところが映っていた。

グランチルダ「ほうぅぅ・・・・・!あの熊と鳥・・・・!あ~の悪の武人コンガを倒すとはなぁぁぁ・・・・!!

やはり、あの二匹はっっっ!!あんんの黒い熊と何か関連があるに違いない。

しばらくあの二匹の様子を見るとするかのぉぉぉぉ~。」

そこに、クランゴが慌てて、この部屋に入ってきて、グランチルダに報告してきた。

クランゴ「大変デス!!グランチルダサマ!!コンガガ謎ノ熊ト鳥ニ、ヤラレマシタ!!」

グランチルダ「ふん!その事なら、こちらもとっくにディングボットでお見通しぢゃゃゃゃゃゃ!」

クランゴ「ソレダケデハアリマセン!生キ残ッタ手下達ハ、奴ラノ攻撃ヲ受ケ、全滅シマシタ!!」

グランチルダ「奴らぁぁぁぁ?ああぁぁ~。あの【CRASHER】の事かい?」

クランゴ「イエッサー・・・・・・!」

グランチルダ「あいつらなら適当に我が部下どもに任せればよい。

ワシは今、今までより強そうな敵を見つけそうなのぢゃゃゃゃゃゃ!!!」

クランゴ「エ・・・・・・?」


バンジョーたちはようやくトンネルを通り抜け、マンボまうんてんから出た。

彼らは今、壁が平和な昼の山のような光景が描かれている部屋にいた。

ここは、マンボまうんてんのエントランスエリアにいたのであった。

カズーイ「ふぅ・・・・・。やっとマンボまうんてんでの戦いが終わったわ・・・・。」

プルレス「でも、あの山の入り口って・・・・何か部屋っぽいところですね。」

バンジョー「恐らく、ここは、魔女が作ったあの山を侵略する部隊の前進基地のつもりらしい。」

ボトルズ「ふむ。では、もう一度、急な坂のあるあの通路に行って見ましょう。」

プルレス「急な坂の道?」 プルレスは第1話でのあの坂道を知らなかった。

バンジョーたちは第1話(プルレスは見ていない。)で来た事のある、急な坂道の通路のところに来た。

バンジョー「ついにこの道を乗り越えるしかなかった・・・・・・!

マンボまうんてんには、チューティがいなかった。この坂道を越えなければ、

チューティを助けることができない・・・・!!」 バンジョーは目の前の坂道を登れない事に悔やんだ。

カズーイ「でも、まだ登ってみなきゃわからないわ・・・・・・!バンジョー・・・・・・。」

バンジョー「そうだね・・・・・。よーし・・・・・・!!」 バンジョーが走ろうとすると、ボトルズが止めに入る。

ボトルズ「待ってください!!」

バンジョー「っ!?」 カズーイ「何か思いついたの?」

ボトルズ「カズーイダッシュで越えればいいじゃないですか?

マンボまうんてんでやった事のように・・・・。」

バンジョー「え・・・・?あ!そういえば・・・・・・!!」

カズーイ「・・・・そうだ!あたい、マンボまうんてんで確かに坂道を走れたわ!!」

ボトルズ「そうです!カズーイダッシュなら、この坂道でさえも越えられるはずです。」

プルレス「でも、ボトルズさんと僕はどうなるんですか?」

ボトルズ「あ!そこまでは・・・・・・;」

バンジョー「・・・・・・よし!僕が君たちを抱えてあげるよ。」

プルレス「え?僕たちを抱えて・・・・・?」  プルレスは今のバンジョーの言葉に少しこう思った。

バンジョーは自分たちを抱えると言ったので、まさか、力持ちではないかと・・・。

バンジョー「本当はできるかどうかわからないけど・・・・。やってみるさ!」

ボトルズ「バンジョーの言うとおりかも知れません。やってみましょう!」

プルレス「はい!じゃあ、お願いします。」

バンジョー「うん。さあ、二人とも。」 バンジョーは両手をひろげて、ボトルズとプルレスを誘った。

二人はバンジョーを抱き、バンジョーは両手で二人を放さないように、しっかりつかまっていた。

カズーイ「準備はいいわね?」

バンジョー「うん!頼む!!」

カズーイ「よ~しっ!カズーイダッシュ!!!!!」 カズーイはリュックから両足を出し、

その両足が床に着く。そして、カズーイは全速で走り、坂道を走った。

プルレス「うひゃあぁぁ~!!速い~!!」

プルレスはあまりの速さに放れそうなので、そうはさせまいとバンジョーの体にくっついていた。

バンジョー「しっかり捕まって!!」 カズーイは走った。そして、ついに坂道を越え、あるところに来た。

カズーイ「よし!!坂道を越えたわ!!!」 カズーイは坂道を越えた後のところで、

走るのを止め、両足をリュックに引っ込め、バンジョーが再び立った。

バンジョーはボトルズとプルレスを放した。

ボトルズ「なんとか坂道は越えましたね・・・・・。」

プルレス「ん?あ!見て、このドア。なんか変です。」 一同は、プルレスの指さしたところを見る。

そこは、大きなドアでそこに金のオンプが描かれていた。

バンジョー「な・・・・なんだ・・・・・?ここは・・・・・・!?」 カズーイ「オンプが描かれている・・・・?」

ボトルズ「あれ?でも・・・このドアに描かれてるオンプ。僕たちが持っているオンプと似てるような・・・?」

バンジョー「え・・・・・?それって・・・・・。」 ボトルズの言葉を聞いたバンジョーは、

何かに気づいたように、金のオンプを持ち出し。ボトルズに見せる。

バンジョー「これの事・・・・・・?」 すると、いきなりオンプに目が生えて、一同はそれに驚いた。

オンプ「ララン♪僕らオンプは♪グランチルダに捕らわれたチューティという娘の持つ、

笛の音色から出てきて、生まれたんだ♪」 オンプは歌っているようにしゃべった。

バンジョー「ええ!?君が・・・チューティの笛の音色から?」

カズーイ「でも、あたいたちは、チューティが笛を吹いている時に、あんたら出てこなかったじゃない?」

オンプ「初めはそうだった♪でも、今、グランティに捕らわれているチューティが笛を吹いている時、

その音色が世界中に飛び散り、何者かの力で、僕らが生まれたんだ♪」

バンジョー「そうか・・・・・。チューティは今でも笛を吹いて、僕たちに助けを求めているのか・・・・。」

オンプ「僕らを集めていけば、チューティの手がかりに近づく事もある♪

それに、僕らは君たちの前に立ちはだかるオンプドアを開ける鍵にもなれるんだ♪」

オンプはそう言った後、目が消えた。それからしゃべらなくなったそうだ。

バンジョー「そうか・・・・・。よし!さっそく使ってみよう!」

バンジョーはさっきのオンプの言葉を信じて、オンプを握っている手をオンプドアに近づいた。

バンジョー「オンプ・オープン!!」 バンジョーがそう言うと、オンプが光り、

オンプドアが光とともに消えていった。すると、オンプも光とともに消えていった。

つづく

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