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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ブラバーの言うとおり、海賊の難破船の外にはヒゲの生えたスピニットがいた。

この者こそが、グランティに所属してない平和なスピニットの長であった。

その姿を窓から見たバンジョーたち。ブラバーはそんな彼らに話しかける。

ブラバー「そうやら、あのカニはお前たちと関係があるようであるな?」

エレナ「はい。昨日、私たちに会ったのです。確か、一般のスピニットの村長ではないかと・・・・。」

バンジョー「このスピニットが・・・・・一般のスピニットの村長・・・・。」

カズーイ「・・・・・なんか老いすぎって感じがしそうな気がするけど・・・・・。」

バンジョー「こら!カズーイ!!」  バンジョーはカズーイが悪口を言った事に注意する。

カズーイ「ごっめぇ~ん!」 ちなみに、二人は今で始めてヒゲの生えたスピニットの姿を見たのだ。

エレナ「・・・・・・それでは、船長。少し、行ってきます。」

ブラバー「ああ。行っておいで。」


こうして、バンジョーとカズーイ、エレナ、プルレス、ボトルズは海賊船から外に出て、

ヒゲの生えたスピニットのところ向かおうとした。

プルレス「・・・・・・ところで、財宝探しはどうするの?」

エレナ「うん。それなら、私の仲間である乗組員たちが引き受けてくれるそうよ。」

ボトルズ「そうですか。万が一の事を考えて・・・・と言うワケですね。」

エレナ「ええ。彼らが無事であるといいけど・・・・。」 エレナは仲間たち心配をしていた。

そして、5人はヒゲの生えたスピニットの前に来た。スピニットは親切そうな声でこう言った。

ヒゲの生えたスピニット「おはよう。娘さん。さっそく村へ行きましょうかのぉ。・・・・む?

なんじゃ、この見知らぬ熊と鳥は?」 スピニットはバンジョーとカズーイを見るのが始めてだった。

バンジョー「ああ。こほん。僕はバンジョーと言います。この赤い鳥はカズーイと言います。」

カズーイ「よろしく、カニのじいさん。」 バンジョーがさりげなく紹介する。

ヒゲの生えたスピニット「そうかそうかw・・・・では、さっそく村へ行こうか。ついてまいれぃ。」

ヒゲの生えたスピニットは横歩きをして、5人は彼の後について、彼の村へ行こうとした。


そして、ついに5人はヒゲの生えたスピニットの導きによって、

砂でできた家や洞穴のある砂の山がいっぱいの一般のスピニットの村の前へとついた。

この村の全てのスピニットたちはグランティの刺客ではない。何故なら彼らは、

遊んだり、会話したり、頑張って仕事したりと平和で穏やかな暮らしを楽しんでいるからだ。

バンジョーたちはその彼らの生き様を見て、それぞれ感激していた。

ボトルズ「素晴らしい・・・・!これが平和を愛する一般のスピニットですか・・・・。」

バンジョー「うん。スピニットってグランティにいる悪い奴ばかりじゃないって事がわかったよ。」

エレナ「これが・・・・・もう一つのスピニット族・・・・・。」  カズーイ「今までの奴らとは全く違うわね。」

プルレス「なんか敵だったスピニットが好きになれそうだ。」

ヒゲの生えたスピニット「そうじゃ。ここにいるスピニットは、グランティの悪事に抵抗し、

必死に平和を求めて暮らしているのじゃ。ここの者たちは一切、君たちに手を出さないじゃろうて。」

カズーイ「でも、必死に平和を求めて暮らしているって何よ?」

ヒゲの生えたスピニット「・・・・・・それがのぉ・・・・。」 その時、一匹のスピニットは慌てて来た。

スピニット「大変だあぁぁ~!村長!!」 ちなみに、このスピニットは一般の一匹スピニットである。

ヒゲの生えたスピニット「どうしたのじゃ!?まさか・・・!」  ヒゲのスピニットが焦りを感じる。

スピニット「そのまさかです!!グランティの奴らがまた襲ってきたんです!!!」

バンジョー「グ・・・グランティですって!!??」 それを聞いたバンジョーたちは動揺する。

エレナ「奴ら、この村の襲撃を・・・・っ!!」 ドカアァァン その時、村から何か爆発が起きた。

ヒゲの生えたスピニット「く・・・・・っ!!」 ヒゲのスピニットは一匹とともに村へ走る。

バンジョー「僕たちも急ごうっ!!!」 バンジョーたちも事件の起きた村へと走った。


ここが一般のスピニットの村。本来なら、温厚なスピニットたちが住んでいる平和な村だが、

今はグランティの兵士たちが暴れているため、一般のスピニットたちが逃げ惑っていた。

「わああぁぁぁぁぁ!!!」 「グランティだあぁ~っ!!」 「助けてえぇぇぇ!!」 「怖いよぉ~!!!」

そのグランティの兵士とは、グランティ側のスピニットたちであった。それを率いるのは・・・・。

カンシー「ふはははははははは!!!そうだ、者ども!!村の奴らをさらい、洗脳して、

我らグランティの兵士に仕立て上げるのだ!そのために大暴れしまくれえぇぇぇぇ~い!!!」

そう、カンシーが悪のスピニットを暴れさせて、平和なスピニットたちを脅かしていたのだ。

グランティのスピニットたちが、次々と一般のスピニットたちを傷つけてやがて捕らえていく。

そこに、ヒゲの生えたスピニットとバンジョーたちがカンシーのところに来る。

バンジョー「・・・っ!?ス・・・・スピニット同士が争っている・・・・・!?」

カズーイ「この村のスピニットたち・・・・なんか仲間割れしてないかしら?」

確かに、この村では、グランティ側と一般側のスピニットたちはほとんど同じ姿をしている。

これでは、どれが一般側かグランティ側かは見分けがつかないだが・・・。

ボトルズ「・・・違います、二人とも!よく見てください!!襲っている方が、

グランティ側のスピニット。襲われているのは、一般のスピニット・・・・のハズです!」

エレナ「そして、そのグランティ側のスピニットを操っているのは・・・・・・!!」

プルレス「あの青いスピニットだ!!」 一同は青きスピニット、カンシーの方を見ていた。

カンシー「・・・・・ほう!来ていたのか、熊と鳥。そして、その仲間たちよ。」

ヒゲの生えたスピニット「カンシーよ!これ以上の悪事はやめるんじゃ!!

このまま続ければ、わしら一般のスピニットたちが一匹もいなくなってしまう!!」

カンシー「黙れ老い耄れ!!貴様たちがどうなるかなど、我々が知る事はなかろうっ!!」

バンジョー「カンシーだと!?」  カズーイ「そう言えば、昨日あんたと似た奴がいたわね・・・・!」

カンシー「似た奴?ああ、ガニャニャの事だな。だが、そのガニャニャは昨日、

貴様らに倒されたとなぁ・・・・!!俺の部下の一匹を倒した事はまず、認めてやろう・・・・!」

バンジョー「・・・・カンシーだと言ったな。ガニャニャは昨日、カンシー小隊だって言った。

つまり、青いスピニットを操っていたのは、カンシー!お前だったんだな!!?」

カンシー「ふ・・・・っ!ご名答だ。者ども!かかれええぇぇぇぇぇ!!!!!」

カンシーの叫びに、一般のスピニットを襲っていたグランティのスピニットたちが急に、

彼らから離れた。そして、グランティ側のスピニットは一斉にバンジョーたちを囲んだ。

その様子を見た一般のスピニットたちは動揺した。何故、急に自分たちから離れたのかと。

「なんだなんだ?」 「急に僕たちから離れたぞ?」 「よかった・・・・と言っていいかなぁ?」

バンジョー「こ・・・・こいつらは・・・・っ!?」  ボトルズ「グランティ側のスピニットですね・・・・!」

カンシー「それも、こやつらは皆、元よりこの村に住んでいた者たちよ!」

エレナ「く・・・・っ!グランティめ・・・・!!罪のない者たちを洗脳して悪人にするなど・・・・!!」

ヒゲの生えたスピニット「カンシー!もうやめてくれ!!お前だって元は・・・・・・っ!!!」

カンシー「たわけぃ!!今の俺はグランティの戦士だ!!もはや貴様と話す事などないのだ!!!」

そう言うと、カンシーは横走りして逃げようとする。

バンジョー「っ!?おのれ、逃げる気か!!!?」

カンシー「逃げるのではない!!部下に任せて、行動したまでよ!!ははははははは・・・・・!!」

カンシーは笑いながら逃げたため、とうとう消えてしまった。ヒゲのスピニットは絶望した様子。

ヒゲの生えたスピニット「カ・・・・カンシー・・・・・・。おぬしは・・・・・・。」

プルレス「あのカンシーって奴と村長さんは一体・・・・・?」 プルレスは心配する。しかし。

ボトルズ「それよりも、この敵スピニットたちの数はなんてすごいんだ・・・・・!」

ボトルズの言うとおり、バンジョーとカズーイ、エレナを囲んでいた敵スピニットの数はとてつもなく、

多かった。恐らくに数十匹多いだろう。ボトルズとプルレスは少し離れたところから見ている。

バンジョーとカズーイ、エレナ「く・・・・・・っ!!」

スピニット「クククククク・・・・!!死ぬ覚悟はできたな?行くぞおおおぉぉぉぉぉ!!!!!!」

そして、敵スピニットの皆さんが一斉に3人に襲い掛かる。そして、3人も迎え撃つ。

エレナ「っ!?でやああぁぁぁぁっ!!せぃ!!ふん!!」

エレナは剣を素早く横に払い、迫る4匹を弾き飛ばす。裏返った2匹を素早く斬り殺した。

カズーイ「キキツキアタック!!!」 カズーイがキキツキアタックで複数の敵を弾き飛ばす。

バンジョー「ローリングアタック!!!」 そして、バンジョーがローリングアタックで、

裏返っているスピニットを数匹倒した。だが、敵スピニットはまだ全滅していない。

ヒゲの生えたスピニット「おお・・・!あの3人、グランティ兵を軽々と倒しているじゃと・・・・!?」

つづく

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バンジョーとカズーイの大冒険・THE・FIRST   第12話・砂の城の秘密

海賊ブラバーの海賊船を宿にして連戦の傷を癒したバンジョーたちは、

キャプテン・ブラバーが財宝を落としてしまって困っているところを見て、

彼のお手伝いをする事になった。しかし、彼の財宝を探している途中に、

グランティ第6海軍が送り込んだ強力スピニット部隊、カンシー小隊の一人、

ガニャニャの攻撃を受けてしまう。だが、ブラバーの手下の少女であるエレナの援護攻撃と、

バンジョーのローリングアタックで見事、小隊の一人を撃破した。二手に分かれて捜索する一同。

その時、エレナとボトルズとプルレスはこの島に、一般のスピニットが存在する事を知る・・・。

夜となったシャークックアイランド。別名、おたからザクザクびーち。

この島に難破した海賊船の医務室で、バンジョーたちとエレナが何か会話をしていた。

バンジョーとカズーイ「一般のスピニット・・・・・??」

エレナ「ええ・・・・。老人のスピニットがそういっていたわ。」

ボトルズ「明日、この船の近くに来て僕たちに村を案内するつもりです。」

プルレス「でも、驚いたなぁ。この島には悪いスピニットがわんさかいたからねぇ。」

ボトルズ「もしかして、この島では良いスピニットが悪いスピニットに狩られているのでは・・・・?」

エレナ「その方が近そうね・・・・。船長は今でも悲しんでるでしょうね・・・・。

今日も財宝が見つからなかった事に・・・・・。」


船長の部屋では、ブラバーがとても悲しい気持ちであった。

ブラバー「・・・・・はぁ・・・・。ワシの財宝・・・・・・。いつになったら戻るやら・・・・・。」

ブラバーは目を閉じながら片目から涙を流しかける。よっぽろあの財宝が大切に見えるらしい。


ボトルズ「・・・・・・確かに、あのままでは船長が可哀想ですね・・・・。

一刻も早く見つけ出さなければ・・・・・・!グランティの妨害もできるだけ避けたいですし・・・・。」

エレナ「・・・・そうね。皆、そろそろ寝た方がいいわ。明日に備えてね・・・・・。」

この後、バンジョーたちはこの部屋で眠りについた。明日の戦いの準備をするために。


夜の荒地では、ダッタがご機嫌そうに笑っていた。右手に何か黄金に輝く物を持っている。

ダッタ「ふひひひひ・・・・!まさか、あんなところにあったとはなぁ。え?

ゴールデン・ジグソー・・・・・!」 ダッタの手に持っていた物はなんと。ジグソーであった。

しかし、何故?何時、ダッタがゴールデンジグソーを手に入れたのか?


その前の昼。ダッタがまだ池場にいた頃。ダッタは池に何か異常な反応をする。

池の中には何か黄金に光っていた。ダッタはその光る物がジグソーではないかと思い、

にやりと笑みを浮かべて池に飛び込んだ。しかし、その池から、

何か二つの目が生えた機雷のようなメカが浮かび上がったので、ダッタは驚き、

地上に戻る。怒ったダッタはマシンガンで池に浮かぶ機雷のような物体を爆破し、

再び池の中に飛び込み、その水の中を泳ぐダッタは底へと進み、

やっとその底に眠っている光る物、ジグソーを手に入れたのであった。

ダッタは池から出てきて、ジグソーを手に入れた事に喜びの笑い声をあげていた。


ダッタ「ククククク・・・・・!!気づいちゃなかったぜ!まさか、

あんなところにジグソーがあろうとはなぁ。それと、あの変な機雷野郎。いきなり出てきやがって、

何がしたかったんだよ!マジで・・・・。さーて!どっかに隠れて寝るとすっか・・・・。」

実は、ダッタは今寝るために敵に見つからないように隠れられる場所を探していたのだ。


そして、ライトを回している灯台。これはグランティ第6海軍基地の入り口である。

その基地のメインルームでは、アルシェルが通信機で、通信員と会話していた。

アルシェル「・・・・ガニャニャが・・・・!あのカンシー小隊の一人が死んだ・・・・!!?」

通信員の声『はいっ!!証拠の映像をご覧ください・・・・・・!!』

スクリーンから映像が流れてきた。その映像はガニャニャの死骸であったのだ。

アルシェル「・・・・っ!」 体がバラバラになってしまったその亡骸を見たアルシェルは少し驚いた。

通信員の声『ガニャニャを撃破した者は、あの例の熊と鳥ではないかと思われます・・・・っ!』

アルシェル「熊と鳥・・・・っ!まさか、あのガニャニャが奴らに倒されるとは・・・・・!

カンシー小隊は誰にも負けない程に強い部隊。その小隊の数が減ってしまうなんて。

でも、ガニャニャが消えたって調子に乗るんじゃないわよ!?残りのメンバーが、

黙ってはいないんだから・・・・っ!!我ら第6海軍がクラッシャーはもちろん、

あの熊と鳥ごときに負けるハズがない・・・・!!もしもの場合、私も・・・・!」

通信員の声『現在、残りの小隊のメンバーもその事を知っています。

彼らはそれぞれ休憩をとっているそうです。』

ちなみに通信員とは、通信機で連絡しているグラントリングの事であった。

アルシェル「そう。・・・・明日の戦闘のためには疲れを癒すのも悪くはないわね。

けど、明日は必ずやこの島からクラッシャーどもや熊と鳥を駆除するのよ・・・・・!!!」


そして、次の日。昇った朝日が輝き、海賊船では乗組員たちが全員起きていた。

バンジョーたちも起きていて既に朝ごはんを行っていた。今回のメニューは、

前回の朝ごはんと同じ設定である。バンジョーはハチミツパンを美味しく食べていた。

バンジョー「う~ん!このハチミツパンは美味いなあぁぁぁ~w」

エレナ「でしょ?でしょ?^^」 エレナもハチミツパンを食べた後でそう言う。

プルレス「たっくさん食べて元気をつけなくちゃ!」  ボトルズとカズーイ「うんうん!!」

プルレスがタコさんウィンナーを食べてそう言う。ちなみにボトルズはタマゴ焼き、

カズーイはイカ揚げを食べていた。エレナは魚の煮物を食べ、水を飲んだ後にこう言った。

エレナ「ねえねえ、皆!ロザバンの格闘ゲームが発売したって聞いた!?」

バンジョー「え・・・・?う~ん。わかんないや。でも、なんで海の旅でそんな事、知ってるの・・・?」

エレナ「私、部屋でパソコンをしててアニメやゲームの情報を見ているのw

最近、ロザバンのキャラたちが戦うゲームが出たって情報があったの!

早く次の島に上陸して買いたいなああぁぁぁ~w」  エレナは何かと明るい感じがしていた。

カズーイ「う~ん・・・。やけに明るいわねぇ。あんた。」

プルレス「僕・・・・・。前にコンガに捕らわれていたから、あまり最近の事を知らないや・・・・。」

ボトルズ「ロザバンはあまり知らないけど、リリカルなのはのアクションゲームが、

前に発売した事は知ってますよ^^」

エレナ「あ!それなら私も持ってるわ。面白いわよね、あのゲームwwww」

バンジョー「・・・・あ!そうそう!ロザバンってあのロザリオとバンパイアの略称でしょ!?」

エレナ「ええwそうよ。他にも最遊記RELODOや空手バカ一代も好きだったわ^^」

カズーイ「あたいはボトムズや満月を探してとかもいいわねぇ。」

エレナ「少女アニメでは、CCさくらや紳士同盟クロスも好きだったわ。」

プルレス「あ、紳士同盟がアニメになったのは僕も知って、見てたよ!

面白かったなぁ~w女の子がとても可愛かったよね。あと、宇宙かけの女の子キャラもw」

バンジョーたち「あはははははははははははは!!!!!!」

皆は楽しい話で明るく笑っていた。そこに、ブラバーが来て、みんなのところに近づく。

ブラバー「おはよう。エレナ。旅の方たち。」

エレナ「おはようございます。船長^^」  バンジョーたち「おはよう。ブラバーさん。」

ブラバー「あははは・・・・。今日も財宝を探しに来てくれるんじゃな、旅の方たち。」

カズーイ「まあ、そのつもりだけど。」  バンジョー「今日のブラバーさん。少し元気ですね^^」

ブラバー「ふむ。まあ、ワシもこの船の船長としての立場を考えとるからのぉ。」

バンジョーの言うとおり、今のブラバーは少し微笑んでいるのだ。

エレナ「船長。安心してください。財宝なら我々が必ず見つけにご覧見せます!!」

エレナが気合の入った拳を握って笑顔でそう言うと、ブラバーも微笑んでゆっくりこう言った。

ブラバー「そうか。ありがとうのぉ。エレナよ・・・。ところで、この船の近くに、

ヒゲの生えた緑色のカニが誰かを待ってるように立っておるが・・・・・?」

バンジョーたち「っ!!!??」 バンジョーたちはそれを聞いて驚く。

つづく

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海賊ブラバーの海賊船を泊まり場としたバンジョーたちは、一般のスピニットの村へ。

そこに、謎の生きたバケツがバンジョーたちに助けを求める。そして、彼は、

この島には砂の城が眠っていると発言した。その城には何があるのだろうか・・・・?

次回、「砂の城の秘密」! 黒き大ガニに気をつけろ!?

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?バンカズファースト第12話。

・・・・と、言うわけで海賊のブラバーとオリジナルの部下のエレナ(人間のおにゃのこ)の登場です。

ちなみに、ブラバーの財宝は形や数はゲームと同じですが、この小説では、

船内(この小説では難破したけど海に沈んでないけどねw(何)ではなく、

島のどこかに隠れていますがね(ぁ) どこに隠れているかと言うかと・・・それは話に進むつれ(

あと、オリジナルのスピニットも登場させました。青いです。ゴレンジャー5人です。

前より少し強くなったスピニットだと思ってください。・・・・あと、この小説のスピニットは、

グランティ側と一般側に分かれているという設定になりました。

まあ、スピニットは野生のカニという事でなくてはいけないかとも思ったかも知れんし。

グランティがそいつらを捕まえて自分の兵に仕立て上げたり・・・という事で(ぇ

次回は、あの自分が当時お気に入りだった?バケツ野郎と、

ゲームではチートもできちゃう砂の城の回です。あとあの黒いカニが次回の敵となったり(ぁ

あと、グランティやクラッシャーの活躍ももちろん描くと思います。少しは・・・・(ぁ

それでは。

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カズーイ「じゃあ、あんた!・・・あの恐ろしい強さを持ったコンガと、互角に戦えるって言うの・・・・!?」

ガニャニャ「・・・・・俺がいつそんな事言ったのだ?俺たち小隊とてあのコンガの、

圧倒的な力には敵うまい?だが、我らはそれを越えようとつもりで戦っている。」

バンジョー「く・・・・っ!確かに僕たちはコンガを倒した。でも、僕たちは一歩間違えれば、

奴に負けて死んでいた。しかし負けなかった!大切な者を救いたいという気持ちがあるから!!!」

ガニャニャ「ならば・・・・・。そのくだらない気持ちを持って、この俺を倒してみろよぉ!!」

ガニャニャは再び横走りでバンジョーとカズーイに襲い掛かった。

バンジョー「来る・・・・っ!!」  カズーイ「タマゴミサイル!!!!」

カズーイはタマゴミサイルを2発撃った。その一発がガニャニャに直撃した。

ガニャニャ「ぐうぅぅっ!!なんのぉ・・・これしき・・・・っ!!・・・うああぁ!??」

ガニャニャは攻撃に耐えたが、2発目の攻撃を受けて吹き飛んでしまう。

バンジョー「今だ!!敵の下の部分を狙え!!!」 カズーイ「よーし!!」

カズーイはもう一発をタマゴを撃った。そのタマゴがガニャニャの白い部分に直撃。

ガニャニャ「ぎゃあぁぁぁ・・・っ!!く・・・・!!」  白い部分を撃たれたガニャニャはさらに飛ばされ、

地面に落ちた。しかし、何故か粉々にならず立ち上がっていた。今の痛みは感じていたが・・・。

バンジョー「そ・・・・そんな・・・・・・!!」 カズーイ「タマゴミサイルでも死なないなんて・・・・・!!」

ガニャニャ「言っただろうが・・・・!俺の体は鋼の装甲であるとなああぁぁぁ!!!!」

ガニャニャは怒ったような感じで素早い横走りで再びバンジョーに襲い掛かる。

バンジョー「・・・・・っ!!このままでは・・・・・・!!」  カズーイ「・・・・・っ!!!」

ガニャニャ「ぬおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・!!!!うっ!??」

その時。ガニャニャは突然、動きが止まった。彼の青い部分から剣が突き出ていたのだ。

その剣はエレナの剣。そう、エレナは剣でガニャニャの白い部分に刺し、そのまま貫いたのだ。

バンジョー「エレナ!!!!」   カズーイ「まさか・・・・。あんたがやるとはね・・・・!」

ガニャニャ「き・・・・貴様・・・・・!!」 ガニャニャは後ろのエレナに気づいて彼女を睨む。

エレナ「・・・・・・私を相手してくれなかった罰よ・・・・・。それに、あなた。

自分の体は鋼の装甲と言ったわね?でも、そんな鋼の装甲にも必ず弱点はあるのよ・・・・・!!」

ガニャニャ「おのれ女・・・・!不意をつくとは・・・・・っ!!」

エレナ「私も昔・・・・。あんたたちに不意を突かれて幸せを奪われたから・・・・・・!!」

エレナはそう言いながら剣を抜いた。それにより、ガニャニャはうまく立てずに扱ける。

ガニャニャ「ぐ・・・・・っ!お・・・おのれえぇぇ・・・・・!!」

エレナ「・・・・今よ!バンジョー君!!!」

バンジョー「おおう!!」  バンジョーは弱体化したガニャニャに向かって走った。

そして、カズーイがリュックに引っ込む。バンジョーが自身を転がして、そのまま敵に向かった。

バンジョーとカズーイ「ローリングアタック!!!!!」  バコオオオォォォォン

ガニャニャ「ぐぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!ま・・・・まさか・・・・・。

この・・・・・わ・・・・・たし・・・・・・が・・・・・・・・・!!!!」

バンジョーの渾身のローリングアタックを受けたガニャニャはついに、

バラバラとなってしまい、断末魔とともに死んでしまった。バラバラになった体が地面に落ちていく。

こうして、バンジョーとカズーイはカッシー小隊の一員を倒したと言う訳になった。

バンジョー「・・・・・ありがとう。エレナ。君がやってくれなかったらどうなったか・・・・。」

エレナ「・・・・ううん。私はただ、家族を殺された怒りにとらわれて・・・・・。」

カズーイ「それでもいいのよ。あんたはあたいたちを助けたいと思ってるからやったでしょ?」

エレナ「・・・・・まあ。そのつもりでもあるけどね・・・・・w」

ボトルズ「・・・・・さて!戦いは終わったし、本当に作戦を開始しましょう!!」

バンジョーとカズーイ、プルレス、エレナ「了解!!!」


かくして、財宝捜索作戦はついに開始された。バンジョーとカズーイのA班と、

エレナ、ボトルズ、プルレスのB班でそれぞれ別の荒地を探検していた。まず、A班・・・・・。

バンジョー「・・・・う~ん・・・・。どこかなぁ。ブラバーの財宝は・・・・・・・。」

カズーイ「宝は眠っているから、地面にでも埋まってあるんじゃないの?」

バンジョー「確かに・・・・・それは、ゲームのトリスタでもあるしなぁ。でも、

シャベルとかないから掘れる気がしないや・・・・。くまなく探していこう。」

カズーイ「あ、別の宝があったら、あたいが貰っていい?w」

バンジョー「・・・・・・・・・・・。」  とりあえず二人は財宝を探し続けていたが、

探すのに時間が凄くかかり、ついには夕方となってしまった。そして、B班も・・・・・。


エレナたちB班は、既にスピニット部隊と戦闘を行っていた。が・・・・・。

スピニット「ぎゃああぁぁぁ・・・・・・!!!」

一匹のスピニットが既にエレナに斬られて、バラバラとなる。敵は残り2匹だ。

スピニット「ちいぃ・・・・!たかが一人の女にぃ!!」 「ぞ・・・増援の要請を・・・・・!!」

エレナ「グランティィィィィィィィィ!!!!」 エレナはスピニット2匹に斬りかかる。

スピニット「たかが人間一人に・・・・・!カスがあああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

スピニット一匹も迎え撃つように斬りかかる。エレナは素早く剣を横に振るう。

エレナ「はああぁぁっ!!!とおぉぉう!!」  エレナの攻撃を受けたスピニットは弾き飛ばされる。

エレナは剣を縦に振って、その敵の赤い部分を斬った。それにより一匹が真っ二つにされて死んだ。

スピニット「く・・・・っ!よくもおおおぉぉぉぉぉ!!!!!」  最後の一匹がエレナに襲い掛かる。

ボトルズ「エレナ!!敵は残り一匹です!!!」  エレナ「はいっ!ええい!!」

エレナは剣を思いっきり振り下ろして、スピニットの緑の部分をグサリと突き刺した。

スピニット「ぴゃっ!!」   エレナ「っ・・・・!でえええぇぇぇぇい!!!!」

エレナはそのまま剣をスピニットごと持ち上げるように振るった。

スピニット「きぴいいぃぃ・・・・!!」  そして、エレナはそのままスピニットを地面に叩きつける。

そのスピニットがバラバラとなり、顔が粉々に砕け散った。敵は全滅し、エレナが勝った。

プルレス「やったああぁぁぁぁぁ!!!エレナさん、強いねえぇぇ~w」

エレナ「ええ。海賊で鍛えたこの剣術であらゆる敵と戦ったんだから・・・。」

ボトルズ「・・・・・それにしても、こんな時間になっても財宝が見つからないなんて・・・・・。」

プルレス「随分と探したからねぇ・・・・・。」  3人はなかなか財宝が見つからず困っていた。

謎の声「いやあぁぁ~お見事お見事^^」 その時、拍手とともに謎の声がした。

3人はその声の主に気づく。その声の主とは少しおとなしそうでヒゲの生えたスピニットだった。

エレナ「・・・・っ!?あなたも・・・・グランティの刺客!!?」

エレナはスピニットを敵だと思って剣を構える。しかし、そのスピニットはそれを見て怯える。

ヒゲの生えたスピニット「ひええぇぇぇ~;違うんじゃ。ワシはグランティなどに入っとらん!

ワシは・・・・一般のスピニット。その村長なのじゃ。」  エレナはそれを聞いて剣をしまう。

プルレス「い・・・・一般のスピニットって・・・・・?」

エレナ「じゃあ・・・・・あなたたちは、グランティに入っていないの?」

ボトルズ「・・・・そう言えば、昔この島ではスピニットたちが平和に暮らしていたと言うし・・・・・。」

ヒゲの生えたスピニット「ああ。ワシらこの島のスピニット族は元々平和を愛したんじゃ。

・・・・じゃが、グランティの奴らによって仲間のほとんどがグランティの戦士になってしまった・・・。」

エレナ「・・・・そうですか。では、あなたたちもグランティの奴らに苦しめられていたのですね・・・・・。」

ヒゲの生えたスピニット「・・・・・そうじゃ。娘さん(エレナ。)今度、ワシらの村に行ってみんか?

そこで話したい事があるんじゃ。」

エレナ「で・・・・でも。あなたの村がどこにあるのか・・・・・。」

ヒゲの生えたスピニット「大丈夫じゃ。娘さんは海賊だから、

その船がこの島に難破しているのはわかる。明日、ワシがあんたの船の前に行くぞい。」

ボトルズ「・・・・そこで、僕たちを呼んで自分たちの村へ連れて行くつもりですね?」

ヒゲの生えたスピニット「その通り。わかっとるのぉ。モグラ君。では・・・・明日行くからの。」

こうして、ヒゲの生えたスピニットはエレナたちのところから去って行った。

プルレス「・・・・エレナさん。どうするの?」

エレナ「・・・・・・っ。行ってみる価値はあるわね・・・・!」

ボトルズ「そうですね。そこに行けば、何か情報があるかも知れません・・・・・!

バンジョーやカズーイにも話しておきましょう・・・・・。」

ブラバーの財宝は見つかることはできませんでした。ですが、この島には、

平和を愛する一般のスピニットが存在している事をエレナたちは理解しました。

グランティの第6海軍は強力なカンシー小隊を送り込んで、

バンジョーたちやクラッシャーを攻撃してきました。そしてバンジョーたちは、

海賊ブラバーとその海賊団を救い・・・・グランティを倒せるのでしょうか?

このお話はオレンジに染まる海に沈んでいく夕日とともに幕を閉じました・・・・。

次回につづく

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ハシマ「うっ!ぐ・・・・ぐぃやあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

ダッタの渾身の連射が見事、ハシマに直撃した。無数の弾がハシマを痛めつける。

ダッタ「ぎゃはははははははははは!!砕けゃがれええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

ハシマ「がお・・・・・・っ。」  そして、最後の銃弾がハシマにあたる。

その弾にあたったハシマは弾き飛び、地面に落ちて裏返った。

ダッタ「はっ。こんなたくさんの弾を受けたんだ。そろそろ砕け散るはずだけどな・・・・・。」

確かに、スピニットは多くの銃弾を受けると死ぬ確率が高い。しかし・・・・・・?

ハシマ「・・・・・ふ・・・・ふふ・・・・・ふふふふ・・・・・・・・。」

ダッタ「・・・・・っ!?な・・・・なん・・・だと・・・・・!??」 ダッタはすぐに気づいた。

ハシマがまだ生きている事を。ハシマはこれだけダメージを受けながらも、不気味に笑っていたのだ。

ハシマ「ふふ・・・ふふふふふふふっ!ふぁはははははははははははは!!!!!」

ダッタ「てめーっ!なんで死なねぇ!?これだけの銃撃を受けたらとっくに死んだハズだろ!!?」

ハシマ「はははははははははは!!!残念だったな!!!!」

ハシマはそう言いながらすぐに立ち上がった。ダッタの攻撃では通用しないのか!?

ダッタ「うぜえええええぇぇぇぇぇぇ!!!!」 ダッタはもう一度、倒そうとマシンガンを発砲した。

ハシマ「とおっ!!」  しかし、ハシマはジャンプしてダッタの攻撃を避けた。

さらに、高くジャンプしたハシマは池場の上のところに着地した。ダッタはハシマに銃口を向ける。

ダッタ「おのれえぇっ!!降りてきやがれ!!!撃ち殺してくれるぞ!!!」

ハシマ「俺が何故、お前の攻撃を受けても死なないか教えてやろう!!俺たち小隊のメンバーが、

グランティの特別訓練でもっとも頑丈な防御力を身に着けたからさっ!!!」

ダッタ「ああぁぁぁ~ん!??」

ハシマ「・・・・・お前らクラッシャーなど、俺たちならいつでも倒せる!!

今は見逃してやろう・・・・・。だが、次会ったら命はないと思いやがれ!ふっはっは・・・・!!」

ハシマは笑い声とともに去って行った。ダッタは、置き去りにされたような気持ちであった。

ダッタ「・・・・あのカニ野郎・・・・・!必ず追ってやる。見つけたらぜってー殺す・・・・・!!」


一方、荒地で物陰に隠れたニータがラーティ&サリマ部隊の陣地をひそかに見ていた。

ニータ「ククククク・・・・!こいつらがこの島に入ったクラッシャーの一組か・・・・!

しかし、以外にも人数が多いな。・・・・ここは少し様子を見ておくか・・・・・っ!!」

ニータはすぐにはラーティとサリマたちに襲い掛かるつもりはなく、様子見する事になった。


そして、別の荒地でチョッキが3人のクラッシャー同士の男たちと戦っていた。

クラッシャー同士「ぐああぁぁぁっ!!」  同士の一人が斬られたように倒れた。

チョッキ「ケケケケケッ!!」 チョッキーは残り二人の敵に対して余裕の表情をしていた。

クラッシャー同士「く・・・・っ!こいつ、スピニット一匹のクセに・・・・!!」

「そのたかが一匹で俺たちが歯も立たないとは・・・・・!!」

残り二人の同士はスピニットのチョッキーの強さにビクついていた。

チョッキー「僕たちカッシー小隊はそこら辺のスピニットとは違うんだよ?w」

クラッシャー同士「しゃらくせえぇぇっ!!!」 一人の同士が金棒で殴りかかった。

その攻撃が見事チョッキーにヒットした。しかし、チョッキーはまるで効いてないような余裕であった。

チョッキー「・・・・この金棒は実は柔らかい・・・・ってか?」

クラッシャー同士「な・・・・・なんて硬い装甲なんだ・・・・・・っ!!」

チョッキー「今度はこっちの番だね。・・・ふん!!はっ!!」

そして、チョッキーはハサミで硬い金棒を簡単に斬ったり、クラッシャー同士の胴体を斬った。

クラッシャー同士「ぐあ・・・・・っ!!」 「こ、このやらあぁぁぁっ!!!」

一人の同士が倒れ、残りの一人が仇討ちしようとライフルでチョッキーを撃った。

しかし、チョッキーは一瞬消えたような高速でそれを避け、同士の後ろにすぐまわった。

クラッシャー同士「な・・・・っ!?いつの間に・・・・!」 チョッキー「はい。終わり。」

チョッキーはハサミを振って、ライフルを持つ同士の背中を斬った。彼の背中から血が凄く出た。

クラッシャー同士「ぎゃああぁぁぁ・・・・・!!!」 背中を斬られた者は倒れて瀕死した。

チョッキー「これで、ジグソー探索A班は全滅・・・・・・・か。さて、次は誰を狩ろうか・・・・・。」


そして、浜辺。バンジョーとカズーイ、ボトルズとプルレス・・・・。そして、エレナは、

既にブラバーの財宝を探していった。しかし、財宝はどこにあるかはわからない。

バンジョー「・・・・一体、財宝はどこにあるんだろう・・・・・。」

カズーイ「そもそも、ブラバーの宝って・・・・一体どんな形してるの?」

エレナ「・・・・えーっと・・・・・。財宝と言ってもとてもシンプルな形をしているの。

いわゆる・・・・・金塊のようだわ。・・・ちなみに、何故か目が付いてるのが目印だと思うわよ。」

プルレス「目が付いてるって・・・・名にか変な財宝みたいだね・・・・・;」

エレナ「変なだけじゃないわ。あの財宝はなんと、900万ドルもするらしいわ。

ブラバー船長ったらその財宝を特に集めようと海賊をやっているのよ。」

バンジョー「・・・・・ブラバー船長、いつか大金持ちになりたいとか・・・かなぁ。」

エレナ「そうみたいだけど、船長からはあの夢のために作るって言ってるわよ。

・・・・船長の財宝は二つ。その二つが必ずこの島にあるはず!」

バンジョー「・・・・・二つか・・・・・。でも、その二つがそれぞれどこかにあるとしたら・・・・。」

ボトルズ「・・・・・ならば、二手に分かれましょう。一組ずつが一つずつを見つければ・・・・。」

カズーイ「あっという間に解決って事ね・・・・!」

ボトルズ「はい。そうです・・・・・。では、班を決めましょう。まずはA班は、

バンジョーとカズーイ。二人ならもうヒントは聞いてるし十分強そうだから大丈夫でしょう。

そしてB班は僕とプルレスとエレナさん。僕とプルレスは力がないけど・・・・。」

エレナ「頭が少しいいって事ね。そして、私が自慢の剣で敵を倒す・・・・ってワケね。」

ボトルズ「・・・まあ、そう言う事になりますね。僕の頭はそれなりのつもりじゃないけど・・・・。」

カズーイ「じゃあ、さっそく作戦開始を・・・・・・!」

謎の声「・・・・・・・その作戦の前にお前たちはここに潰える。」

カズーイが言う途中、いきなり謎の声がしたので皆はその声の主のところに顔を向ける。

その声の主とは・・・・スピニットのカンシー小隊の一員、ガニャニャであった。

バンジョー「だ・・・・誰だ!?お前は!!!?」

ガニャニャ「・・・・我が名はガニャニャ!!グランティ第6海軍・カンシー小隊の、

エースの一人だ!!貴様たちが噂の熊と鳥であるな!?」

バンジョー「グランティだと!!?」 カズーイ「だったら手っ取り早いわねぇ!!」

エレナ「グランティ・・・・・!あなたもその一員なのね・・・・っ!?」

ガニャニャ「・・・・む?なんだこの女。俺は貴様に用はない!!」

エレナ「お前に用はなくても私には十分あるわ!!」 エレナはそう言いながら剣を出して構えた。

ガニャニャ「・・・そうか。だが、俺に用があるのはあくまでも熊と鳥のみ!!」

カズーイ「でも、あんた。スピニットだし裏返ったらやられちゃうじゃない?あいつらと同じようにw」

カズーイは敵を馬鹿にするように笑っていた。スピニットの弱点を突けば余裕だと思っているからだ。

ガニャニャ「確かに他の雑魚どもは通常ならやられるだろう。しかーし!

我ら小隊は他の奴らのようにはいかん!!我が体は鋼の装甲なりっ!!!」

バンジョー「ちっ!だとすれば・・・慎重に行かないとな・・・・・!!」

エレナ「・・・・ならば、私も強力するわ。」 エレナがバンジョーの隣に立ってそう言った。

バンジョー「エレナ・・・・・。わかった!一緒に・・・・・!!」

ガニャニャ「ならば、まとめてかかってこい!!俺は無数の敵にも負けぬわあぁっ!!!」

エレナ「グランティ・・・・・・!私の家族を奪ったあなたたちを・・・撲滅させる!!!」

バンジョーとカズーイ「行くぞおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

こうして、バンジョーとエレナはガニャニャに向かって走った。二人は徐々に敵に近づき・・・・。

バンジョーとエレナ「でやああぁぁぁぁぁっ!!!!」 そして、バンジョーとエレナがいきなり、

ダブル攻撃を決めた。バンジョーのパンチとエレナの剣がガニャニャの体に命中した。が・・・・?

ガニャニャ「・・・・ふふふふ。俺の体は鋼の装甲だといってんだろう?」

エレナ「く・・・・・っ!硬い・・・・・!!」 バンジョー「なんて頑丈な奴だ・・・・・!!」

ガニャニャ「だが、俺たちは硬いだけではない。見よっ!!!」

ガニャニャはそう言うと、右の方へと、一瞬消えるようなスピードで走った。

カズーイ「は・・・・速い・・・・・!!どこへ・・・・・っ!!」 ガニャニャ「ここだっ!!」

バンジョーたち「・・・・・っ!!???」 バンジョーたちは後ろから声がしたので、そこに向いた。

そこにガニャニャがいた。ガニャニャ・・・そして、小隊のメンバーは防御だけでなくスピードも高い。

エレナ「な・・・・なんて速いスピード・・・・・!!」

ガニャニャ「さあ!今度はこちらの番だ!!行くぞっ!!!」

ガニャニャは速い横走りでバンジョーたちに迫る。エレナが迎え撃とうとする。

バンジョー「っ!?エレナ!!」  エレナ「家族の仇いぃぃぃ~!!!!」

ガニャニャ「どけええぇぇぇぇっ!!!!」 エレナは再びガニャニャに斬りかかろうとする。

しかし、ガニャニャはエレナには眼中がないか、ハサミを地面に叩きつけ、

その衝撃を利用して、ジャンプした。それでエレナの攻撃を避けるどころか、

彼女をぬいて行った。地面に着地して、再びバンジョーに攻撃しようと横走りを続行する。

エレナ「私を無視してバンジョー君とカズーイちゃんの方へ・・・・!?私だって、

あんたたちと因縁があると言うのに・・・・!!」 そして、ガニャニャはバンジョーに接近した。

バンジョー「来やがったか・・・・っ!!」 ガニャニャ「ふはははは!!でえぇい!!」

ガニャニャはいきなりハサミでバンジョーに殴りかかる。バンジョーはそれを間一髪、避けた。

バンジョー「く・・・・っ!おおおぉぉぉぉっ!!!」

バンジョーもローキックで反撃するが、ガニャニャも左の方に動いて、それを避けた。

ガニャニャ「ぬん・・・・・!とああぁっ!!」 ガニャニャはハサミをあげて、バンジョーを突いた。

バンジョー「くは・・・・っ!!・・・うぅぅらああぁぁぁぁ!!!!」 バンジョーは敵に突かれてひるむ。

しかし、なんとか耐えてメガトンパンチでガニャニャの顔面を殴った。

ガニャニャ「ぬあ・・・・・っ!やるな・・・・・。だが、これはどうだああぁぁぁっ!!!」

ガニャニャも顔面を殴られてひるむが、すぐに体勢を取り戻す。

そして、両方のハサミをラッシュするようなごとくで連続で突き出した。

バンジョー「く・・・っ!カズーイ!!!」 カズーイ「任せて!!キキツキアタック!!!!」

カズーイもキキツキアタックで嘴を連続で突きだして、ガニャニャの連続攻撃に対抗する。

無数に見えるガニャニャとハサミとカズーイの嘴がぶつけ合い、弾き合っていた。

エレナ「な、なんて凄い力かしら・・・・・!バンジョー君とカズーイちゃん・・・・・!!」

ガキイィィィン そして、両者の最後の一撃も弾き合い、両者はその衝撃でさがった。

カズーイ「く・・・・っ!!」 バンジョー「やるなあぁ・・・・・っ!!!」

ガニャニャ「ふん・・・・!流石はあのコンガって奴を倒しただけの事はあるな。え?熊と鳥!!」

つづく

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