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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョー「ど・・・・同士だって・・・・・?!」

サリマ「そう。強いて言うなら、アンチグランティと言ってもいいわね。」

ボトルズ「しかし・・・廃人に障害者とかって・・・・・・。彼らも戦っているのですか?」

サリマ「ええ。彼らも中には自分の大切なものを壊したグランティに、

復讐を果たそうとする者が多くいるわ。それだけではなく、自分のやるべき事を見つけるため、

だと言って戦う事を望んだ者もいたわ。」

カズーイ「というか・・・・。数万人って・・・・多すぎじゃない?」

サリマ「どの組織だって数が多すぎるわ。グランティのメンバーだって、

何十万人かいる。私たちも数万人でないと奴らとは互角に戦えないわ・・・・。」

プルレス「でも、元軍人って、軍隊の人もいるの?」

サリマ「確かに彼らは元政府の軍に所属していたわ。けど、軍のやり方に嫌気がさした者、

またグランティに所属した部隊を壊滅させられた者がほとんど私たちの同士になったのよ。

嫌気がさした者たちでは、特にその軍を倒してしまおうという者も多かった・・・。

逆に部隊を壊滅させられた者はその部隊の人たちを想っている者もいたわ。」

バンジョー「ぐ・・・・軍を倒してしまおうって・・・・・・!まさか・・・・・・!!」

サリマ「そう。我々はグランティと戦う事だけではない。我々の行動を、

妨害する者たちなら、たとえ政府の者でも殺してしまうわ。

グランティはなんとしても私たちが倒す・・・・・!それがいかに酷い事であろうとも!」

サリマがそう言った後、浜辺の砂が少しずつ海の塩水に、浸かっていった。

ボトルズ「そ・・・・そこまでして、グランティを倒したいのですか・・・・・!?」

サリマ「・・・・・・クラッシャーは政府に所属しない、非公式の組織。

しかし、政府から見れば、私たちをただのテロリストだと思っているわ。」

プルレス「どうしてテロリストって思われるんですか・・・・・!?」

ラーティ「・・・・・俺たちクラッシャーがどんな生活をしていると思う?」

バンジョー「え・・・・?え・・・えっと・・・・・・。わからないなぁ・・・・・。」

サリマ「・・・・・・ほとんどの同士は、他の国の食物や家具を盗んで、自分のものにしていたわ。」

バンジョー「他の国から食べ物とか家具を盗んだだって・・・・・?」

カズーイ「それよ!そうやったから、テロリストって呼ばれるんじゃないの!?」

サリマ「確かにそうね。でも、私たちみたいに金でちゃんと買って自分のものにする人もいるわ。

仕方がないじゃない・・・・・!私たちだって生きている。生きるためにも、食べ物とかが必要じゃない。」

ラーティ「鳥ちゃんの言うとおり、俺たちはテロリスト扱いかも知れない。だがテロリストだからこそ、

自分たちが生活できるために、武器も食物も・・・そして、大金も構わず奪ってやるのだ・・・・・!!」

ボトルズ「どうりで政府とは仲が悪いというわけですね・・・・・!」

バンジョー「テロリストと呼ばれたからって・・・・そんな事していいはずが・・・・・!!」

ラーティ「だが、貴様らもいずれ、テロリストと呼ばれる日も近いぞ?」

バンジョー「えっ!?」 カズーイ「ちょっとぉ!それ、どーいう意味?」

ラーティ「我々は知っているのだ。かつて、全てを破壊するほどの恐ろしき力を持つ、

伝説の熊と鳥がいたとな。お前たちはその熊と鳥に似てそうだからよ。」

カズーイ「またそれぇ!?いい加減にしなさいよ!あたいたちは違うっての!!」

ラーティ「しかし、政府の連中は、伝説の熊と鳥の存在を許さないだろう。

もし、奴らにお前たちの存在に気づいたら、間違いなくお前たちに襲い掛かるだろう・・・・・。」

バンジョー「政府の人たちが人違いで襲い掛かるなんて・・・・・!ありえない・・・・・。」

ラーティ「まあ、言っても無駄だろうがな。俺たちも貴様たちを狙っているのだからな!」

カズーイ「だからあんたたちねぇ。だから、人違いだってば。」

バンジョー「一つ聞くけど、どうして僕たちを狙うんだ?グランティはいつか、

僕たちを戦力にしてしまうからなのか?」 バンジョーがそう聞くと、ラーティは笑みまがら返事した。

ラーティ「ふっ。確かにそうかも知れねぇな。しかし、それだけではない。

言ったはずだ。お前たちは完全なる力を取り戻した時が問題なのだ。」

バンジョー「完全なる力を?僕たちが?」

サリマ「そうよ。彼女の予想では、その完全なる力を取り戻した時、

伝説の熊と鳥は蘇り、多くの命を奪い取ってしまうと・・・・・。私たちはそうさせないためにも、

熊と鳥を探していたわ。それがあなたたちだったなんて・・・・・・!!」

バンジョー「・・・・・でも僕たちも、多くの命を弄ぶのが嫌なんだ。それなのに・・・・!」

カズーイ「あんたらはあたいたちの事を伝説の熊と鳥だとか呼んじゃって・・・・!!」

サリマ「私も、本当ならあなたたちを傷つけたくない。でも・・・・・・。」

ラーティ「これはミッションなのだ!お前らを捕まえれば、任務は完了する。」

ボトルズ「でも、あなたたちはニッパーを倒し、ゴールデンジグソーを・・・・・!!」

ラーティ「もちろんグランティの戦士は倒すさ。だが、お前たちも我々の標的の一つ。

標的は必ず倒す!!」 ラーティがそう言うと、小さな波が出て、浜辺がその塩水に浸かった。

カズーイ「ちっ!戦う気らしいわよ、奴ら。どうするの?バンジョー!」

バンジョー「く・・・・っ!」 バンジョーは悩んでいたのだ。クラッシャーはもし、

仲良くできれば仲間になれるかも知れない。しかし、彼らはテロ行為のようなものも行い、

また自分とカズーイを捕まえようと襲い掛かるラーティたちに対し、どうすればいいか悩んでいた。

バンジョーはいつかは仲間になるやも知れぬクラッシャーと戦う事に苦悩した。

サリマも同じく、バンジョーたちが自分の仲間になりそうだと思っていた。

しかし、彼女の仲間であるラーティは、バンジョーたちを敵だと思っていた。

ラーティは右手を上にあげると、銃器を持った男が4人、横に並んでバンジョーたちの前で構えた。

バンジョー「・・・・っ・・・・・!!僕と・・・・戦いたいというのか・・・・・!!?」

ラーティ「戦えばお前を倒せる。」

バンジョー「違う!まだ結果が見えていないのに、簡単にそんな余裕な事を言うなっ!!」

サリマ「あなたの言うとおりかも知れない。戦う時点で勝てるとは思えないところもある・・・・・。」

ラーティ「だが、それでも俺はお前たちを倒してみせる・・・・・!!」

プルレス「く・・・・っ!やはり、ここは戦わなきゃいけないのか・・・・・!!」

バンジョー「くそ!なぜ・・・・・・。」 カズーイ「とにかく、こっちが勝たなきゃ危ないわ!!」

サリマ「っ・・・・・!やっぱり、こうするしかないんだね・・・・・。」 サリマも銃を構える。

バンジョー「・・・・っ・・・・・!!」 バンジョーは悔しかったのだ。

味方になってくれると思ったクラッシャーが、今はわけもわからず敵になってしまった事に。

ラーティ「・・・・ようやく戦う気になったな。射撃開始!!!」 ダダダダダダダダダダダダダ

ラーティの言葉に4人の男が一斉にマシンガンを撃ち出し、バンジョーたちを攻撃する。

カズーイ「来るわ!バンジョー!!」 バンジョー「ちいっ!!」

バンジョーは右辺に避けて、敵の一斉射撃から逃れた。

ボトルズとプルレス「あわわわわわわわわわ!!;;;;」 ボトルズとプルレスは、

焦りながら必死に走って、敵の一斉射撃から逃げ切ったようだ。

ラーティ「敵は右辺に逃げ込んだ。撃ち落せ!!」 ラーティの命令に従った男たちは、

マシンガンをバンジョーの方に構え、再び一斉射撃を始めた。無数の弾がバンジョーを襲う。

バンジョー「っ!!」 バンジョーはまた右辺に避けて、敵の一斉射撃を避けた。

そして、その後すぐに、体を回転させて、銃を持った男たちに迫る。

バンジョー「ローリングアタック!!!!!」 バンジョーはローリングアタックで男たちを倒した。

男たち「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

サリマ「っ!!同士が・・・・!!仲間たちが・・・・・・!!」

ラーティ「やるな・・・・・っ!!もう少し小手調べと行くか。クラッシャー同士よ!ゆけぇい!!」

クラッシャー同士「おうっ!!ぬおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

ラーティの命令を聞いた同士たちは一斉にバンジョーに襲い掛かる。

ボトルズ「来ますよ!バンジョー!カズーイ!」

バンジョーとカズーイ「くぅ・・・・・・っ!!!」

サリマ「っ・・・・・・。(こんな展開になるなんて・・・・・・・・。他のみんなはどうしてるのだろうか・・・・・?)」


一方、おたからザクザクびーちの別のところでは、他のクラッシャーのメンバーが行動していた。

その中にもローブの少年とローブの少女がいた。

ローブの少女「ダッタってば、一人でどこかへ行っちゃったわね。」

ローブの少年「あの熊と鳥を倒すってさ。まあ、あいつは単細胞だから、

きっと、今頃は、あの熊と鳥を見つけて戦っている最中だろう。」

しかし、今バンジョーとカズーイと喧嘩しているのは、サリマとラーティたちであるが・・・・。

つづく

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