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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョー「・・・・・あれ?・・・・・何も起こらないぞ?」

バンジョーとカズーイはサークルを回ったはず。だが、何も起こらない。

カズーイが下の方を見てみると・・・・・・。

カズーイ「・・・・・・?見て、下を!」

バンジョー「え?」

バンジョーとカズーイは床の方を見た。そこに、

なんと、ゴールデン・ジグソーと同じ形をした物がはめ込んでいたのだった。

しかし、ジグソーは光ってない。偽者だろうか?いや、本物だが、力を封印してるだろうか?

バンジョー「ああっ!!これは、ゴールデン・ジグソー!!!ボトルズ!!!」

バンジョーはボトルズを呼んだ。しかし、ボトルズはサークルに行けないので、遠くから叫ぶ。

ボトルズ「なんですかぁぁ~!!」

カズーイ「サークルにゴールデン・ジグソーがあるわよぉ~!!」

ボトルズ「ゴ、ゴールデン・ジグソーですって!?」

バンジョー「らしいんだ!」

カズーイ「光ってはいないけど、取ってみるわよ!!」

ボトルズ「あ!待ってください!!何か仕掛けがありますよ!!?」

カズーイ「やってみなきゃわからないでしょ!!?バンジョー!!」

バンジョー「え!?僕?・・・・・・じゃぁ・・・・・!」  ピカァァァァァァァァァァァ

バンジョーは床のジグソーを取り出した。その瞬間にジグソーが光りだした。

カズーイ「わお!!光ったわ!!」

ボトルズ「まさしく・・・・・本物のゴールデン・ジグソーだ!!」

バンジョー「二個目のジグソーか・・・・・・。」

カズーイ「やったじゃない!バンジョー!!」

バンジョー「ああ。でも・・・・・・・遺跡は・・・・・・・。」

ボトルズ「・・・・・・・・あっ!!」

ボトルズは見た。目の前の遺跡の壁が四角状に開かれた。

ボトルズ「バンジョー!!!カズーイ!!!!!」

ボトルズは必死に落ち込むバンジョーとカズーイを呼んだ。バンジョーは正気に戻って返事した。

バンジョー「どうしたんだい!?」

ボトルズ「遺跡が開いたんですよ!!」

バンジョー「なんだって!!?」

バンジョーが驚きながら叫ぶと、サークルからジャンプし、飛び降りる。

カズーイは羽ばたくと、落ちる速度が遅くなり、バンジョーがゆっくり着地した。

バンジョー「ああ!本当だ!!」

カズーイ「嘘!!?」

バンジョーやカズーイも見た。遺跡に四角状の穴ができたのだ。

ボトルズ「恐らく・・・・・・あのジグソーが鍵だったのでしょう。

・・・・・たぶん、タカナリ氏はゴールデン・ジグソーを使って魔の髑髏を封印したのでしょう・・・・。」

カズーイ「よし!とりあえず、遺跡に入るわよ!!」

バンジョー「うむ!」

バンジョー、カズーイ、ボトルズは遺跡の中に入った。しかし、その背後から、

遠くからローブの少年と少女が見ていた。

少女「偶然、魔の髑髏が眠る場所に来たら、あの熊と鳥、入ってきちゃった。」

少年「・・・・厄介になるな・・・・・・。だが・・・・・・・。」

少女「例の魔術師は魔の髑髏が必要だってさ。」

少年「わかっているさ・・・・・・!そうだ、お前はグラブリン族の奴らに伝えろ。

俺は先に不死の魔術師を探すよ。」

少女「髑髏は?」

少年「俺たちの使命は不死の魔術師の存在をつきとめる事。場合によっては・・・・消す!」

少女「はいはいわかったわよ。そのグラブリンたちをあの熊と戦わせればいいでしょ?」

少年「そうだ!頼んだぞ。」

少女「・・・・うん。」

少年と少女はそれぞれの方向でジャンプした。二手に分かれて行動を開始した。

一方、グラブリン村では・・・・・・・。

ニラの家でベスは今目覚めた。

ベス「う・・・・うう・・・・・・。」

ニラ「起きたんかいな!ベス!!」

ベス「お・・・・俺は・・・・・・・。」

ニラ「大丈夫でっか!?とりあえず外が大変でんがな!!」

ベス「なんだって!!?」

ベスはベッドから出て、必死に立ち上がって、ニラと一緒に家から出た。

外の広場では、ローブの少女のところにグラブリン族が集まった。

中には警戒心が強いためか、武器を持ってる者もいた。

「なんだお前は!!」 「何のようだよ?」

チャック「お前・・・・何しに来た!?」

ベス「チャック!!」  ベスとニラもみんなのところに来た。

チャック「ベス!お前って奴は何をして・・・・・・!!」

ニラ「今はそんな場合やないで!あの女の子!!」

ベス「む!?あいつはっ!!」

ベスは少女に拳を構えるが、ニラがそれを止める。

ニラ「ベスはん!!」

少女「では、報告します。」

チャック「報告だと!?」

ベス「村の住人にもなったつもりか!!!?」

スコット「いや、彼女は・・・・・重要な事を話す気だ・・・・・・・・。」

少女は一瞬、にやけた。そう、グラブリンたちとバンジョーたちを相打ちさせようと企んだのだ。

少女「熊と鳥が、魔の髑髏の眠る遺跡を攻略しています。」

「なんだって!!?」 「そんな馬鹿な!!」 「やばいんじゃないのか?」

少女の一言に村人たちは不安と驚きでいっぱいだった。

スコット「熊と鳥・・・・まさか!俺たちが戦った奴と同じか!!?」

少女「あら?もう戦ってましたか?」

スコット「そうだ・・・・・・・!!」

少女「その熊と鳥は今遺跡を攻略してるはずですが?」

エルマー「はははははははははははははは!!!!!」

ベス「え、エルマー?」

エルマーの大笑いに皆がエルマーを見ていた。

エルマー「これは素晴らしい!あの伝説の奴が魔の髑髏を狙おうとな!!

これはチャンスだ・・・・・そのスキに・・・・・・・・!!」

少女「(あのグラブリン・・・・わかってるじゃない・・・・。)そう、その熊と戦う勇気を持つ者は・・・・!!」

スコット「俺が行こう・・・・・・!!」

ベス「よし!俺も・・・・・うっ!」

ベスが叫んでる途中に、急に体勢が崩れ、ニラがそんなベスを支えた。

ニラ「ベスはん!まだ戦いの傷が癒えてないやんけ!!」

スコット「他の者は隠れていてくれ・・・・・・俺が決着をつける!!」

チャック「わかった・・・・俺たちは村の防衛につく・・・・・。」

エルマー「私も行こう・・・・・・!」

スコット「エルマー!?」

エルマー「せっかくの獲物だ・・・・この期を逃してたまるかよ!」

スコット「・・・・そうか・・・・・・。」

少女「では、皆さん、頑張ってください。」

少女はそう言った後、一瞬どこかへ走ったかのように消えていった。

チャック「あの娘・・・・・一体なんだ・・・・・?」

ベス「もし・・・・グランティだったら・・・・・・!!」

一方、バンジョーたちは遺跡の中にいた。

バンジョーたち「・・・・・・・おおおお・・・・・!!」

遺跡の中は部屋が一つだけのようで、バンジョーたちがいるそこは大きな部屋だった。

中央の台に青く光り、目玉がある髑髏があった。それが、魔の髑髏・・・・・マジック・ドクロだ。

周りには6つの柱が立てられていた。

カズーイ「・・・・・行くわよ。バンジョー。」

バンジョー「・・・・うん!」

ボトルズ「気をつけてください。」

バンジョーは髑髏の台へ歩いた。だが、その間には何事も仕掛けがなく、

バンジョーはついにマジック・ドクロの眠る台の前についた。

カズーイ「あっけなかったわね・・・・・・。」

バンジョー「うん・・・・・・。でも、これさえ取れば・・・・・・・!」

バンジョーはドクロに触れた・・・・・その時・・・・。

バンジョー「うっ!!????」

バンジョーに異変が起きた。彼の周りはいつの間にか暗闇となった。

バンジョー「こ・・・この異形な感じは・・・・・・・!ああ・・・・・!!」

バンジョーの前に青く光る少女が歩いていき・・・・・・・その後すぐに、

少女の顔から巨大なガイコツの顔がいきなり飛び掛ってきた。

バンジョー「うわああぁぁぁぁっ!!!!」

バンジョーはいきなりドクロから離れ、後ろに扱けた。そのため、リュックのカズーイが苦痛を感じた。

カズーイ「きゃっ!どうしたの!?バンジョー!!」

バンジョー「お・・・・恐ろしい・・・・・!!少女からドクロに・・・・・!」

マジック・ドクロはバンジョーに何かの残酷な世界をみせたかも知れない。

バンジョーにとってはこの恐怖に震えざるおえなかった。

カズーイ「少女からドクロ・・・・・・・?一体何言ってるの?」

カズーイはそう言ってドクロを見る。

カズーイ「もしや・・・・・・あのドクロ・・・・・バンジョーに何か幻覚を見せたんじゃ・・・・・!?」

ボトルズ「うわあああっ!!?」

バンジョーとカズーイ「っ!!!??」

ボトルズの悲鳴が聞こえたので、バンジョーとカズーイは後ろを向く。

そこには、グラブリン族のスコットとエルマーがいた。

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バンジョーたちは遺跡に向かった。しかし、遺跡は見つからない。

バンジョー「はぁ・・・・疲れた・・・・・。一体遺跡はどこなんだろう?」

カズーイ「ちょっとぉ!しっかりしないよ!」

バンジョーはヘトヘトになりながら歩いていた。

ボトルズ「しょいがないですね・・・いったん・・・・む!?」

バンジョー「・・・・おお!あそこに・・・・・!!」

バンジョーたちは右辺の方にある山の方を見た、まだ少し遠いか小さいように見えるが、

遺跡らしきところがちゃんとあった。

カズーイ「遺跡だわ!!」

ボトルズ「少し遠いけど、23分かかって走ればたどり着くはずです!!」

バンジョー「よ、よ~し!いこう!!」

バンジョーとボトルズは走った。遺跡が見えたからそこへ急いで向かおうとした。

14分かかった・・・・バンジョーは山の森で走っていた。

バンジョー「よし・・・・だいぶ遺跡に近そうだな・・・・・・!」

ボトルズ「・・・・・あ!バンジョー!!」

バンジョーとカズーイ「わっ!!」

ボトルズはバンジョーの腕を引っ張って木に隠れた。なんと、二人のグラブリンが通ってきたからだ。

もし、ボトルズたちが隠れなかったら、二人のグラブリンは彼らを襲っていただろう・・・・・。

バンジョー「グラブリンか・・・・・・・。」

カズーイ「ボトルズ・・・・だからあんたは・・・・・。」

ボトルズ「ええ。彼らとはできるだけ戦わないようにしましょう。」

グラブリンA「ところでよぉ・・・・・あの遺跡・・・本当にヤバかったぜ!」

グラブリンB「ああ、例の魔の髑髏ってのが眠っているだろう。」

グラブリンA「でも・・・・あの髑髏・・・・手に入れるのが厄介だよなぁ・・・・。」

バンジョーたち「・・・っ!?」

3人はグラブリンたちの話を密かに聞いた。

グラブリンB「おいおい、俺たちは別にその髑髏を取るつもりなわけないだろ?」

グラブリンA「でも、不死の魔術師っての、あの髑髏が必要だろ?」

グラブリンB「・・・・ああ。あいつ、今そんな事言ったっけ?」

グラブリンA「だったらよぉ。その髑髏はあの遺跡にあるって、奴に言っておけば!」

グラブリンB「待てよ。魔術師が他人の言うことを信じるわけないだろ?」

グラブリンA「そうかなぁ・・・・・。あいつ・・・・・俺たちになんか嫌な感じしてるかなぁ・・・・。」

グラブリンB「ああ。不死の魔術師は・・・・多分、俺たちの戦いに一度も協力してないからな・・・。

それに、あの遺跡には危険なトラップがある。そう易々と髑髏が奪われるわけない。」

二人のグラブリンが通ると、バンジョーたちは木から出てきた。

カズーイ「聞いた?今の・・・・!」

ボトルズ「もちろんです!」

バンジョー「早く遺跡に行って確かめよう!!」

バンジョーたちは急いで遺跡に向かった。時は過ぎ、バンジョーたちはついに遺跡の前にたどり着いた。

その遺跡は周りに石のサークルのような物があり、そのサークルの左辺には、

まるで、上れそうにもない坂がある。そして、中心にはまるで、小屋のような大きさの神殿がある。

バンジョー「ここが遺跡かぁ・・・・・。」

カズーイ「まず、中央の神殿に入りましょ。」

ボトルズ「あのグラブリンたちの言うとおり、順調に行ったほうが・・・・・。」

バンジョー「まあ、まず神殿に入ってみよう・・・・。」

バンジョーは神殿に近づき、入り口らしきところを探した。

バンジョー「おかしいなぁ・・・・入り口らしきところはないけど・・・・・・。」

カズーイ「じゃあ・・・・適当に破壊すれば・・・・・・!」

カズーイは神殿の壁にクチバシで突付く。しかし・・・・・・・。   ガチィン

カズーイ「いだぁい!」

カズーイのくちびるが効かない。この神殿はよっぽろ硬いだろう。

バンジョー「よし!今度は僕が・・・・・・はっ!!だぁっ!!」

バンジョーはツメツメパンチで壁を叩く。しかし、壁にヒビがなく、ビクともしない。

バンジョー「あの神殿・・・・僕たちの必殺技が効かないなんて・・・・・・!」

ボトルズ「・・・・・周りのサークルはどうですか?」

3人はサークルの方を見た。よく見れば、丸い陣形のサークルに切断したそうなところがあり、

左のところはもう何もなくて行き止まりだが、右には急な坂があった。

バンジョー「でも・・・・・・あのサークルに登るのはあの坂がなぁ。」

カズーイ「とりあえず登ってみなさいよ!」

バンジョー「よし!!」

バンジョーは坂を走った。だが、後一歩のところで滑ってしまう。

バンジョー「うわぁぁぁ~!」

カズーイ「やっぱり無理かしら?」

バンジョー「急な坂だから簡単な動きではうまく登れない・・・・・。」

ボトルズ「それに、この高さではとんぼがえりジャンプでも無理でしょう。」

バンジョー「・・・じゃあ・・・・どうすれば・・・・・・。」

ボトルズ「・・・・あ。そういえばカズーイはなんでいつもリュックの中に足を隠しているんですか?」

カズーイ「え?」

ボトルズ「今気づきましたが、カズーイって全然、自分で歩いてませんね?」

カズーイ「・・・・っ!?・・・・それは・・・・・・。」

バンジョー「ボトルズ・・・・ちょっと・・・・・・。」

バンジョーはボトルズの耳に近づいて語った。

ボトルズ「どうしたんですか?バンジョー。」

バンジョー「カズーイは・・・・実は僕と出会う前にある事件で・・・・・・。」

カズーイ「聞いてるわよ!!!」

バンジョー&ボトルズ「わあぁっ!!!」

バンジョーがひそかに語っている途中にカズーイがその話を聞いていたので怒鳴った。

カズーイ「確かに、あたいはあの事件以来歩けなかったわ・・・・・・!

空を飛ぶ事もできなかった・・・・・・。」

カズーイの脳裏に何かが浮かび上がってきた。

それは、かつて、彼女が暮らしていた森が焼かれている場面だった。

その頃のカズーイはまだ自分の巣にたてこもり、怯えていた。

カズーイ「・・・・・それからあたいはバンジョーと出会って・・・・・・。」

ボトルズ「・・・・なんか・・・・ごめんなさい・・・・・。」

バンジョー「こっちも・・・・・。」

カズーイ「・・・・・・でも、もういいわ!魔の髑髏が必要でしょ?」

カズーイは急にスマイルになり、バンジョーと顔を合わせながら語る。

バンジョー「そ・・・・そうだけど・・・・・。」

カズーイ「じゃあ・・・・・ついにあたいの足が復活する時が来たわね・・・・!」

バンジョー「え?」

ボトルズ「どういう事ですか?」

カズーイ(・・・・・もう・・・・いいよね・・・・・・?)

カズーイは心の中で何者かに語った。そして、リュックからカズーイの足が突き出した。

バンジョー「・・・・わっ!!」

カズーイが自分の入っていたリュックから自分に両足を地面につけた。

バンジョーはそのため、まるで、カズーイに乗ってるような動作をなった。しかし、彼は後ろを前にしていた。

カズーイ「・・・・・いくわよ!」

バンジョー「え・・・・・・・おわぁぁぁ!?」

カズーイ「カズーイダッシュ!!!」   ビュゥゥゥゥゥン

カズーイは自分の足で高速に走った。まるで、今度はカズーイがバンジョーを乗せているように・・・・・。

カズーイダッシュのあまりの速さに急な坂も登り、ついに二人はサークルに乗った。

ボトルズ「す・・・・すごい!!」

バンジョー「やったぞ!!カズーイ!!」

カズーイは両足にリュックを引っ込める。バンジョーは再び立った。

カズーイ「ええ!(・・・やはり・・・・少し、苦痛がするわね・・・・・。)

カズーイ「あのサークルを回りましょ!」

バンジョー「よし!!」

バンジョーはサークルをなぞる様に走った。そして、ついに行き止まりのところについた。

目の前にさっき乗り越えた急な坂のところがある。

つづく

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その声の主は何か呪文の言葉を言っているようだ。

骸骨の屋敷は紫のオーラに包まれたのだった。

バンジョーたちは歩いていた。カズーイがリュックから出て喋りだした。

カズーイ「ねえ、バンジョー。髑髏はどこにあると思う?」

バンジョー「うーん・・・・・一応、古代の産物だしなぁ・・・・・。」

ボトルズ「だったら遺跡を探してはどうでしょう?」

バンジョー「遺跡かぁ・・・・・む!?」

いきなり、地面からティッカー二匹が出てきて、目の前のバンジョーたちを襲う。

ティッカー「よくも仲間をおぉっ!!!」

ボトルズ「げげっ!!さっきのティッカー族!!」

バンジョー「くっ!!」   ガチ ガチ

カズーイが素早く、くちばしでティッカー二匹を突き倒した。

ティッカー「ぎゃっ!」 「ぐっ!!」   二匹は地面に叩き付けられ、バラバラに砕いた。

バンジョー「ここに、奴らのアジトが近いだろうか?」

カズーイ「どーって事ないわ!もし、この先にアジトがあるんならぶっ潰しちゃおう!!」

ボトルズ「でも、そんな事したら・・・・。」

バンジョー「グラブリン族か・・・・・・彼らの戦う理由はいったい・・・・・・。」

ボトルズ「・・・・さっきの話ですが、このマウンテンに遺跡があった気がします。」

カズーイ「え?マジ!?」

ボトルズ「父から聞きましたので・・・・・・。」

バンジョー「もし、それが本当なら先に遺跡に行った方がいいね。

そこにマンボの求める魔の髑髏があるかも知れない!」

かくして、バンジョーたちは遺跡を求めて、走り出した。

しばらくすると、歩いていた。すると、そこにベスが走っていた。

ベス「・・・・・・・む!あれは!!」

バンジョー「あ!さっきのグラブリン!!」

偶然なのか宿命なのかまたも出会ってしまった。

ベス「お前、さっき言ってたグランティっての知ってるのか!?」

バンジョー「な・・・・なんだいいきなり!?」

ベス「とぼけるな!!お前、さっきグランティのアジトはどこだって言ったろ!!」

バンジョー「確かに言ったけど・・・・・・・・・・。」

ベス「じゃあお前達はグランティだな!?」

ボトルズたち「っ!!??」

カズーイ「え!?ちょ・・・ちょっと待ってよ!いきなりそれはないでしょ!?」

バンジョー「僕達は違う!!」

ベス「黙れ!!グランティ・・・・許さん!!」

ベスは槍を構え、バンジョーに迫る。

バンジョー「ちいいっ!」

ボトルズ「待った!!!!」

ベス「!?」

ベスはボトルズに突然、声をかけられ、止めた。

ベス「なんだよ・・・・・!」

ベスはボトルズに怒りの顔を見せる。

ボトルズ「ひっ・・・・・;あ・・・あの・・・・・このマウンテンに遺跡は・・・・ありませんか・・・・・・。」

ボトルズは命乞いするような体勢で問う。

ベス「・・・・・・あるさ・・・・・・・・。」

カズーイ「そこに魔の髑髏はある!?」

ベス「・・・・!?魔の髑髏だとぉ!?貴様ら、それをどうする気だ!!?」

バンジョー「・・・不死の魔術師に会うためだ!」

ベス「奴を仲間にするのか・・・・・・・!!」

バンジョー「そうだ!僕はその人の力を借りて・・・・・・!」

ベス「ふざけるなああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

ベスは怒り爆発し、バンジョーに槍を向けて、襲い掛かってきた。

バンジョー「なんで話を最後まで聞こうとしない!?」

カズーイ「ホントよねえぇっ!!!!」

バンジョーとカズーイも走った。

ベス「はああああああっ!!!」

バンジョー「てああああっ!!!!」   ガチイイイッ

バンジョーの爪とベスの槍がぶつけ合い、火花が散った。

バンジョー「はあああぁぁぁぁあ!!」

バンジョーは空いた左手でベスの顔を殴る。

ベス「ぐふっ!!!」

ベスはひるんだ。

カズーイ「このおおおおおおおっ!!!!」

カズーイはくちばしで刺そうとするが・・・・・・・。

ベス「む!?まだだあああ・・・・!!」

ベスは自分の槍で体を上に回転し、カズーイの顔を蹴った。

カズーイ「あうっ!!」

バンジョー「カズーイ!!ぐ!!!」

ベスはそのままバンジョーの顔を蹴る。バンジョーとカズーイはそのアクションに吹き飛ばされた。

ボトルズ「バンジョー!カズーイ!!」

ベス「俺は・・・・お前達を許さない!!うおおおおおおおお!!」

ベスはとどめを刺そうと走る。しかし・・・・・・・。

カズーイ「・・・!!バンジョー!!」

バンジョー「よし!!」

バンジョーとカズーイはとんぼがえりジャンプの体勢に入った。

バンジョー&カズーイ「とんぼがえりジャンプ!!!!」  ブォン

ベス「何!!?」

ベスはバンジョーとカズーイのアクションに驚く。バンジョーはベスの前に着地。

バンジョー「僕達はグランティの連中じゃない!それだけはわかってくれ!」

ベス「それでも、俺は他の種族を信じないつもりだ!!」

カズーイ「じゃあ、あたいたちも容赦しないわよ!!」

ベス「いつもそうだ!!俺たちは結局争いあう運命なんだよ!!」

バンジョー「一体何が君を駆り立てたんだ!?」

ベス「・・・・グランティは・・・・俺の家族を殺した・・・・・最大の敵だ・・・・・・・・!!」

バンジョー「な・・・・なんだって・・・・・?」

カズーイ「あんた・・・・家族死んだの・・・・・?」

ベスは涙を流した。バンジョーたちはそれを見て、辛そうな表情を表した。

ベス「俺はグランティを許さん・・・・・そのために・・・・・!!」

ベスは再びバンジョーたちに走った。

バンジョー「ま・・・・待て!!」

ベス「お前達を倒して強くなる!!」

カズーイ「!!バンジョー、やるわよ!!」

バンジョー「強く・・・なる・・・・?ぬううう!!」

ベス「とおっ!!」

ベスは槍で攻撃。しかし、バンジョーはジャンプして避け、ベスの背後へ。

ベス「ちいいい!!」

ベスは後ろに向く。そこに、バンジョーが走り出した。カズーイはリュックに入っている。

バンジョー「ローリング・アタック!!!!」

ベス「な・・・・うわああああああああっ!!!!」    ドキャアアッ

ベスはあまりの回転攻撃に吹き飛ばされた。

ベス「ぶっ!」

ベスは地面に倒れた。しばらくは目覚めないだけで気を失っただろう。

ボトルズ「バ・・・・・バンジョーさん・・・・・・。」

バンジョー「・・・・・・・行こう。遺跡へ・・・・・!

つづく

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悪の魔女・グランチルダによって捕らわれたチューティを救うべく、

故郷のクルクル山のふもとよりマンボ・マウンテンに来た、

熊のバンジョー、鳥のカズーイ、モグラのボトルズ。

3人は今、グラブリン族とティッカー族の戦争に巻き込んだ。

今、彼らはグラブリンのエース、チャック、ニラ、スコットと対戦している・・・・。

チャック「てめぇ・・・・・名前はなんだ?」

バンジョー「え?」

バンジョーはチャックにいきなり聞かれ、とまどう。

チャック「名を名乗れを言っている!!」

バンジョー「・・・・・僕は、バンジョーといいます!」

カズーイ「あたいはカズーイ!ねぼすけ熊のパートナーよ!」

ボトルズ「あー、こほん。僕は・・・ボトルズと申します。」

スコット「・・・・っ!?」

スコットはバンジョーの名を聞いたので、驚く。

チャック「どうした?スコット。」

スコット「いや・・・・なんでもない・・・・・・!(よもや、こやつは・・・・・!!)」

スコットは心でバンジョーを警戒していた。スコットはバンジョーに何を思うか・・・・?

チャック「お前達の名前はだいたいわかった。俺はチャック。」

ニラ「わい、ニラっちゅーねん。」

スコット「・・・・スコットだ。」

バンジョー「そうか・・・・。」

チャック「・・・・・・今日のところは勘弁してやる。ただし、条件がある。」

バンジョー「条件?」

チャック「・・・・・・・・・それは・・・・・・。」

スコット「二度と俺達の目の前に現れるな・・・・・・!!」

チャック「え・・・・・!!?」

チャックは自分が言うつもりが、スコットがいきなり言ってきたので、驚く。

スコット「そして、我が村にも近づいてみろ・・・・・その時がお前達の死だ・・・・・・・!!!」

チャック「・・・・・・・・あばよ・・・・・。」

ニラ「さいなら~。」

3人のグラブリンは帰っていった。

バンジョー「・・・・・・・・・・・。」

カズーイ「迷うことないわ、バンジョー!あいつらもあたいたちの敵になったのよ!!」

バンジョー「いや・・・・・まだ決まったわけじゃない・・・・・・。」

ボトルズ「そうです。あの人たちもきっと説得すれば・・・・・・。」

バンジョー「早くチューティを助けなきゃ!!」

グラブリン村

チャックたちは村に帰った。人々はその人たちを迎えた。

「おかえり、チャック。」  「どうだったの?」

チャック「・・・・・・ああ、ティッカーの奴ら、勝手に去ったよ。」

スコット「それだけではない。バンジョーがこの村に近づきつつある。」

「ええ!?バンジョー!?」 「怖~い。」 「どんな奴なんだ!?」

チャック「おい!スコット。」

スコット「わかってる!だが、言わせてくれ・・・・・・・。

バンジョーと名乗る熊の少年は赤い鳥とともに我々と戦った。

奴らは強かった。果たして、我々の力で・・・・・・・。」

ニラ「どうしたねん!なんかスコットはん、今日はえろう弱気でんがな。」

スコット「・・・・・・うむ。すまない。取り乱したな・・・・・・。」

「マンボ・ジャンボの力を借りたらどうだい?」

右腕に包帯を巻いたグラブリンの少年、エルマーがチャックに話しかける。

チャック「お前は、エルマーか。」

エルマー「マンボ・ジャンボにかかれば、あんな熊なんか一発で・・・・・。」

チャック「待てよ。マンボ・ジャンボはそう安々と俺達の願いを聞いてくれるほど、

甘くねぇ。それに、今、奴はどこかで眠っているかも知れないし・・・・。

(そして・・・・・あいつらも・・・・・・・!)」

グランチルダのアジト

グランチルダはコンピュータールームにいた。チューティはカプセルに閉じ込められたままだ。

グランチルダ「どうだい?クランゴ。」

クランゴはレーダーで何かを見た。

クランゴ「ハイ。例ノ奴ラ、今、マンボ・マウンテンニイマス。」

グランチルダ「そうかい?では、こちらにあの精鋭部隊を・・・・・・!」

クランゴ「スデニ、コンガノブタイ、ソチラニ基地、建設完了・・・・。」

グランチルダ「ああ、コンガかい?奴の溶解オレンジに期待したいよ。

あっはははははははははははは!!!!」

クランゴ「クランゴヨリコンガヘ。クランゴヨリコンガヘ。」

クランゴは通信機を使った。

そして、ある静かに風の音がする狩れた森の近くに不気味な屋敷があった。

それはまるで、骸骨の形をした家だ・・・・・・・。

その骸骨の屋敷から不気味な声がした。

謎の声「・・・インガ・・・・・ボンガ・・・・インガ・・・ボンガ・・・・・・・・・・。」

つづく

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バンジョーたちを敵視するティッカー族と、グラブリン族。

グラブリンの村に現れる一人の少女は何を語るか。

バンジョーとカズーイは謎の遺跡を発見する。そこに魔の髑髏が!!

次回、「マンボ・ジャンボ」! 魔法の源・・・それは!

あとがき

どうも、ゆー1です。どうでしたか、バンカズ第2話。

なんか、いきなりキャラ多かったような気がしますな^^;

謎の少年と少女とは何かって?それは私のオリキャラで人間系ですよ^^

もちろん、人外キャラのオリジナルも出すつもりですが。

みつばち巣箱のビー・ボックスとは私が勝手に付けた名前ですので、ゲームとは関係ありません(ぁ

次回はついマンボが登場します!ファンの方はお楽しみ?

あ、私ゆー1はそろそろ明日より仕事ですー。頑張るであります。

社会人?になった作者をこれからもよろしくお願いしまーす!(テンション高くね?

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