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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョーたちは遺跡に向かった。しかし、遺跡は見つからない。

バンジョー「はぁ・・・・疲れた・・・・・。一体遺跡はどこなんだろう?」

カズーイ「ちょっとぉ!しっかりしないよ!」

バンジョーはヘトヘトになりながら歩いていた。

ボトルズ「しょいがないですね・・・いったん・・・・む!?」

バンジョー「・・・・おお!あそこに・・・・・!!」

バンジョーたちは右辺の方にある山の方を見た、まだ少し遠いか小さいように見えるが、

遺跡らしきところがちゃんとあった。

カズーイ「遺跡だわ!!」

ボトルズ「少し遠いけど、23分かかって走ればたどり着くはずです!!」

バンジョー「よ、よ~し!いこう!!」

バンジョーとボトルズは走った。遺跡が見えたからそこへ急いで向かおうとした。

14分かかった・・・・バンジョーは山の森で走っていた。

バンジョー「よし・・・・だいぶ遺跡に近そうだな・・・・・・!」

ボトルズ「・・・・・あ!バンジョー!!」

バンジョーとカズーイ「わっ!!」

ボトルズはバンジョーの腕を引っ張って木に隠れた。なんと、二人のグラブリンが通ってきたからだ。

もし、ボトルズたちが隠れなかったら、二人のグラブリンは彼らを襲っていただろう・・・・・。

バンジョー「グラブリンか・・・・・・・。」

カズーイ「ボトルズ・・・・だからあんたは・・・・・。」

ボトルズ「ええ。彼らとはできるだけ戦わないようにしましょう。」

グラブリンA「ところでよぉ・・・・・あの遺跡・・・本当にヤバかったぜ!」

グラブリンB「ああ、例の魔の髑髏ってのが眠っているだろう。」

グラブリンA「でも・・・・あの髑髏・・・・手に入れるのが厄介だよなぁ・・・・。」

バンジョーたち「・・・っ!?」

3人はグラブリンたちの話を密かに聞いた。

グラブリンB「おいおい、俺たちは別にその髑髏を取るつもりなわけないだろ?」

グラブリンA「でも、不死の魔術師っての、あの髑髏が必要だろ?」

グラブリンB「・・・・ああ。あいつ、今そんな事言ったっけ?」

グラブリンA「だったらよぉ。その髑髏はあの遺跡にあるって、奴に言っておけば!」

グラブリンB「待てよ。魔術師が他人の言うことを信じるわけないだろ?」

グラブリンA「そうかなぁ・・・・・。あいつ・・・・・俺たちになんか嫌な感じしてるかなぁ・・・・。」

グラブリンB「ああ。不死の魔術師は・・・・多分、俺たちの戦いに一度も協力してないからな・・・。

それに、あの遺跡には危険なトラップがある。そう易々と髑髏が奪われるわけない。」

二人のグラブリンが通ると、バンジョーたちは木から出てきた。

カズーイ「聞いた?今の・・・・!」

ボトルズ「もちろんです!」

バンジョー「早く遺跡に行って確かめよう!!」

バンジョーたちは急いで遺跡に向かった。時は過ぎ、バンジョーたちはついに遺跡の前にたどり着いた。

その遺跡は周りに石のサークルのような物があり、そのサークルの左辺には、

まるで、上れそうにもない坂がある。そして、中心にはまるで、小屋のような大きさの神殿がある。

バンジョー「ここが遺跡かぁ・・・・・。」

カズーイ「まず、中央の神殿に入りましょ。」

ボトルズ「あのグラブリンたちの言うとおり、順調に行ったほうが・・・・・。」

バンジョー「まあ、まず神殿に入ってみよう・・・・。」

バンジョーは神殿に近づき、入り口らしきところを探した。

バンジョー「おかしいなぁ・・・・入り口らしきところはないけど・・・・・・。」

カズーイ「じゃあ・・・・適当に破壊すれば・・・・・・!」

カズーイは神殿の壁にクチバシで突付く。しかし・・・・・・・。   ガチィン

カズーイ「いだぁい!」

カズーイのくちびるが効かない。この神殿はよっぽろ硬いだろう。

バンジョー「よし!今度は僕が・・・・・・はっ!!だぁっ!!」

バンジョーはツメツメパンチで壁を叩く。しかし、壁にヒビがなく、ビクともしない。

バンジョー「あの神殿・・・・僕たちの必殺技が効かないなんて・・・・・・!」

ボトルズ「・・・・・周りのサークルはどうですか?」

3人はサークルの方を見た。よく見れば、丸い陣形のサークルに切断したそうなところがあり、

左のところはもう何もなくて行き止まりだが、右には急な坂があった。

バンジョー「でも・・・・・・あのサークルに登るのはあの坂がなぁ。」

カズーイ「とりあえず登ってみなさいよ!」

バンジョー「よし!!」

バンジョーは坂を走った。だが、後一歩のところで滑ってしまう。

バンジョー「うわぁぁぁ~!」

カズーイ「やっぱり無理かしら?」

バンジョー「急な坂だから簡単な動きではうまく登れない・・・・・。」

ボトルズ「それに、この高さではとんぼがえりジャンプでも無理でしょう。」

バンジョー「・・・じゃあ・・・・どうすれば・・・・・・。」

ボトルズ「・・・・あ。そういえばカズーイはなんでいつもリュックの中に足を隠しているんですか?」

カズーイ「え?」

ボトルズ「今気づきましたが、カズーイって全然、自分で歩いてませんね?」

カズーイ「・・・・っ!?・・・・それは・・・・・・。」

バンジョー「ボトルズ・・・・ちょっと・・・・・・。」

バンジョーはボトルズの耳に近づいて語った。

ボトルズ「どうしたんですか?バンジョー。」

バンジョー「カズーイは・・・・実は僕と出会う前にある事件で・・・・・・。」

カズーイ「聞いてるわよ!!!」

バンジョー&ボトルズ「わあぁっ!!!」

バンジョーがひそかに語っている途中にカズーイがその話を聞いていたので怒鳴った。

カズーイ「確かに、あたいはあの事件以来歩けなかったわ・・・・・・!

空を飛ぶ事もできなかった・・・・・・。」

カズーイの脳裏に何かが浮かび上がってきた。

それは、かつて、彼女が暮らしていた森が焼かれている場面だった。

その頃のカズーイはまだ自分の巣にたてこもり、怯えていた。

カズーイ「・・・・・それからあたいはバンジョーと出会って・・・・・・。」

ボトルズ「・・・・なんか・・・・ごめんなさい・・・・・。」

バンジョー「こっちも・・・・・。」

カズーイ「・・・・・・でも、もういいわ!魔の髑髏が必要でしょ?」

カズーイは急にスマイルになり、バンジョーと顔を合わせながら語る。

バンジョー「そ・・・・そうだけど・・・・・。」

カズーイ「じゃあ・・・・・ついにあたいの足が復活する時が来たわね・・・・!」

バンジョー「え?」

ボトルズ「どういう事ですか?」

カズーイ(・・・・・もう・・・・いいよね・・・・・・?)

カズーイは心の中で何者かに語った。そして、リュックからカズーイの足が突き出した。

バンジョー「・・・・わっ!!」

カズーイが自分の入っていたリュックから自分に両足を地面につけた。

バンジョーはそのため、まるで、カズーイに乗ってるような動作をなった。しかし、彼は後ろを前にしていた。

カズーイ「・・・・・いくわよ!」

バンジョー「え・・・・・・・おわぁぁぁ!?」

カズーイ「カズーイダッシュ!!!」   ビュゥゥゥゥゥン

カズーイは自分の足で高速に走った。まるで、今度はカズーイがバンジョーを乗せているように・・・・・。

カズーイダッシュのあまりの速さに急な坂も登り、ついに二人はサークルに乗った。

ボトルズ「す・・・・すごい!!」

バンジョー「やったぞ!!カズーイ!!」

カズーイは両足にリュックを引っ込める。バンジョーは再び立った。

カズーイ「ええ!(・・・やはり・・・・少し、苦痛がするわね・・・・・。)

カズーイ「あのサークルを回りましょ!」

バンジョー「よし!!」

バンジョーはサークルをなぞる様に走った。そして、ついに行き止まりのところについた。

目の前にさっき乗り越えた急な坂のところがある。

つづく

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