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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョー「たぁっ!!でい!!」

バンジョーは次々とティッカーを殴り、カズーイがくちばしで突き倒した。

バンジョー「ローリング・アタック!!!!」

カズーイがリュックに入り、バンジョーが体を転がして、前の敵を一双した。

ティッカーたち「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

バンジョー「どうだ!!!」

バンジョーは立つと、カズーイがリュックから上半身を出した。

ティッカー「ざけんんじゃぁねえええええ!!!!」

残り14匹となったティッカーはその数でまだバンジョーに立ち向かった。

「あ”ああっ!!」  「ききいいっ!!」

カズーイ「キキツキアタック!!!」  ガキキィ

カズーイが向かってきた二匹を倒し、今度はバンジョーが前に出る。

バンジョー「ツメツメパンチ!!!!」  ボカ バキ  ドゴ

「ぐお!!」 「ぶっ!?」 「げはっ!!!」

バンジョーのツメツメパンチが四匹のティッカーを殴り倒した。

カズーイ「残り8匹!!!」

バンジョー「このまま・・・・・・・!!!」

チャック「うおおおおぉぉぉぉぉお!!!!」

バンジョー&カズーイ「!!!??」

バンジョーがティッカーに攻撃する瞬間、突然チャックが剣を振るって邪魔をした。

ボトルズ「バンジョーさん!カズーイさん!!」

カズーイ「心配いらないわ!」

バンジョーは間一髪、足を止めた。そして、目の前にはチャックがいた。

バンジョー「君は・・・・・グラブリン族!!」

チャック「悪いがそいつら(ティッカー)は俺たちの獲物でな。」

そして、少し離れてニラやスコットも来た。ニラは弓矢、スコットはナイフを斧を肩に置くように持っていた。

ニラ「どうもすんまへんなぁ・・・・けどな、これは僕らの戦いでんねん。」

スコット「邪魔するなら怪我するぞ。」

ティッカー「ちいい!!こんな時にグラブリン族か!!!撤退だ!!!」

「おお!!」

ティッカーたちは地面に潜り、逃げ出した。

バンジョー「逃げたか。」

カズーイ「もう少しで全滅なのに!!」

スコット「いや、ティッカー族はさっきの奴ら以外にも約4000匹いるだろう。」

バンジョー「4000匹!?」

カズーイ「ちょっと多すぎじゃない!!?」

ニラ「えろうへんなぁ。でも、グラブリンとティッカーの戦争。これは我が一族の誇りでもあんねん。」

スコット「それをお前たちは巻き込まれた。例えばの話だ。」

スコットが突然、バンジョーに斧を向けた。

カズーイ「ちょっと!何すんのよ!!!」

スコット「まだわからんのか。この戦いに邪魔する奴は、怪我するとな。」

チャック「・・・・と、言うわけでベスには悪いが、俺たちの獲物に手を出したようだな・・・・・。」

チャックやニラも武器を構える。

ボトルズ「ちょ・・・・ちょっと待ってくださいよ!!僕たちはただ、巻き込まれただけで。」

スコット「たとえ、そうだとしても、俺たちの戦いに水差す奴は許さない・・・・!」

バンジョー「ちょっと待って!今、ベスって・・・・・。」

チャック「ふん!ベスはお前を不法侵入者と思って攻撃しただけさ。

けど、俺は本来ならお前たちに手を下す事はない。

しかし、ティッカーは俺たちだけで倒す。誰にも手を出させん!!」

バンジョー「くっ・・・・・・!!」

いきなり、ティッカー族とグラブリン族の恐るべし戦争に水を指したと思われるバンジョーたち。

彼らに対し、グラブリン族の男たち、チャック、スコット、ニラはどうするというのでしょうか?

誇りの高き男たちの怒りにバンジョーとカズーイはどう立ち向かうのでしょうか・・・・。

そして、謎の少年と少女も不死の魔術師を探していることに、

バンジョーたちは気づきもしませんでした・・・・・・。

次回につづく

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カズーイ「そうだ!ねえ、バンジョー起きて!!」

カズーイはバンジョーに向かって叫ぶ。すると、バンジョーが起き上がった。

バンジョー「うん・・・?どうしたんだい?」

カズーイ「ちょっと来て!!ボトルズが重要なエピソードを語るわ!!」

バンジョー「なんだって!?」

バンジョーはボトルズやカズーイのところに来る。

ボトルズ「では、いきます。」

ボトルズはその本のページを読んだ。

ボトルズ「なになに・・・・・・・『西暦・2400年。私は、とある場所より、不思議な予感を感じた。

そこで、私は調査隊を結成させ、その場所を探った。その時、予感を感じさせたものが、

やっと見つけた・・・。魔の髑髏・・・・・・マジック・ドクロであった。

私はその髑髏を持ち帰った。だが、この時、悪夢もとい、残酷な現実が起きた。

研究員たちがゾンビとなり、どこかに去ってしまった。

なぜだ。突然の出来事に私は理解できなかった。その間にも人が次々とゾンビに、

変わり果ててしまう。そんな現象から次の日、私はやっと理解した。

これは、髑髏の呪い。マジック・ドクロは人に災いをもたらしてしまうアイテムであった。

私はこの呪いを止めるために場所に返そうとするが、そこには、

クリーチャーどもが溢れ、返せない。どうする事もできない私はついに、

とある神殿にて髑髏を隠す事にした。次の日、こうして、呪いは消え、

人類に再び平和が戻った。しかし、もしこの髑髏が誰かに見つかったら・・・・・。

いや、マジック・ドクロは・・・・人類の手にする事など決して許されないのだ!

決して――――。秘密捜査機関・第一師団長・アカギ・タカナリ。』

・・・・・だそうです。」

カズーイ「長いわねぇ。」

バンジョー「でも、それくらいだと僕らじゃ・・・・手に入れないと・・・・・。」

カズーイ「でも、不死の魔術師とやらに会うにはマジック・ドクロが必要なのよ!!

ねえ、ボトルズ!不死の魔術師についてに情報、ある?」

ボトルズ「うーむ・・・・・・残念ながら本には載っていません。

それに不死の魔術師の秘密は、政府の提案により極秘となって、

真実は誰にも知りません・・・・。」

バンジョー「そうか・・・・じゃあ、不死の魔術師は・・・・・・。」

カズーイ「何言ってんのよ!じゃあ、あたいたちがその真実を暴けばいいじゃない!!」

バンジョー&ボトルズ「え?????」

カズーイ「政府ってのが秘密にしているんならあたいたちがその秘密を知ろうって言うのよ!」

ボトルズ「でも・・・・・・そんな事・・・・・・。」

バンジョー「いや、やってみよう!」

ボトルズ「え?」

バンジョー「不死の魔術師がどんな人かわからない!でも、もし優しい人なら、

僕たちの仲間になれるかも知れない・・・・!」

ボトルズ「そうですね・・・・・。探してみましょう!彼はこの山のどこかにいます。」

カズーイ「よーし!バンジョー!!」

カズーイはリュックに顔を入れた。

バンジョー「うん!いこう!!」

バンジョーはカズーイの入ったリュックを手に持ち、背中に背負った。

ボトルズ「もう休憩は終わりですね?」

カズーイ「ええ!もう準備OKよ!」

バンジョー「いくぞ!」

バンジョーとボトルズは走った。カズーイは再びリュックから出した。

数分走ると、ボトルズが言い出した。

ボトルズ「バンジョーさん。」

バンジョー「なんだいボトルズ。」

ボトルズ「この辺では前、グラブリンとティッカーが戦争した事があります。

いえ、このマンボ・マウンテンそのものが彼らの戦場かも知れません・・・・・。」

バンジョー「そうか。用心しなきゃ・・・・!」

そして、カズーイが顔を出して言った。

カズーイ「もし、巻き込まれてもやっつけちゃえばいいのよ!!」

バンジョー「いや、僕はできるだけ戦いを避けたい・・・・・。」

ボトルズ「僕もです。ただ、チューティを助けるためだけのために、

関係のない人を犠牲にするわけには・・・・・。」

カズーイ「そう・・・・・。でも、時には戦わなきゃいけないというものもあるのよ・・・・・。」

カズーイはそう言い残しリュックに入った。

バンジョー「ごめん。カズーイ・・・・・でも・・・・・!」

ボトルズ「・・・・・あ!!」

ボトルズは見た。前方の地面が小さく突き出し始める。それも一つだけでなく、

周りに次々と土が突き出す・・・・・。

ボトルズ「地面から何かがうじゃうじゃ出ます!!止めて!!」

バンジョー「ちぃ!!」

バンジョーとボトルズは足を止めた。カズーイはリュックから上半身を出した。

カズーイ「どうしたの!?ああ!!」

ズボッ!ズボズボ・・・ズズズズ・・・・・

突き出したところから一匹ずつ、ピンクのシロアリが現れた。

そして、次々と現れ、20匹以上出てきた。

シロアリたち「ひひひひひひひひひひひ・・・・・!!」

カズーイ「何よ!あんたたち!!」

ボトルズ「そうだ!!このシロアリたちこそティッカー族なんです!!」

バンジョー「ティッカー!!?」

ティッカー「ほぅ!!モグラのくせにやけに俺らに詳しいな!?」

「いや、俺らの暴れっぷりが有名になったんじゃねーの?」

「はは!そりゃ受けら!!」 「おい、この三匹、うざくね?」

「うぜぇなぁ・・・!」   「やっちまおうぜ!!」

ティッカー族のシロアリたちは口が悪いようだ。

カズーイ「どうやら敵はやる気ね、バンジョー・・・・!!」

バンジョー「くっ・・・・・・!!」

ボトルズ「いくしか・・・・ないですか・・・・?」

ボトルズが不安そうに問い、バンジョーは険しい表情で答える。

バンジョー「やろう・・・・・カズーイの言うとおりだよね?

戦わなきゃ・・・・・この先へは・・・・・!!」

カズーイ「その意気よ・・・・!バンジョー。」

ティッカー「何をごちゃごちゃぁ!!」 「やっちまえぇ~!!」

ティッカーたちが大勢に攻め始めた。

バンジョー「うおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

バンジョーも走った。敵と戦うために。

「きええぇぇっ!!」

一匹のティッカーが飛び出した。そこにバンジョーが拳を振るった。

バンジョー「でえぃっ!!!」 バキィ

バンジョーがそのティッカーを思いっきり殴った。殴られたティッカーの顔が崩れかかった。

「しゃあああぁぁぁぁぁ!!!!」

今度のティッカーが思いっきり飛んだ。上から襲うつもりだ。

バンジョー「今度は上から!?」   ガチィ

カズーイが上から迫るティッカーをくちばし攻撃で弾いた。

敵の体はくちばし攻撃の威力に体がバラバラになった。

「にゃろおおおぉぉぉぉぉ!!!!」

ティッカーが次々と襲う。それを迎え撃つバンジョーとカズーイ。

そんな戦いを遠くから二人のグラブリンが密かに見て・・・・・。

グラブリンA「た・・・・大変だ!ティッカー族と謎の熊と鳥が戦っている!!」

グラブリンB「村の戦士たちの出動要請を!!!」

つづく

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その頃、ベスは謎の集団によって壊された自分の家の瓦礫にひそかに隠れていた。

そして、グバルはゴリラに槍を向けた。そして・・・・・・・。

グバル「うがああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

グバルは走った。

ゴリラ「速い・・・・・!」

グバル「とおおおぉぉぉっ!!」

グバルはゴリラに槍を刺そうとしたが、ゴリラがそれを受け止めた。

ゴリラ「うっ!!なんて・・・力・・・・・!?」

グバル「はああああああああっ!!!!!」

ゴリラ「今度は・・・・そのまま投げるだとぉっ!?」

グバルは自分の槍でそれを掴んだゴリラを後ろに投げた。

グバル「はっ!!」  ブォォォォオオン

ゴリラ「ウッキャアアァァァァ!!!」

ゴリラは地面に叩きつけられた。しかし、ゴリラは早くも立ち上がった。

ゴリラ「だが・・・・この程度で、死ぬものか!!ウホッ!!」

ゴリラは余裕の表情で胸を叩く。グバルは後ろの敵に槍を向ける。

グバル「貴様の闘争・・・・凄まじいが・・・・・この村を・・・・やらせん!!!!!」

グバルは再びゴリラに向かってきた。

ゴリラ「ウホ!!ウハ!!ウホホ!!!」

ゴリラは5,6回オレンジを投げた。オレンジはグバルの体に命中してしまう。

グバル「うっおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

グバルの体中が溶けかかっていく。ゴリラが何度もオレンジを投げるからだ。

それでも、グバルはその痛みに耐え、ゴリラに向かって走った。

グバル「があああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ゴリラ「こやつ・・・・・・・ウホオオオオォォォォォォォ!!!!!」

ゴリラはオレンジを早く投げ続けた。それはグバルの体に全て当たり、

彼の体から煙が溢れ・・・・もう危ない。だが、グバルは一歩も引けを取らない・・・・・。

グバル(我が息子、ベスよ・・・・・・・。いつか、大きくなったら、戦士になれ。

ただし、無理なら・・・・・普通に・・・穏やかに暮らしてくれ・・・・・・・。)

グバルの目から涙が・・・・グバルはベスの事を思い出した。

そして、家族と一緒に家で過ごした楽しい出来事をも思い浮かべた。

グバル「我が父・・・母・・・弟の死を乗り越えよ・・・・・・・。

ベスよおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

ゴリラ「ウ・・・・ホ!?」

グバルはついにゴリラに接近した。  ドスッ

グバルはゴリラを刺した・・・・・・。ゴリラの・・・・手に・・・・・・。心臓を突き刺せず、

ゴリラは倒せなかった。

ゴリラは・・・・・自らに腕でグバルの槍を受け止めたのだ。

ゴリラ「ぐ・・・・・危うく腕、犠牲にせねば、やられるとこだった。」

グバル「・・・・・・・・・・・・・。」

グバルの体中には大量の血が流れていた。今にも皮膚が崩れそうだ・・・・・。

ゴリラ「・・・・お前・・・負け。」

ゴリラは笑った。グバルはゆっくり倒れた。

ゴリラ「お前の体・・・・もう溶ける。もう、後戻りできない・・・・・!」

グバルの体が溶け出した。そして、ゴリラのもとに数人の部下が集まった。

ゴリラ「・・・・・・諸君!!基地、帰る!!!」

「おう!!!!」

こうして、ゴリラ率いる集団は帰っていった。そして・・・・・朝日が出てきた・・・・・・。

ベス「う・・・・ん・・・・・・・。」

ベスは自分を隠していた瓦礫から出た。ベスが見たのは、

村の廃墟になり、大勢のグラブリンたちが死んでいった・・・・・・。

ベス「・・・・・・・・!!」

ベスは当たり前のようにこの残酷な光景を見て、泣きそうになった。

ベス「そうだ!お父さん・・・・お母さん・・・・ペス・・・・・・・。」

ベスは自分の弟、そして、両親を探し続けた。

そして、現在にいたる。

ベスは怒りの表情を表した。

ベス「・・・・・・・今に見ていろ・・・・・コンガ・・・・・・・!!」

ベスはそう言いながら、立ち上がった。槍を持って、どこかへ走った。

そんなベスをあの時バンジョーたちを見ていた少年と少女の二人組みが密かに見ていた。

よく見れば、二人とも、ボロいローブを着ていた。

少女「へえ。あの子も・・・・犠牲者なんだ・・・・・。」

少年「だが・・・・・・グラブリン族が俺たちを受け入れないのは当たり前だろう。」

少女「そうね・・・・・頑固者の種族だもんね。」

少年「次のターゲットに行くぞ!」

少女「はーい。」

少年は冷静が発言し、少女は能天気に答えた。

一方、グラブリンの村では・・・・・・・。チャック、スコット、ニラの3人は外に出た。

チャック「ったく!まだ帰ってねぇのか!ベスの奴!!」

スコット「なぜ、あいつに構う?」

チャック「構っちゃいねーよ!あいつが、もし、関係のない奴にでも手を出したら・・・・・。」

ニラ「確かに・・・・・グラブリン族は自分たちに攻撃しようとする種族を断じて許さなへんて。」

スコット「そうだ。なのに、ベスめ・・・・・・我ら以外の全てが自分たちの敵だと思ってやがる。」

チャック「あの野郎・・・・・・まだわかってねぇのか・・・・!自分の親父さんの言葉をよ。」

ニラ「ベスはん・・・・・お前は・・・・・戦いの世界に引きずっとんねん・・・・・!」

3人は厳しい表情でベスの事を思った。

一方、バンジョー、カズーイ、ボトルズの3人はとある草原で休んでいた。

バンジョーはカズーイが入っているリュックを緑の草に満ちた地面に置いて、

寝転がった。ボトルズは座って本を読んだ。

バンジョー「うーん。気持ちいいなぁ。」

カズーイ「ほんと、空気もおいしいわ。」

ボトルズ「えーと・・・・・えーと・・・・・・。」

カズーイ「モグラくん、何読んでんの?」

ボトルズ「モグラくんって僕の事ですか?」

カズーイ「だってあんたモグラでしょ?とりあえず何読んでるか、あたいにも教えなさいよ。」

カズーイは余裕な顔で言う。

ボトルズ「・・・・・今、魔の髑髏についてのページ探してるんです。」

カズーイ「そうね・・・・・・・。その髑髏はどこにあるやら・・・・・。」

ボトルズ「それだけではありません。あの髑髏には危険な効果もあるんです・・・・・。」

カズーイ「そう・・・・・その危険な事がなんなのか・・・・をね。」

ボトルズ「そう・・・・・・あった!!」

カズーイ「見つけたのね!」

ボトルズ「これを見てください!!」

ボトルズはカズーイに近づいて、本のページを見せた。

つづく

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ベスの弟のペスはベスとウルトラマンごっこをしていた。

ペス「ぼく、うるとらま~ん。」

ベス「じゃあ、僕は怪獣だね。ぎゃお~!」

ペス「すぺしゅーむこうせん。」

ベス「うぎゃぁぁ~やられた~。」

二人はとても楽しそうだった。

ベスの母「ベス~。ペス~。ご飯ができたわよ~。」

ベス&ペス「は~い!」

ベス、ペス、母はテーブルで焼肉を食べていた。

その後、出入り口からベスの父、グバルが挨拶して帰ってきた。

グバル「ただいま。」

ベス&ペス「お帰りなさい父さん。」

ベスとペスは嬉しそうにグバルにくっついて挨拶した。

母「ただいま・・・・まあ!また無茶して・・・・・。」

グバルはグラブリン族でもっとも強い意志を持ち、一族最強の戦士と呼ばれていた。

今、彼の左肩には、怪物の爪で斬られたような傷が残っていた・・・。

グバル「ん?ああ、この肩・・・・・また戦ってきたよ。怪獣と・・・・・。」

ベス「ねえ、父さん!今日はどんな怪獣だったの?」

ペス「おしえてお父さん。」

グバル「うん。教えよう。奴はな・・・・・・・。」

ベスは父グバルとの会話が特に好きであった。グバルの話はどれも誇らしい物語であった。

ベス(僕もなりたい・・・・いつか・・・・お父さんのような素晴らしい戦士に・・・・・!)

グバルは強いだけでなく心も優しかったのだ。

ペス「ねえ、父さん。この本読んで。」

グバル「ん?ああ、読んでやろう。」

グバルも嬉しかった。戦いに疲れた彼にとっては、家族との触れ合いだけが、

雄一の救いだからだ。ある夜・・・・・ベスはこっそり家から出て、

外で夜空を見上げた。何かを考え込んでいるようだ。

ベス「・・・・・・・・・。」

そんなベスのところに、一人の大きいグラブリンが来た。グバルだ。

グバル「ベス。」

ベス「わっ!お、お父さん。」

ベスは突然声をかけられたので、驚いた。

グバル「何を考え込んでる?」

ベス「・・・・・・・・・・。」

グバル「正直に言いなさい。」

ベス「・・・・お父さん。実は・・・・・・・教えてほしい事があるんだ。」

グバル「なんだい?」

ベス「お父さんは・・・・どうして戦うの?」

グバル「それはね・・・・・この村が平和であってほしいからだ。」

ベス「そう・・・・・。でも、負けた人はどうなるの?」

グバル「死ぬかもな・・・・たぶん・・・・・・。」

ベス「・・・・お父さん。僕、最近思うんだ。」

グバル「ん?」

ベス「もし、お父さんが死んだら村はどうなるの?僕はどうしたら強くなれるの?」

グバル「私が死んだらか・・・・・・。お前は強くなりたいのかい?」

ベス「うん!僕・・・・・お父さんのようにこの村を守りたい。」

グバル「そうか・・・・・・・。だが、お前はまだ子供だ。お前が死んだら悲しむ人が多いだろう。」

ベス「それはそうだけど・・・・・。」

グバル「男は・・・・・・・いつか進めばわかる事もあるのだよ。」

ベス「・・・・・うん。・・・・・・。」

そして、月日が流れ・・・・・・・・・ついに恐るべし悲劇が起ころうとした。

暗い紅の雲が覆う山で進軍する影の集団がいた。その先頭のは、

甲冑服を着たゴリラがバイクに乗っていた。

他の部下はそれぞれが違う姿をした怪物たちだった。

ゴリラ「ゆけぇぇぇぇぇぇ!!我らの力を思い知らせるのだぁ!!」

「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

集団はどうやらベスたちの村を攻める気だ。

ベスの家

母「あなた!どうしてもいくの・・・・?」

グバル「なーに・・・・・いつも通り軽くぶっ倒してやるさ!」

ペス「父さん・・・死んじゃいやだよ?」

グバル「もちろんよ。ベス!ペスを頼んだよ。」

ベス「うん・・・・・・。」

グバルは家から出た。そして、村の中心に戦士仲間を集めさせ、叫んだ。

グバル「よいか!我らはグラブリン!他族からの侵略は断じて許さん!

かかれええええぃ!!」

「おおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

かくして、謎の集団とグラブリン族の戦争が始まった。

グラブリン族は原住民らしく、古い槍や剣、弓矢で戦うのに対し、

謎の集団は、剣や斧、鉄パイプに鎖鎌など暴走族らしい武器で戦った。

グバル「うらああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

グバルは得意の槍で敵を数人、刺し殺した。だが・・・・・・・。

ゴリラ「ウホ!ウホ!!」

グバル「貴様がボスか!?覚悟しやがれ!!」

グバルは刺しかかろうとするが、ゴリラが突然オレンジを投げ出した。

グバル「ふん・・・・そんなオレンジ・・・ぐっ!?」  シュウウウゥゥゥゥゥゥ

オレンジはグバルの右肩に当たった。すると、オレンジが溶けていくではないか。

グバル「うあああ!?なんだ!?右肩が熱い・・・・・!!」

ゴリラ「ウハ!ウハ!このオレンジ、敵を溶かす!死ね!グラブリン!!」

グバル「ぐっ・・・・・・!!まだまだああぁぁぁぁぁ!!」

ゴリラ「ウホ!ウハ!これを見ろ!!」

グバル「何・・・・ああっ!!」

グバルはゴリラの指さした右の方向を見た。そこには、

血まみれいなって倒れているペスと母がいた。

グバル「な・・・・なにぃ!!???」

グバルは大切な二人が傷つけられたところを見て、

怒りと悲しみの表情をゴリラに見せた。

ゴリラ「この二人は先に進行した俺の部下が殺した!この二人、もう命はない!!」

グバル「・・・・・ベス!ベスはどうした!?」

ゴリラ「ベスだと?知らん!」

ゲバル(ベス・・・・生きてるなら・・・・・・・私の死を乗り越え、

私に代わって・・・・・・この村を救ってくれ・・・・・・!!)

つづく

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ここは、ベスたちグラブリン族の村である。

いかにも原住民らしい家がいっぱい建てられ、子供たちは楽しく遊び、

大人たちは仲良く話をしていた。

チャック「この・・・・バカ!!!!」

一つの家からチャックの声が響いた。そこはチャックの家であった。

部屋も原住民らしい。ここには、チャック、ベス、他にもスコットやニラまでもがいた。

チャック「全く!これだからお前って奴は!」

ベス「でも、この村は父さんが守って死んだんだ!だから・・・今度は俺は!!」

チャック「かと言って、相手が全部奴らの手先なわけねーだろ!」

ベス「でも!!」

スコット「黙れ。」

ベスがしゃべってる途中にスコットが声で止める。

ベス「・・・・・だって・・・俺の父さんは・・・・・・・。」

スコット「前にも思っているが、お前はあの日から心が折られている。」

ベス「お・・・・折れてなんかいない!俺はこの村を守るために!」

スコット「では、なぜ関係のない者に手を出した。もっと目を鍛えるんだな。」

ニラ「その通りやで、ベスはん。もうこれくらいに・・・・・。」

ベス「・・・・・お前たちにわかるもんか!!!!」

ベスは怒って叫んだ。それから家から出た。

チャック「おい!ベス!!」

スコット「やめとけ。少しは頭冷やしたほうがいい。」

ベスは泣きながら森の中を走った。

ベス「う・・・・ぐすっ・・・・・・。父さん・・・・・!」

一方、バンジョーたちはこの山を歩いていた。

バンジョー「それにしても平和な山だなぁ。」

カズーイ「でも、あのグラブリン族・・・・手ごわそうね・・・・!」

ボトルズ「それも・・・気になるのはティッカー族。彼らはうわさによれば、

自分の気に入った物を奪う恐ろしいシロアリの集団です。

バンジョー「・・・許せないな・・・・!」

カズーイ「まさか、ティッカー族ってグランティの!?」

ボトルズ「いえ、グランティとのつながりはないそうです。」

カズーイ「とにかく、グランティの基地を探しましょ!バンジョーの妹を救うべく!」

バンジョー「うん。・・・あ!」

3人の前に巣箱に目が生えたような生物がいた。

巣箱の生物「あ?なんだてめぇら。」

カズーイ「そういうあんたこそ誰よ?」

バンジョー「む!?この匂いは?」

バンジョーは匂いをかいた。

バンジョー「これは・・・ハチミツの匂い!!」

バンジョーの目にハチミツが浮かび上がってきた。そして、涎もたれてきた。

バンジョーはよっぽろハチミツが好きだっただろう。

ボトルズ「あ!知ってます!この生物!!」

カズーイ「え?どんな生物なの、この巣箱。」

ボトルズ「あれは・・・・ミツバチ巣箱のビーボックスです。彼のハチミツは、

世界一おいしいと思われます。」

バンジョー「せ、世界一おいしいだって!!!???」

ビーボックス「・・・・って。お前らも俺のハチミツをぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!???????」

ビーボックスは慌てた。

バンジョー「あのぉビーボックスさん。ちょっと・・・・・。」

バンジョーはビーボックスに近づいた。ビーボックスは怒鳴った。

ビーボックス「あっちいけ!!ハチミツに手を出すな!!!」

バンジョー「でも、僕はハチミツ大好きなんだ。」

ビーボックス「でも俺のは食べんなぁ!!」

バンジョー「いや、食べる!!」

カズーイ「はあ、バンジョーは相変わらずハチミツに目がないわ・・・・・。」

バンジョー「ハチミツ食べてもいいかい?」

ビーボックス「駄目だ。」

バンジョー「じゃあ、力ずくでいくよ!」

ビーボックス「上等だ!!俺は喧嘩に強ぇ男だ!!」

ビーボックスはバンジョーめがけて飛んだ。しかし・・・・。

バンジョー「ふん!!」

バンジョーは一発ビーボックスにパンチをお見舞いした。

ビーボックス「あわぴゅー!!」

バンジョーは倒れたビーボックスの口からミツバチを取り出した。

バンジョー「なんて綺麗な色なんだ。」

バンジョーはビーボックスのミツバチを食べた。

バンジョー「お、おいしいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃwwwwwwwww」

カズーイ「でも、本当に大丈夫だったかしらねぇ。」

バンジョー「ごめん。一度は食べてみたかったもので。」

ビーボックス「わああああぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――――――!!!!!!!!!」

ビーボックスは早くも起き上がった。

バンジョー「わっ!もう起きたのか!?」

ビーボックス「てめーら覚えとれ!!俺のハチミツを食べた罪は重ぇぞ~!!!!」

ビーボックスはそう言って逃げていった。

バンジョー「・・・・・・・・・・。」

ボトルズ「・・・・グランティ基地を探しましょう。」

一方、森の中で、ベスは木の側で座りながら泣いていた。

ベス「うっ・・・・父さん・・・・俺・・・・・ぐす・・・どうすればいいんだ・・・・ひぐ・・・・・。

父さんが死んで弟も死んだ・・・・母も死んで俺・・・・ひとりぼっちなんだ・・・・・・・!

父さん・・・・・・・。」

5年前・・・・・これは、ベスの過去の出来事であった。

ベスは9歳。そして、彼の家には料理をしている優しそうなお母さん。

一緒に遊んでいる4歳の弟もいた。

つづく

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