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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョーとカズーイはマンボマウンテンの遺跡で魔の髑髏を見つける。

バンジョーは不死の魔術師・マンボ・ジャンボを仲間にするのは、その髑髏が必要だった。

その髑髏を掛け、グラブリン族と戦い、撃退したが・・・・・・。

バンジョー「・・・うう・・・・・。」

バンジョーはまだ両手が振るえ、目の前の魔の髑髏を取れなかった。

カズーイ「んもぅ!もう敵はいないでしょ!!もう取ってもいいはずよ!!」

バンジョー「で・・・・でも・・・・・。」

ボトルズ「どうしたのです?やはりその髑髏に何か危険な感じがしますか?」

バンジョー「そ・・・そうなんだけど・・・・・・。」

バンジョーはさっきは一度髑髏に触れたら、少女と巨大な髑髏が目の前に現れた。

これは幻覚であったが、バンジョーにとっては恐ろしい現象であった。

カズーイ「じゃあ、危険の承知であたいが取ってやるわ!!!」

カズーイが髑髏を取ろうと、首を伸ばすも、バンジョーがその首を掴んで止めた。

バンジョー「やめるんだ!!」

カズーイ「あだっ!!!!!!」

バンジョーはすぐに、カズーイの首を放す。カズーイは首を絞められた痛みに、

ゲホゲホ!と吐いて、バンジョーに怒りの表情を見せる。

カズーイ「何すんのよ!!!!!」

バンジョー「ご・・・・・ごめん。でも、それに触れると、恐ろしい現象が・・・・・。」

ボトルズ「幻覚を見たんでしょう。」

バンジョー「そうだけど・・・・・なんか、取ってはいけない気が・・・・・。」

ボトルズ「これも、幻覚に出た人がいったのでしょう?だったら、目を閉じればいいんです。」

バンジョー「目を?」

カズーイ「閉じれば?」

バンジョーとカズーイは今のボトルズの発言に戸惑う。

一方、骸骨の屋敷の内部では、ローブの少年が、黄色い骸骨の怪人と対立していた。

ローブの少年「ふっふっふっふ・・・・俺は知ってるぜ。お前は、マンボ・ジャンボだな?」

ローブの少年が笑みを浮かべながらそい言うが、

黄色い骸骨怪人は何も答えず、目を青く光らせていた。

黄色い骸骨の怪人「・・・・・・・・・・・・・・。」

ローブの少年「ちいいっ・・・・・!!」

ローブの少年は剣を出し、怪人に斬りかかろうとするが、なぜか、動けないようだ。

ローブの少年(くっ・・・・・!斬りたくても斬れない・・・・・・・・!

まさか・・・・こいつのオーラが俺の戦意を止めているのか!!?)

黄色い骸骨の怪人「・・・・・・・・・・・。」

黄色い骸骨の怪人から紫のオーラが大いに発している。

そのオーラに触れたローブの少年はその力に触れ伏せられ戦えないのであった。

ローブの少年「くっ・・・・・・!恐ろしい奴め・・・・・・!!」

ローブの少年は剣を下ろした。だが、ローブの少年は引き下がろうとしない。

ローブの少年「・・・・・やはり・・・・・こいつを・・・・・・・・!!」

ボトルズ「そうです。目を閉じながら髑髏を取れば、幻覚を見ることないはずです。」

バンジョー「目を閉じながら・・・・・よし!やってみる!!」

カズーイ「途中で幻覚に負けないでよ!」

バンジョー「わかった・・・・・。」

バンジョーはカズーイの励ましを受け、笑顔になり、目を閉じる。

カズーイ「バンジョー・・・・・!」

ボトルズ「成功すればいいけど・・・・・・。」

バンジョーはそのまま魔の髑髏を両手に触れる。その時!

バンジョー「うっ!!!!???」

バンジョーの体に電撃が走った。バンジョーは髑髏のあまりの大きな力を感じたのだ。

バンジョー「くううううぅぅぅぅ・・・・・・!!!!」

バンジョーは髑髏の力に苦しみながらも、髑髏をゆっくり持ち上げる。

その時の彼の背後には巨大な黒く獰猛な骸骨が襲いそうに現していたがこれも幻覚である。

バンジョー「うううううう・・・・・・・・・!!」

謎の声『ウケイレロ・・・・・・・・・・。』

バンジョー「え・・・・・?」

バンジョーは謎の声を聞いた。

謎の声『ドクロニフレシモノヨ・・・・・・・チカラヲオソレルナ・・・・・・・・チカラヲテニシ、

マンボノモトヘ・・・・・・・・・――――――。』

バンジョー「マ・・・・マン・・・・・ボ・・・・・・?ぐうううううっ!!」

バンジョーは凄まじい力の感情に苦しむ。

カズーイ「バンジョー!頑張って!!」

バンジョー「っ!!?ぬううううっ!!」

カズーイの声を聞いたバンジョーは髑髏を一気に上に持ち上げ、目を一瞬に開ける。

彼の目の前には少女も髑髏もない。ここはただの遺跡の内部であった。

バンジョー「あ・・・・・・・。」

バンジョーは両手に持ってる者を見る。持っているのは、魔の髑髏だ。

カズーイ「やったわよ!!!バンジョー!!!!」

バンジョー「わっ!!!!」

カズーイがいきなり近づいて大きな声を出したので、バンジョーは驚く。

さらに、ボトルズも嬉しそうにバンジョーに近づく。

ボトルズ「成功したんですよ!!ドクロゲット成功に!!」

バンジョー「・・・・・・そうだ・・・・やったんだ・・・・・・・!」

バンジョーは魔の髑髏・・・・・マジック・ドクロをここに、手に入れたのであった。

バンジョーは髑髏の力に勝ったのだ。

3人は喜び、はしゃぎながら遺跡から出た。

バンジョー「やったぞぉぉぉぉぉぉ!!!」

カズーイ「やったああああぁぁぁぁぁ!!」

ボトルズ「よし!さっそく不死の魔術師を探して、これを届けましょう!」

バンジョーとカズーイ「OK!!!」

3人は不死の魔術師を探すべく、再び野山を駆け抜ける。

しかし、バンジョーはその間に、さっきの謎の声の主は誰だったのか迷っていた。

謎の声『ウケイレロ・・・・・・・・・・。

ドクロニフレシモノヨ・・・・・・・チカラヲオソレルナ・・・・・・・・チカラヲテニシ、

マンボノモトヘ・・・・・・・・・――――――。』

バンジョー(あの声は・・・・一体誰だったんだろう・・・・・?)

つづく

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マジック・ドクロを手にしたバンジョーの行く手をグランティの刺客が阻む。

ローブの少年は不死の魔術師、マンボと勝負に挑む。果たして、マンボの恐るべし力とは?

そして、ティッカー族もついに動き出す!!

次回、「髑髏の秘密」!   マンボ「ミーは、マンボ・ジャンボ。」

あとがき

どうも、ゆ-1です^^今回でついにマンボ・ジャンボが登場し、

次回からローブの少年を相手に活躍する予定ですw

皆さんが気になりそうなローブの少年とローブの少女は・・・・・。

マンボまうんてん編では正体は隠したままでw(はやっ!

なんかこのマンボまうんてん編、凄い気がしますね^^;(待て  

でも、このマンボまうんてん編、もう少しで終わりますよ^^たぶん(え

さて、次回はバンジョーが、グラブリン族の村に入る!!!?たぶん・・・・・。

もし、予告が外れてしまったらごめんなさい・・・・・・;

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その頃、ローブの少年は、骸骨の屋敷の近くに来てしまっていた。

屋敷から呪文が唱えているような声が不気味に漏れていた。

ローブの少年「聞こえる・・・・・奴は・・・・・ここだ・・・・・・・!!」

遺跡の内部では、スコットとエルマーがバンジョーに止めを刺そうとしていた。

エルマー「散れ!!」  ズギュン

エルマーがライフルを撃ちだした。

バンジョー「ぬあっ!!」

バンジョーは右横に転がったため、弾を避けた。しかし、そこに、スコットが斧を振り下ろす。

スコット「ぬ・・・・とあっ!!!」

カズーイ「くぅっ!!」  ガキィン

カズーイはくちばしで、スコットの斧を受け止めた。

スコット「何ぃ!?」

バンジョー「たああぁっ!!!」

バンジョーはこの隙を突いて、スコットの腹を蹴った。スコットは痛みで下がった。

スコット「あぐ・・・・っ!!」

バンジョーは立ちあがった。しかし、エルマーはまたも撃ってきた。それも二発も。

エルマー「っ・・・・・・!!」  ズギュン ジュギュン

バンジョー&カズーイ「とんぼがえりジャンプ!!!!」   ビュゥン  スタン

敵の銃声に気づいたバンジョーとカズーイはとんぼがえりジャンプで二発の弾を避け、

エルマーの後ろに着陸した。エルマーは敵が後ろに降りた事に気づく。

エルマー「な・・・・・・・!?」

バンジョー「ツメツメパンチ!!!!」  ドガドガドガドガドガ

バンジョーはツメツメパンチでエルマーを殴り続けた。

エルマー「う・・・・ぐぅぅぅ・・・・・っ・・・・・!!!」

エルマーは耐え抜いたが、かなりのダメージだった。しかし、ツメツメパンチは終わってはいない。

バンジョー「はああああぁぁぁぁぁっ!!!!」

バンジョーは左手の拳で、力いっぱいエルマーの顔を殴った。

エルマー「うああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

エルマーはあまりの痛みにふっ飛ぶ、地面に叩き落された。

スコット「エルマー!!よくもぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

スコットはエルマーがやられた事に怒り、バンジョーめがけ斧を振り回して来た。

カズーイ「来るわ!バンジョー!!」

バンジョー「ちいっ!!」

スコット「けええええぃっ!!!」

近づいてきたスコットはバンジョーを一刀両断しようと斧を振るう。

バンジョー「ふん!!!」

しかし、バンジョーはスコットが自身を斬る瞬間、いきなり、スコットの腹を尽いた。

スコット「うっ!!」

スコットはいきなり腹を突かれたため、ひるんだ。

カズーイ「今よ!!」

バンジョー「よし!!!」

バンジョーとカズーイはくちばしアタックを発動した。

バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!!!!」  ドスウゥ

スコット「ぐっ・・・・・・・・!!!!」   ドドォォォォォォォォン
  
スコットはバンジョーとカズーイのくちばしアタックを見事にくらった。

しかし、そのため、カズーイのくちばしが、スコットの腹を突き刺した。

くちばしアタックでの速度はすさまじく、スコットをそのまま押して、彼を壁に叩きついた。

その衝撃のあまり、その壁が抉り、煙も出た。

バンジョー「むん・・・・・・!!」

カズーイのくちばしはスコットの腹を放し、バンジョーは後ろにジャンプし、放れたところに着陸した。

カズーイ「よし!!やったわ!!」

ボトルズ「やりましたね!バンジョー!カズーイ!」

バンジョー「うん!!でも・・・・・・・ああ!!」

バンジョーたちは倒したはずのエルマーがよろよろ立っているところを見た。

エルマー「ふふふふふ・・・・・・!今回は我々の負けだ。

この戦いでは君たちの力はこの程度だっただろうね・・・・・。」

エルマーはそう言いながらスコットを抱える。

カズーイ「何?負け惜しみ!?」

エルマー「その通りさ。だが、君たちの力はまだほんの一部に過ぎないよ。」

バンジョー「ほんの・・・・一部?」

エルマー「そうさ・・・・・君たちはこの戦いで次第に覚醒するだろう。それまで勝負はお預けだ!

ははははははははははは・・・・・・・・!!」

エルマーはスコットを抱えたまま、遺跡から出た。

ボトルズはエルマーの言葉に疑問を抱えていた。

ボトルズ(・・・・・あのグラブリンの言うとおり、

バンジョーとカズーイの力はほんの一部しかないって・・・・・。つまり、彼らにはまだ、

多くの秘密があるのだろうか?)

その頃、骸骨の屋敷の中では・・・・・・・一人の怪人が椅子に座っていた。

その怪人は顔だけが黄色い髑髏で、後の体はゾンビみたいに人間とは違う色を表していた。

頭には3本の赤い羽根が立っていた。怪人は目の前のドアを睨む。

怪人「・・・・・・・・・・・・・。」

そこに、ローブの少年が、ドアを開いて、この部屋に入ってきた。

怪人はゆっくりと目を青く光らせ、その少年を見る。

ローブの少年「・・・・・やっと見つけたぜ・・・・・・・・不死の魔術師・・・・・・・。

いや、マンボ・ジャンボ・・・・・・・・・!!!」

そう、この髑髏の怪人こそが、不死の魔術師でありました。

しかし、この怪人がなぜ、不死の魔術師であるとは完全に決まったわけではありません。

そして、少年が怪人に放った、「マンボ・ジャンボ」という言葉とは?

つづく

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チャック「何!?お前の無鉄砲が身を滅ぼすかも知れないんだぞ!!」

ベス「確かに、俺は無鉄砲だ!!それでも、俺の家族を殺った奴らを許さないっ!!!」

ベスは走った。だんだんチャックのところから離れ、去っていた。

チャック「・・・・・・・なぜ・・・・復讐しか考えない・・・・・!?」

野山を走るベスをローブの少女が木の上から密かに見ていた。

ローブの少女「あらあら。この子、私を追ってるそうね。さあ、どうしましょうか・・・・・。」

一方、とある巨大な土の塔はあった。その塔こそが、ティッカー族のアジトであった。

アジトの中では、たくさんのティッカーがいた。この塔はなんと5階があり、

1階がロビー中心。2階、3階、4階では生活をするための部屋が数ヶ所あり、

最上階の5階こそが、ティッカー族の総統の部屋であった。

ここ、5階では、総統の前にたくさんのティッカーが並んでいた。

総統「・・・・・・それで、グラブリン族の村にあの熊と鳥が来るだとぅ!?」

総統はチンピラみたいな声で部下に聞く。部下は怯えながら答える。

ティッカー「は、はい!奴らは必死に警備してやす!!」

「それに、エースのスコットとエルマーが魔の髑髏の眠る遺跡で何者かと交戦中です!!」

総統「あーそうかぃ!その熊と鳥がなんなのか知らねぇが、

これを期に一気に村を襲撃しやがれぇい!奴らは今、大混乱だから戦力は中途半端だろう!」

ティッカー達「へいっ!!!!」

総統「野郎ども!!久々の戦じゃぁっ!!!」

総統が叫んだ後、一匹のティッカーが彼の前に来る。

ティッカー「総統。一つひっかかる事がありますが。」

総統「ああん?なんでぃ!!」

ティッカー「魔の髑髏が眠る遺跡といえば、まさか、グラブリンどもが、」

ついにその髑髏を奪って、それで、不死の魔術師を呼ぶんじゃないでしょうねぇ?」

総統「ばっかもん!!!!だったらお前一人が阻止してろ!!!」

総統が怒鳴ると、ティッカーが怯えて答えて、部屋から出た。

ティッカー「は、はいいいいぃぃぃぃぃ!!!!」

総統「他に文句あるやつぁいねぇか?」

ティッカー達「いえ、全く;;;;」

総統「そうかそうか・・・・・では、始め!!!!」

ティッカー達「へいっ!!!!!」

魔の髑髏の眠る遺跡の内部では、

バンジョーとカズーイVSエルマー、スコットのバトルが続いていた。

スコット「であああああっ!!!!」

バンジョー「・・・ぬ!たあああああっ!!!!」

スコットが斧で斬りかかろうとすると、バンジョーがスコットの近くに走り、

腹に思いっきり拳をぶち込んだ。スコットはそれをくらい、後ろに叩きつけられた。

スコット「ぐはっ!!!」

カズーイは偶然、後ろの魔の髑髏のところを見る。そこに、エルマーが髑髏に近づく。

カズーイ「・・・・・・・!?見て!バンジョー!!」

バンジョー「む!?ああ!!」

エルマー「ふふふふふふふ。これが、魔の髑髏・・・・・素晴らしい妖気が感じる・・・・・・!!」

エルマーは好奇心に手で触れようとすると、バンジョーがエルマーのところにジャンプする。

バンジョー「やめろ!!!!」

エルマー「む!?」

カズーイ「キキツキアタック!!!!!」   ガガキイイィッ

バンジョーがエルマーに近づいた時、カズーイがエルマーにキキツキアタックをくらわせた。

エルマー「うあああ・・・・・・!!」

エルマーはカズーイのくちばしに突付かれ、後ろに飛んで、地面に叩きつけられる。

バンジョー「この髑髏は触れてはいけない!!恐ろしい物を見てしまうぞ!!」

エルマー「へぇ・・・・・・恐ろしい物ねぇ・・・・では、それも見てみたいね!!」

エルマーはズボンから銃を取り出し、バンジョーたちに向かって構える。

バンジョー「ラ・・・・ライフル!!?」

エルマー「いくらお前たちが肉弾戦に強かろうと飛び道具には敵わないだろ!!」

カズーイ「ちょっと!原住民がそんな武器使っていいわけ!!?」

エルマー「ふん!!勝てばいいのだ!死んでもらう!!」  ズギュン

エルマーがライフルを撃った。物凄く速い弾がバンジョーに迫る。

バンジョー「ふっ!!」

バンジョーはエルマーの銃撃を間一髪避けた。

エルマー「逃がさん!!」

エルマーはさらに、ライフルを撃つ。バンジョーは再び避ける。

バンジョー「くっ!!」

カズーイ「たまには休憩させなさいよ!!速すぎるわ!あんたの銃撃!!」

エルマー「それが殺し合いだ!一時でも、油断したら命はないのさ!!」

エルマーはまたもライフルを構える。バンジョーは正面から走った。

カズーイ「バンジョー!!!」

バンジョー「OK!!!」

そして、バンジョーの体が一回回転し、カズーイがくちばしを突き出す。

エルマー「な、速い・・・・・・・・!?」

バンジョーとカズーイは必殺のくちばしアタックで決着を着ける気だ!

バンジョー&カズーイ「くちばし・・・・・・・・・ぐはあっ!!!」

バンジョーとカズーイがくちばしアタックを発動する途中に、スコットが突然襲い掛かり、

スコットが斧でバンジョーを吹き飛ばした。

スコット「かああっ!!!」

バンジョー&カズーイ「うあっ!!」

バンジョーとカズーイは壁に叩きつけられた。

ボトルズ「バンジョー!!カズーイ!!」

バンジョー「くうう・・・・・っ!!」

バンジョーはよろよろに立ち上がった。

エルマー「ふっ。しばらく戦ってなかったから力が脆くなったんじゃない?」

スコット「お前の首は・・・・もらう・・・・!!」

スコットの斧が輝き、エルマーはライフルをバンジョーに向ける。

エルマー「お前の最後だ・・・・・・・・!!ぬっ!!」  バキュゥン

エルマーはライフルを撃った。

ボトルズ「ああ!!バンジョー!!」

しかし、弾はバンジョーに当たらなかった。

ただし、バンジョーの頬に弾がちょっと当たり損ねたので、斬られたような跡ができ、

そこから血が出ていた。バンジョーもこれは驚いた。

バンジョー「な・・・・・なぜ!?」

スコット「エルマー!?」

エルマー「うーん・・・・・ちょっと聞きたい事があってね。」

カズーイ「な・・・・・なによ!?」

エルマー「あんたは前に髑髏に触れてはいけないと言ったよね?」

バンジョー「言ったよ・・・・・・。」

エルマー「では、君はその髑髏に触れたかな・・・・・?」

バンジョーは深く考え込んだ。彼の脳裏には、

謎の少女の顔から巨大な骸骨が突き出たという恐るべし場面が浮かんだ。

バンジョー「・・・・・触れた。」

エルマー「ほう?それで・・・・・・。」

バンジョー「その髑髏に触れたとたん、いきなり、僕の周りに暗闇が溢れて、

僕の前に一人の少女がいた。少女は何も語らず、顔から巨大な髑髏を突き破り出した・・・・・。」

エルマー「へぇ・・・・・対した事ないね・・・・・・では、話は終わったそろそろ決着をつけようか!?」

エルマーはライフルを構えた。スコットも斧を構えた。

つづく

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バンジョー「グ、グラブリン族!!?」

カズーイ「ちょっと!ボトルズに何してんのよ!!」

エルマーはボトルズの頭を掴んでいた。そのため、ボトルズは動けず、人質にされていた。

エルマー「ふふふふふふふ!!君が、噂の熊と鳥だな!?

僕はグラブリン族のエルマー!君たちに因縁を抱いた戦士さ!!」

バンジョー「因縁??」

カズーイ「勝手に決めないで!ボトルズを放しなさいよ!!」

エルマー「くっくっくっくっくっく!このモグラかい?こいつは・・・・・・・・!!」

スコット「エルマー!!放してやれ・・・・・・・。」

高笑いしたエルマーは冷静なスコットにそう言われたため、

気に入らないような態度でボトルズを放した。

エルマー「・・・・・ちっ!仕方がない・・・・・・・。」

ボトルズ「バンジョー!カズーイ!!」

ボトルズは慌てて走り、バンジョーとカズーイのところに来た。

バンジョー「なぜ、僕たちを狙う!!?」

スコット「お前たちは危険な存在だからだ・・・・・・!!」

カズーイ「危険?あたいたちが・・・・・?」

エルマー「その通り。君たちはマンボ・ジャンボの力を利用しようとしたね?この髑髏を狙って!!」

エルマーは魔の髑髏に向かって指を指す。

スコット「今までの過ちを犯し、あまつさえ今度不死の魔術師の力を使うとは、何を企む!!」

ボトルズ「ちょ・・・・ちょっと待ってください!!僕たちはチューティを助けるためには、

どうしても、あのマンボの力が必要だと思いまして・・・・・・・!」

スコット「今度は人助けだと?」

カズーイ「人・・・・じゃなかった熊の妹を助けて何が悪いのよ!!」

エルマー「悪いが、君たちが誰かを助けたいかは知らないけど、

髑髏は僕が頂き、君たちをここで倒す!!」

スコット「エルマー!!?」

スコット「ふふっ。髑髏を奪うと言うのは、奴らを倒せなかった時・・・・・・・。

簡単に倒せたら、髑髏は見逃すよ。」

スコット「髑髏は誰の者ではない・・・・・本来なら誰にも触れてはいけない・・・・・・。

そのために・・・・・・ぬあああああああ!!!」

スコットは斧を振り回しながらバンジョーに走り、迫る。

バンジョー「来るか!!?」

カズーイ「いくわよ!!」

バンジョーとカズーイも構えた。スコットはバンジョーに近づいたとき、斧を縦に振るう。

スコット「であっ!!」   ブン

スコットは斧で攻撃。しかし、バンジョーはそれを避けた。

スコット「とう!!」     ガキィィン

今度は斧を横に振るが、カズーイがくちばしで、斧の動きを止め、バンジョーを守った。

スコット「くちばしで防いだ!?これが伝説の鳥か・・・・・!!」

カズーイ「バンジョー・・・・・!!」

バンジョー「よし!ふん!!」

バンジョーはそのスキに、スコットの腹に一発パンチを打つ。

スコット「うぐっ!!」

スコットはその一撃をくらい、後ろにさがる。しかし、すぐに体勢を立て直した。

スコット「ぬ・・・・・・!!どあああぁぁぁぁ!!!」

スコットはまたも斧を振るが、バンジョーはジャンプして、それをかわし、

スコットの後ろに着地した。

バンジョー「てやっ!!」

バンジョーが右足で蹴り上げようとした時、スコットも後ろに気づき、彼も左足で蹴り上げる。

二人のキックがぶつかりあう。

スコット「戦士が斧だけを使うと思うな!!」

バンジョー「ちいっ!!」

スコットはバンジョーの足とぶつかった左足を動かすと、

バンジョーはそのバランスを崩れて、倒れる。

バンジョー「うわっ!!」

スコット「どうした!?これが今の貴様か!!?ぬうううん!!」

スコットは斧を縦に振るってトドメをさそうとした!その時・・・・・・。

カズーイ「くっ!!」   ビュ―ン

カズーイはその瞬間に、リュックから両足を出して、それで走り出した。

そのため、スコットから見れば、バンジョーが一瞬で消えたと思って混乱した。

スコット「何!?・・・・・・ああ!!」

スコットは後ろの方を向く。そこに、カズーイがバンジョーを乗せて高速で走ってきた。

スコット「こいつ・・・・・・!!」

ボトルズ「カズーイ・ダッシュですね!!」

バンジョー「ありがとう、カズーイ!」

カズーイ「バンジョー、リベンジよ!!」

バンジョー「よし!!」

カズーイは両足をリュックに引っ込めた。バンジョーは再び立った。

スコット「畜生!!やはり・・・・・・油断できん!!」

一方、グラブリン村では・・・・・ニラの家では・・・・・?

ベスはニラの部屋でベッドで横になっていた。

ベス「・・・・・・・・・・・。」

ベスはあまり機嫌がよくないらしい。そこに、ニラがオレンジを持ってきた。

ニラ「お腹減ったろ?オレンジ持ってきたで。」

ベス「オレンジだと!!?」

ベスはそれを聞いて、起き上がった。

ニラ「え?いらないんかいな?」

ベス「・・・・・・あいつの武器じゃないだろうな?」

ニラ「あいつっちゃなんのこっ・・・・・・おわ!!」

ベスはニラの態度にいきなり怒り、急に体を動かして、ニラに近づき、怒りの表情を見せた。

ベス「忘れたのか!!?俺の父さんは・・・・・奴のオレンジという武器のせいで・・・・・!!!!」

ニラ「お、落ち着きぃな!僕は別にグランティに寝返ってんじゃあらへん!

このオレンジは本物や!!溶解オレンジじゃあらへんわ!!!」

ベスはニラの言うことに気づいたか、急に落ち着いた。

ベス「・・・・わかってる・・・・・・だが・・・・このオレンジを見ると、どうしても、

あの事を思い出してしまうんだ・・・・・・・・。」

ニラ「・・・・・ごめんな。じゃあ、別の物を出すわ。」

ベス「ああ。頼む。それと・・・・・すまなかった・・・・・。」

ニラ「気にしとらんでんねん。じゃあ、今度はココナッツを持ってくわ。」

ニラは笑いながら、部屋から出た。ベスは再びベッドに入る。

ベス「・・・・・・グランティめ・・・・・・・・俺が今、こうなってしまったのも・・・・・・・!!」

ベスはさっきの事で悔やんだ。だが、グランティへの怒りは変わらなかった。

そして、ベスの脳裏にローブの少女の姿を浮かべた。

ベス(・・・・それに、あの少女・・・・・・あのバンジョーってのを知ってたみたいだが、

奴もグランティか・・・・・・?もし、そうなら・・・・・・・・!!)

ベスは再び、ベッドから起き上がり、少女を追おうとした時、

いきなりニラが再び部屋に入ってきた。ココナッツを持ってきたらしい。

ベス「!?ニラ・・・・・。」

ニラ「ココナッツ持ってきたで。あれ?どうしたんや?」

ベス「ニラ・・・・・・さっきは本当にすまなかった・・・・・・。だが・・・・俺は奴らを許せない・・・・・・。」

ニラ「ま・・・・まさか・・・・・!?」

ベス「俺は・・・・・・さっきの少女を追う。」

ベスはそう言って、走った。

ニラ「・・・・・あ!ベスはん!!!」

ベスはニラの家から出てしまった。ニラもベスを追おうとしたが、

ベスの走りが早いため、あきらめて足を止める。

チャック「・・・・・・!?おい!ベス!!!」

村の周辺を警備していたチャックは、ベスが自分の村から出ようと走っているところを見た。

ベス「・・・・・・・・・!」

チャック「どこいくんだ!!ベス!!!!」

ベス「・・・・!?チャック・・・・・!」

ベスはチャックに言われた事に気づき、彼の方に向き、返事した。

ベス「俺はあの少女を追う!もしかしてグランティかも知れないんだ!!」

チャック「何!?お前、まだそんな事を!!!」

ベス「残念だけど俺は短気なんだ!じっとしてられるかよ!!」

つづく

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