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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョー「グ、グラブリン族!!?」

カズーイ「ちょっと!ボトルズに何してんのよ!!」

エルマーはボトルズの頭を掴んでいた。そのため、ボトルズは動けず、人質にされていた。

エルマー「ふふふふふふふ!!君が、噂の熊と鳥だな!?

僕はグラブリン族のエルマー!君たちに因縁を抱いた戦士さ!!」

バンジョー「因縁??」

カズーイ「勝手に決めないで!ボトルズを放しなさいよ!!」

エルマー「くっくっくっくっくっく!このモグラかい?こいつは・・・・・・・・!!」

スコット「エルマー!!放してやれ・・・・・・・。」

高笑いしたエルマーは冷静なスコットにそう言われたため、

気に入らないような態度でボトルズを放した。

エルマー「・・・・・ちっ!仕方がない・・・・・・・。」

ボトルズ「バンジョー!カズーイ!!」

ボトルズは慌てて走り、バンジョーとカズーイのところに来た。

バンジョー「なぜ、僕たちを狙う!!?」

スコット「お前たちは危険な存在だからだ・・・・・・!!」

カズーイ「危険?あたいたちが・・・・・?」

エルマー「その通り。君たちはマンボ・ジャンボの力を利用しようとしたね?この髑髏を狙って!!」

エルマーは魔の髑髏に向かって指を指す。

スコット「今までの過ちを犯し、あまつさえ今度不死の魔術師の力を使うとは、何を企む!!」

ボトルズ「ちょ・・・・ちょっと待ってください!!僕たちはチューティを助けるためには、

どうしても、あのマンボの力が必要だと思いまして・・・・・・・!」

スコット「今度は人助けだと?」

カズーイ「人・・・・じゃなかった熊の妹を助けて何が悪いのよ!!」

エルマー「悪いが、君たちが誰かを助けたいかは知らないけど、

髑髏は僕が頂き、君たちをここで倒す!!」

スコット「エルマー!!?」

スコット「ふふっ。髑髏を奪うと言うのは、奴らを倒せなかった時・・・・・・・。

簡単に倒せたら、髑髏は見逃すよ。」

スコット「髑髏は誰の者ではない・・・・・本来なら誰にも触れてはいけない・・・・・・。

そのために・・・・・・ぬあああああああ!!!」

スコットは斧を振り回しながらバンジョーに走り、迫る。

バンジョー「来るか!!?」

カズーイ「いくわよ!!」

バンジョーとカズーイも構えた。スコットはバンジョーに近づいたとき、斧を縦に振るう。

スコット「であっ!!」   ブン

スコットは斧で攻撃。しかし、バンジョーはそれを避けた。

スコット「とう!!」     ガキィィン

今度は斧を横に振るが、カズーイがくちばしで、斧の動きを止め、バンジョーを守った。

スコット「くちばしで防いだ!?これが伝説の鳥か・・・・・!!」

カズーイ「バンジョー・・・・・!!」

バンジョー「よし!ふん!!」

バンジョーはそのスキに、スコットの腹に一発パンチを打つ。

スコット「うぐっ!!」

スコットはその一撃をくらい、後ろにさがる。しかし、すぐに体勢を立て直した。

スコット「ぬ・・・・・・!!どあああぁぁぁぁ!!!」

スコットはまたも斧を振るが、バンジョーはジャンプして、それをかわし、

スコットの後ろに着地した。

バンジョー「てやっ!!」

バンジョーが右足で蹴り上げようとした時、スコットも後ろに気づき、彼も左足で蹴り上げる。

二人のキックがぶつかりあう。

スコット「戦士が斧だけを使うと思うな!!」

バンジョー「ちいっ!!」

スコットはバンジョーの足とぶつかった左足を動かすと、

バンジョーはそのバランスを崩れて、倒れる。

バンジョー「うわっ!!」

スコット「どうした!?これが今の貴様か!!?ぬうううん!!」

スコットは斧を縦に振るってトドメをさそうとした!その時・・・・・・。

カズーイ「くっ!!」   ビュ―ン

カズーイはその瞬間に、リュックから両足を出して、それで走り出した。

そのため、スコットから見れば、バンジョーが一瞬で消えたと思って混乱した。

スコット「何!?・・・・・・ああ!!」

スコットは後ろの方を向く。そこに、カズーイがバンジョーを乗せて高速で走ってきた。

スコット「こいつ・・・・・・!!」

ボトルズ「カズーイ・ダッシュですね!!」

バンジョー「ありがとう、カズーイ!」

カズーイ「バンジョー、リベンジよ!!」

バンジョー「よし!!」

カズーイは両足をリュックに引っ込めた。バンジョーは再び立った。

スコット「畜生!!やはり・・・・・・油断できん!!」

一方、グラブリン村では・・・・・ニラの家では・・・・・?

ベスはニラの部屋でベッドで横になっていた。

ベス「・・・・・・・・・・・。」

ベスはあまり機嫌がよくないらしい。そこに、ニラがオレンジを持ってきた。

ニラ「お腹減ったろ?オレンジ持ってきたで。」

ベス「オレンジだと!!?」

ベスはそれを聞いて、起き上がった。

ニラ「え?いらないんかいな?」

ベス「・・・・・・あいつの武器じゃないだろうな?」

ニラ「あいつっちゃなんのこっ・・・・・・おわ!!」

ベスはニラの態度にいきなり怒り、急に体を動かして、ニラに近づき、怒りの表情を見せた。

ベス「忘れたのか!!?俺の父さんは・・・・・奴のオレンジという武器のせいで・・・・・!!!!」

ニラ「お、落ち着きぃな!僕は別にグランティに寝返ってんじゃあらへん!

このオレンジは本物や!!溶解オレンジじゃあらへんわ!!!」

ベスはニラの言うことに気づいたか、急に落ち着いた。

ベス「・・・・わかってる・・・・・・だが・・・・このオレンジを見ると、どうしても、

あの事を思い出してしまうんだ・・・・・・・・。」

ニラ「・・・・・ごめんな。じゃあ、別の物を出すわ。」

ベス「ああ。頼む。それと・・・・・すまなかった・・・・・。」

ニラ「気にしとらんでんねん。じゃあ、今度はココナッツを持ってくわ。」

ニラは笑いながら、部屋から出た。ベスは再びベッドに入る。

ベス「・・・・・・グランティめ・・・・・・・・俺が今、こうなってしまったのも・・・・・・・!!」

ベスはさっきの事で悔やんだ。だが、グランティへの怒りは変わらなかった。

そして、ベスの脳裏にローブの少女の姿を浮かべた。

ベス(・・・・それに、あの少女・・・・・・あのバンジョーってのを知ってたみたいだが、

奴もグランティか・・・・・・?もし、そうなら・・・・・・・・!!)

ベスは再び、ベッドから起き上がり、少女を追おうとした時、

いきなりニラが再び部屋に入ってきた。ココナッツを持ってきたらしい。

ベス「!?ニラ・・・・・。」

ニラ「ココナッツ持ってきたで。あれ?どうしたんや?」

ベス「ニラ・・・・・・さっきは本当にすまなかった・・・・・・。だが・・・・俺は奴らを許せない・・・・・・。」

ニラ「ま・・・・まさか・・・・・!?」

ベス「俺は・・・・・・さっきの少女を追う。」

ベスはそう言って、走った。

ニラ「・・・・・あ!ベスはん!!!」

ベスはニラの家から出てしまった。ニラもベスを追おうとしたが、

ベスの走りが早いため、あきらめて足を止める。

チャック「・・・・・・!?おい!ベス!!!」

村の周辺を警備していたチャックは、ベスが自分の村から出ようと走っているところを見た。

ベス「・・・・・・・・・!」

チャック「どこいくんだ!!ベス!!!!」

ベス「・・・・!?チャック・・・・・!」

ベスはチャックに言われた事に気づき、彼の方に向き、返事した。

ベス「俺はあの少女を追う!もしかしてグランティかも知れないんだ!!」

チャック「何!?お前、まだそんな事を!!!」

ベス「残念だけど俺は短気なんだ!じっとしてられるかよ!!」

つづく

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