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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ワニ族のエース、ミスターバイルがバンジョーに、

ある命がけの遊戯で挑戦しようとする。その時、

ビーラゴスを倒すためにコッパが立ち上がる。

次回、【禁じられた遊戯】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?

バンカズファースト第31話。

今回はブクゲコ沼における有名?キャラである、

ミスターバイルの初登場です。そして、

マンボマジックでバンジョーがワニになる回です。

・・・・まだ活躍はしてませんけど。バイルの初めての、

相手は人型モンスターのウィゾルです。もちろんオリキャラです。

このキャラをどう活躍させるかは結構迷ったり(

バイルを活躍させようといち早く死なせました(酷

エスメラルダ部隊の戦力が少なくなっちまいましたが、

イエローフリビッツがいるから、大丈夫ですよね。色々と(

次回はいよいよあのミニゲームが出ます。

それでは。

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ウィゾルは大きな声で、赤いワニにそう聞く。

すると、

赤いワニはいきなり少し早く喋り出す。

赤いワニ「ワニワニ!!俺は強いワニっ!!

名前はミスター・バイル!!!

無敵の俺様に挑戦するワニ!?」

バンジョー(ワニ)「ミスター・・・・!!」

カズーイ(リュック)バイル!!?」

二人は驚くが、ウィゾルは喜んで笑い出す。

ウィゾル「あはははははははは!!!やはりね!!

君のような奴を探していたんだよ・・・・!」

ミスターバイル「それがどうしたワニ?」

ウィゾル「僕はねェ・・・。君のような、

強い奴を殺すのが使命なんでねェ・・・!!

ずあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ウィゾルが急に走りだし、ミスターバイルに殴りかかる。

バンジョー(ワニ)「あ、危ない!!!」

ウィゾル「そらああぁぁぁっ!!」

ウィゾルのパンチがミスターバイルに命中する。否。

ミスターバイル「・・・・・・・!!」

ミスターバイルは一瞬でウィゾルから離れたところへ移動し、

敵のパンチを避けた。カズーイはそれを見て、思わずこう言う。

カズーイ(リュック)「速い!!一瞬で避けるなんて・・・・!!」

ミスターバイル「俺様はこっちワニ。」

ウィゾル「ぬぅ・・・・!!とおおおぉぉぉぉう!!!」

ウィゾルは再び殴りかかるが、バイルはまたも、

一瞬どこかに移動して、避ける。

ミスターバイル「お前の攻撃は遅いワニ!」

ウィゾル「なめるなよ?

僕はグランティ第7特命隊のウィゾルだ!

少なくとも、お前を倒せるような力はまだあるさ!!!

クライシス・ボウル!!!!!」

ウィゾルはバイルにクライシスボウルを投げつける。

ミスターバイル「ワニッ!!」

ミスターバイルはその攻撃を素早く避ける。すると、

クライシスボウルが地面に命中し、爆発を起こす。

ミスターバイル「うむむむっ!?

爆発系の技ワニか・・・っ!!」

ウィゾル「まだまだ!!クライシスボウル!!!!」

ウィゾルはまたもクライシスボウルを投げつけるが、

ミスターバイルはジャンプして、避ける。

ミスターバイル「ワニワニイイイィィィィ!!!!!」

ジャンプしたバイルはウィゾルの後ろに着地した。

ウィゾル「っ!!うりゃああぁぁぁぁ!!!」

ウィゾルは回し蹴りでバイルを襲うが、避けられる。

ウィゾル「ちぃ!!たあああぁぁぁぁっ!!」

ウィゾルは激しいチョップでバイルの頭を打つ。

ミスターバイル「ワニッ!?」 バイルは初めて攻撃を受ける。

ウィゾル「おらあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ウィゾルはさらにアッパーでバイルを殴り飛ばす。

ミスターバイル「ワニイイィィィィ!!?」

ウィゾル「どうだ・・・・!」

倒れたバイルだが、すぐに立ち上がって襲いかかる。

ミスターバイル「ワニ!!ワニイイイィィィィィ!!!」

バイルは素早くウィゾルに近づき、頭突きを決める。

ウィゾル「ぐおおおぉぉぉ・・・・・っ!!?」

攻撃を受けたウィゾルは苦痛しながらさがった。

ミスターバイル「ワニワニ!!まだまだ行くワニ!!!」

ウィゾル「野郎・・・!クライシスボウル!!!」

ウィゾルは怒って、クライシスボウルでバイルを攻撃する。

ミスターバイル「ワニイイイィィィィィ!!!!!」

バイルはクライシスボウルを受けて、爆発してしまう。

バンジョー(ワニ)「あ、赤いワニが・・・・・っ!!?」

ウィゾル「どうだ・・・!

クライシスボウルを受ければ最後、

爆発で身体は粉々に吹き飛んでしまうんだ。むっ!?」

ウィゾルは目の前に起こった事に驚く。その目の前には、

多少の傷を受けながらも、

立っていられるバイルの姿があった。

ウィゾル「馬鹿な・・・!!死んでないだと!!?」

ミスターバイル「当たり前ワニ!!この程度で、

俺様は死なないワニよ!!少し痛いワニけど・・・。」

カズーイ(リュック)「す、凄すぎるわ!!この赤いワニ!!

ってか、

ワニ族にこんな奴がいたなんて、聞いてないわ!!!」

バンジョー(ワニ)「特命隊の怪人と互角に戦えるとは。

彼らにこんな凄い切り札があったなんて・・・!」

ミスターバイル「ワニイイイイィィィィィィ!!!!」

バイルは尻尾でウィゾルに打撃する。

ウィゾル「うぁっ!!はああぁぁぁぁ!!!」

ウィゾルはキックでバイルを蹴り上げる。

ミスターバイル「ワニッ!?」 

ウィゾル「でええぇぇぇい!!!」

ウィゾルは自分の尻尾を振って、それでバイルを打撃する。

ミスターバイル「ワニイイィィィ・・・・ッ!!!」

攻撃を受けたバイルは吹き飛び、倒れる。

ウィゾル「おのれェ!!クライシスボウル・G!!!!!」

ウィゾルは無数のクライシスボウルを投げて、バイルを襲う。

ウィゾル「全てのボウルがお前を襲うぜ!!!」

ミスターバイル「・・・・っ!!ワニ!!ワニ!!ワニ!!!」

その時、バイルは尻尾を振りまくって、

多くのボウルを弾き飛ばした。

ウィゾル「し、尻尾で・・・・・・っ!!?」

ウィゾルは自分の必殺技が全て、

尻尾で弾き飛ばされた事に驚く。

ミスターバイル「言ったワニ!!俺様は強いワニと!!」

ウィゾル「や、野郎おおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

ウィゾルは両肩の角をバイルに向けて、突進を始める。

ミスターバイル「ワニイイイイィィィィィ!!!!」

バイルも走り出す。そして、口を大きく開けた。

ミスターバイル「クロコファング!!!!!」

ウィゾル「なっ!?や、奴が大きく見えて・・・・!!」

ウィゾルの目線にはバイルの、

開いた口が巨大化したように見える。

そして、バイルはその大きな口でウィゾルを思い切り噛み付く。

ウィゾル「ぐあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

バイルの強烈な噛み付きによって、ウィゾルの身体の、

右の部分がバイルの体内に入ってしまう。ただし、

顔と右足、左の部分は残っているらしい。

ウィゾル「あ・・・・あぁ・・・・っ!」

ウィゾルは身体の一部を失ったショックで倒れた。

ミスターバイル「思い知ったワニ?俺様は強いワニ。」

ウィゾル「ぐ・・・・っ!さ、流石は噂の紅のワニ。

ま、負けた・・・よ・・・・・・・。」

ウィゾルは目をゆっくりと閉じて、息を引き取った。

バンジョー(ワニ)「す、凄い・・・!一気に倒した・・・!!」

その時、ミスターバイルがバンジョーとカズーイの方を見る。

ミスターバイル「ワニワニ!?お前は・・・・!

何か不思議な力を感じるワニ・・・・!」

バンジョー(ワニ)「え?そ、そうかなァ・・・・。」

ミスターバイル「だが、俺たちワニ族には、

そんなワニはいないハズだったワニ。

お前は誰ワニ!?」

バンジョー(ワニ)とカズーイ(リュック)「えっ!!???」

グランティ第7特命隊の一人であるウィゾルを、

その圧倒的な力で倒した赤きワニ、ミスターバイル。

ですが、そのバイルが近くにいたワニを、

バンジョーである事に確信しつつあります。果たして、

その正体がバレてしまうのでしょうか。ミスターバイル。

彼はワニ族の大戦士として、バンジョーとカズーイに、

襲いかかるのでしょうか。

次回につづく

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アシナガ「こりゃァ・・・・!!」

そう。マンボの魔法によって姿が変わったバンジョーを見た、

一同は・・・特にクロコタスたちは驚く。

ミドリ「こ、これは・・・・!僕らと同じ!!?」

ミドリがそう言う。そう。バンジョーは、

緑色の小さなワニへと変わったのだ。

ミル「これって、ワニ族の子供の姿じゃない!!?」

テル「貴様・・・。奴をワニに変えてどうする気だ!?」

テルはマンボに言う。マンボは冷静に語る。

マンボ「ワニ族。熊と鳥、狙っている。だから、

熊をワニに変えた。そうすれば、熊。ワニ共に、

バレずに、狙われる心配はない。」

アシナガ「なるほど。バンジョーがワニになりゃ、

他のワニたちがバンジョーを同胞だと思っているって事だな!」

マンボ「そう。ってなワケで、バンジョー。しばらく、

その姿でいてもらう。この沼での戦い、終わるまでな。」

バンジョー(ワニ)「・・・・・わかった。」

その時、バンジョーの背中に付いているリュックから、

二つの目が出て、そのリュックがカズーイの声で喋り出す。

カズーイ(リュック)「・・・・で、私に関してはノーコメントなワケ?」

ミル「わっ!!リュックが喋った!!」

テル「鳥は・・・リュックに変身したか・・・・。」

リュックがカズーイの声をした事にミルは驚き、

テルが冷静にカズーイがリュックである事を確信する。

ミドリ「これで、仲間たちに狙われる心配はなくなったね。

あとは、これからどうするべきか・・・。」

カズーイ(リュック)「決まってるじゃない!この沼にある、

全てのジグソーを集める!!それで、この沼にいる、

グランティの連中を全部、ぶっ倒す!!

でしょ!?バンジョー!!」

バンジョー(ワニ)「うん・・・。隠れている間に、

他のワニたちの話を聞いて、わかったよ。

君らの沼で戦争が起きているのは、それぞれの種族が、

持っていて、それらを奪い合っているからだろう。」

ミドリ「そ、そうだけど・・・・。」

ミズイロ「ジグソーのせいで、

他の種族が僕らに襲いかかっているもんね。

あんなに仲良くやっていたのに。昔は・・・・。」

ムラサキ「ジグソーなんてなかったら良いのにと、

一度は思った事あるよ・・・・。」

マンボ「・・・・そう。この沼の戦争を終わらせる方法。

それは、この沼にあるジグソー、全部、熊と鳥が集める事だ。」

ミドリ「そうすれば・・・戦争が終わるよね?」

マンボ「確実に。いや、必ず終わらせねばならない。」

バンジョー(ワニ)「そうとわかれば、さっそく行こう!!

全てのジグソーを集めに・・・・!」

アオ「でも、戦場ではグランティと言う連中が、

大暴れをしているから、僕らはもちろん、他の種族も、

動きづらくなっているよ。」

カズーイ(リュック)「グランティが暴れているなら、なお結構!!

あたいらはこの沼の住人より、

グランティをぶっ倒したいからね!!!」

バンジョー(ワニ)「さっそく行って来る!!」

アシナガ「待ちな。その前に良い事を言ってやるぜ。

この沼のどこかにジグソーの眠っている卵が少数あるらしい。

今は他の種族がいっぱい見つけたから、残り少ないため、

探しにくくなっちまったらしいかも知れないが・・・。」

バンジョー(ワニ)「わかった。その卵を探してみるよ!!」

そして、バンジョーは走って、クロコタスの隠れ家から出る。

ミドリ「あっ!!ちょ、ちょっと・・・。大丈夫かなァ・・・。」

ミドリはバンジョーとカズーイは、

ワニたちにバレないか心配している。

マンボ「心配ない。マンボの魔法、通じる。ワニ共、

熊と鳥を必ずワニと思い込む。」

テル「俺は奴らの元へ行く。奴らが勝手な事をすれば困るからな。」

ミル「私も行くわ。ワニになった熊。何か可愛いし。」

テルとミルもバンジョーとカズーイに続いて、隠れ家から出る。

アシナガ「大丈夫かねェ。あいつらだけで。もし、

グランティの奴らがとっても強力だったら、

ヤベーんじゃねェか?」

アカ「大丈夫だよ!!僕らにはあのワニがいるんだから!!」

アカの発言に、アシナガが驚く。

アシナガ「あのワニ?もしかして、奴の事か!!?」

マンボ「奴?それは一体、誰なんだ・・・・?」

ミドリ「そう言えば、

マンボさんはこの沼に来たばかりですよね?

あのワニ。それは、

僕らワニ族の中で最強の力を持っているんだ。

そして、その身体は僕らと違って、全く赤い色をしていた。

この沼の者たちは彼を紅のワニと呼んだ。その名も、

ミスター・バイル!僕らワニ族のエースです・・・・っ!」

マンボ「ミスター・・・バイル・・・・・!!」


ワニたちが多くいるところを堂々と歩くバンジョー。

何故なら、バンジョーは今はワニであるからだ。

他のワニA「おい。見ろ。こいつ、リュックとズボンをしてるぜ。」

他のワニB「おかしいな。そんな奴、見た事もねーけど。」

他のワニC「まあ。こい言う奴もいるのよ。放っておこうぜ。」

カズーイ(リュック)「どうやら、気づかれないみたいね。」

バンジョー(ワニ)「ああ。そのままこの住み処から出て、

ジグソーを集めに行こう!」


そして、ワニ族の住み処から出たバンジョーとカズーイは、

戦場である沼地を歩いていた。そこには、

フリビッツやバズボム、ワニやカメの死体が多くあった。

バンジョー(ワニ)「これは酷い・・・・。まさに戦場って感じだな。」

バンジョーはあまりにも醜い光景に、悲しそうになる。

カズーイ(リュック)「・・・っ!あれを見て!!」 

バンジョー(ワニ)「えっ!?」

二人が見たのは、複数のバズボムとウィゾルが戦っていた。

バズボムA「何だ、こいつ!?たった一人で、俺らの仲間を、

数匹も葬りやがった・・・・・っ!!」

ウィゾル「当然さ。だって、君たち雑魚じゃないか?」

バズボムB「あぁ!?強いからって、

あんま調子乗んじゃねえぇぇぇ!!!」

複数のバズボムが一斉にウィゾルに襲いかかる。

ウィゾル「・・・・トンボは五月蠅い・・・・。」

バズボムA「うぜえええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

バズボムAがウィゾルに体当たりしようとする。だが。

ウィゾル「・・・・ふん!!」 ウィゾルはバズボムAを殴り飛ばす。

バズボムA「ぱぅ!!!」 

バズボムは殴り飛ばされ、沼の中へ落ちる。

バズボムB「グルルルルルルルウウゥゥゥゥゥ!!!!!!」

バズボムBが後ろからウィゾルに襲いかかる。

ウィゾル「・・・後ろからの気配が凄いよ。でぃ!!」

ウィゾルは回し蹴りで後ろのバズボムBを蹴り飛ばす。

バズボムB「うぎっ!!?」 

バズボムBは蹴られ、沼の方へ飛ぶ。

バンジョー(ワニ)「つ・・・強い!!この怪人、グランティだな!!」

ウィゾル「クライシスボウル!!!!!」

ウィゾルはクライシスボウルを投げ、

それが3匹のバズボムに命中する。

3匹のバズボム「わああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

3匹が爆発を受けて、燃えながら落ちる。

残りのバズボムたちがこれに怯える。

他のバズボムA「ひ、ひいいぃぃぃ!!何だ!!こいつゥ!!」

他のバズボムB「いくら攻撃しようとしても、

ダメージ一つも付けれねェ!!」

他のバズボムC「ここは一旦引き上げだ!!!逃げろォ!!!」

残りのバズボムが一斉に逃げ出した。それをウィゾルは。

ウィゾル「逃げるなよ・・・!クライシスボウル・G!!!!!」

ウィゾルは複数のクライシスボウルを投げ、

逃げるバズボムたちに迫る。

バズボムたち「ぎゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

全てのクライシスボウルを受けた全てのバズボムが、

その爆発によって散りとなってしまい、

全員死んでしまった。

バンジョー(ワニ)「す・・・・凄い・・・・!!」

ウィゾル「・・・ふっ!ふふふ・・・!!ふはははは・・・・!!!」

ウィゾルの突然、笑い出した。

バンジョーとカズーイはこれに驚く。

カズーイ(リュック)「あ、あいつ・・・!何を笑っているの!?」

ウィゾル「とても凄い気配を感じる・・・!まさか、

この沼にも強い奴がいるとは思わなかったよ。」

ウィゾルは後ろに向く。そこに、何者かがいた。

その姿は色では全く赤。圧倒的な紅であった。

そして、体はワニそのものであった。その姿を見た、

バンジョーとカズーイは驚く。

バンジョー(ワニ)「な、何だ!?このワニは・・・・!」

カズーイ(リュック)「見た事もない奴だわ・・・・!?」

ウィゾル「エスメラルダ様が言ったけど、

まさか、君が赤いワニだったとはねェ・・・。

君は一体、誰だ!!名を名乗れィ!!!」

つづく

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バンジョーはワニたちに向かって一気に走り出す。そして。

バンジョー「ローリングアタック!!!!!」

バンジョーはローリングアタックで少数のワニを、

弾き飛ばし、無理やり逃げ道を作る。

バンジョー「今だ!!カズーイ!!」

その道でカズーイはリュックから両足を出して、

一気に走り出した。ワニたちはそれに驚く。

ワニたち「は、速い!!」 「お、追うんだ!!」

ワニたちは急いでカズーイとバンジョーを追おうと、

マンボたちから離れた。アシナガは心配しそうになる。

アシナガ「だ、大丈夫か?あの二人・・・。」

マンボ「心配するな。あの熊と鳥。助かる。

そして、マンボが後で助ける・・・。」

ミル「後で助けるって・・・・?」

その時、5匹のクロコタスが慌てて走って来た。

ミドリ「あの熊さんと鳥さんがデスブラザーだって!?」

テル「・・・・そうだ。あの2匹はこの世界の敵である、

デスブラザーだったんだ・・・・。」

アカ「そ、そうか・・・。僕らを騙して・・・・!」

ミドリ「そんなワケない!!あの2匹が、

デスブラザーなワケがないじゃないか!!!」

ムラサキ「でも、デスブラザーって確か、

熊と鳥だったし・・・。もしかすると。」

アオ「僕たちが会ったあの2匹の事で、

他のワニたちが彼らを殺そうとするのかも知れない。」

他のクロコタスが暗そうにそう言うが、

ミドリは強気で必死にこう語る。

ミドリ「けど、あの2匹はデスブラザーなんかじゃない!!

彼らは、僕らにタマゴをくれた!!僕をバズボム共から、

守ってくれた!!

デスブラザーには絶対にできない行為だよ!!!

だから、お願い!!あの2匹をどうか助けて!!!」

マンボ「言われなくても、そのつもりだ。」

アシナガ「おうよ!!あの2匹は俺にとっちゃ、

ダチも同然!!必ず助けてやんよ!!」

ミル「私はどちらかと言うと、

助けた方が得かもね。ね?テル。」

テル「・・・・別に奴らなど、どうでも良い。だが、

ミルがそこまで言うなら、仕方があるまい・・・。」

ミドリ「ありがとう。さっそく、彼らを見つけて、

僕らの隠れ家へ連れて行かなきゃ!!皆も良いよね!?」

ミズイロ「でも、

あのワニにはどう言い訳すれば良いの?」

アシナガ「あのワニ?何でェ?そいつは!?」

ミドリ「っ!?ま、まさか・・・!あの紅のワニ。

ワニ族最強の・・・!ミスター・バイルの事!!?」

アシナガ、テル、ミル「ミスターバイル!!!?」

皆はミスターバイルの名を聞いて驚く。ミスターバイル。

彼らは一体、どんな力を持っているのだろうか。


その頃、とある戦場でカメ族の部隊がやっとの思いで、

トンボ族の部隊を全滅させていった。ここに、

多くのバズボムの死体があるが、倒れたカメも、

多くいる。そうだ。生き残ったカメたちが、

倒れたカメたちを運ぼうとしている。

カメA「はぁ・・・。やっと、全滅か・・・。」

カメB「だが、これでトンボ共は全滅していない。

負傷者を全員、住み処へ連れて行くんだ!!」

カメC「・・・む!?な、何だ!?あれは!!!」

多くのカメたちが一斉に別の方向を見る。そこに、

第7特命隊の怪人であるウィゾルがいた。

ウィゾル「ここでも戦争をやってたのか。

この沼って、とっても厄介なんだね。」

カメA「だ、誰だ!?貴様!!」

カメB「この沼の住人じゃないな!!?」

ウィゾル「そうさ。僕はウィゾル。

グランティに所属してるのさ。

ちょっと。君たちを殺して来いって、

カエル族に言われてね。」

カメC「か、カエル族だと!!?」

カメD「この野郎!!やっちまえ!!!」

そして、複数のカメが剣やヤリなどの武器を構えて、

ウィゾルに向かって、走る。

ウィゾル「無理だね。君らに僕を倒す事なんて・・・。」

カメA「黙りあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

カメAが剣を振るう。だが、ウィゾルが右腕でガードする。

カメA「な・・・・っ!?」

その右腕が剣の刃を通さない。

とても硬い皮膚を持っている。

ウィゾル「僕の身体はとても硬くてね。

剣なんかじゃ効かないよ!」

そして、ウィゾルは左手の拳でカメAを思い切り殴る。

カメA「ぐはぁっ!!!」

その時、カメAの甲羅が砕け散り、

カメAは全裸で吹き飛んだ。

カメB「おおっ!!こ、甲羅が・・・・っ!!」

ウィゾル「次は・・・どいつだ?」

つづく

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バンジョー「ど、どうしたのですか?ワニさんたち・・・^^;」

バンジョーは冷や汗を流しながら笑顔で聞いてみる。

ワニ「聞いたぞ・・・!熊と鳥!

貴様たち。デスブラザーだなっ!?」

カズーイ「ちょっ!?また、その展開かしら!!?」

アシナガ「誰でェ!?

こんな事を起こしやがった奴は!!」

ミル「恐らく、

誰かが私たちの会話を密かに聞いたらしいわね。」

テル「不死の魔術師・・・!貴様っ!!」

マンボ「マンボのせいじゃない。だが、

これは大変。マンボたちも巻き込まれそう・・・!」

ワニ「デスブラザー!!てめェのせいで、

この世界は混沌に満ちてんだよ!!その罪は、

とっても重いから、覚悟しろぁ!!!」

カズーイ「やっと休めるかと思ったのに、

また戦いが始まろうとしているなんて・・・!」

バンジョー「デスブラザーに休みとかないのかな・・・。

でも、大丈夫。今の僕らにはテルとミル。それに・・・!」

そう。バンジョーとカズーイには仲間がいる。

テルとミル、アシナガがいるのだ。だが。

ワニ「そこの人間二人!!この熊と鳥はデスブラザーだ!!

今すぐ逃げた方が良いぞォ!!!」

バンジョーとカズーイ「えええぇぇぇぇっ!!!?」

バンジョーとカズーイはワニの発言に驚く。ワニたちは、

テルとミルが、

バンジョーとカズーイの仲間である事を知らないらしい。

バンジョー「ち、違う!!この二人(ミルとテル)は、

僕らの仲間なんだ!!だから・・・・っ!」

ミル「いえ。もう・・・仲間じゃない方が良いかもね。」

バンジョー「み、ミル・・・!!?」

その時、ミルの冷たき発言にバンジョーは動揺する。

テル「お前たちとは元々仲間になったワケではない。

同じグランティを倒すために、

お前たちの力を利用しようとしただけだ。」

カズーイ「あ、あんたたちィ・・・!!」

アシナガ「お、おい!!お前ら!!

簡単に裏切るのかよっ!?」

ミル「ま。今は争いに巻き込まれるのはごめんだしね・・・。」

テル「ワニ共の犠牲になって良いのは、デスブラザー。

貴様たちだけだ・・・・・・。」

バンジョー「ふ、二人とも・・・・っ!」

ワニ「やっちまえ!!!!!」

そして、

複数のワニたちが一斉にバンジョーとカズーイに襲いかかる。

ワニたち「ガアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!!」

バンジョー「く・・・っ!!」 カズーイ「だあぁぁっ!!」

カズーイが嘴で3匹のワニを突き飛ばす。

ワニたち「うわっ!!」 バンジョー「カズーイ・・・!」

カズーイ「くぅ・・・っ!ちょっと!

そこのガイコツ!!」

カズーイはマンボに向かって怒鳴る。

マンボ「ガイコツ?マンボの事か?」

カズーイ「こうなったのも、あんたの責任よ!!

仲間になるんでしょ!?だったら、助けなさいよ!!!」

マンボ「・・・・今、やって良い時ではない。」

カズーイ「はぁ!?あたいたち、今ピンチなのよ!?

何とかして助けてよ!!本当に!!!」

バンジョー「僕からも頼む・・・・っ!」

アシナガ「そ、そうだぜ!!骸骨さん!!

俺からも・・・!」

マンボ「・・・・・逃げろ。」

バンジョー「えっ!?逃げろって・・・・!」

マンボ「今は自力で逃げろ。そうすれば、

マンボ。お前たちを助ける方法を探す。」

カズーイ「自力って・・・!くっ!!」

出入り口の前には、複数のワニたちがいる。

バンジョー「こんなにいると言うのに・・・!」

カズーイ「こうなったら、ヤケクソよ!!!」

バンジョーとカズーイ「でやあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

つづく

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