忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95]

ブクゲコ沼から出るための洞窟に入るバンジョーたち。だが、

進めば進むほど、何故か冷気に満ちて行く。途中で、

洞窟温泉と呼ばれる怪しい場所を見つけるが。

次回、【洞窟の温泉】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか。バンカズファースト第42話。

今回でいよいよブクゲコ沼編の最終回です。多くのキャラが、

御別れする展開ですので、少し長そうな感じでしたな・・・。

グランチルダとエゥーラも少し登場させました。

エゥーラはもうすぐバンジョーたちと遭遇するかも知れません(

この話でいきなり多すぎのジグソーをゲットしましたが、

いつか、何かの事情で減らす予定かも知れません。できなかったら、

すみませんが。今回はバトルなしです。ドラマ性を高めようと思いまして。

デスブラザーの詳細については、まだまだ。

・・・・あ。ジグソーのスイッチの事を忘れちまった。

まあ、もう遅いですので、放っておきましょう(

ブクゲコ沼編が終わったので、いよいよ新しい物語の始まりです。

次回はフローズンズンやま編の始まりの回です。

それでは。

拍手[0回]

PR

ミスターバイル「マンボ・ジャンボ。

不死の魔術師よ。その名によっては、

お前は不気味の魔物と呼ばれるかも知れないワニ。だが、

俺様はお前の事をそう思わないワニ。俺たちワニ族はむすろ、

お前の事を、

この沼の英雄の一人である事を誇りたいと思うワニ!」

マンボ「バイル。ありがとう。マンボ、

お前のような勇者、忘れない。」

ミスターバイル「そして、バンジョー。カズーイ。貴様たちも、

感謝するワニ。お前たちのおかげで、戦争は終わったワニ。

できるなら、また。魔法でワニになって、あの遊戯をしたいワニ。」

嬉しそうなバイルの言葉にバンジョーは

バンジョー「いや、あんな遊戯はもう嫌だよ。僕・・・。」

カズーイ「つーか、ガイコツ君の魔法でなきゃ変身できないって。」

ミドリ「カズーイさん。できれば、また青いタマゴを食べたいな。」

カズーイ「まあ、気が向いたら、またこの沼に来るかも知れないから、

その時になったら、また食べさせてあげるわね。多分・・・。」

5匹のクロコタス「わああぁぁぁい!!やったあああぁぁぁぁ!!!」

クロコタスたちは大喜びにはしゃいだ。

バンジョー「思えば、君たちにも色々と助けられたね・・・。」

バンジョーは微笑んでミドリの頭を撫でた。

ミドリ「僕、信じるよ。

バンジョーさんがデスブラザーなんかじゃないって事を。」

バンジョー「君たちを傷つけたデスブラザーは必ずやっつけるよ!」

ミドリ「うん。期待してるよ。」

バンジョーはミドリの頭から手を離し、ティップタップに向かって言う。

バンジョー「ティップタップさん。

もし、また僕らがここに来る事になったら、

またあの音楽を聞かせてくれませんか?とても気に入ったんです。」

ティップタップ「ええ。いつでも聞かせてあげます。」

コッパ「バンジョー。カズーイ。そろそろ御別れだから、

今だけ言っておくぞ。

俺たちカメ族とワニ族の連中を救ってくれて、ありがとう。」

バンジョー「コッパ・・・・。」

コッパ「お前たちが来てくれなければ、俺たちは最後まで戦争し、

この沼は滅んだかも知れない。

俺、考えたんだ。このまま戦争を続けたら、

カメ族とワニ族。両方が全滅するんじゃないかってさ・・・。」

カズーイ「まっ。戦争なんてこんなもんよね。」

ボトルズ「そうです。戦争はこれ程に醜いものなのですから・・・。」

ミクス「・・・・ユミさん。」 ユミ「ん?」

ミクスは不安そうな表情でユミの袖を掴む。

ミクス「私たちクラッシャーやグランティの戦争も、

いつか両方共、滅んじゃうのかな・・・。そして、私もユミさんも・・・。」

ユミ「多分・・・。そうなるかも知れないわね。でも、

それでも良いと思うわ。この世界を守れるなら、

グランティと共に滅んじゃっても。」

ユミは悲しげな気持ちで微笑む。

ミクス「・・・・・うん。」

ティック「バンジョーさん。カズーイさん。ありがとうございます。

あなたたちのおかげで、コッパはもちろん、

この沼の全てが変わる事ができましたわ。

このご恩は一生忘れません。」

コッパ「俺はこれから、ティックを幸せにし、バイルと一緒に、

この沼を綺麗な沼にする。楽しみにしてくれよ。」

バンジョー「ああ。そろそろ、僕らはこの沼を出る。」

カズーイ「そうね!そろそろ、他のジグソーも探さないといけないし。」

ユミ「各地に散ったブレンティの仲間たちも探さなきゃ・・・!」

コッパ「・・・・バイル。お前、新しいワニ族の長だってな。

お前になら従っても良いくらいだぜ。改めて、よろしくな。」

ミスターバイル「ワニ!俺様の事を、

長のような扱いはしないでくれワニ。

むしろ、仲間としてお前と仲良くしたいワニよ。」

コッパ「そっか!じゃ、一緒に頑張ろうぜ!バイル!」

ミスターバイル「ぬかるなよ?コッパ。」

コッパとバイルは手を繋いだ。いつもはいがみ合った2匹も、

今は熱い友情に芽生えているのだ。

タンクタップ「我々はいつでもあなたたちを歓迎します。それでは。」

タンクタップは頭をさげる。

ミスターバイル「俺たちはいつでもお前たちを待っているワニ。」

コッパ「また来いよ。その時は楽しくやろうぜ!!」

バンジョー「うん!皆・・・。行こう!!」

一同「うん!!!!」 テル「何でお前が仕切る・・・。」

テルは一人だけバンジョーが仕切っているような感じで苛立つ。

こうして、バンジョーたちはこの沼を去ろうと歩いた。

大勢のカメとワニの喜びの声に見送られながら。

この沼はこれから、カメ族とワニ族の共存で平和となるだろう。


ついに、バンジョーたちはカメ族とワニ族のいる場所から、

去った。だが、完全にブクゲコ沼から出ていなかった。

バンジョー「随分と歩いたけど、まだ抜けてないな・・・。」

プルレス「そうだよね。このままだと、夜になっちゃいそうだよ。」

ユミ「そうよね。でも、進み続ければ必ず出られると思うわ。」

ボトルズ「そうですね。確か、この辺りには、

ある洞窟があると聞いているそうですが・・・。」

ミル「その洞窟に入れば、沼から出られるってワケね。」

カズーイ「そうだと良いけど・・・。

何であんたたちも付いて来ているのかしら?」

カズーイは一緒に歩いているアシナガやマンボの方を向く。

マンボ「マンボ。お前たち、

デスブラザーではないかと思ってる。だが、

まだ完全に証明したワケじゃない。だから、

確認するため、付いて行く。」

カズーイ「あんた。もし、あたいたちがデスブラザーでなかったら、

半殺しにして良いかしら?悪いけど・・・。」

マンボ「・・・・・覚悟する。」

アシナガ「俺さ。お前たちの心意気に惚れてよ・・・。

だから、これから俺がお前たちをサポートしようと思ってさ。」

カズーイ「うーん。まあ、あんたがいないと、

攻略できないトラップもあるし。付いて行っても良いわよ?」

アシナガ「おっしゃ!!」 アシナガは喜んだ。

ミル「もし、この沼を出られたら、次はどこへ向かうつもりかしら?」

ユミ「・・・まずは、ブレンティの皆を探したいわ。あれから、

随分と離れ離れになったし・・・。」

バンジョー「じゃ、まずはブレンティの皆さんを探そう!!」

カズーイ「大丈夫?あたいたちを敵としている奴らだっているのよ?」

バンジョー「でも、いつかは仲良くなれると思う。そう信じたい・・・。」

カズーイ「そっ。期待はずれだったら知らないけど。」

バンジョー「とにかく、ブレンティの皆さんと合流しておかなきゃ。

クランカーの洞窟での戦いでの、あの大爆発のせいで、

それぞれ散って行ったからね。彼らを探す事で、もしかしたら、

僕らの冒険に関わる何かが見つかるかも知れない。

例えば、デスブラザーとか・・・!」

バンジョーたちはさらに歩き続けた。ブレンティの仲間を探すために。

こうして、ブクゲコ沼に平和は訪れ、カメ族とワニ族はこれから、

永遠に共存する事でしょう。そして、バンジョーたちは、

ブレンティの仲間を探すと言う、次の目的を果たそうと、

歩き続けるのです。バンジョーとカズーイ、

その仲間たちの旅はまだまだ続くのです。

次回につづく。

拍手[0回]

コッパ「今までありがとな。クラッシャーの皆。

ティック。そろそろ寝ようぜ。」

ティック「ええ。明日はいよいよ・・・。」

コッパとティックは手を繋ぎ、どこかへ歩いた。


そして、次の日となった。ここは、

カメ族の住み処でもワニ族の住み処でもない。

ここは、どこか広い場所であった。そこに、

多くのカメとワニが集まっていた。そして、バンジョーたちも。

バンジョーたちの前には、大勢のジグソーの山があった。

カズーイ「わああああぁぁぁお!!!ジグソーが多すぎるわ!!」

バンジョー「本当にジグソーなんですか・・・!?」

ミスターバイル「ワニワニ!!この沼にある全てのジグソーだワニ!!

俺らワニ族とカメ族、他の種族のと合わせて、120個。」

タンクタップ「この全てのジグソーを君たちに渡そうと思うんだ。」

プルレス「えっ!?くれるの!?こんな多くのジグソーを!??」

ティップタップ「はい。あなたたちはこの沼を救ってくれた英雄です。

英雄には相当なお礼をしなければ・・・。それに、

このジグソーのせいで、戦争が始まったのですし・・・。」

ティック「もう、このジグソーなんていらない。

全部、あなたたちにあげる。」

ユミ「そうね。ジグソーの争奪で壊滅した国もあったそうだし・・・。」

ミクス「このジグソーは全て、大切にしようと思います。」

アカ「うん!そうしてもらうよ!」

アオ「僕らはジグソーよりもっと大切なものがあるからね。」

アシナガ「大切なものって何だよ?」

ミズイロ「それはね、心さ。平和を愛する心だよ。」

ムラサキ「僕らはもうジグソーなしでも十分に生きていけるよ。」

テル「では、もう戦争はしないと言うのだな?」

ミドリ「もちろんだよ!もう僕らは争わなくても良いんだ。」

ミル「じゃ、そろそろ御別れってワケだね・・・。」

ミルは落ち込みそうになるが、コッパは笑顔で言い返す。

コッパ「まあ、遊びに行きたい時は、

いつでも来てくれや。待ってるからよ。」

バンジョー「それじゃ・・・。でも、

こんなに多くのジグソー。リュックに入るかなァ・・・。」

カズーイ「全部、入れられるわよ。この青いリュックなら!さっ!」

バンジョーはジグソーの山に近づこうとする時。マンボの声が響く。

マンボ「待て!!」 バンジョーとカズーイ「えっ!?」

バンジョーとカズーイは少し驚き、マンボの方を見る。

マンボ「・・・そのジグソー、半分。マンボ、欲しい。」

カズーイ「ちょ、ちょっと!?い、いきなり何を言い出すの!?」

バンジョー「マンボって、ジグソー欲しくない感じがしたんだけど・・・。」

マンボ「・・・・・良いから。欲しい。」

カズーイ「そこまでして、ジグソーが欲しい理由があるわね。」

マンボ「・・・・マンボ。お前たち、

デスブラザーではない事、わかった。多分。

でも、本当は半分、疑っている・・・・。」

ミスターバイル(マンボ・・・・!)

カズーイ「ちょっと!あんた!!まさか、あたいたちの事を・・・!!」

マンボ「昨日、ワニ族の長、暴走させたのは、黒い熊。

そうだったな?クロコタス・・・。」

ミドリ「は、はい・・・。そうだった気がするけど・・・。」

バンジョー「黒い熊・・・・!?」

ボトルズ「まさか、デスブラザーでは・・・・!?」

カズーイ「・・・言っておくけど、あたいたち。昨日、

ワニ族のところになんか、一度も行ってないわよ!?」

バンジョー「そうだよ。僕たちはカエル族との戦いで頭がいっぱいで・・・。

もしかして。デスブラザーって僕らの偽物なんじゃ・・・!?」

マンボ「・・・・そうか。わかった。お前たち、デスブラザーではない事、

判明した。だが、念のため、ジグソーの半分、欲しい。」

カズーイ「・・・・どうする?バンジョー。」

コッパ「良いんじゃねーの?別に。」

バンジョー「コッパ・・・。」

タンクタップ「そうだな。マンボとやらも、

この沼を救うために活躍してくれた。

彼にも、感謝の印を差し出す権利がある。バンジョー。カズーイ。

どうか、マンボに半分のジグソーをくれてやらないか?」

ミスターバイル「俺様もそう思うワニ!」

カズーイ「・・・・・はぁ。しょうがないわね。半分くれてやるわよ!

半分ね。残りは絶対にあたいたちの物だから・・・。」

カズーイは拗ねながら、そう言う。

マンボ「感謝する。では・・・。」

マンボはどこからともなく、金色の壺を出した。すると、

多くのジグソーが壺の中に吸い込まれていく。

カズーイ「ああっ!!ジグソーがどんどん吸い込まれていくわ!!」

バンジョー「これは・・・。魔法の壺か!?」

ボトルズ「何でも吸い込む。吸引の壺ですね。」

そして、半数のジグソーが壺の中に入り、ジグソーの数が少なくなった。

テル「残り60個になったな。」 ミル「確かに半分らしいけど・・・。」

カズーイ「・・・・まあ、良いわ。60個でも多いようだし。」

カズーイは機嫌悪そうに言う。バンジョーも苦笑して言う。

バンジョー「そうだね。十分、足りる気がするよ・・・。」

マンボ「デスブラザー。ジグソー、狙う。ジグソーを持つ者、必ず殺す。」

プルレス「ええっ!?そ、それは恐ろしいや・・・!」

プルレスはデスブラザーは、

ジグソーを持っている者を殺すと聞いて怯える。

バンジョー「でも、ジグソーはチューティを、

グランティから救うために必要だと思う。

だから、どんな奴であろうが、ジグソーは絶対に渡さない・・・!」

カズーイ「そうね。行き先をゲートを開ける役割も持ってるしね。で、

何で、ガイコツ君がジグソーを欲しがったワケ?」

マンボはカズーイの言葉に怒りそうになる。

マンボ「マンボ、ガイコツではない。ジグソーを多く持てば、

謎、解ける気がする。デスブラザーに関して・・・。」

マンボの言葉にバンジョーとプルレスは喜ぶ。

バンジョー「そうか。デスブラザーの謎を解こうとしているんだね。」

プルレス「そうすれば、バンジョーさんとカズーイさんが、

デスブラザーではない事が証明されるんだね!

頑張ってね!ゾンビさん!!」

マンボ「・・・・できれば、マンボと呼んで欲しい。」

テル「そうか・・・。あの怪人。デスブラザーの正体を・・・。」

ミル「どうする?あのアンデット君に付いて行く?」

テル「いや。彼はとても鋭い。俺たちの企みも暴露されるだろう。

この後の状況次第、行動を変えようと思う・・・。」

ミスターバイル「マンボ。デスブラザーの謎、

上手く解いて欲しいワニよ!」

マンボ「ああ。わかった。」

コッパ「ささっ!そろそろ、この多くのゴールドを全部、

取っちゃってくれよ。」

バンジョー「そうだな。」 カズーイ「よーし!!」

バンジョーとカズーイは90個目である多くのジグソーを、

リュックに入れ続ける。そして、

ついに全てのジグソーがリュックの中に入り、この沼にある、

全てのジグソーはバンジョーとカズーイの物となった。

バンジョーとカズーイの所持しているジグソーの数は、90個となった。

タンクタップ「これで、この沼にジグソーはなくなり、

荒そうに理由もなくなった。これで沼は平和になる・・・。」

ミスターバイル「そうワニ。もうジグソーを争奪しなくても良いワニ。

ジグソーなしでも立派にやっていける事に気づいたからワニよ。」

コッパ「・・・・バンジョー。カズーイ。そろそろ、御別れだな。

本当はこの沼にいて欲しかったけど・・・。」

カズーイ「悪いね。あたいたちにはやるべき事があるのよ。」

バンジョー「グランティを倒し、妹を助ける事。いつまでも、

ここにいる時間なんてないんだよ。一刻も早く進まなきゃ・・・!」

コッパ「そっか。頑張れよ。今度は、お前たちが戦う番だからな。

応援しているよ。この沼でね・・・。」

ミドリ「マンボさん。もう会えないのかな・・・。」

マンボ「マンボ。また、この沼、遊びに行く。

沼、平和になったか、確かめたい。」

ミドリ「その時は、とっても素晴らしい沼に仕立て上げるよ!」

マンボ「期待している・・・。」

つづく

拍手[0回]

クランゴ「タ、大変デス!!グランチルダ様!!!ブクゲコ沼デ、

カメ族&ワニ族、共存ヲ果タシタソウデス!!!」

グランチルダ「なあああぁぁぁぁぁぁぁんぢゃと!!?アノ、

敵どおおおおぉぉぉうしだったカメ族とワニ族が、

仲良くなっっっっっったと言うのか!!?」

クランゴ「イカガナサイマショウ!?」

グランチルダ「うううぅぅぅぅぅぅむ・・・・。

ほううぅぅぅぅぅぅっておけ!!どうせ、沼のジグソーは、

ぜえええぇぇぇぇんぶあの熊と鳥が手に入れるに違いなあぁぁぁぁい!!

そのジグソー全てを手に入れた奴らを倒せば、

沼のジグソーはもちろん!

他の、おおおおぉぉぉぉぉくのジグソーも全てゲットできるぢゃろ!!!」

クランゴ「オオ!流石、グランチルダ様デスナ!!」

異人の青年「でも、まだまだ驚きはではない。

フローズンズンやまでは、

ブレンティの連中らしき者が複数いるらしい。その者たちが、

あの山で暗躍していた部隊の計画に気づきつつあるらしいけど、

どうするかな?」

グランチルダ「しんぱああああぁぁぁぁぁいする事はない!!!

あの山にいる部隊なら、必ず成功できいいいいぃぃぃる!!!!

貴様の第45工作隊も、

さっっっっっさと実行している任務を成功させんかぃ!!!」

異人の青年「OK。じゃあ、

俺は任務に戻るよ。何かあったら呼んでね。」

異人の青年はグランティにおける工作隊の隊長であった。

グランチルダ「さああぁぁぁぁぁぁて!あの熊と鳥が、

沼から出るまで待とおおおぉぉぉぉぉぢゃないか!!!できれば、

わしが完全な美しさを手に入れるまでなああぁぁぁぁぁ!!!

あっはははははははははははははあああぁぁぁぁぁ!!!!!!」


ワニ族の住み処の入り口では、マンボとバイルがいた。

ミスターバイル「そうかワニ。あのデスブラザーとやらが・・・。」

マンボ「ああ。マンボ、デスブラザーの正体、

少しだけ知った。ワニ族の長、デスブラザーに操られていた。」

ミスターバイル「我が長がああなったのも、

あの熊のせいワニか・・・!」

マンボ「そう。だが、あの熊と鳥の事は・・・。」

ミスターバイル「わかってるワニ。

お前の言う事が正しいなら・・・ワニ。」


その頃、ブクゲコ沼とは違う場所。そこは、

少しだけ寒そうな感じがする森であった。その森を、

多くのジープが走っていた。

ジープに乗っているのは人間たちであった。

その先頭のジープに乗っているのはエゥーラとセイリーであった。

セイリーがジープを運転しているそうだ。

エゥーラは自身の銃を整理しているそうだ。その時、

隣のジープに乗っている一人の男が叫ぶ。

男「いやぁ!!昼間のアパッチ神殿に占領したグランティの部隊は、

とっても強かったですなァ。でも、エゥーラさん!!

あんたのおかげで、奴らは数時間で倒せたよ!!

ジグソーも複数手に入れた!!

そろそろ休んで、宴とかしねーか!?もう夜だしよォ!!」

エゥーラ「何を言ってるんだ?今はそれどころではない。

セイリー。この先の方角はどんな場所かわかるか?」

セイリー「はい。恐らく・・・。フローズンズンやまかと・・・。

あそこには、村があるそうです。いかがなさいましょう?」

エゥーラ「そうだな。では、あそこに泊まってもらう事にしよう!

フローズンズンやまに着くまでは休みなしだ!!急いで走れ!!」

クラッシャーの同士たち「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

エゥーラ「・・・・それにしても、前に気になるところがある。」

セイリー「何でしょうか?」

エゥーラ「俺らがクランカーのどうくつへ向かった時、

既にミューティーズが全滅し、チャズ男爵も死んだだろう?確か、

ブレンティの連中が先にどうくつに来て、戦ったと聞いたが・・・。」

セイリー「ですが、ブレンティはあのどうくつで起きた謎の爆発で、

ほとんどの兵士が行方不明になったとロドシー様が仰いました。

恐らく、別の誰かが・・・。確か、ブレンティには、

熊と鳥のような怪物も同行したのかと・・・。」

エゥーラ「熊と鳥・・・・!?まさか、デスブラザーか!!?

まさか、あの悪魔共が・・・・。復活したってのかよ!?」

セイリー「もし、そうだとしたら・・・。チャズ男爵を殺したのも・・・。」

エゥーラ「ぬぅ・・・!これは、偉い事になっちまうぜ・・・!!」


カメ族では既に祭りは終わり、皆はそれぞれ眠りについていた。

バンジョーたちはクラッシャーのテントで眠っている。

そのテントの近くにコッパとティックがいた。

ティック「ねェ。コッパ・・・。また、クラッシャーに戻る気?」

コッパ「・・・・・いや。もうクラッシャーには用はねェ。

今日からクラッシャーは辞めるつもりだ。だってさ。

これから、今日からこの沼に住んで、お前と一緒にいたいんだもん。」

ティック「コッパ君・・・。ありがとう・・・・!」

ティックは嬉しそうにコッパに抱き着く。

コッパ「これから、俺たちでこの沼を良くしようや。

他の世界で暴れているグランティなら、あの熊と鳥、そして、

ブレンティの皆さんに任せれば良い。俺たちを救ってくれた、

あの熊と鳥たちによ・・・。」

コッパはテントの中で、

眠っているバンジョーたちに向かって、そう言う。

コッパ「これから、俺はカメ族の1匹として、真っ当に生きる。

それが、俺の新しい生き方だ。だろ?クラッシャーの皆。」

コッパは別の方角にいる連中に向かって、そう言う。

そこには、クラッシャーの兵士である、複数のトカゲとヘビがいた。

トカゲ「コッパ君。できれば、もっと君に頼りたかった。だが、

これ以上、君に任せる事はできんな・・・。」

ヘビ「今日限り、君はもうクラッシャーの一員ではなくなった。

これから、この沼で静かに暮らしていくと良い。」

コッパ「ありがとよ。今まで世話になったぜ・・・。」

トカゲ「グランティの事は我らに任せてくれ。恐らく、

別のグランティの部隊がこの沼を狙うだろう。その時は、

また、俺たちを呼んでくれ。いつでも駆け付ける・・・!」

コッパ「いや。そんな奴ら、俺たちカメ族とワニ族だけで十分だって。」

ヘビ「今までよく一緒にいれくれた。俺たちは願うよ。

まあ、君と一緒に戦えると言う事を。それまでは、さよならだ。」

コッパ「ああ。また、どこかで会えると良いな。」

トカゲとヘビは微笑んでコッパから離れた。

つづく

拍手[0回]

ミドリ「・・・・・・・・・っ。」

マンボ「どうした?ミドリ。元気、なさそうに見える。」

ミドリ「・・・・ねェ。マンボさん。ちょっと言っておきたい事が、

あるんだけど。・・・・別に信じなくて良いよ?」

マンボ「言いたい事、言った方が良い。マンボ、聞いてみたい。」

ミドリ「うん・・・・。じゃあ、言うよ。ワニ族の長が、

あんな風に凶暴化してしまったのは・・・・・。」


バイルは多くのワニたちの前に立ち、こう語った。

ミスターバイル「諸君!!これから、

君たちに伝えておきたい事があるワニ!

ワニ族の長はもうこの世にはいないワニ!長は暴走する悪魔となり、

この沼を滅ぼそうとしたワニ。その長を俺は殺したワニ!!そして、

今日からこの俺様が新しいワニ族の長となるワニ!俺様は、

前の長のような事はしないワニ!諸君らを、このワニ族を、

全てを守ってみせるワニ!!それと同時にカメ族と共存する!

これからは、無駄な戦争は起こさず、この沼を平和にするワニ!!!

良いワニか!!?諸君!!!!」

バイルの言葉に全てのワニは喜びの声をあげた。ワニたちは、

前の長より、ミスターバイルに好意を持っていたのだ。

ここに、ミスターバイルはワニ族の新しい長となったのである。


そして、夜となった。カメ族の住み処では、

まるで祭りのような展開が起きたいた。中央には、

大きな火が付いて、その周りを多くのカメたちが笑顔で踊っていた。

他のカメたちもそれぞれ美味しそうな食事をしていた。

バンジョーたちもその宴に参加していた。

バンジョーはハチミツを多くの食べ、カズーイが歌を歌っていた。

ミクスはカメの子供と遊んでいて、

ユミはどら焼きを食べながら見守っていた。

アシナガは他のカメと一緒に火の周りで踊っている。

コッパとティックは一緒に両手を繋いで踊っていた。

ティップタップはカメの子供たちと一緒にコーラスをしていた。

その平和な様子をテルとミルは遠くから見ていた。

ミル「・・・・行かないの?」

テル「行く気などないさ。」

ミル「そう。でも、昔はこう言うの、好きだったよね?」

テル「かつてはそうだった。だが。今は違う・・・。

俺にとっての祭りは戦場で起きる事だ。」

ミル「寂しい事、言うんだね。それも皆、

デスブラザーのせいよね。奴のせいで、私たちの人生は・・・。」

テル「・・・・お前は祭りを楽しみたいか?」

ミル「ううん。あなたと一緒にいる方が幸せよ。だって、

誰よりも愛しているんだから・・・・。」

寂しそうな表情なミルだが、テルに言われてまた明るい表情に戻る。

テル「そうか・・・・。」 その時、タンクタップが現れた。

タンクタップ「おや。君たちは行かないのかぃ?」

ミル「あら。カメ族の長。あなたも行かないの?」

タンクタップ「ふむ。しばらく、そうしたら行くよ。それより、

君たちには本当に感謝しているよ。

君たちとあの熊と鳥たちのおかげで、

この沼の脅威は全て消え、これから平和な沼となるだろう。」

テル「・・・・・あの熊と鳥も驚異の一つだと思う。」

タンクタップ「え・・・・?」

テル「前に言ったハズだぞ。あの熊と鳥はデスブラザーだってな。

デスブラザーは全てを滅ぼす、悪の頂点の立つ者だ。」

タンクタップ「・・・・だが、私にはその邪悪な感じはなかった。

あの熊と鳥は、むしろ優しき心を持っていた。私は。

その熊と鳥に大いに感謝したい。」

テル「・・・・・そうか。」

ミル「まあ。まだあの二人の事は完全に知ってないからね・・・。

答えはいつか、必ず来ると思うわ。」

テル「その時が来たら・・・。奴らを殺す事ができる・・・・!

俺たちの幸せを奪った、あの黒き悪魔を・・・・!!」

テルは右手の拳を強く握る。テルは余程、

あのデスブラザーを許せなかっただろう。

ミル「・・・・私。そろそろ祭りの方に行ってくるけど、テルは?」

テル「行かないと言ってるだろ?むしろ、お前は行った方が良い。」

ミル「・・・・そう。じゃあ、食べ物とか持ってくるから!」

ミルは走り、テルとタンクタップから離れた。

タンクタップ「・・・・あの娘。泣いているようだ。」

テル「・・・・奇遇だな。俺もそう感じた。」

ミルは走っている間に、目から少しだけ涙が流れた。ミルは、

何かと悲しい感じがしたのだ。

その感じをテルとタンクタップには見せたくなかったのだ。

テル「ミル・・・・。デスブラザーは必ず・・・!」


その頃、グランチルダのアジトでは、グランチルダが、

鍋のディングポッドの中を見て、怒りに震えていた。

その中には、

バンジョーとカズーイに倒されたエスメラルダの映像があった。

グランチルダ「ぬううううぅぅぅぅぅぅぅ!!!!ああぁぁぁぁぁの、

熊と鳥め!!

あのグランティ第7特命隊をも倒すなああぁぁぁぁぁんて!!!」

ディングポッド(エスメラルダも死んだか・・・。あの娘、

とっても可愛かったのに。むしろ、

あの娘がグランティのボスであって欲しかったよ・・・・。)

その時、クランゴが慌てて走って来た。

つづく

拍手[0回]



忍者ブログ [PR]
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック