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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ミスターバイル「マンボ・ジャンボ。

不死の魔術師よ。その名によっては、

お前は不気味の魔物と呼ばれるかも知れないワニ。だが、

俺様はお前の事をそう思わないワニ。俺たちワニ族はむすろ、

お前の事を、

この沼の英雄の一人である事を誇りたいと思うワニ!」

マンボ「バイル。ありがとう。マンボ、

お前のような勇者、忘れない。」

ミスターバイル「そして、バンジョー。カズーイ。貴様たちも、

感謝するワニ。お前たちのおかげで、戦争は終わったワニ。

できるなら、また。魔法でワニになって、あの遊戯をしたいワニ。」

嬉しそうなバイルの言葉にバンジョーは

バンジョー「いや、あんな遊戯はもう嫌だよ。僕・・・。」

カズーイ「つーか、ガイコツ君の魔法でなきゃ変身できないって。」

ミドリ「カズーイさん。できれば、また青いタマゴを食べたいな。」

カズーイ「まあ、気が向いたら、またこの沼に来るかも知れないから、

その時になったら、また食べさせてあげるわね。多分・・・。」

5匹のクロコタス「わああぁぁぁい!!やったあああぁぁぁぁ!!!」

クロコタスたちは大喜びにはしゃいだ。

バンジョー「思えば、君たちにも色々と助けられたね・・・。」

バンジョーは微笑んでミドリの頭を撫でた。

ミドリ「僕、信じるよ。

バンジョーさんがデスブラザーなんかじゃないって事を。」

バンジョー「君たちを傷つけたデスブラザーは必ずやっつけるよ!」

ミドリ「うん。期待してるよ。」

バンジョーはミドリの頭から手を離し、ティップタップに向かって言う。

バンジョー「ティップタップさん。

もし、また僕らがここに来る事になったら、

またあの音楽を聞かせてくれませんか?とても気に入ったんです。」

ティップタップ「ええ。いつでも聞かせてあげます。」

コッパ「バンジョー。カズーイ。そろそろ御別れだから、

今だけ言っておくぞ。

俺たちカメ族とワニ族の連中を救ってくれて、ありがとう。」

バンジョー「コッパ・・・・。」

コッパ「お前たちが来てくれなければ、俺たちは最後まで戦争し、

この沼は滅んだかも知れない。

俺、考えたんだ。このまま戦争を続けたら、

カメ族とワニ族。両方が全滅するんじゃないかってさ・・・。」

カズーイ「まっ。戦争なんてこんなもんよね。」

ボトルズ「そうです。戦争はこれ程に醜いものなのですから・・・。」

ミクス「・・・・ユミさん。」 ユミ「ん?」

ミクスは不安そうな表情でユミの袖を掴む。

ミクス「私たちクラッシャーやグランティの戦争も、

いつか両方共、滅んじゃうのかな・・・。そして、私もユミさんも・・・。」

ユミ「多分・・・。そうなるかも知れないわね。でも、

それでも良いと思うわ。この世界を守れるなら、

グランティと共に滅んじゃっても。」

ユミは悲しげな気持ちで微笑む。

ミクス「・・・・・うん。」

ティック「バンジョーさん。カズーイさん。ありがとうございます。

あなたたちのおかげで、コッパはもちろん、

この沼の全てが変わる事ができましたわ。

このご恩は一生忘れません。」

コッパ「俺はこれから、ティックを幸せにし、バイルと一緒に、

この沼を綺麗な沼にする。楽しみにしてくれよ。」

バンジョー「ああ。そろそろ、僕らはこの沼を出る。」

カズーイ「そうね!そろそろ、他のジグソーも探さないといけないし。」

ユミ「各地に散ったブレンティの仲間たちも探さなきゃ・・・!」

コッパ「・・・・バイル。お前、新しいワニ族の長だってな。

お前になら従っても良いくらいだぜ。改めて、よろしくな。」

ミスターバイル「ワニ!俺様の事を、

長のような扱いはしないでくれワニ。

むしろ、仲間としてお前と仲良くしたいワニよ。」

コッパ「そっか!じゃ、一緒に頑張ろうぜ!バイル!」

ミスターバイル「ぬかるなよ?コッパ。」

コッパとバイルは手を繋いだ。いつもはいがみ合った2匹も、

今は熱い友情に芽生えているのだ。

タンクタップ「我々はいつでもあなたたちを歓迎します。それでは。」

タンクタップは頭をさげる。

ミスターバイル「俺たちはいつでもお前たちを待っているワニ。」

コッパ「また来いよ。その時は楽しくやろうぜ!!」

バンジョー「うん!皆・・・。行こう!!」

一同「うん!!!!」 テル「何でお前が仕切る・・・。」

テルは一人だけバンジョーが仕切っているような感じで苛立つ。

こうして、バンジョーたちはこの沼を去ろうと歩いた。

大勢のカメとワニの喜びの声に見送られながら。

この沼はこれから、カメ族とワニ族の共存で平和となるだろう。


ついに、バンジョーたちはカメ族とワニ族のいる場所から、

去った。だが、完全にブクゲコ沼から出ていなかった。

バンジョー「随分と歩いたけど、まだ抜けてないな・・・。」

プルレス「そうだよね。このままだと、夜になっちゃいそうだよ。」

ユミ「そうよね。でも、進み続ければ必ず出られると思うわ。」

ボトルズ「そうですね。確か、この辺りには、

ある洞窟があると聞いているそうですが・・・。」

ミル「その洞窟に入れば、沼から出られるってワケね。」

カズーイ「そうだと良いけど・・・。

何であんたたちも付いて来ているのかしら?」

カズーイは一緒に歩いているアシナガやマンボの方を向く。

マンボ「マンボ。お前たち、

デスブラザーではないかと思ってる。だが、

まだ完全に証明したワケじゃない。だから、

確認するため、付いて行く。」

カズーイ「あんた。もし、あたいたちがデスブラザーでなかったら、

半殺しにして良いかしら?悪いけど・・・。」

マンボ「・・・・・覚悟する。」

アシナガ「俺さ。お前たちの心意気に惚れてよ・・・。

だから、これから俺がお前たちをサポートしようと思ってさ。」

カズーイ「うーん。まあ、あんたがいないと、

攻略できないトラップもあるし。付いて行っても良いわよ?」

アシナガ「おっしゃ!!」 アシナガは喜んだ。

ミル「もし、この沼を出られたら、次はどこへ向かうつもりかしら?」

ユミ「・・・まずは、ブレンティの皆を探したいわ。あれから、

随分と離れ離れになったし・・・。」

バンジョー「じゃ、まずはブレンティの皆さんを探そう!!」

カズーイ「大丈夫?あたいたちを敵としている奴らだっているのよ?」

バンジョー「でも、いつかは仲良くなれると思う。そう信じたい・・・。」

カズーイ「そっ。期待はずれだったら知らないけど。」

バンジョー「とにかく、ブレンティの皆さんと合流しておかなきゃ。

クランカーの洞窟での戦いでの、あの大爆発のせいで、

それぞれ散って行ったからね。彼らを探す事で、もしかしたら、

僕らの冒険に関わる何かが見つかるかも知れない。

例えば、デスブラザーとか・・・!」

バンジョーたちはさらに歩き続けた。ブレンティの仲間を探すために。

こうして、ブクゲコ沼に平和は訪れ、カメ族とワニ族はこれから、

永遠に共存する事でしょう。そして、バンジョーたちは、

ブレンティの仲間を探すと言う、次の目的を果たそうと、

歩き続けるのです。バンジョーとカズーイ、

その仲間たちの旅はまだまだ続くのです。

次回につづく。

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