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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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カズーイ「そうだ!ねえ、バンジョー起きて!!」

カズーイはバンジョーに向かって叫ぶ。すると、バンジョーが起き上がった。

バンジョー「うん・・・?どうしたんだい?」

カズーイ「ちょっと来て!!ボトルズが重要なエピソードを語るわ!!」

バンジョー「なんだって!?」

バンジョーはボトルズやカズーイのところに来る。

ボトルズ「では、いきます。」

ボトルズはその本のページを読んだ。

ボトルズ「なになに・・・・・・・『西暦・2400年。私は、とある場所より、不思議な予感を感じた。

そこで、私は調査隊を結成させ、その場所を探った。その時、予感を感じさせたものが、

やっと見つけた・・・。魔の髑髏・・・・・・マジック・ドクロであった。

私はその髑髏を持ち帰った。だが、この時、悪夢もとい、残酷な現実が起きた。

研究員たちがゾンビとなり、どこかに去ってしまった。

なぜだ。突然の出来事に私は理解できなかった。その間にも人が次々とゾンビに、

変わり果ててしまう。そんな現象から次の日、私はやっと理解した。

これは、髑髏の呪い。マジック・ドクロは人に災いをもたらしてしまうアイテムであった。

私はこの呪いを止めるために場所に返そうとするが、そこには、

クリーチャーどもが溢れ、返せない。どうする事もできない私はついに、

とある神殿にて髑髏を隠す事にした。次の日、こうして、呪いは消え、

人類に再び平和が戻った。しかし、もしこの髑髏が誰かに見つかったら・・・・・。

いや、マジック・ドクロは・・・・人類の手にする事など決して許されないのだ!

決して――――。秘密捜査機関・第一師団長・アカギ・タカナリ。』

・・・・・だそうです。」

カズーイ「長いわねぇ。」

バンジョー「でも、それくらいだと僕らじゃ・・・・手に入れないと・・・・・。」

カズーイ「でも、不死の魔術師とやらに会うにはマジック・ドクロが必要なのよ!!

ねえ、ボトルズ!不死の魔術師についてに情報、ある?」

ボトルズ「うーむ・・・・・・残念ながら本には載っていません。

それに不死の魔術師の秘密は、政府の提案により極秘となって、

真実は誰にも知りません・・・・。」

バンジョー「そうか・・・・じゃあ、不死の魔術師は・・・・・・。」

カズーイ「何言ってんのよ!じゃあ、あたいたちがその真実を暴けばいいじゃない!!」

バンジョー&ボトルズ「え?????」

カズーイ「政府ってのが秘密にしているんならあたいたちがその秘密を知ろうって言うのよ!」

ボトルズ「でも・・・・・・そんな事・・・・・・。」

バンジョー「いや、やってみよう!」

ボトルズ「え?」

バンジョー「不死の魔術師がどんな人かわからない!でも、もし優しい人なら、

僕たちの仲間になれるかも知れない・・・・!」

ボトルズ「そうですね・・・・・。探してみましょう!彼はこの山のどこかにいます。」

カズーイ「よーし!バンジョー!!」

カズーイはリュックに顔を入れた。

バンジョー「うん!いこう!!」

バンジョーはカズーイの入ったリュックを手に持ち、背中に背負った。

ボトルズ「もう休憩は終わりですね?」

カズーイ「ええ!もう準備OKよ!」

バンジョー「いくぞ!」

バンジョーとボトルズは走った。カズーイは再びリュックから出した。

数分走ると、ボトルズが言い出した。

ボトルズ「バンジョーさん。」

バンジョー「なんだいボトルズ。」

ボトルズ「この辺では前、グラブリンとティッカーが戦争した事があります。

いえ、このマンボ・マウンテンそのものが彼らの戦場かも知れません・・・・・。」

バンジョー「そうか。用心しなきゃ・・・・!」

そして、カズーイが顔を出して言った。

カズーイ「もし、巻き込まれてもやっつけちゃえばいいのよ!!」

バンジョー「いや、僕はできるだけ戦いを避けたい・・・・・。」

ボトルズ「僕もです。ただ、チューティを助けるためだけのために、

関係のない人を犠牲にするわけには・・・・・。」

カズーイ「そう・・・・・。でも、時には戦わなきゃいけないというものもあるのよ・・・・・。」

カズーイはそう言い残しリュックに入った。

バンジョー「ごめん。カズーイ・・・・・でも・・・・・!」

ボトルズ「・・・・・あ!!」

ボトルズは見た。前方の地面が小さく突き出し始める。それも一つだけでなく、

周りに次々と土が突き出す・・・・・。

ボトルズ「地面から何かがうじゃうじゃ出ます!!止めて!!」

バンジョー「ちぃ!!」

バンジョーとボトルズは足を止めた。カズーイはリュックから上半身を出した。

カズーイ「どうしたの!?ああ!!」

ズボッ!ズボズボ・・・ズズズズ・・・・・

突き出したところから一匹ずつ、ピンクのシロアリが現れた。

そして、次々と現れ、20匹以上出てきた。

シロアリたち「ひひひひひひひひひひひ・・・・・!!」

カズーイ「何よ!あんたたち!!」

ボトルズ「そうだ!!このシロアリたちこそティッカー族なんです!!」

バンジョー「ティッカー!!?」

ティッカー「ほぅ!!モグラのくせにやけに俺らに詳しいな!?」

「いや、俺らの暴れっぷりが有名になったんじゃねーの?」

「はは!そりゃ受けら!!」 「おい、この三匹、うざくね?」

「うぜぇなぁ・・・!」   「やっちまおうぜ!!」

ティッカー族のシロアリたちは口が悪いようだ。

カズーイ「どうやら敵はやる気ね、バンジョー・・・・!!」

バンジョー「くっ・・・・・・!!」

ボトルズ「いくしか・・・・ないですか・・・・?」

ボトルズが不安そうに問い、バンジョーは険しい表情で答える。

バンジョー「やろう・・・・・カズーイの言うとおりだよね?

戦わなきゃ・・・・・この先へは・・・・・!!」

カズーイ「その意気よ・・・・!バンジョー。」

ティッカー「何をごちゃごちゃぁ!!」 「やっちまえぇ~!!」

ティッカーたちが大勢に攻め始めた。

バンジョー「うおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

バンジョーも走った。敵と戦うために。

「きええぇぇっ!!」

一匹のティッカーが飛び出した。そこにバンジョーが拳を振るった。

バンジョー「でえぃっ!!!」 バキィ

バンジョーがそのティッカーを思いっきり殴った。殴られたティッカーの顔が崩れかかった。

「しゃあああぁぁぁぁぁ!!!!」

今度のティッカーが思いっきり飛んだ。上から襲うつもりだ。

バンジョー「今度は上から!?」   ガチィ

カズーイが上から迫るティッカーをくちばし攻撃で弾いた。

敵の体はくちばし攻撃の威力に体がバラバラになった。

「にゃろおおおぉぉぉぉぉ!!!!」

ティッカーが次々と襲う。それを迎え撃つバンジョーとカズーイ。

そんな戦いを遠くから二人のグラブリンが密かに見て・・・・・。

グラブリンA「た・・・・大変だ!ティッカー族と謎の熊と鳥が戦っている!!」

グラブリンB「村の戦士たちの出動要請を!!!」

つづく

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