忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[2641] [2640] [2639] [2638] [2637] [2636] [2635] [2634] [2633] [2632] [2631]

カルーゼル「俺たちクラッシャーは、

世界を守る為ではない。

ムカツク奴らを滅ぼすために争っているのだ。

デスブラザーもそやつの一人である。

・・・だが、お前たちはその者と共に行動していたなァ。」

テル「・・・確かに俺とミルは奴らと共に行動しちまったな。

だが、俺は決して、奴らを仲間と思っちゃいなかった。

いつでも殺せるように機会を窺っていた。」

カルーゼル「だが、お前らは奴らを殺せなかったなァ。」

ミル「・・・・まぁね。でも、

奴らのおかげで、特命隊3つも壊滅できたわ。

しかも、短い期間で。」

カルーゼル「うむ。あの恐ろしい特命隊が3つも減った事は、

俺らにとっても凄く評価できる。だが、

それでも奴らは許しちゃいけない。

絶対に殺すべき存在だ・・・。」

テル「そうだな。今、思えば。

俺は奴らを利用したって感じだな。

利用か・・・。ふっ。悪くねーし。

グランティが滅びるまで、

奴らを使い捨てにするのも良いかもな。」

カルーゼル「利用できるものなら何でも利用しろ。

それが、俺たちクラッシャーのやり方だ。

グランティを滅ぼさせた後、

奴らを抹殺する。ククク・・・!

面白い話だぜ・・・。」

ミル「あの熊たちがグランティを壊滅させるとなると、

結構エネルギーが消耗するのよね。流石のあいつらも・・・。

そこに、私たちクラッシャーが総力をあげて、フルボッコ。

そうね・・・。意外と素敵かも知れないわ。」

カルーゼル「世間ではそいつを卑怯と呼ぶだろう。

だが、俺たちは既に卑怯者になっている。

何故なら俺たちは、

善の心を捨てたからなァ。

他人の平和とか幸せとかどうでも良い・・・!

世界防衛とかのために戦わん。

己の欲望のために喧嘩するのだ。」

ミル「その証拠が・・・これね。」

ミルはある場所に指を向ける。そこに、トランカーがいた。

トランカー「ぜぇ・・・ぜぇ・・・。み、水・・・っ。

た、頼む・・・!み、水をくれェ・・・!」

カルーゼル「はぁ?何で俺らが、

お前みてェなクズの木に、

俺らの水を分けなきゃならねェんだよ?」

トランカー「ち、違う・・・・!こ、このオアシスの、

水は・・・・。も、元から・・・僕の物なんだ・・・・・。」

カルーゼル「あぁ?何を言っとんか?てめェ・・・!」

トランカー「はぁ・・・はぁ・・・!

お、お願いします・・・!

み、水を・・・!

す、少しだけでも・・・良いから・・・・っ。

の、飲ませて・・・ください・・・!ぜぇ・・・ぜぇ・・・。」

カルーゼル「・・・おい。このオアシスは誰のもんだ?」

トランカー「ぼ、僕の・・・・です・・・・っ!

ぜぇ・・・ぜぇ・・・。」

カルーゼル「あ?俺らの物だろうが。」

トランカー「こ、このオアシスは・・・。

ぼ、僕が生まれ育った・・・!」

カルーゼル「うるせーんじゃ!この枯れ木が!!」

カルーゼルはトランカーを蹴る。

トランカー「うっ!?こ、

このオアシスの水は・・・僕の・・・!」

カルーゼル「ふざけんなよ?

このオアシスの水は俺様の物だ。

だから、貴様には絶対に飲ませねェ。・・・死ね。」

トランカー「い、嫌だ・・・。

し、死にたくない・・・!」

カルーゼルはそれを聞き、トランカーを連続で蹴り始めた。

トランカー「死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。」

トランカー「うっ!?ぐぅ!!が・・・・っ!」

カルーゼル「・・・・けっ!いずれにしろ、

てめェは枯れて死ぬ。もはや、俺様が手を下すまでもねェ。

ククククク・・・!がははははははははは!!!」

カルーゼルはトランカーの元から離れた。

トランカー「う、うぅ・・・。いぅ・・・。

いううぅぅぅぅ・・・!」

トランカーは泣き始めた。あまりの惨めさに。

ミル「あーあ。泣いちゃったわ。

あなたって、凄く鬼畜ね。」

カルーゼル「ぐふふ。褒め言葉だ。それに見たろ?

今のが俺のやり方だ。あのヤシの木には罪はねェ。

だが、

俺はそのヤシの木を虐げているんだぜ?凄ェだろ。」

テル「・・・・ああ。とっても素晴らしい行いだ。」

カルーゼル「俺も幼い頃には罪などなかった。だが、

故郷の奴らは罪のない俺を虐げやがったんだ・・・!」

ミル「それが、今のあなたを誕生させたワケね。」

カルーゼル「そうだ。俺は許さねェ・・・!

こんな理不尽な世の中を。

俺が・・・いや、俺たちクラッシャーが、

世の中を支配してやる・・・・!!」

テル「そうだな。手伝ってやろう。お前のやる事に。」

ミル「その前に、

グランティとデスブラザーを何とかしなきゃね。」

カルーゼル「・・・・うむ。」

そして、3人は歩いた。自身らのテントへ戻るために。

テル(世界は・・・俺らクラッシャーが変える・・・!)

新たな戦場である、

ゴビバレーさばくに訪れたバンジョーたち。

そのオアシスで凶暴なクラッシャーと遭遇し、

テルとミルが一行から離脱してしまいました。

果たして、テルとミルは、

ここより、

本格的にバンジョーとカズーイを殺しにかかるのでしょうか。

次回につづく

拍手[0回]

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック