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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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メンバーたちはロドシーが持って来たおにぎりを、

美味しく食べていた。

ミクス「もぐもぐ・・・。美味しい・・・。」

ガンズ「ああ・・・。久しぶりに食べた気がするよ。

まるで、懐かしい気分だ。」

ロドシー「料理人さんがあなたたちとの再会を、

嬉しく思って作ったらしいわ。」

ガムロ「おお。それでも、

このおにぎりより部隊長の愛が伝わります。」

ロドシー「そう思っても構わないわ。」

ユミ「熊さんたちも、このおにぎり食べさせてみたいわァ。」

ロドシー「そうね・・・。けど、忘れてはいけないわ。

あの熊と鳥がデスブラザーである事を。」

フラエ「そうだぜ?ユミ。あの熊はデスブラザー。すなわち、

人類の敵だ。奴を野放しにしたら、

世界はあっと言う間に崩壊する恐れがあっぞ?」

ユミ「・・・そうだったわね。

熊さん・・・いえ、バンジョー君は、

デスブラザーかも知れない・・・。でも、私は思えます。

バンジョー君がデスブラザーではなく、

世界を滅ぼす事はないと・・・。」

ロドシー「いずれにしろ、私たちはそのバンジョーたちと戦う運命。

デスブラザーとの戦いに備えるためにも、

しっかりと強くなりなさい。

それが、私の・・・クラッシャー全員の願いよ。」

ユミたち「はっ!!」

ガムロ(待っておれ。デスブラザー・・・。

貴様たちは必ず、殺してくれようぞ・・・・!)


山中でバンジョーたちはオンプに導かれながら、歩いていた。

カズーイ「ねェ。バンジョー。この山の中に砂漠があるっての?」

バンジョー「・・・まだまだ進めって、

オンプが教えてる気がするんだ。

あの砂漠への道はこの山の中にあるって・・・。」

バンジョーはオンプに従いながら、皆を連れて進んでいる。

その時、バンジョーは急に足を止めた。

アシナガ「どうしたんだ?バンジョー。」

ミル「一体、何が・・・・。おおっ!」

バンジョーたちの前に、

少しだけ古代遺跡らしい場所への通路らしい部分があった。

プルレス「古代遺跡・・・!?にしても、何かとても小さいね。」

アシナガ「けど、中はとてもでかくて、

お宝がいっぱい眠ってる可能性もあるぜ?」

ボトルズ「バンジョー。この中に、

ゴビバレーさばくへの道がありますか?」

バンジョー「うん。間違いない。オンプが教えているんだ。

この中が、ゴビバレーさばくへの道だと言う事をね。」

カズーイ「じゃあ、さっそく入りましょうよ!」

バンジョー「うん。」

バンジョーたちは通路の中へと入った。


バンジョーたちが乗っているバスの中で、

乗客たちが何か会話をしていた。

男性A「知ってるか?この綺麗な山の近くに、

ゴビバレーって言う砂漠があるらしいぜ?」

男性B「あ。それ知ってる。俺、前にこの山に来て、

そこから、その砂漠に訪れた事があるぜ?」

男性C「マジかよ!?お前、凄ェな。

あの砂漠。生きて帰れた奴は少ないってよ!?」

男性B「何と!?・・・そうだ。俺、確か、

巨大な手の怪物に襲われんだっけ。そんで、

ある探検隊の皆がその怪物と戦って、

俺を助けてくれたんだった。」

男性C「そっか。そりゃ、良かったな。」

男性A「けどよ、あの砂漠には怪物だけじゃなく、

クラッシャーやグランティも暗躍してる噂もあるぜ。」

男性B「クラッシャーにグランティが!?

一体、何の目的で・・・。」

男性A「あの砂漠にはジグソーが多くあるらしいからな。

まあ、ピラミッドとかたくさんあるから、

不思議じゃないか。とにかく、

奴らは砂漠からジグソーを発掘していると聞いてるぜ。」

男性C「・・・またあの砂漠に行ったら、

命がいくつあっても足りねェや。」

男性B「迷い込んだ奴ら、残念だけど死ぬ事になるな・・・。うん。」

男性A「とりあえず、村に帰ろうぜ?

クラッシャーかグランティに襲われる前に・・・。」

バスは何事もなく、進んでいった。


階段を下ったバンジョーたちは、少しだけの通路の進み、

今度は上へと階段へ。よく見れば、左右の壁には、

奴隷のように何かを運びながら、悲しげな表情をしている、

露出度の高い女性の絵が多く描かれていた。

バンジョーたちはただ、上の階段を登り続けていた。

クリグミ「・・・・何か怖い。」

クリグミがプルレスにくっつく。

プルレス「大丈夫だよ。

バンジョーさんたちが守ってくれるから。」

バンジョーたちはただ、上の階段を登り続けていた。


そして、ついにバンジョーたちは階段を超え、

見知らぬ大きな部屋に来た。そこは、

某アラビアでよくある大きな部屋に似ていて、

中央には巨大な壺があった。

プルレス「うわぁ・・・大きい部屋だ・・・。」

ボトルズ「誰かの部屋でしょうか?

ほとんど殺風景な感じですが。」

バンジョー「この部屋を抜ければ、

ゴビバレーさばくに行けるハズだ。

まずは、その出口を探そう。」

カズーイ「そうね。・・・ん?何かしら?この棺桶らしいのは?」

カズーイは偶然にも、棺桶を見つけた。

一行はその棺桶に近づく。

テル「何だ?この棺桶は・・・。まさか、誰か死んだのか?」

ボトルズ「・・・っ!皆!離れてください!!

この棺桶・・・。もしかしたら・・・!」

ボトルズは言葉を続ける、その時。棺桶が勝手に開き始めた。

バンジョーたち「おお・・・・っ!!?」

ボトルズ「間違いない・・・!あれは・・・!!」

その棺桶から何者かが出た。その何者かは、

全身が包帯に包まれた怪物だった。すなわち、ミイラである。

ミイラ「ぐふふふふ・・・!ふぁははははははは!!!」

ボトルズ「み、ミイラだ!!!」

ミイラ「クククク!!待っていたぞ。デスブラザー共!!」

バンジョー「ぼ、僕らを待っていただと!?」

カズーイ「・・・って、何であんたも、

あたいたちの事をデスブラザーと呼んでるワケ!?」

ミイラ「俺様はマム・マムだ!

何万年前から眠ってる間に、

お前たちの存在を知っていたのさ!」

つづく

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