第６３話・プレゼント工場へ向かえ！

バンジョーとカズーイの大冒険ＴＨＥ・ＦＩＲＳＴ　

第６３話・プレゼント工場へ向かえ！

カズサの村に戻るバンジョーたちの前に、

パーシィとフォーサの抗争があった。それを、

何とか止めたバンジョーたちであったが、

フォーサはあのウォーザの大切な親友であったのだ。

そのフォーサがカズーイのくちばしミサイルに、

倒されてしまい、生命の危機に陥ったのだ。

ウォーザ「ふぉ、フォーサ！！大丈夫か！？」

フォーサ「あ、ああ・・・。熊の言う通り、

俺が戻るべきはお前たちのいる住み処らしい。

だが、俺がその住み処に戻ってみれ。インフェロン様が、

それを知ったら、その住み処が襲われちまう。再び、

俺たちに住み処が地獄と化しちまうだろうよ。

あのデスブラザーが齎したように・・・！うは！！」

ウォーザ「フォーサ！！もう喋らないでくれ！！」

フォーサ「なら、基地に戻らねば・・・。そこで治療を・・・。」

マンボ「・・・インフェロン。お前、治療しない。

むしろ、お前。処刑する。・・・多分。」

フォーサ「何ィ・・・・！？」

ガンズ「そうだな。インフェロンは自己中心的で、

怒りと欲望しか感情にないペンギンとして噂されているからな。

貴様のような任務に失敗した者はほぼ処刑されたと聞く。」

フラエ「ふっ。つまり、てめェは基地に戻っても、

自分のボスに殺されるっつーワケだ。お前には、

もう居場所がなくなっちまった事になるのだよ。」

ウォーザ「いや！フォーサにはまだ僕らの住み処がある！！」

フォーサ「駄目だ・・・！俺は、基地に戻る。

例え、インフェロン様に処刑されようが、

お前のいる住み処が平和であるならば、喜んで・・・！」

バンジョー「・・・君が帰るべきはセイウチたちの住み処だ。」

フォーサ「っ！？き、貴様ァ・・・！！」

カズーイ「アタイにとってなんかどうでも良い事だけど、

あんたが死ぬと、ウォーザって奴が悲しむんでしょ？」

プルレス「ウォーザと言うセイウチさんが、

幸せである事を考えているなら、

まずそのウォーザと一緒に住み処へ戻るべきだと思います！」

フォーサ「・・・・本当は今すぐにでも、

ウォーザたちの元へ帰りたい。

しかし、インフェロン様が・・・っ！」

バンジョー「そのインフェロンを僕たちが倒してあげるよ。

君たちの住み処を襲う前にさ。」

フォーサ「何・・・だと・・・・！？」

ウォーザ「お前らァ・・・！！」

カズーイ「いずれ、インフェロン部隊ってのを、

倒すつもりだからね。もし、あんたがそのインフェロンの、

基地の事を教えてくれたら、セイウチの住み処が、

襲撃される事がなくなる確率が高いんじゃなくて？」

フォーサ「・・・・その話。本当か？」

ウォーザ「フォーサ！デスブラザーの話を信じちゃ駄目だ！！」

フォーサ「貴様ら。ウォーザの・・・。いや、

俺たちの住み処を守ってくれるのか？」

つづく