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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バルワンダーDXは、

煙を出している機体で基地へ戻った。

それを見たリムズンとエルミニアはさらに街で暴れ回る。

ダークロイア『モハヤ人類デハ我々ヲ倒ス事ハ不可能。

ツマリ、コノ地球ハ既ニ我々ノ物トナッタノダ!』


灰間は今、暗い空間で立っていた。そして、

灰間の前に、謎の二人組がいた。

灰間「あんたたちは・・・・。もしや、勇者と姫君か?」

そう。その二人組は、太古の時代で活躍した、

勇者ナルドとマリア姫であったのだ。

ナルド「そうだ・・・。君が私の代わりに、

ティアーズとなって魔獣たちと戦うところをずっと見ていた。

君は姫の涙を受け継いだ者として立派にやってくれた。」

マリア「ですが、

あなたには様々な試練を与えてしまいました。

辛い事をさせてしまってごめんなさい・・・。」

灰間「いや。良いさ。そのおかげで、

俺は大切な人を守る事ができたからさ。」

ナルド「・・・・何故、

君が私と同じティアーズに変身できるのか・・・。

それは、私が君を選んだからだ。」

灰間「俺は選んだ・・・!?」

ナルド「そう。君は私の勇気と姫様の優しさを、

より高く合わせ持っている。

そんな君が友達を守りたいと言う、

優しさを感じ取った私は、

君に巨人ティアーズに変身させる資格を与えたのだ。」

マリア「これにより、あなたはナルドと同じ、

巨人に変身できるようになりました。

そして、あなたに教えてあげましょう。

何故、魔族が地球を狙うのか・・・。」

灰間「・・・・教えてくれ。」

マリア「魔族・・・。21万年前。魔星人は地球を、

まだ文明も小さく魔力も、

使えない頃の自分たちと同じであると思いました。

それはさらに500万年前の魔星が、地球と同じ、

まだ文明の発展の小さい星だったからです。」

灰間「つまり、

昔の魔族も俺たちと同じ地球人ってワケか・・・。」

ナルド「そうだ。彼らも我々と同じ人間だったのだ。

しかし、文明の誤った発展により、魔星の生き物全てが、

忌まわしき魔力を持つようになり、魔族となったのだ。」

マリア「魔族は地球人の事を、

まだ未熟で無能だった自分たちと見て、

その地球の侵略を行ったのです。

魔族は、かつての文明の発展が小さく、

魔力の使えない時代を許せず、

侵略を開始したのでしょう・・・。」

ナルド「そして、魔族にとって、

地球はまだ見ぬ資源の宝庫と言って良いだろう。

魔族はさらに有能な存在となるべく、

地球を無能と見なし、排除しようとしただろう・・・・。」


灰間「・・・・・・っ!!?」  灰間は起き上がった。

ここは病室。灰間はベッドの上で上半身を起こしていた。

そこに、野口たち、鉄郎と美由紀がいた。

皆、灰間は目覚めた事で感激していた。

野口「灰間君・・・・。やっと目覚めたのね・・・!」

美由紀「もう・・・。心配をかけたのよ!?」

灰間「ごめん・・・。皆・・・・・。」

徳丸「あと少しで死ぬところだったんだぜ?」

森下「でも、翔ちゃんはミラクルマンだし、

大丈夫だったね。」

鉄郎「翔・・・。良くやった。今はゆっくりと休め。

再びティアーズに変身して戦えるようになるまで・・・。」

灰間「え・・・・・・!!?」

徳丸「うん。驚いたよ。

灰間がウルトラマンティアーズだったなんて・・・。」

森下「でも、翔ちゃんはミラクルマンだし、

ウルトラマンにもなれるんじゃないかって思ったよ。」

美由紀「息子が今まで魔獣と戦った、

ウルトラマンだったなんて・・・。うう・・・・っ。」

灰間「ど、どゆこと・・・・??」

野口「・・・・ごめんなさい。

あなたが変身しているところ、見ちゃった・・・。」


そして、次の日。リムズンとエルミニアはそれぞれ、

街で暴れ、人々を虐殺し続けた。

迎え撃つ自衛隊であるが、

守護魔獣たちと前にほとんど壊滅。

さらに、ダークロイアも現れ、

その恐ろしい戦力で街を地獄と化していく。魔獣軍団は、

次々と街を壊滅させていく。

このままでは、日本が滅びてしまうのだろうか。


BAR基地の司令室では、

隊員たちが暗いムードになっていた。

大神「超悪魔のガキ・・・!

奴を倒すにはどうすれば良え・・・!!」

日下部「ティアーズ・・・・。いえ、

灰間が復活すれば、きっと・・・。

でも、もし灰間がまた負けてしまうようであれば・・・!」

叶野「落ち着け。日下部。悩んでも何も始まらん。」

上川「でも!あの魔獣たちは、

今まで戦った誰よりも強いんです!!

今の僕らの戦力では敵わないかも知れない・・・・。」

緒川「超悪魔と守護魔獣は次々と日本に至る

人間たちの住む場所を無差別に攻撃しています。

このままでは、日本が滅び、

次に他の国全てを滅ぼすつもりでしょう・・・・!」

大神「緒川よ・・・。

あの魔獣共を倒すにはどうすれば良え・・・?」

日下部「どうするもありませんよ。隊長・・・・。

灰間でも駄目だったのに、

私たちの力でどうにかできるワケ・・・・!」

緒川「一つだけあります。」

日下部「え・・・・・っ!?」

緒方「それは、この基地にある、

全てのアンチMエネルギーを初めとした、

対魔族用の科学の粋を全て、

一つにした最強のビーム砲を造るんです。

その名も、BARブレイカー。」

大神「この基地にあるアンチMエネルギーを全て・・・!

そうなったら、

BARの戦力と機能がほとんど停止してしまうど!?」

緒川「あの悪魔たちを倒すには、

それしかありません・・・・!」

大神「・・・・わかった。信じよう。お前の科学を。

ただちに、BARブレイカーの制作を行え!!

そのBARブレイカーで、

超悪魔の命(タマ)を取るんど!!!」

緒川「はい!!!」

日下部(・・・・灰間。何をやってるのよ。馬鹿。

ウルトラマンだからって良い気になって・・・・。

あんたはもう・・・BAR隊員失格よ・・・・!

このままじゃ、好きになれなくなっちゃうじゃない、

あんたの事を・・・・。)

日下部の目から涙が溢れそうになっていた。


灰間「そっか・・・。野口。お前が俺の正体を・・・。」

野口「ごめんなさい・・・・。」

野口は灰間の正体を、

皆に話した事を灰間本人に言ったのだ。

鉄郎「しかし、私は思ったのだ。

いずれ、秘密がバレるとね。

まあ、秘密と言うのは、

ほとんど明かさせる事でもあるしな。」

美由紀「まあ。あなたったら・・・。」

野口「・・・・灰間君。」

灰間「・・・・・何だぃ?野口。」

野口「もし、できれば・・・。

ティアーズに変身しないでくれるかしら?」

徳丸「おいおい。灰間君がティアーズに変身しなきゃ、

BARでも倒せない魔獣を誰が倒すってんだぃ?」

森下「でも、あの超悪魔。

一度翔ちゃんを倒したし・・・。」

徳丸「あ・・・・!」

灰間「そうだな・・・。確かに、俺は、

あの超悪魔を倒す事はできなかったからな・・・。」

野口「私。怖いの。あなたがまてティアーズに変身して、

あの超悪魔と戦って、負けて死んでしまうのを・・・・!」

鉄郎「しかし、魔獣を倒すにはティアーズの力が必要。」

美由紀「けれど、

超悪魔はその魔獣を遥かに超えている・・・!」

灰間(そして、俺は恐れている。

再びティアーズに変身しても、

またあの超悪魔や守護魔獣たちと戦って、

また負けてしまったら・・・・。

一体、どうすりゃ良い・・・!?

あの悪魔共を倒すにわ、何が必要なんだ・・・・!?)

謎の声「ほっほっほっ!!お困りのようじゃの。諸君。」

灰間たち「・・・・・・っ!!?」

灰間たちは驚いた。

この病室にあの姫君の使いである老人がいた。

灰間「ひ、姫君の使い!!?」

鉄郎「一体・・・何の御用で・・・!?」

野口「知ってるの?」

灰間「ああ・・・・。俺にこのペンダントの事や、

姫君の涙の伝説を教えた人だ。」

鉄郎「そして、私を魔族から守ってくれたお方・・・。

太古の時代から生きた姫君の使いなのだ・・・!」

野口「何ですって!?」

野口たちは老人が、

太古の時代から生きた者である事に驚いた。

老人「どうやら、超悪魔とやらが現れて、

大ピンチのようじゃの?」

つづく

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