カズーイ「五月蠅いわね!元々、奴がグランティだったから、
悪いのよ!!グランティの怪物は倒さなきゃならないの!!」
ウォーザ「黙れ!!鳥!!
デスブラザーに協力しているクセに、
良い気になるなよ!!熊!お前は僕の大切な物を奪った!!
そのお前なんかに、
この聖なる山を救えるハズがないんだよ!!!
だから、死ね!!この山を救うために死んでしまえ!!!」
バンジョー「・・・死にたくないけど、
この山は救ってみせるよ。」
マンボ「安心しろ。セイウチ。この熊と鳥。
グランティや軍隊から、この山、守り抜く。」
ウォーザ「っ!!死ねええええぇぇぇぇぇぇ!!!!
わああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
ウォーザはフォーサの亡骸を抱き、
泣き叫んでどこかへ去った。
カズサ「・・・・ウォーザ・・・・。」
セイリー「セイウチ族は、
この山で不幸な存在でしたのね・・・。」
エゥーラ「しかし、同情する暇はねェ。俺たちは、
ただちにプレゼント工場へ行かなければならない。」
フラエ「そこがグランティのアジトなんだからよォ・・・!」
ボトルズ「あそこには、
ボギーさんも捕らわれているハズです。」
カズサ「・・・・プレゼント工場への行き先は、
私が教えてあげるわ。」
バンジョー「・・・頼む。ウォーザのためにも・・・・!」
プレゼント工場。かつては、聖なる山に住む子供たちに、
プレゼントを与える夢の工場であったが、今や、
グランティのインフェロンに支配されて、
悪魔の巣窟となってしまった。
その工場のある部屋で、インフェロンは、
大量とお菓子とジュースを味わいながら、
リョナゲーをしていた。
インフェロン「ぐふふ・・・!やはり、
この娘は痛めつけ甲斐があるぜ。
オギソやフォーサも任務に真っ当しているしな。間もなく、
この山が俺様の物になるのよ、時間の問題だぜ・・・!ま。
これくらいできなきゃ、グランティじゃねェからな。」
その時、一人のブルーグラントリングが入って来た。
ブルーグラントリング「申し上げます!!インフェロン様!!」
インフェロン「あぁ?」
ブルーグラントリング「この工場の付近で、
政府の軍隊が接近しています!!」
インフェロン「政府の軍隊ィ!?
あのクソムカツク偽善者共の集まりか。
迎え撃て。一人も中に入れんじゃねーぞ。
お前らなら、それができるよねェ?」
ブルーグラントリング「はっ!!直ちに迎撃を始めます!!」
ブルーグラントリングはその場から去った。
インフェロン「政府の軍人など、
所詮俺らグランティの敵ではない。
めんどくせェ事は部下共に任せ、俺はこうして遊ぶ。
それが、この第12番特殊部隊の常識だからなァ・・・!」
プレゼント工場の前では、ビランと多くの軍人が立っていた。
ビラン「ここが、プレゼント工場。
いや、グランティの縄張りか。」
兵士「どうします?
プレゼント工場はこの山の住人たちにとって、
とても大切な建物と聞きますが・・・。」
ビラン「いや。もうそのプレゼント工場は、
なかった事にしようやないの。」
兵士「もしや、グランティを殲滅するために、
この工場で白兵戦を行うつもりでは。」
ビラン「ああ。諸君!!我々はこれより、
インフェロン部隊を倒すために、
プレゼント工場に突入するけ!!
工場の機能やプレゼント全てを破壊しても構わん!!
悪を滅ぼすために、多少の幸せをなくす事はしょうがなか!!
だが、それが我々人類を強くするじゃろう・・・!
それを信じて、プレゼント工場を戦場とする!!
進軍じゃああああぁぁぁぁぁ!!!」
兵士「了解!!!!!」
ビランと多くの軍人たちが一斉に走り、
プレゼント工場へ向かう。
そこに、多くのサー・スラッシュが現れて、
雪玉を一斉に多く投げる。
サー・スラッシュ「おらああああぁぁぁぁぁ!!!!」
複数の兵士がその雪玉を受けて、倒れる。
兵士「おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
兵士たちは一斉に銃器を構え、
多くのサー・スラッシュを銃撃する。
少数のサー・スラッシュが破壊されてしまう。だが、
ここに多くのグラントリングが、
一斉に銃器を構えて、迎撃する。
ここに激しい銃撃戦が始まってしまう。
ブルーグラントリング「者共!!人間共を決して、
この工場の中に入れるな!!」
銃撃戦により、
それぞれの兵が少しずつ失っていく中、ビランは。
ビラン「おらああああああぁぁぁぁぁぁ!!!」
ビランが物凄く走り、多くのグラントリングに近づく。
そのグラントリングの複数がビランに銃を構える。
しかし。
ビランが高引火点パラフィンを飲んだ。そして。
ビラン「かああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
ビランは口から火を吐き、
多くのグラントリングとサー・スラッシュを焼き殺す。
グラントリングとサー・スラッシュ「うわあああぁぁぁぁぁ!!!??」
インフェロンは今の事態を知らずに、暢気に楽しんでいた。
つづく
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