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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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上川「レストランかァ。良いね。

それ。じゃ、行ってらっしゃい!」

貴翔「うん!行って来ます!!」

そして、貴翔は両親と共にレストランへと歩いて行った。

上川はマンションへ入り、自分の一室へと帰った。


そして、数時間後。すっかり夜となった。

その時から、再び激しい雨が降り注いでいた。

上川は窓からその雨を見ている。

上川「今日も振ったな。・・・そうだね。

こいつを久しぶりに使った方が良いかなァ?」

上川はそう言うと、手に持つてるてる坊主を見る。

上川「・・・良いだろう?妹よ。」


灰間も既に家に帰っていて、自¥

自分の部屋で、窓から雨を見ていた。

灰間「ひゃーっ!こりゃ凄ェだな。今月は梅雨だから、

雨が降る日が多いけど、この感じだと、嵐が来るんじゃね?」

その時、灰間のペンダントが光り始めた。

灰間「っ!?魔獣が現れるだと!?」


雨の降る夜の街。そこに、魔獣の姿が徐々に姿を表した。

その姿はまるで翼竜のような感じだが、顔は獣であった。

色は青かった。

この醜悪な姿の魔獣の名は、アメゴンである。

アメゴン「キッギャウウウウウゥゥゥゥゥン」

アメゴンは口から白いガスを吐いて、

とあるビルがそのガスを浴びる。

すると、そのビルがみるみると溶けていくではないか。

アメゴンの吐くガスは溶解ガスであるのだ。

アメゴン「キッギャウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥン」

アメゴンは次に、近くのビルを叩き壊す。そして、

アメゴンは暴れ回り、次々とビルを破壊していく。

アメゴン「キッギャウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥン」

アメゴンは白いガスで、逃げ惑う人々を溶かしてしまう。

人々「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

複数の人々がガスを浴び、骨になって死んでしまった。

アメゴンは両腕を前に振るい、別のビルを破壊する。

その時、空からウルトラマンティアーズが飛んで来た。

ウルトラマンティアーズ『あれが今回の魔獣か・・・・!』

だが、雨が徐々に止んでいく。

それと同時にアメゴンの姿が消え始める。

そして、雨が完全に止み、

アメゴンの姿は完全に消えてしまった。

ウルトラマンティアーズ『消えた・・・!?

しかも、雨と同時に・・・。まさか、奴は・・・・!』


次の日。上川の住むマンション。上川は自分の部屋で、

既に起きていたが、何故か不安そうな感じがした。

上川「貴翔君の家族。昨日は戻ってこなかったな・・・。

一体、何があったのだろう?

もしや、魔獣に襲われたんじゃ・・・!?」

上川はテレビをつける。そして、モニターには、

ニュースが流れていた。男性アナウンサーが声を出す。

男性アナウンサー『ええ。昨夜。四羽街に、

激しい雨と共に魔獣が現れて、その街で大暴れして、

多くのビルが壊れ、

多くの民間人が死にました。人類の味方、

ウルトラマンティアーズが現れるも、

その魔獣は雨と共に消えてしまい・・・。』

上川「四羽街・・・!?あそこは、貴翔君の家族が、

よく行くレストランがあるハズ・・・。まさか!!」

上川はさらなる不安を抱き、急いでマンションから出た。


上川は崩壊寸前の四羽街の近くにある病院に来た。

手術室の前に、貴翔が座っていた。

上川「た、貴翔君・・・!一体、どうしたんだぃ!?」

貴翔「・・・っ!?か、上川さあああぁぁぁぁぁん!!」

貴翔は上川に泣きついた。

貴翔「うえええええぇぇぇぇぇぇぇん!!

パパが・・・!ママが・・・!僕を魔獣から守って、

怪我をしちゃったんだあああぁぁぁぁ・・・・!!!」

上川「そ、そんな・・・・!?」

アメゴンが暴れる事で、

あるビルが崩れる。その瓦礫から、

貴翔を守る為、両親がその瓦礫を受けた。そのため、

貴翔は無傷で済んだが、両親の方は重傷を負っていた。

上川「魔獣め・・・・!!よくも・・・・!!

パパとママの仇、きっと取ってあげるよ!!」

貴翔「うん・・・・。」


そして、BAR基地の司令室に来た上川。

つづく

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ある町で、雨が降り注いでいた。その町には、

上川の住んでいる古いマンションがあったのだ。

その一室で上川は窓から雨の風景を見ていた。

上川「今月もやって来たなァ。梅雨の季節が・・・。

この時期の雨を見てると、あの頃が思い出すよな。

あの懐かしい時間が、僕をこうしたもんな。」

上川はそう言うと、手に持っているてるてる坊主を見る。

そのテルテル坊主の顔には、口が描かれてなく、

グルグルしている目だけが描かれていた。

上川「あの人・・・。今頃、どうしているんだろ?」

上川はもう一度、窓辺から雨の風景を見る。すると。

上川「・・・・・・っ!?」

上川は何かを見たように驚く。

この雨降る町に、巨大な魔獣らしき姿が少しだけ見えていた。

上川「ま、魔獣!?」

しかし、その魔獣は少しずつ消えていった。

それと同時に、雨が止みつつあった。

上川「き、消えた・・・・!?一体、何故・・・!?」


ウルトラマンティアーズ  第50話・雨りの過去

雨降り魔獣・アメゴン
登場


次の日。今日は晴れていた。いつも通り、

BAR基地の司令室に集まる隊員たち。

上川(それにしても、昨日は何だったんだろう?

あの魔獣の姿・・・。あれは幻だったのかな?

いや、それとも実はいたとか・・・。)

大神「昨日に起きた出来事じゃが・・・。その日、

魔獣の姿を見たと言う声が複数届いているそうだ。」

上川「・・・・っ!?」

上川は大神の話を聞いて、驚く。

叶野「ですが、その魔獣の反応はありませんでした。」

灰間「気配を消す能力を持っているのでしょうか?」

大神「気配を消すか・・・。それもありそうじゃが、

どうやら、その魔獣は、

雨が止むと姿が消えると言う情報もあるんじゃ。」

日下部「私も一瞬だけ見ましたが、

確か、青くて、有翼怪獣な姿をしていました・・・。」

上川「っ!!その魔獣、僕も見ました!!」

大神「上川・・・。」

上川「あの魔獣は突然、現れては消えました。

あの魔獣の件は、徹底的に調査する必要があります。」

灰間「そうですな。魔獣だし、

何するかわかったもんじゃねェしよ。」

大神「うむ。では、パトロールを強化しよう。

今回の魔獣はいつ、どこから現れるかわからんけェの。

バルワンダー3機出撃じゃ!!!」

隊員たち「了解!!!!」


こうして、BARは3機のバルワンダーで、

それぞれ地域の上空を調査した。1号は灰間と上川、

2号は叶野、3号は日下部が操縦していた。

上川「・・・・・・っ。」

上川は例のてるてる坊主を持っている。

灰間がそのてるてる坊主に気づく。

灰間「何ですか?そのてるてる坊主は。」

上川「・・・・ああ。これは、僕が子供の頃から、

大切にしていたてるてる坊主さ。それより、

早く例の魔獣を見つけよう!」

灰間「・・・・・・はい。」

バルワンダーはそれぞれ魔獣を探すために行動し続ける。

だが、魔獣を見つける事はできず、帰還してしまう。


夕日。徒歩でマンションに帰った上川。そこに、

ある男の子が話しかける。その後ろには大人の男女がいる。

男の子「こんにちは!上川さん!!」

上川「ああ。貴翔君。これから、

親と一緒にどこかへ行くのかぃ?」

貴翔「うん!パパやママと一緒に、レストランへ行くの!」

つづく

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雨の時だけに現れる魔獣アメゴン。その雨を見た上川は、

自身にとって思い出の象徴である、

てるてる坊主を手にする。これで晴れる事ができるのか。

次回、【雨降りの過去】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか。ティアーズ第49話。

今回はティアーズで最後の宇宙人の登場です。

その宇宙人はモヅラー星人。オリジナルです。

最初は魔族の配下的な設定にしようかと思いましたが、

それだとグラボ星人のような奴と一緒になるので、

魔族に迫害されて荒み、

地球に八つ当たりすると言う設定にしました。

最後の悪星人ですが、何故か殺さずに逃がしました。

ウルトラ作品で殺されない宇宙人がほとんどいますし、

この小説でも、

魔族以外の宇宙人も救われる回を書こうと思いまして(

そして、緒川がメインの回で、

科学者キャラらしい活躍をさせました。

緒川はBAR隊員ではありませんが、

立派な仲間ポジションなつもりです。

次回は雨にちなんだ魔獣が登場します。

上川隊員が大活躍?します。

それでは。

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モヅラー星人はその間に、

ティアーズを何度も左手で打撃し始める。

そして、ティアーズが膝蹴りで反撃。

ウルトラマンティアーズ「シュワアアアァァァァ!!!」

ティアーズは次にパンチでモヅラー星人をさがらせる。

モヅラー星人「ケケケケケケケケエエエェェェェェ!!!」

モヅラー星人は右腕のハサミでティアーズを斬る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?」

攻撃を受けたティアーズは凄いダメージを受ける。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケケケケケ!!!!!」

モヅラー星人はハサミを広げて、ティアーズの首を狙う。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!・・・・・・!!」

だが、ティアーズは両手でその星人のハサミを掴み、

攻撃を防ぐ。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケケケケ!!!」

モヅラー星人は左手でティアーズの肩を打つ。

だが、これに耐えるティアーズは、

モヅラー星人を思い切り投げ飛ばす。

ウルトラマンティアーズ「ハアアアアアァァァァァァ!!!!!!」

モヅラー星人は遠くの方に落ちるが、すぐに立ち上がる。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケエエエェェェェ!!!!!」

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!」

ティアーズはアームシュートでモヅラー星人を攻撃した。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケケケケケ!!!!」

モヅラー星人はひるみそうになる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!!」

ティアーズはジャンプして、このままモヅラー星人に迫る。

その時、モヅラー星人はハサミを光らせる。

その光を浴びたティアーズは急に弾かれたかのように、

ジャンプした地点に落ちてしまう。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!?・・・・・!」

ティアーズは再びモヅラー星人に近づこうと走る。

日下部「ティアーズを援護します!!」

バルワンダーDXもモヅラー星人に近づこうと飛ぶ。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケケケケケケ!!!!!!」

モヅラー星人は頭の丸い部分から複数の電撃を放射した。

その少数の電撃を浴びたティアーズはさがる。

バルワンダーDXも避けるのに必死であった。

モヅラー星人「ケケケケケケケケエエエエェェェェェ!!!!」

モヅラー星人はさらに、

左手からの光線でティアーズに追加攻撃する。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアァァァァァァァ!!!!!」

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケケ!!!!どうよ!?

ウルトラマンティアーズ!!お前では俺様にわ勝てねェ!!!

てめェもウルトラマンなら、俺らの星を魔族から守れや!!

こんな地球なんか見捨ててよォ!!!

ケケケケケケケケエエエエェェェェ!!!!」

ウルトラマンティアーズ『地球わ・・・俺の生まれた星だ!!

この星を見捨ててたまっかよ!!てめェはこんなに強いのに、

何故、その強さを生かして、

魔族から自分の星を守らねーんだよ!?

関係のねー星に八つ当たりするなど、

貴様も魔族と同じだぜ!!コラ!!!』

モヅラー星人「うるせェ!!

てめーに俺様の何がわかんだよ!?あぁ!?

魔族わ俺らより強い!!そんな魔族に勝てねェから、

俺らモヅラーはどう生きりゃ良いかわかんねーんだよ!!!

だから、

俺様はとっても平和すぎる地球が許せねェのよ!!!」


緒川「違うわ!!自分の星を守れないからって・・・・!

他の星に不幸をばら撒こうとするなんて、

最も愚かな行為だわ!!

あなたは・・・自身の星を狙う外敵から戦う事から、

逃げているだけよ!!けど、私たちは違う・・・!

私たちは、どんな外敵が来ようと決して逃げない!!

あなたのような馬鹿な事わ決してしないのよ!!!」

緒川はスクリーンに映っている、

モヅラー星人に向かうかのようにこう叫んだ。

大神「緒川の言う通りじゃ。

わしら地球人は・・・決して負けんき!!」


ウルトラマンティアーズ『お前のような腐ったクズわ、

俺様が懲らしめてやるぜえええええぇぇぇぇぇ!!!!!』

ティアーズがそう言って、モヅラー星人に向かって走る。だが。

モヅラー星人「ケケケケケケケケエエエエエェェェェ!!!!!」

モヅラー星人はハサミを光らせて、ティアーズを弾き飛ばす。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケケケケ!!!!」

モヅラー星人は再び、複数の電撃光線を出す。

ティアーズはこれを多く受けてしまう。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!シューティングスラッシュ!!!」

ティアーズはこれに耐え、シューティングスラッシュを発射。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケエエエェェェェェェ!!!!」

モヅラー星人はハサミを思い切り振るい、

シューティングスラッシュを弾き飛ばす。

モヅラー星人「ケケケケエエエェェェェ!!!

そろそろぶっ殺してやらあああぁぁぁぁ!!!!」

モヅラー星人は物凄いスピードで走り、

あっという間にティアーズに近づく。

そして、ハサミでティアーズを突き刺す。

ウルトラマンティアーズ「グワアアアアアァァァァァァ!!!」

ティアーズは突き飛ばされて倒れる。そして、ゆっくりと立つ。

だが、モヅラー星人はそれを許さず、

キックでティアーズを蹴り上げる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケケ!!!!」

ウルトラマンティアーズ「プラズマレイガン!!!!!」

ティアーズはプラズマレイガンでモヅラー星人を攻撃する。

モヅラー星人「ケケケケケケケエエエエェェェェェ!!!!!」

攻撃を受けたモヅラー星人。

これをスキに立ち上がるティアーズ。

ウルトラマンティアーズ「トウッ!!!!」

ティアーズはパンチを2発使い、チョップでさらに打撃。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケケケ!!!!!」

そして、ハイキックでモヅラー星人を蹴り飛ばす。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケケケケケ!!!!」

その時、モヅラー星人は紫色のエフェクトと共に、

空中で身体を回転させる。

そして、頭の丸い部分をティアーズに向ける。

その部分から複数の電撃を放射。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!・・・・・・・!!」

全ての電撃を受けたティアーズは倒れそうになる。

カラータイマーが赤く点滅。

モヅラー星人はゆっくりと地面に着地して、

左手から光線を発射。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」

さらに、モヅラー星人は、

光線を受けたティアーズを容赦なく左手で打つ。


大神「このままじゃ、ティアーズがやられる!!

緒川!!星人の弱点はどこだと思う!?」

緒川「今、分析しようにも、

ティアーズのカラータイマーが・・・・!っ!?」

その時、緒川はモヅラー星人の頭の丸い部分に目をつける。

緒川「もしかしたら、あの丸い部分が弱点かも知れません!!」

大神「そうか・・・!では、

バルワンダーDXにそう伝えるんど!!」

緒川「はいっ!!!」


緒川は通信連絡でバルワンダーDXに、

モヅラー星人の弱点を伝えた。

そして、バルワンダーDXは強力ビーム光線で、

モヅラー星人の頭の丸い部分を攻撃した。

すると、その部分が爆発し、モヅラー星人は急に頭を痛がる。

モヅラー星人「ケケケケケケケケエエエエェェェェェ!!!!!」

上川「星人が痛がっている!!

緒川さんの予想が当たったんだな!!」

叶野「チャンスだ!!もっと攻撃だ!!!」

バルワンダーDXは電気ビームでモヅラー星人を攻撃する。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケ!!!!

くっそおおおぉぉぉぉ!!!弱点を攻撃されたから、

戦力が大幅に減っちまった・・・・!!」

ウルトラマンティアーズ『もう悪さはしないで、

自分の星へ帰りやがれ!!!」

モヅラー星人「おのれェ!!

ケケケケケケケエエエェェェェェ!!!」

モヅラー星人は光線を発射する。

だが、ティアーズはジャンプで避ける。そして。

ウルトラマンティアーズ「ジャンピングショット!!!!!」

ティアーズはジャンピングショットでモヅラー星人は攻撃した。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケケケケケ!!!!!!!」

攻撃を受けたモヅラー星人はもはや戦う力を残されていない。

ウルトラマンティアーズ『今だ!!ファイティウム・・・・・!!』

着地したティアーズが、

ファイティウム光線を出そうとする。その時。

モヅラー星人「ケケケケケケケケエエエエェェェェェ!!!!!」

モヅラー星人の姿が突然、消えてしまった。

日下部「宇宙人が消えてしまったわ・・・・!?」

ウルトラマンティアーズ『・・・・野郎。逃げやがったか。

いや、逃げてくれた・・・・だな。』


大神「もしや、これ以上戦っても勝てないと知ったから、

逃亡したんか?流石に死は恐れるのか・・・。」

緒川「そう。彼は魔族との戦いで死ぬ事が怖い。だから、

魔族との戦いから逃げたんだわ・・・。私は願います。

彼が改心して、立派な戦士になってくれる事を・・・。」

そう。モヅラー星人は死ぬ事を恐れて逃げたのだ。そして、

二度と地球に来る事はないだろう。モヅラー星人が、

自分の星を守るために、魔族と戦い続け、

そして、勝って生き残ってくれる事を緒川は願った。


BAR基地の司令室に戻った灰間たち。

緒川「今回の事件は、私の責任であります。

皆さん。本当に申し訳ございません・・・。」

上川「いや!緒川は悪くないよ。

悪いのは宇宙人だもん。」

日下部「そうよ!むしろ、あなたに感謝したいわ。」

緒川「私の・・・おかげ?」

叶野「そうだ。お前の働きが、この基地を救ってくれたんだ。

それに、お前は星人の弱点をいち早く教えてくれた。」

大神「そうじゃけ。今回の事件はお前がいなかったら、

解決できなかっただろう。お前の想いが、

BARを救い、星人を倒したんじゃけ。」

緒川「隊長・・・・。」

大神「そう。おどれも立派な科学者。そして、

わしらと同じ、栄光のBARの戦士じゃき!」

緒川「・・・・っ!う、うぅ・・・。」

緒川は泣きそうになる。だが、その涙を自身の手で拭く。

灰間「泣くなよ。緒川さん。あんたのおかげで、

この地球は守れたんだ。

あんたは俺たちの仲間だ!恐らく、

あんたじゃねェと、このBARを支える事わできねーだろう。

だから、これからも、

素晴らしい科学で俺たちの戦いをサポートしろ!

そして、俺たちもあんたの助けとなってやるよ。」

緒川「灰間君。皆・・・。ありがとう。

緒川。これからも、BARをサポートします。

これからも、よろしくお願いします!!」

緒川が礼儀正しくそう言う。

それを見た隊員たちは微笑んで頷く。

こうして、地球を狙う宇宙人は、

今回も撃退されました。ですが、

今回の事件は緒川が試練を乗り越えてからこそ、

成し遂げたのです。

一流の科学者として成長した緒川は、

BARの仲間たちとさらなる友情を築き上げました。

これからもBARはその友情で、

多くの外敵たちと戦っていく事でしょう。決して、

逃げる事なく。諦める事なく。今日も戦い続けるのです。

次回につづく

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日下部「私も行くわ!!」

緒川「灰間君・・・。日下部さん・・・。」

灰間「もし、宇宙人があんたを襲うって事もありうる。

だから、俺たちが護衛してやるぜ。」

緒川「ありがとう・・・。では、行ってきます!」

こうして、緒川は灰間や日下部と共に司令室から出た。

叶野「彼女は本当にやれるのでしょうか?」

大神「やれるに違いない。そうじゃ。そうでなきゃおかしいけ。

そう。緒川には今こそ、立派な科学者になるための、

戦いに挑んでいる。この戦いには何としても勝たねばならん。

でなければ、緒川にこの地球を守る事わできん・・・!」

上川「頑張ってくれよ・・・。緒川さん・・・!」


緒川、灰間、日下部はバルターボで、井手市についた。

その街の研究所に入った緒川たち。

そこに、一人の男の科学者がいた。

科学者「よく来てくれた。緒川博士の娘よ。」

緒川「この研究所では、

ウィルスをワクチンに変える技術を持っていると聞きます。

その技術を、私に貸してくれないでしょうか?高遠博士。」

科学者の名は高遠と言う。緒川たちは高遠に、

BAR基地が宇宙人が渡したディスクのウィルスによって、

機能停止したと言う話をした。

高遠「わかった!BARは我々地球人の切り札だ。

その基地が使えないのでは、大変だ・・・!さっそく、

研究室を使ってくれたまえ!!」

緒川「ありがとうございます!!」


緒川たちは研究室に来て、

さっそくディスクをコンピューターの中に入れる。

高遠「このコンピューターには、

データを改変するシステムを持つ。

それで、ウィルスをワクチンに変える事ができるのだ。

まず、例のディスクのデータを分析し、

怪しい部分をスキャンしろ。」

緒川「はい!!」

緒川はコンピューターで、ディスクのデータを分析していた。

そして、数分後。

緒川「これは・・・!やはり、ウィルスが入っていたのね!」

コンピューラーの画面で、ディスクのデータに、

ウィルスが含んでいるのを見て、そう言う。このウィルスが、

BAR基地の機能をストップさせているのだ。

高遠「ウィルスが見つかったようだな・・・!

そのウィルスをワクチンに変える作業にかかろう。

それには、時間がかかるが、やれるな!?」

緒川「はい!やります!!」


緒川が研究している間、別の街で異変が起きていた。

辺りが急に暗くなるが、また急に明るくなる。

そこから、巨大な魔物が現れた。その姿は、

頭が三角な形で、その上の先に丸い部分がある。

顔がとても凶暴な感じ。右腕がハサミ状で、

左腕では、指が4本ある。足の指は3本。

身体に奇怪な模様があり、目が青い。

これが、モヅラー星人の姿である。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケエエエェェェ!!!!!」

モヅラー星人はさっそく、近くのビルを打撃し始めた。

BARの攻撃が来ないチャンスを得たモヅラー星人は、

いよいよ、大暴れを始めたのだ。次々とビルが破壊される。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケケケ!!!!!」

モヅラー星人は左手から光線を発射して、

別のビルを破壊した。

そこに、無数の戦闘機部隊が飛んで来た。

戦闘機部隊はミサイルを一斉に連射して、

モヅラー星人を攻撃。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケエエエェェェェ!!!!」

攻撃を受けたモヅラー星人だが、全く通用していない様子だ。

モヅラー星人は左手からの光線で複数の戦闘機を破壊する。

続いて戦車部隊が来る。

戦車部隊は一斉放射でモヅラー星人を攻撃。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケエエエェェェェェ!!!!」

モヅラー星人はその砲撃を通用せず、

光線で戦車を多く破壊した。


コンピューターでディスクのデータを改変している緒川。

高遠「失敗したら、ワクチン化はできず、

ウィルスが増幅する恐れがある。気をつけていけ・・・!」

緒川「はい・・・!」

かなり過酷な作業らしい。

灰間と日下部は緒川の活躍に目を焼き付いていた。

だが、灰間たちは知らない。

モヅラー星人が街を攻撃している事に。その時。

高遠「おお!!できた!!完成したぞ!!!」

緒川「ディスクのデータがワクチンに変わったわ!!」

そう。研究は成功したのだ。ディスクのデータに含んだ、

ウィルスがワクチンへと変更できたのだ。

灰間「本当か!?緒川さん!!」

日下部「ついにワクチンを完成したのね!?」

緒川「ええ!このワクチンでBAR基地の機能を回復できる!!

これも全て、高遠博士のおかげです!

ありがとうございます!」

高遠「いや。私はただ、アドバイスしただけだ。

全ては君一人の力で頑張った。

君は立派な科学者に近づいて来たのだよ。

さァ!早くBAR基地を救ってくれたまえ!!!」

緒川「はい!!!」


こうして、灰間たちはBAR基地に戻り、司令室に来た。

緒川「ただいま戻りました!!」

大神「うまくいったか!?」

緒川「はい!!ディスクにワクチンを仕込みました!!

これで、この基地の機能が復活するハズです!」

緒川は司令室のコンピューターにディスクを入れた。

緒川(お願い・・・!成功して・・・!!)

緒川は目を瞑り、強く願う。すると、

司令室のコンピューターが起動した。

叶野「おお!!正常になったぞ!!」

上川「これで、BAR基地の機能が復活したぞ!!!」

そう。ディスクに含んだワクチンが、

BAR基地の機能を停止されたウィルスを消したのだ。

これで、BAR基地は完全に機能を取り戻した。

日下部「やった!!やったのよ!!緒川さん!!」

灰間「ああ!これもあんたのおかげだぜ!緒川さん!!」

叶野「緒川・・・。さっきはすまなかった。」

上川「君ならやれると信じたよ。緒川さん。」

大神「緒川。ワレならやってくれると信じた。ワレはもう、

立派な科学者だ!

ワレのお父さんもきっと、喜ぶじゃろう。」

緒川「皆さん・・・。ありがとうございます・・・!」

緒川は涙目で感激し、大神たちに例を言う。

その時、灰間のペンダントが光る。

灰間(何!?何者かが街を地球している・・・!?)

その時、コンピューターから緊急事態のサイレンが鳴る。

上川はそのコンピューターを使い、知らせを受ける。

上川「ポイントS-40で、宇宙人が暴れています!!

街は壊滅に近づいているとの事です!!!」

そして、スクリーンでは、

モヅラー星人が暴れている姿があった。

緒川「あいつです!!あの宇宙人が、

私にディスクを渡したのですわ!!」

大神「よし!!BAR!!出撃じゃ!!!」

隊員たち「了解!!!!!」

隊員たちは司令室から出て、出撃した。

緒川「皆さん・・・。後は頼みます。」


モヅラー星人の大暴れにより、街が廃墟になりつつある。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケケケ!!!!」

モヅラー星人は残っているビルを右腕のハサミで破壊する。

モヅラー星人「ケケケケケケケエエエエェェェェェ!!!

BARが動けぬ、今!

この地球を支配するのも時間の問題だなァ!!

今まで魔族に虐げられた分、

たっぷりと過激にやってやるぜ!!むっ!?」

その時、空中からバルワンダーDXが飛んで来た。

日下部「こいつのせいで、BAR基地は・・・!」

灰間「許せねェ!!攻撃します!!」

バルワンダーDXは、

レーザーバルカンでモヅラー星人を攻撃した。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケケエエエェェェェ!!!」

モヅラー星人は攻撃を受けるが、効いていないらしい。

モヅラー星人「BAR基地は機能停止したハズ!!何故、

そのBARのマシーンが動いてやがる!?もしや、

奴らには、俺様が作ったウィルスすら破れると言うのか!?

ケケケケケケケケケケケケケケケ!!!!!」

モヅラー星人は頭の丸い部分から複数の電撃を発射。

バルワンダーDXはこれを避ける。

上川「電撃光線がいっぱいだ!!」

叶野「灰間!!バルワンダー1号を使え!!

戦力を増やすんだ!!」

灰間「了解!!!」

バルワンダーDXから、バルワンダー1号が発射された。

灰間がその1号を操縦している。

バルワンダーDXとバルワンダー1号は、

一斉にレーザーバルカンを連射して、

モヅラー星人を攻撃する。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケエエエェェェェェ!!!」

モヅラー星人は光線を発射するが、DXと1号はこれを避ける。

灰間「くらいやがれ!!!」

バルワンダー1号はレーザーバルカンでモヅラー星人を攻撃。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケケケケ!!!!」

モヅラー星人は再び光線を発射するが、

バルワンダー1号はこれを避ける。

バルワンダーDXは電気ビームでモヅラー星人を攻撃する。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケエエエェェェェェ!!!!」

そして、バルワンダー1号は、

火薬状バルカンでモヅラー星人を攻撃する。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケエエエエェェェェェ!!!!!」

モヅラー星人は怒って、複数の電撃光線を発射する。

バルワンダーDXとバルワンダー1号が必死にこれを避ける。

灰間「く・・・・っ!!」

バルワンダー1号は正面から、

レーザーバルカンでモヅラー星人を攻撃する。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケケケケケケ!!!!!」

その時、モヅラー星人は右腕のハサミを飛ばした。

そのハサミがモヅラー星人の身体から離れ、

バルワンダー1号を斬ってしまう。

日下部「灰間!!!!!」

バルワンダー1号が爆発し、炎上しながら墜落していく。

だが、灰間は諦めず、炎の中で変身する。

灰間「ティアーズ!!!!!」

灰間はウルトラマンティアーズに変身し、

墜落する1号から離れ、モヅラー星人の前に立つ。

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケケケケケケ!!!!」

モヅラー星人がいきなり光線を発射する。

ウルトラマンティアーズ「シュワッチ!!!!」

ティアーズはジャンプでこれを避け、

空中キックで打撃する。

モヅラー星人「ケケケケケケケケエエエエェェェェェ!!!」

モヅラー星人は打撃を受けて倒れるが、すぐに立ち上がる。

ティアーズがモヅラー星人の前に着地し、

両者は走り、組み合いに入る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・!」

モヅラー星人「ケケケケケケケケケケケケケケ!!!!!」

つづく

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