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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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今回はマリオネットライターの第24,25,26話をまとめました。

24、25話はジャンボロイドが出ますが、

26話から再びモンスロイドが現れます。それも二匹です。

第24話・見えない恐怖を打ち破れ!(透明戦士・ステルス・ファントムス登場

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/954/(パート1

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/959/(パート2

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/963/(パート3

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/967/(パート4

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/970/(パート5

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/973/(パート6

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/976/(パート7(終

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/977/(次回予告

第25話・偽りのかぐや姫!?(月の剣士・カラミティ・ムーン登場

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/982/(パート1

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/984/(パート2

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/989/(パート3

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/991/(パート4

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/996/(パート5

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1001/(パート6

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1002/(パート7(終

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1003/(次回予告

第26話・悪魔の手が忍び寄る(機械大蛇・ロングネス・スネーク登場

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1007/(パート1

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1012/(パート2

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1014/(パート3

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1019/(パート4

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1023/(パート5

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1026/(パート6

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1031/(パート7(終

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1032/(次回予告


・・・そう言えば、このブログで拍手でのコメントが来ましたね。

その返答をしてみようと思います。

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光次郎「くらえ!!!」 光次郎はボウガンの矢で遠くのアタッカー一人を倒す。

ブラック・アタッカー「うわっ!!?」 そして、次に桜の攻撃が始まる。

桜「ふん!!たぁ!!」 桜は素早い剣裁きで周りのアタッカーを次々と蹴散らす。

途中で敵からの攻撃からガードするが、カウンター攻撃で倒していく。

折原隊員「えええぇぇぇぇい!!!」 折原隊員や他の隊員たちも剣で、

次々とブラックアタッカーたちを倒していく。この勝負はSSP側の勝利に間違いない。

光次郎「むっ!?とぅ!!!」 光次郎はとある民家の上のところにボウガンを発射する。

すると、その矢が民家の屋根からライフルを構えていたアタッカーの胸に命中した。

ブラック・アタッカー「ぐわあぁぁ・・・・!!」 屋根から落ちて絶命したアタッカーは、

どうやら狙撃兵であった。その狙撃兵を倒した光次郎は引き続き他のアタッカーを撃っていく。

ブラック・アタッカー「ぬおおおぉぉぉぉぉ!!!!!」

巨大な斧を持ったアタッカーが桜に襲ってくる。桜は剣でガードする。

桜「くっ!!?」 ガキイイィィィン

しかし、敵の斧の威力が大きいか、剣でガードした桜に振動が走る。

桜(な・・・なんて重いの!?) ブラック・アタッカー「むううぅぅぅぅん!!!!」

斧を持ったアタッカーはそのまま走って桜を押し出した。このままでは危ない・・・が。

ブラック・アタッカー「ぐあ!??」 斧を持った敵の背中に矢が刺さっていた。

光次郎がボウガンからの矢で援護攻撃したのだ。敵はひるみ、桜は素早くさがる。

光次郎「桜ちゃん!!今だ!!!」 桜「ありがとう!!えぃ!!!」

桜はひるんだアタッカーに一振り。斧を持った敵は倒れて、死んだ。

折原隊員「光次郎さん!!月野先輩!!!敵はまだ多いそうです!!!」

桜「ええ!どうやら敵は本気で作戦を行うそうね・・・・!」

光次郎「奈々ちゃんたちは別のところで行動しているけど、大丈夫かな・・・!?」


その頃、別の町では青井は木之本隊員たち数名の隊員たちと一緒に、

ブラック・アタッカーと戦闘をしていた。青井は短剣で戦っている。

青井「でぃ!!はっ!!とりゃああぁぁぁ!!!」

青井は短剣を振り回して、ブラックアタッカーを次々と切り裂いて倒していく。

青井(許せない・・・!許せない・・・・!!こいつらだけは・・・・・!!!!)

青井はデスナイトに対する憎しみで戦い続けた。

木之本隊員や他の隊員たちは剣で戦い、アタッカーたちも剣で戦っていた。

ブラック・アタッカー「うわっ!!!」 青井の攻撃で一人のアタッカーが、

剣を弾き飛ばされ、尻餅をついた。そして、青井がそんなアタッカーに短剣を向ける。

青井「覚悟しなさい・・・!この人殺しどもめ・・・・!!!」

ブラック・アタッカー「す・・・すまない!!許してくれ!!命だけは・・・・!!」

アタッカーは命乞いをした。しかし、それを聞いた青井はさらに怒り、短剣をあげた。

青井「命だけは・・・・??あんた、人の大切な人を殺してよくそんな事が言えたわね!!!!」

そして、青井は短剣を振り下ろし、命乞いをしたアタッカーの顔を斬った。

敵は顔から血が出て、死亡した。しかし、青井は容赦なくその敵の首をも斬ってしまう。

木之本隊員「っ!?あ・・・・青井さん・・・・!?」

ブラック・アタッカー「よくもっ!!!」 ヤリを持ったアタッカーが青井に迫る。

青井「むっ!でえぇぇぇい!!!!」 青井も走り、アタッカーと激突していく。

ドスウゥゥッ そして、青井は敵のヤリ攻撃を避け、そのままそのアタッカーに直撃。

ブラック・アタッカー「ぐぉ・・・・!!」 アタッカーの腹に青井の短剣が深く刺さっている。

青井「・・・・っ!!死んでしまえ・・・・!」 そして、青井はさらに、

アタッカーの身体をドスドスと刺し続ける。腹だけではなく様々な部位が刺されていく。

ブラック・アタッカー「―――――!!」 アタッカーは何度も刺されて死亡した。

そして、ブラックアタッカーたちが引き上げようと走り去っていく。

ブラック・アタッカー「引け!!引けェ!!!」 青井「っ!!!逃がすかァ!!!」

木之本隊員「青井さん!!!?」

青井は一人だけ逃げるアタッカーたちを追っていく。

他の隊員たちが追わないが、青井だけが追っている。

しかし、とある民家の屋根から、

一人の剣を持つブラックアタッカーが出てきた。

青井はすぐそれに気づくがもう遅い。これは危ない。

ブラック・アタッカー「死ねガキャアアァァァッ!!!」 青井「っ!!??」

その時、二つの銃弾が青井に斬りかかるアタッカーに命中した。

ブラック・アタッカー「うべっ!!?」 アタッカーは銃弾に撃たれて、

青井のところから左の方に倒れて死んだ。青井は左の方から撃って来た方向へ向く。

そこには野沢と清水がいた。そう。二人が青井を助けてくれたのだ。

野沢「大丈夫?奈々ちゃん。」 青井「あ、ありがとうございます・・・・。先輩t・・・・。」

パチィン その時、清水が青井に近づいて、彼女を思い切り平手打ちで殴った。

青井「・・・・っ!!?」 野沢「し、清水さん・・・・!?」

清水「この馬鹿!!なんでそこまでデスナイトを倒そうとするの!??」

青井「だ・・・・だって・・・・。奴らは・・・・私の・・・・・。」

清水「隊長は言ったハズだ・・・・。憎しみに捕らわれずに正義の心を保てと・・・!

なのに、あなたは一体、何をしている!?さっきの戦いは一体何なの!?」

青井「だって・・・・憎いから・・・・。私の家族を奪ったやつ等が・・・・!!」

清水「・・・・デスナイトに大切な者を奪われた人は多くいる。でも、

いつまでもマイナスな心に捕らわれはいけない。復讐を果たしたところで、

あなたの家族が帰ってくると思ってる?あなたの家族はもう帰らない・・・・。

でも、まだあなたは完全に一人ぼっちになったワケじゃない・・・・・。」

青井「え・・・・・?」

野沢「あなたには・・・・・私たちがいる。今では、

私たちがあなたの新しい家族なの。たとえ、それで納得できないとしたら、

私たちがあなたを一人にはさせないわ。だってあなたは孤独じゃないから。」

青井「・・・・っ!うう・・・・!!」 青井は野沢に抱きつき、すすり泣いた。


そして、各地で人狩りを行ったブラックアタッカーたちを掃討する任務を終えた、

光次郎はSSPから帰宅した。高町邸の居間では、高志がテーブルの前の椅子に座っていた。

あかり「もうすぐできますから、待っててくださいね。」 高志「うん!」

あかりは何かを料理していた。鍋がグツグツするのをじっくりと見て、

しばらくたつと、ガスを切った。そして、皿に乗せたご飯の米に鍋に入った物を入れる。

これは、カレーだ。今日のおかずはカレーなので、あかりはそれを高志の前に置いた。

あかり「はい。あなたの食べたかったカレーですよ。」

高志「わーい!ありがとう!いっただっきまーす!!」

高志は喜んでカレーを美味しく食べていた。あかりはそれを見て、微笑む。

高志「もぐもぐ・・・・。美味しい!!」 あかり「そうですか。それを聞いて嬉しいです。」

その時、光次郎がこの部屋に来た。あかりはそれを見て、彼を迎える。

光次郎「ただいま・・・・。」 あかり「おかえりなさいませ。今日はカレーですよ。」

高志「おにいちゃん。おじゃましてます。」

光次郎「おお。高志君。あかりさんと一緒でどうだぃ?」

高志「うん。あかりねえちゃん、すっごく優しいよ。」

光次郎「そうか。」 光次郎は微笑んで高志の頭を撫でる。高志は嬉しがる。

あかり「光次郎さんの分もできましたけど、手洗いはしましたか?」

光次郎「うん。この部屋に来る前にちゃんとやったさ。」

あかり「では、少し用意しますので先に座ってください。」

光次郎「わかった。」 そして、光次郎もテーブルの前の椅子に座った。

あかり「はい。光次郎さんの分ですよ。」 あかりは光次郎の前にカレーを置いた。

光次郎「あは。いただきます!!」 光次郎はカレーを美味しく食べていた。

あかり「おいしいですか?」

光次郎「ああ。美味しいよ。」

あかり「嬉しいです^^ご主人様にそう言ってもらえると、

料理した甲斐があります。高志君も美味しいとおっしゃってくれましたし。」

光次郎「そうか。あかりさんの料理は誰でも食べやすい素晴らしい料理ってワケだね。」

あかり「そこまで感謝してくださいますと、私・・・・/////」

あかりは光次郎に褒められすぎで、恥ずかしそうな表情で嬉しくなる。

光次郎「あかりさん・・・。君は最高だよ。」

あかり「光次郎さん・・・。あなたを選んで良かったです・・・・。」

あかりと光次郎は微笑みを見せ合った。それを見た高志君はこう発言する。

高志「光次郎おにいちゃんとあかりおねえちゃんってラブラブだねw」

光次郎&あかり「え!!?////あは・・・あははははははは・・・・//////」

高志にラブラブと言われた光次郎とあかりはさらに恥ずかしがって笑った。

光次郎と高志は美味しくカレーを食べ続けていた。

高志「ふぅ・・・。おかわりっ!!」 あかり「はい。」

高志は一度カレーを食べ終えたので、あかりにカレーのおかわりを任せた。

光次郎「・・・・そうだ!!高志君!!君の姉さんは明日、助けられるぞ!!!」

高志「え!?姉さんを助けられるの!!?」 高志はそれを聞いて喜ぶ。

光次郎「ああ!君の姉さんが捕らわれている場所をキャッチできたんだ!!」

これは数時間前、光次郎と桜はブラックアタッカーと戦っている時のシーンである。

光次郎は最後の一人となったアタッカーの首を締め上げていた。

光次郎「さァ言え!!美里さんをさらった奴等はどこにいる!!?」

ブラック・アタッカー「し、知らない!!知るもんか!!?」

桜「デスナイトは作戦を聞いて知らないハズがない!動かないハズがないっ!!!」

桜はそう言いながら、アタッカーに剣を向ける。すると、アタッカーは怯えて正直に話す。

ブラック・アタッカー「わ、わかった!!言う!言うよ!!!

と、東京第56地区の団地に我々がさらった人々がいる!!そこで・・・・ぎゃっ!??」

その時、どこから飛んできた銃弾によってアタッカーの頭を貫き、殺してしまった。

桜「ああ・・・・っ!!」 光次郎「くっ!誰だ!!!!」

二人は銃弾が飛んだ方向へと向く。そこに、アルザンがいた。

アルザン「ち・・・っ!馬鹿が・・・・!!」 アルザンは正直に話した部下を許さなかった。

光次郎「あっ!!待て!!!」 光次郎は追おうとするが、アルザンが去ったので、止まった。

桜「光次郎君・・・・。あの男・・・・。」

光次郎「間違いない・・・。あいつが美里さんをさらった本人だ・・・・。」


そして、現在。高志は美里さんの居場所がわかった事に驚愕した。

高志「そ・・・そこに、お姉ちゃんが捕らわれているんだね・・・・!」

光次郎「そうだ・・・!隊長にもそれを警告したから、

明日、僕たちSSPが第56地区の団地へと襲撃して、君の姉を救出するつもりだ。」

高志「・・・・光次郎おにいちゃん・・・!僕の姉ちゃんを必ず助けて・・・・っ!!」

光次郎「うん・・・!必ず助けてやる!!デスナイトなんて僕たちSSPが粉砕してやるさ!!!」

つづく

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テブリッシュ「では、開けるぞ。」 テブリッシュはコンテナに付いている、

スイッチを押した。すると、コンテナの一部が開き、その中が見えるようになる。

サキ「コンテナが開いたわ!!」 イチゴ「行ってみよう!!」

4人はコンテナの中を覗いてみる。そこに、赤と青が交じり合ったボディ、

大きなドリルを持ち、全長は15メートルを誇る巨大戦車があった。

これこそが、DGCの地底戦車、ドリル・ラッシュであった。

イチゴ「これが、ドリルラッシュ・・・・!」

テブリッシュ「これより、我々はこのドリルラッシュで、地底探索を行う。

地底の中には何が起きるかわからない。心してかかっていただく。」

シュドー「では、ドリルに搭乗するぞ。」 イチゴ&サキ「はい!!」

そして、4人はドリル・ラッシュに乗り込んだ。左の機体にドアがあるので、

テブリッシュがそのドアを開けて、そこから中に入ると、他の3人もそこから中へと入った。


ここがドリル・ラッシュのコックピットである。4つものテーブルがあるので、

恐らく4人乗りであろう。ちょうどピッタリに4人がそれぞれテーブルに座り、

イチゴが操縦席、サキがレーダーのある機械の前の席、

シュドーは攻撃システムの搭載している機械の前の席へと座った。

ちなみに、テブリッシュは何もない席に座ったので。指揮官をやるらしい。

テブリッシュ「ドリル・ラッシュ、発進!!!」  イチゴ「発進します!!!」


こうして、ドリル・ラッシュは動き出し、コンテナの中から出てきて走った。

そして、次第に進んでいき目の前に巨大な岩の壁があった。

シュドー「ここから地底へ掘り進む。ドリルシステムを作動させろ!!」

イチゴ「はい!!!」 そして、イチゴがとあるレバーを引くと、

ドリルラッシュの前のドリルが回転を始める。そして、回転しているドリルが、

岩壁に直撃。すると、ドリルは岩壁を抉っていく。まるでトンネルを作るかのように。

ドリルはこうして、岩壁を掘り進み次第にその中へと進んでいく。そう。

ドリルは地底への進行を始めたのだ。これぞ、地底戦車の力である。

ドリルラッシュは地底の中へと掘り進んでいる。まるで、地底を掘り進むモグラのように。

テブリッシュ「サキ君!!レーダーに反応はないか!!?」

サキ「まだ何も反応がありません。もっと進行する必要があります!!!」

シュドー「もし、見つかったら即刻、撃ち落としてやるぜ!!!」

ドリルラッシュは地底を進み続ける。事件の元凶を求めて・・・・・。


一方、コリスとゴダルは森の中で会話をしていた。

ゴダル「これから、お前に俺の真実を語る事にする。ただし、

そのこれから語る事を全て耳と頭に叩き込んでおけ。

無視をすれば、この場で殺してやるから覚悟しろ。」

コリス「・・・・・ああ。」

ゴダル「うむ。では・・・・。はじめよう・・・・。

あれは、お前やモモが生まれるずっと前の事だ・・・・。」


これから、ゴダルの過去がついに明かされる。その過去の最初の舞台となるのが、

ここ、冥界であった。そこはとても暗く空が赤々しく暗い空間であった。

その暗い世界にとある城があった。その城は不気味な鼠色に染まっていた。

その中には、とある巨大な部屋があった。そこに大きな玉座に座っている、

一人の幼い少年がいた。その少年はとても暗い表情をしていた。

少年「・・・・・ん?」 少年は目の前に二人の何者かが来る事に気づく。

一人は紫色に染まった顔と長く白いヒゲ、黒い王のような衣装と、

大きく禍々しい程に鋭い角が3つ付いている王冠のような物を頭に被っている老人の男。

一人は人間のような肌を持ち、紫色のティアラと、

赤と黒の混じった美しい衣装を着て、紫色の唇を持つ美女がいた。

この二人は一体、何者なのだ。そして、男が少年に向かってこう呼んだ。

男「・・・・・初めて王子になった気分はどうかね?ゴダルや。」

少年「・・・・・パパ。ママ。」

なんと、この少年こそが幼い頃のゴダルであった。そして、

彼の前にいる二人はゴダルの両親であった。

ゴダルの母「今日からあなたは冥界の王子となる時が来たのです。

私たちはこれより、あなたが王子になった暁としてパーティを行おうと思います。」

ゴダルの父「王子になるための修行はとても辛かったろうて。

これから起きる試練のためにも祭りで癒してやろうではないか?」

ゴダル「・・・・ねえ。パパ、ママ。」

ゴダルの両親「ん・・・・?」

ゴダル「どうして・・・・・冥界は暗いままなの?僕が王子になったら、

冥界が明るくなると思ったのに・・・・。どうして、冥界は暗いの?」

ゴダルの母「それはね、ゴダル。この冥界は悪魔の世界だからですよ。」

ゴダル「悪魔・・・・?」

ゴダルの父「そう。我々この冥界に住む者たちは皆、悪魔の力を持っているのだ。

この冥界は地獄に近き世界。あの地上世界より、命を失い、

地獄に落ちた悪人たちを裁く。それが、我々冥界の住人の使命なのだ。

ゴダルよ。いずれ、お前もその頂点に立つのだ。」

ゴダル「裁く・・・・?つまり、地獄に落ちた人たちを苦しめって事・・・?」

ゴダルの父「そうだ。地獄に落ちた者は皆、あの地上での掟を破った者たちだ。

だが、我々冥界の住人たちは地上の悪人だけではなく、多くの地上の者たちの、

血を望む。よって、その多くの者たちを地獄へ落とせる日を狙っているのだ。」

ゴダル「どうして・・・・。人の血が欲しいの?」

ゴダルの母「地上で生けとし生ける者の血と肉は我ら冥界人にとって、

最大にして最高の餌。しかし、それは滅多に口に入れないのです。」

ゴダル「でも、冥界には魔物の肉とかあるんでしょ?僕はそれで満足だけど・・・。」

ゴダルの母「確かに我らはそれを食べて、存在し続けています。」

ゴダルの父「しかし、我々がさらに存在するには、地上の者の肉と血、

そしてエネルギーが必要なのだ。冥界人にとっては地上の人たちは、

最大の食である。我々はそれをいつでも集められるようにしなければならぬ・・・。」

ゴダル「・・・・・・でも、そんな事を簡単にしてもいいのかなァ・・・・。」

ゴダルの母「我が冥界の人々の存在を保つ。それが冥界の王子の使命なのです。

そのためなら、地上の人々を襲わねばなりません。ではければ、

この冥界の最後が近い事になるでしょう。さすれば、私たちもあなたも死ぬ事になりましょう。」

ゴダル「そんなの・・・・嫌だ・・・・。」

ゴダルの父「ならば、お前も冥界の王子として本物の悪魔になれ。

そして、この冥界の者たちを従え冥界を救うのだ。」

ゴダル「うん・・・・。わかった・・・・・。でも・・・・。地上ってどんなところ?」

ゴダルの母「地上とは、人間たちはもちろん、夢の国と言う異なる、

不思議な魔法の国があります。そこには、人間とは違う様々な存在もいます。」

ゴダルの父「そして、その他に妖精や獣、巨人などが多く存在する。

中には我々冥界人を許さない者たちが多いだろう。だが、人間族は次第に、

多くなっている。奴等はとても明るく、平和の謳歌を歌っている。」

ゴダル「明るく・・・・。平和の謳歌・・・・。

じゃあ、地上に行けば、冥界も明るくできるの?」

ゴダルの父「・・・それは、お前次第だ。」

ゴダル「・・・・・うん。僕・・・王子になるよ・・・!」

これが、ゴダルが冥界の王子となるきっかけであった。ゴダルはこの日の前に、

冥界の王子になるために厳しい修行を多く積んでいたそうだ。

しかし、彼はそれらに耐えて、今や王子として生まれ変わったのであった。


そして、冥界の王子としてこの冥界で生きていたゴダルは長い年月が立ち、

少し大きくなっていき成長していた。そして、現在のような冷たい男になっていた。

ゴダルは玉座に座っている。その彼に前に一人の老人が走っていき、

ゴダルの前にひざまついてこう発言した。この男は恐らくゴダルの部下だろう。

ゴダルの部下「ゴダル様!!地上への遠征まで明日となりました。いかがなさいましょう?」

ゴダル「・・・そうだな。ところで、地上とは確か、夢の国とかほざいていたよな?」

ゴダルの部下「はっ。その夢の国の住民どもはとても幸せで、

平和だの夢だの愛だのと小賢しい事をほざいてやがります。

全く我が冥界と偉い違いで、とってもだらけ切ってます。あいつらは本当におろかな・・・・!」

ゴダル「わかった。」

つづく

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そう。この黒いヘルメットの男こそが、アルザンであった。

アルザン「はっ。この私めの手にかかれば、1日50人は簡単にございます。」

桐原「随分と自信がありすぎるようだな。だが、SSPどもに、

てこずっているとの報告もあったが?」

アルザン「彼奴等SSPは恐ろしい程の戦力を持っているでしょう。それに、

もし、我が部隊がSSPにより、全滅に追いやられし時は、

我がモンスロイドのマッドネス・アシッダーを出撃させましょう。」

桐原「全滅に追いやられし時・・・・か。まるで、最終兵器のように言うのだな。」

アルザン「クククク・・・・!そう。切り札は最後までとって置く・・・・。

それが、我がブラジル支部のやり方でしてねェ。」

桐原「そのやり方も悪くないが、今お前が所属しているのはこの対日本攻撃支部だぞ。

この支部にいる限り、俺の命令には必ず従ってもらうからな。」

アルザン「承知しております。」

桐原「よいか。さっきも聞いたから知っているが、今回の任務は、

我がデスナイトに相応しい人材と奴隷どもを集める事である。近々、

SSPとライターどもによって、我が支部のメンバーがことごとく失っている。

このまま行けば、この支部のメンバーは少数のみとなり、

戦力もさぞ縮小していくだろう。SSPの一斉攻撃を受け、壊滅するのも時間の問題だろう。

そこで、アルザンよ。お前の人狩りのプロとしての力を見込み、この任務に任せたのだ。」

アルザン「はっ。仰せのままに、桐原支部長。」

桐原「では、少しの時間の間に休むがいい。戦力も整えておけ。」

アルザン「はっ・・・・。」 こうして、アルザンはメインルームから出た。

桐原「・・・・そうだ。ここでこの支部を終らせるワケにはいかん・・・・。

もっと増やすんだ・・・戦力を・・・・。そして、SSPに逆転勝利して、

この日本を我が物にしてやる・・・っ!!俺を見捨てた奴等を・・・・。

許せぬ愚民どもに復讐するために・・・・・!」

ところで、いつもなら桐原の隣にいるダークネスセイバーだが、

今回は何故かいないらしい。一体、何故だ?


ダークネス・セイバーは今、とある部屋にいた。それはとても暗い部屋で、

そこには、何故か多くのおもちゃや絵本が散らかっていた。

ダークネスはそれを見て、何故か切なそうに思った。

ダークネス・セイバー「・・・・零さん・・・・・。」

ダークネスは静かで切なそうな声で小さく呟いた。


SSPの第6分隊の司令室では、光次郎たちが戻っていた。

桜「・・・・と、言うワケです。」 桜は今回の任務で、

ブラックアタッカーたちが高志少年の姉・里美を拉致した事を報告していた。

春日「そう・・・。一人の身寄りなき子が一人ぼっちに・・・・。

これは、誰かが保護してあげる必要があるわね・・・・。」

光次郎「・・・よし!ここはあかりさんに任せましょう!!

あかりさんはいつも僕の家で家事をしていますから、高志君も安心できると思います。」

桜「・・・そうだよね。あかりさんなら・・・・。隊長!ここは高町隊員のメイドさんに・・・・!」

春日「その方がいいわね。高町隊員。さっそくあなたのメイドさんに電話して。」

光次郎「はい!!」 青井「・・・・・っ!デスナイトめ・・・・!!」

光次郎が電話しに行くのと同じく、青井が里美をさらったデスナイトを憎んでいた。

桜(奈々ちゃん・・・・・。) 桜はそんな青井を心配そうに見ていた・・・・。

春日「青井隊員。デスナイトは確かに我々の敵・・・・。けど、

憎しみにとらわれてはいけないわ。保つのよ。正義の心を・・・・!」

青井「・・・・・っ。はい・・・・。」


こうして、光次郎からの電話を受けたあかりは高町邸の玄関で、

光次郎と桜と青井に連れてこられて来た高志を迎え入れた。

光次郎「・・・・と、言うワケでこの子を頼むよ。あかりさん。」

あかり「はい。よろしくね。高志君。」 高志「よ・・・よろしくお願いします。」

桜「私たちが絶対、里美さんを助けるから。それまで、

このメイドのお姉さんに面倒を見てもらうのよ。」

高志「うん。わかった。絶対、お姉ちゃんを助けてくれるよね?」

青井「・・・・ええ。必ず助けてあげるわ。これ以上、あなたを悲しませはしない。

子供たちを・・・・・私のような悲劇を生ますワケにはいかない・・・・・っ!!」

高志「・・・・お姉ちゃん・・・・・??」 高志は切ない表情の青井を見て、心配する。

青井「・・・大丈夫。絶対、救ってみせるから。」

高志「・・・・うん!!」 青井が笑顔でそう言うと、高志も笑顔で返事した。

桜「・・・・と言うワケでお願いします。」 光次郎「では、僕らはまた仕事に戻るので・・・・。」

あかり「いってらっしゃいませ。さァ。和室へ行きましょう。お菓子を置いて来ましたから?」

高志「わーい!行く行くゥ!!」 高志は喜んであかりについていき、和室へと入った。


かくして、和室で高志がこたつの前に座って、イチゴショートケーキを食べていた。

高志「もぐもぐ・・・・。もぐもぐ・・・・。」

あかし「おいしいですか?高志君。」

高志「うん!美味しいw」

あかり「よかった。他に欲しい食べ物があったら言ってください。買ってあげますよ。」

ケーキを食べた後、すでにオレンジジュースを飲んでいた高志はそれを聞いて、こう言った。

高志「・・・う~ん。じゃあね。チョコレートとキャンディー・・・・。それとね、

ソーダアイスやコーラが頂戴!」

あかり「はい。では、それを買いに行きます。」

あかりは高志の欲しいお菓子を買いに行こうと、家から出た。

そして、少しの時間がたち、あかりは多くのお菓子を詰め込んだ買い物袋を持って、

家へ帰り、和室のこたつにチョコを初めとする複数のお菓子を置いた。

チョコレートとキャンディー、ソーダアイスにコーラまで。全て高志の欲しい物であった。

あかり「買って来ましたよ^^」  高志「わーい!ありがとう。いっただっきまーす!」

高志は喜んで、まずキャンディーをペロペロとなめた。

あかり「・・・くす。」 あかりは元気そうにお菓子を食べる高志を見て、微笑む。

まるで、幸せそうな子供の姿を暖かく見守る姉のように・・・・。

ペロペロキャンディーをなめ終った高志はすぐにチョコレートを食べる。

キャンディーと同じくチョコを食べている時も美味しく幸せそうに食べていた。

しかし、半分まで食べると、高志は急に食べるのを止めて、寂しそうに息をしてこう言う。

高志「・・・・はぁ。姉ちゃん・・・・。」

あかり「・・・・美里さんの事が好きなんですね・・・・。」

高志「うん。だって、たった一人で僕を守ってくれたもん。でも・・・・・。」

高志は美里がいつ戻ってくれるか心配していた。あかりはそれを見て落ち込む。

あかり「・・・・大丈夫です!絶対に光次郎さんたちが助けてくれます。

・・・そうですわ!早く戻ってくれるように私と一緒にお祈りしませんか!?」

高志「お祈り・・・・?」

あかり「そうです。美里さんが一日でも戻ってくれる事を信じて、お祈りするのです。

もし、一日で戻れなかったら、また早く戻れると祈ればいいですよ。」

高志「うん!やってみる。一日でもお姉ちゃんが助かるように・・・。」

あかり「うふ。じゃ、一緒にお祈りしましょ!」

高志「うん!!」 高志は笑顔で頷き、あかりも微笑む。

しかし、その後すぐに、あかりは切なそうな表情で、上の方に向いた。

あかり(・・・光次郎さん。早く、美里さんを助けてあげてください・・・・・。)


そして、夜の時を迎えた。デスナイトが再び人狩りを始めた。

アルザンの配下であるブラックアタッカーたちはそれぞれ、

町の片隅で若者たちを捕らえ、追放されて一人ぼっちで泣きじゃくる子供を捕らえ、

夜帰りの女子高生たちを捕らえ、家にこっそり潜みそこに住む人たちを捕らえ、

酔っ払いの男たちを捕らえ、お風呂に入っている女性を容赦なく捕らえたりと、

次々と人を捕らえ続けていった。しかし、SSPがそうはさせまいと、

ブラックアタッカーたちと戦って、妨害しようとしていた。

桜や光次郎、折原隊員ら他4名の第6分隊も夜の秋田町でアタッカーたちと戦っていた。

つづく

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今回は宇宙人の子供(ただし、外見はテラ人間)と、

彼のペットである怪獣が登場します。もちろん、ヘラー軍団の仕業です。

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ゆー1
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35
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男性
誕生日:
1989/04/29
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学生
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いろんなサイトへいく事 など
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