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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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桐原「・・・・ダークネスセイバーよ。かぐや姫を知っているね?」

ダークネス・セイバー「はっ。昔、あなたが教えてくださった日本の昔話ですね?」

桐原「そうだよ。今回の作戦は、その伝説を利用してだまし討ちをしようと言う作戦さw」

ダークネス・セイバー「かぐや姫は美しい。それを凌ぐ美しさを持つあの者を、

人間に拾わせ、その人間のメイドになりすましながら、ライターを探して始末する。

メイドであるならば、ジャンボロイドとは思えない。なかなか良さそうな戦法だろう?」

ダークネス・セイバー「はっ。流石は零さ・・・・いえ、桐原支部長。」

桐原「ああ・・・・・。そろそろあの者は動いているだろうかねぇ?

あの少年に拾われてなぁ・・・・・・。」

デスナイトの今回の作戦は、かぐや姫の伝説を利用してライターを狙う、

卑劣な奇襲作戦であった。しかし、かぐや姫を凌ぐ美しさを持つ者とは、

一体誰だろうか・・・・?そこに、一人のブラックアタッカーが報告に来た。

ブラック・アタッカー「報告します!昨日のA-2地区の山地にあった、

光の竹が何者かに回収されました。たぶん、高校1年の少年らしいです。」

桐原「そうか・・・・。で、その男はどんな学園の者だァ??」

ブラック・アタッカー「はっ。・・・・衣装が私服のため、わかりませんが、

A-2地区は秋田町に少し近いのですから、秋田学園の者ではないかと思われます。」

桐原「秋田学園か・・・・。やはりそう来たか・・・・!全ては予定通りだ。

ふふふふふ・・・・・ふぁああぁぁぁはっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!!!」

ダークネス・セイバー「秋田町のどこかに必ずマリオネットライターがいるハズ。

あの者がライターに近づけば、我々の勝利はもう目の前ですわ・・・・!

桐原「ああ・・・・・!まぁ、彼女次第だけどなぁ・・・・・。」


秋田町は夜を迎えた。榊とかぐやは、榊の家にいたのだ。

二人は今、榊の両親の前にいたのだ。榊は両親にかぐやの事を紹介しようとする。

榊「・・・・・と、言うわけで、こいつは月から来て、俺のメイドになりたいって言うんだ・・・・。

なぁ?いいでしょ?パパ。ママ。」  しかし、両親は何故か納得いきそうになかった。

榊の父「おいおい。月から来たというのは、冗談だろう?

それに、メイドになるって本気で言ってるのかね?かぐやさんとやら。」

榊の母「悟郎。いい加減、この女の人をどうにかしてくださいな。

和服はともかく、日本刀持ってるなんて危ないじゃないですか?」

かぐや「お言葉ですが、ご主人様のお母様とやら。私にはもはや、

行くべき場所などございませぬ。もはや、私には悟郎様のお側につくしかございませぬ。

それに、この日本刀は殺すためにあらず、ご主人様をお守りするためだけにございます。」

榊の父「そうは言ってもなァ。これ以上、この家に人が増えたら、食費とかの問題が・・・・。」

かぐや「それは心配いりませぬ。私は食事などとらなくても、平気なのですから・・・・・。」

榊の母「じゃあ、一生悟郎の面倒を見ようって言うの?」

かぐや「はい・・・・。ご主人様の面倒を見るなら、一生でも構いませぬ。

ご主人様を守るためならば、たとえこの身体や命を捧げましょう・・・・・。」

榊「・・・・だってさ。いいだろう?かぐやをこの家においても・・・・・。」

榊の父「・・・・・わかった。ただし、条件がある・・・・。」

榊&かぐや「条件・・・・・?」

榊の母「・・・・・もし、かぐやさんが日本刀で殺人的な行為をしたら、警察に自主させます。」

榊「だから、かぐやはそんな事をしないって・・・・^^;」

榊の母「それと、かぐやさん。榊の面倒を見るならば、時には厳しくしてください。

この子は甘やかすと、すぐに付け上がるので・・・・・。それにやんちゃで時にグレそうだし・・・。」

榊「いやいや;俺ってそんな奴だったのかしら?ママ・・・・・;」

榊の父「さらに、私たち両親は仕事がどちらも夜帰りで、遅いのだ。

だから、もし我々が遅くなってしまいそうな場合は、悟郎に美味しい料理を作ってくれ。

それと、家事の方も頼んだよ。でないと、君をこの家に入れた意味はないからね。」

かぐや「はい・・・・。私は家事の方にも自信はあるつもりです。」

榊(かぐやって、家事が出来るのか。美味しいのだあぁぁ~w)

榊の母「あと一つ。夜になって、悟郎のHな要求に従わない事。この子、結構スケベだから。」

かぐや「は、はい・・・・・////わかりました・・・・・・////////」

榊「いやいや/////俺、そんな事するワケなって;本当にやったらやばそうだから・・・・・。」

かぐや(・・・・誰が、こんな男に身体などやるものか・・・・っ!!)

かぐやは榊を密かに見ながら、そう思った。何故、榊のメイドとなるかぐやが、

ご主人たる榊に向かって、こんな男と思っていたのだ。一体、何故だ?

かぐやは一体、何を企んでいるのだ?榊のメイドとなり、一体何がしたいのだ?

榊の父「うむ。では、以上の条件を守れるな?かぐやさん。」

かぐや「はい・・・・・。その条件を見事、守ってご覧に入れましょう。」

榊の母「もし、約束を守れなかった場合は。即座にこの家から立ち去ってもらいますわよ。

いいわね?かぐやさん。守れるなら、悟郎のメイドになってもいいわ。」

かぐや「はい・・・・・。」

榊「よかったなぁ!かぐや!これで本格的に俺のメイドだぜ!!」

榊は喜んでかぐやに抱きついた。何故なら、かぐやは榊のメイドになる事を許されたから。

かぐや「・・・・・はい。(・・・・うまくいったな・・・・。後は、彼女に近づけば・・・・・!)」


そして、榊とかぐやは二階にいた。どうやら、榊は机の前で何かをしているようだ。

榊「ううぅぅぅん!!わからねーなあぁぁ~!!!」

どうやら、榊は夏休みの宿題をやっているそうだ。しかし、ある問題に手こずっているようだ。

かぐや「ベッドの支度を済ませました。・・・・あら?何をやっているのですか?」

榊「見りゃぁわかんだろ!?夏休みの宿題!難しくて、どうしようもないんだ・・・・。」

かぐや「じゃあ、私が教えてあげましょうか?私、こう見えても頭がいいんです。」

榊「おっ!お前、頭いいのか!!じゃあ、さっそくこの問題を教えてくれよw」

かぐや「はい^^」  こうして、榊はかぐやのサポートを受けて、宿題を着々と勧めていた。


一方、光次郎も二階で夏休みの宿題をしていたが、難問で勧めないところもあったが、

あかりがサポートしてくれたので、光次郎は夏休みの宿題をすぐに勧めそうであった。

光次郎「ふぅ・・・・・。ついに半分までにいったァ!!これも、

あかりさんが教えてくれたおかげだよwでも、知らなかったよ。

あかりさんって勉強も得意だったんだね。」

あかり「はい。もし、難しいところがあったら、遠慮なく教えてください^^」

光次郎「うん!やっぱり、メイドを持っててよかったよw

あかりさんが来る前は、全然できずクラスを追い出されたことあったよ。」

あかり「そうですか・・・・・。でも、光次郎さんが私と言うメイドを持ってる他に、

榊さんにもかぐやさんと言うメイドがいたのです。でも・・・・・。」

光次郎「でも・・・・。なんだぃ?」

あかり「・・・・彼女。何故か、私に敵対するような眼差しをしていた。」

光次郎「敵対・・・・?まさか?かぐやさんってなんか良い人に見えそうなのだけどな・・・・。」

あかり「そのかぐやさんが、私の耳に近づいて小さな声でこう言ったのです。

私を殺すと・・・・。それに、自分以外のメイドが気に入らないというのです。

そして、私を光の存在と言い、自分を月だと言います。」

光次郎「あかりさんが光で、かぐやさんが月だって言うのか?」

あかり「はい・・・・。そして、彼女は月は幾多の光をも呑み込むと・・・・・。

いくら、只の光でも、月の光には敵わないとも言うんです・・・・・。

一体、あの言葉は何を意味するのでしょうか・・・・・・。」

光次郎「さァ・・・・。その言葉は、僕にもわからないや。でも、不思議だね。

僕に相談するようになるなんて・・・・・。まぁ。女の子らしいのはいいけど?」

あかり「え・・・・・?わ、私が・・・・・。ご主人様のあなたに相談を・・・・。」

光次郎「・・・・そうか。君は僕を育てるために造られたアンドロイドだったよね?

・・・・・でも、そのアンドロイドもこんな僕に相談してくるなんて、

段々人間に近づいてきてる気がするよ。素晴らしい事じゃないかい?」

あかり「・・・・そ、そうですね・・・・。ありがとうございます。光次郎さん。」

あかりは光次郎に感謝しながら、彼にそっと抱いた。光次郎は照れながら笑う。

光次郎「い、いいって事だよ・・・・。ご主人とメイドが助け合うのも悪くないし・・・・。」

あかり「・・・・・はい。」


そして、次の日。榊の家では。二階で、榊がベッドで寝ていた。

そこにかぐやが来て、眠っている榊の体を優しく擦って起こそうとした。

かぐや「ご主人様・・・・。ご主人様。朝ですよ・・・・・。」

榊「・・・・・っ!んん・・・・。ふわああぁぁぁ~。」

すると、榊はゆっくりと起き上がってあくびをした。

かぐや「朝ですよ。ご主人様。」   榊「・・・・・ん?ああ。もう朝か・・・。おはよう。」

榊はかぐやが優しく起こしてくれたので、起きる事ができたのだ。

ご主人を起こすのも、メイドの役目であるとかぐやは確信していたのだ。

榊は時計を見てみる。時刻では、7時10分である。

榊「・・・・・おお!こんな朝早くに起きれたとは。ありがとう、かぐや。やっぱメイドは最高だ!!」

かぐや「・・・・はい。ご飯ができたので、行きましょう。ご両親もお待ちしています。」

つづく

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