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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST 

第65話・悪魔ペンギンと聖なる夜の裁き

バンジョーたちの攻撃を受けたインフェロンは、

巨大雪だるまへと逃げ込んでしまう。そこには、

あのデスブラザーがいた。さらに妨害するのは、

強化したサー・スラッシュたち。

この聖なる山での冒険は、この巨大な雪だるまで、

決戦となるだろう。急げ。バンジョーとカズーイ。

バンジョーがボトルズを抱え、カズーイが空を飛んだ。

3人は空から巨大雪だるまへと向かっていった。

バンジョー「あのインフェロンはもう、

マンボたちに倒されたかな?」

カズーイ「あたいは倒されない事を祈るわ。だって、

あのクズはあたいが倒してやりたいもの!」

その時、一つの雪玉がカズーイの方に迫る。

カズーイ「わっ!?」

カズーイはそれを間一髪、避けた。

ボトルズ「あ、あれは!?」

ボトルズは地上の方を見る。そこには、

1匹のサー・スラッシュがいた。しかも帽子のバッテンが青い。

このサースラッシュも強化しているのだ。

サー・スラッシュ「ククク!おら!!」

サースラッシュは雪玉を再び投げつける。

カズーイ「く・・・っ!こんな奴、相手にしたくないけど・・・!」

カズーイとバンジョーは地上に降り、ボトルズをゆっくり降ろす。

サー・スラッシュ「俺は今までのサースラッシュとは全く違う!

疑うならこのボディを攻撃してみるが良い!!」

カズーイ「言ったわねェ!?」

バンジョーとカズーイがサースラッシュに向けて走る。

バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!」

バンジョーとカズーイはくちばしアタックで、

サースラッシュの身体を貫いた。だが、

その貫かれた部分が元に戻ってしまう。

サー・スラッシュ「はははははは・・・・!!」

バンジョー「さ、再生した!!?」

サー・スラッシュ「とりゃああぁぁぁ!!!」

サースラッシュはバンジョーを思い切り殴る。

バンジョー「ぐふっ!?」

サー・スラッシュ「ぬん!!!」

さらにサースラッシュは雪玉を投げつける。

その雪玉を受けたバンジョーはひるんでしまう。

バンジョー「ぐおおぉぉぉぉ!!?」

カズーイ「く・・・っ!?あたいの身体に衝撃が・・・!

こいつの雪玉・・・!威力が高いわ!!」

ボトルズ「何故、サースラッシュが急に強く・・・!ん!?」

その時、ボトルズはサースラッシュの帽子の方に気づく。

その帽子のバッテンが青いところを見る。

ボトルズ「チキンちゃん!!くちばしミサイルで、

奴の帽子のバッテンを攻撃してみてください!!そこが弱点かも!」

カズーイ「わかったわ・・・!えええぇぇぇぇい!!!」

カズーイが空を飛び、空中からサースラッシュに迫る。

そこにサースラッシュは雪玉を投げつけようとする。

つづく

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ついにインフェロンを倒す時が訪れる。しかし、

ダンクの部隊が巨大雪だるまへと向かい始める。

そして、マンボがデスブラザーと対決する。

次回、【悪魔ペンギンと聖なる夜の裁き】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか。バンカズファースト第64話。

今回はインフェロンの過去話と、

舞台を巨大雪だるまへと移る話です。

巨大雪だるまとは言うまでもなく、

フローズンズンやまの中央にある雪だるまさんです。

あと、ボギーと最後のプレゼントも取り戻り、

白熊家族の問題は今回で解決しました。

帽子のバッテンが青いサー・スラッシュと言う、

オリジナルのサースラッシュも登場させました。

原作と同じように帽子のバッテンを攻撃しない限り、

絶対に倒せないと言う設定にしました。

次回はインフェロンが倒される予定の話です。

それでは。

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プルレス「っ!?あの二人、どっか行くよ!?」

フラエ「てめーら!!何してやがる!!?」

エゥーラ「俺とセイリーがインフェロンを倒しに行く!!

お前たちはそのサースラッシュ共を倒してくれ!!!」

エゥーラとセイリーはインフェロンを倒すために、

この戦いから離脱してしまう。

ガンズ「ふざけるな!!インフェロンを倒すのは、

俺たちブレンティだ!!」

サー・スラッシュA「おらああぁぁぁ!!」

サースラッシュAが素早いパンチでガンズを殴った。

ガンズ「ぐはっ!!?」

フラエ「ガンズ!?んなろおおおぉぉぉぉ!!!」

フラエは筋肉を強化し、サースラッシュAに殴りかかかる。

サー・スラッシュA「ぅおっと!!危ねェ!!」

サースラッシュAは素早くこれを避ける。

サー・スラッシュB「しゃああぁぁぁ!!」

サースラッシュBは雪玉を投げた。

そのスピードはとても速い。

テル「ぬあ!!?」

攻撃を受けたテルはさがった。

テル「く・・・っ!何てパワーだ・・・!

通常よりかなり強いぜ!!」

ミル「はあああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

ミルは光の手刀でサースラッシュBを斬る。

切断したと思いきや、その身体が元に戻ってしまう。

サー・スラッシュB「ふはははは・・・!とう!!」

サースラッシュBはミルを殴り飛ばす。

ミル「うあああぁぁぁぁ!!?」

サー・スラッシュA「うおりゃあああぁぁぁぁ!!!!」

サースラッシュAは雪玉を連射した。

フラエ「うおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」

フラエはこれらの攻撃を受けて、ひるむ。

マンボ「マジックスパーク!!!!!」

マンボはサースラッシュBの身体を粉々にする。だが、

その身体が元に戻ってしまう。

青いバッテンの帽子と言う強化装置がある限り、

サー・スラッシュは不死身であるのだ。

サー・スラッシュA「はははははははははははは!!!!」

マンボ「奴の弱点・・・・!

むっ!?(邪悪な気配が強まっていく・・・!)」

マンボは空の方を見上げる。その空が暗くなりつつある。

間もなく、夜が訪れるであろう。

マンボ(どこかで・・・恐ろしい事、

起きようとしている・・・・!!)

そして、マンボは素早くどこかへ走り出した。

テル「っ!?骸骨!!てめーもどこか行く気かよ!?」

マンボ「マンボ!邪悪な気配のあるところ、行く!!

そこで恐ろしい事、起きようとしている!!」

フラエ「ふっざけんな!!このクソゾンビが!!!」

サー・スラッシュA「おいおい。戦力がまた減ったぜ?」

サー・スラッシュB「まあ。

俺らが勝つ事は最初から決まった事だがなァ。」

ガンズ「いくら攻撃しても再生しちまう・・・!!」

ミル「一体、どうすれば・・・!」

ボトルズ「・・・・っ!そうだ!!サー・スラッシュは、

帽子のバッテンを攻撃すれば一発で倒されますよね!?」

テル「ああ!そうだが・・・!?」

フラエ「もしや、あの帽子のバッテンが、

弱点である事に変わりねーって事か!?」

ボトルズ「そうです!!

その青いバッテンを攻撃してみてください!!」

テル「やってみる価値がありそうだなァ!!!」

テルとミルはサースラッシュBの方へ、

フラエとガンズはサースラッシュAの方へ進んだ。

2匹のサー・スラッシュ「ぬおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

2匹のサースラッシュは雪玉を無数に投げるが、

全て避けられてしまう。

ガンズ「ふん!!!」

ガンズは3発の銃弾を撃ち、

サースラッシュAの帽子のバッテンを攻撃する。

その瞬間、フラエが強化した拳でそのバッテンをパンチする。

フラエ「おらあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

サー・スラッシュA「うぎゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!??」

テルとミル「ストレンジナックル!!!!!」

テルとミルがストレンジナックルで、

サースラッシュBの帽子のバッテンを攻撃した。

サー・スラッシュB「ぎえええええぇぇぇぇぇ!!!???」

青いバッテンを攻撃されたサースラッシュ2匹は、

身体が粉々に砕かれた。

二度と再生する事はなく、死んでしまった。

アシナガ「よし!!エゥーラたちと交流しようぜ!!」

プルレス「でも、エゥーラさんとセイリーさん、

マンボさんが、

それぞれ別の方向で分かれたし・・・。」

テル「こうなりゃ手分けして・・・。むっ!?」

ボトルズたちの近くに、無数のチンカーたちが現れた。

チンカーたち「けけけけけけけけけけけけ・・・・・!!!」

フラエ「クソッタレ!!これじゃ、

奴らと交流できねェぞ!?」

ボトルズ「く・・・・・っ!!」

ボトルズたち、インフェロン、デスブラザーとヘルシスター。

そして、バンジョーとカズーイも間もなく、

戦場となった巨大雪だるまの近くへとやって来るでしょう。

そして、残った政府の軍人たちも、

ここに来てしまうでしょうか。

空が完全に暗くなり、夜となった時。

デスブラザーとヘルシスターの企みが実行されるのです。

マンボが今、その企みを阻止しようとしていました。

次回につづく

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バンジョー「それでは、僕たちはグランティの幹部を倒すために、

巨大な雪だるまへ向かうよ。」

カズーイ「そうね。

クラッシャーの奴らに追いつかれちゃうしね!」

ボトルズ「ユミさん。ミクスちゃん。

あなたたちはどうしますか?」

ユミ「・・・・私とミクスは、このままこの家族を守るために、

この村に残る事にするわ。一度、軍隊に襲われた事があるしね。」

ミクス「ごめんなさい。今回は手伝えなくて。」

バンジョー「良いさ。敵の戦力も小さくなったし。」

カズーイ「あたいたちだけでも倒せるわ。

行きましょ!バンジョー!」

バンジョー「うん!!それじゃ!

ボギーさんたちをお願いね!!」

ユミ「任せておいて!!」

こうして、バンジョーとカズーイ、ボトルズは家から出た。


そして、空が暗くなり初めようとしていた。

巨大雪だるまの前で、

チェリアの手下である兵士が全て倒されてしまう。

ドリルを持って雪だるまの一部を掘っている兵士たちも、

倒れていた。そう。全てデスブラザーに殺されたのだ。

ただし、チェリアただ一人を残して。

チェリア「あれだけの兵隊を全て倒すとは・・・!

貴様。やはり、デスブラザーであるな・・・!?」

デスブラザー「その通り。

この世界をこの聖なる山を滅ぼそうとするのだ。」

ヘルシスター「お前たちにこの雪だるまを弄らせはしない。

その雪だるまはあたいたちの武器となるのだからなァ。」

チェリア「武器だと・・・!?どう言う事だ!?」

デスブラザー「てめーのような雑魚に教えるつもりはねェ。」

チェリア「雑魚だと・・・!?

ふざけるなあああぁぁぁぁ!!!」

チェリアは剣でデスブラザーに斬りかかる。

チェリア「はあああああぁぁぁぁぁ!!!」

チェリアはデスブラザーの身体を斬る。しかし。

チェリアの剣がデスブラザーの右肩に付いただけで、

動けない。デスブラザーの身体は、

とても頑丈にできているらしい。

チェリア「ベルパニウム合金の剣が効かない・・・・!?」

デスブラザー「それで終わりか・・・?くだらん。ふん!!!」

デスブラザーがは左手でチェリアを殴り飛ばした。

チェリア「きゃああああぁぁぁぁぁ!!?」

チェリアは倒れてしまう。

ヘルシスター「やはり、雑魚いな。

まあ、人間だから仕方があるまい。」

チェリア「ぐ・・・っ!おのれえええぇぇぇぇぇ!!!」

チェリアは立ち上がってすぐに、素早く走る。そして、

剣でデスブラザーを刺し貫こうとする。

チェリア「我ら政府の軍隊は、

貴様のような世界を滅ぼす悪鬼から、

人類の平和を守るために戦っている!!そう!

悪は滅び去る運命なのだああああぁぁぁぁぁ!!!!」

デスブラザー「ほい。」

デスブラザーはそのチェリアの剣を蹴る。すると。

そのチェリアの剣が粉々に砕けて散ったではないか。

チェリア「っ!?わ、私の剣が・・・・!!?」

ヘルシスター「貴様ら政府は、

正義とかほざいているみたいだが、

悪どい事もやっているよなァ?とう!!」

ヘルシスターは嘴でチェリアの身体を刺し貫く。

チェリア「ぐあ・・・・!?」

デスブラザー「正義など、偽りの言葉に過ぎぬ。

我ら生きる者には必ず悪と言う本性が眠っているのだよ。

そう。悪が世界を支配するのだ・・・!!」

ヘルシスター「キキツキアタック!!!!!」

ヘルシスターはキキツキアタックでチェリアを攻撃。

チェリアの身体の数ヶ所に穴ができてしまう。

チェリア「うあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!??」

攻撃を受けたチェリアは倒れようとする。そこに。

デスブラザー「ローリングアタック!!!!!」

デスブラザーはローリングアタックでチェリアを打撃する。

チェリア「きゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!?」

チェリアはあまりの衝撃に軽く吹き飛んでしまう。さらに。

デスブラザーとヘルシスター「くちばしアタック!!!!!」

デスブラザーはヘルシスターはくちばしアタックを使い、

チェリアの身体を大きく貫いたしまった。

チェリア「あが・・・・・っ!!!」

チェリアは血を多く吐き、デスブラザーとヘルシスターは、

そのままチェリアを雪だるまの一部へと叩きつけ、離れる。

そして、チェリアはゆっくりと倒れ、

その身体から多くの血が地面溢れていた。

デスブラザー「死んだか・・・。間もなく、夜となろう。

その時こそ、この巨大な雪だるまをこの手で・・・・!

ぐははははははははははははははは!!!!」

ヘルシスター「デスブラザーよ。本当に、

奴らがこの場所に集まってくると思うか?」

デスブラザー「ああ。集まるね。

あのフェイク共は特になァ。」


ファイヤースライダーを使いながら、

インフェロンは進んでいた。

だが、そこにインフェロンはその技を止め、立ち上がる。

インフェロンの前には、巨大な雪だるまがあった。

インフェロン「ククククク・・・!!ついに来たぞ。

巨大な雪だるま・・・!見てろよ!!俺様の火炎で、

お前を溶かして、

その中のジグソーを全てゲットしてやる!!

そして、俺様がこの山の支配者になってなるよォ・・・!

があああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

インフェロンは口から火炎を吐き、

雪だるまの一部を燃やした。

その一部から煙が出ていた。


巨大な雪だるまの方へと走るマンボたち。

マンボ「む・・・っ!?雪だるまから煙、出ている!」

フラエ「あぁ・・・!?」

そう。雪だるまの一部から煙が出ているのだ。

アシナガ「何かあったんだ!!」

セイリー「恐らく、インフェロンが火炎で、

燃やしている確率が高いかと。」

プルレス「もし、そうだとしたら、雪だるまが危ない!!」

テル「そうなる前に奴を仕留めねば・・・!」

マンボ「・・・・・・っ!!?」

マンボは何か大きな気配を感じて驚く。

ミル「どうしたの!?」

マンボ「インフェロン以上の邪悪な気配、感じる・・・!」

ガンズ「もしや、別のグランティ幹部か・・・!?」

エゥーラ「何でも良い!とりあえず、

インフェロンの元へ急ぐぞ!!」

その時、地面から何者かが2匹現れた。

マンボたちは驚き、移動を止める。

その2匹はサー・スラッシュだった。

サー・スラッシュA「クククク・・・!ここから先は通さん!!」

サー・スラッシュB「インフェロン様の邪魔は、

誰だろうと許さぬ!!」

フラエ「てめェら・・・・!!」

ガンズ「貴様たちなどに、

構っているヒマはない!!どけぃ!!」

ガンズは銃弾を連射し、2匹のサー・スラッシュを攻撃するが。

2匹のサー・スラッシュ「ふふふふふふふふふふふ・・・・!!」

フラエ「ガンズの攻撃が全く通じねーだと!?」

サー・スラッシュA「見るが良い・・・!!

この帽子のバッテンを!!」

2匹のサー・スラッシュの帽子のバッテンが、

いつもの赤色ではなく、青色に変わっていた。

ミル「バッテンの色が青いわ!!」

サー・スラッシュB「インフェロン様を守るために、

我らサースラッシュ族は密かに、

この帽子と言う強化装置を造った。

その強化装置を被った我らは、通常のサースラッシュより、

5倍のパワーを手に入れた!!

貴様たちと互角に戦えるようになったのだ!!」

エゥーラ「ちいぃぃ・・・!セイリー!!」

セイリー「はい!!!」

エゥーラとセイリーは違う方向へと走った。

つづく

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テル「それは何だ!?」

ボギー「あのペンギンの目的は、この聖なる山の支配にある。

そのために、この山の中心にある巨大な雪だるまを、

攻略しようとしているんだ。多分、あいつは、

その雪だるまの方へ向かったのかも知れない・・・。」

カズーイ「そうと決まれば、話が早いわ!

その雪だるまのところへ急ぎましょ!!」

バンジョー「でも、その前にボギーさんを帰さなきゃ・・・。

皆は先に、巨大な雪だるまのところに行ってくれ!

僕とカズーイはボギーさんを家まで送って行くよ。」

ボトルズ「バンジョーたちが行くなら、僕も行きます!」

プルレス「僕はクラッシャーの皆と共に、

インフェロンを追うよ!」

フラエ「お前のようなチビじゃ何の役にも立たねェけどね。」

プルレス「あ。確かに・・・・。」

アシナガ「そう暗がんなよ!

俺たちでミルちゃんたちをサポートしてやろうぜ!?」

カズーイ「ボギーを送ったら、必ず即座に向かうわ!!」

バンジョー「それでは、行こう。ボギーさん。」

ボギー「うむ。すまんな・・・。」

こうして、バンジョーたちはプレゼント工場から出て、

二手に分かれた。

一つはバンジョーとカズーイ、ボトルズとボギー。

もう一つはマンボ、プルレス、アシナガ、

クラッシャーの皆さんであった。


この聖なる山に聳える巨大な雪だるまの前に、

チェリアと多くの兵士たちがいた。そこから、

複数の兵士たちが雪だるまの方へと接近していた。

チェリア「思ったより大きい雪だるまさんね・・・。」

兵士「チェリア軍曹。本当のこの雪だるまの中に、

多くのジグソーが隠されているのでしょうか?」

チェリア「レーダーで確認した通り、ジグソー反応が、

この雪だるまから多くあるわ。間違いないわよ。

この山の住人たちには悪いけど、この雪だるまの中を、

掘っちゃいましょ。その中からジグソーを取らなきゃ。」

兵士「そうですね。そのためにもドリル兵士が、

雪だるまの中を掘る作業に励んでいますから。」

そう。複数の兵士たちがドリルを持ち、

それぞれ巨大な雪だるまを登って、

その一部をドリルで掘っていたのだ。

チェリア「この雪だるまは今日で傷物になるけど、

仕方がないわよね。これも正義のためだから・・・。」

謎の声「人類とサンタクロースの絆を断ち切る。そうだな。

それも良い正義かも知れんなァ。」

チェリア「っ!?誰だ・・・・っ!!?」

チェリアは後ろの方へ向く。

そこに、デスブラザーとヘルシスターがいた。

デスブラザー「ぐふふふふふふ・・・・!!」

チェリア「お、お前わ・・・・!?」


3匹の白熊の家では、ユミとミクスが相変わらず、

ソギー、モギー、グロッギーの子守をしていた。

モギー「はぁ・・・。いつになったら、

パパは帰って来るんだろ。」

ソギー「もうクリスマスの日になっちゃったのに・・・。」

グロッギー「僕・・・。まだプレゼント貰ってないのに・・・。」

ミクス「心配しないで。

ボギーさんもグロッギー君のプレゼントも、

必ず熊さんたちが何とかしてくれるから。」

ソギー「でも、この山では大変な事が起こってるんでしょ?」

モギー「そうだよ。グランティとかクラッシャーとか、

政府の軍隊とか出たんでしょ?皆、仲が悪いし、

醜い戦争を始めているに決まってる・・・・。」

グロッギー「もし、パパがその戦争によって死んだら、

どうしよう・・・?僕らは・・・もう・・・・っ!」

そして、グロッギー、モギー、ソギーは泣きそうになる。

ユミ「そ、そんな事はないわ!あなたたちのパパは、

絶対に死なないわ!だって、

バンジョーたちが助けてくれるもの!!」

ミクス「そ、そうだよ!ボギーさんは絶対に死なないから。」

ユミとミクスは焦って笑顔を作り、3匹の白熊の子供を励ます。」

モギー「でも・・・。でも・・・!」

その時、バンジョーとカズーイが入って来た。

バンジョー「やぁ。最後のプレゼントを届けに来たよ!」

ミクス「熊さん!鳥さん!」

ユミ「調度良いわ!

グロッギー君に最後のプレゼントを・・・!」

バンジョー「うん。グロッギー!」

グロッギー「うぅ・・・。な、何だぃ?」

バンジョー「はい!プレゼントだよ!」

バンジョーは最後のプレゼントをグロッギーにあげた。

グロッギー「わーお!熊さん、ありがとう!」

ソギー「おお!ついにグロッギーも、

プレゼントをゲットしたわね!!」

モギー「やったああぁぁぁぁ!!これで僕ら皆、

プレゼントが貰えたよ!!お礼にこれをあげるよ!!」

モギーはそう言うと、

どこからともなくジグソーを取りだし、バンジョーに与える。

カズーイ「おお!ジグソーだわ!!」

バンジョー「ありがとう。大切に貰っておくよ!」

こうして、バンジョーは50個目のジグソーを手に入れた。

さらに、ボトルズやボギーも入って来た。

ボトルズ「さァ。どうぞ。」

ボギー「うむ・・・。」

ソギー「あ!パパだ!!」

グロッギー「ほんとだ!!帰って来たんだね!!」

ボギー「ああ・・・。ただいま。子供たちよ。」

ボギーはモギーたちに向かって、満面の笑顔を見せる。

モギーたち「パパあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

モギーたちは一斉にボギーに抱き着いた。

モギーたち「お帰りなさあああぁぁぁぁぁい!!!!!」

モギーはそう言って泣き出した。

ボギーが帰った事に余程嬉しかったのだ。

ボギー「すまなかったな・・・。心配をかけて・・・。」

ボギーも涙を流して、微笑んだ。

ユミ「良かったわね・・・。本当に。」

ミクス「そうですね・・・・。」

ユミとミクスはボギーたちを見て、

少し切なそうな感じで微笑んだ。

つづく

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