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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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いよいよ、巨大雪だるまが壊れる時が来たのである。

デスブラザー「わははははははははははははははははは!!!!!

聞くが良い!!聖なる山の住人共!!貴様たちわ、

これより、貴様たちの作りしシンボルに殺されるのだ!!!

聖なる夜の裁きによってなああああぁぁぁぁぁ!!!!!!」


巨大雪だるまが大きく震え、崩れそうになる。

それをボトルズたちが見て、驚愕していた。

カズサ「間もなく・・・巨大雪だるまが崩壊するわ!!」

クリグミ「に、逃げなきゃ!!」

セイリー「ですが、この巨大ですわ!!逃げられるかどうか・・・!」

カズサ「そうね・・・。村にも届いてしまうかも知れないし・・・。」

ボトルズ「とにかく、逃げましょう!!

一秒でも無駄にしてはいけません!!

崩壊する前に、急いで逃げ切るのです!!!」

カズサ「そうね・・・。やってみましょう!」


軍隊のアジトでは、一人の兵士が大尉に報告。

兵士「報告します!!この山のシンボルである巨大雪だるまが、

崩壊します!!急ぎ、避難されたしの事です!!」

大尉「何だとォ!?そんな馬鹿でかい物が崩れたら、

その破片がこちらに届いて、我々がピンチではないか!!

まあ、クラッシャーやグランティが、

巻き添えになるのは歓迎だが・・・。」

兵士「ですが、我々も巻き添えになりましょう!!

そうなる前に、急ぎ避難を・・・・!!」

大尉「わかっておる!!諸君!!ただちに避難の準備をせよ!!!」


モギー「パパ!!巨大雪だるまさんが壊れちゃうよ!!」

ボギー「このままでは・・・・!」

ボギーは自身の脳裏に何かを描き始めた。それは、

巨大雪だるまの崩壊である。巨大雪だるまが大きく破裂し、

その無数の破片がこの山全体に広がり、この山の住む者全てを、

巻き添えにしてしまうと言う想像である。

ボギー「・・・・・っ!子供たちよ!!他の住人たちに伝えよう!!

この山から逃げようと・・・・!!」


ヘルシスター「さて。デスブラザー。あたいたちも逃げるぞ。」

デスブラザー「ああ。後でじっくり、

ジグソーを集めようではないか。むっ!?」

その時、デスブラザーはバンジョーとカズーイが来る事に気づく。

バンジョーとカズーイ「うおおおぉぉぉ!!くちばしミサイル!!!」

デスブラザーとヘルシスター「うおおぉぉぉぉ!!?」

くちばしミサイルを受けたデスブラザーとヘルシスターは、

ダメージを受け、空を飛ぶバランスを失いかける。

そして、バンジョーとデスブラザーは着地する。

デスブラザー「俺たちの必殺技を多く受けながらも、

まだこんな気力があったとわ・・・。流石、俺のフェイクだぜ。

だが、もう限界ではないのか・・・?」

デスブラザーの言う通り、今のバンジョーとカズーイは、

物凄い攻撃を受けすぎて、ほとんど傷だらけである。

身体も血に満ちている。カズーイが口から血を吐いている。

バンジョー「はぁ・・・はぁ・・・。何を言ってるんだぃ?

君たちはここでしてはいけない事をしただろ・・・!?」

カズーイ「あたいたちはあんたたちにそれを止めてもらうまで、

徹底的にあんたたちを痛めつけてやるわ・・・・!!」

ヘルシスター「愚かな・・・・。」

デスブラザー「ふ・・・・っ。どうやら、ほとんどの技でも、

まだくたばらずに立ってしまうらしいな・・・。仕方があるまい。」

カズーイ「そう!!あたいたちは負けないのよ!!」

バンジョー「行くぞ!!カズーイ!!!」

カズーイ「ああ!!もう使いしかないわ!!!」

バンジョーとカズーイ「ワンダーウィング!!!!!!!!」

バンジョーとカズーイはワンダーウィングを発動した。

デスブラザーとヘルシスターはその大きな光を浴びる。

ヘルシスター「この光・・・!!もしや、

貴様らも使えるのか・・・!!」

デスブラザー「ふ・・・っ!感じるぞ。

この圧倒されるパワーを・・・。」

バンジョー「こいつらを倒すには・・・・!!」

カズーイ「これしかない!!!!」

バンジョーが走り、

物凄い光がデスブラザーとヘルシスターに迫る。

ヘルシスター「ぬ・・・っ!これを受けたら、

恐らくあたいたちは、

大怪我では済まないだろう。どうする!?デスブラザー!!」

デスブラザー「決まっているだろう。こちらも使うのさ。

金色の光をなァ!!!!!」

そして、デスブラザーはしゃがみ、

ヘルシスターは両方の翼でデスブラザーを包んだ。

カズーイ「こ、この構えは・・・・!!」

デスブラザーとヘルシスター「ワンダーウィング!!!!!!」

デスブラザーとヘルシスターの身体から、

物凄い金色の光が発した。

光はバンジョーとカズーイの発した光よりとても大きい。

バンジョー「お前たちもワンダーウィングを使えたのか!!?」

デスブラザー「ククククク!!そうだ!!見せてやろう!!

真のワンダーウィングのパワーを!!!」

デスブラザーの発した光がさらに大きくなり、

徐々にバンジョーの発した光を、

掻き消し、バンジョーの光を圧倒していく。

カズーイ「く・・・・っ!何だか押されているみたい!!」

バンジョー「なら・・・!もっと光を!!!」

バンジョーとカズーイは光をさらに大きく発する。

だが、デスブラザーの光の方がさらに大きくなり、

バンジョーの光を減らしていく。


巨大雪だるまから遠く離れたところに来たボトルズたちだが、

その巨大雪だるまの近くから大きな光が発したところを見ている。

ちなみに、セイリーはエゥーラを抱えている。

クリグミ「見て!何か光っているよ!?」

セイリー「本当ですわ。一体、何が起きたのでしょう・・・!?」

ボトルズ(この金色の光・・・。

もしや、バンジョーとカズーイが・・・。

この巨大雪だるまの崩壊は、彼らが何とかしてくれるかも知れない。)

カズサ「この光、一体何なのかしら・・・?

巨大雪だるまの崩壊と何か関係があるのでは・・・。」

クリグミ「・・・・そうだ!サンタさんだ!!」

セイリー「サンタさん?サンタクロースの事ですか?」

クリグミ「うん!

サンタさんはキラキラと輝いているのが好きなの。だから、

サンタさんがこの巨大雪だるまさんを助けてくれるかも・・・。」

カズサ「だと・・・良いわね・・・。」

ボトルズ「・・・とにかく逃げましょう!!」


巨大な金色の光をフラエたちも目撃していた。

プルレス「何かが光っているみたいだ・・・!」

ガンズ「こんな時に、

新たな敵が現れたってワケじゃないだろうな!?」

テル「違う・・・!あれは、戦いによる光かも知れん!!

フラエ「畜生!!巨大雪だるまが崩れ始めるぞ!!!」

ダンク「ああ・・・。この感じ、破裂しそうだな。破裂したら最後、

無数の破片が我々を殺すだろう・・・。もう我々は御終いなのだ。」

プルレス「何を言ってるの!?まだ御終いなワケじゃない!!

きっと何とかなる・・・!この巨大雪だるまの崩壊だって、

バンジョーさんとカズーイさんが止めてくれるハズだ!!」

テル「お前!!まだ奴らの事を・・・!!」

ミル「待って!今はあの熊と鳥を信じるしかないわ・・・。

それに、私。感じるの。あのバンジョーとカズーイなら、

きっと奇跡を呼んでくれると・・・・。恐らく、

あの光は、あいつらが出しているかも。」

プルレス「そうだね。信じようよ。皆で・・・。」


ユミやミクスも空中で金色の光を目撃した。

ミクス「ユミさん!!巨大雪だるまの近くで何かが光ってます!!」

ユミ「きっと、何かがあったのね!!行ってみましょ!!」

ユミとミクスは金色の光の方へ向かった。


デスブラザーの光が増す事で、

バンジョーの光がさらに小さくなっていく。

バンジョー「何と言う力だ・・・!このままでは!!」

カズーイ「諦めちゃ駄目!!!

こうなれば全パワーを使うわよ!!」

バンジョー「ああ!そうだな・・・!!」

そして、バンジョーとカズーイは、

今までよりとても大きな光を発して、

デスブラザーに向かって、走り出した。

バンジョーとカズーイ「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

ヘルシスター「来るぞ。デスブラザー。」

デスブラザー「ああ。ならば、こちらも全パワーだ!!!」

そして、デスブラザーとヘルシスターも、

物凄く巨大な光を発し、バンジョーとカズーイに向かって走る。

互いの光が混ざり合い、やがて一つの金色の光となっていく。

その巨大な光を浴びた巨大雪だるまが粉々になりつつ、

破裂寸前にまで到達する。このままでは、すぐに破裂してしまう。

光の中で、バンジョーとカズーイ、

デスブラザーとヘルシスターが、

それぞれ両者の前に突撃する。そして、両者はぶつかる。

バンジョーとデスブラザーの頭部が重なった時、

金色の光は一瞬だけ、この山全体を包む程に大きく発するが、

その金色の光がほぼなくなった。


もはやこの山に金色の光を見る者はいなくなった。

ダンク「光が・・・消えた・・・・。」

プルレス「一体、何が・・・・!?」


金色の光がなくなった時、既に勝負は終わった。

デスブラザーとヘルシスターの身体が、

少しばかりの光に包まれていた。

そして、バンジョーとカズーイが吹き飛んで倒れようとしていた。

バンジョー「そん・・・・な・・・・・!!」

カズーイ「嘘・・・・でしょ・・・・・!?」

バンジョーとカズーイは全身が血に満ちていた。

それに比べ、

デスブラザーとヘルシスターは何一つ傷つけてない。

すなわち、再びデスブラザーの勝利となってしまったのだ。

デスブラザー「ははははははははははははははは!!!!

もう終わりだ!!貴様らも!!この聖なる山も!!

全てが終わる!!!!!」

ヘルシスター「そして、

このままこの世界を滅ぼしてくれるわ!!」

ワンダーウィングの戦いに敗れたバンジョーとカズーイに、

もはや光はないと言うのか。いや、まだある。

カズーイの翼に少しだけわずかな光が残っていたのだ。

バンジョー(例え、僕たちの力だけでは勝てなくても・・・!!)

カズーイ(奇跡を呼ぶ事ならまだできる・・・・っ!!

だから、起きて!!奇跡よ!!!)

バンジョーは両手を夜空に向け、

カズーイも翼を夜空に向けた。

その両手と翼が合わせ、そこから一つの小さな光が出て、

夜空へと向かった。デスブラザーはそれを見て、さらに笑う。

つづく

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バンジョーとカズーイがくちばしバスターを使おうとした、

その時。

その真下にはデスブラザーとヘルシスターの姿がなかった。

カズーイ「何・・・・・っ!?」

バンジョー「っ!?カズーイ!上を!!」

バンジョーとカズーイが上の方を向く。そこに、

デスブラザーとヘルシスターが、

くちばしバスターの構えを取っていた。

デスブラザーとヘルシスター「・・・バスター!!!!!!」

デスブラザーとヘルシスターのくちばしバスターが、

バンジョーとカズーイに直撃した。

そして、そのくちばしバスターが、

バンジョーとカズーイを地面に叩きつけ、その地面が大きく抉った。

バンジョーとカズーイ「ぐああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

デスブラザーはバンジョーから離れた。バンジョーの胴体には、

ヘルシスターの嘴により、一つの穴ができた。

そこから血が溢れている。

バンジョー「うああああぁぁぁぁ・・・・!!」

カズーイ「ば、バンジョー・・・・っ!!」

ヘルシスター「ふっ。あたいたちのくちばしバスターによる、

直撃を受けても、まだ生きているとはな。しかし、

流石に今ので戦力がほぼ失っただろう。

デスブラザー。最後のボタンを。」

デスブラザー「ああ。押そう。そして、この聖なる山は終わるのだ。」

デスブラザーが笑い、巨大雪だるまの方を向く。だが。

バンジョー「ま、待て・・・・・っ!」

バンジョーが身体にできた穴を手で抑えながら、

ゆっくりと立ち上がった。

デスブラザー「む・・・?ほほう。まだ立てるのか。

すなわち、まだ俺らと戦おうと言うワケであるな?」

カズーイ「これ以上、ボタンは押させない!!」

カズーイが翼を羽ばたかせ、

バンジョーをデスブラザーに近づかせる。

バンジョー「おらああぁぁぁ!!!」

バンジョーは力いっぱいのパンチでデスブラザーを打撃する。

デスブラザー「っ!?であ!!!」

攻撃を受けたデスブラザーはパンチで反撃する。

バンジョー「あぐっ!?はあああぁぁぁぁ!!」

バンジョーは続いて、キックを繰り出す。

デスブラザー「むっ!?やああぁぁぁ!!」

デスブラザーもキックでバンジョーを蹴り飛ばす。

バンジョー「ぐふうううぅぅぅ!!!」

カズーイ「くっ!!」

カズーイは翼を羽ばたかせ、バンジョーが吹き飛ぶのを止める。

ヘルシスター「ちっ!

あの鳥が体勢を取り戻しているのか・・・!」

バンジョーとカズーイ「うおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」

そして、バンジョーはデスブラザーに近づき、

連続キックを繰り出す。

デスブラザー「ぬぬ・・・・・っ!?ぬお!!」

デスブラザーがパンチで攻撃するが、避けられる。

カズーイ「キキツキアタック!!!!」

カズーイがキキツキアタックでデスブラザーを攻撃した。

デスブラザー「うお!!?」

デスブラザーがひるみそうになる。その時。

バンジョー「とおおおぉぉぉぉぉぉう!!!!!」

バンジョーは渾身のパンチをデスブラザーの顔に打ち込む。

デスブラザー「ぐふうぅぅぅ・・・・!!」

デスブラザーは少しだけさがった。

まるで少し効いたみたいに。

ヘルシスター「どうした!?デスブラザー!!

以前、奴らの打撃は効かなかったハズでは・・・・!」

デスブラザー「ああ・・・!何故だろうな。もしかしたら、

奴は戦力を上げているかも知れんな・・・!!」

そう。前回の戦いでは全く通用しない格闘であったが、

今回の戦いでは、格闘も少しずつ効くようになったのだ。

それ程にバンジョーとカズーイは、

少しずつ強くなっていくのである。

バンジョー「お前に巨大雪だるまを破壊させない!!

ローリングアタック!!!」

バンジョーはローリングアタックでデスブラザーを打撃する。

デスブラザー「うおああぁぁぁぁ!!?」

デスブラザーはこれを受けて、さがった。

ヘルシスター「デスブラザー!!タマゴミサイル!!!」

ヘルシスターはタマゴミサイルでバンジョーとカズーイを攻撃。

バンジョーとカズーイ「うあ!!ぐっ!!ああぁぁぁ!!」

デスブラザー「はああぁぁぁぁ!!!」

デスブラザーはチョップでカズーイを打撃。

カズーイ「ぐあ!!?」 バンジョー「カズーイ!!」

デスブラザー「ツメツメパンチ!!!!!」

デスブラザーもツメツメパンチでバンジョーを攻撃する。

バンジョー「ぐあああああぁぁぁぁぁ!!!!」

バンジョーは殴り飛ばされ、倒れた。

デスブラザー「ふふふふふふ。驚いたぜ。貴様らの攻撃、

少しだけ成長したって感じがするぜ?だが、やはり、

俺らには勝てねェ。ヘルシスター!!」

ヘルシスター「ああ。ふん!!」

ヘルシスターは空を飛び始めた。

巨大雪だるまにある最後のボタンに向かって。

カズーイ「最後のボタンが・・・・!!」

バンジョー「させるかァ!!!」

カズーイは空を飛び、

一気にデスブラザーとヘルシスターに近づく。

最後の一つであるボタンに迫る、

デスブラザーとヘルシスターの前に、

バンジョーとカズーイが飛んで来て、妨害しようとした。

カズーイ「このボタンは押させないわ!!」

バンジョー「聖なる雪山は終わらせない!!!」

デスブラザー「ほう!!まだ飛べる力も残っているのか!!」

ヘルシスター「だが、もう遅い!!

既に技の準備ができた!!!」

バンジョー「技だと・・・!?」 

カズーイ「ま、まさか!!!」

デスブラザーとヘルシスター「くちばしミサイル!!!!!」

デスブラザーとヘルシスターがくちばしミサイルを使う。

バンジョー「くっ!!それでもおおおぉぉぉぉ!!!」

バンジョーとカズーイはくちばしミサイルを受け止めてでも、

デスブラザーとヘルシスターを止めようとする。だが。

くちばしミサイルがバンジョーとカズーイを直撃。

全く止められる事がなく、

バンジョーとカズーイは吹き飛んでしまう。

バンジョーとカズーイ「うぐああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

デスブラザー「ははははははははははははは!!!

これで、聖なる雪山の最後だああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

デスブラザーとヘルシスターのくちばしミサイルが、

最後のボタンに命中してしまう。

カズーイ「し、しまった・・・・!!!」

バンジョー「押されてしまった・・・・!!」

デスブラザー「わははははははははは!!!

ようやく始まるぞ!!

聖なる山の終焉が!!聖なる夜の裁きがあああぁぁぁぁぁ!!!」

デスブラザーが大きな声で笑うと、

巨大雪だるまが今までにない程の感じで大きく震え始めた。

そして、ヒビもさらに大きく入り、

もはや巨大雪だるまが崩壊寸前である。

つづく

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そのデスブラザーとヘルシスターが、

3つのボタンのところへ向かっていた。

カズーイ「し、しまった・・・・!!?」

デスブラザー「ククク!!今だ!ヘルシスター!!」

ヘルシスター「くちばしミサイル!!!!」

ヘルシスターはくちばしミサイルで二つ目のボタンを攻撃した。

そのボタンが押され、巨大雪だるまがまたも大きく震え始めた。

その震えは前より増していた。そして、

ヒビもさらに大きく入り始める。


クリグミ「カズサお姉ちゃん!雪だるまさんが壊れちゃう!!」

カズサ「このままでは・・・・!

この聖なる山が滅びてしまうわ!!!」

セイリー「壊れたら、どうなってしまいますの・・・・!?」

カズサ「巨大雪だるまが破裂し、

その無数の破片が私たちを押しつぶすでしょう。

そして、サンタさんとの絆も切れてしまう。つまり、

もうサンタさんに会えなくなっちゃうのよ・・・・!」

クリグミ「じゃあ、僕たち。死んじゃうの!!?」

カズサ「・・・その確率が高いわ。」

ボトルズ「バンジョー・・・!カズーイ・・・!」


テル「俺らが死ぬだァ・・・・!?」

プルレス「もうサンタさんには会えないだって・・・!?」

テルたちもダンクから巨大雪だるまの事を知り、動揺していた。

ダンク「そうだ。聖なる山の歴史はここで終わるのだ。

何者かが巨大雪だるまにある禁断のボタンを押したようだからな。

この聖なる山の人々は年に一度、

今日だけサンタさんに会えるのだ。

だが、そのコミュニケーションも今回で終わる。」

アシナガ「畜生!!誰だ!!

その禁断のボタンって奴を押しやがったのわ!?」

フラエ「デスブラザーだよ・・・!」

フラエの言葉に皆が注目する。

アシナガ「デスブラザーだと・・・!?まさか、

またバンジョーとカズーイの事を言うんじゃねェだろうな!!?」

フラエ「それしか考えられねェだろ!!?

奴らは空を飛べるんだぞ!!

俺らは果たして空を飛べたか!?

あの雪だるまのボタンを押せたのは、

あいつらしかいねーんだよ!!!」

ダンク「そうだ・・・!デスブラザーは、

この聖なる山を滅ぼしに来たんだ。

我々は奴らの手の平で踊っていたに過ぎないのだ。」

テル「くそ!!デスブラザーめ・・・!!!」

プルレス「一体、どうすれば・・・・!」


セイウチの住み処からもセイウチたちが、

巨大雪だるまが壊れそうなところを見ていた。

ウォーザ「・・・あの熊め・・・!!」

ウォーザは怒りと共にすぐにどこかへ走って行った。


ミクス「ああ!巨大雪だるまが壊れて行く!!」

ボギー「このままでは、崩壊してしまう!!もし、

何者かが禁断のボタン3つを押してしまったら・・・・!!」

ユミ「く・・・・っ!私、ちょっと行ってくるわ!!

そのボタンを押そうとしてる奴を止めに行くの!!」

ミクス「私も行く!!」

ボギー「気を付けてな・・・!?」

ユミはミクスを抱えて、巨大雪だるまのところへ向かった。


デスブラザー「ふははははははは!!!あと一つだ!!

あと一つを押せば、この巨大雪だるまが崩壊する!!!」

バンジョー「ぐ・・・っ!

させるかあああぁぁぁぁぁ!!!!」

カズーイが物凄いスピードで飛び、バンジョーが殴りかかる。

だが、デスブラザーはそれを避ける。

デスブラザー「ふっ!おらああぁぁぁ!!」

デスブラザーはバンジョーとカズーイを蹴り飛ばす。

バンジョーとカズーイ「うあ!!?」

ヘルシスター「ぬううぅぅぅぅん!!」

ヘルシスターは嘴でバンジョーとカズーイを連続で突く。

バンジョーとカズーイ「ぐああああぁぁぁぁぁぁ!!!?」

デスブラザー「ははははははははははは!!!!やはり、

本物の俺たちの方が強いな!!もはや、俺たちの勝ちは確定。

この聖なる山の崩壊は、

決まりとなったのだあああぁぁぁぁ!!!」

ヘルシスター「貴様らもこの聖なる山の崩壊と共に死ねィ!!!」

ヘルシスターが嘴で突こうとする。だが、

カズーイが嘴でその攻撃を防いだ。

ヘルシスター「な・・・・・っ!?」

カズーイ「まだ決まったワケじゃないっての・・・!!」

バンジョー「僕たちが・・・この聖なる山を救ってやる!!!」

バンジョーはそう言って、デスブラザーを殴る。

デスブラザー「ぬっ!?ククク・・・!どらああぁぁぁぁ!!!」

デスブラザーはアッパーで、

バンジョーとカズーイを上空へ殴り飛ばした。

バンジョーとカズーイ「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

デスブラザー「ふ・・・・っ!さぁ!!ヘルシスター!!

最後の一つのボタンを破壊しろ!!!」

ヘルシスター「言われるまでもない!!!」

デスブラザーとヘルシスターが、

くちばしミサイルを破壊しようとする。だが。

デスブラザー「・・・・・何!?」

デスブラザーとヘルシスターは上の方を向く。

そこにバンジョーとカズーイが、

くちばしバスターの構えを取っていた。

バンジョーとカズーイ「くちばし・・・・・!!」

つづく

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バンジョーとカズーイ「ぐあああああぁぁぁぁぁぁ!!?」

バンジョーとカズーイは蹴り飛ばされ、上空へ飛ばされそうになる。

カズーイ「負けるかあああぁぁぁぁぁ!!!」

カズーイは翼を羽ばたかせ、デスブラザーに接近する。

ヘルシスター「ぬうううぅぅぅぅん!!!」

ヘルシスターもバンジョーに接近しようと飛ぶ。

デスブラザー「はあああぁぁぁぁ!!!」

デスブラザーがバンジョーに殴りかかるが、避けられる。

バンジョー「・・・・っ!せあ!!」

バンジョーもパンチをするが、避けられてしまう。

デスブラザー「ククク・・・!とう!!!」

デスブラザーはバンジョーを思い切り蹴る。

バンジョー「うわああぁぁぁぁ!!?」

そして、バンジョーとカズーイは、

巨大雪だるまの一部に叩きつけられる。

バンジョーとカズーイ「がは・・・・っ!!」

ヘルシスター「このまま巨大雪だるまと共に、

粉砕してくれる・・・・!」

カズーイ「ま、まだよ・・・・!!」

カズーイは痛みに耐えて、空を飛び続ける。

デスブラザー「ふん。流石は俺の偽物。

しぶとさも負けておらんな。

だが、今回こそここで終わるのだああぁぁぁぁぁ!!!」

デスブラザーはバンジョーめがけて、

空中キックを仕掛ける。しかし。

バンジョー「えい!!だああぁぁぁぁ!!!」

バンジョーは素早く避けて、デスブラザーを強く蹴る。

デスブラザー「うっ!!?」

デスブラザーはこれを受け、少しさがる。

カズーイ「はああああぁぁぁぁ!!!」

カズーイは嘴でデスブラザーを連続で突く。

デスブラザー「ぬ・・・・・・っ!!」

デスブラザーはこれに耐え、また少しさがる。

カズーイ「あんたたち!!あの時はよくも、

あんな技であたいたちをコテンパンにしてくれたわね!?」

ヘルシスター「あんな技?ああ。くちばしミサイルの事か。

まあ、あんな強い技。お前らは使えないだろうがな。」

カズーイ「残念!

実はあたいたちも使えるようになりました!!」

カズーイはとびっきりの笑顔でそう言うと、

ヘルシスターが苛立ちを感じる。

ヘルシスター「あぁ・・・・!!?」

バンジョー「カズーイ!!見せてやれ!!」

カズーイ「ええ!!くちばしミサイル!!!!」

カズーイはくちばしミサイルを繰り出す。

デスブラザーはこれをまともに受けた。

デスブラザー「ぐええええぇぇぇぇぇ・・・・!!!?」

バンジョー「決まった!!」 

カズーイ「クリティカルヒット!!!」

デスブラザーは後方へ飛ばされるが、

ヘルシスターが必死に翼を羽ばたかせて、

バランスを取り戻す。そして、デスブラザーが笑う。

デスブラザー「ぐふふふ・・・!これが、

てめーらのくちばしミサイルか。

なるほど。少しだけ効いたぜ?少しだけなァ・・・。」

カズーイ「な、何ですって!!?」

バンジョー「くちばしミサイルでも倒せないと言うのか!?」

デスブラザー「教えてやるぜ。

真(まこと)のくちばしミサイルを・・・!!」

ヘルシスター「くちばしミサイル!!!!!」

ヘルシスターもくちばしミサイルを使い、

バンジョーとカズーイに襲いかかる。

バンジョー「くっ!!!」

バンジョーは避けたハズだった。しかし。そのバンジョーの右足に、

大きな切り口ができてしまい、そこから血が多く出る。

バンジョー「ぐあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

カズーイ「バンジョー!!!・・・・・っ!?」

カズーイは後ろのデスブラザーとヘルシスターの方を見る。

つづく

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バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST 

第68話・サンタクロースの奇跡

バンジョーとカズーイは巨大雪だるまのところへ来た。

だが、そこにデスブラザーとヘルシスターが現れ、

その巨大雪だるまを破壊しようとした。

その巨大雪だるまが破壊されると、

この山に住む者たちが巻き添えをくらい、

死んでしまうだろう。バンジョーとカズーイは、

それを阻止せんと、再びデスブラザーと対決する。

バンジョーとカズーイ。デスブラザーとヘルシスター。

両者は空を飛びながら、戦闘の構えをとる。

バンジョー「残り二つのボタンを押されたら、

大変な事になってしまう・・・!何としても止めなきゃ!!」

カズーイ「ええ!!はあああぁぁぁ!!!」

カズーイは空を飛び、デスブラザーに接近する。

バンジョー「うおおぉぉぉ!!!」

バンジョーは殴りかかるが、ヘルシスターが素早く飛び、

デスブラザーはそれを余裕に避けた。

デスブラザー「ふん!!」

バンジョー「くっ!!とおおおぉぉぉぉぉ!!!」

バンジョーはハイキックを繰り出す。だが、それも避けられる。

ヘルシスター「お前ら、空中戦は駄目みたいだねェ。」

デスブラザー「それに比べ、俺らの方が上!!!」

デスブラザーは物凄いパンチをバンジョーに打ち込む。

そのパンチの衝撃が強すぎるのか、

バンジョーとカズーイが地上の方へ吹き飛んでしまう。

バンジョーとカズーイ「うあああああぁぁぁぁぁぁ!!!?」

だが、カズーイが耐え抜いて、翼を羽ばたかせて、空に浮いた。

カズーイ「・・・・・・・っ!!」

デスブラザー「ほう。耐えたか・・・。」

ヘルシスター「だが、二度目はどうかな!!?」

デスブラザーはバンジョーとカズーイに空中キックを仕掛ける。

バンジョー「うおっ!!?」

だが、バンジョーとカズーイはそれを間一髪、避けた。

カズーイ「・・・今よ!!バンジョー!!」

バンジョー「おおおぉぉぉぉぉ!!!」

バンジョーが急降下し、デスブラザーの真上へ。

デスブラザー「むっ!?」

バンジョー「はああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

バンジョーのパンチがデスブラザーに打ち込む。

デスブラザー「ぶっ!?」

バンジョー「ふん!!!」 ヘルシスター「ぐえ!!?」

さらにバンジョーはヘルシスターの顔を蹴った。

カズーイ「ひるんだか!!せええぇぇぇぇい!!!」

カズーイは嘴でデスブラザーを突き、

地面へ落とそうとする。だが。

デスブラザー「ぐ・・・・っ!?・・・にや。」

ヘルシスター「はああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

デスブラザーが笑みを浮かべ、ヘルシスターが、

素早く空中へ上がり、バンジョーとカズーイに迫る。

デスブラザー「ぬあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

デスブラザーはキックでバンジョーとカズーイを蹴り飛ばした。

つづく

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ゆー1
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35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
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学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
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