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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST 

第70話・来年に向けての戦い

聖なる雪山・フローズンズン山に訪れたバンジョーたちは、

3匹の白熊の子供たちの父親であるボギーを探しに行くが、

その途中にエゥーラたちクラッシャーと遭遇してしまい、

吹雪により、それぞれ分かれてしまう。そして、

次々と現る強敵たち。グランティのインフェロン隊。

政府の部隊。そして、バンジョーとカズーイの瓜二つである、

デスブラザーとヘルシスター。特にデスブラザーは、

今までの敵よりとても強く、バンジョーとカズーイでも勝てなかった。

だが、彼らの必死に努力により、デスブラザーを退け、

無事にフローズンズン山は救われた。その山の村で、

緑色のジンジョーであるクリグミが仲間になるが、

マンボは一行から離れてしまった。そんなバンジョーたちが、

聖なる雪山から出て、数日が過ぎた。

その数日の間はまさに戦争の嵐であった。

大勢のグランティの部隊がそれぞれ、

罪のない人々の街を攻撃していたのだ。

奴らの暴力と殺戮により、建物は燃やされ破壊され、

人々は次々と虐殺されていった。

中にはクラッシャーの部隊が戦っているが、

それによりさらに戦火と被害が広がっていく。

中には凶悪なクラッシャー戦士もいて、

その者は巻き込まれた人々ごとグランティに襲撃していき、

時に金や食料も奪っていく者も複数いた。

これらを迎え撃つ政府の軍隊もいるが、

敵を殺すだけで人命救助を行わない者が多くいた。

さらに逃げ遅れた子供たちを逮捕してしまう事もあった。


とある人々がグランティに襲撃された街から逃げるため、

多くの車で荒野の道路を走っていた。あるトラックの中には、

悲しみに泣き崩れる子供たちが多かった。車だけではなく、

徒歩で進む者たちも多かった。その護衛を一部の軍隊が担当している。

車の運転手A「ん?何だ!?あれわ!!」

だが、そんな人々の前にある大群が近づいて来た。

車の運転手B「ぐ、グランティだ!!!」

そう。その大群はグランティであった。

大勢のグラントリングが馬に乗り、

その先頭にはブルーグラントリングが走っていた。

ブルーグラントリング「ぐははははははははははははは!!!

俺らグランティ第31襲撃隊から、

逃げられると思うんじゃないぜェ!!!」

車の運転手A「後退しろおおおぉぉぉぉぉ!!!

グランティが来るぞおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

多くのグラントリングたちが、人々を虐殺し始める。

ある車の中で、運転手である目の付いたチーズの男が、

もう一つの目の付いたチーズに話しかける。

運転手のチーズ「グランティが攻めてきました!

どうすれば・・・!チェダー隊長!!」

目のチーズの名前はチェダーであった。

チェダー「ぬぅ・・・!我々は一刻も早く、

クラッシャーの本部に行かなきゃならんと言うのに・・・。

仕方がない!後退を行うぞ!!」

チーズたちもクラッシャーのメンバーであった。

殺される人々を見て、残った人々は逃げようとする。だが、

後方からもグランティの部隊が現れた。それは、

全員バイクに乗っている多くのグラントリングだが、

一人だけ除いている者がいた。それは、青色のイタチであった。

青色のイタチ「きいいぃぃぃぃぃききききききき!!!

このビドー様のグランティ第23攻撃部隊が、

てめーら人間を狩ってやるぜええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

つづく

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世界中を攻撃するグランティ。ブレンチルダの元に集まる、

クラッシャーの戦士たち。そして、バンジョーたちが、

次に向かうべき場所は。

次回、【来年に向けての戦い】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか。

バンカズファースト第69話。

今回でいよいよフローズンズンやま編の終了です。

いやぁ・・・。長かったですねェ。本当に。

何と25回です。本当に長い。

もしくは、24回だったかしら。どちらにしろ、

某2クールのアニメと同じくらいでしたね。はい(

次回からできるだけ短くしないと・・・。

今回はパーティとか別れとかするだけで、

戦闘は一切ありませんです。

マンボがバンジョーたちと離脱したのは、

後のゴビバレー砂漠でマンボが出ないので、

小説でも、砂漠でマンボの活躍がない展開にしようかと(

そして、クリグミが新しい仲間になりました。

プルレスを初め、ジンジョー系のキャラを、

5匹仲間にするつもりです。

今回から小説は休止しようと思います。

次回は来年の2月くらいから始めようと思います。

それでは。

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カズーイ「結局、あのセイウチもいなかったわね・・・。

ま、どうでも良いけど。」

アシナガ「色々と寒い展開があったけど、

昨日のパーティは楽しかったぜ!」

バンジョー「それでは、皆さん!さようなら!!」

バンジョーがそう言うと、バンジョーたちは村から出ようと歩く。

3匹の白熊の子供たち「さようならあああぁぁぁぁぁ!!!!!」

ツウィンクリーズ「元気でねええぇぇぇぇぇ!!!」

ボギー「また一緒にソリレースをやろう!!!」

聖なる雪山の住人たちがバンジョーたちを見送っている中、

カズサが静かにこう呟く。

カズサ「この聖なる山。フローズンズンやまは数日前から、

悪に支配されつつ、いつかは滅ぼされるかと思ったわ。でも、

あのバンジョーとカズーイのおかげで、悪が滅び、

この聖なる雪山は救われたわ。今日からいつも通り、

この山で平和で幸せに暮らせるわよ。クリグミ・・・・。っ!?」

カズサは隣にいるハズだったクリグミに向かって、そう言うが、

そのクリグミの姿がない。

カズサ「く、クリグミ・・・!?あっ!!」

カズサが前の方を向くと、クリグミがバンジョー一行を追っていた。

クリグミ「待ってええええぇぇぇぇぇぇ!!!!」

クリグミが泣きそうな声でそう叫ぶ。

バンジョーたち「っ!!?」

バンジョーたちは歩を止まり、後ろのクリグミの方を見る。

プルレス「クリグミ・・・・!?」

クリグミ「はぁ・・・はぁ・・・・。僕・・・!

プルレス君と一緒に冒険したい!!!」

プルレス「え・・・・っ!?」 カズサ「く、クリグミ!?」

クリグミ以外の者たちは、その発言に驚く。

クリグミ「僕も・・・!僕も仲間に入れて!!

プルレス君と一緒にいさせて!!」

アシナガ「何を言ってんだ!?君・・・!わかってるのかぃ!?

俺らと一緒に冒険すると、君も痛い目にあってしまうんだぜ!?」

カズーイ「あんたはこの村で、

カズサと一緒に暮らした方が良いと思うわ!」

クリグミ「カズサお姉ちゃんと一緒にいたい・・・。でも、

プルレス君とはもっと一緒にいたいもん!!」

プルレス「クリグミ・・・・。」

クリグミ「僕・・・。寂しかったもん。プルレス君や皆と、

離れ離れになってから・・・。

本当に寂しかったんだよ?だからね、

プルレス君に会えて本当に嬉しかったの。えっぐ・・・!

だから、もうプルレス君と離れるなんて嫌だよォ・・・!!」

フラエ「ふん・・・。ガキが。一人ぼっちが怖いからって、

醜く泣きながらほざきやがって・・・。」

ガンズ「そう言うお前こそ、かつてはそうだったじゃないのか?」

フラエ「・・・・ふっ。言えてら。」

クリグミ「プルレス君・・・!僕を置いて行かないでェ!!

僕も一緒に冒険させてよォ・・・!!ううぅぅぅ・・・っ!!」

バンジョー「・・・・どうしよう。ボトルズ。」

ボトルズ「それは、プルレス君が決める事です。

そして、カズサさんも・・・。」

ボトルズはプルレスの方を見る。そして、プルレスが笑顔でこう言う。

プルレス「・・・・良いよ。」

クリグミ「本当・・・?」

プルレス「うん。だって、

僕もクリグミとは離れたくなかったんだもの。

そもそも、僕は仲間のジンジョーを助けるのが目的だしね。」

カズサ「クリグミ・・・。」

クリグミ「・・・っ!カズサお姉ちゃん!

ごめんね・・・。我侭を言って・・・。」

カズサ「良いのよ。そして、改めて言います。良かったね。

友達と再会できて。友達と一緒に冒険する事ができて・・・。

私はこの村で応援するわ。

あなたが立派なジンジョーに成長できる事を・・・・。」

カズサは微笑み、涙を流しながらそう言った。

クリグミ「お、お姉ちゃああぁぁぁん・・・・!」

カズサ「私は忘れないわ。あなたと一緒に過ごした幸せな時間を。

私にとって、あなたは本当の息子のようであったわ。」

クリグミ「お姉ちゃああああぁぁぁぁぁぁん!!!!」

クリグミはカズサに抱き着き、泣きながらこう言う。

クリグミ「戻ってくるよ!必ず、また・・・!

ここに戻って、お姉ちゃんと一緒に遊ぶからねええぇぇぇぇ!!!」

カズサ「・・・・・・うん!約束だよ!」

クリグミ「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」

クリグミはカズサとの別れに切なく、泣き叫んだ。

数分が過ぎ、クリグミはプルレスと一緒に、

バンジョーたちと一緒に歩いた。

プルレス「・・・・今日から僕らはずっと一緒だね!」

クリグミ「うん・・・。」

ミル「嬉しいわ。仲間がまた一人増えるって。」

テル「ちっ!また面倒な奴が増えちまったぜ・・・。」

バンジョー「さァ。クリグミ君。皆に挨拶しよう!」

カズーイ「そうね!せっかく新しい仲間になるんだし、

これくらいはさせなきゃ!!」

クリグミ「皆・・・!さようなら!!」

クリグミは涙を拭いて、すぐに笑顔でこう叫ぶ。

クリグミ「また、ここに戻って来るからねええぇぇぇぇぇ!!!」

クリグミは手を振り、バンジョーたちはついに村から去ろうとした。

カズサ「待ってるわよおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

カズサも笑顔でそう叫んだ。

カズーイ「ねぇねぇ。ボトルズ!

この聖なる山の次はどんな場所かしら?」

ボトルズ「まだ分かりませんよ。地図を見なければ・・・。

ですが、それよりもいつグランティが襲ってくるか・・・ですね。」

プルレス「けど、きっと大丈夫だよ。

バンジョーとカズーイがいるからね!」

クリグミ「うん!だって、熊さんと鳥さん、強いもん!」

バンジョー「よし!皆、行こう!!」

バンジョーがそう言うと、皆は走って行った。

新たなステージへ向かって。

こうして、聖なる雪山での冒険はいよいよ終わりました。

政府の軍隊。デスブラザーなど、新たな敵も出現しましたが、

彼らとの戦いも再び起きる時が訪れましょう。ですが、

バンジョーたちは決して、冒険を止めません。

バンジョーの妹であるチューティを救うため。そして、

グランティから世界を救うために。

次回につづく

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マンボ「・・・マンボもパーティしたかった・・・・。しかし。」

マンボはカズサの家の前に来る。その中で、

バンジョーとカズーイが眠っているからだ。

マンボ「・・・・起きろ。熊。鳥。」

マンボは杖の先端を小さく光らせる。すると、

カズサの家から、バンジョーとカズーイが出てきた。

バンジョー「ふわあぁぁぁ・・・。何だろう?

急に起きて、

ここから出なくちゃいけない気がするなんて・・・。」

カズーイ「まるで、誰かに操られているみたいね・・・。」

マンボ「マンボ。お前たち、ここに来るように、

マジック、かけた。お前たち。

マンボの元へ来るようになった。」

バンジョー「・・・・っ!?ま、マンボ!?」

カズーイ「あんた!今までどこへ行ったのよ!!?」

バンジョーとカズーイはマンボの姿を見て、驚いた。

マンボ「・・・・マンボ。熊と鳥に伝えたい事、ある。」

バンジョー「・・・・何だぃ?伝えたい事って・・・。」

マンボ「・・・・・マンボ。今夜より、

お前たちから離脱し、一人で冒険、する。」

バンジョー「え・・・・・!?」  

カズーイ「どう言う事かしら?」

マンボ「そのままの意味。マンボ。一人で旅に出る。」

バンジョー「・・・・何で?一人で旅しなくちゃならないの!?」

カズーイ「そうよ!これからの冒険において、

あんたの魔法が必要だと言うのに!!」

バンジョー「教えてくれ!!どうしてなんだ!!?」

マンボ「・・・・デスブラザー、追うため。」

バンジョー「で、デスブラザーだって・・・!?」

カズーイ「あんた・・・!あたいたちが、

デスブラザーじゃないって事を知ったの!?」

マンボ「・・・・・いや。一つ、聞く。

・・・お前たち。デスブラザーか?」

マンボの発言にカズーイが急に怒った。

カズーイ「はぁ!?あたいたちわ、

デスブラザーじゃないって言ってるでしょ!?

一緒に冒険したから分かるハズじゃない!!まさか、

あたいたちを信用できないあまり、

逃げようってワケじゃ・・・!!」

マンボ「・・・・違う。あのデスブラザー、こう言った。

あのデスブラザーとヘルシスターの名前、

バンジョーとカズーイ。そして、

お前たち、バンジョーとカズーイは偽物であると・・・。」

バンジョー「・・・・違う。僕たちは偽物なんかじゃない。

本物なんだ。そして、普通の熊と鳥なんだ。その証拠に、

僕はクルクル山のふもとで普通の熊として生まれ、

カズーイは赤い鳥族の1羽として生まれたんだ!」

カズーイ「奴らの言ってる事はでたらめよ!!大ホラよ!!!」

マンボ「マンボも、そう信じたい。だからこそマンボ。

その真相、知るために。デスブラザー、追う。そのために、

しばらくお前たちの一行とは、離れて冒険する。

マンボ。信じる。お前たち、正義のヒーロー。

デスブラザー、倒すべき悪であると・・・。」

マンボがそう言うと、バンジョーとカズーイは気を静める。

バンジョー「・・・・皆には何か挨拶しないのか?」

マンボ「・・・いずれまた会う事になる。皆に伝えてくれ。

マンボ、必ず戻ってくる・・・と。」

バンジョー「分かったよ。」

カズーイ「もし、本当にいなくなったら、恨むからね。」

マンボ「・・・・ああ。それでは、マンボ。行ってくる。」

マンボが一人で村から出ようと歩く。その時。

バンジョー「待ってくれ!!」 バンジョーがマンボを呼び止める。

マンボ「・・・・・・っ!?」

バンジョー「・・・・デスブラザーに負けないでくれよ?」

カズーイ「勝たなかったら、コテンパンよ。良いわね?」

マンボ「・・・・マンボ。必ず、奴ら、倒す。」

マンボは微笑み、歩く。ついに村から出てしまった。これで、

マンボはバンジョー一行から離脱し、一人で旅に出た。

デスブラザーを追うために。

バンジョーとカズーイはそれを見送った。

カズーイ「行っちゃったわね。あの骸骨。」

バンジョー「・・・・デスブラザーを倒すためにね。よし!

カズーイ!!僕らもマンボに負けず、

チューティを助ける冒険に頑張ろう!!」

カズーイ「そうね!!あの魔女から、あんたの妹を助けなきゃ!」

バンジョー「よし!寝よう。」

バンジョーとカズーイはカズサの家に戻り、眠りについた。


カズサの家。ある部屋で、

プルレスとクリグミが一緒に寝ていた。

プルレスは眠っているが、クリグミは何故か起きて、

切なそうな表情でプルレスの方を見ていた。

クリグミ「・・・・本当に会えなくなっちゃうのかな・・・?

プルレス君と・・・。そうだ。僕は元々、

プルレス君たちを探していたんだ。」

クリグミは故郷でグランティの襲撃を受け、

プルレスや仲間たちとはぐれてしまったのだ。そこで、

フローズンズンやまでカズサに育ててもらい、

そこで仲間たちを待っていたのだ。

クリグミ「せっかく再会できたのに、

またすぐに別れるなんて・・・。やっぱり嫌だよ・・・・っ。」

クリグミは泣きそうに、そう言った。


グランチルダのアジトでは、

グランチルダがクランゴの報告を受けて、驚いた。

グランチルダ「何いいいぃぃぃぃぃぃぃ!!?

インフェロンのぶたああぁぁぁぁぁいが、

かいめええぇぇぇぇつし、

デスブラザーが聖なあぁぁぁぁる雪やあぁぁぁぁまを、

去っっっっっったぢゃとおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!??」

クランゴ「ハイ。デスブラザーハ現在、ドコヘ向カッタカ、

分カリマセン。インフェロン部隊ノ全滅ニヨリ、

聖ナル雪山ノ攻略ハ失敗ニ終ワリマシタ・・・・!!シカモ、

アノ熊&鳥ワマダ生存中ノ事デス・・・!!」

グランチルダ「くううぅぅぅぅ!!とおおぉぉぉぉんだ、

クリスマスぢゃゃゃゃゃゃゃゃ!!!クランゴ!!

他あああぁぁぁぁぁのエリアの状況ううぅぅぅぅぅは、

どおおぉぉぉぉぉぉうなっているっっっっっ!!???」

異形の怪物「ゴビバレー砂漠での攻略は着々と進めているぜ。

例え、デスブラザーが現れても、

俺様がぶっ殺してやるぜェ・・・!」

幽霊族の戦士「我がマンションの方は、

今でに敵を攻撃を受けず、全く無傷だゾゾゾオオォォォ!

私はそこから、多くの兵を出して、

部隊の失ったエリアを攻略するゾゾ。」

異人の青年「俺の部隊も健在にして、あるエリアを攻略中さ。

他の部隊も今でも活動し続けているよ。」

シーマン族の男「政府の部隊もクラッシャーも、

我らグランティの部隊の波状攻撃で、それぞれ苦戦しつつある。

世界は確実に俺らの物となりつつあるぜ!!」

グランチルダ「ククククククク!!

そのとおおぉぉぉぉぉうり!!

我らグランティわ強おおぉぉぉぉぉぉい組織なのぢゃゃゃ!!

せええぇぇぇぇいふもクラッシャーなどかんたああぁぁぁぁんに、

滅ぼすううぅぅぅぅぅ事ができ、あのデスブラザーも、

マンボ・ジャンボも、わしのマジッッッッッックにかかれば、

確実ううぅぅぅぅぅに倒せるぢゃろっっっっっ!!!

そおぉぉぉぉう!!世界はわしら、

グランティのおおおぉぉぉぉぉぉぉ物ぢゃゃゃゃゃ!!!!!」


そして、ついに朝となった。今日はとてつもない晴れで、

雪は降ってないらしい。カズサの村の前で、

バンジョーたちがいる。そして、バンジョーたちの前には、

カズサたちこの山の住人たちがいた。

カズサ「本当のここで御別れなのね。」

カズーイ「この山でやるべき事は終わったわ。行かなくちゃ。」

ボギー「私たち家族を助けていただき、本当に感謝するよ。」

ユミ「弱い民を救うのは、私の趣味ですから!」

ミクス「またピンチになったら、助けに行こうと思います。」

ツウィンクリーズ「おかげで、聖なる雪山は守られました。

本当にありがとう!熊さん。鳥さん。」

ティッカロス「君たちのおかげで、我々ティッカー族は、

この山の者たちと共存する事ができた。真に感謝する。」

バンジョー「いえいえ。」

カズーイ「・・・・それにしても、エゥーラにセイリーめ!

あたいたちに黙って、どっかに行っちゃうなんて・・・!

最後まで嫌な奴っぽい連中だったわね。」

カズーイの言う通り、エゥーラとセイリーの部隊は、

既にこの村から去ったのだ。バンジョーたちに何も言わずに。

ミル「あのエゥーラたちなら、

また会う事になるかも知れないわ。」

テル「そうだな。共にグランティと戦うために・・・。」

フラエ「それより、さっさとこの山から出ようぜ?

いつまでも寒いったらありゃしないぜ・・・。」

ガンズ「そうだな。それに、ロドシー隊長たちやガムロさんと、

交流しなければならんし。」

ボトルズ「政府の人たちもいなくなったみたいですし、

僕らはここで失礼します。」

カズサ「そうね・・・・。では、さよならの時が来たわね。」

バンジョー「はい・・・・。」

プルレス「クリグミ・・・・。」

クリグミ「プルレス君・・・・・。」

プルレス「・・・・元気でね・・・・。」

つづく

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プルレス「バンジョーさん!カズーイさん!」

バンジョー「おお。プルレス。」

カズーイ「それに、緑のプルレスも。」

クリグミ「あ!熊さんと鳥さんだ!!」

バンジョー「元気してるかぃ?クリグミ君。」

クリグミ「うん!プルレス君が一緒にいてくれるから。」

プルレス「だって、僕たち。友達だもんね!」

クリグミ「ねェ!プルレス君。」

プルレス「何だぃ?クリグミ。」

クリグミ「せっかく会えたんだし、この村にずっと住んでくれる?」

プルレス「え・・・!?」 プルレスはクリグミの言葉に驚く。

クリグミ「だって、僕・・・。

プルレス君とまた離れてしまうなんて嫌だもん。

僕、プルレス君ともっと遊びたいの!

カズサお姉ちゃんと一緒に・・・。

だからね!プルレス君!3人で一緒に・・・・。そして、

熊さんも鳥さんも・・・・・。」

カズーイ「それわ無理ね!」

クリグミ「え・・・・!?」 クリグミはカズーイの発言に驚く。

バンジョー「・・・ごめんね。クリグミ君。僕らは、

明日。この聖なる山を出なくちゃいけないんだ。」

クリグミ「何で・・・!?もう会えなくなっちゃうの・・・!?」

プルレス「・・・・そうなるかも知れない。だって、僕たち。

悪い奴と戦う旅をしているんだ。」

カズーイ「そう。プルレス君はね。

自らあたいたちと一緒に旅をしているの。

だから、いつまでもこんな寒い場所にはいられないのよ。」

クリグミ「・・・・嘘だよね?」

バンジョー「嘘ではない。」

クリグミ「嘘だもん!!だって、

プルレス君は僕に会うために来たんでしょ!?

プルレス君は僕とずっとに一緒にいてくれるでしょ!?」

クリグミは泣きそうにそう叫んだ。

プルレス「僕だって、クリグミ君と一緒にいたいよ!!でも、

無理なんだ・・・!君を危険な旅へ連れてくるなんて・・・!」

クリグミ「じゃあ、また僕のところからさよならしちゃうの??」

プルレス「そうするしかない・・・!けど、

運が良ければ、また会いに行くから・・・!」

クリグミ「ぷ、プルレス君・・・・。」

そこにカズサが歩いて来た。

カズサ「クリグミ。プルレスの気持ちも分かってあげて。

信じましょ。また会えるって事を・・・。」

クリグミ「カズサお姉ちゃん・・・。

う、うええええぇぇぇぇぇぇん!!!」

クリグミは泣き叫び、カズサに抱き着いた。

そして、プルレスも泣き崩れる。

プルレス「ぃううぅぅぅ・・・・!ごめんよォ。クリグミ・・・。」

カズーイ「ジンジョーたち・・・。」 

バンジョー「・・・・っ!」

バンジョーとカズーイも辛そうな感じになっている。

そこに、サンタクロースが来た。

サンタクロース「悲しんでいるな。

2匹のジンジョーの子供が・・・。」

バンジョー「ええ・・・。クリグミ君は、

プルレスとまた別れるのが辛いみたいです。」

カズーイ「そして、プルレスもまた、あたいたちと旅に出て、

クリグミと別れる事を本当は拒んでいるかも知れないわね。けど、

あの青ジンジョーには、

あたいたちと旅しなければならないの・・・!」

バンジョー「・・・ごめんなさい。サンタさん。

2匹のジンジョーの子供に辛い思いをさせてしまって・・・。」

サンタクロース「いや。あの青いジンジョーが望んで君たちと、

旅をするなら、それは間違いではない。また、

もし、本当に辛い思いをしているなら、

それは成長している証と言って良かろう。」

バンジョー「サンタさん・・・・。」

サンタクロース「だが、辛いだけが良い事とは限らない。

よし!私に任せてくれたまえ!!」

サンタクロースはそう言って、プルレスたちに近づく。

サンタクロース「2匹のジンジョーや。」

プルレスとクリグミ「っ!?」

泣いているプルレスとクリグミはサンタの方を見る。

サンタは優しい笑みでこう言う。

サンタクロース「君たちに、これをプレゼントしよう。」

サンタクロースはプルレスとクリグミに、

それぞれプレゼントの箱を渡した。

クリグミ「これ・・・。なぁに?」

サンタクロース「開けて御覧なさい。」

プルレスとクリグミはプレゼントの箱を開けて、

その中の物を取り出す。

それは、プルレスとクリグミに似たぬいぐるみであった。

プルレス「ぬいぐるみさんだ。」

サンタクロース「これは、君たちが遠く離れても、

一緒にいる事を感じる事ができる不思議なぬいぐるみだ。

これなら、君たちは寂しくないハズだ。」

プルレス「僕のぬいぐるみにクリグミ君のぬいぐるみ・・・。

えへへ・・・。ありがとう。

サンタさん。大事にするよ。」

クリグミ「・・・・ありがとう。サンタさん。」

サンタクロース「ほっほっほっ。良いとも。良いとも。

では、幸せになるように頑張るのだよ・・・。」

カズサ「サンタさん・・・。いつもの事ですが・・・。いえ、

今度ばかりは、本当にありがとうございます。」

サンタクロース「うむ。人々に幸せを与えるのが、

サンタの仕事だからな。」

サンタクロースはそう言って、カズサたちから離れて行った。

そして、バンジョーとカズーイも。

ある場所でアシナガが盆踊りをして、辺りの人たちを笑わせていた。

バンジョー「アシナガもアシアガなりに楽しんでるね。」

カズーイ「盆踊りって果たして、

クリスマスに似合うかしらね・・・;

けど、一つだけ心配なところがあるのよ。」

バンジョー「何が心配なんだぃ?」

カズーイ「それはね・・・。あの骸骨君がいないって事なのよ。

分かるでしょ?この村に、あいつの姿が見当たらないのよ?」

バンジョー「もしや、マンボの事か?そう言えば、

マンボはここにいない気がするな・・・。探してみるか。」

カズーイ「そうね。」

バンジョーとカズーイはマンボを探すべく、この村全体を歩き回った。

しかし。マンボの姿など全くなかった。一体、

マンボに何が起きたのだろう。そんな最中に時が過ぎ、

ついにクリスマスパーティが終わった。

村の中心にサンタがトナカイが背負うソリに乗り、人々にこう言う。

サンタクロース「諸君。今年のパーティも終わり、

いよいよ私が帰る事にしよう!だが、寂しい事はない!

私は来年のクリスマスに、またここに来るよ!!そしたら、

また皆でパーティをやろう!!では、さらばだああぁぁぁぁ!!!」

サンタがそう言うと、トナカイが走り空を飛ぶ。こうして、

サンタは夜空で自分のいた世界へと帰っていった。

アシナガ「いやぁ!楽しかったぜェ!!このクリスマスパーティ。」

ミル「本当ね。」

ボトルズ「・・・・ん?どうしたのですか?

バンジョー。カズーイ。」

カズーイ「・・・・ねェ。眼鏡君。あの骸骨、見なかった?」

ボトルズ「マンボさんの事ですか?そう言えば、

いませんでしたねぇ。一体、何があったのでしょうか・・・。」

ミル「パーティにすら参加していなかったわね。

どっか行ったんじゃないかしらね?きっと・・・。」

バンジョー(・・・・マンボ・・・・・。)

こうして、クリスマスパーティは終わった。


そして、村は暗くなると同時に静かになった。もう深夜なので、

ほとんどの住人が眠りについているのだろう。

そこに、マンボが一人だけ立っていた。

つづく

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