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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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カズーイ「かかって来い!!馬鹿犬共!!!」

ドッゲノクA「こ、この野郎・・・!」

ドッガノクB「なめんじゃねえええぇぇぇぇ!!!」

2匹のドッゲノクがバンジョーとカズーイに襲いかかる。

バンジョー「く・・・・・っ!?」

バンジョーは2匹のドッゲノクに噛まれそうになる。しかし。

カズーイ「はああぁぁぁっ!!」

カズーイは嘴でドッゲノクAを突き飛ばす。

そして、バンジョーはキックでドッゲノクBを蹴り飛ばす。

だが、その2匹はまだ倒れてはいない。

ドッゲノクC「ワアアアアァァァァァァァァン!!!」

ドッゲノクCが正面から襲いかかる。

バンジョー「ローリングアタック!!!!」

バンジョーはローリングアタックでドッゲノクCを一発で倒す。

ドッゲノクC「キャアアァァァァン!!?」

警察の男A「ど、ドッゲノク共が倒されていく・・・!?」

警察の男B「え、援護をしなければ・・・!」

警察の男たちは拳銃を出して、

バンジョーとカズーイを撃ち殺そうとする。

ツース「土竜・・・。動くぞ。」

ボトルズ「え・・・・?わあっ!?」

ツースが突然、ボトルズを走らせ、警察たちの元へ。

ツース「おらあああぁぁぁぁぁ!!!」

ボトルズ「うわああぁぁぁぁ!!?」

そして、ツースはボトルズの持つナイフで一人の警察の男を刺した。

警察の男「ぐえっ!!?」

その警察が倒れてしまう。ボトルズはこれに驚愕する。

ボトルズ「う、うわああああぁぁぁぁぁ!!??」

警察の男A「っ!?き、貴様!!よくも仲間を・・・!」

警察の男B「許さん!!!」

警察の男たちが拳銃を一斉にボトルズに向けた。

ツース「どんどん行くぜ!!」

ボトルズ「ま、待って・・・!うわっ!!」

ツースはボトルズの身体でナイフを使って、

次々と警察を斬り殺して行く。

バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!!!」

バンジョーとカズーイはくちばしアタックで、

3匹のドッゲノクを倒した。

3匹のドッゲノク「キャイイイィィィィィィィ!!!??」

カズーイ「・・・・っ!?バンジョー!!ボトルズが・・・!!」

バンジョー「え・・・・?ああっ!!!」

バンジョーとカズーイはボトルズがツースに動かされて、

警察を次々と斬り殺していくところを見て、驚く。

警察の男たち「死ねやああぁぁぁぁ!!!」

警察の男たちは拳銃で、ボトルズを撃つ。しかし。

ボトルズ「ひ・・・・・っ!!?」

ツース「おっと!ゆらあああぁぁぁぁ!!」

ツースはボトルズを動かし、銃弾を避け、一人の警察を刺し殺す。

バンジョー「きっと、ツースがボトルズを動かしているんだ!!

・・・ぐお!?」

その時、バンジョーは1匹のドッゲノクの突進を受けた。

ドッゲノク「グルルルルル・・・・!!

俺らはまだこんなに残ってるぜ?」

残ったドッゲノクは6匹であった。

カズーイ「早くボトルズを止めなきゃ・・・・!!」

バンジョー「その前に、こいつらを何とかしないと・・・!

カズーイ!!あの技を使うぞ!!!」

カズーイ「ええ!!はあっ!!」

カズーイは空を飛び始めた。そして。

バンジョーとカズーイ「くちばしミサイル!!!!!」

バンジョーとカズーイはくちばしミサイルで、

残ったドッゲノク全てを攻撃した。

残ったドッゲノク全て「ギャアアアアアァァァァァァァ!!!!!」

そのドッゲノクたちが全員、倒された。残るは警察だけだ。

ツース「ずああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

ツースはまたもボトルズに一人の警察を殺させる。

ボトルズ「あ・・・ああ・・・・!?」

ボトルズは動揺していた。ツースに身体を動かされている事に。

悪人を倒すような事は別に構わないが、ボトルズはこう思っている。

ツースの動きをヤバいと思っているのだ。

ツースはボトルズが傷つく事を恐れずに、

警察を倒そうとしているのだ。それ程、警察が憎かったらしい。

ツース「ドッゲノクではなく、お前ら普通の人間なら恐くねェ!!

おらおら!!もっと行くぜええええぇぇぇぇ!!!」

ボトルズ「ま、待って・・・・・!」

残った警察たちが拳銃を構えて、

ボトルズとツースを射殺しようとする。

バンジョーとカズーイ「くちばしバスター!!!!」

バンジョーとカズーイはくちばしバスターで、

残った警察の複数を倒す。

警察の男たち「うわああああぁぁぁぁぁぁ!!!??」

ボトルズ「ば、バンジョー・・・!カズーイ!」

ツース「ち・・・っ!良いところだったのによ・・・。」

警察A「ひ、ひぃ!!な、何て恐ろしい連中なんだ!!」

警察B「さ、流石にヤベェ!!撤退せよ!!」

警察たちは逃げ出した。こうして、戦いは終わったのだ。

バンジョーは着地し、ボトルズとツースの前に立つ。

ツース「余計な事しやがって・・・。

けど、敵はいなくなったし、ま。良いや。

ここから前に歩くと、あるお金持ちさんの家がある。

そいつらは既に幸せだ。わかるか?その意味。」

カズーイ「・・・・その家の金や物を全て奪えって事でしょ?」

ツース「そう。さっさとやれ。

この土竜の命を失いたくなければ・・・。」

ボトルズ「・・・・・・・・っ!」

バンジョー「・・・・やるさ。ボトルズを助けるために・・・・!」

バンジョーたちはあるお金持ちの家へ進み始めた。


そして、タルト、テナン、

そして複数のクラッシャーの戦士たちも、

少数のドッゲノクと遭遇してしまう。

ドッゲノク「グルルルルルルルルルル・・・・!!」

タルト「へっ。結局、見つかっちまったか・・・。

だが、ここまで来たからやるしかねェな・・・・。」


さらに、タヤマも少数のドッゲノクと対立する。

ドッゲノク「てめェ・・・クラッシャーだな?」

タヤマ「ふっ。犬が虎に勝てるとでも思っているのかしら?

さァ。来るが良い。貴様らの実力を見せてもらおうぞ。」


バンジョーたちは歩く。その中、ボトルズは心の中で嘆く。

ボトルズ(僕のせいで、バンジョーとカズーイが、

悪さをしようとしている・・・。このツースと言う服を、

何とかしなければ・・・。

早く、この街から脱出しなければ・・・!

このままでは、一生僕らは奴隷のままだ・・・・。)

こうして、この街の警察とドッゲノクの脅威を知った、

バンジョーたちはクラッシャーの命令により、

その強者たちを倒しながら、勝ち組から物を奪おうとします。

負け組を救うために。ですが、これは善行ではありません。

果たして、バンジョーたちにとって、

この戦いは間違った事だと思えるのでしょうか。

憎しみ合いが続く街で、

一体何が動かそうとしているのでしょうか。

ステーションしてぃでの戦争は今でも続きます。

次回につづく

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男の子「な、何するのォ!?」

女の子「来ないでェ!」

子供たちは恐れるように泣きそうであった。

ドッゲノクA「グルルルル・・・!お前ら、

新年早々、親の命令を聞かずに、初詣に行こうとしてそうだな?」

女の子「だ、だって・・・。ママが行っちゃ駄目って言うから・・・。

それでも、行きたかったんだもん!!」

ドッゲノクB「そのためにお金を盗んだようだなァ?」

男の子「ご、ごめんなさい・・・・っ。」

警察の男「ごめんなさいじゃねェよ!親の命令も聞かずに、

勝手に遊ぼうなど、許しはせん!!

ドッゲノク!お仕置きじゃ!!」

ドッゲノクたち「ワンワンワンワンワンワンワン!!!!」

ドッゲノクたちが一斉に吠え始め、子供たちが恐怖で泣き出す。

子供たち「う、うわあああぁぁぁぁぁぁぁん!!!」


とある民家の中、一人の青年が複数のドッゲノクに囲まれる。

青年「ひいいいぃぃぃぃ!!な、何だよ!?

俺が何をしたってんだ!!?」

ドッゲノクA「お前は仕事がクビになって以来、

無職になっているようだな?」

ドッゲノクB「その無職生活が10年間続いているようではないか?

そんな凄いクズがこの街に居て良いかしら?いや、ないね!!」

青年「うわわわわわ!!

こ、こんな時に父さんと母さんがいれば・・・!」

ドッゲノクA「親が今、仕事で帰れないのはわかるが、

貴様は間もなく、もう帰れなくなる!この世へなァ!!」


街の道路で一人の警察と1匹のドッゲノクが歩いていた。しかし、

後方の電柱に隠れた不良少女たちがいて、

その一人がお菓子の箱をドッゲノクに投げつけた。

ドッゲノク「キャイ!?」

警察の男「っ!?どうした!?」

不良少女A「おっしゃ!!」

不良少女B「今まで虐げた罰だぜ!!」

不良少女たちはこっそりと逃げ出した。

不良少女C「ひひひ・・・!次はどんな悪戯をしてやろう・・・。」

遠くへと逃げる不良少女たちの前に、さっきの警察とドッゲノク。

さらに、2匹の新しいドッゲノクが現れた。

ドッゲノク「お前らかァ。俺に物を投げたのわ?」

不良少女たち「ひいいいぃぃぃぃ!!?」

警察の男「俺らに逆らったらどうなるか、わかってるよねェ?」

不良少女A「お、お前らが好き放題で人をいじめてっだろ!?

私たちはその被害者共の仇を討つために・・・!!」

警察の男「うるせェ!!ドッゲノク共!!ゆけぃ!!!」

ドッゲノクたち「ワンワンワンワンワンワンワンワン!!!!!」

不良少女「ゆぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」


ある民家では、複数のドッゲノクたちが、

その家にある食物を全て食い荒らしていた。

女性「やめてええぇぇぇ!!

もうそれしか食事が残ってないのォ!!」

赤子「おぎゃああぁぁぁぁ!!びえええぇぇぇぇん!!」

ドッゲノクA「お前ら、夫が死んで、

仕事を失った貧乏だろう!?そんないらない家族が、

こんな贅沢な食料を持ってるなど、もったいねェぜ!!」

ドッゲノクB「お前ら、クズには、

居場所も食べる物もないんじゃ!!ボケ!!」


別の民家では、1匹のドッゲノクがパソコンを壊していた。

眼鏡の男「あああぁぁぁ・・・!!僕のパソコンが・・・!

ネットでしか僕の居場所はなかったのにィ!!?」

ドッゲノク「ぐふふふ・・・・!

これでお前の幸せは完全に消えたぜ。」

警察の男「後はお前を牢屋へ送るのみ。何もない牢屋へなァ!!」


公園では、複数の子供たちが一人の男の子に、

何かの汚物を持ちながら近づく。

子供A「食えよォ。」

子供B「ほら、お前の好きな物だぞ?」

男の子「や、やめろよ!!僕はそんな物は好きじゃない!!!」

怯える男の子やさらに追い詰めるいじめっこたちを見ているのは、

一人の警察と1匹のドッゲノクであった。

警察の男「クククク・・・。

やはり、子供と言うのはこうでなくちゃ。

いじめは基本中の基本だからな。

俺はいじめられた事はないけど。」

ドッゲノク「弱肉強食。まさに、この世の美学よ。」


バンジョーとカズーイ、ボトルズ。とツースが、街中を歩いていた。

ボトルズは今でもツースを着ていた。

いや、ツースがボトルズを着せているのだ。

カズーイ「・・・どうして、

あんたと一緒に行動しなきゃならんのよ??」

ツース「ふっ。俺はエルメェス様からお前らの見張りを任されてよ。

お前らデスブラザーはとっても卑怯な存在。

いつ、裏切るかわからん。

よって、この土竜と言う人質を使う。」

ボトルズの手にはナイフがある。ツースが持たせたのだ。

そのナイフがボトルズの首に近づける。

ボトルズ「ひ・・・・っ!?」

ツース「タルトとテナンは部下を複数連れて、

別の地点で行動している。

お前らはこの地点で、敵を狩り、必要な物を多く集めろ。」

バンジョー「金を払わず、強引に盗めって事かぃ?」

ツース「その通りだよ。」

ボトルズ「バンジョー・・・。カズーイ・・・。」

バンジョー「ボトルズ・・・・。」

カズーイ「それにしても、見かけによらず酷そうな街ね・・・。」

カズーイは辺りを見回す。そこに、元気ではなく笑わずに、

むしろ悲しみに暗くなったり、

ストレスや怒りでヒスっている人が多かった。

ツース「この辺りは警察やドッゲノクが多いからな・・・。」

バンジョー「そいつらが、

この人たちを脅かしているのか・・・。っ!?」

警察の男「おらァ!!こっち来い!!!」

女の子「いやああぁぁぁ!!放してえええぇぇぇぇ!!?」

バンジョーたちは複数の警察とドッゲノクたちに女の子が無理やり、

連行されているところを見た。

ドッゲノク「ワンワンワンワン!!このガキは、

親に頼まれた御使いで買ったケーキを落とし、

あまつさえ、親に怒られて追い出された!!」

女の子「違うもん!!私をいじめている人たちが、

私にちょっかいをかけて、落としたもん!!

私は何も悪い事してないもん!!

ちゃんとケーキを持って、

お母さんにあげるつもりだったの!!!」

ドッゲノク「うるせェ!!そこのガキ共!!もし、

親の命令を守れなかった奴は、

このガキのように刑務所へ行ってもらう!!」

それを聞いた子供たちはそれぞれ、怯えたり泣いたりしていた。

警察の男「どんな理由があろうと、

お前は親に捨てられたんだよ!!

必要とされねェ奴はこの街にはいらん!!!」

女の子「うえええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!」

バンジョー「く・・・・っ!!」

カズーイ「小さな女の子にこんな酷い事を・・・!」

ボトルズ「許せない・・・・!」

バンジョーたちは警察たちのやる事に怒りに震える。しかし、

ツースの方がさらに怒りに満ちた震えをしていた。

ツース「熊!!!鳥!!!何をしている!!!!

早く、このクソ警察共をぶっ殺すんだァ!!!!!」

ツースが物凄い怒声でバンジョーとカズーイに命令する。

カズーイ「言われなくても!!」

バンジョーが走りだし、警察やドッゲノクたちの方へ。

バンジョー「はあああぁぁぁぁぁ!!!!」

バンジョーは女の子の手を握っている警察の男を殴り飛ばす。

警察の男「ぐわあああああぁぁぁぁぁぁ!!!?」

警察A「先輩!!?」

バンジョー「さァ!今のうちに逃げたまえ!!」

女の子「ありがとう。熊さん。」

女の子は喜びながら、逃げて行った。

警察B「何だァ!?てめェら!!

ドッゲノク!!やっちまえ!!!」

ドッゲノクたち「ワンワンワンワンワンワンワンワン!!!!!」

ドッゲノクたちがバンジョーとカズーイに迫る。

バンジョー「っ!!カズーイ!!!」

カズーイ「キキツキアタック!!!!」

カズーイはキキツキアタックで、複数のドッゲノクを突き飛ばす。

ドッゲノクたち「キャイイイィィィィィン!!??」

その複数が倒れるが、すぐに立ち上がってしまう。

ドッゲノクA「グルルルルル・・・!その程度では倒せぬぞォ!」

ドッゲノクB「俺らは世界で一番強い犬だからなァ!?」

バンジョー「ち・・・っ!やはり強いな・・・。でも!!」

ドッゲノク「でも・・・どうしたあああぁぁぁぁ!!?」

1匹のドッゲノクがバンジョーに迫る。そして。

バンジョー「ツメツメパンチ!!!」

バンジョーはツメツメパンチでドッゲノクを殴り続ける。

ドッゲノク「キャキッ!!?」

バンジョー「おりゃああぁぁぁぁ!!!せええぇぇぇい!!!」

バンジョーはそのドッゲノクをハイキックで蹴り上げ、

ジャンプからの空中キックで、そのドッゲノクを蹴り飛ばす。

ドッゲノク「キャイイイイィィィィィン!!!」

別のドッゲノク「ワアアアァァァァァァァン!!!」

別のドッゲノクが後ろから跳びかかる。カズーイに急接近した瞬間。

カズーイ「・・・・・ふん!!!」

カズーイが別のドッゲノクの喉元を嘴で深く刺した。

別のドッゲノク「ギャピ・・・・・・ッ!!」

別のドッゲノクも倒れた。

バンジョー「うおりゃあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

バンジョーは力いっぱいのパンチで、

また別のドッゲノクを殴り飛ばす。

そのドッゲノクも倒されてしまう。

つづく

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グランティのメンバーである男『やめろォ!!

そいつらは関係ねェよ!!!』

警察の男A『は?あるに決まってるだろが。

こいつら、お前の家族だろ?』

警察の男B『この馬鹿二人も、

お前と同じ悪さしてるんだとうよ!!』

母親『いやぁ!!あなたァ!!お願い!!

子供だけでも手を出さないで!!!』

男の子『お母さん!!お父さん!!』

警察の男A『るっせェ!!お前らがグランティの家族である時点で、

そこで人生は終わってるんだよ!!おらァ!!』

男の子『きゃぁ!!?』

グランティのメンバーの男『む、息子よおおぉぉぉ!!!』

タルト「このグランティの男の母子は、

父がグランティである事を知らなかった。けど、

警察に真実を教えられて、今のように拷問されて死んだ。」

クリグリ「そ、そのお母さんと男の子は・・・・。

ぐ、グランティだったの?」

クリグミが恐れながら泣きそうに聞く。

テナン「いや。母親はいわゆる主婦で、男の子は普通の学生だった。

グランティと一切関係ない。なのに、警察は、

その親子を勝手にグランティと決め付け、

無理やりいじめたんだ・・・!」

ツインテールの少女「私のじいちゃんとばあちゃんは、

クラッシャーに入っておらず、村で静かに暮らしていたわ。なのに、

政府の奴らは、その関係のなく、罪も背負ってない二人を、

無理やり犯罪者と押し付けて、拷問して殺しやがったんだ!!」

人間の少女はそう言って、ジュースの空き缶を壁に強く投げつけた。

ツース「政府の連中とはこう言う奴らばっかりなのさ。

世間にはあまり知らされてないけどね。奴らは、

権力を利用して、好き放題やりたい放題やっているのだ!」

エルメェス「わかったでしょ?この街は政府に支配されている。

そこに、本当に笑っていられる人は少ないのよ。

さらに、ドッゲノクと言う犬が現れて、支配力がさらに高まったの。」

カズーイ「ドッゲノクって、あの厄介な犬の事ね。」

エルメェス「ええ。ドッゲノクは、

鼻の匂いで善悪を決めると言われている。

けど、その匂いでは、どんな罪も理解できる。この映像がその例えよ。」

スクリーンで新たな映像に変わる。そこには、

中学生くらいの少年が複数のドッゲノクに囲まれている様子であった。

中学生の少年『な、何だよ!?お前ら!!俺に何の用!?』

ドッゲノクA『お前・・・。学校をサボったろ?』

ドッゲノクB『いじめられる事に耐えられなくて、

逃げ出したそうだな。』

中学生の少年『な・・・・っ!?』

警察の男『いじめが怖くて学校から逃げるとか、

卑怯者で下衆のやる事だ。

ドッゲノク!このクソガキをいじめてやれ。』

2匹のドッゲノク『ワンワンワンワンワンワン!!!!』

中学生の少年『ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』

ボトルズ「体のほとんどを噛みちぎっている・・・・!?

いじめ以上に残酷な事をやってるじゃないか!!」

ボトルズはドッゲノクの恐ろしい行為を怒る。

ツース「な?奴らはいじめっ子以上に陰険で鬼畜な奴らなのさ。」

エルメェス「私たちクラッシャーはその鬼畜な奴らから、

社会から追放された子供たちを守っているの。私たちは、

グランティはもちろん、政府の悪しき者たちと戦っている。

この街に本当の幸せを与えるために・・・。」

バンジョー「そうだったんですか・・・。」

カズーイ「そうね。それでも、

あんたたちが下衆である事に代わりないけどね。」

エルメェス「そうね・・・。確かに、あなたたちの友達である、

眼鏡土竜さんを人質に取ったからね。

けど、あの下衆共に対抗できるのは、

さらなる下衆になる覚悟を持たなきゃいけないの。

残念ながら、

正々堂々と戦うつもりはナッシングよ。」

タルト「・・・と言うワケだ。

以上は我々がお前たちに見せたかったものだ。

これで理解したろ?政府の醜さを。

そして、俺らに協力する気になったろ?」

カズーイ「眼鏡君が人質になってる時点で、

協力せざを得ないじゃない。」

エルメェス「・・・・と言うワケで。明日の朝より、

あなたたち熊と鳥には、私たちと共に、

警察共とグランティの悪党たちを狩る事にしてもらうわ。

そして、資料と呼べる物も奪い続けなさい。異論はないわね。」

バンジョー「ボトルズを助けたいから、異論などありません。

それに、グランティの奴らは確実に倒したいと思います。」

タヤマ「良き心がけだ。我らと共に、

この街の平和を取り戻そうではないか。

この街を支配する政府の者たちを葬り去るのだ・・・!」

バンジョー「・・・そうするよ。

警察の人たちにも反省してもらわないと。」


夜の街で、複数の警察やドッゲノクたちが歩いている。

どうやら、ユミたちを探しているそうだ。そのユミたちは、

ビルの隙間に隠れながら、ドッゲノクたちの動きを見ていた。

ユミ「ドッゲノクは鼻の匂いで、

隠れた敵の居場所を突き止める事も可能よ。

急いで、ここから出て、新しい隠れ場所を見つけないと。」

フラエ「例え、見つかっても。

俺らブレンティの敵じゃねェけどな・・・。」

ガンズ「しかし、あまり見つかっては、敵の警戒は強まるばかりだ。

できるだけ発見されずに逃げ続けるんだ。」

ミル「その分、ガムロさんの元へ辿り着くのに、

時間がかかるけどね・・・。」

ユミ「・・・・行くわよ。皆。」


この街にとあるビルがあった。そのビルのとある部屋には、

多くのグラントリングとキッカがいた。そう。ここは、

キッカが率いる第45工作隊の基地であったのだ。

そのキッカの前に、

巨大な眼の付いたつけものと鎌を持った大きなカミキリムシがいた。

キッカ「・・・・で、状況はどうなっているんだぃ?

ダイツケ。ミキリ。」

つけものはダイツケ、カミキリムシはミキリであった。

ダイツケ「この街に、熊と鳥らしい連中が現れたで。キッカ。」

キッカ「熊と鳥・・・。もしや、デスブラザーだな?」

ミキリ「その確率は高いな。そのデスブラザーは、

この街で強盗を行っていたらしい。」

キッカ「強盗か。いかにも、

この世界を滅ぼす者がやりそうな事だ。」

ダイツケ「どうするんねん?

デスブラザーを探して、やっつけるん?」

キッカ「そうだな。いずれ、グランチルダ様から、

あの熊と鳥を削除しろと命令されたからね。」

ミキリ「では、あの例の作戦で奴らを倒す・・・と言う事だな?」

キッカ「そうだ。デスブラザー、クラッシャー、

そして、政府の連中をまるごと倒せるのは、あの作戦だけだ。

諸君!明日より実行を行う。それまでに、

邪魔をするクラッシャーや政府の連中を倒しておくのだ!!」

グラントリングたち「ははっ!!!」

キッカ「ククク・・・!作戦の時が待ち遠しいよ・・・。」

ダイツケ「せやなァ。キッカ。」

ミキリ「久しぶりに大勢を殺したいぜ。」


そして、次の日となった。本来なら、

このお正月を楽しむように遊ぶ子供たちは多くいるだろう。

しかし、何故かその嬉しそうな子供たちが少ない。

とある場所で、3人以上の子供たちが、

複数のドッゲノクと警察に囲まれていた。

つづく

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部屋が急に暗くなり、スクリーンにある映像が映し出された。

それは夜の街の空き地で、

大勢がそれぞれの凶器で争っている様子であった。

よく見れば、警察とドッゲノク、グラントリングが多くいる。

プルレス「これは・・・戦争!!?」

クリグミ「こ、怖い・・・・。」

エルメェス「これは去年の夏、私たちの部隊が、

グランティと警察で三つ巴の争いを行っている時の映像よ。」

ボトルズ「この街にもグランティがいたなんて・・・!」

タルト「その頃のこの街にはジグソーが多く存在してね。

そのジグソーを争奪するためによく戦争をしていたよ。

しかし、ジグソーだけがこの街の全てではない。」

カズーイ「どう言う事?」

エルメェス「この街は法律に支配された街とも呼ばれる。

本当の事を言うと、

政府に悪政されている街と私たちは呼んでいるの。」

ボトルズ「悪政って・・・。まさか!?」

エルメェス「・・・あなたたち。政府の者たちが、

罪のない者や弱き者を本気で守っていると思う?」

バンジョー「・・・・まあ。国の事を考えているし、

正義のために戦うって聞いたから、

そのような人たちを守っているハズだと思うけど・・・。

まあ、僕とカズーイをデスブラザーと、

勘違いして襲ってくる事もあるけど。」

エルメェス「そう。・・・けど、残念まがら、政府は、

あなたの思っている程、甘くなくてよ?まあ、

あなたたちをデスブラザーとして攻撃してくるのは正しいけれど。

見せてあげるわ。政府の真の姿を。」

そして、スクリーンの映像が変化する。その映像には、

複数の警察が二人の幼い男の子を囲んでいる場面であった。

クリグミ「な、何?これ・・・。」

アシナガ「あの子供たち。犯罪者か?」

エルメェス「いえ。違うわ。今にわかる。」

警察A『勝手に人様の食べ物と金を盗みやがって・・・。

お前ら、親いねェのか?』

男の子A『だ、だって・・・。

パパもママもグランティと言う悪い人たちに殺されし・・・。』

男の子B『ぼ、僕たちの家・・・。貧乏だったし・・・っ。

僕たちだけじゃ、どうすれば良いかわからなくて・・・・。

身寄りのない僕らを入れてくれる家がなくて・・・。』

警察C『ほう・・・。じゃ、お前ら。逮捕するわ。』

男の子A『ええぇぇ!?何で!?』

警察A『いや、何でじゃねーし。お前らさ。わからないの?

この街には真っ当な生活ができない人が、

全く住まない街を目指しているの。』

警察B『お前らのような将来、クズになる奴らはいちゃいけないの。』

そして、警察は涙目の子供たちに手錠をかける。

アシナガ「ま、マジかよ・・・!?』

カズーイ「親を失った子供を逮捕ですって・・・・っ!?

どうして、子供たちを助け、悪党を倒そうとしないのよ!!?」

テナン「この街を完璧な街にしようと思ってね。今の子供たちのような、

勝ち組ではないと見た者は逮捕するらしい。

どんな理由があってもね。」

そして、スクリーンの映像が再び変わる。

それは、二人の警察が不良の少女と歩いている時だ。

警察A『お前の噂、聞いたぞ?学校でいじめられて、

不良になったんだろ?』

不良の少女『ああ、そうだよ!私はな、いじめが怖くて、

学校に行きたくないんだよ!!」

警察B『そのいじめの鬱憤で、

ゲーセンやネットカフェで遊んだりしたのか?』

不良の少女『うるせーなァ・・・!

いちいち話しかけてんじゃねーよ!!

それに、てめェ!知ってるんぞ!

てめェが私をいじめた奴の親だって事を・・・!』

警察A『俺?ああ、確かに俺はあいつの父親だけど。』

不良の少女『じゃあ、逮捕してよ。自分の息子を!

奴はいじめと言う犯罪を犯したんだから!!』

警察B『いや、悪いけど。お前の方を逮捕するし。お前、

不良だろ?不良は悪い事をするし。ほら、署に来いよ。』

不良の少女『何だよ!?それ!!放せよ!!放して!!!』

警察A『ちなみに、俺の息子は真面目に授業を受けてるから。

お前と違ってな。』

プルレス「いじめられっ子に不良だなんて・・・可哀想。」

ボトルズ「そんな人をどうして、逮捕する必要があるんだ!?」

ツース「この街の警察はとても容赦ない連中でね。

この街の治安を乱す者は誰だろうと犯罪者扱いするんだ。

特に社会に虐げられた者たちを中心にな・・・。』

タヤマ「虐げられた者は心が荒み、悪に走る可能性は高い。

いじめられた者は痛みがわかる優しい人になると聞くが、

あれは偽りの情報。

本当は痛みをさらに恐れ、他人を恐れる歪んだクズとなるのだ。」

エルメェス「次の映像よ。」

スクリーンの映像が変わる。今度は、ある牢獄の中で、

ある親子らしい女性と子供が、

複数の警察に痛めつけられている様子であった。

バンジョー「今度は何だ・・・!?」

エルメェス「グランティのメンバーである男の家族よ。」

つづく

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ドッゲノク「俺らにはわかるぜ・・・?

お前ら、クラッシャーだろ?」

ユミ「・・・ええ。特に中でも最強のチームであるブレンティよ。」

警察の男「だったら、話は早ェや。仕留めろぁ!!」

ドッゲノクたち「ワンワンワンワンワンワンワン!!!!!!」

複数のドッゲノクはユミたちに襲いかかる。

テル「いきなり全開で行くぞおおおぉぉぉぉぉ!!!」

テルとミルはベールを脱ぎ、完全なパワーを解放する。

そして、フラエも筋肉を4倍に強化した。

ミクス「えい!!!!」

ミクスは空気の力で3匹のドッゲノクの動きを止めた。

3匹のドッゲノク「ワゥ!?」

ユミ「フェアリーマシンガンスラッシュ!!!!!」

ユミは両手の手刀を無数に繰りだし、3匹のドッゲノクを切り刻んだ。

3匹のドッゲノク「ワオオオオォォォォォォォン!!!??」

ドッゲノク3匹が全身を斬られ、倒れた。

ガンズ「・・・・・・っ!!」

ガンズは1匹のドッゲノクに複数の銃弾を浴びせた。

ドッゲノク「キャイ!?キャイ!!キャイイィィィィン!!!」

テルとミル「うおりゃあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

テルは光のボール、

ミルは光のヤリでそれぞれドッゲノクを1匹ずつ倒した。

フラエ「死ねえええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

フラエは4倍に強化した拳でラッシュで数匹のドッゲノクを倒す。

ドッゲノク「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!??」

警察の男A「な、何だ!?こいつら・・・!!」

警察の男B「あのドッゲノクたちをたった数秒で・・・!

ありえねェ!!」

ユミ「言ったハズよ。私たちは最強のチームであると。」

ミル「ちなみに、

私とテルはブレンティではなく一般の部隊だけどね。」

テル「一般ってお前・・・。」

警察の男A「う、うるせェ!!今度は俺らの番じゃ!!!」

警察の男C「死ねやあああぁぁぁぁ!!!」

警察たちは拳銃や警棒、包丁などを持って、ユミたちに襲いかかる。

ユミ「無駄よ!!?」

ユミは足を思い切り振るい、数人の警察を斬った。

フラエ「俺わもう弱虫なんかじゃあねェ!!!!」

フラエは別の数人の警察を思い切り殴り飛ばした。


バンジョーとカズーイが、ガムロが眠っているところを見ていた。

バンジョー「何故・・・。あのガムロさんがここに・・・。」

その時、タヤマの声が聞こえる。

タヤマの声「その者はエルメェスの部隊が救出したのだ。」

カズーイ「・・・・っ!?さっきのプロレス虎野郎!!!」

バンジョーとカズーイの後ろにタヤマがいたのだ。

タヤマ「このガムロと言う男は、クランカーのどうくつにおける、

大爆発により、

その衝撃で気力を失いながらも彷徨っていたそうだ。

このステーションしてぃに来るまではな・・・。」

バンジョー「・・・そうだったんですか。」

タヤマ「気力を回復するのに時間がかかっているのか、

今でも眠りについている。それより、俺と共に来い。

エルメェスが呼んでいるぞ。」

バンジョー「エルメェスさんが?」


バンジョーとカズーイはタヤマの案内により、

多くのメンバーがいる部屋にいた。その前の壁には、

スクリーンがあるそうだ。その近くにエルメェスがいる。

ちなみに、子供たちは既に眠っているので、もういない。

タルト「おっ!来たか・・・・。」

ツース「遅いよ?早く来なかったら、土竜が危なかったよ?」

ボトルズ「・・・・・・っ。」

カズーイ「一体、何を始める気・・・?」

アシナガ「どうやら、見せたいもんがあるってよ。」

バンジョー「見せたいもの?何だろう・・・。」

エルメェス「今にわかるわ。では、スクリーンを映しましょう。」

つづく

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