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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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マンボ「・・・っ!?だ、誰だ!?貴様ら・・・!」

猛牛の顔をした怪人A「んん?見かけねェ顔だな。てめェ。」

猛牛の顔をした怪人B「ここは俺ら、

クラッシャーの基地なんだぜ?

許可なく入って来る奴はぶっ殺す!!」

マンボ「クラッシャー!?この村、

クラッシャーの基地なのか?」

猛牛の顔をした怪人A「おお、そうだよ。文句あるか?

ちなみに、この村の名は、ピンナむら。」

猛牛の顔をした怪人B「知りたけりゃ、見せてやるよ。

ただし、その後でフルボッコして殺すけどな。」

猛牛の顔をした怪人A「ついて来い!!」

マンボは二人の猛牛怪人の案内を受け、村へと入った。


こうして、マンボはピンナむらへと入った。そこには、

多くの人々がいた。しかし、酷い光景であった。

そこには、多くのクラッシャーの戦士たちが、

村人たちを虐げているではないか。

ある者は女性に無理やり料理を作らせたり、

ある者は少年とゲームをして、理不尽に怒鳴り散らしたり、

ある者は老夫婦に多くの物を運ばせたり、

ある者は男の子を殴ったり蹴ったりで虐待したり、

ある者は少女を全裸にして、襲おうとしたり、

ある者は男性に汚い食べ物を食べさせたり、

ある者は女の子のぬいぐるみを奪い壊したり。

こうして、村人たちは皆、それぞれ悲しい表情をしていた。

マンボ「虐げている者、全員、クラッシャーか・・・!?」

猛牛の顔をした怪人A「ああ。そうだぜ?せっかく俺らが、

この村を守ってやってんだ。ちったァ俺らのためにも、

役立ってもらわねェとな。」

マンボ「守ってやってる・・・だと?」

猛牛の顔をした怪人B「ああ。

この村はグランティに狙われてたんだよ。

しかし、この村は多くの金と食料、幸せがたくさんあってよ。

俺らクラッシャーにはとてもねェ程の数だったぜ。」

マンボ「まさか、それで、その村、支配したと言うのか!?」

猛牛の顔をした怪人A「支配?とんでもない!俺らはあいつらに、

お礼をさせてもらってるだけなんだぜ?」

猛牛の顔をした怪人B「他人の手伝いをしたら、

その他人から報酬を貰う。そうしているだけさ。」

マンボ「無理やり貰う。よくない・・・。」

猛牛の顔をした怪人A「あ?そう言うのは、我らがリーダー、

クーザーに会ってから、言えや。」

猛牛の顔をした怪人B「ほら。見えたぜ?クーザー様の家がよ。」

マンボの前に、

屋根に2本の角らしい部分が付いている家があった。

その家から犀の顔をした怪人とフクロウの顔をした怪人に、

運ばれている下着の少女が出てきた。その少女は、

何故か意識を失いそうな表情をしていた。

マンボ(女、可哀想・・・。クーザーとやら、

どんな卑劣な奴か・・・。見てやる・・・!)


その家の中に入ったマンボ。そこには、

大きな椅子に座っているとても屈強でハゲている、

派手な衣装を着た人間の男がいた。その近くに、

カマキリの怪物や目の付いたチェーンソーがいた。

人間の男「ほう・・・。今度はゾンビ・・・。いや、

骸骨のお化けか。ホラーな奴が出てきたのォ。」

猛牛の顔をした怪人A「そうなんですよ。クーザー様。」

猛牛の顔をした怪人B「しかも、

俺らのやる事に文句があるらしいんだよ。」

この人間の男がクーザーであった。

クーザー「そうかァ。なら、良い。

さがれ。モーギュ。ギュード。」

猛牛の怪人Aがモーギュで、猛牛の怪人Bがギュードであった。

モーギュとギューモはマンボから離れる。

クーザー「・・・で、骸骨のお化けよ。俺に何か、

言いたい事でもあるんじゃないのか?え?」

マンボ「・・・・ある。何故、この村の人々、虐げる?

この村の人々、お前らに悪い事、したか!?」

クーザー「ぐふふふ・・・!そうだな。村人たちは、

せっかく俺らが守ってやってるのに、

報酬はちょびっとだけだった。

どうやら、村人たちは俺らにお礼をする気はないと思ってな。

多くの報酬の欲しさのあまり、奴らを奴隷にしてやったさ。

そうやって、

俺らは奴らから報酬をいっぱい貰い続けているのよ。」

マンボ「そうか・・・。」

クーザー「他に文句あるか?言っとくが、

この村に入った旅人は一人残らず殺しているんだぜ?

てめェでちょうど10人目だ。」

そして、モーギュが長刀、

ギュードが長剣をマンボに向けて、構える。

クーザー「・・・殺れ。」

モーギュとギュードがマンボを襲う。しかし。

マンボ「マジックウェーブ!!!」

マンボは杖を上に掲げ、先端から大きな光が発する。

そして、マンボから光の波動が出て、

それがモーギュとギュードを吹き飛ばす。

モーギュとギュード「うわあああぁぁぁぁぁ!!?」

クーザー「何・・・・・っ!?」

マンボ「・・・マンボ。理解した。クラッシャーにも、

悪い奴、いる。そいつ、マンボ、倒す・・・!」

クーザー「倒す?もしや、俺様の事じゃねェよな?」

マンボ「・・・お前だ!クーザー!!」

村人を虐げる悪の心を持ったクラッシャーの戦士、クーザー。

クラッシャーに所属する戦士は善人だけではありません。

クーザーのような悪人も多くはいるのです。

何故、クーザーが村人に酷い事をしているのか。

マンボはその秘密を知り、彼を止める事ができるでしょうか。

次回につづく

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バンジョーたちは思っていた。

マンボは今、どこで何をしているのか?

そんなマンボの行動を実際に見てみよう。


マンボはある荒野で多くのグラントリングたちと戦っていた。

マンボ「マジックソード!!!!」

マンボはマジックソードでそのグラントリングたちを斬った。

グラントリングたち「うぎゃああああぁぁぁぁぁ!!!!!」

残った4人のグラントリング。その中心にいるのは、

派手な髪に眼鏡をした人間の男であった。しかも、顔がブサイク。

人間の男「クソが・・・!撃てェ!!!」

4人のグラントリングがマシンガンでマンボを攻撃する。

マンボ「マジックバーリヤ!!!」

マンボは魔法の壁で、無数の銃弾を防いだ。

マンボ「はあああぁぁぁぁぁ!!!」

マンボは再びマジックソードに切り替え、

4人のグラントリングを斬った。

グラントリングたち「ぎえええぇぇぇぇ!!?」

マンボ「終わりね。グランティ第74小隊の隊長、ドマノ。」

人間の男はドマノ。グランティの戦士であった。

ドマノ「終わりだ?まだ決まってねェだろ!!」

ドマノはピッケルを持ち出し、それでマンボを攻撃する。

ドマノ「死ねええぇぇぇ!!」

だが、マンボはこれを簡単に避ける。

マンボ「マジックスパーク!!!!!」

マンボはマジックスパークでドマノを弾き飛ばした。

ドマノ「ゆびゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!???」

ドマノは倒れた。マンボの活躍により、

また一つ、グランティの部隊は壊滅した。

だが、そんなマンボの活躍を、岩陰から何者かが見ていた。

その何者かがすぐにどこかへと行ってしまう。

マンボ「・・・・っ!?」

マンボはその気配に気づいた。

マンボ「誰か、マンボの活躍、見た。

気配、辿って追ってみよう・・・。」

マンボはその気配を追うように移動した。

数分間、この荒野を歩き続けている。そこに、

複数のグラントリングの死体があった。そして、

それぞれ凶器を持って笑う人間たちがいた。

人間の男性A「ククク・・・!」

人間の男性B「けけけ・・・!」

マンボ「・・・・おい。お前ら。」

人間たち「ああ!!?」

マンボ「このグラントリングたち、お前たちがやったのか?」

人間A「ああ、そうよ。

何せ、俺らはクラッシャーだからなァ!」

人間B[俺たちゃクラッシャーの第27中隊!

グランティも政府も、邪魔する奴は全て虐殺するぜェ!?」

マンボ「クラッシャーか・・・。なら、良い。」

マンボはその場を去ろうとするが、

一人のクラッシャーの戦士が銃を構える。

クラッシャーの戦士A「待てや。それ、どう言う事だよ?」

マンボ「言葉通りの意味。マンボもグランティと戦っている。

だから、同じグランティと戦うクラッシャー、戦わない。」

クラッシャーの戦士B「あぁ?一般のクセに、

何偉そうに言ってるんだ?コラ。」

クラッシャーの戦士C「俺らに喧嘩、売ってるのか?おい!」

マンボ「喧嘩、売ってない。マンボ、急用、ある。」

クラッシャーの戦士A「うるせえええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

クラッシャーの戦士たちがマンボに襲いかかる。

一人のクラッシャーの戦士のナイフを避けるマンボ。

マンボ「・・・・っ!?(こいつら、凄い狂気を感じる・・・。

マンボを本気で殺す気か・・・!?何て奴ら・・・・!)」

クラッシャーの戦士B「ぎゃあああぁぁぁぁぁ!!!」

クラッシャーの戦士Bが大剣でマンボに斬りかかる。

マンボ「マジックソード!!!」

マンボはマジックソードで防ぎ、弾き飛ばす。

クラッシャーの戦士D「おらおらおらおら!!!」

クラッシャーの戦士Dはマシンガンでマンボに射撃する。

マンボ「ふ・・・っ!たぁ!!!」

マンボは素早く避けて、そのマシンガンを斬る。

クラッシャーの戦士D本人を斬ってない。

クラッシャーの戦士D「おお・・・・っ!!?」

クラッシャーの戦士A「野郎・・・!」

クラッシャーの戦士Aは釘付きバットで殴りかかる。だが。

マンボ「とう!!!」

マンボは地面を斬り、衝撃でクラッシャーの戦士Aをさがらせる。

マンボ「こうなれば・・・!マジックスリープ!!!」

マンボは杖の先端からピンク色の光を発した。

その光を浴びたクラッシャーの戦士たちは急に眠ってしまう。

マンボ「こいつら。物凄いストレス、感じた。だから、

何の関係のないマンボ、手を出そうとした。」


マンボは荒野を歩き続ける。その時、前方に川が見える。

マンボ「川・・・。せっかくだし、水飲む。」

マンボは喜んでいるか、川へと向かう。しかし、

その川に廃棄物を捨てている人間たちがいた。

マンボはそれを見て、怒る。

マンボ「お前ら!何をしている!?」

人間の少年「見てわかんね?

捨ててんだよ。いらねェ物をよ!」

マンボ「そのせいで、川、汚れている・・・!

お前たち、自然、破壊している。それ、立派な犯罪!!」

人間の少年「うるせーんじゃ!ボケ!!

俺らクラッシャーに立て付くんじゃねェ!!」

マンボ「何!?お前ら・・・!クラッシャーなのか!?」

クラッシャーの戦士「ああ!そうだよ!!

俺たち第27中隊は今、

仕事をしてるんだぜ?その仕事を邪魔する奴は許さぬ!!」

クラッシャーの戦士たちはそれぞれ武器を構える。

マンボ「クラッシャー!何故、自然、汚す!?」

クラッシャーの戦士「は?自然なんて知った事じゃねーし。

それに、俺らクラッシャーはな。

世界の平和のために戦うんじゃねェ。

そう。自分たちのためだけに戦ってんだよ・・・!

はははははは!!!」

マンボ「その自分たちのためだけで、

自然。汚すのか・・・。許さん!」

クラッシャーの戦士「ほざけえええぇぇぇぇぇ!!!!」

クラッシャーの戦士たちはマンボに襲いかかる。

マンボは杖を前に出す。

マンボ「マジックアンチオゾン!!!!」

マンボは杖の先端から茶色い光を発した。

それを浴びたクラッシャーの戦士たちの身体が、

それぞれ腐ったり酷く焼けたり崩れそうになったりした。

クラッシャーの戦士A「ぎゃああぁぁぁぁぁ!!!??」

クラッシャーの戦士B「苦しいいいぃぃぃぃぃ!!!!」

クラッシャーの戦士C「何だこりゃああぁぁぁぁぁ!!????」

クラッシャーの戦士D「助けてえええぇぇぇぇ!!!!!」

クラッシャーの戦士「ひ、ひいぃぃぃ!!?」

一人だけ魔法を浴びてないクラッシャーの戦士が、

その恐ろしい光景を見て、急に怯えた。

マンボ「安心しろ。この魔法、

数時間経てば、消えるから、死なない。

その代わり、魔法、消えるまで、この残酷な苦しみ、続ける。」

クラッシャーの戦士「ぴ、ぴああああぁぁぁぁぁぁん!!!!」

魔法を浴びてないクラッシャーの戦士は泣きながら逃げた。

マンボ「何故、クラッシャー、こんな事を。

よし!突き止めてやる!」

マンボは後を追うように歩く。


クラッシャーの戦士を気づかれずに追跡したマンボ。

そこに、木と藁で造られた家が多くあった。これは村だ。

マンボ「村か・・・。ここが、クラッシャーの基地?」

マンボはその村へと入った。その時、

村から一人の人間の男性が慌てて逃げて行った。

男性「た、助けてくれえええぇぇぇぇ!!!!」

そして、猛牛の顔をした怪人の二人が出てきて、

その男性を殺そうとした。

猛牛の顔をした怪人「死ねえええぇぇぇぇぇ!!!!」

二人の怪人はそれぞれ長刀と長剣で、

その男性を殺してしまう。

男性「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!???」

マンボはこれを見て、驚く。

つづく

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クリグミ「・・・・もう、こんな街。嫌だよ・・・。」

プルレス「そうだね。早く出なきゃ・・・・。」

バンジョー「・・・・さァ。行こう。」

バンジョーたちは急いで街を出ようと走る。

アシナガ「・・・なァ。ボトルズ。」

ボトルズ「何ですか?アシナガ。」

アシナガ「世の中にさ、どうして法律があるのかね?」

ボトルズ「人間を真っ当な存在にするためですかね?

その法律がないと、人は簡単に好きなだけ殺しちゃうし、

他人の幸せを奪ってしまう事が多くなりますし・・・。」

アシナガ「けど、その法律を作った奴らは平気で、

人を殺したり、幸せを奪ったりしてるぜ?

それって、人の事言えない系って感じ?」

ボトルズ「・・・そうですね。どうして、

法律を作った人が、その法律を破るのでしょうか・・・。」

アシナガ「俺、こう思うんだよね。強い奴らが、

弱い奴らの自由を奪うために、法律ってのを作ったんだと。

その法律に縛られた弱者たちを、

奴らは平気で虐げるって感じだよね。」

ボトルズ「・・・・確かに、

あなたの言う通りかもですね・・・。」

この街は実に不幸な街である。まさに、弱肉強食の世界であった。

政府はこの街で何をしたいのだろうか。そして、

街の住人達に本当の幸せなどありえないのか。

いずれにせよ、この街は残酷である。

バンジョーたちは急いで、この街から出ようと走り続ける。


カプセルの中に閉じ込められているチューティ。

そのカプセルに、一人のブルーグラントリングが近づいた。

チューティ「・・・何しに来たの?」

ブルーグラントリング「食事を持って来た。

てめェを飢え死にするワケにはいかないからな。」

どうやら、

ブルーグラントリングの両手にはカレーと牛乳があるらしい。

隣にいた魔道師らしき者が右手を光らせると、

そのカレーと牛乳が消え、

そのカレーと牛乳がチューティの近くに現れる。

チューティ「・・・・いただきます。」

チューティはカレーを食べ始めた。それも渋々とゆっくりと。

ブルーグラントリング「しっかりと美味しく食べろよ?

お前の美を保つためにも、ちゃんと食事をとってもらわなくちゃ。

チューティ「・・・ねェ。おじさん。」

ブルーグラントリング「あ?」

チューティ「グランチルダはどうして、

あたしの美しさを奪いたがるの?」

ブルーグラントリング「それはな。言いたくないが、

グランチルダ様は、

超ブサイクだからな。自身はブサイクなのが嫌だから、

自身の事を美しくしたいんだ。だから、

お前の一番の美しさを奪おうとしたんだ。

ま。仕方がないよな。

生き物はほとんどが自分勝手。自分を良くするためには、

手段を択ばないのさ。法律などクソくらえよ。

その意思は、中でもグランチルダ様が一番・・・・。」

グランチルダの声「つよおおぉぉぉぉいからのおぉぉぉぉ!!!」

チューティとブルーグラントリング「っ!!?」

チューティとブルーグラントリングは、

近くにグランチルダがいた事に気付き、驚いた。

ブルーグラントリング「ぐ、グランチルダ様!?

お、おられたのですか!?」

グランチルダ「てめええぇぇぇぇぇぇい!!わしの悪口が、

へえええぇぇぇぇぇいきで、

言えるよおおおぉぉぉぉうぢゃのおおぉぉぉぉう!!?

ちょっっっっとだけかんしいいぃぃぃぃんしたわい!!!」

ブルーグラントリング「お、お許しを・・・!」

グランチルダ「許さああぁぁぁぁぁん!!!

死ねっっっっっ!!!!」

グランチルダは右手をブルーグラントリングに向ける。

すると、そのブルーグラントリングの身体が爆発し、

粉々になってしまう。

ブルーグラントリング「ぎゃぴいいぃぃぃっ!!!」

チューティ「あ、ああ・・・・っ!」

グランチルダ「安心せええぇぇぇぇい!!

お前ええぇぇは殺さああぁぁぁぁん!!何故なら、

お前はあああぁぁぁわしに美しさを奪われええぇぇぇぇ!

醜い姿のまま、

死んでもらう予定いいいぃぃぃだからなあああぁぁぁ!!!」

チューティ「じ、自分の部下を・・・・。

ど、どうして・・・・!?」

グランチルダ「わしの法律うううぅぅぅぅのひとおぉぉぉつ!!

それは、わしに喧嘩をおおぉぉぉぉぉ売っっった者は、

処刑するううぅぅぅぅぅと言う事ぢゃゃゃゃゃゃ!!!!!」

チューティ「そ、そんな・・・!?」

グランチルダ「もしもおおぉぉぉぉバンジョーが、

ここに来たならばああぁぁぁぁぁ!!わしがそやつを、

お前の目の前ええぇぇぇぇでぶっ殺してやるううぅぅぅ!!!

覚悟するが良いいいいぃぃぃぃぃ!!!

ぎゃははははははははは!!!!」

グランチルダは笑いながら、部屋から出た。

チューティ「ひ、酷い・・・。酷過ぎるよ。

これが、グランティの法律・・・・っ!

誰も魔女に逆らう事ができない・・・。」


数時間後、こうして、バンジョーたちは街を出て、

ある草原にいた。この草原で、あの街が遠くに見える。

その街をバンジョーたちは切なく見る。

バンジョー「この街の恵まれない子供たちに、

幸せは訪れるだろうか・・・。」

カズーイ「無理でしょうね。あの政府が支配してるもん。

それも、好き放題やりたい放題・・・。政府の連中って、

グランティと一緒にじゃないかしらね?」

プルレス「あの時、マンボさんがいれば、

どうなったんだろ・・・?

マンボさんの魔法なら、もしかしたら、

タルトさんたちも救えたんじゃないのかな?」

アシナガ「・・・・そういや、マンボの奴。

今頃、どうしてやがんだ?」

カズーイ「確かに、あいつ。何をしているのか、気になるわね。」

ボトルズ「確か、

デスブラザーを追っていると思われますが・・・。」

バンジョー「マンボ・・・。今、どこにいるんだろ・・・?」

つづく

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バンジョー「その時は、お願いします。」

ロドシーたち「・・・・・・・っ。」

こうして、ロドシーたちブレンティの戦士たちは、

バンジョーたちの元から静かに去った。今度、

彼らがブレンティと再会できるのはいつになるだろうか。

バンジョーとカズーイ、ボトルズ、プルレス、クリグミ、

アシナガ、テルとミルがだけが残り、

彼らの元にさらなる雨が降り注いでいく。


クラッシャーの本部らしき場所の一つである部屋、

そこにブレンチルダとキーホウがいた。

キーホウ「・・・と言うワケで、ステーションしてぃにて、

ブレンティ、ロドシー班の主力メンバーが、

無事に全員、揃いました。」

ブレンチルダ「そう・・・。良かった。本当に良かったわ・・・。

あの熊さんと鳥さんのおかげね。」

キーホウ「・・・・ええ。おかげで、

あの街で暗躍するグランティの部隊も、

警察の連中も殲滅できました。ただ、

その街を拠点とする、

エルメェス率いるクラッシャー第21中隊が、

ほとんどの戦力が減ってしまい、

しばらく戦えない状態かと思われます。」

ブレンチルダはそれを聞き、悲しい表情となる。

ブレンチルダ「・・・・そう。

いっぱい死んでしまったのね・・・・。」

キーホウ「けど、良いじゃありませんか?おかげで、

あの街は平和になりつつありそうですし・・・。」

ブレンチルダ「・・・多分、そうはいかないらしいわ。だって、

今の政府よ?あの街にさらなる脅威を、

降り注ぐ事もあるかも知れない。」

キーホウ「え・・・・っ!?」


雨が止み、バンジョーたちは街中を歩く。

しかし、皆。とても暗い表情をしている。そして、

街の住人たちも相変わらず暗い。

そう。この街はまだ平和ではないのだ。

ビルに付いている巨大なテレビで、ニュースが流れる。

女性アナウンサー『昨夜、ステーションしてぃ署が、

クラッシャーとデスブラザーの襲撃を受けた模様。襲撃により、

今まで逮捕された犯罪者が解放され、

署の警察がほとんど死亡してしまいました。生き残った、

クラッシャーのメンバーはどこかへと消え、

消息不明となりました。

さらに、署内では、グラントリングの死骸も多くありました。

これにより、グランティも襲撃したのではないかと思われます。

もしかして、クラッシャーはグランティと手を組み、

警察を皆殺しにしたのではないでしょうか?

解放された犯罪者は、

ほとんどが大きな罪を犯した危険な人物です。犯罪者たちは、

この街のどこかにほとんど潜んでいます。政府は、

この情報を聞き、この街に軍隊を送り、

この街の防衛を行います。

この街に警察亡き今、

軍隊にこの街の治安を守って頂きましょう。』

しかし、その軍隊を送り込んだ事により、

街の治安はさらに悪化してしまったのである。


兵士たちがそれぞれ市民と防衛として、

それぞれ民家やマンションの前に配置されていた。しかし、

そこに、10年以上の無職と知られた者、

ギャン泣きやヒスなどで迷惑をかける者、

いじめられっ子と知られた者などを、

すぐに殴打などで虐待してしまう。

そして、アニメや漫画、エロゲ。それに関する物を、

多く所有している者も虐待し、

その者から、その所有物を全て処分してしまう。

学校の方にも、軍人たちがいて、

ある少年が彼らに射殺されてしまう。

その少年を勉強しない不良として虐待されてしまう。だが、

その少年は不良ではなく、

本当は良い子なのだ。いじめを受けていたのだ。

酷く落書きされた机がなくなり、いじめっ子が少年自身が、

勉強したくないとそうしたと教師に告げるが、

少年は勉強好きである。

軍人はそれを知っていてそうだが、

いじめっ子には手を出さず、その少年を殺してしまったのだ。

あの夜、刑務所から解放された者たちは、

この街で平和に暮らそうとしているが、

軍人に見つかり、即座に凶悪な犯罪者として、

射殺されてしまう。

その中には、子供も多く含んでいるのだ。

親に捨てられた赤子も、

社会に必要のない者として殺されてしまうのだ。

そして、襲撃された署や銀行の近くにいた民間人たちも、

軍人たちにクラッシャーか、

グランティに関係ある者として無理やり、

拷問部屋へ連れていかれる。そこで無意味な拷問をしてしまう。

何故、この世界の平和を守るハズの政府の軍隊が、

このような悪行をするのか。

否、この世界の平和を壊しているのは、

政府かも知れない。そう。政府は社会の頂点に立つ者。

社会が人間を支配しているのだ。ので、政府は好き放題に、

人間の管理ができる。生かすも殺すも彼らの自由である。

虐げられし者は社会から追放され、

金、権力、魅力、

その他、社会に必要な物が多い者は歓迎される。

そう。ステーションしてぃは今でも悪政に支配されているのだ。

それが、この世の法律。

法律の決まりが、弱者の安らぎを奪うのだ。


軍人たちはバンジョーたちにも襲いかかるが、

彼らの敵ではなく、既に倒されていた。

バンジョー「・・・こいつらのせいで、

この街の治安はまた悪くなっちまうのか・・・!」

カズーイ「・・・あたいたちは今まで何をしていたの?

あいつらが命を削ってまで、この街の平和を取り戻そうと、

頑張って来たのに・・・。

なのに、この街は平和ではないまま・・・。

これが、この街の常識なの・・・?どうして、

この街で人は虐げられ続けるのよ!?こんな街、

誰も住まなければ良いのに!!?」

ボトルズ「これが、この街の法律・・・・。」

つづく

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ガムロ「・・・君らにとって悲しいお知らせで、

我らにとって嬉しいお知らせだ。」

ボトルズ「それは一体・・・!?」

ロドシー「あなたたちのおかげで、私たちブレンティ、

ロドシー班の主力メンバーがこうして再び集まる事ができました。

真に感謝いたします・・・。」

バンジョー「それはどうも・・・。」

ロドシー「従って、我々ブレンティはこれより、

あなた方一行から離脱しようと思います。」

プルレス「えっ!?ま、まさか・・・!」

ユミ「私たち。ここで御別れなの。」

そう。今までバンジョーたちと、

共に戦ったブレンティの戦士たちが、

これより、彼らと別れる事にしてしまうのだ。

クリグミ「お姉ちゃんたち、どこかへ行っちゃうの!?」

ユミ「うん・・・。いつまでも、

あなたたちと一緒には行けないから・・・。

私たちブレンティには、全てのグランティを滅ぼす使命があるの。

そのためにも、あなたたちから離れなきゃいけない。」

フラエ「クククク!・・・つーワケだ。お前らから、

離脱できるたァ。せぇせぇするぜ。うひひひ・・・!

今まで味方としなきゃいけねェから、我慢したが。

次よりてめェらは抹殺できるワケだ。

また会うのが楽しみだねェ?おい。」

カズーイ「フラエ・・・・っ!!」

ガンズ「我々は元より貴様たちと、

共闘するつもりはなかったのだ。

お前らデスブラザーは許されない存在だ。ので、

次に会ったところで、我々はお前らを倒す事だろう。」

アシナガ「で、でもよォ!

お前らだって、俺らと一緒に冒険できて、

ちょっとでも嬉しかっただろ!?お前らはよ・・・。

今まで俺らを助けてくれた。

これからも、一緒に冒険できるハズだ!」

ガムロ「クラッシャーの法律により、

デスブラザーは許してはいけない存在だ。

何があろうとも、貴様らはクラッシャーにとって、

愛してはいけないのだからさ。」

カズーイ「だから、

あたいたちはデスブラザーじゃないって言ってるでしょ!?

今まで一緒に戦ったんだから、もうわかるハズでしょ!?」

ミクス「わかります・・・。わかるよ・・・・っ。でも、

でも・・・。それでも、

クラッシャーが熊さんたちは悪い存在だと思ってるの。

私・・・。熊さんたちの事、

悪い奴じゃないと思ってるけど・・・・。」

ミクスは泣きそうな声で言う。

いや、涙が流れてるから、既に泣いているのだ。

ボトルズ「・・・本当に御別れなのですか?」

ロドシー「・・・・・ええ。」

ミクス「・・・ひっく!えぐ。

いやだ・・・。いやだよォ。

熊さんたちと別れるなんて・・・。そんなの・・・・っ!」

クリグミ「お、お姉ちゃんたちと別れるなんて、

やだ・・・!

もっと・・・お姉ちゃんたちと遊びたいよォ・・・!」

クリグミも泣き始めた。

そんなクリグミの頭をプルレスが撫でる。

ユミ「本当はね。私もあなたたちと一緒に冒険したいのよ?

バンジョー君。カズーイちゃん。もし、私とミクスが、

クラッシャーのメンバーではなかったら、これからも、

ずっと一緒に冒険できるかな・・・?」

バンジョー「なら、今すぐそのクラッシャーを辞めて・・・!」

バンジョーの言葉をユミは拒否するように首を振った。

ユミ「・・・無理よ。だって、クラッシャーだけが、

私とミクス、そして、皆の雄一の居場所なんだから・・・。」

ロドシー「・・・また会うのが、楽しみね。

できれば、敵としてではなく、

味方として会いたいものね・・・。」

カズーイ「ふん!もう良いから、さっさと行きなさいよ。

ちょうど、あんたたちの顔を見飽きたから・・・。」

バンジョー「・・・・ブレンティの皆さん。今まで、

ありがとうございました。これからは、僕らだけの手で、

グランティから自分の妹を取り戻します。」

ロドシー「ふっ。期待しているわ。それでは、

ブレンティの諸君。我が潜水艦へ戻るわよ。」

ミクス「熊さん。鳥さん。また、会えると良いですね・・・。」

ユミ「私たちも、できたら、

バンジョー君の妹を救出できるように、

お手伝いをしたいわ。それでは、さようなら。」

つづく

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