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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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そのチューティの眼は閉じていたが、涙が少しだけ見えていた。

まるで、助けを求め続けているかのように。

だが、グランチルダはそんなチューティの姿をチラりと見た。

グランチルダ(ぐふふふふふ!愚かああぁぁぁぁな。

その程度おおぉぉぉの力で、助かると、

思おおおぉぉぉぉぉぉうてか?)

オグフ「クククク!!いよいよ、

あのデスブラザーを殺せるんだ。

楽しみ過ぎて、もう暴れちまいそうだァ・・・・!」

そして、オグフの姿が完璧に見えるようになった。

その姿はまさに異形の怪物で、

顔が獣そのものだが、その頭には6本の角。

目が赤く染まっていた。怪獣に近い身体の筋肉が屈強していて、

胴体にも口があった。両腕と両足には無数の小さいトゲがあり、

身体の色は緑と紫を中心としていた。

尻尾がとても太く長い。まさに、モンスターそのものであった。

オグフ「グオオオオオォォォォォォォォォォ!!!!!!」

オグフは獣のように吠えた。その声はアジト中に響いた。


今、バンジョー一行はバスに乗っていた。

しかも、その乗員は少しだけ多い気がした。

ボトルズ「そろそろ次のバス邸で降りましょう。」

アシナガ「そうだな。いつまでも乗っては、金がかかるし。」

クリグミ「見て見て!湖さんが見えるよ!」

プルレス「わあ。本当だ。綺麗だねェ。」

カズーイ「ステーションしてぃでの戦いから2週間。

歩き続ける森で、グランティの部隊が襲撃するも、

あたいとバンジョーの力でこれを撃破。

ある夜に立ち寄った村は実はグランティの部隊の支配下。」

バンジョー「でも、僕とカズーイだけの力で何とか倒せたよ。

良かったよ。その部隊の戦力がちょっと少なくって。」

ボトルズ「確か、森で襲撃したのは第72攻撃隊。

村を支配していたのは第65小隊でしたね。

どちらも、あのウニックの部隊とほとんど同じ戦力でしたね。」

ミル「ブレンティの皆さんや不死の魔術師がいれば、

もっと楽勝だったかも知れなかったわね。」

テル「不死の魔術師などいらん。」

カズーイ「・・・って、何であんたたちもいるのよ!?

ローブコンビ!!」

カズーイはいつの間にかテルやミルも、

一行に加わっている事に突っ込む。

テル「ふん。お前らについていけば、

少しは多く、グランティの怪物共を狩れると思ってなァ。

それに、お前らデスブラザーが本性を表した時点で、

すぐに倒せる機会が訪れるかも知れないってな。」

ミル「要するに、

私たちはあなたたちと共に冒険してみたいワケ。」

アシナガ「一緒に冒険って・・・。

クラッシャーのリーダーさんは、

それを許してくれんのかよ?」

ミル「うちのリーダーさんはとっても優しいからね。

クラッシャーに所属するメンバーなら何をしても自由ってワケ。」

バンジョー「そうですか・・・。じゃあ、

これからもよろしくして良いかな?」

テル「ふん。俺は認めないけどな。」

ミル「OK!OKよ。」


そして、次のバス邸にバスが停まった。

そのバスからバンジョーたちが降りた。

綺麗な自然の山の道路を歩くバンジョーたち。

カズーイ「ねェ。ボトルズ。

次のステージってどんなところかしら?」

ボトルズ「うーん。今まではステージに行く前は、

何か理由があったのですが、最近はその理由もないですしね。

行くところは・・・わかりませんね。」

プルレス「前に進まなきゃいけないって感じだね。」

バンジョー「そうだね。とにかく、進もう。・・・ん?」

その時、バンジョーたちの前に金色のオンプが浮かんでいた。

ボトルズ「これは・・・オンプ!?」

クリグミ「うわぁ・・・。綺麗・・・・。」

つづく

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バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST 

第82話・ミイラの呟き

バンジョーたちがステーションしてぃでの戦いを終えた後、

マンボは一人で、平和な村を支配した、

クラッシャーに所属する悪人と戦った。だが、

その戦いの後、マンボは仲間を探そうとしていた。

バンジョーたちとマンボ。

彼らがまた会えるのはいつでしょうか。


グランチルダのアジト。グランチルダは物凄く怒っていた。

グランチルダ「ええええぇぇぇぇぇぇぇぇい!!!

いいいぃぃぃぃつになっっっったら、

あのバンジョーを倒せえええぇぇぇぇるのぢゃゃゃゃ!!?

あのキッカも殺され、しかああぁぁぁぁぁも!

チイトから教わっっっった魔法のコードで、

新しいいいぃぃぃぃぃ技をゲットしたああぁぁぁではないか!!!」

クランゴ「アレヨリ、2週間ガ経チ、

熊&鳥、他ノグランティノ部隊、二ツモ壊滅サセマシタ!」

4つの赤い目の者「だが、熊共は共に行動していた、

ブレンティの連中と離脱したそうではないか?

奴らの戦力は分断されたと思うのだが・・・。」

オグフ「奴らは元々強い。ブレンティは俺ら特命隊と、

互角に戦えるだけの戦力を持っているが、

熊と鳥は果たしてどうなるかな?」

シーマン族の男「今まで特命隊が倒されて行ったのは、

デスブラザーとブレンティが共に戦力を合わせて、

その大きな力で勝てたからってか!?」

オグフ「そうよ。熊と鳥はブレンティの力を借りて、

3つの特命隊を殲滅できたのだ。だが、

ブレンティなき熊たちの力は果たして、どうなる?」

グランチルダ「それえええぇぇぇぇぇぇにより、

バンジョーたちは戦力を多おおぉぉぉぉく、

失っっっっっったと思おおぉぉぉぉうのかぃ!!?」

オグフ「ああ。俺ら特命隊は本来、とっても強いんだぜ?

あの熊と鳥だけで、俺の部隊の軍勢に勝てると思うか?おい。」

クランゴ「フム。確カ、オ前ノ部隊ハ、

強イ戦士ガ、多イト聞ク。中ニハ、

物凄イ頭脳、持ッタ奴、イルト聞イタ・・・・。」

オグフ「ククク!そうだぜ。俺の第6特命隊は、

凄く強いんだぜ?第5から1まえの特命隊の連中には、

敵わねェが、それでもやれるつもりだぜ?だからよ。

グランチルダ。次のデスブラザーの抹殺、俺にやらせろや。

奴らの首、お前に捧げるからよォ・・・。」

グランチルダ「ううぅぅぅぅぅむ!!良いいいぃぃぢゃろ!

オグフよっっっっ!貴様のおおぉぉ第6特命隊のパワーで、

あの熊と鳥いいぃぃぃぃをぶっっっ殺せえぇぇぇ!!!

奴らを倒せええぇぇるのは今あぁぁぁしかなあぁぁぁい!!」

オグフ「うむ。任せておけ。期待して待っているが良い。」

謎の黒い衣装の女「だが、手加減はするな?

奴らはデスブラザー。2匹だけでもとても強いぞ。

何なら、私の部隊も手を貸してやろうか?」

オグフ「いや。ここはお前の手を借りるまでもねェ。

お前の部隊の力は、まだまだ取っておきな。

いつかは来る、クラッシャーとの決戦になァ。」

謎の黒い衣装の女「・・・ああ。わかった。」

グランチルダ「ゆけええぇぇぇぇ!!オグフと!!

第6特命隊よおおぉぉぉぉぉ!!!!」

その時、カプセルの中に入っているチューティが、

こっそりと笛を吹いていた。なるべく、

グランチルダたちに気づかないくらいの音量で。

そして、そのチューティの笛からオンプが出て、

グランチルダに見えないような形で浮かんでいた。

つづく

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バンジョーたちはまた、新たなオンプを見つける。

そのオンプから謎の声が。その声に導かれ、

今、新たなステージへと足を踏み入れる。

次回、【ミイラの呟き】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか。

バンカズファースト第82話。

今回はマンボだけが活躍をする回です。

ので、バンジョーたちの出番は最後のところだけです。

今回の敵は複数ですが、

マンボだけで倒せるように弱い設定にしました(

今回の敵はクラッシャーの部隊です。

クラッシャーにも悪人がいると言う設定を、

描こうと思いまして。

その部隊のリーダーはクーザー。

普通の人間の男で、2本の包丁で戦います。

部下の方では、猛牛の顔をした怪人の兄弟である、

モーギュとギュード。カマキリのカマッチ。

チェーンソーのチェソーンです。彼らは、

下衆なクズの連中ですが、過去にワケがあった系です。

クラッシャーには、

不幸な過去を持つ連中がいっぱいですので、

その中で社会を憎む者が多いのです。その中の、

クーザーたちが最も社会を憎み、悪の道に走っていました。

ゲストはヨシカ。

クーザーたちに支配された村の住人である少女で、

その村は幸せであるとクーザーたちに勘違いされますが、

実際は幸せではない感じでした。

不幸な者が幸せを得ていると思った者を憎む事がありますが、

実はその者も幸せではなかったと言うエピソードがありますね。

今回のマンボの新しい呪文はマジックトルネードで、

魔法で造られたいわゆる竜巻です。

今回の物語はマンボとバンジョーたち、ジグソー以外は、

全部オリジナル要素です。はい。

次回は新しいステージ、

ゴビバレーさばくへの道を進む回です。

それでは。

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ヨシカ「マンボさん!!!」

マンボは倒れるが、立ち上がろうとしている。

クーザー「ぐふふふ・・・!らあああぁぁぁ!!!」

クーザーはマンボを蹴り上げるが、

マンボはすぐに立ち上がった。

クーザー「良い気に立ってんじゃねええぇぇぇぇ!!!」

クーザーはさらに切り裂こうと走る。

マンボ「ぐ・・・っ!マジックソードビーム!!!」

マンボはマジックソードビームで迎撃する。

クーザー「ぐえっ!!?」

クーザーはこれを直接受けてしまう。だが。

クーザー「うううぅぅぅぅ!!!ぎゃああぁぁぁ!!」

クーザーはその威力に耐え抜き、マンボを斬った。

マンボ「うっ!!?」

マンボは痛みと共にさがった。

マンボ(確かに直撃のハズ・・・だった!だが、

こいつ。痛み、知らないと言うのか・・・!?)

クーザー「ふうぅぅぅぅ・・・!ふううぅぅぅぅぅ!!」

クーザーはまたマンボに近づこうと走る。

マンボ「マジックグラビティ!!!」

マンボは魔法の重力をクーザーにかける。

クーザー「ぎいいぃぃぃぃぃ!!こんなものおおぉぉぉぉ!!!」

しかし、クーザーはその重力にも負けず、普通に動いている。

マンボ「魔法の重力、効かない!?」

そして、クーザーは魔法の重力の中から脱出し、

マンボに斬りかかる。

クーザー「はあああぁぁぁぁぁ!!!」

マンボ「マジックソード、強化バージョン!!」

マンボは少しだけ大きい魔法の剣でクーザーの斬撃を防いだ。

マンボ「・・・・わかったぞ。お前、憎しみ、強い。

その強い憎しみ、お前を強くしている・・・!」

クーザー「おお。そうさ。俺はな。何もかもが憎いんだよ。

そいつらを全てぶっ壊すまで、

俺に痛みも恐れも必要ねーんだよ!!

痛みと恐れならもう十分に味わった!!だから、

これ以上、

俺様にそれを与えるんじゃねええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

クーザーはさらにマンボを斬ろうとする。

ヨシカ「危ない!!!」

ヨシカはクーザーに突進した。クーザーは驚き、これにひるむ。

クーザー「うっ!?」

マンボは思い切りクーザーを斬る。

マンボ「はるああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

クーザー「ぬおおおおぉぉぉぉぉ!!?」

クーザーは強い斬撃を受けて倒れるが、すぐに立ち上がる。

クーザー「ぐおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

しかし、クーザーの口と頭、斬られた跡から血が出ている。

マンボ「マジックショット!!!」

マンボは魔法の弾を連射。全弾がクーザーに命中した。

クーザー「ぎぎっ!?んなもんくらうかあああぁぁぁぁぁ!!!」

クーザーは激しい怒りでマンボを斬ろうと走る。

ヨシカ「マンボさんの攻撃を受け続けても、

倒れないなんて・・・!

クーザー・・・。人間のクセに何て強いの・・・!?」

マンボ「いや、それ程強くない。本当は・・・。」

クーザーがマンボに近づいた瞬間、口から大量の血が出た。

クーザー「げぱあああぁぁぁぁぁ!!?」

クーザーはその出血と共に膝をつく。

マンボ「・・・もうよせ。お前、マンボの攻撃。受けすぎて、

大ダメージ、負っている。所詮、お前も人間・・・。」

クーザー「うるせーのォ・・・!!!」

クーザーはゆっくりとマンボに近づく。

マンボ「・・・・・ふん!!」

マンボはクーザーを顔を蹴り上げる。

クーザー「ゆびゅううううぅぅぅぅぅ!!?」

クーザーは顔を痛がり、悶絶する。

ヨシカ「そんな!?さっきはあんなに強かったのに・・・・。」

マンボ「クーザー。最初から力、全て使い果たした。

力、全て使い果たせば、強いパワー持てるが、

徐々に疲労、たまる。それにより、戦力、一気に弱まる。

今のクーザー。まさにその証拠。」

クーザー「確かに俺は最初から全力で戦ったよ・・・!

そうでなきゃ、俺は強者らしくなくなっちまうからなァ。

お前を殺すまで、俺はまだ・・・・!ぐは!!?」

クーザーはまたも血を吐く。

マンボ「・・・無駄だ。お前、マンボのマジックソードビーム、

受けた時、既に負け、決まっている。マジックソードビーム、

強い威力を持つ。普通の人間、とても耐えられない。」

そう。クーザーはマジックソードビームを受けた時、

物凄い激痛に襲われたのだ。しかし、

それを隠すために耐え抜いたのだ。

クーザー「俺は・・・普通の人間じゃねェ!

家族や他の連中からそう呼ばれたんだァ!!」

クーザーは一気に走り、ヨシカの腕を掴んだ。

ヨシカ「きゃああああぁぁぁぁ!!?」

クーザー「ぎひひひひひひ!!この小娘を助けたきゃ、

おとなしく俺様にやられる事だなァ!!?」

クーザーはヨシカを人質にした。

マンボ「今更、汚い事をしようとしても、無駄。」

クーザー「何だとォ・・・!うぱ!!?」

クーザーはまたも血を吐き、ヨシカから離れる。

マンボ「マジックソードビーム、受けた後、

マジックグラビティの重力、自力で脱出した。しかし、

そうするには、多くの体力、必要。お前、

その体力、既に限界を超えている。

だから、マジックショット、効くようになった。」

クーザー「ぐううぅぅぅぅ・・・!

俺は・・・俺は負けぬゥ・・・!!

俺は大きな幸せが欲しい・・・!そのためにも、

ここでくたばっちゃいけねェ・・・!!」

マンボ「・・・・もう。戦い、止めよう。」

クーザー「止めねェし・・・!

お前が死ぬまでが、俺の勝負だァ・・・!!」

クーザーはマンボにゆっくりと近づき、斬りかかろうとした。

クーザー「俺は死ぬまで・・・全ての幸せを壊すんだよォ・・・!

クラッシャーを乗っ取りィ・・・俺が全てをォ・・・・!!」

マンボ「・・・マジックソード。」

マンボは魔法の剣でマンボを斬った。

クーザー「ぎゃ・・・・っ!?」

クーザーは魔法の剣に斬られ、倒れた。

ヨシカ「た、倒れた・・・・。」

マンボ「・・・・クーザー。あまりの怒りと激痛により、

死んだ。限界を超えた体力と共に・・・。」

そう。クーザーは死んだのだ。マンボの魔法攻撃を受けすぎて、

本来ならありえない程の激痛に耐えたが、

それに耐えられなくなり、死んだのだ。

ヨシカ「・・・・これで、この村は助かるのね。でも・・・。」

マンボ「・・・・・っ。」


村を支配したクラッシャー部隊が全滅し、

村人たちが大いに喜んだ。

これで、平和と自由、そして、幸せを手に入れたからである。

しかし、それを感じ取れない一人の少女、ヨシカは、

マンボと共に森の中で、小さな墓標を複数建てた。

それは、クーザーたちの墓であった。

ヨシカ「私たちのピンナむらは平和に戻った。

もう、あなたの力は必要なくなったわ。」

マンボ「つまり、マンボ。ここにいる必要、ないのか?」

ヨシカ「ええ・・・。あなたには、

この村から出て行って欲しいの。

あなたに、クーザーのようになって欲しくないから。

・・・・報酬は、これよ。」

ヨシカはマンボにジグソーを見せた。

マンボ「この村のジグソーか・・・。」

マンボはヨシカからジグソーを貰い、森から出ようとする。

つまり、村から去る気である。

ヨシカ「・・・・ありがとう。助けてくれて。

そして・・・。そして・・・・また、遊びに来てね?この村に。」

マンボ「・・・・・ああ。」


平和になった村から去ったマンボ。そして、

草原の中、マンボは考えていた。

マンボ(もし、クーザー。人間でなかったら、とても強かった。

マンボ、負けたかも知れない。それにより、

マンボ、一人でどうする事もできないと理解した。

・・・仲間、作ってみるか。)


別の草原では、バンジョーたちが歩いていた。

バンジョー「マンボ。無事かなァ・・・。」

カズーイ「無事じゃない?多分・・・・。」

ボトルズ「きっと、彼も頑張っています。僕らも頑張らないと。」

バンジョーとカズーイ「うん・・・。」

マンボは旅を続けています。バンジョーたちとは違う方向で。

その目的はただ一つ、デスブラザーを倒す事であります。しかし、

マンボは一人では限界がある事に気づき、

仲間を探す事にしました。果たして、

マンボがバンジョー一行とまた会える日はいつ来るでしょうか。

それはまだ知りません。両者はただ、

前へと。新たなステージへと進み続けるのです。

次回につづく

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マンボとヨシカはその状況を遠く離れた民家の物陰から見ていた。

ヨシカ「クラッシャーに支配された村はこのように、

恐怖に怯えている。幸せになれたハズだった村が、

さらに不幸な人生を歩むようになったのよ・・・。」

マンボ「マンボ。クーザーの元、行く。そして、

奴に説得する。この村、本当は幸せではないと。」

ヨシカ「厄介ごとになる前に、早く奴のところへ急がないと。」

マンボとヨシカはクーザーのところへと走った。

できるだけ村人に見つからないように。


そして、マンボとヨシカは再びクーザーのアジトの前に来た。

しかし、そこに多くのクラッシャーの戦士たちがいた。

クラッシャーの戦士A「ほう。まさか、例の探し物が、

自ら、このアジトにやって来るとはなァ。」

クラッシャーの戦士B「クーザー様に会わせる前に、

俺らがぶっ殺さなくちゃなァ・・・!」

マンボ「そこをどけ。マンボ。お前たちと戦いたくない。」

クラッシャーの戦士A「うるせえええぇぇぇぇ!!!」

クラッシャーの戦士たちはそれぞれ凶器を構えながら走る。

マンボ「マジックソード!!!」

マンボは魔法の剣でクラッシャーの戦士たちを次々と斬り続けた。

マンボ「マジックショット!!!」

さらに、マンボは魔法の弾を連射し、

残ったクラッシャーの戦士を全て倒した。

ヨシカ(凄い・・・!

あの多くの戦士たちを短い時間で一気に・・・。)

マンボ「・・・・入る。アジトの中へ。」


そして、ついに。マンボとヨシカは、

クーザーのアジトの中に入った。

そこに、クーザーが偉そうに座っていた。

クーザー「ほーう。俺様に殺されるために、

二人も来るとはなァ。」

マンボ「クーザー・・・。お前に聞きたい事、ある?」

クーザー「は?」

マンボ「・・・・この村の者たち、元から幸せではない。

前にグランティの襲撃、受けて、金と食料、多く失った。」

クーザー「・・・だから?」

マンボ「それから、村人たち。失うの恐れた。だから、

お前たちに金と食料、少ししか与えられなかった。」

ヨシカ「・・・本当はあなたたちに多くの報酬をあげたかったの。

けど、ごめんなさい・・・。それがとてもできなくて。」

クーザー「ごめんなさいじゃねェ!!!!!」

クーザーのあまりにも、

大きく醜い怒鳴り声にマンボとヨシカは驚く。

クーザー「・・・俺はよォ。

そう言う弱い奴を見るのが大嫌いなんだよ。

まるで、昔の俺様を見ている気分がしてなァ・・・!」

マンボ「昔のお前、だと・・・!?」

クーザー「・・・おっと。残念だが、

もうお前と会話する事ねェな。」

マンボ「何!?・・・・っ!?」

その時、マンボは後ろを向く。

そこに、チェソーンが斬りかかって来たのだ。

チェソーン「おらああぁぁぁぁぁ!!!」

マンボ「おわっ!?」

マンボは素早く、これを避けた。

チェソーン「ちっ!外したか・・・!」

クーザー「チェソーン。この髑髏野郎を殺せ。」

チェソーン「はっ!とああぁぁぁぁ!!」

チェソーンは再びマンボを斬ろうとする。

マンボ「くっ!!マジックスパーク!!!」

マンボはマジックスパークで、チェソーンを攻撃する。

チェソーン「ゆぴゃああああぁぁぁぁぁぁぁん!!!??」

チェソーンは刃を粉々にされ、吹き飛んだ。

ヨシカ「やった・・・!」

チェソーン「うう・・・・っ!く、クーザー様・・・。

お、御助け・・・を・・・・・っ。」

クーザー「・・・・死ね。役立たず。」

チェソーン「・・・・・・っ!!?」

チェソーンはクーザーの言葉に驚き、死んでしまった。

ヨシカ「自分の部下に酷い事を言うなんて・・・!」

マンボ「クーザー・・・・!!」

クーザー「あはははははは!!

俺はよ、役立たず嫌いなんだよね。

俺の周りには、有能な奴が全員でなくちゃなァ!?」

マンボ「何故だ・・・!何故、お前、こんな事、する!?

何がお前をこのような下衆、変えた!?」

クーザー「・・・冥土の土産に教えてやろう。俺はよ、

とても大きな不幸を受けたんだからよ。」

マンボ「大きな・・・不幸・・・・!?」

クーザー「俺様は幼い頃、金も食料も全く貰えなかった。

何故なら、それがない家に生まれたからさ。俺は、

荒んでいる両親に虐待されて、周囲の奴らから迫害されて来た。

食べ物は店から盗むのが俺にとっての日課だ。その結果、

犯罪者になったけどな。俺が得ていたのは、

普通の人間の持つ幸せではなかった。得たのは、

社会に対する憎しみだけであった!そして、気づいたのさ。」

ヨシカ「そんな・・・・っ!」

マンボ「お前も、元々幸せではなかったのか・・・。」

クーザー「俺の家に金も食料もなかったのは、グランティが、

その全てを奪ったと言う事を・・・!!俺は、

グランティを憎み、奴らを滅ぼそうと、クラッシャーに入った。

グランティの連中はもちろん、幸せを得ていた一般の奴らも、

次々と殺してやったよ。

巻き添えにする形でねェ・・・!ひひひひひ!!」

マンボ「お前がこうなったのは、グランティのせい。

そのグランティを憎むのはわかる。だが、何故、

関係のない奴らも殺す!!?」

クーザー「悪いねェ。俺様はすっごく荒んでよォ。

過去のせいで、俺は優しさなど全く教わってねェ。だから、

他の他人が幸せを得ているところを嫉妬で怒りが湧いて、

そいつを殺すってのが俺の生活ってワケよ。それに、

やっと手に入れた仲間ですら、

容易く見捨てる程、俺わ下衆になっているのよ。」

マンボ「それで、さっきのお前の部下、見捨てたのか。」

クーザー「まっ。俺の部下も皆、

俺と似たような人生を得た同志って奴だがな。

ほとんどが・・・。けど、俺はよ・・・。幸

せを奪い、絶望を与えるのが、

大好きになったんだよォ。

もうクラッシャーの使命とか関係なし!!

グランティも社会も、全ての者を虐げてやるうぅぅ!!!」

クーザーは立ち上がった。そして、

どこからともなく、包丁を持ち出した。

しかも、その包丁が2本あり、まるで二刀流のつもりであった。

クーザー「ぐふふふふふふ・・・・!!

こうなれば、もう止まらぬぞ!」

マンボ「・・・・マンボ。お前の怒り、

止める。マジックソード!」

マンボは魔法の剣で、クーザーと戦う。

クーザー「あああぁぁぁぁぁ!!!」

クーザーが走り、マンボに斬りかかる。

マンボ「く・・・・っ!うお!?」

マンボはマジックソードで防いだが、

クーザーの攻撃力がとても高いのか、

一瞬、さがりそうになるが、耐えた。

クーザー「おらああぁぁぁぁ!!」

クーザーは片方の包丁で斬りかかる。

マンボは避けて、さがった。

マンボ「マジックショット!!!」

マンボは魔法の弾を連射するが、

クーザーは走りながら、

包丁でそのマジックショットを次々と弾き返してしまう。

クーザー「はあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

マンボ「何・・・っ!?(マンボの魔法、恐れない!?いや、

もしや・・・。憎しみのパワー、

クーザーから恐れを取り除いている!?)」

クーザー「きゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

クーザーは包丁を突き出すが、マンボはそれを避け、

クーザーの腕を掴んで、それで投げ飛ばす。

クーザー「ぬお!?がああああぁぁぁぁぁ!!!」

だが、クーザーはすぐに立ち上がり、マンボに斬りかかる。

マンボ「マジックバーリヤ!!!!」

マンボは魔法の壁を作った。しかし。

クーザー「きえええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

クーザーは連続で2本の包丁を乱暴に振るいながら、

マンボを守る魔法の壁を斬り続ける。

マンボ「このバーリヤの硬さ、

知らずに、斬り続けるとは・・・!」

クーザー「わああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

クーザーはさらに斬り続け、マジックバーリヤにヒビが入る。

マンボ「何・・・・っ!?」

クーザー「らああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

クーザーは2本の包丁を思い切り振るい、

それで魔法の壁を破壊した。

マンボ「な・・・・・っ!!?」

ヨシカ「クーザー・・・!何て強い力を持っているの!?」

クーザー「死ねええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

そして、クーザーは2本の包丁でマンボを何度も斬り続ける。

マンボ「ぐああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」

つづく

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