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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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マンボとヨシカはその状況を遠く離れた民家の物陰から見ていた。

ヨシカ「クラッシャーに支配された村はこのように、

恐怖に怯えている。幸せになれたハズだった村が、

さらに不幸な人生を歩むようになったのよ・・・。」

マンボ「マンボ。クーザーの元、行く。そして、

奴に説得する。この村、本当は幸せではないと。」

ヨシカ「厄介ごとになる前に、早く奴のところへ急がないと。」

マンボとヨシカはクーザーのところへと走った。

できるだけ村人に見つからないように。


そして、マンボとヨシカは再びクーザーのアジトの前に来た。

しかし、そこに多くのクラッシャーの戦士たちがいた。

クラッシャーの戦士A「ほう。まさか、例の探し物が、

自ら、このアジトにやって来るとはなァ。」

クラッシャーの戦士B「クーザー様に会わせる前に、

俺らがぶっ殺さなくちゃなァ・・・!」

マンボ「そこをどけ。マンボ。お前たちと戦いたくない。」

クラッシャーの戦士A「うるせえええぇぇぇぇ!!!」

クラッシャーの戦士たちはそれぞれ凶器を構えながら走る。

マンボ「マジックソード!!!」

マンボは魔法の剣でクラッシャーの戦士たちを次々と斬り続けた。

マンボ「マジックショット!!!」

さらに、マンボは魔法の弾を連射し、

残ったクラッシャーの戦士を全て倒した。

ヨシカ(凄い・・・!

あの多くの戦士たちを短い時間で一気に・・・。)

マンボ「・・・・入る。アジトの中へ。」


そして、ついに。マンボとヨシカは、

クーザーのアジトの中に入った。

そこに、クーザーが偉そうに座っていた。

クーザー「ほーう。俺様に殺されるために、

二人も来るとはなァ。」

マンボ「クーザー・・・。お前に聞きたい事、ある?」

クーザー「は?」

マンボ「・・・・この村の者たち、元から幸せではない。

前にグランティの襲撃、受けて、金と食料、多く失った。」

クーザー「・・・だから?」

マンボ「それから、村人たち。失うの恐れた。だから、

お前たちに金と食料、少ししか与えられなかった。」

ヨシカ「・・・本当はあなたたちに多くの報酬をあげたかったの。

けど、ごめんなさい・・・。それがとてもできなくて。」

クーザー「ごめんなさいじゃねェ!!!!!」

クーザーのあまりにも、

大きく醜い怒鳴り声にマンボとヨシカは驚く。

クーザー「・・・俺はよォ。

そう言う弱い奴を見るのが大嫌いなんだよ。

まるで、昔の俺様を見ている気分がしてなァ・・・!」

マンボ「昔のお前、だと・・・!?」

クーザー「・・・おっと。残念だが、

もうお前と会話する事ねェな。」

マンボ「何!?・・・・っ!?」

その時、マンボは後ろを向く。

そこに、チェソーンが斬りかかって来たのだ。

チェソーン「おらああぁぁぁぁぁ!!!」

マンボ「おわっ!?」

マンボは素早く、これを避けた。

チェソーン「ちっ!外したか・・・!」

クーザー「チェソーン。この髑髏野郎を殺せ。」

チェソーン「はっ!とああぁぁぁぁ!!」

チェソーンは再びマンボを斬ろうとする。

マンボ「くっ!!マジックスパーク!!!」

マンボはマジックスパークで、チェソーンを攻撃する。

チェソーン「ゆぴゃああああぁぁぁぁぁぁぁん!!!??」

チェソーンは刃を粉々にされ、吹き飛んだ。

ヨシカ「やった・・・!」

チェソーン「うう・・・・っ!く、クーザー様・・・。

お、御助け・・・を・・・・・っ。」

クーザー「・・・・死ね。役立たず。」

チェソーン「・・・・・・っ!!?」

チェソーンはクーザーの言葉に驚き、死んでしまった。

ヨシカ「自分の部下に酷い事を言うなんて・・・!」

マンボ「クーザー・・・・!!」

クーザー「あはははははは!!

俺はよ、役立たず嫌いなんだよね。

俺の周りには、有能な奴が全員でなくちゃなァ!?」

マンボ「何故だ・・・!何故、お前、こんな事、する!?

何がお前をこのような下衆、変えた!?」

クーザー「・・・冥土の土産に教えてやろう。俺はよ、

とても大きな不幸を受けたんだからよ。」

マンボ「大きな・・・不幸・・・・!?」

クーザー「俺様は幼い頃、金も食料も全く貰えなかった。

何故なら、それがない家に生まれたからさ。俺は、

荒んでいる両親に虐待されて、周囲の奴らから迫害されて来た。

食べ物は店から盗むのが俺にとっての日課だ。その結果、

犯罪者になったけどな。俺が得ていたのは、

普通の人間の持つ幸せではなかった。得たのは、

社会に対する憎しみだけであった!そして、気づいたのさ。」

ヨシカ「そんな・・・・っ!」

マンボ「お前も、元々幸せではなかったのか・・・。」

クーザー「俺の家に金も食料もなかったのは、グランティが、

その全てを奪ったと言う事を・・・!!俺は、

グランティを憎み、奴らを滅ぼそうと、クラッシャーに入った。

グランティの連中はもちろん、幸せを得ていた一般の奴らも、

次々と殺してやったよ。

巻き添えにする形でねェ・・・!ひひひひひ!!」

マンボ「お前がこうなったのは、グランティのせい。

そのグランティを憎むのはわかる。だが、何故、

関係のない奴らも殺す!!?」

クーザー「悪いねェ。俺様はすっごく荒んでよォ。

過去のせいで、俺は優しさなど全く教わってねェ。だから、

他の他人が幸せを得ているところを嫉妬で怒りが湧いて、

そいつを殺すってのが俺の生活ってワケよ。それに、

やっと手に入れた仲間ですら、

容易く見捨てる程、俺わ下衆になっているのよ。」

マンボ「それで、さっきのお前の部下、見捨てたのか。」

クーザー「まっ。俺の部下も皆、

俺と似たような人生を得た同志って奴だがな。

ほとんどが・・・。けど、俺はよ・・・。幸

せを奪い、絶望を与えるのが、

大好きになったんだよォ。

もうクラッシャーの使命とか関係なし!!

グランティも社会も、全ての者を虐げてやるうぅぅ!!!」

クーザーは立ち上がった。そして、

どこからともなく、包丁を持ち出した。

しかも、その包丁が2本あり、まるで二刀流のつもりであった。

クーザー「ぐふふふふふふ・・・・!!

こうなれば、もう止まらぬぞ!」

マンボ「・・・・マンボ。お前の怒り、

止める。マジックソード!」

マンボは魔法の剣で、クーザーと戦う。

クーザー「あああぁぁぁぁぁ!!!」

クーザーが走り、マンボに斬りかかる。

マンボ「く・・・・っ!うお!?」

マンボはマジックソードで防いだが、

クーザーの攻撃力がとても高いのか、

一瞬、さがりそうになるが、耐えた。

クーザー「おらああぁぁぁぁ!!」

クーザーは片方の包丁で斬りかかる。

マンボは避けて、さがった。

マンボ「マジックショット!!!」

マンボは魔法の弾を連射するが、

クーザーは走りながら、

包丁でそのマジックショットを次々と弾き返してしまう。

クーザー「はあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

マンボ「何・・・っ!?(マンボの魔法、恐れない!?いや、

もしや・・・。憎しみのパワー、

クーザーから恐れを取り除いている!?)」

クーザー「きゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

クーザーは包丁を突き出すが、マンボはそれを避け、

クーザーの腕を掴んで、それで投げ飛ばす。

クーザー「ぬお!?がああああぁぁぁぁぁ!!!」

だが、クーザーはすぐに立ち上がり、マンボに斬りかかる。

マンボ「マジックバーリヤ!!!!」

マンボは魔法の壁を作った。しかし。

クーザー「きえええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

クーザーは連続で2本の包丁を乱暴に振るいながら、

マンボを守る魔法の壁を斬り続ける。

マンボ「このバーリヤの硬さ、

知らずに、斬り続けるとは・・・!」

クーザー「わああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

クーザーはさらに斬り続け、マジックバーリヤにヒビが入る。

マンボ「何・・・・っ!?」

クーザー「らああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

クーザーは2本の包丁を思い切り振るい、

それで魔法の壁を破壊した。

マンボ「な・・・・・っ!!?」

ヨシカ「クーザー・・・!何て強い力を持っているの!?」

クーザー「死ねええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

そして、クーザーは2本の包丁でマンボを何度も斬り続ける。

マンボ「ぐああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」

つづく

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