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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ボトルズ「それはもしや、トーブの999万度の炎よりも、

最も恐ろしく強大なパワーを持っていると言うのですか?」

オギソ「そうよ。インフェロン様の火炎を浴びて、

生きた者は一人もいないと聞くわ。まあ、

あの方が本気で怒った時・・・だけね。」

フラエ「ふん!!そんな事言って、この俺様が恐怖すっかよ。

良いか?俺はブレンティ。

クラッシャーの中で最強の部隊なんだぜ?

その俺がてめーのボスの炎なんかに負けるワケねーだろ。」

ガンズ「俺もフラエと同等だ。

貴様らは俺たちが一人残らず撃ち殺す!!」

フラエ「・・・・そして、てめーを今、ここで倒す!!」

フラエとガンズは走り、オギソに迫る。だが。

オギソ「ふん!!!!」

オギソは右手を前に突き出すと、

強大な吹雪がフラエとガンズを襲う。

フラエとガンズ「うわ・・・・っ!!?」

フラエとガンズはその吹雪に驚き、一瞬止まる。

その時、オギソは多くの部下たちと共に、どこかへ歩き去った。

フラエ「あっ!!待ちやがれ!!!」

マンボ「消えた・・・。もはや、深追い、危険。」

ボトルズ「そうですね・・・。それより、早く白熊の村へ急ぎましょう。

ユミさんたちの様子を見なくちゃ・・・。」

ガンズ「そうだな。一刻も早くグランティの部隊を倒したいが、

今や仲間たちが先だろうな。行こう。フラエ。」

フラエ「・・・・・・ああ。」

こうして、ボトルズたちは白熊の村へと向かった。


一方、フォーサはウォーザの家の中でくつろいでいた。

2匹は中央にあるテーブルの前に座って、焼き魚を食べていた。

フォーサ「むぐむぐ・・・。美味いな。この焼き魚。」

ウォーザ「お代わりはいっぱいあるから、もっと食べると良いよ。

ところで、

君の入っている軍事組織ってどんな奴と戦っているんだぃ?」

フォーサ「そうだな・・・・・。本当は言いたくないが、

強いて言うなら、

世の中を支配したような輩を気取る腐った連中かな?」

ウォーザ「それって、最近の政治家やVIPの皆さんの事かぃ?」

フォーサ「ま。そう言う事かな?あ。そうだ。

話を変えるが、覚えているかぃ?

あのこの山、恒例のソリレースを。」

ウォーザ「うん。僕と君でよく勝負した事あったね。でも、

いつも君が勝ったり、僕が勝ったり、色々あったもんね。」

フォーサ「あの時は、俺とお前で、同じ50戦50敗だもんな。

・・・・また、お前とソリレースがしたいよ。」

ウォーザ「うん。またしようよ!2匹でさ!

それから、この山にあるクリスマスツリーを見たかぃ?

あのクリスマスツリーが機能を停止したんだって・・・。」

フォーサ「何・・・?でも、

そのクリスマスツリーなら、正常らしいぞ?」

ウォーザ「え・・・・!?」

フォーサ「数時間前に、クリスマスツリーのある場所に来たが、

その場所に、ツウィンクリーズとあのティッカー族が、

何故か仲良くなっているらしい。」

ウォーザ「ええ!?」 ウォーザはその言葉に驚く。

フォーサ「そのツウィンクリーズの1匹が、

クリスマスツリーを再び夜に照らす事ができる。

つまり、正常と言うワケだ。」

ウォーザ「そ、そうなんだ・・・・。でもね、

おかしいのは、クリスマスツリーだけじゃないんだ。」

ウォーザが辛そうな表情で、こう言う。」

フォーサ「何・・・?」

ウォーザ「何か、軍隊さんらしい人たちや、

クラッシャーやらグランティやらも出てきて、

この山で戦争を始めているらしいんだ。そして、

プレゼント工場からプレゼントが届かないようになったんだ。

そのプレゼントを運ぶ人たちに何が起きたかわからない・・・・。」

フォーサ「プレゼント工場が・・・・!?」

フォーサはウォーザの言葉を聞いて、驚く。

ウォーザ「・・・ねェ。フォーサ。何か知らないかぃ?」

フォーサ「・・・・・・っ!し、知らない・・・・。」

フォーサは震えてそう言う。

フォーサはウォーザに教えたくなかった。

自分がインフェロンたちと共に、プレゼント工場を制圧した事を。


そして、ついにボトルズたちは白熊の村についた。だが。

ボトルズ「おお・・・・っ!!」 マンボ「こ、これは・・・!」

ボトルズたちは驚愕していた。ほとんどの白熊の家が、

破壊されていて、所々に火が燃えているのだ。そこに、

多くの白熊たちが悲しみにくれていた。まるで、

ここは戦後の村のようであった。

ボトルズ「一体、何があったのですか・・・!?」

ガンズ「こいつも、グランティの仕業なのか・・・!?」

ガンズの言葉を聞いた1匹の白熊が悲しそうにこう言う。

白熊「グランティじゃねェのは良かったがよォ・・・。

この惨劇は、政府の連中がやったんだよォ!!」

マンボ「何・・・・っ!!?」 ボトルズ「政府の人たちが!?」

ボトルズたちは白熊の言葉に驚き、動揺する。

ボトルズ「う、嘘でしょ・・・!?あの政府が、

こんな善良な白熊のいる村を襲うなんて・・・。」

白熊「嘘じゃねーよ!!俺は見たんだ!!ある政府の軍人が、

俺の友達を1匹撃ちやがったんだ!!でも、

その話は誰も信じてくれねェ・・・!

目撃したのは俺だけだからな・・・。

畜生・・・!証拠も何もねェ・・・・。」

マンボ「白熊の言葉、真実に近い。マンボたちが戦った、

政府の連中、その中に悪い奴、複数いた。」

ボトルズ「もしかして・・・・。」

フラエ「くそがああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

相変わらずかよおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

フラエは物凄い怒りと共に、右腕だけを強化して、地面を殴る。

その地面が少しだけ抉ってしまう。これに驚くボトルズ。

ボトルズ「ふ、フラエ・・・・。」

フラエ「あのクソ政府が・・・・!!

良い気になりやがって・・・!!」

ガンズ「・・・・俺とフラエは幼い頃、

政府の身勝手な行為によって、

大切なものを失ってしまったんだ・・・。[

俺も政府を許せない・・・!」

ボトルズ「・・・・・っ。そんな事より、

早くユミさんたちの元へ急ぎましょう!!

この状況で、彼女たちに何かあったら・・・!」

ガンズ「そうだな。急ごう。」

フラエ「もし、あいつらが死んだら、奴らを全員・・・・!!」

マンボ「・・・・心配するな。ユミたち、生きている。」

ユミの声「その通りよ。フラエ。ガンズ。」

フラエとガンズ「・・・・・・っ!?おお!!」

フラエとガンズは驚く。近くに、ユミとミクスがいたのだ。

ミクス「フラエさん・・・。ガンズさん・・・・。」

ミクスは何故か涙目でこう言い、ユミは笑顔でこう言う。

ユミ「やっと会えたわね。二人とも。」

フラエ「てめーら・・・。無事だったのか・・・・。」

ガンズ「ユミ・・・。ミクス・・・・。」

ユミとミクス。フラエとガンズ。4人はついに、

再会を果たし、ブレンティのメインメンバーが4人揃い、

残るはガムロ副隊長だけとなりました。ですが、

我らがヒーロー、バンジョーとカズーイは、

いつ、我らの元に戻ってくるのでしょうか。

そして、ボトルズたちが見つけ、救出した、

3匹の白熊の子供たちの父親、ボギー。そのボギーが、

彼らに救出された後、すぐにどこかへ去りました。

果たして、この聖なる雪山での戦いは、

いつになれば、終わるのでしょうか。

次回につづく

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