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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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灰間は机に近づいた。その時、美由紀が来た。

美由紀「翔・・・。」

灰間「っ!?母さん・・・。」

美由紀「新しい布団はどう・・・?」

灰間「ん?ああ・・・。そう言えば、まだ使ってねェな。」

灰間はベッドのあった場所を見る。そこに、

ベッドはなく、新しく買った布団があった。

美由紀「そう・・・。早く、寝た方が良いわよ。

明日も学校やBARの仕事があるのでしょ?」

灰間「ああ。そうだね・・・。」

美由紀「・・・・本当の事を言うと・・・。」

灰間「・・・・・っ?」

美由紀「母さん。翔にBARの仕事をやって欲しくなかったの。

本当なら、あんな危ない戦い、止めさせたいわ。

じゃ、私は寝るわ。お休み・・・・。」

美由紀はそう言うと、部屋から出た。

灰間「・・・・悪いな。母さん。この新しい布団、使いそうにねェ。

何故なら・・・俺は・・・・。」


そして、次の日。大鳥学園のクラスでは・・・。

柏「ええ・・・。今日は灰間は学校に来ていないそうだ。

親からそう連絡してあったが、

何故か朝から家出したらしい。」

柏の言葉に多くの生徒たちが動揺する。

森下「翔ちゃんが家出・・・!?」

徳丸「一体、何で!?喧嘩でもしたの!?」

野口「そんなハズはないんだけど・・・。っ!?

まさか、あの時・・・・・。」

野口は昨日の灰間の言葉を思い出す。

灰間の声『・・・・ごめん。野口。もしかしたら、

しばらく会えねーかも知れん。』

その言葉と共に、校舎の近くに飛ぶキトラの姿が思い浮かべる。

野口「まさか、あの魔獣のせいで・・・・。」


灰間の家。灰間の部屋で、美由紀は机に置いてある紙を読んだ。

その紙は灰間の書いたメッセージが記されていた。

灰間のメッセージ『俺は今、宇宙人に命を狙われています。

そのせいで、周りの人たちが巻き添えをくらう事でしょう。

俺は母さんや友達、

そしてBARの皆さんを犠牲にするのを阻止すべく、

しばらく、この家から出て、誰もいない場所へ旅をします。

どうか、探さないでください。

俺は今、一人だけになりたいのです。

でも、もし宇宙人や魔獣を倒したら、帰って来るつもりです。

それまで、しばらく待ってほしい。翔より。』

美由紀はこれを見て、多くの涙を流した。

美由紀「翔・・・・。あの子は・・・・!」

そして、美由紀は急に走って、部屋から出る。


灰間は今、別の街を歩いていた。灰間は、

大鳥町から最も遠く離れた森へと向かうつもりだ。

灰間「電車やバス、タクシーを使っちゃいけねェ。

その運転手さんも巻き添えになっちまうからな・・・。

ってか、そんな金ねーしな。まあ、何とかなるだろ。」

その時、灰間は目をつけた。

仲良く手を繋いで歩く親子3人を。

父さん、母さん、男の子の家族であった。3人とも笑っていた。

灰間はその3人が、

幼い頃の自分と母である美由紀と、

父である鉄郎に見えたそうだ。

灰間「・・・・・父さん。母さん・・・・。っ!」

灰間は辛そうな表情で走った。泣いているように見える。

灰間は走る、自ら誰もいない森へ。たった一人ぼっちで。


BAR基地の司令室では、大神が隊員たちにこう言う。

日下部「え!?灰間隊員、BARに来ないのですか!?」

大神「ああ。灰間のお宅さんが、

朝から家から出たそうなんだ。」

上川「どう言う意味ですか?」

大神「・・・お宅さんが言うには、灰間隊員は、

宇宙人に命を狙われていて、わしらを巻き添えにせんように、

一人で誰もいない場所に行くつもりらしい。」

日下部「あいつ。私たちのために・・・。」

叶野「ですが、理解しがたいです。何故、

宇宙人に命を狙われていると言うのでしょう?

宇宙人を見たと言う形跡は、今のところないと思います。」

大神「いや、宇宙人か魔獣が既にこの地球にいると思う。」

叶野「え・・・!?」

上川「はっ!そう言えば、スタミナ野郎が突然、炎上したり、

バルターボのタイヤがパンクしたり、

バルワンダー1号のエンジンが爆発したり・・・。」

大神「そう。あの事故の連続は、ただの出来事ではない。

わしは、これらを何者かの仕業だと思っているんじゃ。」

日下部「じゃあ、灰間の命を狙う宇宙人は本当に・・・!」

大神「ああ。灰間が今、

どこかへ旅立ったのも、そのせいじゃけ・・・!」


灰間は今でも、街を歩いていた。

灰間「山でも森でも良いから、まだ着かねーかなァ。

早く辿り着かねェと、あの魔獣か星人に・・・。っ!?」

その時、灰間のペンダントが光り出した。

灰間「・・・・っ!?奴らが近いだと!?・・・・この廃ビルか!?」

灰間は近くの廃ビルの方を見る。

その近くに、キトラが飛んでいた。

キトラ「クィキキキキキキキキキキキキ」

灰間「あの鳥やろううううぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」

灰間はキトラに近づくように走る。そして、

キトラは灰間に見つかったと思い、

すぐさま廃ビルの中に隠れた。

灰間はその廃ビルの中へと走り、その中へと入った。


そのビルの中の暗い部屋で、

キトラがアトランタ星人の近くに飛ぶ。

キトラ「クィキキキキキキキキキキ」

アトランタ星人「ホウ・・・。自ラ、ココニ来マスカ。

ウルトラマンティアーズガ・・・。デスガ、ソレハ好機デス。

コノ手デ、奴ヲ抹殺デキルノデスカラネェ・・・・!

モシカシテ、奴ワ、私ガ愛スル者タチノイナイ場所ヘ行ケバ、

ソノ者タチハ傷ツケナイト約束シタカラデハナイデショウカ?

クククク・・・!!馬鹿デスネェ。ドウセ、

アノ人間共モ、私ガ殺シチャイマスケドネェ。

アノ馬鹿ヲ殺シタ後デネ。」

灰間の声「その馬鹿とは俺の事かよ?」

アトランタ星人「アァ・・・?」

その時、アトランタ星人の前に、灰間が歩いて来た。

灰間「俺を殺した後で、

俺の愛する連中も殺す。そう言ったな?」

アトランタ星人「エエ。ドウセ、コノ地球人ノ連中ワ、

皆殺シサンニスルツモリデスカラネェ・・・。プププ・・・ッ!

マッ。気ニ入ッタ女ハ俺様ガ奴隷ニスルツモリデスガネ・・・。」

灰間「・・・お前のせいで、家に帰れないんだぜ?

だからよォ。てめーをとっとこぶっ飛ばしてやらァ!!」

灰間はアトランタ星人に向かって走る。

アトランタ星人「ウルセーデスネェ。

殺リナサイ!!キトラ!!」

キトラ「クィキキキキキキキキキ」

キトラは両目を光らせると、灰間の前の床が爆発する。

灰間「く・・・・・・っ!!」

灰間はバック転で回避し、再び星人に近づく。

アトランタ星人「ヌ・・・・ッ!?」

キトラ「クィキキキキキキキキキキキ」

キトラは物凄いスピードで灰間に突進する。

灰間「くあ・・・・!!だりゃああぁぁぁ!!!」

キトラの嘴を受ける灰間だが、

その痛みに耐えて、キトラを思い切り殴る。

キトラ「クィキキキキキキキキキ」

キトラは叩き落とされ、アトランタ星人はこれに驚く。

アトランタ星人「キトラ!!・・・アッ!!」

その時、灰間が一気にアトランタ星人に接近した。

灰間「おらああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

灰間は思い切りアトランタ星人の顔を殴った。

アトランタ星人「ユピイイイイイィィィィィィ!!!!!」

星人は倒れた。だが、ゆっくりと立ち上がる。その時。

アトランタ星人「ビエエエエエェェェェェェェェェン!!!!!!

僕ノ可愛イ顔サンガアアアアアァァァァァァ!!!!!」

アトランタ星人は急に泣き出した。まるで、幼い子供のように。

灰間「けっ!俺に喧嘩を売ったから、こうなるんだよ・・・!

死にたくなかったら、早く物騒な鳥野郎と共に、

この星から去れや。下衆野郎!!」

アトランタ星人「アァ・・・?誰ガ下衆ジャ!!

コラアアアアアアァァァァァァァ!!!!」

アトランタ星人は物凄い怒りで灰間を蹴り上げる。

灰間「ぐあああぁぁぁぁ!!?」

アトランラ星人「フザケンナヨ!!!俺様ワ下衆ジャネェ!!!

コノ星ヲ導ク者ナンダヨ!!テメーシャエイナケリャ、

ソウニャレタンダヨ!!!

ヒッチョリトヤンニョハ、ミョウヤメダ!!!!

サッキキャラ優シク敬語シチェンノニ、

調子ニ乗リヤギャッテ!!!」

灰間(野郎・・・・!狂ってやがる・・・・!!)

アトランタ星人「モウ我慢デキニェエエエェェェェ!!!

怪獣ニナッチェ、コノ星ノクソ共ヲ一人残ラジュ、

殺チテヤラアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!」

そして、アトランタ星人の身体から大量の闇が放出した。

アトランタ星人「ユンヤアアアアアアァァァァァァァァァ!!!!!!!」


そして、廃ビルが爆発し、

そこから巨大化したアトランタ星人が現れた。

アトランタ星人「エエエェェェェンエエエェェェェェン!!!!」

アトランタ星人は隣のビルを叩き壊し始めた。

男性「ま、魔獣だああああぁぁぁぁぁ!!!!」

女性「きゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

街の人々はアトランタ星人が、

暴れたところを目撃して一斉に逃げ惑う。

アトランタ星人「エエエエエェェェェェェェェン!!!!」

アトランタ星人はその怪力や狂気で次々とビルを壊していく。

アトランタ星人「キトラ!!!来ヤガレエエエェェェェェ!!!!」

アトランタ星人がそう叫ぶと、

ビルの瓦礫から巨大化したキトラが飛びだす。

キトラ「クィキキキキキキキキキキ」

キトラは巨大化したが、姿は全く変わっていない。

アトランタ星人「エエエエェェェエエエエエエェェェェェェン」

星人は再びビルを破壊し始める。

キトラ「クィキキキキキキキキキキ」

キトラは空を飛びながら、両目から青いビームを発射して、

遠くのビルを爆発させる。そのビームを発射し続けて、暴れる。

その時、巨大化したキトラの出てきた場所から灰間が出た。

灰間「野郎・・・!

ブチギレによって暴走してやがる!ティアーズ!!!」

灰間はウルトラマンティアーズに変身して、巨大化した。

ウルトラマンティアーズ「シュワッチ!!!!!」

アトランタ星人「エエエェェェェンエエエエェェェェェェン!!!!!」

アトランタ星人は怒って、ティアーズをいきなり殴る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!?シュワッ!!!」

ティアーズはキックで反撃。アトランタ星人はさがった。

つづく

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